15’あゆ


                              



                                  釣 行 記







2015年09月19日(土)


・・・まだ行けそうけど、これで思い残すことなくへら鮒に移行いたします・・・



シルパーウィーク初日、本日を以って今シーズンの鮎釣りを終了することにいたします。
飼育水槽をきれいに洗って種あゆを開放してあげるのだ。(恩赦だす)

てな訳で、微妙に水が高いけど今季一番面白い釣りをさせて貰った玉川下延橋の下へ向ったのだ・・・釣れても釣れなくてもご挨拶ですから。
今にも雨が降り出しそうな雲行きに雨合羽を羽織ろうかと思案するも、ど〜せウェットタイツを履くんだから胸まで水が滲み込んでくるべさ・・・大雨にならない限り、ドライジップの二枚重ねで対処するべ。

  
北の方向から雨がやって来るのが見える 橋の真下に入りたかったけど   強瀬の尻から釣り下って

残念ながら、目的のポイント(下延橋の真下の強瀬)には先客(宮城の方)が入っているので、オラはシモの強瀬の尻から釣り下ることに。
オラの釣り方が悪いのか、強瀬の尻では2匹掛っただけ・・・羨ましいことに、橋の真下に入ってる宮城の方は順調に掛けている。

             
   
平瀬まで釣り下ってきてようやく掛り出した      オスはすっかりサビが

結局オラは、瀬尻の平瀬まで釣り下って、ようやく立て竿の泳がせでポツポツ掛り出した。
時折、真っ黒い雲に覆われ小雨が全身に突き刺さって微妙に寒いけど、ガタガタ震えが来るほどではないのが救いだす。

  
メガトルク+Mステの泳がせ釣り  暗雲に覆われたと思ったら     青空が顔を出した

暗雲に覆われたと思ったら雲間から光が射したり、瞬く間に青空が顔覗かせたりと目まぐるしく変わるところなんぞ北欧の空みたいだす・・・オラ、こ〜ゆ〜絵になるお天気が大好きなのだ。
しかしさぁ〜、太腿くらいの水深しかない平瀬をメガトルクの強瀬にMステの01号を張ってのカミ飛ばしの泳がせって情けないべさ。
んだからって車まで戻って竿と仕掛けを取り替えに行くのも面倒くさいし・・・結局、最後までこのままの仕掛けで続行。(ものぐさなだけなのす)

             
     
オラの大好きな押しの強い強瀬       これで思い残すことなくへら鮒に移行できます

15時過ぎ、宮城の方が竿を畳んで川から上がったので、オラはダメ元で橋の真下の強瀬にオトリさんを突っ込んでみる・・・やっぱ最後だと思うと、釣れなくても此処をやってみたくて。
4匹目を掛けたところで、痛恨の親子ドンブリ!・・・これを機に2015年の鮎釣りはお終いということにして、潔く竿を畳むことに。
今シーズン最後の釣果は21匹!・・・ツ抜け出来ればいいと思っていたので、これで思い残すことなくへら鮒に移行できるってもんだす。

良型揃いで、まだまだ行けそうな雰囲気だすども(オスはオトリに使用しているとたちまちオレンジのストライプが現れてくるけど)、残ってる野鮎はシルパーウィークにやって来る人たちにお任せします。


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2015年09月15日(火)


・・・ウェットでも鮎さえ掛れば全然寒さを感じなくなるから不思議だす・・・



秋晴れの最高のお天気!
昨日は低水温で鮎の活性は低くいし、寒むさで全身が悴むはで、ツ抜けもできずに敗北したもんだから今日は腰が重いこと!

             
    
秋晴れの下、正面に秋田駒ケ岳を望む     気持ち良さそう、オラもやってみたいなぁ〜

そんなこんなでグズグズしながら角館に着いたのはお昼過ぎ。
このお天気に誘われ、高水の引いた桧木内川は何処も彼処も大入り満員。
下流域玉川も尽く大入り満員なのだ・・・困った、何処に入るべ?

車で、あちこち行ったり来たりウロウロ・・・!?
おろっ、よ〜く見ると下延橋の下の強瀬だけがポッカリ空いてるべさ。
立て竿で泳がせられるポイントは何処も人がキッチリ入ってるけど、強瀬だけは誰〜れも竿を出してないのね・・・したら、勿体ないからオラが入らせて頂きます。

  
ラッキイ!此処だけガラ空きとは  こ〜ゆ〜強瀬が大好きなのだ    今日は追星がクッキリ!

あの如何にも冷たさそうな薄っすら白濁したような水の色はすっかりクリアーになってるけど、まだ若干水が高いから此処の強瀬は敬遠されてるのね。
立ち込むからには、寒いなんて言ってられないもんね・・・当然ウェットタイツだす。
メガトルクにMステージ01号を張り、ハリは9号2本ヤナギ、2号玉2個連結で初っ端からど芯に突っ込む。

強い流れに腰を預け、冷蔵庫ほどの大きさの底石で水面が盛り上がっている前面をスレスレに斜め引きをした途端・・・ガガガッ、グワ〜ン!お〜し、きた!
体が下流にズリズリ流されながらも、強引にぶち抜く!・・・これが、堪らないのだ。
やっぱ、誰〜れも手を付けてないサラ場だったのね。

             
    
 オスはすっかりサイケ鮎だす       釣果はど〜でも、強瀬に浸かってるだけで楽しいのよ

さすがに強瀬に着いてる野鮎は皆良型揃い(メス20cm、オス22cm)なのだが、オスはオレンジストライプのサイケ鮎なのだ・・・遠くから見たら、産卵期のウグイみたいだす。
そうして、ポツポツだが飽きない程度に竿を絞り15時30分までの3時間弱、30m程の区間を3往復して15匹の釣果。

釣果は決して満足のいくもんじゃないけど、強瀬に体を預けながら立ち込むのは最高のストレス解消だし、現金なもんで、ウェットタイツでも鮎さえ掛れば全然寒さを感じなくなるから不思議だす。


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2015年09月14日(月)


・・・鮎が居なくなってしまったのか?活性が低いだけなのか?・・・



晴れの予報だども気温は上がらないし、水位が遅々として減らないから水温も上がらないんだろうなぁ〜?
それでも、とりあえず種あゆを積んで角館方面へと車を走らせる。
桧木内川の水位は問題ないけど、あの薄っすら白濁したような水の色がちょいと気に食わない・・・さすがに釣り人は疎らだす。

オラは増水気味の方が釣りやすい下流域玉川へ・・・。
長大瀬には誰〜れも居ないので、オラ一人の貸切だす。
底石が曇り気味で輝きを失い始めているので鮎は大分減ってしまったのかも?・・・不安が過ぎる。

             
     
オラ一人の貸切だども          底石が曇り気味で輝きを失い始めているのが気に掛る

水が冷たくて寒いので、スリムウェーダーを履いて瀬肩に立ち込む。
寒さは全く感じないけど、体が浮いてズリズリ流されそうで怖いこと。
瀬肩を引いたり泳がせたりすること1時間・・・ダメだ!鮎も釣れないけどウェーダー内が蒸れてケツ周りに汗疹が出来そうだす。
一旦車に戻りウェットタイツに履き替え、ついでに竿をメガトルクに取り替える・・・グラスリで瀬を引くと穂先が柔らかすぎオトリがブレて。

                
            
苦節1時間半・・・ようやく掛った色白で小振りな欧米あゆ

再び、瀬を引くこと30分。
種あゆもすっかりヘロヘロになったし、今日のところは諦めてオデコで帰ろうかと思った時・・・ガガッ、ギュ〜ン!苦節1時間半、ようやく野鮎に替わったのだ。
その後、瀬を移動しながら飽きるペースで拾い釣り。
掛る鮎は全て色白の欧米あゆで、口掛りばっかし・・・背掛りバンバンの黄色い縄張り鮎は何処さ消えたんだべ?

