14’へら

                                     釣 行 記







2014年11月25日(火)


・・・玉川の池、エサ持ちと上ズリの課題が残った両グルの底釣り・・・



先日のダマテン&カラツンの反省を踏まえてのリベンジだす。
常連さんたちは、手前の桟橋と中央桟橋の付け根の駆け上がりに釣り座を構えて新ベラ狙い。
オラは、新ベラなんて全く興味なし・・・15尺一杯の深場のスレたヘラを両グルの底釣りで狙いますから。
  
オラは奥の桟橋へテントを張って  カオカオって迷子のバカ白鳥が一羽  穏やかな水面にはもじりもない

ダマテンはハリスが張っていないもの、カラツンは微妙に底を切ってるものと仮定し、新しく仕掛けを作ることから始める。
先日は仕掛けが20年以上も前のままと言うことも然る事ながら、パイプトップを使っていたもんだからハリスの微妙な状況までは判らなかったのだ・・・軽いエサに拘っているから、尚更判り難いのだ。
浮子は「伊賀舞」のグラスムク6号、ハリは上下関スレ4号でハリス30cm・37cm、エサは先日同様わたグル単品の粒戦塗し。
丁寧に棚を測って、9時半エサ打ち開始!

  
本日の一枚目はいい面構え     底釣りだからジャミは釣れないよ  9寸クラスのファイトが一番凄い

30分ほど経過してようやく浮子が動き始め、一枚目が竿を絞る・・・先日から感じてたんだけど、この飛造りの15尺は腰が抜けてしまってるのかも。
さすがにムクトップは、この軽いわたグルでも底に着いた、エサが抜けたなどの情報に過敏に反応してくれるので、ダマテンは無くなったし、無駄にアタリ待つことも無くなった。
しかし、ヘラの活性は低く玉網が乾くペースでしかアタリが出ないのだ。
常連さんたちも、さっぱり釣れないもんだからテントから這い出してウロウロしだしてる。

  
6枚上げたと常連さん        本日の尺上メタボ君       エサ持ちと上ズリの課題が残った

柔らかめのわたグルを打っていると、ヘラの寄りに負けてエサが棚まで持たなくなるし、んだかと言って硬めにすると、エサ切りをした時に舞い上がったエサで上ズリを招きアタリが遠退いてしまうのだ。
そんなジレンマに翻弄されたまま、エサを使い切った15時まで頑張って、釣果は23枚(ガックシ)・・・16時までやりたかったけど、あと1時間分のエサを作るのも中途半端だし、今日のところはこのへんで勘弁してあげませう。

道具を片付けている時、ふとヘラをシッカリ寄せながら棚までエサを持たせる方法を思い付いたけど、後の祭り・・・思い付いたことは次回試してみることにして、まだ陽が高い玉川の池を後にしたのだ。














2014年11月21日(金)


・・・お話友の会をしたくて in 廻戸沼・・・



近頃、IBCラジオを聴きながら孤独な釣りをしてるもんだから、無性にお話友の会をしながらの釣りをしたくなって。
su-sanに電話入れると、廻戸沼に居ると言う・・・ほんじゃ〜、これからすぐ行きますから。
スレていて超気難しい食い渋りのヘラに、思考回路をグルグル巡らせながらの孤高の釣りばっかしやってると、たまには釣果のことなど考えず素直なヘラを相手にのんびり釣りたくなるのだ。

  
何となく嫌な方向から風が     本日のオラの釣り座        秋田県からやって来た人たち

廻戸沼へ着くと、su-sanはあまりの寒さに一時釣りを中断し、車の中で暖をとっているし、他に秋田県からやって来た3人組が釣り座を構える準備をしている。
徐々に日が射し始めてきた東屋前、オラもsu-sanの右隣に釣り座を構える。

  
グルテンのアタリって・・・?   本日の一枚目!          7寸クラスは疲れなくていいね

両グルテンの宙をやっているsu-sanは、グルテン特有のモヤモヤとしたアタリに翻弄されながらも、順調に竿を絞ってる。
オラはグルテンを持ってないので、時合が作れるかどうか難しいけどとりあえず10尺メーターのうどんセットでキメてみます。
浮子はSTUDIODSIGN SHALLOW-S、ハリは上関スレ7号でハリスは8cm、下は関スレ1号30cm、バラケはS-レッドの単品を天々で軽くシメただけのもの、クワセは即。
エサ打ち開始から30分程してようやくサワリが出始め、40分後に初アタリで本日の1枚目が竿を絞り、暫くして2回目のアタリで2枚目をゲット!
何となく時合が出きてきたかな?と思ったのも束の間、西よりの強風が吹き荒れ始め振込みはままならないし、浮子は左から右へどんどん流されるようになりアタリがピタッと止まってしまった・・・エサは対流で逆方向に流されるからバラケとクワセが同調しなくなってしまったのだ。
そこで、クワセがナジミきったらバラケを切る一方通行の釣りに徹してポツポツ竿を絞るも・・・強風に翻弄されエサ打ち場所が定まらないのだ。



  
対岸の水面は鏡だす        何かが触ったようだけど・・・?  正体はヤツ(イモリ)でした

お昼になったのを機に、強風のストレスを避けるべく対岸へ移動することを提案し、su-sanと二人、対岸へ大移動。
風は当たらないし日差しはポカポカ・・・暑いくらいだす。
しかし、風が当たらない分ヘラのアタリも全く無し。
いくら新ベラを放流したと言っても、絶対数が少ないから普段エサ打ちをしてない対岸までは寄ってこないのね・・・su-sanを対岸へ誘って悪いことをしたかも?
15時までの2時間半、二人で黙々エサ打ちを続けるも・・・遂にヘラを寄せることが出来ないままTHE END、今日のところはこれで勘弁してやることに。

                
      
釣果はど〜でも、お話友の会が出来ただけで・・・大した話はしてないんだけどね

対岸へ移動してオデコ喰らった本日の釣果は6枚のみ、釣果はど〜でも、オラにとっては気の置けない仲間と釣り座を並べてお話友の会が出来ただけで十分満足な一日だったす。














2014年11月20日(木)


・・・両グルではダマテン、両ダンゴでは尽くスレの超激渋玉川の池・・・



今朝は今季一番の冷え込みを記録、高気圧に覆われた日中は穏やかな青空になる予報。
仙北町までは明るい青空が広がっていたけど、玉川の池の上空は西の方から鉛色の薄い雪雲に覆われ今にも雪が舞いそうな冬空。

             
     
朝冷え込んだ分、青空がきれいだす        冬になれば常連さんで賑わうのだ

冬になると常連さんで賑わう玉川の池
今日はオラを含めて奥の桟橋に4人、中央桟橋に4人、合計8人が釣り座を構えてる。

皆さんグルテンセットの底釣り。
オラも15尺の竿を繋ぎ、バランスの底釣りに挑戦・・・久々の底釣りだから、浮子合わせやタナ取りの段取りに戸惑る。
浮子は月山のオールマイティー16号、ハリは上下関スレ4号でハリス43cmと50cm。
エサは、綿グル単品に粒戦を塗したものと、底ダンゴを試してみるのだ。

  
中央桟橋も大苦戦         新ベラは何処は居るんだべ?    本日の1枚目はガリベラかい

9時30分、まずは両グルからスタート!
10投目頃からヘラ寄りを感じるものの、なんとなくモヤモヤしてるだけで明確な食いアタリが出ない。
諦めてエサを切ろうと竿を煽ると、ダマテンで掛かってるのだ・・・それもセンターにバッチシだよ。
そんな感じのダマテンでポツポツ拾い釣り。

             
  
激渋には比重の軽いエサがセオリーなんだども      超肥満の尺ベラ

したら、両ダンゴはど〜だべとエサ替え。
底ダンゴは重過ぎるからか、パタッとサワリが消えてしまったのだ。
それだば、いくらかでもゆっくり落下するようハリスを50cm・57cmの伸ばしてみる。
するとサワリやトメが入り、チクッとしたいただきアタリが出るんだども・・・腹が立つほど、スレの連荘。
ダンゴを小豆大まで小さくしたり、これでもかと言うほどペトペトに柔らかくしたりと試行錯誤・・・したども、良いアタリは尽くスレ。

やっぱグルテンが良いんだべかと、再び両グルに変更すると・・・相変わらず竿を絞るのはダマテンのみ。
きれいに食べてくれるのはいいけどイマイチ納得がいかず、釣ったと言うより釣れてた的だからなんぼしても面白くないのだ。

  
黄色い重量級ベラ         底釣りだからジャミが釣れなくて   背張りベラ・・・盛上がりすぎ

14時30分、手持ちの綿グルを使い切った時点での釣果は27匹
もうグルテンはないので、この後は終了予定時間の16時まで両ダンゴで頑張るしかないのだ。

両ダンゴには、なして口を使ってくれないんだべ?・・・やっぱ、比重の関係なんだろうね。
いただきアタリにビシバシ合わせるも、スレの連荘・・・もぅ〜こ〜なったら意地だもんね。
そうして16時までの1時間30分で20回以上は竿を絞っているのに、カウンターを押したのはたった1枚だよ!

                
                 
もう少し底釣りを勉強しないと

今日は両グルのダマテンで27枚、両ダンゴではたったの1枚で尽くスレ、依って、本日の釣果は28枚
・・・ガックシ!
14時頃、I藤氏から電話が架かってきた時に「30枚は軽いべ」と自信を持って言い放ったけど・・・予選落ちでした。














2014年11月16日(日)


・・・意地を張って短竿チョウチンセットで惨敗した玉川の池・・・



滝沢市長選挙の投票を済ませた足で玉川の池へと向った。
本格的な冬景色の仙岩峠を越え秋田県内に入ると仙北平野一帯は一面の雪景色。
それでも、玉川の池までやって来ると、さすがに積雪量はグッと減って薄っすら積もってる程度。

             
     
すっかり冬景色の仙岩峠             仙北平野は広大な雪原に

おろっ、奥の桟橋にズラ〜ッと8人が並んでるってことは、例会なのね。
オラは例会の邪魔をしないよう真ん中の桟橋へテントを張る・・・寒いのは絶対に嫌ですからテントは必須だす。

                 
                 
例会をやってたのね

例会の皆さんは揃ってグルテンの底釣りをやっている・・・T氏の話によると、ど〜やら先週新ベラを放流した途端ガラッと食い渋りに陥り、グルテンの底釣り以外釣れなくなったと言う。
天邪鬼のオラは、ダメ元で短竿チョウチンのセットに挑んでみることに・・・ダメだと言われてることはやるもんじゃないと反省した時には、時既に遅し。

             
    
これからの時期、テントは必須だすべだ  ジャミ(オイカワ)はいつまで幅を利かせてるんだべ

まずは、オラが最近嵌ってる7尺チョウチンの抜きセットからスタート!
浮子はSTUDIODSIGN SHALLOW-S、ハリは上関スレ7号でハリスは8cm、下は関スレ1号30cm、バラケはS-レッドの単品を天々で軽くシメただけのもの、クワセは即。
クワセが馴染みきった時にバラケが抜け切るよう調節しながら、バンバンエサ打ちするも、浮子を動かすのはジャミ(オイカワ)のみでヘラの寄りは全く感じられない。
1時間半のエサ打ちでヘラのアタリは一度も無く、オイカワの入れパク。

7尺チョウチンはキッパリ諦め、タナをちょいと下げてみることに。
9尺の竿を繋ぎ、浮子はNEXT ZONEの7号、ハリは上関スレ8号ハリス9cmで下は関スレ1号40cm、バラケはS-レッドの単品を天々で軽くシメたものに水を十分に吸わせた粒戦を合わせたものでクワセは即のまま。
奥の桟橋の岩手から来てた方一人だけが、長竿両グルテンの宙で入れ掛りを演じてる・・・底釣りの人たちは飽きる程度のペースでポツポツ。
9尺チョウチンに変えて、かれこれ1時間経過。
ジャミのアタリが消え、何となくヘラのサワリを感じる様になったものの、アタリを出すまでには至らない。

  
7寸クラスだけど「ボッ」抜けだす  きれいな新ベラだすべだ     ツ抜けならず・・・参りました

この状況は、ヘラがエサを遠巻きにしているものと考え、試にクワセのハリスを60cmに伸ばしてみる。
これが功を奏し、ようやく1枚目が竿を絞った。
しかし、1枚釣った後はヘラが散って穴が開いてしまうのか、20〜30分間はジャミの猛攻が始まる。
それでも、めげずにエサ打ちを続けていると、ジャミが散り再びヘラのサワリが出始め、竿を絞るという超スローペースのパターンガ続く。
内心、意地を張ってチョウチンセットをやってることに後悔をしながらもエサを使い切った15時半頃まで半分ヤケクソで頑張ったものの、とうとうツ抜けならずの9枚・・・不思議なもんで、今日はスレが1枚も無かったのだ。

尚、本日の例会のトップは5kgとのことだったから、枚数的には15枚前後かな?
次回からは、グルテンを準備してきて底釣りをしますから・・・キッパリ!














