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                                  釣 行 記








2013年09月19日(木)


・・・なごり鮎、納竿の潮時を感じた桧木内川・・・



天気はバッチシだども半袖ではとっても寒くて、いよいよ鮎釣りに出掛けるのに勇気を要する季節になったもんね。
さて、今日で今季最後の鮎釣りになるのか?・・・なごり鮎を求めて桧木内川へと向った。

             
     
稲刈り作業真っ盛りの角館            ほら、捕まえた

やや垢飛び気味だけど、合流点から上流桧木内川の水量は申し分ない。
したけど、オラは型狙いということで合流点より下流へ足を向けたのが間違いだったのす。

げっ、玉川からの青くて冷たい水が滔々と流れており百台駐車場はとてもポイントまで立ち込むのは不可能。
その上流元テント場は、青色高水で荒瀬からザラ瀬まで一緒くたののっぺらぼう状態・・・当然、竿出しは無理。
そのまた上流の瀬は・・・左岸側は青色高水だけど右岸側は桧木内川からの透明な水が流れてる。
おし、今日は此処の瀬で勝負だす。

             
     
垂涎もんの瀬を                 100m程釣り下ったんだけど・・・

あれっ?交通事故的に釣れる野鮎はポッテリした締まりのないメスで、このキツイ流れを泳ぐ体力を持ち合わせてないのだ。
1.5号の玉を付けていても、ちょっと気を抜くとオトリさんがすぐ鮎が浮いてしまうんだから。
ロケット一発でグロッキーだすもの。
この瀬を100m程釣り下ってみたけど、悲しいかな苦労の割に釣れたのは4匹だけ・・・青色高水のダメ場所で粘り過ぎたわい。
此処はキッパリ諦めて、平水で水温の高い桧木内川(合流点より上流)へ移動しませう。

             
     
橋のカミの垢は飛び気味             ダメ元で橋のシモを攻めてみませう

15時、古城橋のシモに入ります。
午前中、結構な人出だったからスッカリ浚われてしまっているかもしれないけど・・・半分ヤケクソだす。

  
こ~ゆ~所は脚が疲れなくていい  22cm・・・メスでした       納竿の潮時だすな

おろっ、予想に反して、飽きる程度(タモが乾く寸前)のペースでポツポツ掛かるのだ。
1時間半で5匹(最大22cm)・・・ってことは、459匹ツ抜けならず!
クッソ~!下流の青色高水のダメ場所なんぞに行かず、最初から此処で竿を出していればツ抜けは出来たかも?

何れにしろ、ドライタイツでも脚が冷たく感じるようになったんだから、このへんが納竿の潮時だんべ。


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2013年09月13日(金)


・・・桧木内川の激戦区の瀬、掛かるのはド芯だけ・・・



寒くてお天気がいまひとつ芳しくないけど、とりあえずドライとウェット両方のタイツを積み込んで、またまた桧木内川へ・・・。
I藤氏は昨日から八郎潟入りをして、全国野鯉釣り大会に参戦している・・・参加賞を集めるのが趣味のオジサンですから。

             
   
相変わらず鵜ノ崎橋のシモは人気ポイント       桜並木周辺は満員御礼

あららら、鵜ノ崎堰堤から玉川との合流点まで、桜並木周辺は釣り人でごった返していてオラが入る所なんぞないべさ・・・尤も、昼近くになってから川に入ろうとするのが間違いだってが?
下流、百台駐車場も満員御礼。
おろっ、昔テント場だった所で、今は200m以上続く長大な瀬(超激戦区)には6~7人しか入っていない・・・ってことは、もしかして釣れないんだべか?
こ~なったら、釣れなくても言い訳がしやすいので此処に入りませう。

             
     
此処は昔テント場だった所           この長大な瀬に6~7人しか居ないとは

おし、ほんじゃ~瀬が一番キツイ左岸から攻めてみます。
先日は005号で親子ドンブリを喰らったから、今日はMステの01号を用意してきたもんね。
やべぇ~、遠目には気付かなかったけど、思ったより水深があるし押しが強いのね・・・ズリズリ流されるもや。

  
右岸の瀬を渡って左岸の瀬へ    右岸のシモの瀬のド芯もまあまあ  22cmクラスの良型は全てオスだす

2号玉を嚙ませて、初っ端からド芯に捻り込む。
げっ、速攻でキタッと喜んだのも束の間、いきなりロケットかい!
そんなこんなで、激戦区の割にはそろそろタモが乾くかなという頃合で掛かるペースが続く。
型は思いの外良型で18~22cm
仕掛が01号なもんだから安心して速攻の引き抜きが出来るのだ。
流石に22cmクラスは手こずるけど、それでも強引に・・・この瀬にグラスリではキツイもんね。

駆け上がりやザラ瀬気味の楽な所も試してはみたものの・・・やっぱ掛かるのはド芯のみ。
正午から4時半まで、瀬に立ちこんでヘロヘロになりながら頑張り27匹の釣果。

                
                
 良型にタモはズッシリ!