             
    
本日一番の鮎も(22cm)色白の欧米あゆ    タモは軽いけど、明日の種あゆは辛うじてゲット

何れにしろ、鮎が居なくなってしまったのか?はたまた水温が低くて活性が低いだけなのか?
15時、ツ抜けならずの7匹だけど今日のところはこの辺で勘弁してあげることにします・・・寒くて全身が悴んで、川の中を歩けなくなったんだもの。

着替えを済ませ川を後にする頃になったら、ハネが出始めたような気がするのは・・・気のせいだべか?


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2015年09月08日(火)


・・・寒いし、人は多いし、魚は薄くなったしin玉川・・・



Tチャンマンをお誘いしたんだけど振られてしまったので、オラ一人で単独釣行だす。
昨日、I藤氏から入るべきポイントの指示があったんだけど・・・大入り満員でオラの入る余地なんてないもや。
なして、平日なのにこんなに釣り人が多いんだ?・・・米代川阿仁川雫石川があまり釣れないから桧木内川へ集中してるんだべか?

             
    
 雨が降ってる場所が見える          大入り満員・・・このシモにもズラ〜ッと

ほんじゃ〜、下延橋の下はど〜だべと行ってみるも、これまた大入り満員だし、当然、前田製管裏も満員御礼!
したらば、ダメ元で最下流へ・・・おろっ、ガラ空きだす。
誰も居ないってことは、宮城の4人組が連日浚ってたから、もぬけの殻になってしまったんだべか?
ハネも何も見えないけど、せっかくだからとりあえず頑張ってみませう。

  
この蛾は何という蛾だ?      先日まで大入り満員だったのに  だだっ広いポイントが大好きなのだ

まずは、瀬肩からザラ瀬を丁寧に扇引きをしてみるも・・・鮎のあの字も擦りやしない。
それでは、メタコンポの005号をナイロンの02号に張替え瀬肩カミの深トロをカミ飛ばしで攻めてみませう。
いくら頑張ってもなかなかカミに泳がないし、寧ろ、ズリズリ流されてしまうのだ。
カミに飛ばすのは諦め、瀬肩の浅場を引くこと苦節30分・・・よ〜し、きた〜っ!と思ったのも束の間、いきなりプッシュ〜ン!って、初っ端から親子ドンブリだってが。
やっぱ、去年の仕掛けは劣化してるのね。(猛省)

腰まで立ち込んでるもんだから寒くて寒くて、ガタガタ震え出してきた。
ダメだ、一旦車に戻ってジップアップシャツを二枚重ねにしてこねば・・・もう〜我慢できねぇ〜もや。

此処の深トロは思いの外水深があり、押しがかなり強いからナイロンではカミに飛ばせないのだ。
ここはひとつ、メタコンポの005号に張替えて・・・行ってらっしゃ〜いと声を掛けカミに向けて送り出すと、スイスイ上るじゃん。
程なくして、ゴゴンというアタリの直後、目印があさっての方向にビュ〜ンとぶっ飛ぶ!・・・ふぅ〜、オトリが変わるまで1時間30分も要したわい。

             
     
見た目よりかなり押しが強いのだ        オスでも「小町あゆ」って言うのかな?

その後、飽きるかなぁ〜というペースでポツポツ掛る。
ただし、アタリの強さは今季一番!・・・目印がビュ〜ンと2〜3mもぶっ飛ぶところなんぞ、これが本当の小町あゆのアタリだす。
一番凄かったのは、水深が1.5mもあるのにアタった瞬間、竿が伸される程目印がぶっ飛び、カカリ鮎とオトリ鮎が二匹でジャンプするんだもの!

一通り浚ってしまってアタリが途絶えたので、最々下流入見内川との合流点まで探索をしに行ってみたのだ。
遠目に見て魅力的な荒瀬に見えたのは、実は浮石の瀬、玉を噛ませてぶち込んではみたけど・・・徒労に終わっただけ。

             
     
メスだから正真正銘の「小町あゆ」    釣果はイマイチだったけど、アタリは最高だったす!

再び元の場所にエッコラオッコラ戻って来て、再度深トロのカミ飛ばしをして数匹追加。
15時30分、I藤氏から「これからGTの始まりだべ」との電話が掛かってきた時、ガガガ〜ン!と掛ったんだけど、片手に電話持って片手で竿を絞りながら、あいや〜タモはど〜するべ?とモタモタしているうちに・・・バラしてしまったわい。
このバラシを機に、今日のところはこの辺で勘弁してあげませう・・・本日は19匹とイマイチ納得のいかない釣果でした。

実は今日、グラスリをチューブラーの替え穂先に取り替えて使っていたのだ。
この替え穂先は、このグラスリを購入した年に(確か、藤琴川で)一度使ったきりなのだ。
あのね、SMTよりチューブラーの方が断然感度がいいけど、引きやすさはSMTに軍配が上がるかな?

Tチャンマンをお誘いしたけど、今日は来れなくて大正解でした・・・寒いし、人は多いし、魚は薄くなったし。


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2015年09月05日(土)


・・・I藤氏が弟子のY君を伴って玉川へやって来た・・・



I藤氏が弟子のY君を伴って角館へやって来るという。
待ち合わせは仙岩情報ステーション9時
Y君の鮎釣りは、昨年盛川でデビューして以来今日で2回目。

                
         
仙岩情報ステーション8時待ち合わせと言われたけど、早いと却下し9時に変更

さすがに土曜日とあって桧木内川は何処も彼処も大入り満員!
桧木内川にオラたち3人が入られるポインとはなさそうなので、下流域玉川へ・・・。

下延橋から最下流部まで、これまた満員御礼状態。
困った、ほんじゃ〜チャラ広場へと泥濘を果敢に通り抜けて行ってみるも・・・此処も満員御礼で入る余地なし。
確か、途中見てきた長大瀬には人が沢山入ってたけど、若干の空きがあったような・・・長大瀬へ戻りませう。

             
     
この辺がポッカリ空いている           I藤氏が教育的指導中

面倒見の良いI藤氏は、Y君の竿やタモ、仕掛けからハリ一式まで全て準備してあげている・・・いいなぁ〜、オラにも仕掛けを作ってけれ!
トロ場に入ったY君は、I藤氏の教育的指導の甲斐があって、程なくして野鮎に替わり、その後ポツポツ掛けるも・・・取り込み(引き抜き)を教えてなかったのか?!せっかく掛けても、半分も取れないのだ。

  
オラはシモの早瀬へ行きます    ちょっと小太りな小町あゆ     昼食タイム

オラは、Y君が入ってるトロ場のシモの早瀬に入りポツポツのペース。
昼食タイムを挟み、グラスリでは穂先が振られてオトリ鮎を上手く引けないのでメガトルクに持ち替える。

  
I藤氏、しっかり踏ん張れ〜っ!   ナイスキャッチ!        この大石周りを狙うのだ

竿を替え思いどおりに引けるようになったのも束の間、親子ドンブリを喰らったり、Big便を催し鮎竿を草刈鎌に持ち替えて藪の中へ消えたりと、アクシデントを交えながらも16時30分まで押しの強い早瀬の釣りを楽しんで23匹の釣果。(I藤氏は18匹
因みに、Y君の釣果は6匹だったけど、掛けた数は間違いなく1516匹・・・取り込みがねぇ〜。

             
     