2014年11月12日(水)


・・・今季のネコ沼詣は本日を以って終了いたします・・・



分厚い雲に覆われどんよりとした空の下、ネコ沼に着いたのは9時・・・既に常連さん2名が竿を振っている。
雨は夕方から降り出す予報だけど、オラは何時雨が降り出してもいいよう、なんちゃってタープの下に釣り座を構える。

             
 
水面を満遍なく覆ってる枯れ葉がとっても邪魔だす     常連さんたちも枯れ葉と戯れ

今日は今季最後の7尺浅ダナのセットだす。
仕掛けは先日と一緒で、浮子はSTUDIODSIGN SHALLOW-L、ハリは上関スレ7号でハリスは8cm、下は関スレ1号30cm、バラケはS-レッドの単品を天々で軽くシメただけのもの、クワセは即。
水面を覆っている枯れ葉が非常に邪魔だけど、全く風が吹かないので居座ったまま移動する気配がない。
意を決して、枯葉の隙間に仕掛けを落とす・・・仕掛けを枯れ葉に載せないようにエサを打つには結構技術を要するんだから。

             
     
オラのヘラバッグも地味な冬仕様へ    子猫がオッパイをねだると威嚇するようになったのね

抜き気味のやや大きめのバラケを打つこと1時間15分でようやくサワリが出始め、更に20分ほどエサ打ちを要してようやく1枚目が竿を絞る。
その後もヘラの寄りは感じるんだけど、サワリやアタリが出るのは散発的なのだ。
バラケを持たせ気味にしてみたり、抜き気味にしてみたり、ハリスを40cmまで長くしてみたりと試行錯誤、おまけに枯れ葉と戯れながらのエサ打ちだから、時合のリズムが上手く作り出せないのだ。
そんなこんなで、午前中はようやくツ抜けの10枚

             
    
 支障の膝の上が一番寛げるみたい          こらこら!お前これは食えないべ

大して気にならなかった霧雨が午後から本降りに変わった・・・なんちゃってタープの下に釣り座を構えていたのが大正解だすべだ。
いやはやここまで激渋だば・・・仕掛けとバラケをもう少し軽くしてみます。
浮子をワンランク小さなSTUDIODSIGN SHALLOW-Sに変更し、バラケにS-レッド生麩を絡めて空気を含ませる。
完全な抜きセット仕様に変えたので、食わせのハリスも28cmに詰める。
本降りに変わると同時に、枯葉も微妙に沖へ向って動き出した。

支障は本日の予選通過目標を30枚に定めて帰って行った。
枯葉がなくなればこっちのもの、一定の場所に早いリズムで抜き系のバラケを打ち返すと、一旦トメが入り、クワセが馴染みきる寸前にスパスパ消し込むアタリが続くようになった。

             
     
本日の尺上美人さん            長時間の釣りだば帳尻を合わせられるんだども

16時、雨が上がったのを機に急いで後片付けをして今日のところはこのへんで勘弁してやることに・・・本日の釣果は、予選通過ラインを大幅に超えて51枚。
激渋の状況でも、長時間の勝負だば何とか帳尻を合わせられるよう修正することが出来るんだども、これが短時間勝負だと・・・今後の課題だす。

さて、今季のネコ沼詣は本日を以って終了いたします。
厳寒期の釣りに突入する今後は玉川の池へ場所移動をし、テントに入っての短竿チョウチンセット、若しくは15尺天々の底釣りで遊ばせて頂きます。














2014年11月06日(木)


・・・抜きセットがようやく決まったポカポカ陽気のネコ沼・・・



朝方こそ濃霧に覆われているけど、日中は穏やかな秋晴れに恵まれ10月中旬頃の陽気になるという。
ネコ沼に到着した時には、濃霧はすっかり消えてポカポカ陽気の青空になり、薄っぺらなウィンドブレーカーでも暑いくらいだす。

  
先着者は1名、穏やかな水面     未だオッパイを吸ってるってが  クワセは感嘆と力玉のサナギ漬け

先着者は1名でグルダンゴの底釣り。
オラは葉っぱ地獄を避けて、なんちゃってタープの右端にお座敷を構える。
今日は先日の反省を踏まえ、浮子のサイズをワンランク落としてSTUDIODSIGN SHALLOW-Lに替え、とろスイミーを抜いた軽いバラケを作っての7尺浅ダナの抜きセットだす。

  
オラの手水は美味いか?      ほら、お前の大好物豆パンだ   ポカポカ陽気で最高の釣り日和だす

対岸に盛岡からやって来た3人組が釣り座を構える・・・全員底釣り。

  
盛岡からの3人組          尺上の美人さん        オラの昼食カロリーメイトが餌食に

ドップリ馴染ませバラケをクワセにパラパラふりかけながらアタリをじっくり待つ釣りはど〜しても苦手なもんだから、ついバラケを上から抜いてクワセが馴染みきった瞬間にアタリを出すパターンになってしまうのだ。
午前中は粒戦を入れて縦バラケを強くしていたのだが、イマイチ時合が作り出せないのだ。
支障から「今の時期は30枚釣ったら優勝だからな」と目標値を30枚に定められたけど、何たら渋いこと・・・へらは沢山居るんだけどなぁ〜!?

  
底釣りも良型だす         救助隊出動!(盛岡の人の仕掛け)  よ〜し、回収したど〜!

午後はバラケをもう少し軽くすべく、S-レッドの単品を天々(開き具合の調整用)でシメただけのバラケに作り替え、クワセのハリスも3cm短くしてみる。
これが功を奏し、次第に時合が出来てきた。
バラケのタッチは、軟ネバより若干生麩が残ってるような感じの軽ボソが今日の正解!
16時前には支障から定められた優勝ラインの30枚を大幅に上回り、53枚の釣果で余裕の早上がり。

  
あづい、日陰が心地良い      ほらほら、40cmオーバーだす    ぶっちぎりの優勝だべ!

抜きセットのバラケを自由自在に操れるようになるまで、もう少しネコ沼に通ってみますから。














2014年11月03日(月)


・・・寒風吹き荒むネコ沼、鼻水ジュルジュル超激渋・・・



西高東低の冬型の気圧配置、岩手県内は大荒れの予報。
雨が降っていて気が重いけど、I藤氏が古川からやって来ると言うのでネコ沼へと向った。

8時半着、既に常連のT氏がなんちゃってタープの下に入って竿を振っている。
陸ジャミをしていた常連のO氏も徐にパラソルを広げ、釣り座を構える。
支障はストーブに当たりながら猫のシロを膝に抱え、教育的指導と言うより陸ジャミをキメ込んでいる。

オラも重い腰を上げ、なんちゃってタープの左端の下に入ってお座敷を構え、7尺メーターのセットでキメてみます。
浮子はSTUDIODSIGN SHALLOW-XO、ハリは上関スレ7号でハリスは10cm、下は関スレ1号30cm、バラケは粒戦1杯+とろスイミー1杯+ガッテン2杯+水2杯を5分ほど寝かせてからS-レッド4杯を絡めたもの、クワセは即。
前回は抜き気味のバラケがイマイチ決まらなかったので、再チャレンジだす。

             
     
吹き抜ける風が何たら冷たいこと         オラの穂先の所にだけ葉っぱの塊が

9時45分、エサ打ち開始!
バラケをすっかり抜いてしまうとアタリは出ないし、かと言って抜けが悪くドップリ深ナジミをさせしまうとこれまたアタリが出ないのだ。
浮子がナジミきった時に、辛うじて持ってるようなギリギリのタッチを維持するのが肝だす。

10時過ぎにやって来たI藤氏は、遠慮して一番右端にパラソルを立てて釣り座を構える。
皆に合わせて浅ダナのセットを始めるも、大苦戦を強いられているようだす。

   
なんちゃってタープの中は傘いらず   はい尺上だす        三年越しでやっと両目が開いたI藤氏

雨が降ってこれだけ急激に気温が下がれば活性が落ちるのは当然のこと・・・バラケが重過ぎた。(気付くのが遅いっつぅ〜の)
とろスイミーを抜いて作り直せば良いんだろうけど、大量に作ってしまったので捨てるのは勿体ないべさ・・・小市民ですから。
そこで、このバラケにS-レッドの生麩を少しずつ絡め空気を含ませて軽くして使うもや。

             
     
シロが餌ボール内のカジカ捕り          予選ラインは通過したものの

午後になると益々気温が下がって鼻水ジュルジュル、寒風に晒された指先が悴んでエサを丸め辛くなってきた。
そんな状況下、予選通過ラインの20枚を目指して黙々エサ打ちを続け・・・15時でようやく達成!
残ったバラケはサッサと捨てて、ワタワタと後片付け・・・んだって寒いんだすもの。

本日の"ればたら"・・・バラケを軽くして浮子のサイズをワンランク落とせば、もう少し正解に近付けたかも?














2014年10月25日(土)


・・・秋から初冬の釣りへ、超激渋の季節を迎えたネコ沼・・・



今朝もギリッと冷え込だ分、日中は爽やかな秋晴れ!
風邪薬と栄養剤を飲んで、ネコ沼へと車を走らせた・・・風邪は大丈夫だべか?

             
     
支障の膝で寛ぎタイム              まだ寝てるのか?エサ打ちの邪魔だ

支障の膝の上で、猫のシロがまったりと寛ぎタイム。
支障は8尺セットの段底、その右隣にひとつ間を置いて釣り座を構えたオラは、8尺メーターのセットでキメてみるのだ。
浮子はX-TOURのL、ハリは上関スレ7号でハリスは10cm、下は関スレ2号30cm、バラケはS-レッドの単品でクワセは即。

  
南向きの桟橋は何たらあづいこと!  きれいな尺上だすべだ      こっちの桟橋もあづそうだす

あれっ?エサを打てども打てども、ヘラの活性が感じられないのだ・・・浮子の周りに営業ベラは浮いてるんだけどなぁ〜。
ここ最近の急激な冷え込みの影響で激渋状態・・・秋から初冬への変わり目で、一年で一番渋い季節なのかも?
渋さ対策として、抜き系のバラケを試しても全く効果なし。
逆にバラケをシッカリ持たせると、辛うじてバラケに反応が見られるけど、浮子の動きは鈍いままなのだ。
そこで、浮子をSTUDIODSIGN SHALLOW-XOに取替え、バラケにクワセを近付けるため下ハリスを25cmに詰め段差を15cmにしてみると、これが若干功を奏しポツポツだが玉網が乾くペースで竿を絞るようになったものの・・・そう長くは続かないもんだす。

  
待ってろ、今パンをあげるから   やっと両目が開いたって      優に1kgはあるべさ

午後になると活性は更に落ち、15cmの段差も通用しなくなってきた。
段差を20cmに広げバラケをゆっくり落下させるよう浮子をSTUDIODSIGN SHALLOW-Lに取替えたものの・・・時速1枚に落ちてしまったペースは変わらない。
支障も段底のゴミ浚いに見切りをつけ、浅ダナの両ダンゴに変更・・・浮子は微妙に動くのだが、そう簡単には口を使ってくれないのだ。

  
弱々しい神様トンボ        バラケを食いてぇ〜ってが     予選敗退の21枚

オラ、喉が痛いし、体は切ないし、そんなこんなで体調が思わしくなくて気力も萎えてきたので、予定終了時間の16時を待たずして今日のところはこのへんで勘弁してやることに・・・当然予選落ちで21枚の釣果。
次回は体調を万全に調えてリベンジに臨みますから。

                
              
そんなに懐かれると帰るに帰られねぇ〜べさ
              ほんじゃぁ〜、次回は28日(火)に来っから












2014年10月20日(月)


