17’渓流・他




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2017年06月03日(土)


・・・小坂川、イライラが募るストレスの釣り(ヤマメ編)・・・



一日雨降りの予報だが、何となく降りそうで降らない婆の何とかみたない空模様。
あと1〜2時間は雨が降らないことを期待して、今季初のヤマメ釣りに行ってみることに。
4月初めに買っておいたミミズちゃん熊太郎(2箱)を死なして腐らせてしまったら目も当てられないもんね。

  
堤防沿いはニセアカシヤの甘い芳香  生きてるうちに使わないと    ちょっと高水だども釣れるすべ

気温14度、時折冷たい霧雨が舞う小坂川。
雨合羽を羽織りマスターゼロ(6.5m)を伸ばす。
仕掛けは釣聖GSの01号通し、針は秋田狐5号、がん玉は増水気味なので2Bを噛ませる。
天井糸だけは作ってあったけど、仕掛けそのものは川に立ち込んでから作るのだ。
しかし、目が良く見えないし、風が結構強いもんだからハリを結ぶのに四苦八苦・・・指先から何個もハリを落として。(イライラ)

  
シマヘビ君・・・寒くねぇ〜のか   良型ヤマメだすべ        立ち込んでいると寒くてブルブル

ミミズをチョン掛けにして水深1.5m程の流心脇の底波を捉えてジワリジワリ流すと竿先にククッとアタリを感じ目印が横に走る・・・軽くアワセると竿が満月に撓る。
下流に走られないよう、竿を左右に寝かせながら手前の緩流帯へゆっくり導いてくる・・・何しろ、01号の仕掛けで釣るのは1年ぶりなので慎重に。
タモで掬ったら思いの外良型(25cm)のヤマメだす。

次の筋も同じように流すと、先ほどと同じようにククッとアタって横走り・・・ちょっと型が落ちて23cmのヤマメ。
調子こいて引き抜きを試みるも、水面を割る時にハリス切れ!2連荘・・・01号ってこんなに弱かったべか?

此処のヤマメは生意気にも、一旦齧って歯形が付いたミミズでは絶対にアタリを出してくれないのね。
新しいエサに取り変えれば一発でアタリを出してくれるもんだから、エサの消耗が何たら激しいこと!
まして、釣れる度にタモの中で暴れて、いちいちハリスが切られるし。
目は良く見えないし、寒くて指先が悴んでなかなかハリスが結べないもんだから、イライラが募って・・・ヤマメ釣りがだんだん嫌いになってきたもや。

アタリの出る間隔が次第に遠退いてきて、そろそろ此処のポイントも打ち止めかなと思いながらの最後の一流し、グワングワンと鈍重な引きでシッカリハリ掛かりしてるのは28cmの腹ボテイワナ。

             
     
今頃子持ちのイワナが釣れるとは        1時間ちょいで勘弁してあげることに

この時点で、もう止めたらと言うように霧雨が強くなってきたので竿を畳むことに・・・仕掛け巻きに巻き取る時、霧雨に濡れて解すことが不可能な程グジャグジャになってしまって使用不可。
肌に纏わりつくような霧雨で薄暗い天気の日に釣ってるもんだから、余計イライラが募ってヤマメ釣りはストレスが溜まる釣りだと思うんだろうね。
釣果はヤマメ8匹イワナが1匹・・・ツ抜けは出来なかったけど、此処のポイント一ヶ所(移動距離10歩程度)だけでこの釣果だばヨシ!としませう。

さて、「たんぽぽ理容」で髪を切って帰ろ〜っと。







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2016年06月05日(日)


・・・強風に煩労され、舟残りはたったの3匹だった笑えるヤマメ釣り・・・



昨日は、天気予報に裏切られ中途半端なへら釣りに終わったので、今日は気分を替えてヤマメ釣りだす。
日曜日なのでゆっくり起きて、午前中は掃除・洗濯と主婦業に専念。

             
  