本日一番の良型(実寸22cm)           次回の種あゆは十分確保

20cm以上に育った終盤の小町あゆ・・・早瀬や荒瀬より、トロ場やチャラ場の方が断然魚影が濃いのだ。
I藤氏は、こんなに沢山の鮎が見えたのは今年初めてだと興奮してたけど・・・オラ、タレックスを掛けているのに、相変わらず鮎はさっぱり見えないんですけど。
明日は阿仁川、明後日は再び桧木内川へ戻ってくる予定だというI藤氏と別れ、仙台まで帰るY君とオラは仙岩トンネル抜け帰宅の途に就いたのだ。


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2015年08月28日(金)


・・・釣果はともかく、オラ好みのポイントを十二分に楽しんだ下流域玉川・・・



今朝は風邪気味だったからなのか、アクセルを踏むのも億劫だしハンドルを握ってるのも辛いほど体がだるくて・・・それでも、釣りに行く気力だけは残っているのだ。
チャラ場の立て竿は竿が重く感じるし河原に立ってるのも辛いと思われ、反面、水深のあるポイントだばベタ竿の天秤持ちで竿が軽く感じるし腰まで水に使ってれば浮力が働いて疲れないべさ。
てな訳で、水深のある玉川下延橋の下流前田製管裏へと向ったのだが・・・なして?この頃、釣り人がやたら多いように感じるんですけど。

             
    
此処だけがら空き・・・オラが頂きます    この押しの強いフラットな早瀬が大好きなのだ

下延橋の真下だけはがら空き(シモに2人、カミ2人入ってるけど)ってことは、オラに入って下さいことだすべだ。
常連さんの話だと、此処は連日攻められているので竿抜けを探し出すのが肝みたいで、昨日は何の変哲もない浅場のザラ瀬で入れガカっていたと言うし、今日は見た限り今まであまり実績のない瀬で入れガカリを演じている人がいる。
ほんじゃ〜オラは、ここ最近誰も攻めてなかったという橋の真下の一番押しの強い早瀬のド芯に突っ込んでみます。
オラこ〜ゆ〜ふうに水深があって立ち込んでるのも辛いようなフラット底の押しの強い早瀬が大好きなのだ。
掛ったら、一歩も下がらず意地でもぶち抜くのだ・・・一旦下がると元の場所に戻ってくるのが難儀だすべだ。

  
3重追星の小町あゆ        体がズリズリ流される感覚が堪らない 橋のカミは底石が細すぎる

5〜6匹掛けた時までは良かったんだけど、身切れのロケットバラシ2連荘を喰らったら循環が途切れてしまって、いきなりペースダウン。
今日は9号2本ヤナギでロケットバラシ喰らい、7.5号3本イカリに取り替えてからはバラシがピタッと治まったのだ。
不思議なもんで、流れに立ち込んでいたら体がだるくて立ってるのも辛かった倦怠感は何処へやら・・・体調はすっかり回復していたのだ。(釣果は回復しないけど)

                
               
水深のあるポイントは良型ばっかしだす

常連さんが、「昨日は16時頃からGTになり入れガカリになった」と言ってたけど、15時30分オラは既に集中力が途切れてきたのでGTを待たずして早上がりをさせて頂きます。
本日は22cmを筆頭に20cm前後の真っ黄々の小町あゆ20匹!の釣果。
釣果はともかく、前回に引き続きオラ好みのポイントを十二分に楽しんだので、次回はチャラ場の数狙いに徹してみっかなぁ〜。


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2015年08月25日(火)


・・・玉川、震えが止まらないほどの寒さには参りました・・・



I藤氏からの「昼間桧木内川で竿を出し、夕方になったら竜川へ行け」という指示に従い、まずは竜川の様子をチラッと覗き見。
爺っちゃまたちがチラホラ竿を出してるけど、底石がすっかりくすんでいて釣れそうな気配が全くしないもや・・・依って、夕方竜川へ転戦してくるのは断念します。(キッパリ)


桧木内川は、皆さん角館漁協のブログを見てるからなのか、前日いい釣果だったという情報のポイントには尽く釣り人が集中している。
オラは天邪鬼だから、他人が釣れたという情報の場所には絶対に行かない主義ですから・・・ブログとかの情報は信用しないというか、自分の目と力量で確かめないと他人に言えないし。
I藤氏のもう一つの指示どおり、押しの強い瀬に玉を噛ませて無理矢理押し込むポイントへ向います。
桧木内川上流部は良型が揃うみたいだけど、閉所恐怖症のオラは川幅の狭い所は苦手なのす。

             
     
下延橋の下へ入るのは今季初           一番の急瀬へ入らせて頂きます

玉川下流の前田製管裏へ行ってみると、まるで釣り大会でもやっているような感じの大入り満員。
しかし、珍しいことに下延橋の真下はガラ空きだす。
11時、このところ略毎日此処に通ってるという秋田の方とお話友の会(情報交換)をしながら河原に降り立つ。

  
何たら水が冷たいこと!      玉を噛ませて丁寧に探ります    ようやく野鮎に替わったす

メガトルク(急瀬抜き)に、昨日作ったMステ01号を張り、ハリは9号3本チラシ、種あゆに1.5号の玉を噛ませ、急瀬の流芯にねじ込む。
強い押しに吹き上げられないよう優しく押さえ付けながら丁寧に探ること20分・・・ようやく、ガガッ、グワ〜ン!と竿を撓らせる。
野鮎に替わればこっちのもの、玉を外して自力で潜らせると・・・程なくして、ガガッ、グワ〜ン!とパワフルな小町あゆが竿を引っ手繰る。

             
    
下流にはズラ〜ッと釣り人が並んでる        本日一番の良型(実寸23cm)

このまま順調に竿を絞り続けると目論んだのも束の間、竿が折れるんではないかと思うほどの強風が吹き荒れ始めたのだ。
グワ〜ンと竿が撓っても、強風で竿がなかなか立てられず、それでも強引に抜きにかかると尽く身切れのロケットバラシが多発。
6回目のロケットバラシで、さすがのオラもハリが合ってないことに気付いたもんね。(遅いってが)
9号3本チラシでは垂らしが長過ぎるため腹ガカリになり身切れが発生するものと推測し、9号2本ヤナギに取り替えてみる。
これが功を奏し、以後バッチシ背ガカリオンリーでロケットバラシはなくなったのだが・・・風が益々強まってきた。
この冷たい風が曲者で、寒くて寒くて鼻水はジュルジュル出るは、奥歯はガタガタ震えるは、挙句の果てに強い押しにズリズリ流されそうになるのを必死で踏ん張ってるもんだから、両脚が今にも攣りそうでガクガク状態。

             
  
寒さで震えが止まらないし、脚も攣りそうだし   釣果はともかく楽しかった!超〜寒かったけど

そんなこんなで竿を畳んだ15時まで、20〜30mの区間を3往復して15匹釣果!(ロケットバラシの連発が悔やまれる)
釣果はイマイチだったけど、急瀬に立ち込めただけで十分楽しめました・・・ただ、震えが止まらないほどの寒さには参りました。


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2015年08月19日(水)


・・・秋風が吹き始め水温も上がらず低活性の桧木内川・・・



車を泥まみれにしながら、柳の下のどぜうを狙うべくチャラ広場へ向った。

             
     
チャラ広場が平瀬広場に             まずは、定石どおりザラ瀬から

平水より20cm強高いけど、釣りには全く支障のない水位(チャラが平瀬に変わってる)・・・ただ、水温が低いのがちょっと気なる。
先客は2名、オラは定石どおりザラ瀬で野鮎を確保してから、カミ飛ばしの泳がせに挑戦だす・・・フロロの泳がせは、先日ちょっとだけ自信が付いたもんですっかりその気になってるのだ。

扇状に丁寧になぞっても、野鮎の気配は全くなし。
右岸の縁のちょっとした瀬をず〜っと下流まで探ってみるも・・・全く反応なし。

瀬は諦め、ここはひとつ一か八かチャラ(平瀬)を泳がせてみることに。
ズリズリ流されてしまう種あゆを騙し騙し優しく引いてヨレに導いてやると・・・コココ〜ン・ギュ〜ン!
よっしゃ〜きた〜!と、余裕で片手で抜きにかかったら突然真横から強い風が吹き付け、タモの枠に当てるキャッチミスでポッチャ〜ンだって。
2時間も掛けてようやく掛けたのにぃ〜・・・ガックシ!