・・・ネコ沼、エサさえ付いていれば簡単に釣れると言うけど・・・



今日は曇りベースだども何とか一日持ちそうお天気なので北上ネコ沼へと向った。
雪が降る前に一度北上のネコにもご挨拶をしにって言うか、ジャミを気にせず伸び伸び竿を振ってみたかったのだ。

             
     
曇天無風の釣り日和              尺上交じりできれいなヘラが多いのだ

9時過ぎ、su-sanと二人日当たりの良い釣り座に並び、su-sanは8尺浅ダナの両ダンゴ(軟ペト)、オラは7尺メーターの両ダンゴで浮子は既に生産を終了しているSTUDIODSIGN SHALLOW-XO、ハリは上下関スレ4号でハリスは38cm・48cm、エサはパウダーベイト3杯+ガッテン2杯+水1杯の硬ボソでスタート!
程なくして、営業ベラが大きな口をパクパクさせながら浮子の周囲にたむろしこぼれエサを漁りだす。
浮子を動かすのは全てヘラなので、ジャミ等のエサ取りを全く気にすることなくエサ合わせに神経を集中できるのだ・・・やっぱ、ヘラ釣りはこうでなくちゃ。

初めのうちはパタパタと釣ってたsu-sanmも次第にエサをタナまで持たすのに苦労を強いられるようになってきたし、オラは支障お勧めのグルバラ主体の軟ペトを試してみてからすっかり時合を崩してしまい、遅々としてカウンターが進まなくなってしまった。

  
支障の膝の上でまったりと     チビと母親のシロ         父親のクロ



14時過ぎ、雨がパラついてきたのを機に、タープの屋根付き釣り座へ引越したのはいいけど・・・アタリがすっかり遠退いてしまって。
それではと、メーターの両ダンゴに見切りを付けカッツケを試みてみる。
浮子をX-TOUR-Sに取り替え、ハリは上下関スレ4号でハリスは35cm・45cm、エサはパウダーベイト2杯+ガッテン2杯+水1杯・・・今の時期、カッツケが辛いのは承知の上だす。
営業ベラだけは相変わらず浮子の周りをフワフワしているけど、食い気のあるヘラが沸いてくる気配はなく、内心カッツケに変えたのをちょっと後悔。
それでも、終了時間の16時半までカッツケで頑張り通し11枚追加するも、予選通過ラインに1枚足りず49枚の釣果。

             
 
時間がないと言うけど、1〜2年で上手くなりますから   予選通過ならず・・・近々リベンジだす

支障は「此処のヘラは、エサさえ付いていれば簡単に釣れるんだ」と言い放ってるけど、ど〜してど〜してなかなか気難しいもんだべさ・・・個人的にはもう少しスレてた方が面白いんだけど。
このネコ沼だとそれなりに色んな釣りが試せそうなので、雪が降るまで暫く通ってみっかなぁ〜・・・此処までやって来るのが大変だけど。
ところで・・・支障がネコ好きだったとは驚きだす。














平成26年10月15日(水)


・・・玉川の池、ヘラが薄くなってるので難しさが倍増してる奥の桟橋・・・



紅葉真っ盛りの仙岩峠(秋田県側は色付き始め)を越えて、HGの玉川の池へと向った。
この秋晴れの下、秋田駒ケ岳にも登ってみたいけど・・・釣りっこ優先だす。

             
     
紅葉真っ盛りの仙岩峠(岩手県側)         秋田駒ケ岳にも登ってみたいけど

奥の桟橋に釣り座を構えていると、珍しく3人組の常連さんがやって来てオラの並びに釣り座を構える。
今度の日曜日は、此処で例会が組まれているので皆さん試釣に来てるのだ。
他にも常連さんたちが入れ替わり立ち代り、竿は出さないが様子を伺いにやって来る。

  
奥の桟橋の奥の方へお座敷を構える 暑いくらいで最高の釣り日和だす  釣り掘りのくせにさっぱり釣れね

午後からは、常連のT氏もやって来て15尺両ダンゴ底釣りを始める・・・例会で3本の桟橋に人がズラ〜ッと並ぶと、ど〜してもヘラが怯えるので一番水深のある奥の桟橋での底釣りが絶対有利なんだと言う。
実は今の時期(7〜10月一杯頃まで)は、手前の桟橋の浅場にヘラが集まっていて、深場の奥の桟橋の方はヘラが極端に薄くなってるので、遊びの時は手前の桟橋に入り、例会の時は奥の桟橋に入るんだって。

オラは、10尺チョウチンの両ダンゴでスタートしたものの、まだ水温が低いからなのかジャミの猛攻が始まるまでに20分もの時間を要し、何となくヘラが寄って来たかなと感じるようになったのは1時間も経ってからなのだ。
頑張ってエサ打ちを続けるもヘラが沸いてくる気配はなく、お昼まで頑張ってもツ抜けならず。

  
例会の時はこの桟橋で底釣りだす  きれいな尺上だすべだ       慌てないでゆっくり食え

午後は竿を12尺に取替え、もう少し下の層のヘラを狙ってみることにする。
タナが深くなった分、ジャミの猛攻をかわしエサをタナまで届けるのが難しくなる。
釣りが難しくなった分、シッカリエサがタナまで持てばサワリの後にきれいなアタリが出るようになってきた・・・飽きるペースだけど。
しかし、エサが硬すぎるとカラツンだし、柔らかくするとタナまで持たないし、ハリスを伸ばせばスレの連発だし、詰めればサワリが消えるのだ・・・ヘラが薄くなってるので難しさが更に倍増してるし。
そんなこんなで時合を継続することは出来ないけど、オラ的には簡単に釣れるよりこの方が断然面白くて大好きなのだ。

                
              
うむ〜、釣りそのものは面白かったけど・・・?

そうして、とうとう満足のいく時合が出来ぬまま終了時間の16時を向かえ30枚の釣果・・・納得のいく釣果ではないけど、常連さんたちと比べて自分を褒めてあげませう。

次回は、手前の浅場の桟橋に入って短竿のチョウチンかな?・・・遊びだから。














2014年10月10日(金)


・・・玉川の池、宿題は次回に持ち越しということに・・・



大仙市の天気予報は晴れ時々曇りなのに、何か怪しい空模様の下、前回の宿題を提出しようと今回も玉川の池へと向ったのだ。

中央桟橋にお座敷を構え、10尺チョウチン両ダンゴ(エサはパウダーベイト3杯+ガッテン3杯+水1杯の硬ボソ)でエサ打ち開始。
いつもよりジャミが静かなような感じがするんですけど?・・・一向にヘラの寄りを感じる気配はなく、何か変だす?

             
    
雨が降り出してきたのでテントを取りに      お引越し完了と共に雨が上がるってが

そうこうしながら、なしてだべ?と悩み出し始めた頃・・・雨がポツポツと。
やべぇ〜、真っ黒な雨雲が覆い始めてきたので大急ぎでテントを設営。
ずぶ濡れになりながら、ほうほうの体でテント内に竿ケースやバッグ類を運び終えたのを見計らっていたかのように・・・雨が上がるってが。(バーロー!)
一息つき、さてエサ打ちを再会しようと思ったら・・・今度は、ウ○コがしたくなり。

腹の中を軽くして、ようやくエサ打ちを再会しようとした時、su-sanがやって来た。
オラの右側にお座敷を構え、10尺チョウチン両ダンゴ。

  
雨はすっかり上がってテントが邪魔だ おいおい、そんなに睨むなよ   常連さんが一人、奥の桟橋へ

su-sanはちゃんとヘラ釣りを教えて貰ったことがなく、今まで見よう見真似の独学で釣ってきたのだ。
ちょっとお節介だったかも知れないけど、ヘラ釣りの本当の面白さや楽しさ奥深さを知ってもらいたく、自分の意思で思いどおりに浮子を動かす方法や、浮子から得られる情報に合わせたエサの弄り方等の基本をアドバイス。
しかし、前回とは打って変わりまるで神隠しにでも遭ったかのようにヘラの気配がないのだ。
それでも、少しは爺っちゃまの釣りから脱却し、本当のヘラ釣りなるものを齧って貰えただけで教えてあげた甲斐があるってもんだす。

             
     
su-sanのそれって、合いベラ?          尺はないけど、本日の一番

ところでオラは前回の宿題、スレの攻略法(ハリスを詰めたり、エサを締めたりするんじゃないよ)を試すつもりだったけど・・・スレどころかアタリもサワリもなかったのだ。

  
いい浮子の動きだったもんね    きれいなヘラなのでパチリ!    この釣果は何と言ったらいいのか

そうして、今日は変だ?今日は変だ?と愚痴をこぼしながらも、あっという間に終了予定時間の16時を迎え、釣果は悲しいかな18枚・・・ガックシ!
宿題は次回に持ち越しと言うことで、今日のところはこの辺で勘弁してあげませう。














2014年10月07日(火)


・・・リベンジ出来たども、スレ地獄と言う宿題を残してしまった玉川の池・・・



先日の口直しに大佐沢公園にでも行こうかと迷ったけど、ジャミ地獄を攻略出来なかったことが何とも悔しくて、釣れないのは覚悟の上で玉川の池へリベンジ行きます。(キッパリ)

  
台風一過の秋晴れ!        今日は中央桟橋にお座敷を構えます  桟橋にポツンと一人

8時30分、パキッと澄み渡った秋晴れの下、玉川の池は今日も貸切りだす。
風が出ると枯れ葉地獄に見舞われるかも知れないので、今日は中央桟橋にお座敷を構えます。

先日と同じ11尺チョウチン両ダンゴで攻略しないと気が済まないもんね・・・先日の反省を踏まえ、ジャミ対策バッチシ考えてあるのだ。
ジャミの層をぶち破るため、浮子はオモリを背負うNEXT ZONEの10号、ハリは関スレ6号と大きめにしハリス40cm・50cm、エサはペレ軽3杯+ガッテン3杯+水1杯の硬ボソでスタート!

  
おいおい、落ちるなよ       尺上の美人さん          玉川ジャミ食い連合トラ猫一家

タナ作りに専念すること30分でカラツンが出始め、ジャミ層の下にヘラの寄りが感じられるようになってきた。
エサに手水を付けて少しずつ調整すると、ボチボチだが8〜9寸クラスが竿を絞るようになってきた・・・時折、尺上も混じり軟調子の「聖」が悲鳴を上げる。
ヘラさえ寄ってくれればこっちのも、上層のジャミは全く気にならなくなってきた・・・おしおし、思惑どおりの展開だす。
あとは、トメめが入りながらスパッときれいなアタリが出るように専念すればいいだけなのだ。

しかし、浮子の動きはバッチシだどもスレ、スレ、スレのスレ地獄・・・特に、手(胸ビレ)掛ってバイバイをしながら上がってくるの多いんだわ。
んだかと言って、ハリスを詰めると4〜5枚はパタパタと釣れるけど、程なくしてトメめがなくなりすんなり馴染んでしまうようになってしまうのだ。
そんでもって、再びハリスを長くして4〜5枚パタパタと釣っては、スレ、スレ、スレのスレ地獄の繰り返し。

  
お前に捕れる魚は此処さ居ねぇ〜べ  重てぇ〜重てぇ〜        リベンジ出来たども

トメとスレのジレンマ解消の糸口を見出せないままズルズルと終了予定時間の16時を迎える。
竿を絞るペースは時速20枚ほどなのだが、カウンターを押すペースは時速10枚弱。
遠くから見れば束釣りペースだったども、釣果は60枚・・・一応リベンジすることは出来たのだが、今度はスレ地獄と言う宿題を残してしまったわい。

午後から手前の桟橋に常連さんがやって来たので、貸切は午前中だけでした。
それと今日は、玉川ジャミ食い連合トラ猫一家がベッタリ纏わり付いて、ちょっと煩わしかったかな・・・ジャミを食べ過ぎて、ゲボッと吐き出しながらもまだ食べる気満々だすもの。














2014年10月04日(土)


・・・ジャミ地獄に手も足も出なかった3ヶ月ぶりの玉川の池・・・


8時過ぎに到着した玉川の池・・・相変わらず、人っ子一人居ないのだ。
貸切り状態で奥の桟橋にお座敷を構える。

             
     
秋田仙北平野の空は広いこと           土曜日なのに誰〜れも居ません

7尺チョウチン両ダンゴ(天々2杯+S-イエロー3杯+水1杯)でエサ打ちを始めて間もなく、「参った参った、なんだって遠いこと」と憤慨しながらI藤氏が到着・・・遠路遥々、青森からやって来たのだ。
I藤氏は「へら釣りの基本は底釣りだべ」とほざきながら15尺両ダンゴの底釣りを始める。
「馴染み幅が安定しないのは、底が3Dの傾斜になってるからだ」とか、「真下に幅7cmの角材が沈んでるんだ」などと訳の分からない状況説明から始まって、「ヘラが寄ってきた」とか「今のはヘラのアタリだ」とかの解説を交えて、お約束の鬼アワセ!で、チャンベに毛の生えた掌サイズ。
それなのに竿を力一杯立てるもんだから、空飛ぶヘラなのだ。

  
何なのその格好は、野釣りの爺っちゃまかい ひえ〜っ!土砂降りだす  仲良しテント!?