上流から戻ってきた二人組みの釣り人に釣果を尋ねられ、「30匹位です」と返答したら(すみません、あとで数えたら27匹でした)褒められたので今日のところはヨシ!としませう。
若干サビが出てきたオスが混じり始めたけど、まだ行けると信じて種鮎はシッカリキープしておきます。


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2013年09月10日(火)


・・・ポイントさえ外さなければ、まだまだ行ける桧木内川の底力・・・



昨日、あまりの貧果にストレスを溜め込んでしまったへら釣りだったけど、精神的には気分爽快だし体調もまずまず。
てな訳で、今日は鮎道具に積み替えて仙岩峠越えだす。

             
     
平日の割には車が少ないような          稲穂が色付き・・・秋の気配だす


角館のお祭りが終わり幾分侘しさが漂う武家屋敷通りを横目に、桧木内川には沢山の釣り人が立ち込んでいる・・・平日なのに。

  
藤枝さんの前は竿の放列      鵜ノ崎橋のカミも・・・      シモも・・・竿が並んでる

藤枝さんの前から横町橋、内川橋に掛けてズラ~ッと竿が並んでるし、鵜ノ崎橋の上下には7~8人が竿を出している。
したら、オラはたまたまポッカリ空いている古城橋のカミで元気小町アユを確保してから、下流部へでも移動してみませう。

水の走って所を引いてパタパタと数匹掛けた後、深トロを立て竿で泳がすと良型(20cmUP)が目印をぶっ飛ばす。
今頃の鮎にしては皮が柔らかいのか、悔しいことに身切れが続発!
それでも、1時間半ほどで18匹の釣果・・・野鮎は思いの外残ってたのね。

  
古城橋のシモは・・・人・人・人   カミはガラ空き         良型小町アユが18匹!


昼食後、最下流下延橋のシモへ行ってみると、河川敷きに重機やダンプが入っていて災害復旧工事を行っている。
うむ~、オラ此処で竿を出せるほどずうずうしくないもや。


ほんじゃ~百台駐車場へ・・・おろっ、誰~れも居ないじゃん。
しかし、流石に楽に竿が出せる瀬には野鮎が残ってない・・・午前中にスッカリ抜かれてしまったんでしょうね。
ここはひとつ、キツイ流れに根性で立ち込む他に手はないでしょう。
なぬっ、此処でも身切れの連発!だってが・・・したらば、掛かり鮎の即死を覚悟の上で、3本イカリから9号2本ヤナギに変更。
良型に親子ドンブリを喰らったりしながらも16時前まで一通り浚って16匹の釣果。

  
人っ子一人居ない百台駐車場    楽なポイントは釣れません     無理矢理ぶち抜いた16匹!

本日の釣果は2箇所を攻めて181634匹
鮎が少ないと言われる中、この釣果だらまずまずだすべ。
ただ次回からキツイ流れを釣る場合は007号以上だすな・・・005号ではヤバくて心許ないもの。(ズリズリ流されながらやっと立ってるんだから、間髪を容れず引き抜かなければならないのす)


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2013年08月28日(水)


・・・気仙川で二人揃って「ボッ」を喰らった時の仇を桧木内川で討つ・・・



タケチャンマンと連んで桧木内川へ・・・気仙川で二人揃って「
ボッ」を喰らった時の仇を桧木内川で討つのだ。

  
今日は結構な人出だすな      シモの瀬では時々竿が絞られている  草流に降参だす

まずは、先日良い思いをした鵜ノ崎橋カミで竿を出してみませう。
しかし、桧木内川名物草流れの襲撃を受け、30分程でギブアップ。

  
ポイントはこのブロック河床    キャッチミスは勿体なかったね  タケチャンマンは橋のシモの様子見

ほんじゃ~、昼飯前にチラッと古城橋のカミで竿を出してませう。
トロ場を泳がしてみるも、追う鮎はお留守なようなので10分でパス。
橋の真下のブロックの河床を引いてみると、程なくして、20cm弱の小町アユが竿を絞る。
背後からの強風に煽られて竿がなかなか立たず、モタモタしてるうちにバラすこと多数。
それでも、右岸側から左岸側へ向ってなぞりながら釣り進み、9匹の釣果。
タケチャンマンも1匹掛けるも・・・残念ながらキャッチミスで痛恨のバラシ。

             
     
日陰を通り抜ける風が涼しいこと        元気種鮎をゲットしたので次は何処へ


昼食後、チャラ広場を眺めてみるも此処ぞと思えるポイントには人が立ち込んでいるでパス。
したらば、百台駐車場へ行ってみませう。

百台駐車場には人っ子一人居ない・・・ってことは、釣れないんだべか?