             
     
一か八か平瀬を泳がせてみます        苦節2時間・・・ようやく野鮎に替わったす

気を取り直し、再度同じヨレに導いてやると・・・コココ〜ン・ギュ〜ン!
今度は両手で慎重に抜いてタモに入れる・・・ホッ!これで、やっと野鮎に替わったわい。
これをカミ飛ばしで泳がせると、これまた一発でギュギュ〜ンと目印がぶっ飛んだものの・・・ケラレただけの空振り。
なんと信じられないことに、このたった1回のケラレで、せっかくの元気種あゆがヘロヘロ状態になってしまって、自力では泳げなくなってしまったのだ。
ダメだ、暫く種あゆを休ませて体力の回復を待ってから再挑戦!だす・・・オラも、腹らが減っていては戦は出来ないもんね。




             
   
水温が上がって活性が上がるのを期待して      フロロの泳がせはキツイんだべか?

昼食後、体力が回復したと思われる種あゆを選び出し、平瀬にそっと放つ。
流れに負けて流されそうになるのを優しく引いてアシストをしてあげる。
何かのスイッチが入ったのか突然自力でカミに上りだし、竿一杯まで上りきった所で目印が飛ぶ。
その後も相変わらず目印ぶっ飛びのケラレが多発しつつ(ハリをゼロマルチの3本イカリから6.5号4本イカリまで色々取り替えてみるもケラレを止める効果はなし)、飽きるペースで竿を絞り3時半まで拝み続けようやくツ抜け11匹

                
         
ようやくツ抜けの11匹!・・・種あゆ交換が出来たのでヨシ!としよう

このチャラ広場には、入れ代わり立ち代り6人やって来たけど、自転車の爺っちゃまが2匹掛けただけで、他全員オデコで引き揚げて行った。
午後になれば水温が上がって活性が高くなるのではと期待してたんだけど、竿を畳んだ時点での水温が21℃と冷たいままでとうとう活性は上がらなかったのだ。
反省】20cmの水位高だとオラの技量ではフロロの015号でのカミ飛ばしは至難の業、結局ズリズリ流されてしまっていたからメタコンポを張った方が良かったのかも?


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2015年08月13日(木)


・・・桧木内川、ヘロヘロ種あゆの首の皮一枚で繋いだチャラ広場・・・



先日、釣った鮎はキープしなかったので、今日は何がなんでも数を揃えねばならないのだ・・・孫たちのバーベキュー用だす。

お盆の入りなのに、桧木内川は釣り人で結構賑わっている。
此処ぞという人気ポイントには必ず人が入っているけど、古城橋のカミのチャラには誰〜れも入っていない。
カミ飛ばしの泳がせはストレスを溜めるけど、数を揃えるには我慢だす。

             
    
  柳の下にドジョウは居るのか           カミ飛ばしには至らなかった

種あゆがイマイチ元気ないので、まずは橋の下の瀬に突っ込んで野鮎を3〜4匹獲ってから泳がせに移行するのだ。
一発目で元気な野鮎に替わったもの、その後3連荘のバラシを喰らいせっかくの元気野鮎がヘロヘロ状態。
そんなヘロヘロなオトリさんを騙し騙しようやく掛けたと思ったら・・・プッシュ〜ン!って、親子ドンブリだってが。

気を取り直して、再び瀬に突っ込む。
瀬肩の直ぐ下でガガガ〜ンと一気にシモに走られただけで、またバレるってが!
だいぶ頭に血が上ってきたけど、冷静冷静と自分に言い聞かせ、橋脚脇の難しいポイントにオトリさんを導き入れると、間髪を容れずガガガ〜ン!・・・グイッと竿を絞り、よいしょと抜こうとしたら、またもやプッシュ〜ン!だって。
くっそ〜!こんなに苦労してるのに+1−1−1=マイナス1匹とは。

二回目の仕掛けの作り直しを強いられ、再度、慎重に瀬を探るも・・・もう瀬には居なくなったみたいだす。
出だしですっかり躓き、循環の釣りが出来なくて・・・オラ鮎釣りが嫌いになってしまったもや。



貴重なヘロヘロ種あゆを友缶に入れ、下流域玉川方面へ移動します。
下延橋のシモと更にシモの瀬も大入り満員、最下流部も覗いてみるもキッチリ人が入ってるし・・・困ったす。
百台駐車場も長大瀬もその上下流の要所々々にもキッチリ人が入ってる・・・あいや〜、何処さ行ったらいいんだべ?




ダメ元で今年初めてのチャラ広場へ行ってみませう・・・。
竿を出していた人が一人居たけど、丁度上がるところなのでオラが入らせていただきます。

             
     
まずは、ザラ瀬の扇引きから           精悍な面構えの小町あゆ

種あゆがヘロヘロなので、初っ端からカミ飛ばしの泳がせは無理なので、ザラ瀬を引いてみることから始めるのだ。
「お願いします」とオトリさんに声を掛け、扇状に引くと・・・ガガガ〜ン!お〜しきたと喜んだのも束の間、脳天即死だってが。(今日は尽くツイてない日なのかも?)
半死状態の種あゆに1号の玉を噛ませ、鮎ルアーの要領で扇引き・・・ガガガ〜ン!よしよし今度こそいいべ。
その後、このザラ瀬で元気野鮎を4〜5匹獲ったところで、いよいよカミ飛ばしの泳がせに移行します。

  
カミ飛ばしに目印がぶっ飛ぶ    熱帯魚みたいなヤツ        生暖かい風が吹き雨が降ってきた

目印ぶっ飛びのアタリのケラレが数回連発!
これはハリが合ってないものと判断し、ゼロマルチ3本イカリを6号4本イカリ替えるとケラレは激減・・・ようやく順調に釣れだした。(ホッ)
今日は朝から不運とアクシデントが重なって、一時は「ボッ」覚悟(いやマイナス1匹)で鮎釣りが嫌いになったけど、どうにかこうにか持ち直すことが出来ました。

             
  
古城橋よりチャラ広場の方が一回り大きいかも?     首の皮一枚でよく繋いだもんだす

マイナス1匹から、ヘロヘロ種あゆの首の皮一枚で辛うじてオトリさんを繋ぎ、16時まで3時間の釣果は31匹
これで、孫たちに鮎の塩焼きを食べさせてあげられるもんね・・・爺ちゃまの面目が潰れなくて良かったわい。


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2015年08月10日(月)


・・・桧木内川のチャラ、ストレスが溜まるお座敷の釣り・・・



いつもどおりNHKの朝ドラ「まれ」を見てから、徐に角館へ・・・。

おろっ、古城橋の袂にsu-sanの車を発見!・・・su-sanは丁度河原へ下り立ったところ。
オラは下流域玉川の強瀬に向うつもりでいたけど、フロロ仕掛け(015号)も持ってきたことだし、ここはひとつ此処のチャラに挑戦してみることにしませう。

             
     
今日はお座りをして泳がせの練習         神様お願いのカミ飛ばし

泳がせには全く自信がないけど、何事も練習・練習!
とりあえず瀬肩の流れが走ってる所から慎重にカミへ飛ばす。
程なくして・・・んんん???何か泳ぎが変だと思ったら掛かってるってが。
だども、ハリが合わないのか3連荘のバラシ。
こったなハリはダメだ!・・・カツイチの6.5号3本イカリは捨てにして、Daiwaのゼロマルチ5号に取替えるととりあえずバレは止まって循環の釣りが成立するようになった。