短竿チョウチンのオラはジャミ地獄に嵌ったまま、なんぼもがいても抜け出すこと出来ず、硬ボソから軟ぺタまでボール2杯のダンゴを打ち尽くすもオデコ!・・・ヘラのスレもないのだ。
I藤氏の浮子の動きを見れば、底にはヘラがいるような気配。
短竿にはキッパリ見切りを付け、11尺へ取り替えて棚を深くしてみることに。
そんなこんなしているうちに、みるみる暗雲に覆われ大粒の雨が・・・ひえ〜っ、急げや急げでテントを設営。

  
ニャンコ待ってろよ        これが良型に見える        そんなに催促しなくても・・・

ジャミ地獄は相変わらずだが、しっかり馴染めばヘラの気配を感じるようになってきて、ようやくチャンベに毛の生えた掌サイズが竿を絞る。
そうしてお昼までの午前中で底釣りのI藤氏は5枚(掌サイズ〜7寸)、オラは11尺チョウチンに替えてようやくボ抜けの1枚。(チャンベに毛の生えた掌サイズ)

昼食後は、ジャミ対策としてグルバラ単品で棚までエサを持たせる作戦が功を奏し、飽きるペースだがポツポツ竿を絞り出した・・・型は7〜8寸。
宙釣りに捲くられて焦ったI藤氏は底釣りを諦め、10尺チョウチン両ダンゴ(エサは秘密の黄金配合だとか)に変更。
I藤氏はパワーセットのバラケ大のダンゴをバンバン打つもんだから、ジャミをオラの前から全部引っ張って行ってくれたのだ・・・「ひえ〜っ、この池のジャミを全部集めてしまった」、「上ズリじゃなくてジャミズリだ」などと大騒ぎ。

  
本日一番・・・8寸         分かった分かった一寸待って   これもセンター「まゆゆ」だべさ

そ〜なるとオラの浮子は一変、すんなり馴染んでしまって全く動かなくなってしまった。
やべぇ〜、したらばエサを粘りのあるグルバラ単品から空気を含ませ硬ボソに仕上げた天々単品に変更・・・ジャミと一緒にヘラまで引っ張られたみたいで。
そうしていつもの如くI藤氏に笑わせて貰いながらお話友の会。
16時半まで竿を振ってオラの釣果は16枚(掌サイズ〜8寸)、I藤氏は残念ながら午後から辛うじて1枚を追加しただけでした。

                
                 
ジャミ地獄に降参だす

帰り際、I藤氏に「状況が上向いて釣れるようになったら連絡するから、また一緒にやるべ」と言ったら、「こったな遠い所には二度と来ねぇ〜」と捨て台詞を吐きながら青森へと帰って行ったのであった。














2014年09月29日(月)


・・・リベンジ達成と言うにはイマイチだった大佐沢公園・・・



濃霧に包まれていたのは雫石町を抜けるまでで、「雫石あねっこ」を過ぎると天井が抜けてしまったような秋晴れ!・・・最高の釣り日和だす。
昨日、H氏に明日大佐沢公園にリベンジに行くからとの電話を掛けたんだけど・・・なんぼ掛けても通じなかったす。
その代わり、ちょいと遅れるけどsu-sanもやって来ることになった。

  
取水塔の影の堰堤に3人       最高の釣り日和だす       桟橋のど真ん中にお座敷を設置

オラが大佐沢公園へ着いたのは8時半
池全体で10数人が釣り座を設置している。
固定桟橋の両端には、常連さんがそれぞれ陣取ってる。
そのど真ん中にお座敷を構えさせてもらい、8尺メーターの両ダンゴ、浮子はX-TOURのLでハリは上下関スレ4号(40cm・50cm)、エサはSイエロー単品勝負だす。

  
ノルマ5枚の壁は厚い        本荘からの常連さん       色黒のメジナみたいなヘラだす

元エサのままで順調に浮子が動き、たちまちツ抜けをするも・・・上ズリを招いたためか、アタリはピタッと遠退いてしまった。
1ボール目のエサを打ち尽くす頃になってようやくsu-sanが到着。

  
鮎ロスのsu-san、ヘラも楽しいよ!  昼食タイム          ひぇ〜っ、竿が凄い曲がりをしてる

オラの左隣にお座敷を構えたsu-sanもメーターの両ダンゴでスタート!
ヘラは十分寄っているので、浮子は1投目から順調に動くけど・・・此処のヘラはスレきってますから?!

上ズリにすっかりペースを崩してしまったオラは、浮子をムクトップのSTUDIODSIGN SHALLOWのLに取り替えてハリスが張るまでの間のアタリに的を絞ろうとしたのだが・・・状況は益々悪化。
浮子を再びX-TOURのLの戻し、ハリスを30cm・40cmに詰めて、エサを硬ボソに変えてみると、これが功を奏し次第に浮子の動きが復活してきた。

  
ほっかむりの常連さんは渋いねぇ〜  丸々モリモリ重量ベラ      リベンジとは言い難い釣果だす

先日より釣れる型が若干小振りのような気がするけど、意地のSイエロー単品勝負で(1.5袋を使い切り)16時過ぎまで頑張り通し、38枚の釣果。
リベンジ達成と言うにはイマイチの状況だったけど、お陰様で常連さんの面白いお話とご配慮により楽しい釣りをさせて頂ました。

・・・さて次回は、Sレッド単品のセット釣りに挑戦してみますから。














2014年09月24日(水)


・・・良型重量級ベラに翻弄させられた大佐沢公園・・・


元同僚のH氏から、「大佐沢公園で一緒に釣りましょう」とお誘いを受けていたのだが、「鮎シーズンを終えるまで待っていて下さい」と今日まで先延ばしにしていたのだ。

  
曇天無風の釣り日和        対岸にも常連さんが続々やって来る  遊歩道脇にも常連さん

大佐沢公園の固定桟橋には、H氏と共にW氏も来てくれていた。
H氏はコンニャクをクワセにしたメーターのセット釣りで7枚ほどの釣果。
W氏は9尺浅ダナの両ダンゴで先ほどエサ打ちを開始したばかりなのに、パタパタと掛けて軽くツ抜けをしているところなんぞ流石だす。
尺上がアベレージサイズでズッシリ重い良型揃い・・・大きいのは尺2寸ほど。
平日にも拘らず20数名の常連さんで賑わっているが、皆さん大苦戦を強いられている様子・・・順調に竿を絞っているのはW氏だけだすもの。

             
     
H氏、コンニャクをシッカリ食ってた       W氏の和竿がきれいな弧を描く

オラは二人の間にお座敷を構え、8尺メーターの両ダンゴでスタート!
ムクトップの浮子を使い、落ち込みの早いアタリを取っていく釣りで攻めてみるも・・・トメが入らずアタリも出ない。(営業ベラは浮子の周りに湧いてるのに)
へらはエサが持たない程寄ってるのに、なして釣れないんだべ?

1時間経過しても、スレが2枚だけで未だにオデコ!・・・ようやく1枚目が釣れたのはエサ打ち開始から1時間半後。
W氏の釣りを見ていると、オラとは正反対にしっかり馴染みきってからのアタリに的を絞って確実に釣って釣果を伸ばしているのだ。
オラもW氏の真似をして、浮子をパイプトップのX-TOURに変えて馴染ませる釣りに挑んでみるも・・・ど〜も苦手で。

  
アベレージが尺上ですから    昼食タイム・・・なして釣れないんだべ?  尺2寸のふてぶてしい顔

結局、浮子をムクトップに戻し、NEXT ZONE-7からSTUDIODSIGN SHALLOWのXO、L、Sまでサイズを落とし、ハリも関スレ5号から4号と小さくし、ハリスも28cm・38cmから少しずつ伸ばし40cm・50cmでようやく決まりだしたかと思ったのも束の間・・・時既に遅し、16時過ぎ小雨がパラつき出したのを機に、今日のところはこのへんで勘弁してあげることに。

                
                
リベンジに来ねば気が済まねぇ〜!

本日の釣果は、尺上アベレージが24枚で明らかに予選落ち。
因みにW氏はカウントはしていなかったけど50〜60枚は確実に釣っていたし、H氏は30枚の大台を超えて目標達成!
良型重量級ベラに翻弄させられたままではとっても悔しくて・・・近々リベンジに来ることを決意して、小雨が降り出した大佐沢公園を後にしたのだ。














2014年09月16日(火)


・・・へらモード移行へのウォーミングアップin南畑沼・・・



南畑沼へ向う途中つい栗拾いに夢中になり、現着したのは11時30分
まだ若干暗雲に覆われてるけど、もう雨が降ることはないでせう。

  
雨上がりの南畑沼         近場にお座敷を構えて      型はイマイチだけど美人さんだすべ

10尺、浅ダナの両ダンゴでスタートしてみます。
浮子はSTUDIODSIGN SHALLOW-L(ムクトップ)、ハリは上下関スレ5号(ハリス30cm・40cm)、エサはガッテンとグルバラ1:1の配合。
エサ付けはちもとを押さえるだけのラフ付けで、ナジミ際狙い(一方通行)に徹するのだ。

  
こいつはカウント外だすべだ    良型あねっこベラ        上バリにマブ・下バリにあねっこベラ

エサ打ち開始10分程で止めが入り、ナジミ際のアタリでチャンベに毛の生えたような6寸クラスのあねっこベラが竿を絞る。
その後は、マブ混じりで飽きない程度のペースで6〜7寸が竿を絞ってくれるが、一枚釣る毎に穴が開くのがど〜も気になって・・・時折、沖の方で大型ベラがもじっているけど、こっちには寄って来ないんだべなぁ〜。

             
     
振り込みも辛くなってきた         ウォーミングアップですから勘弁してください

そうこうしているうちに南西寄りの強い風が吹き荒れ、ダボンダボンと波が押し寄せ始めた。
こ〜なるとアタリがどうのこうのというより、釣りどころでゃなくなって・・・仕方がない、予定時間よりちょいと早いけど14時で勘弁してやることに。

イマイチの型が28枚しか釣れなかったけど・・・今日はウォーミングアップですから。














2014年06月24日(火)


・・・ヘラが病気気味で薄く、ジャミも大人しい南畑池・・・



昼頃から雷雨に見舞われるという予報・・・さて今日は何をするべ?
ストレスの溜まるヤマメのエサ釣りは当分やりたくないし、んだかと言って今更FLYの道具を引っ張り出すのも面倒だしぃ〜。
雨が降り出したらサッサと撤収する覚悟で南畑池にでも行ってみっかなぁ〜・・・たまには野釣りもやっておかないと忘れてしまうもんね。

             
     
今更移動するのも面倒臭いしぃ〜     暗雲が立ち込めてきたら、すかさず撤収しますから

南畑池着10時。
10.1尺の竿を繋ぎ、タナ1本強で浮き合わせを始めたら、時々底掛かり(腐った木の枝)をするのだ・・・そういえば、確かsu-sanが此処は底掛りがあって言ってたっけな。
今更お座敷を移動するのも面倒臭いので、タナを浅くしてカッツケでキメてみます。
浮子はStudioDesign ShallowのL・・・向かい風対策としてワンランクアップしてみました。
ハリは上下関スレ5号30cm・40cm、エサはペレ軽2+ガッテン2+マッハ1+水1でスタート。

             
     
常連さんは、回し振り              空がいくらか明るくなってきたかな

オラがエサ打ちを開始した時には誰も居なかったけど、程なくして常連さんが一人やって来てオラの左奥に釣り座を構える。
時々空を見上げ雷雨に襲われる気配を察知しながらエサ打ちをすること2時間・・・ようやくアタリが出て、糸鳴りしながら竿を絞る。

  
すっかりいいお天気なったこと   きれいな魚体だったのでパチリ!  ヘラ台の下で鳴いていたカエル

しかし、後が続かない。
ヘラが極端に薄いし、ジャミもイマイチ元気がないのでエサがすんなり馴染むのだ・・・だいたい今頃の時期だば、浮子の周りがジャミ若しくはヘラで真っ黒にならなければウソだべさ。
それでも、ヘラのアタリがあれば確実に一発で食ってくるのでスレてはいないようだす。
ただ気になるのは、良型ほど病気気味(冷水病みたいな感じの穴開き病?)なのだ・・・それが原因でヘラが薄くなったんだべか?