毛馬内商店街「こもせ通り」(人っ子一人居ない)   小坂川の川虫採取場(クロカワは対岸だす)

午後から、徐に小坂川へ行って川虫(クロカワムシ)を採取・・・相変わらずザクザク捕れる。
川虫をクーラーBOXに入れて温度を上げないようにしながら、米代川上流部熊原川との合流点へと急ぐ。

             
    
 ひえ〜っ、何なんだいこの強風は!        強風の煽りを抑えるだけで大変だす

河原に降り立つと、とてつもない強風が川面を吹き抜けている・・・げっ、この強風だば釣りにならないべさ。
したども、既に日釣り券を購入してるから無駄にはしたくないし・・・小市民ですから。

ここはひとつ根性だす。
マスターゼロに01号の仕掛けを張り(本当は015号か02号を張りたかったのだが、生憎ラインの持ち合わせがなかったのだ)、拭き上がりを抑えるためにオモリは2Bを噛ませる。
いやはや、強風に煽られて狙った所に振り込めないし、ようやく振り込んでも竿はグンニャリ曲がったままで、アタリを拾うどころか仕掛けが水面から飛び出さないよ押さえ付けておくだけで精一杯なのだ。
当然、流し方はいい加減になり、自分でも何をやってるのか訳が分からなくなり・・・それでも、何となく違和感を感じて竿を立てると、20cm超の良型ヤマメが掛かっている。
したども、竿が強風に煽られグンニャリ曲がったままで、何時まで経っても取り込めなくてモタモタしてるうちにハリスを切られたり、バレたりで一向に引き舟の中のヤマメが増えないのだ。

             
     
手前の瀬脇がポイントだす            こいつには、この後逃げられました

ようやく取り込んで写真に撮ろうとしてるうちにタモから逃げられたり、引き舟に入れようとしてツルッと逃げられたりで踏んだり蹴ったり。
ついに根掛かりをして、仕掛けが天井糸の付け根から逝ってしまったのだ・・・この強風下での仕掛け作りは無理だす。(オラは現場で仕掛けを作る主義なので)


ここはひとつ、マスターゼロは諦め、竿を原点流(8m)に取り替え03号の仕掛けを張る。
いやはや、原点流が風に煽られるのはマスターゼロの比じゃないのね・・・竿はそんなに曲がらない分、腕は震えるし目印はダンスを踊るし。(8mは長すぎる)
それでも、たま〜に掛かるのはいいけど強風で寄せがままならないので一思いに引き抜きを試みるも、オモリの下から悉く仕掛けが飛ぶのだ・・・03号なのに、なして?
結局、4連荘で道糸を飛ばしたのだ・・・考えてみたら、確かこの道糸は2010年のヤマメマネターズの時、気仙川で使った6年前の仕掛けだから、すっかり劣化してたのね。(グッと引っ張ればブツブツ切れるんだもの)

                 
              
あれだけ掛けて、舟残りがたった3匹とは笑えるべさ

この強風化で、道糸を張り直す根性は持ち合わせてないので、今日のところはこの辺で勘弁してあげませう。
しかし、なんぼ強風に煩労されたからって、あれだけ掛けて舟残りはたったの3匹だっていうところが笑えるべさ。
オラ、ヤマメ釣りなんて面倒臭いだけだから嫌いだす!(キッパリ)














2016年05月31日(火)


・・・川虫は全く捕れないけど、ヤマメの魚影は濃い米代川上流部・・・



事務員から「早く5月5日の振休を取得して下さい」と顔を合わせる度に言われていたのね。
したども、天気予報はイマイチだし、特段休みたくはなかったけど本気になって怒られるのも怖いので急遽お休みを頂戴することにいたしました。

寒気の影響で午後から雷雨の予報、昨日みたいに雹(ひょう)でも遭遇したら大変なことになるので、お片付けの面倒くさいへら釣りはパス。
ここはひとつ、空模様がヤバくなったら速攻で撤収できるヤマメ釣りに行くことにしませう・・・今晩はヤマメの塩焼きパーティーだい!