  
古城橋下流を望む         小粒でも気が強い小町あゆ     足で釣果を伸ばすsu-san

その後は、チャラにお座りして、根掛りしませんように、掛ったら掛ったでバラシませんようにと・・・神様お願いの釣り。
飽きない程度に掛かるのはいいんだけど、ジッと拝んで我慢の子の釣りはストレスが溜まること溜まること。
釣れなくなれば直ぐにでも玉川の瀬に走るつもりだども、これがまた飽きない程度に釣れ続くもんだから止めるに止められなくてズルズルと午後まで。

             
     
本日の最大は20cm                何年ぶりだべ?タモが重いこと

何だかんだで10時から16時までの6時間、移動した距離は竿一本半分と殆ど動くことなくお座りしたままお座敷の釣りで釣果は51匹
目印がぶっ飛んでも掛りが浅くて底バレしたり、ダンゴになって空中バレしたりとロスも多かったけど、まずまずの釣果に一日中チャラで頑張ってしまったわい。

今日はsu-sanが居なかったら、此処に入ることはなかったのでsu-sanに感謝だす。


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2015年08月07日(金)


・・・玉川&桧木内川、チャラは難しすぎるし熱中症になりそうだす・・・



花巻東の途中経過を気にしながら角館へ・・・。

金曜日なのに、鵜ノ崎堰堤から玉川との合流点までの要所々々にはキッチリ人が入っている。
下流玉川の百台駐車場や長大瀬は大入り満員でオラが入るスペースはなし。
更に下流下延橋下には2人入ってるし、下流のどん詰まりの瀬にもシッカリ入られている。
埋まってしまってポイント的にはちょっと魅力に欠けるけど、前田製管裏は誰も居ないのでとりあえず此処に入りませう。

  
人が居ないってことは鮎も居ない   パワフルな小町あゆ       何だか空模様が怪しくなってきた

丁寧になぞって時速5匹のペース・・・鮎が一段と薄くなっているのは否めない。
それでも押しが強い分、掛ればグワ〜ンと竿が撓るところが、なんとも堪りません。
そうして、お昼までの2時間でようやくツ抜けの10匹の釣果。

                 
            
河原で食べる冷やしトウモロコシは最高に美味しいこと!



さて、午後は何処さ行くべ?
オラ好みポイントは何処も空いてないだろうから、ここはひとつ思い切ってチャラに挑戦してみっかなぁ〜。
てな訳で、バイパス下へ・・・。

             
 
此処は解禁日にオラが1匹しか釣れなかった場所だす   チャラの方がでかいけどパワーはない

うむ〜、ナイロン仕掛けを持ってこなかったのでカミ飛ばしがやり難いこと・・・おまけに、シモからやや強めの風が吹いてるので余計に難しいのだ。
1回目はどうにかこうにか竿一杯まで上ってくれるけど、一旦引き戻すと、もう〜根掛りの連発でストレスが溜まるのなんのって。
確かに、泳がせで野鮎が掛かると目印はぶっ飛ぶんだけど、水面直下でバシャバシャ暴れるもんだからバレるのだ(何回も悔しい思いをしたんだから)・・・泳がせって、カミで掛る場合が多いのでグイッとアワせてもダメなのね。やっぱシモまで流してやってから抜かないとダメみたい。

             
     
こいつは明らかに放流モンだす          10+9=19匹(我ながら情けない)

そんなこんなで泳がせているとだんだんイライラが募ってきて、いつの間にかシモに送り出し引いてる自分が怖い・・・でも、これだば掛ればバラすことがないのだ。
そうして、飽きるペースで2時間・・・釣果はツ抜けならずの9匹!(ガックシ)

su-sanだったら、此処で30〜40匹は軽く釣ってるんだべなぁ〜。
それとね、チャラはあづい!・・・やっぱ、流れに腰まで浸かってないと熱中症になりそうだす。


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2015年08月03日(月)


・・・竜川から玉川へ転戦して、鮎釣りがまた好きに・・・



今日は、大型マタギ鮎狙いで阿仁川まで足を伸ばすつもりでいたけど・・・はっ!と目覚めたのは8時15分、「まれ」を見損なってしまったわい。
てな訳で、結局、近場の雫石竜川でお茶を濁すことに。
9時30分には竜川へ着いたんだけど、既に大入り満員・・・月曜日なのに、なして?

             
     
強い風が川上から吹き抜ける         つまらないポイントを軽くなぞって1匹だけ

空いてる瀬を見つけたのだが、気の弱いオラは縄張り爺の発するオーラに恐れをなし、つまらないポイントを軽くなぞって1匹掛けただけ。
鮎の絶対数が少ないものと判断し、Big便をしたら竜川を退散することに・・・桧木内川へ転戦しませう。(昼過ぎには着くべさ)



角館の街中から玉川の合流点までの桧木内川は、結構人が立ち込んでるから釣れてるんだべか?
ただ、オラの苦手とするあの水量だば自信を失くすのがオチなので、下流域玉川へ向います。

             
   
大好きなポイントが埋まってしまってノッペリ   水は力一杯澄んでるけど、鮎の姿は見えません

おろっ、前田製管裏は人っ子ひとり居ないってが・・・不屈な予感が過ぎるけど、縄張り爺が居ないだけでも好きな場所を伸び伸び釣れるもんね。
なんと先日の高水で、涎もんのポイントがただのノッペリした魅力のない瀬に成り下がってしまって釣る場所がないべさ・・・ど〜りで釣り人が居ない訳だよ。

             
     
頼むから野鮎に替わって下さい          スレンダーでパワフルな小町あゆ

それでも、せっかくだから波立ちの変化を見つけて探ってみませう。
仕掛けはMステ01号に9号3本チラシ、野鮎に変わるまでは2号の玉を噛ませて、優しく優しくだす。
20分ほど丁寧に探って、やっぱ街中へ移動すっかなぁ〜と心が折れ掛け始めた時・・・ココココッ、グワ〜ン!ホッ、ようやくきたす。

  
こ〜ゆ〜ポイントを狙って     サビ掛ってきたようなオスだす   9号3本チラシで脳天即死が2匹

野鮎に替わって玉を外し波立ちの変化を見付けながら丁寧に探ると、飽きない程度に18〜20cmの小町あゆがメガトルクの急瀬を絞る。
不思議なもんで、シモに下るほど底石が黒くなってるんだけど、鮎の型は小さくなるのはなしてだべ?
そうしてオラにしては珍しく、拾い釣りで300mほど下って丁度30匹の釣果。

先日は玉川から竜川に転戦して辛うじて種あゆを繋いだけど、今日は反対に竜川から玉川へ転戦して鮎釣りがまた好きになりました。


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2015年07月31日(金)


・・・玉川&竜川、鮎釣りがちょっと嫌いになって早上がり・・・



いよいよ以って、種あゆを交換しねばヤバイ状況になってきたのだ。
先日来の高水の影響が残っているは覚悟の上で玉川へ・・・グリップのベタつきの補修を終えたグラスリVにも魂を入れてやりたいし。

長大瀬は若干水が高いものの、竿を出すのには何ら問題なし・・・ただ、底石が微妙に動いて白川になってるし、何といっても水温が低いのが気になる。
3人の先客も全く竿が立ってない様子。

             
     
白川になってるのが気になるけど      こいつに魂をば・・・ところが入らねぇ〜のす

瀬肩から早瀬に掛けて丁寧に探るも・・・鮎の気配は全く感じられない。
1時間程ジッと我慢の子をしていたけど、遂に我慢しきれず2.5号の玉を噛ませて荒い瀬の三角波の中にぶち込んではみたものの・・・何んも反応なし、無駄に種あゆを弱らせただけだす。
気仙川へ行ってるsu-sanは、イマイチ良くないと言いながらも20匹は超えてるというのに、オラは「ボッ」・・・鮎釣りなんて大嫌いだす。
サッサと竿を畳んで、車の1ヶ月点検を受けに行くべっと。