  
納竿する頃になったら風も止み   カラッと晴れて、清々しいお天気に 辛うじて「ツ抜け

そうして、飽きるペースで16時まで遊んでようやくツ抜けの11枚
これだけヘラが薄く、ジャミが大人しいとハリスが絡まったりメチャクチャにされることがないので楽でいいんだけど・・・!?














2014年06月03日(火)


・・・秋まで一旦お休みすることにした、ジャミ地獄の玉川の池・・・



休みの日くらいは、ゆっくり寝ていたかったのだが・・・あまりの暑さに目覚めてしまって、仕方なしに起床。
オッカーは午前中の涼しいうちにと、プランターなどを並べて庭仕事を始めている。
オラは「釣りっこさ行ってくるから」と声を掛け、コンビニで多めのスポーツドリンクと塩飴を購入して「玉川の池」へと車を走らせる。

             
     
今日も貸し切りだす               和竿は重いけど、パワフルだす

玉川の池」で竿を出すのはオラ一人だけ(貸切だす)・・・こんなクソ暑い日に釣りっこをしてるバカはオラだけかい。
今日は和竿(13.4尺)を繋いで、深宙のチョウチン両ダンゴでキメてみます。
早いテンポでバンバンエサ打ちをしても、ヘラの活性が高まらないことには、ジャミの猛攻に耐えられないもんね。
ここはひとつ、ペレット系のダンゴでジャミの絨毯層を貫いて、ジックリ釣り込む作戦だす・・・もし、ヘラがジャミを蹴散らしながら浮いてくるようだったら、速攻で短竿に取り替えるつもりですから。

  
太陽の動きにパラソルを合わせて  ウシガエルのオタマジャクシ   ようやく釣れたのは痩こけガサベラ

あれっ、何だろう?
前回よりも、更にヘラの活性が落ちてしまってるような・・・もじりも全くないし?
もしかして、田んぼからの余り水が流れ込んできてるからだべか?・・・その分、ジャミ(オイカワ)は益々意気盛んで水面が盛り上がる勢いだもの。

  
ようやく尺上がきた         そんな所で暑くねぇ〜のか     遠慮しねぇ〜でいいけんね

そんなこんなで竿を絞るのは、玉網が乾くペースで午前中の釣果はたったの10枚
午後になればヘラが沸いてくるかもと期待をしていたけど・・・短竿に取り替える要素なんぞ全くなし。
ジャミの猛攻に成す術もなく、面白くない釣りをダラダラと16時まで続けて34枚の釣果。

             
     
これもきれいな尺上だべ             面白くも何もねぇ〜釣りっこだ

硬ボソから軟ネバまで最大ピンポン玉大まで大きくエサ付けしても、ジャミの猛攻でタナまで持たないんだもの完全にお手上げ。
ヘラ釣りの一番の面白さは、自分が思い描いたような浮子の動きを演出するエサ合わせだすべだ。
それがジャミ地獄で全く出来ないんだから、面白くも何もねぇ〜もや。
てな訳で、ジャミが大人しくなる秋まで「玉川の池」通いは、一旦お休みすることにいたします。














2014年05月30火(金)


・・・玉川の池、如何にしてジャミの猛攻に対処するかに尽きるのだ・・・



まだ5月だというのに真夏日だなんて、過去にあったべか?
そんな中、パラソルを持参して玉川の池へ・・・年なんだから、熱中症には十分注意を払わないと。

             
   
奥の桟橋の先端付近へお座敷を構えました   12尺チョウチンでジャミの層を突き破る作戦だす

まずはジャミ対策として、12尺チョウチンの両ダンゴでスタートしてみます。
12尺でもジャミが下がってくるようであれば、回転の速い短竿に切り替えるつもりだす・・・12尺より長い竿を持ってきてないんだすもの。

   
パラソルは必需品だす       イケメンベラ!          ほら、なんぼでも食え

ジャミの絨毯を突き破るよう大き目のエサを打ち始めて1時間、ようやく1枚目が竿を絞り、その後の1時間でやっと10枚
ダメだ、12尺のチョウチンは遅くてかったるい。
そこで竿を7尺に取り替えてみたものの、ジャミの猛攻に浮子はシッチャカメッチャカ。
餌ボール2杯分のダンゴを打って、釣れたのはたったの5枚だけ・・・ヘラはジャミを蹴散らすほど活性が高くないのだ。
(常連T氏の話だと、毎年ヘラがジャミを蹴散らすのはもう少し先で、ヘラに体力が付いてからなのだそうだ)

             
 
1mを優に超える青大将!・・・シッシッ、あっちさ行け   此処さ留まってて邪魔だこと

やっぱ遅くてても、12尺でジャミの絨毯層を突き破り、シッカリ時合を作ってコツコツ釣る方が賢いようだす。
竿を12尺に戻して再び時合を作るのに1時間を要し、さてこれから釣り込むぞという時に・・・何と!アワセた拍子に何の抵抗もなく、浮子下1mから下がフッと飛んでしまったのだ。(何したんだべ?)

  
美人さんベラ           これはブスベラ          うむ〜、納得いかねぇ〜

良く見えない眼で新たに仕掛けを作り、エサ打ちを再開したのは14時過ぎ。
今度は10分程で時合が出来上がり、時速10枚の飽きない程度のペースで竿を絞る。
2〜3枚釣るとパタッと穴が空き、ボソを数投打ってから仕留めるダンゴを打つというパターンで17時まで頑張って44枚の釣果。

気温の上昇とともにジャミの猛攻は益々強烈になり、エサをタナまで届けるのが至難の業。
この池の攻略法は、如何にしてジャミの猛攻に対処するかに尽きるのだ。














2014年05年24日(土)


・・・気温上昇とともに益々釣りが難しくなってきた玉川の池・・・



寝起きに、これでもかと言うほどウ○コをどっさり出した筈なのに・・・この宿便的膨満感はワラビの食い過ぎだべか?
オラが玉川の池へ着くと、間髪を容れずS藤氏のアウディーがやって来た。
おろっ、S藤氏はど〜やらオラの休みを把握していて、今日もきっと此処に来るもんだと決めてやって来たのね。

  
奥の桟橋に3人並んで      底釣りはジャミの影響も無く順調だすな  7尺チョウチンは良型だけど

奥の桟橋で竿を出していた竿春氏の左側に、オラとS藤氏が並んでお座敷を構える。
S藤氏は12尺のチョウチン両ダンゴ、オラは7尺チョウチン両ダンゴでスタート!

水面からタナ2m位までビッシリジャミ(オイカワ)の絨毯。
7尺チョウチンではジャミの猛攻をまともに喰らって、なかなか釣果が伸びない。
反面、ジャミの層を貫いて釣ってる底釣りの竿春氏は順調に竿を絞ってるし、12尺チョウチンのS藤氏の浮子も良い動きをしている。
ジャミの猛攻に耐えながら午前中頑張った釣果は20枚・・・近頃では最悪の状況だす。

  
竿を10尺に替えてみませう     ジャミとのリャンコウ       天舞の曲がりはきれいだすな

午後から、ジャミの層を貫くつもりで竿を10尺に替えるも・・・ジャミまで下がってきて益々状況は悪化し、3枚しか釣れなかったのだ。
こ〜なったらヤケクソ、いっそのこと回転の早いカッツケでジャミを蹴散らす作戦に変えてみたのだが・・・ヘラは水面に沸いてくることは無く、徒労の5〜6枚の釣果に終わる。

  
デカッ!             枯法師の曲がりもきれいだす    ようやく半束超え(カッグシ)

やっぱチョウチンでも早い回転でヘラを寄せられる、7尺チョウチンに戻します。
トメが入らずストンと馴染んでしまうので、ハリを関スレ6号から5号へ落とすことによってようやく時合らしきものが出来上がりボチボチ竿を絞り始めた。
続けて2〜3枚釣ると穴が空くので、その穴を埋めるためにボソを数投打って修復すること繰り返しながら17時まで頑張って、ようやく半束超えの51枚。(S藤氏は19枚

竿春氏は朝方より日中の方が水温が下がってきたように感じるからヘラの活性が下がったのかも?と言っていたけど・・・んん〜?
何れにしろ、気温上昇とともにジャミの勢いが増して、益々釣りが難しくなってきたもんね。














2014年05月18日(日)


・・・雨、強風、時々突風、そしてジャミの猛攻に翻弄された玉川の池・・・



今日は、曇りベースだけど日中は日が射す天気予報だったのに・・・秋田県内は雨が降ってるじゃん。

  
北欧の空の方へ・・・       やっぱり秋田県内は雨降りだす   まだ鯉のぼりが・・・?

日曜日だというのに「玉川の池」のお客さんはオラ一人・・・寂しいことに、今日も貸し切りだす。
中央桟橋のど真ん中にテントを設営。
風が冷たいから、テントの中はぬくぬく天国だい!

  
日曜日だというのに寂しい光景   此処も北欧の空          本日の1枚目・・・きれいだすべ

今日も、7尺チョウチンの両ダンゴでエサ打ちを始めたものの・・・ジャミの猛攻にエサがタナまで持たない。
ヘラが寄り切るまでエサ打ちを続けること1時間。
ようやく、ジャミを蹴散らしヘラが竿を絞った。
時折、雨脚が強くなったり風が唸りを上げたりと目まぐるしく変わるお天気に翻弄されながらも、午前中は30枚の釣果。

   
池の淵には八重桜          本日のリャンコウは2回      麩エサが散らばって汚ったねぇ〜

何と、午前中でお気に入りのエサだったグルバラと天々を全部使い切ってしまったのだ。
代わりにペレ軽やガッテン、S-イエローなどで代用するも、いまいちタッチが合わず時合が作れない。
不思議なもんで、エサのタッチが合わなくなった途端、ジャミが一気に蔓延ってくるのね。

  
テントが飛ばされそうだ     待ってろ、今ジャミを釣ってあげるから  今日は尺上が多いこと

時折、突風が吹き付けテントが軋む・・・やべぇ〜やべぇ〜、ここはひとつテントの張り綱をシッカリ張りませう。
午後からやって来て、手前の桟橋にテントを張った常連さんも大苦戦。

             
   
お〜し、コロンコロンした上がりベラだい!     常連さんには未知の数字なんだろうけど

そんなこんなで、雨、強風、時々突風、そしてジャミの猛攻に翻弄されながらも、納竿の17時まで頑張って70枚の釣果。

オラが、時折竿を絞ってるのを見てた常連さんが「こんな条件下でよく70枚も釣るもんだ」としきりに感心して帰って行ったけど・・・オラ的には午後の部のエサ合わせがど〜にも不満で、イマイチ納得いなかいんですけど。














2014年05月13日(火)


・・・最後まで納得のいく時合が作れなかった、強風下の玉川の池・・・・



気圧の谷の通過で今朝方まで雨が降っており、日中は一時晴れ間が覗くものの6〜7mの西風が吹き付けるという予報。
従ってヤマメ釣りは諦めて、いつものとおり「玉川の池」へと向かった。

             
  
この辺が比較的腐れ花びら絨毯の影響を受けないべ    本日は貸切だい

強い風が吹き荒れるという予報のせいか、本日のお客さんはオラ一人・・・貸切状態だす。
比較的腐れ花びら絨毯の影響を受けないと思しき、奥の桟橋の手前側にお座敷を構える。

  
物が風で飛ばされないように    新ベラは物凄いパワーだすな    上唇のハリが異様に小さく見える

浅ダナ(カッツケ気味)をやってみたかったのだが、風が強いので7尺チョウチンの両ダンゴでエサ打ちを始めた途端・・・何と、小雨が降り出すってが。
テントを張ろうかどうか迷っているうちに、何となく小康状態になってきたので、そのまま露天で続行することに。(テントを張るのが面倒くさいんだもの)
そうこうしていると、いきなり冷たい東風が吹き付けてきたので、防寒着を羽織る。
暫くすると、今度は南寄りの生暖かい風に変わり防寒着を脱ぐ。
そして、再び小雨が降ったかと思いきや、冷たい東風に防寒着。
太陽が顔を出し、一気に蒸し暑くなったりと目まぐるしい温度変化と風向きの変化。

  
なして此処さゴミが停滞するってよ いっぱいあるから慌てないで食え  おいおい落ちるなよ

方向の定まらない強風に玉網は飛ばされるわ、竿は竿掛けから外れるし、エサボールまでがズズッと移動するのね。
浮子が風に煽られてシモるもんだから、サワリや受けの状態が良く分からず時合が上手く作れないのだ。
何といっても、浮子のトップが斜めに傾いだままだから、とっても釣り辛いのだ。
おまけに、風向きが右から吹き付けていたかと思うと、いつの間にか左側に変わったり、背中から吹き付けてきたりとグルグル回っているのだ。

  
リャンコウは2回ありました    こうすれば尺上って分かるべ    釣果はともかく納得がいかない

そうして、夕方まで風は弱まることなく、とうとう最後まで納得のいく時合が作れずに終了時間。
いつもより断然アタリが少なかったが、その分スレも少くなくて本日の釣果は73枚

もしかして・・・今日の釣りが、今季一番面白くなかったかも?