  
甘い香りのニセアカシヤ      ヤマグワはまだ色付いてない    2年ぶりのヤマメ釣り

コンビニで鹿角市漁協の日釣り券を購入して、米代川上流部(熊沢川合流点)へ向かったけど、川虫が全く捕れない。
それではと熊沢川へ行っても、夜明島川へ行っても川虫は居ないのだ。

結局、捕獲場所を熟知してる小坂川まで行ってやっと確保。(食べ頃のクロカワムシがザックザクだす)
釣り人がオラと入れ代わりに川から上がって帰って行ったけど、試しに堰堤の下を流してみませう。

  
小坂川は川虫がザクザク捕れる   堰堤の下がポイントだす      いいヤマメだすべだ(28cm)

竿はマスターゼロ(6.5m)、仕掛けは釣聖GSの01号通し、針は秋田狐3号で、がん玉のBを噛ませる。
水深2m程の落ち込みから駆け上がりに向かって、底波を捉えてジワリジワリ流すと竿先にククッとアタリを感じ目印が横に走る・・・軽くアワセると竿が満月に撓る。
下流に走られないよう、竿を左右に寝かせながら手前の緩流帯へゆっくり導いてくる・・・何しろ、01号の仕掛けで釣るのは2年ぶりなので慎重に。
タモで掬ったら思いの外良型(帰宅後計測28cm)のヤマメ・・・さっき帰って行った釣り人の釣り残しだすべか?
次の筋を同じように流すと、先ほどと同じようにククッとアタって横走り・・・ちょっと型が落ちて23cmのヤマメ。
せっかく鹿角市漁協の日釣り券を購入したのに、このまま此処で釣れるんだったら日釣り券は要らなかったわい・・・小坂川(小坂町)は漁業権がありませんから。
引きがイマイチだと思ったら20cmのイワナ君・・・段々型が落ちてくる。
ついに、アブラハヤが掛かるようになったので小坂川はこの辺で勘弁してやり、再び米代川上流部(熊沢川合流点)へ・・・日釣り券が勿体ないもの。


             
     
対岸が涎もんの荒瀬だす             西寄りの風が強くなってきた

向かいの山に掛かってる雲が幾分暗くなってきたように感じ、風も強まってきたので、お天気が荒れる前に頑張れるだけ頑張りませう。
エサ(クロカワムシ)は潤沢にあるけど・・・お天気が?!
鮎だったら涎もんの荒瀬の流芯脇を流すと、クククッときてグワーンと下流に走る。
やばいやばいと竿を横にして往なしながら、瀬脇に寄せて一気に引き抜くと20cmのヤマメがタモに飛び込む。
次も同じような感じて往なして引き抜く・・・此処のヤマメは皆20cm前後と型が揃っているから放流物かも?

                
               
一歩も動かず6匹釣った時点で強制撤収

そうして6匹釣ったところで、急に風が冷たくなりボタボタボタと大きな雨粒が落ちてきた。
既に向かいの山は真黒な雲にスッポリ覆われている。
やべぇ〜、急げや急げ・・・大急ぎで竿を畳み、釣果の写真を速攻で撮って車に避難。
そのまま宿舎へ直行し、道具を車から降ろした途端、バケツをひっくり返したような土砂降り・・・ホッ、セーフ!

             
     
独りで塩焼きパーティーだす            皿が小さ過ぎたべか?

お天気が荒れなければ、あの合流点だけで20〜30匹は軽くクリヤー出来るんでないべか?魚影は濃いよ。
ただ、仕掛けの01号はもう〜ダメだわ・・・雲の糸みたいに細過ぎて全く見えないんだもの。(細糸は加齢の敵だす)
釣果は落ちるかも知れないけど、次回からは015号02号を使わせて頂きます。







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