途中、雫石の竜川をチラッと覗いて見ると、平水に戻っており濁りも大分薄くなっている。
桧木内川に比べると、釣り人はこっちの方が断然多い。
ただ、監視員の話によると、ようやく濁りが取れてきたところで釣果の程はあまり芳しくないとのこと。
それでも、せめて種あゆの分だけでも確保しようと竿を出してみることに・・・グラスリVにも魂を入れねばねぇ〜し。

  
他人のやりカスの瀬みたいだけど   秒殺で掛るってが!       こ〜ゆ〜ポイントを狙って

「ほんじゃ〜お願いします」と種あゆを流れに放ち、流芯へ引き入れると・・・モソモソモソっとした後、一呼吸置いてグワ〜ンと竿が撓る。
20cmほどの白っぽいあねっこ鮎が一発(秒殺)で掛るってが・・・玉川はいったい何だったんだべ?

             
     
一通り浚ったら打ち止め             種あゆは何とか確保できました

その後、流れの絞られている所を探ってポツポツ掛け8匹!(全て20cmオーバー)
もうちょっとカミとシモの方まで探りたかったのだが、先行者が移動する気配がないし、グラスリVにも魂が入ったし、今日のところはこのへんで勘弁してあげることにして、デーラーへ行くべっと。

鮎釣りってさ、一に場所・二に場所・三・四が無くて・五に場所だすな!
今日は玉川竜川ふたつの川を、たった1本の9号2本ヤナギで済ませたわい。


8/116














2015年07月22日(水)


・・・鮎が少ない中、今季一番の釣りをした玉川・・・



昨日に引き続き玉川へ・・・他の川は超渇水なのだが、玉川だけは比較的水量が豊富ですから。

             
     
広大なチャラ・・・鮎は居ない?       こんなんが釣れました・・・今年の初ヤマメ

百台駐車場の広大なチャラの中にほんの一部だけチャラ瀬になっている所があるので、竿抜けを期待してなぞってみることに。
シロ泡の中にオトリを引き入れると、ガガガガッと小気味良いアタリで17〜18cmの片手引き抜きサイズの小町あゆがタモに飛び込む。
午前中は此処で遊ぶつもりなので、釣り急ぎをせずの〜んびりと隈なく丁寧になぞる。
一旦釣り切ってしまうと、鮎の絶対数が足りないので如何に丁寧になぞっても後が続かないのね。
結局、午前中でツ抜けならずで7匹の釣果。



昼食後は、下流前田製管裏へ・・・。
先行者が居たので入ろうと思っていたポイントは諦め、その更に下流の瀬へ・・・4WDのLOCKモードで玉石と砂地にハンドルを取られながら、止まったらヤバイと思いつつ強引に河原の水際まで車を進める。

             
     
此処へは1年ぶりにやって来ました        こ〜ゆ〜だだっ広い瀬が大好きなのだ

誰〜れも居ないということは、釣れないんだべか?・・・覚悟を決めて、荒瀬の瀬肩に立ち込む。
今日はメガトルクを持ち出してきたので、2.5号の玉を噛ませても安定して引けるのだ・・・仕掛けはMステの01号に9号2本ヤナギ。

  
へっへ〜、備えあれば憂いなし   涎もんの瀬だすべ         きれいな小町あゆ

三角波が立っている流芯の一番荒い所へオトリを無理矢理ねじ込むと、間髪を容れず20cmオーバーに竿を引っ手繰られるも、仕掛けに余裕があるもんだから強引に引き抜く!・・・何と、一発目から脳天即死だってが。
気を取り直し、オトリさんを交換して再度流芯へ・・・程なくして、ガガガガッゴ〜ン!
此処は、暫く誰〜れも手を付けていなかったのか、飽きない程度に20Cm前後のやる気満々の小町あゆが竿を曲げる。
時折、身切れやバラシが多発するも、ポイントにさえぶち込めば速攻で掛るので全く気にならない・・・余裕なのだ。
ちょっと楽をしようと優しいポイントをなぞっても・・・そ〜ゆ〜所では決して掛らないのだ。

  
尾びれのでかい三重追星      背掛りでパワー満点!       久し振りにタモが重い

そうして、一通り浚い尽くしたところで15時・・・午後はず〜っと瀬に立ち込んでいたもんで足腰は疲労困憊でガクガク。
今日のところは、この辺で勘弁してあげませう・・・数えてみると釣果は33匹!(もう少し釣ったように思ってたけど、思いの外バラシが多かったみたい)

久々に藤枝さん宅へ立ち寄って、かあさんにご挨拶・・・お約束の「コーヒーでも飲んで」から始まってなかなか帰して貰えなかったけど、キュウリとブラックベリーをどっさり頂いて帰りました。


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2015年07月21日(火)


・・・釣果はさておき、腰まで流れに浸かってるのは最高の熱中症対策だす!・・・



鵜ノ崎橋の袂にsu-sanの車を発見!
丁度、su-sanが川に入ろうとしているところだ・・・橋の上から確認したところによると、オトリサイズが沢山見えていると言う。
うむ〜、オラ、チャラが苦手なので此処はsu-sanにお任せすることにして、下流玉川域へ行ってみます・・・ダメだったら此処へ戻ってきますから。

                
                 
曇天無風・・・10時釣り開始

オトリ換えのため朝一で入ろうと考えていた長大瀬のポイント(瀬肩)には、タッチの差でいつも来てる先客に入られてしまった。
丁寧な釣りを試みてみようと8mの竿を繋ぎ、カミの瀬からスタートするも・・・全く掛らない。
悔しいことに、いつも来てる先客の方は瀬肩でポツポツ掛けている。
ほんじゃ〜ということで、先客の方に声を掛けてシモの瀬に移動。

             
     
丁寧に優しく優しく               ようやくオトリさんが替わったす

20cmオーバーの良型こまち鮎が飽きない程度に掛るのはいいんだけど・・・キツイ流から一歩も下がらず強引に抜こうとするもんだから、親子ドンブリを喰らうは、ハリスは飛ばされるは、挙句の果てにガックンと穂先の折れたような嫌な音と共にメタカラマンから仕掛けが外れ掛り鮎ごとバイバ〜イ(これも親子ドンブリなんだべか?)だもの。
結局、トラブル続きに悩まされ午前中の釣果は4匹だけ!・・・情けないことに、掛けても数が増えないのだ。

su-sanの状況を尋ねてみると、芳しくはないけどツ抜けはしてると言う。
オラは悔しくてイマイチ納得いかないので、午後も此処で頑張ってみます。

  
午後は一変・・・夏空!      荒瀬は鮎師の揺りかごだい!    こんなんがアベレージサイズ

やっぱ、この規模の瀬だと8mの竿ではツンツンしてとっても引き辛いのだ・・・依って、午後からは9mの竿に持ち替えて再挑戦だす。
釣りやすいポイントは連日攻め尽くされ、これでもかと言うほどスレきってるのでオラの力量では到底無理・・・キツイ流れに立ち込んでサラ場(対岸の荒い所)を攻めるしかないでしょう。
メガトルクを持ってこなかったのを後悔しながらも、掛る度に飴みたいにグンニャリ曲がるグラスリ曲線を楽しむ。

             
     
午後になって一段と人が増えてきた        本日は良型小町あゆばっかしだす

15時過ぎ、上の付け糸から親子ドンブリを喰らったの機に戦意喪失。
午後はず〜っと流芯に立ち込んでたから、足腰がフラフラで疲労困憊・・・今日のところはこのへんで勘弁してあげませう。

釣果(20匹)はさておき、気温33℃の下、腰まで流れに浸かっての釣りは最高の熱中症対策だす!