2014年05月10日(土)


・・・気の置けない仲間とのお話友の会で楽しい釣りin玉川の池・・・



鶴岡から、I藤氏T君(北海道に居た時の直属の部下)が「玉川の池」へやって来ると言うんだもの、駆けつけない訳にはいかないべさ。
それから今日は、新たに購入した短竿(聖7尺)に魂を入れるという大義名分があるのだ。
曇りベースだった大仙市の天気予報は、晴れベースに変わったけど、その分強風に悩まされるかも?

             
     
雲の隙間から岩手山の中腹がチラリ        秋田県側は霧雨

今日の「玉川の池」は、I藤氏、T君、オラと、竿春の方の4人で奥の桟橋へ並んでお座敷を構える。
T君は一度だけI藤氏と野釣りをしたことがあるけど、全くノーアタリだったとのことなので、実質今日がヘラ釣り初体験みたいなもんだす。

  
奥の桟橋の突端に4人並んで     なんだか渋くねぇ〜か?     あいや〜、スレだ

オラは7尺チョウチンの両ダンゴ、T君は9尺タナ一本の両ダンゴ、I藤氏は9尺チョウチンの両ダンゴ。
エサは全員同じ配合で、グルバラ2+天々2+水1のシンプルブレンド。
9時30分、エサ打ち開始!
「振込みそうじゃなく」「エサは手水を付けて」「取り込みは肩を回して」「今のがアタリだべ」「竿先を引いて糸を沈めて」「アワセは優しく竿先を前に出すだけでいいんだぞ(それだけはI藤氏から言われたくないってが)」その他etc・・・I藤氏の教育的指導が飛ぶ。
何故か午前中は、活性が低く食い渋り状態・・・尽くスレで、まともに口を使ってくれないのだ。
挙句の果てに腐れ花びら絨毯に覆われ始め、ついにまともな釣りが不可能に。
お昼までの釣果は、T君3枚、I藤氏1枚、オラ34枚とみんな揃って貧果。

  
ヘラを初めて釣ったT君      ほら、きれいなヘラだすべ    竿春の方も竿を絞ったが・・・??

午後は、腐れ花びら絨毯から逃れるべく中央の桟橋へ民族大移動。
I藤氏はチョウチンを諦めてタナを一本に上げる。
やっぱ、水面に浮遊物が無いってことは、エサの落下底度が一定で時合が作りやすいもんね。
T君とI藤氏もやっと調子が出てきて、飽きない程度に竿を絞り始める。
オラも始めのうちこそスレ地獄に陥っていたけど、時合を作ればこっちのもの・・・順調に釣果を伸ばす。
I藤氏は、T君には引き続き厳しい教育的指導を行い、オラにはシッカリ口に掛かっているかどうかの厳しいチェックが入る・・・「あのな、他人の釣りばっかし見てないで、もう少し自分の浮子に集中しろ、したらもっと釣果がアップするから」

  
お引越し完了           おい、ジャミを食わせろニャ〜   超デブ、お約束の「重てぇ〜!」

そんなこんなで、久し振りにワイワイ楽しいお話友の会釣法で束超え達成!・・・110枚の釣果を得て、聖7尺にシッカリ魂を入れることが出来ました。
因みに、I藤氏は24〜25枚くらいだべか?T君はツ抜けしてから調子が出てきて15〜16枚くらいかな・・・何れヘラ釣り初体験は、最高に面白くてすっかり嵌ってしまったと。

  
軽く尺を超えてるべ        へっへぇ〜、リャンコウだよ〜ん  これで聖7尺に魂が入ったべ

午前中の食い渋りで一時はどうなることやらと思ったけど、場所換えした午後からは思いどおりに浮子を動かすことが出来て大満足。
いつも単独で釣っているので、たまにはこ〜ゆ〜ふうに気の置けない仲間とお話友の会(笑わしてもらいました)をしながら釣るのはとっても楽しいもんだすな。














2014年05月06日(火)


・・・玉川の池、腐れ花びら絨毯地獄&雷雨にもめげずリベンジ達成!・・・



GW最後の日、高速道路のUターンラッシュはピークを迎えているようだが、田舎の道は交通量も少なくのんびりムード。
先日、「玉川の池」の花びら絨毯地獄でイマイチ納得のいく釣りが出来なかったのが悔しくて・・・リベンジだす。

             
     
クッキリ岩手山                 秋田駒ケ岳もクッキリ

おろっ、先客の常連さんは短竿浅ダナ(略カッツケ)の両ダンゴで入れ掛りを演じている。
オラも常連さん列にお座敷を構える。
エサも仕掛けも先日と全く同じにしてのリベンジ戦・・・8尺天々両ダンゴに、浮子はNEXT ZONE-7号、ハリは上下関スレ5号(ハリス25cm、35cm)、エサはグルバラと天々を1:1の配合。

             
    
 浅ダナで入れパクの常連さん           深宙は良型ばっかし

9時30分、エサ打ち開始!
15分ほどでヘラのサワリが出始めると、ジャミを蹴散らして順調に竿を絞る。
そうして、お昼まででカウンターは丁度50枚
浅ダナをやっていた常連さんの爺っちゃまは、「深宙からそんな立て続けに竿を絞り続ければ肩が痛くなるすべ」などと言いながら、早上がりをして行った。

             
    
竿春の愛好者が中央桟橋からお引越し        最初で最後の竿を絞ったが・・・

この池に来たのは初めてと言うお客さんが、中央桟橋からこちらの奥の桟橋へやって来て「ずいぶん釣れてますね」「こっちの桟橋に移動して来てもいいですか」「此処は何尺で底が取れます?」と尋ねてきたので、「15尺で浮子一本分を残して丁度底が取れますから、どうぞどうぞ並んで下さい」、「ただ此処では、底より浅い棚の方が間違いないですよ」と、常連面をしてアドバイス。
道具仕立ては竿春でビシッと揃えているけど、底釣しか出来ないのだと言う。

             
  
何となく、腐れ花びら絨毯が攻めてきたみたい      遠慮しないで食べていいよ

お〜し、今日はこの勢いで束超えだい!と勇んで午後の部を開始したのも束の間・・・風向きが変わり、腐れ花びら絨毯が次第に浮子の周りを覆い始めた。
腐れ花びらが浮子やハリに引っ掛かり、落下速度が遅くなるわ、ナジミ巾は変わるわ、終いには浮子が立たなかったりと、すっかり時合を崩してしまい釣果が停滞・・・げっ、先日と同じパターンかい。
竿春の方は、1回だけ竿を絞ったものの、スレでとうとうオデコのままギブアップ宣言、オラの後ろで暫し陸ジャミ。

  
腐れ花びらを蹴散らしてけれ    お約束の「重てぇ〜っ!」     ダメだ!暫く休戦だす

すると今度は暗雲が迫ってきたかなと思う間もなく、強烈な雷雨の洗礼(ピカピカ・ゴロゴロだす)・・・ずぶ濡れになりながらもテントを設営し、ほうほうの体で暫しの避難。
雷雨が去っても、腐れ花びら絨毯地獄は相変わらずで池一面を覆っているので釣り座を移動したくても出来ないべさ・・・カウンターは70枚でストップ状態。
それでも、風向きによっては瞬間的にポッカリ水面が現れる時があるので、その僅かなチャンスを利用してエサ打ち。

  
お〜し、リャンコウどっちも食ってるべ  リャンコウの連荘だい    束超えでリベンジ達成!

既に16時、今日もダメかと諦めかけた時、少しずつ腐れ花びら絨毯が薄くなってきた。
気を取り直し、時合を作ればこっちのもの・・・リャンコウを交えながら右肩上がりに調子が上向いてくる。
そうして、すっかりエサを使い切った17時までスパートをかけ続け、束超えの105枚で念願のリベンジ達成!

浮子の周りに良型のヘラがウヨウヨ沸いていたので、メーター未満の浅ダナ狙いをすれば、一束半超えは十分可能かも?














2014年05月02日(金)


・・・桜散り、花びら絨毯地獄の玉川の池・・・



車にはヤマメ釣りのセットが積みっぱなしだけど、今朝まで雨が降っていたので川は濁り増水。
秋田方面は昼頃まで雨が残る予報だけど、テントを積み込んで玉川の池へと向った。
この雨の増水で遡上鮎のスイッチが入ればいいんだけど。

  
秋田方面は暗雲が垂れ込めている  仙岩トンネルを抜けると雨だった  おろっ、S藤氏親子だ

9時、玉川の池には不似合いなアウディが停まってるってことは?・・・S藤氏だべさ。
雨の中、S藤氏は息子さんと並んで竿を出している。
桜の花びらが池全体を覆っているので、どの桟橋のどの方向を向いても花びら絨毯地獄からは逃れられそうにない状況だす。

             
     S藤氏親子に並んでテントを設営         この花びら絨毯地獄には参ったす

オラはS藤氏の右隣にテントを設営し、8尺天々両ダンゴの準備。
浮子はNEXT ZONE-7号、ハリは上下関スレ5号(ハリス25cm、35cm)、エサはグルバラと天々を1:1の配合。

9時30分、花びら絨毯地獄に勇気を出してエサ打ち開始!
丁寧に落とし込んでやらないと、花びらに引っ掛かってエサが入っていかないし浮子も立たないのだ。
そんな花びら絨毯地獄に四苦八苦しながらも、時合が出来上がり順調に竿を絞る。

  
ダメだお引越しするべ       美人さんベラ           いつもの如く「重て〜っ!」

S藤氏親子は花びら絨毯地獄に耐えられなくなり、ちょっとでも花びらが薄い場所へとお引越し。
しかし、その場所も時機に花びら絨毯が敷き詰められ、またまたお引越し。
S藤氏は引越し貧乏だと嘆いていたけど・・・あのね、お引越しをするたびに一から時合を作り直さなければならないから、何回も移動をするのは考えもんだよ。

  
此処もヤバくなってきたなぁ〜   背中が盛り上がってる       丸々盛々、デブ専ベラ

そんなこんなで、花びら絨毯地獄と格闘しながら17時まで頑張って88枚の釣果。(S藤氏は29枚、息子さんはオデコは免れたみたい)

             
    
 お〜し、久し振りに釣れたよ         こんな状況下での88枚だからヨシ!としよう

花びら絨毯地獄にエサは入っていかないわ、浮子は立たないわでエライ苦戦を強いられたけど、最後まで時合を崩すことなく順調に竿を絞れた一日だったす。
「タラレバ」を言わせて貰えれば、花びら絨毯地獄がなかったら、楽に束超えをする勢いでヘラの活性が高かったのだ。(キッパリ)













2014年04月21日(月)


・・・南畑の仇を玉川の池で討つ!?・・・



午後から雨の確立が高くなる予報だけど、昨日南畑池で「オデコ」を喰らったのが悔しくて、大曲へと車を走らせた。
オッカーには、「現金を引き出しに、ちょっと銀行まで行ってくるから」とだけ言い残して家を出てきたのだ・・・釣りはついでですから。

  
秋田新幹線と並走して       誰〜れも居ないのね        奥の桟橋では天板の張替え工事中

玉川の池に着いたのは9時30分・・・釣り人は一人も居らず、奥の桟橋では天板の張替え工事を行っている。
オラは中央桟橋にお座敷を構え、9尺両ダンゴの浅ダナ(メーター)の仕掛けをセット。
10時、グルバラ+ガッテンでエサ打ち開始!
程なくして常連のT氏がやって来て、オラの右側へ並び16尺タナ1本半の両グルでエサ打ちを開始する。

  
T氏は16尺でタナ1本半の両グル   こやつ、パワー満点!      ひえ〜っ、重てぇ〜!