             
     
人っ子一人居ないのね              果たして野鮎は居るんだべか?

ダメ元で竿を出してみるべということで、瀬肩の押しの強い駆け上がりを引いてみる。
立て竿のタケチャンマンにはキツイポイントだすべだ。
カミ竿でベタ引きするようアドバイスするも・・・なかなか難しいようで。
足底の砂利が掬われてズリズリ流されるほど押しの強い瀬肩に立ち込み、種鮎をゆっくり引き上げてやると入れ掛かりとはいかないものの、飽きない程度に元気印の小町アユが竿を引っ手繰る。
型は桧木内川のアベレージサイズ18~19cm。
一通り浚ってしまうと、鮎の絶対数が少ないので釣り返しが効かず打ち止め。
おまけに、16時を過ぎたら風が一気に冷たくなりなんたら寒いこと。
タケチャンマンのもう少しやってみたらという申し出をお断りし、今日のところはこのへんで勘弁してやることにしませう。

  
ようやくボ抜けしたタケチャンマン  一通り浚ってしまったら居なくなったす  19匹!予選通過だすべ

本日のオラの釣果は91928匹。(因みに、二人分を合わせると29匹でした)

※本日のキーポイントは、これでもかと言うほどの勢いで水が走ってる所に種鮎をねじ込むことだす。


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2001308月22日(木)


・・・桧木内川、竿仕舞いは先延ばしすることに決定しました・・・



今日竿を出してみてオトリ継ぎが出来なかったら、今季の鮎はキッパリ諦めようと覚悟を決め桧木内川
・・・お天気はバッチシだども、果たしてど~なることやら?

  
秋空のようなうろこ雲       鵜ノ崎橋のカミには誰~れも居ない  もしかしたら釣れないんだべか?

角館バイパスのランプを下りて、いの一番に川をジックリ眺められるのが鵜ノ崎橋の上下。
おろっ、橋のシモに一人入ってるだけでカミには誰~れも入ってないのね・・・ほんじゃ~、今日の入川場所は此処に決定!(早い話、空いてる所であれば何処でもいいのだ)
此処がダメだったら、古城橋横町橋の近辺にでも移動してみます。

  
堰堤の近くまで遡ってから     左岸側の波立ち狙いだす      美人さんのメスだすべ

ヨロヨロ気味のオトリさんに1号玉を嚙ませて、一番押しの強そうな波立ちに突っ込んで待つこと1分・・・コツコツと底石を引っ掻いたような感触の後、あれ~エビになったかなぁ~と半信半疑で竿を立ててみると、20cmオーバーの良型が背掛り。
その後は玉を外し、ノーマルで飽きない程度にポツポツ掛かるも、魚影が魚影なので決して入れ掛りになるようなことはない。
型は18~22cmで、20cmがアベレージサイズ、18cm以下は2匹だけ。
縄張り意識が弱いからなのか、本来の小町アユの目印ぶっ飛びアタリは2~3回だけで、コツコツやカサカサの後、何となくシモに流されて行くのが大半のアタリなのだ。

             
     
無念という顔をしてるオス            タモの中で暴れる感触は1年ぶりだす

それでも生意気に親子ドンブリを喰らったり、終盤は久しぶりの鮎釣りに疲れが出たのか身切れロケットの連発!

そうして16時30分まで、真面目に竿を引いて31匹(予想外に予選通過してしまったわい)・・・良型のオトリさんを十分確保できたので、竿仕舞いは先延ばしということにいたしませう。

浅場やチャラには全くオトリを入れてみなかったので全体の状況は良く分からなかったけど、押しが強い波立ちの深場だけを徹底して攻めてみたのが功を奏したみたいだす・・・今まで、水が高くて竿が入ってなかったのかも?