20/75














2015年07月18日(土)


・・・暴風雨に午前中で撤退を余儀なくされた玉川は、通り雨だったのね・・・



土曜日だから、重役出勤のオラが入る場所なんぞ当然空いてないだろうと覚悟をキメて玉川へ向ったのだが ・・・!?
先日より水位が10cmほど下がってる長大瀬は、先客が3名居るだけで閑散としている。

             
     
シモは見切って・・・              ワッセワッセと流れを遡る

手始めに、先日良かったシモを1時間ほど丁寧に探ってみるも・・・全く反応なし!
シモはキッパリ諦めて、ワッセワッセと流れを遡り右岸の瀬へ移動・・・今年初めて狙ってみます。
ゴゴンと蹴られてサカバリ外れの2連荘・・・縄張り鮎の気配はムンムンだす。
ハリを取替えてからは、アベレージサイズ(16〜18cm)の小町あゆが飽きない程度のペース(10匹/時)で竿を絞る。

             
   
オモリを噛ませるかどうかのギリギリの流れ  西から帯状の暗雲が・・・こりゃぁ〜ヤベェ〜かも?

今日はこの瀬を丁寧に攻めて30〜40匹は頂きだすべ、と目論んだのも束の間・・・西の空から不吉な暗雲が覆い被さってきたのだ。
こりゃ〜、ヤベェ〜かな?と思う間もなく、突風が吹き始めると大粒の雨がボタボタボタ・ドバーッ!
逃げろや逃げろ、ほうほうの体で車に避難するも、暴風雨はますます強まってくる。

                
              
捕らぬタヌキの皮算用・・・9匹で強制終了!

うむ〜、ダメだこりゃ〜、台風崩れの低気圧の影響だべから諦めだすな。
まだお昼前だすども、なんちゃってタフギアにもとりあえず鮎の魂が入ったし、今日のところはこのへんで勘弁してあげませう。

             
     
田んぼの先が海原のようだす           正午過ぎ・・・帰路はこの暗さ

てな訳で、東へ移動する雨雲と一緒になって帰宅の途に就いたのだ。
家に着いて程なくすると、雨はパッタリ止んでやんの・・・あいや〜、悔しいことにあの暴風雨は一過性の通り雨だったってが。


9/55














2015年07月13日(月)


・・・桧木内川は大渇水で釣りの対象外、玉川域は辛うじて釣り可能・・・



今日は、是が非でもグラスリ元竿に魂を入れたいのだが・・・さて、何処に行ったら釣れるんだべか?
雫石川は昨日一昨日の土日で、すっかり浚われてしまっただろうし、葛根田川は超渇水で竿を出している人は誰〜れも居ないし。

てな訳で、雫石川はパスして桧木内川へと向ったのだが・・・これまた、今までに見たこともない様な未曾有の大渇水で釣り人の姿が見当たらない。
したらば、比較的水量の多い下流玉川流域しかないでしょう。

             
     
カミに6人                    ず〜っとシモに2人

長大瀬に着いたのは10時、8人の先客が竿を出している・・・珍しく秋田ナンバー車ばっかしだす。
オラが入られるスペースが無ければ、先日入ったカミの瀬にでも行くつもりだったけど、ラッキーなことに瀬のシモの方が空いている。
漁協の方が「玉川ダムで放水を始めたとの連絡が入ったので、水位が15cm程度高くなるので注意して下さい」と、わざわざ声を掛けて下さった。

             
     
腰の水深で押しの強い早瀬            元竿だけはピッカピカの新品だす

水深のある早瀬を慎重になぞるも・・・オトリは変わる気配がない。
我慢の釣りに心が折れかけ、場所移動でもとの考えが過ぎり始めた頃になって、ようやくガガガッ、グワ〜ン!ときたのだ。
オトリが変わるまでに1時間も要したのだ・・・オラも我慢強くなったもんだす。
オトリが変わればこっちのもの、飽きない程度のペースでポツポツ数を稼ぐ。

                
            
アベレージサイズの小町あゆ・・・美人さんだすべだ

お昼頃になると薄っすら濁りが入り始め、草や藻が流れてきて水位も若干高くなってきたので、ひとまず昼食タイム!

昼食後、第2ラウンド開始!
水位が上がって押しが強くなってきたのはどうにでもなるけど、沖に出すたび草や藻が絡まるのは勘弁して欲しいのだ。
ようやく掛っても、オトリに使うのがやっとサイズばっかしになってしまった。
もしかして、良型がピタッと追わなくなったのは、放水と共に水温も下がったからなんだべか?

                
                
水位が上がるまでは、良型揃いでした

何れにしろ、これ以上続けてもストレスが溜まるばっかしで面白くなくなったので、今日のところはこのへんで勘弁してあげませう。
本日の釣果は16匹!・・・グラスリの元竿に魂が入ったので、これでヨシ!とするべ。


16/46














2015年07月10日(金)


・・・釣果的には物足りなかったけど、一応口直しができた桧木内川・・・



昨日の葛根田川の口直しに桧木内川へ・・・。
角館に着いたのは10時、町中は閑散としており釣り人が見当たらない・・・ってことは、釣れないってこと?ほんじゃ〜、口直しどころじゃないべさ。

             
    
あららら、此処もすっかり干上がって        対岸の水の走ってる所へ・・・

長大瀬には先客が3人、広大なポイントに散らばって竿を出している。
平水だと絶対に渡る事が出来ない荒瀬が、ちょっと根性を出せば渡って行ける瀬に成り下がってしまっている。

オラは、そんな右岸の瀬にオトリさんを突っ込んでサラッとなぞってみるも、12〜13cmの小型が2匹掛ったのみ・・・先客の人が浚った後なのね。

それではと、200〜300m上流の荒瀬へ、ワッセワッセと河原を遡る。
先客が1人入っていたが、丁度上がったところ・・・ってことは、此処の荒瀬も釣れないんだべか?
まっ、今年は釣れないのには慣れっこだす。

             
   
2号+1号玉を噛ませて釣り下ってみませう       ランチタイム・・・日影がない

ダメ元で2号+1号の玉を噛ませ流芯にぶち込む・・・程なくして、ガガゴン、グワ〜ンと竿が撓る。
タモに飛び込んだのは良型(帰宅後実寸21cm)の小町あゆ。
この良型を流芯にぶち込むと、針金の穂先が流れの押しに耐え切れずグニャリと曲がったままユラユラ・・・それを騙し騙し底波へねじ込む。

ガガゴンときてグワンとアワせると、竿がグンニャリ曲がったまま、オトリ鮎がなかなか水面を割らないのだ。
コンニャロ〜と言いながら無理矢理竿を煽っての身切れが2連荘。
6.5号3本イカリではダメなんだと、6.5号4本イカリに変更するも、今度はバレの3連荘。
んなろ〜、したら7号3本怒りではど〜だ!・・・これでようやく、身切れやバレが止まったのだ。
何れにしろ、この荒瀬に2号+1号玉と良型小町あゆだばグラスリでは役不足・・・メガトルクを持ってこなかったのが悔やまれる。

                 
               
解禁日から釣られずに残っていた良型小町あゆ

そうこうしながら、掛り鮎の型が小さくなってきたのを機に勘弁してあげることに。
釣果的には18匹と物足りなかったけど、腰まで流れに浸かりこれぞ鮎釣りというような釣りが出来たことに大満足・・・口直しができました。
まだ時間が早いので、何処か移動して、もう一箇所竿を出してみようかとも考えたけど、久し振りで瀬に立ち込んだもんだから、足腰が疲れ果ててしまって・・・やっぱ、今日のところは帰ることにします。
昨日まで鮎釣りがちょっと嫌いになっていたけど・・・好きになりました。(キッパリ!)