20分程で時合が出来上がり、順調なペースで竿を絞る。
1ボール目のエサを使い果たすまでに30枚の釣果・・・これだば軽く束超えだわいと喜んだのも束の間、1ボール目で少ししかなかったグルバラを全部使い切ってしまっていたのだ。
未開封のグルバラがバッグに入ってたと思っていたのに・・・(ガクッ)
仕方がないグルバラの代わりにペレ軽で代用しようとしたのが大間違い・・・出来上がった瞬間に、「やべぇ〜っ、重てぇ〜」と思ったすもの。
案の定、トメもサワリも全く無くなりジャミが俄然巾を利かせ始めてきた。
少しでも空気を含ませ軽くしようと、浅ダナ一本を絡めたりSブルーを絡めたりするも・・・徒労に終わる。
オラが虚しい努力をしている間に、両グルでシッカリ時合を作り上げたT氏は軽快なペースで竿を絞っている。

             
     
リャンコウだす                 両グルで完璧な時合

軽いエサに比重を付けるのは簡単だけど、一旦重く仕上げてしまったエサを軽くするのは到底無理。
この重いエサはキッパリ諦め(捨て)、ガッテンにSブルーだけを加えた軽いダンゴを作り、気を取り直して再開。
正直なもんで、エサを軽いものに作り変えただけで浮子は見違えるように動き出し、竿が弧を描くようになったのだ。
そうして時合も出来上がり、さて、一気に釣り込んでこれまでの遅れを取り戻すべと意気込んだところまでは良かったのだが・・・ありゃっ、ポツポツと雨が。

             
     
さて、これから釣り込むぞぉ〜!         仇を打ったことになるんだべか?

テントはいつでも設置できるよう、脇に置いてはあるんだけど・・・全身、雨でシットリ濡れてしまったもんだから寒くて、今更テントを張ってまで続ける元気はすっかり失せてしまったのだ。
そんなこんなで14時までの釣果は55枚
イマイチ納得行かず納竿するにはちょいと早い時間だけど、今日にところはこの辺で勘弁してあげませう。
T氏も竿を畳んで、車のバックドアを開ければパラソル無しでも釣りができるという飯田沼釣り公園へ移動すると言ってるし。

んっ・・・これって南畑の仇を玉川の池で討ったことになるんだべか?

             
     
帰りも秋田新幹線と並走だい        おろっ、雫石(小岩井入り口)で民家の火災だす














2014年04月20日(日)


・・・今季初の野釣り、南畑池でオデコ発進・・・



本日は玉川の池に例会が入っているので遠慮することにして、釣り台を積み込んで南畑池へ・・・今季初の野釣りだす。
9時に着いた時には誰も居なかったが、程なくして常連さんが二人やって来た。

  
おろっ、誰〜れも居ないってが   珍しく水面は静かで鏡状態     穏やかだけど、もじりは皆無

満水時の南畑池は、取水口の直ぐ左側が平らになっていてへらバックが置きやすくなるので、そこにお座敷を構えるのだ。
11尺の竿を繋ぎ、メーターのセットでエサ打ちを始めるも、初っ端から浮子の周りが真っ黒になるほどのジャミの猛攻!
バラケを一ボール打っても、ヘラの寄りは全く感じらない・・・この時点で、本日はオデコを喰らうかもと早々に覚悟を決める。

  
満水時は此処が一番だす      野釣りに似合う軟調子「聖」    常連さんたちも大苦戦

バラケを打ち尽くしたのを機に、セットを諦め両ダンゴに変更するも・・・状況は変わらずで、オデコは続く。
試しにタナを1本半(床に着いてるかも?)まで下げると、留めが入って感じの良いアタリが出たが・・・竿に伝わってくる感覚はコクコクと不吉予感。
その後は、ジャミに代わってマブの逆襲に遭いオデコが続く・・・遠くから見れば小振りなヘラが釣れてるように見えるんだろうけど、全てマブ(半ベラが1枚)ですから。
常連さんたちも全く竿を絞る気配がなく、真ん中の常連さんは諦めて竿を畳み始めている。

  
こいつらが喧しいこと       自衛隊機は何処さ行くんだ     オラは、お先しま〜す!

再びタナをメーターに戻し、もう一ボールだけ両ダンゴを打ってみて、ダメだったら今日のところは諦めて勘弁してあげませう。
結局、一定のペースで一ボールのダンゴを打ち尽くすも・・・強烈なジャミの猛攻だけで、とうとうオデコ!を喰らってしまったのだ。

南畑池は山上湖みたいなもんで、未だヘラは動かないんだべか?
何れ野釣りで釣れ出すのは、桜が咲いて乗っ込が始まってからだすべなぁ〜。














2014年04月16日(水)


・・・強風吹き荒れる玉川の池、セットでコケた分を両ダンゴで辻褄合わせ・・・



昨夜気圧の谷が通過したもんだから、今日の日中は10m/sec前後の強風が吹き荒れるという予報。
明日になれば風は若干弱まるんだろうけど、悲しいかな、のっぴきならない用事が入ってるのす。
したから、何がなんでも今日竿を振りに行くのだ。
強風に煽られ仕掛けが吹き上げられるのを覚悟して・・・玉川の池へと向った。

             
    
手前の桟橋に常連の爺っちゃまが一人だけ       オラは寂しく奥の桟橋に突端へ

さすがにこんな日に釣りっこに来てるのは、常連の爺っちゃまが一人とオラだけだす。
いくらでも風による波立ちの少ない場所を求め、奥の桟橋に突端近くにお座敷を構える。
吹き付ける風が冷たくてダウンの防寒着が手放せない、ヘラのもじりも皆無だす。

  
天気は良いけど、風が冷たい   めっこ飯みたいな感嘆になってしまった 竿を絞れば良型なのだが・・・

9時30分8尺天々ウドンセットでスタート!・・・先日使った仕掛けのままだす。
強風で浮子がシモリ、縦サソイがとってもやりづらいし、ジャミ(オイカワ)の猛攻で肝心のヘラのアタリがなかなか出せない。
クワセのハリスを38cmから60cmまで試して、ようやく口を使ってくれるようになったものの、竿を絞るペースは遅い。
お昼までで15枚の釣果だけど、そのうちの半数以上は食わせ(感嘆)じゃなくバラケを食べて釣れたもの。

  
常連さんも・・・大苦戦中     物が風で飛ばされないように    へっへぇ〜、尺上だすべ

午後はウドンのセットをキッパリ諦め、8尺天々両ダンゴでキメてみませう。
天々の場合はペレ軽主体のエサが釣りやすいのだが、生憎バッグにはセット系のバラケのみ・・・ある物で適当に見繕って(若干重めに作る)、天々で締める。
ジャミに揉まれながらもシッカリハリ残りさえしてれば、きれいなアタリで良型が竿を絞る。
時合が出来てくるにつれ、ジャミは全く気にならなくなってくる。

  
両ダンゴは一段と型が良いこと   常連さんたちは浮子合わせ中    ど〜だ、リャンコウだい!

調子込んでバンバンエサ打ちをしてるとヘラがハシャギ過ぎ、一時期スレ地獄に陥ったりしながらも、タッチやエサ付けで調整しながら釣り込み、納竿時間の4時30分まで頑張って65枚の釣果。
午前中のセット釣りでコケた分を、午後から両ダンゴで何とか辻褄を合わせることが出来たのでヨシ!としませう。

             
    
何とか辻褄を合わせることができました       オイカワ君は、猫&カラスの餌

時期的にまだ両ダンゴのエサの巾が狭くて苦労を強いられるけど・・・それはそれで、なかなか面白いもんだす。
ヘラは上を向いていたから、天々などの深宙よりはメーターから一本程度の浅ダナの方が釣りやすかったかも?














2014年04月12日(土)


・・・底釣りとは最後までお友達になれなかった玉川の池・・・



終日、西北西の風が強いという予報なのだが、家に閉じ籠もっての退屈退治はもう勘弁してほしいもんね。(昨日一日でたくさんだす)
強風&寒さによる大苦戦を強いられるのは覚悟の上で「玉川の池」へと向った。

             
  
久々にお世話になった「仙岩情報ステーション」     大曲方面は分厚い雲に覆われ

池に着いたのは9時30分、常連さんはT氏とそのお弟子さんの若者の二人だけ。
ひえ〜っ、カラスが電柱に止まるのに四苦八苦するくらいの強風だす。
奥の桟橋は風当たりが強いので、手前の桟橋に3人並んで竿を出しましょうと誘われ、久々に手前の桟橋にお座敷を構える。
此処の水深は11尺で底が取れるという。

  
手前の桟橋に並びましょう     おっ!お弟子さんが竿を絞った   常連さん中央桟橋で浮子合わせ中

  
ジャミを食わせろニャ〜      ねっねっ、もっとちょうだい    あっ、落っことしてしまった

10時、オラはうどんセットの段底、T氏はグルテンセット、お弟子さんは両グルテンとそれぞれ思い思いの底釣りでスタート!するも・・・此処にはヘラが居ないべさ。(キッパリ)
12時までお話友の会をしながら頑張って、T氏は交通事故で1枚、お弟子さんは2枚、オラはジャミの逆襲に遭い猫の餌付け係りでオデコだす。



午後からは、意を決して奥の桟橋へお引越しすることに。
13時、オラは15尺両ダンゴの底、お弟子さんは一本半の浅ダナうどんセットで出直し戦のスタート!
T氏は14時までに帰らねばならないので、椅子を持ち出してきて暫し陸ジャミと洒落込む。

  
陸ジャミT氏の教育的指導     いいなぁ〜、浅ダナは順調に絞って 底釣りでようやく食ってくれたよ

浅ダナの宙は3〜4投目から浮子が動き出し、すぐさま竿を絞り始めたけど・・・底は、沈黙の要塞。(ジャミすら居ないのだ)
それでも15時までの2時間、ジッと我慢してエサを打ち続けるも・・・釣れたのはたった2枚だけ。

さすがのオラも我慢の限界だす。
底釣りはキッパリ諦め8尺天々のウドンセットに取替えます・・・17時まで、2時間は出来るべさ。

             
     
やっと時合が出来てきたかな?          無駄な5時間だったす

すると、数投でサワリが出始め、縦誘いの後、一呼吸を置くと教科書どおりのアタリで良型が竿を絞る.
ヘラが寄り過ぎると(ハシャギ過ぎ)、スレの連発が始まる。
バラケを一回り小さくすると、ハシャギは改善され再び釣れ始まるも、今度はヘラが薄くなって留めも出さずに素直にナジミ切ってしまう。
再びパワー気味の大バラケを数等打つと、ヘラがハシャギ出して再びスレの連発。
そんなこんなを繰り返しながらも、17時までの2時間で17枚の釣果。

10時から15時までの底釣りをやっていた無駄な5時間・・・あの手この手で頑張ってはみたものの、残念ながらついに底釣りとはお友達になれなかったのす。














2014年04月08日(火)


・・・玉川の池、ヘラの活性と体感温度は今季一番低かったかも?・・・



高気圧にスッポリ覆われ最高の釣りっこ日和になるとの予報に胸躍らせて、大曲「玉川の池」へ向けて快調に車を飛ばしたのだが!?
げっ、強い西風が吹き付けており思いの外寒いじゃん!・・・良いお天気だなんて、絶対嘘だすべだ。

  
秋田県側は深い霧に包まれている  内陸部方面は分厚い雲が覆ってる  いつになく看板が光ってるような

本日の常連さんは手前の桟橋に2人、中央桟橋に1人、奥の桟橋にT氏とオラの2人だから総勢5人・・・何とも寂しい限りだす。
今季ヘラ釣り4回目の今日は、9尺天々のウドンセットでキメてみます。
先日、ストックしていたクワセ針(イブキ1号)のハリスを全部(20本)ぶっ飛ばしてしまったから(尤も、4年前に巻いてたやつだからすっかり劣化していたのだ)、今日は新しいハリスで20本シッカリ巻いてきたもんね。

  
吹き付ける風が異様に冷たい    京作の9尺でキメてみます     青空が広がってくれないかなぁ〜

9時30分、エサ打ち開始!
20分程で浮子が動き出しはしたものの・・・もしかして、今季一番活性が低いかも?(体感温度も今季一番寒いかも?)
先日までは、シッカリしたバラケが残っているうちに誘いを掛けてアタリを出していたのだが、今日はシットリした抜き系のバラケをハリから全部抜いてしまってからでないと口を使ってくれないのだ。
おまけにアタリが小さいのに、強風で浮子がシモるから難しさが倍増・・・それはそれで面白いのだが、疲れる釣りだす。
それでもお昼までの釣果が24枚だったから、このペースを保っていけば半束オーバーは当確と思ったのは?・・・甘かったす。
  
バカ白鳥のV字変態(編隊)    本日の1枚目・・・きれいなヘラだす  常連さんたちも寒そう〜

  
浅ダナの方がヘラの寄りが良いみたい ジャミはこっちさ沢山居るぞ   新ベラ君

  
スレの連発だ           へっへぇ〜、尺上だい!      失速の結果がこれだす

午後、バラケを作り直す時、「段底」が袋に半分ほど残っていたのでこれをベースに十分水を吸わせた「粒戦」を加え、「天々」で締めたバラケを作ったのが間違いだったのだ・・・活性が低い時には、軽いエサをベースにするのが基本だすもの。
この重たいバラケに四苦八苦しながらも、食わせの「感嘆」をすっかり使い切った16時30まで頑張ったのだが・・・残念ながら、目標の半束には届かず44枚で今日のところは勘弁してやることに。

                
               
夕日に映える、秋田駒ケ岳(男岳)の雄姿

因みに、オラの隣に並んでいたT氏はタナ一本の浅ダナセットをしていたけど、深宙よりは断然ヘラの寄りが良さそうだったす・・・口を使ってくれないのは、どっちも一緒だすども。














2014年04月02日(水)


・・・雪代流入で川の流れのようになった玉川の池・・・



高気圧にスッポリ覆われ最高の釣り日和・・・杉花粉の飛散量も最高潮に達するという。
したども、オラには「杉茶」カプセルという強い味方があるんだから、もう〜へっちゃらだす。

  
快晴の下、岩手山を望む      秋田駒ケ岳もパキッと見える    田沢湖線普通列車を抜かします

  
お前らが帰らないと春にならないべさ こいつらは何たら喧しいこと   大曲もパキッと快晴!

いつもの時間に、いつものルートを通って、いつものとおり玉川の池へ。
常連さんは手前の桟橋に1人、中央桟橋に3人、奥の桟橋に3人(オラを入れて4人)で総勢8人。
雪代が流れ込んできているので、水温が下がり活性がかなり低くなっているとのことで、皆さんは底釣り(確かに、もじりは全くなし)・・・オラは10尺天々のセット釣りでキメてみます。

  
まだ誰一人釣れないってが     なんちゃって枯法師でキメてみます  皆さん底釣りで

仕掛けを作り直したり、何だかんだしてエサ打ち開始は9時30分過ぎ。
左に微妙に流されるけど、約30分程でサワリが出始め、抜き気味のバラケを落としてから2〜3回誘ってやると、きれいなアタリでまずまずの型が竿を絞る。
しかし悲しいかな、クワセのハリス(02号)が4年前に巻いたもんだから、アワセては切れるし、針を外そうとしては切れるし・・・20本のストックがみるみる減っていく。
そんなこんなで、午前中の釣果は20枚・・・低活性で超食い渋りと言われてるけど、この勢いだば半束は当確だべさと思ったんだけど、甘かったのす。


午後になると雪代が益々勢い付き、側溝からオーバーフローした水が道路を越えて直接池に流れ込み始めた。
すると池はまるで川のような流れになり、宙釣りではアタリが貰えるどころの状態ではなくなった。
バラケを締めるなりして、暫く頑張ってはみたけど・・・遂にギブアップ!

  
雪代の勢いが強まってきた     底にカカリがある         オラも間に入れて下さい

反対側を向いて、底釣りをやってる皆さんの間に入れて貰う。
一から寄せ打ちのやり直し・・・30分程で、ようやく微妙なサワリが出始めた。
午前中とは違ってバラケを抜いてしまうと全く反応しない。
締めたバラケで縦誘いを掛けながら、チクッとした微妙なアタリ取るパターンに気付く。

  
バラケを食ってきた        丸々モリモリの新べら       自分を褒めてあげませう

相変わらず、クワセのハリスを飛ばされながらも(結局、20本のストックを全部使い切ったのだ)、納竿予定時間の16時まで頑張って40枚の釣果。
目標の半束には届かなかったけど、この状況下での40枚だから、自分で自分を褒めてあげませう。

この雪代は周辺の田んぼの雪がすっかり消えるまで約1週間は続くという
 ・・・次回、来るまでには収まってればいいのだが。














2014年03月28日(金)


・・・超激渋にもめげず中途半端なタナに挑んだ玉川の池・・・



霧雨に濡れる仙岩峠、秋田県側に抜けると本格的な雨で気温もグンと低下している・・・期待していたお天気と違うべさ。
今朝は、道の駅「なかせん」で腹の中を軽くする。
玉川の池に着く頃には、ワイパーは不要かな?と悩む程度までにお天気が回復したけど、日が射すような気配は皆無だす。

  
秋田県側は本格的な雨だす     「こまち」と並走         大曲に入ると道の先が見えない

9時過ぎに到着した時点で常連さんは5人。
オラはいつものとおり奥の桟橋にテントを構える。

  
常連さんは5名           オラは奥の桟橋へ        この竿に魂を入れるのだ

さて今日は、昨年末に購入した「」の11尺に、何がなんでも魂を入れるのだ。
気温は3〜4度ほどで肌寒さを感じるけど、ヘラは盛んにもじっている・・・ってことは、活性が高いんだべか?
ヘラが浮きたい状態だと11尺の天々では中途半端なタナになってしまい、苦戦を強いられるべさ。

             
     
T氏は段底でスタート!             お天気が良くなりそうな気配がない

10時、感嘆のセットでエサ打ち開始!
同時刻、オラの右隣にバカ陽気だった昨日、浅ダナのセットで一時期入れ掛りを演じたという常連のT氏がお座敷を構える。
T氏、まずは段底でスタート!

・・・んん?
活性が高いどころか、超食い渋りじゃん。
お昼までの2時間で遂にツ抜けできず、たったの7枚しか釣れないのだ。(ガクッ)

  
新ベラだい!           常連さんたちも大苦戦       何となく時合が出来てきたかな?

午後は、バラケを若干軽くし、上バリ(ハリス10cm)ヤラズ9号から関スレ8号に取替え、下バリ(ハリス55cm)関スレ3号からイブキ0.3号と仕掛けも軽くしてみる。
激渋対策として、エサ&仕掛けを軽くしたのが功を奏し、留めが入った後下ハリスが張るの待ちかねてるようにスパッと気持ちの良いアタリが出るようになった。
お隣のT氏は、昨日同様浅ダナのセットに変更するも・・・この超食い渋りの状況に大苦戦している様子。

             
   
リャンコウだす・・・どっちも食ってるべ       オラって天才!?

そうして、バラケの開き具合などに気遣いながら丁寧な釣りに徹し、エサが尽きた16時過ぎまで頑張って丁度40枚の釣果。
中央と手前の桟橋に入っていた常連さんたちの釣果は2〜6枚で、6枚釣った人なんて「やっぱ○○さんは、上手だなぁ〜」って皆に褒められていたから、40枚釣ったオラは天才だべか?ってが!

ところで、前回はハリスの長さ5cmの違いが明暗を分けたのだが、今日は上下のハリのサイズが超激渋対策にこれだけ影響を及ぼすとは・・・勉強になりました。
因みに、今日は9尺天々あたりが無難なタナだったんだろうなぁ〜。


難しいのを承知で無理矢理「」11尺を使用したけど、何とかかんとか魂入れすることができました。
 使ってみた感触は、とってもバランスが良くてストレスフリー・・・一発で気に入ったす。
 オラのお気に入りの竿は「独歩」と「京作」だったけど、それに「」が加わったもんね・・・ヘラ釣りが とっても楽しくなる竿です。














2014年03月24日(月)


・・・今年の初釣行、たった5cmされど5cmの玉川の池・・・



車にワカサギ道具を積み込むか、ヘラ道具を積み込むか迷った挙句、ヘラの方に軍配が上がった。
ヘラを選んだ一番の要因は、健康に悪い早起きをする必要がないからだす。

  
仙岩峠を登るにつれ積雪が増し   トンネル手前ではグンと増え    秋田県側は思いの外少ない積雪

NHKの朝ドラを見終えてから、徐に大曲へ向け出発。
乾燥路面の仙岩峠をザ・ヴィーナスのCDを聴きながら快調に飛ばす。
角館の積雪は40〜50cmと思ったほど多くはないけど、大曲「玉川の池」が近付くほど積雪量も増えてくる。

  
角館の積雪は思ったより少ない   玉川の池が近付くに釣れ段々増える  オラとT氏は露天釣り

玉川の池」に着いたのは9時過ぎ。
先客は2名だったのに、オラの到着と同時に常連さんたちがドヤドヤ到着し、本日の入りは中央桟橋に4人と奥の桟橋に4人の総勢8人になった。
オラは奥の桟橋の略真ん中にお座敷を構える。
右隣には常連(上級者)のT氏がお座敷を並べる。
皆さんは真面目にテントを設営してるが、オラとT氏だけは、このポカポカ陽気だしお互いのお話が見えるようにと露天釣りだす。

「今年のヘラは例年になく活性が高く、真冬でも短竿天々で釣れていた」との情報を戴いたので、ほんだばと何の躊躇もせず8尺の竿を繋ぐ。
ひぇ〜っ、何たら水が冷てぇ〜こと・・・9時30分、両ダンゴでエサ打ち開始!

  
未だ誰も竿を絞っていません    両ダンゴは沈黙の要塞       T氏の浮子が動き出した

すると、「短竿天々でも釣れるとは言ったけど、今日はこのポカポカ陽気に雪代がもの凄い勢いで流れ込んできているから水温が一気に下がって活性が落ちているかも?それに、なんぼなんでも今の時期に両ダンゴは・・・キツイんでない?」とのT氏からのアドバイス。
「それでも、せっかくエサを作ったんだからまずは両ダンゴを試してみます」とエサ打ちを始めるも!?・・・30分間、アタリもサワリもな〜んもない沈黙の要塞が続く。
隣のウドンセットのT氏の浮子が動き出し、竿を絞り始めたのを見せ付けられれば、さすがのオラもウドンのセット釣りに変更しませう。

  
今年の初ベラはバラケを食ってきた  やっとクワセを食ってきたよ    これも良型だすべだ

バラケはS−レッド(3杯)+天々(1杯)、クワセを感嘆にしてハリス60cmでスタート!
途切れることなくサワリが出ているけど・・・いいアタリは尽くスレ。
それではとハリスを55cmに詰めて、ようやく口掛かり・・・オデコを免れホッと一安心。
時折スレを交えながらも、飽きない程度のペースでカウンターの数字が増えていく。

ここでもう少しハリスを詰めて(50cm)、早いペースで食わせようとスケベ心を出したのが大間違い。
たった5cmハリスを詰めただけで、アタリもサワリもピタリと途絶えてしまったのだ。
ぬぬっ、何としてもサワリを出そうと試行錯誤を試みるも・・・1時間、沈黙の要塞。

             
T氏、浅ダナに果敢に挑んで3枚(トータル14〜15枚かな) これでも、本日はブッチギリの竿頭ですから

やはり時折スレを交えるけど、ハリスを元の長さの55cmに戻してみると・・・不思議なもんで浮子が生き返ったように動き出し、元の飽きない程度のペースで差を絞り始めたのだ。(たった5cm、されど5cm
そうして納竿時間の16時まで、T氏とお話友の会をしながら楽しい時間を過ごして31枚の釣果。

※久し振りにヘラ竿を振ったけど・・・やっぱ、ヘラは面白れぇ〜っ!










                       釣 行 記