18/30














2015年07月09日(木


・・・今年の鮎釣りは、スランプと言うかヒットの出ないイチローみたいだす・・・



雫石川(竜川)ではダイワ鮎マスターズ2015北東北地区大会が開催されているので、大会をチラッと覗いてから桧木内川へでも思ったのだが、風邪気味なのか何となく体が重いのだ。
結局、桧木内川まで行くのは勘弁していただき、葛根田へ・・・。

葛根田川の此処ぞと思うポイントには、土地の鮎師がキッチリ入ってる。
なのに、何故か河原へ車を乗り入れられる葛根田大橋上流のポイントだけには、人っ子一人居ないのだ。
人気ポイントの筈なのに誰も居ないとは・・・不吉な予感が過ぎるけど、とりあえず此処で竿を振ってみませう。

  
キランキラン見えるのは群れ鮎かも? とってもいいポイントなのに   玉を噛ませて引いても・・・??

もしかして、キランキラン見えるのは・・・群れ鮎かも?
案の定、此処には縄張り鮎はお留守みたいで、2時間ほどジッと拝んでみたり、玉を噛ませて引っ張りまわしたりとあの手この手を尽くしてみたけど。
結局、釣れたのは12〜13cmの小型の群れ鮎3匹のみ。
良型をロケットでバラしてしまったのを機に、あねっこ鮎には縁がなかったということで今日のところはこの辺で勘弁してあげることに。

             
    
大きいのが種アユで小さいのが掛りアユ     昼飯を食べ終えたら釣具屋さんへ行こ〜っと

「鮎釣りなんて嫌いだい」とほざきながらそそくさ着替えを済ませ、早い昼食をとって、ガックリ肩を落として葛根田川を後にしたのだ。

今日のマスターズ地区大会の予選通過ボーダーラインは、A組(上流エリア)が16尾で、B組(下流エリア)が11尾とハイレベルなのに、何だか今年のオラはスランプと言うか、マーリンズのイチローみたいに全然ヒット(釣果)が出ないのだ。


3/12














2015年07月05日(日)


・・・「NHKのど自慢」が始まる前に帰宅してしまった、解禁日の雫石川・・・



朝ご飯をシッカリ食べ、コーヒーを飲みながら新聞を読み十分寛いでから、徐に雫石川へ・・・早起きには魔物(Big便)が憑き物だから、余裕のあるふりをして重役出勤だす。
さすがに日曜日の解禁は、とてつもない人出だす。
さて、何処に入るべか?・・・と言うより、入る場所があるんだべか?

             
   
どんどん釣り人が増えて・・・解禁日ですから      何処も彼処も・・・満員御礼

まずは、下流雫石大橋から上流日影堰堤までサラ〜ッと覗いててみて、竜川河川公園のカミの瀬にオラ一人分のスペースが空いてるのを発見!・・・入らせて頂きます。

             
     
この瀬に入れて貰います          漁協の監視員が入れ替わり立ち代りやって来る

養殖のオトリさんは小振り(13〜4cm)の根性なしなので、1.5号の玉を噛ませていきなり瀬の芯のぶち込む。
程なくして、コココ〜ン・ギュ〜ンと竿が引っ手繰られた途端、一瞬でフワ〜ッと竿が軽くなって仕掛けが空中でヒラヒラ・・・あいや〜、初っ端からいきなり親子ドンブリだってが。
メタコンポの005号の下付け糸の結び目から逝ったのだ・・・くそ〜、今季使い始めの仕掛けなのにぃ〜。

気を取り直して、下付け糸と鼻カン仕掛けをセットし、再び1.5号の玉を噛ませ、はい、行ってらっしゃ〜!と送り出す・・・二匹目のオトリさんに本日の運命を託したのだ。(御代わりを買いに行くのだけは勘弁願いたいもの)
微かにコココッときて、オトリさんが斜め下流にヒラヒラ引っ張られる・・・優しく効き合わせをして、慎重に引き抜くとタモに飛び込んだのは20cmオーバー(帰宅後実寸21cm)の良型。

野鮎に変われば玉は不要、水深が膝上チョイしかないので瀬のど芯にも楽勝で入るのだ。
大石周りを丁寧に探って良型を2匹追加したところで、再び親子ドンブリを喰らうってが・・・げっ、今度は上付け糸の結び目から逝ってしまったってが。

             
    
 この川は8m竿の川だす           ジッと待ち釣り・・・飽きるペースでポツポツ

頭さきた!仕掛けを失ったついでに9mの竿はキッパリ諦め(この川には長すぎて邪魔なのだ)、ゴンさんのところから嫁入りしてきた8mの竿に取替えるもや。

やっぱ、この雫石川8mの規模の川だす。(キッパリ)
飽きるペースでポツリポツリ竿を絞る。
オラの釣りスペースは、上下の釣り人に挟まれている竿1本半の範囲なのに、二人の爺っちゃまがオラの対岸に無理矢理入ってくるってが・・・言っておくけど、此処は8m竿の川幅なんですけど。
ど〜やら、あちこち彷徨してきて全く釣ってないみたいだから、ここはひとつ善人になって明け渡して上げませう。

             
  
プヨプヨメタボの良型揃い(鮎の匂いはしません) 今更、釣れるポイントが空いてる訳ないもんね

舟残りが10匹だから、8匹の釣果・・・オトリ飼育水槽に入れるには十分だす。
今更、何処かへ移動しても、釣れるポイントなんぞ残ってないだろうから、今日のところはこの辺で勘弁して上げませう。

てな訳で「NHKのど自慢」が始まる前に帰宅してしまった、解禁日雫石川だす。


8/9














2015年07月01日(水)


・・・鮎釣り史上最悪の解禁日(Big便ばっかし出るし) in 桧木内川・・・



独り前夜祭で河川公園にお泊りしたsu-sanから「藤枝さん宅へ早めに来てくれ」との依頼があったので、4時起きで小雨降る中、角館へと向ったのだ・・・藤枝さん宅、5時30分着。
お客さんが入れ替わり立ち代りやって来るも、今日は娘さんが年券発行やオトリ代の精算をテキパキ裁いてるので、オラたちは大してお手伝いをすることがないのだ。
解禁日だというのに、暫く眺めていても誰〜れも竿を絞らないし、なんたって寒いもんだから、川へ入ろうという気持ちが湧いてこないのだ。

  
ダメだ、ちょっとしゃがんできます  おっ、su-sanが釣った      今年の初物が本日の全釣果とは

そんなこんなで、su-sanと二人してウダウダしながらバイパス橋の下で竿を伸ばしたのは9時30分
バイパス橋の下は、今まで3人の先客が頑張っていたのだが、全員オデコを喰らい諦めた場所なのだから、当然オラに釣れる筈もなく。

             
     
ほんじゃ〜、午後の部へ             もう〜飽きた・・・上がりますか

そんな難しい状況下でも、さすがにsu-sanは6匹の釣果。
su-sanの見様見真似でフロロの015号を駆使して泳がせ釣りを頑張ったオラは・・・やっと「ボ抜け」の1匹だけ。
うむ〜、最高気温が10度台で一日中シトシト雨の最悪の条件だったけど、もう少し釣れてもいいと思うんですけど〜?
釣果1匹は、オラの鮎釣り史上最悪の解禁日だす・・・Big便ばっかし出るし。


家に戻ると、IBCのニュースで「気仙川の鮎解禁」が流れていたけど・・・釣り人は、「今年の気仙川は最高で、良い思いをさせて貰ってる」と言ってるし、掛り鮎がでっかいこと!


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