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2013年08月17日(土)


・・・恥ずかしながら、鮎釣り史上初のオデコを喰らった気仙川・・・



阿仁川へ行ってみようかと思っていたのだが、暇を持て余しているタケチャンマンが岩手県南河川を北上しながら回ってみるという情報が入ったので、急遽気仙川で落ち合う約束をしたのだ。
花巻東vs済美の試合に耳を傾けながら、住田方面へと車を走らせる。

  
いい感じの瀬なのだが・・・    平瀬の底石も最高なんだけど・・・ 種鮎も良く泳ぐけど・・・

花巻東済美に勝ったことに気分を良くして、出口大橋のカミの川面へ降り立ったのだが・・・鮎の気配がない。
おまけに、○○の商店から購入してきた種鮎は、2匹とも12~3cmのクタクタした小鮎で底まで沈もうという気力を全く持ち合わせていない代物なのだ。
そのクタクタ種鮎に1号のチビ玉を噛ませて広範囲に引きまくるも・・・釣れる気配は皆無。
遅れて到着したタケチャンマンから元気オトリさんをお借りして(これが自力でガンガン泳ぐんだわ)、泳がせ釣りを試みるも・・・午前中はオデコで終了。

  
皆さんよくジッとしてられるもんだすな  このガラ掛けの爺っちゃまだけがポツポツ掛けている

金成橋下流でズラ~ッと並んで竿を出している人たちの釣りを土手の上から眺めながらの遅い昼食タイム。
皆さん釣れないのに、よく竿を立てたままジッと構えていられるもんだすな・・・オラにはとっても真似できません。
その中で、ガラ掛けの爺っちゃまだけが飽きない程度にポツポツ掛けているのだ・・・真っ白くて小さな鮎だけど。

             
   
釣り人も居ないし、底石もくすんでるけど    この瀬肩から、ず~っと下ってみたのだが・・・

14時、住田の町裏へ移動。
底石がくすんでいて群れ鮎の姿も見えないけど・・・ダメ元で昭和橋の上下の瀬をなぞってみませう。
タケチャンマンからお借りしているオトリさんは元気に泳ぎまくるんだけど・・・やっぱり、釣れません。
此処の瀬を下流まで移動しながら1時間ちょっと引きまくってみたのだが・・・ついに、諦めました。
てな訳で、恥ずかしながら、本日、気仙川に於いて、オラの鮎釣り史上(大会を除き)初のオデコを喰らってしまいました。
当然、タケチャンマンと二人仲良くオデコです。

この後タケチャンマンは、温泉に浸かってから一人お泊り会をし、明日は盛川、明後日は閉伊川近辺を攻めてみるとのこと。
タケチャンマンの岩手県南河川鮎釣り行脚に於ける爆釣を祈念しつつ、オラは肩を落として帰宅の途に
・・・ガックシ。


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2013年07月30日(火)


・・・ワカサギ釣りより寒かった桧木内川・・・



霧雨が降ってる中、何処へ行くという当てもなく仙岩峠を越える。
ありゃっ、秋田県内に入ったらワイパーをフル稼働する本格的な雨だってが。
阿仁川へでもと考えていたけど・・・田沢湖から西木村方面の山は雨ですっかり煙ってるしぃ~。
とりあえず桧木内川へ車を走らせてみる。

             
    
釣り人はボチボチ入ってるんだけど・・・      一向に竿の立つ気配が感じられない

気温が低くてちょっと風があるけど、とりあえず雨は上がった。
藤枝さんの前で竿を出している釣り人たちを暫く眺めていたけど・・・釣れる気配はなし!
下流百台駐車場付近までジックリ眺めてみるも・・・どう贔屓目に見ても、釣れてる様には見えない!
古城橋のカミの人が竿を絞ったのをチラッと確認。

             
    
鵜ノ崎橋カミの左岸を攻めてみませう        寒くてブルブル

他人の釣りを見ながら昼食を食べ終えたオラは、ダメ元で鵜ノ崎橋のカミへ行ってみる。
ひえ~っ、今にも雨が降りそうだし、何たら水が冷たいこと!
根性のないオトリさんにチビ玉を噛ませ、瀬の芯に入れてジッと待つ。
いやはや、ウェットタイツで腰まで浸かってると股間が冷えきってしまって。

ようやく16~17cmのアベレージサイズが掛かったのと同時に全身をグッショリ濡らすような小糠雨が降り出してきた。
ポツポツ掛かりだしたので真剣に気合を入れようとはするのだが、雨に濡れた体が骨の髄まで冷えきってプルプル震えるのだ。
アベレージサイズを6匹釣ったところで、とうとう寒さに我慢できずギブアップ!・・・んだって、ワカサギ釣りより寒かったもや。(手が冷たくてサカバリを上手く打てないんだもの)

             
  
信じられないことに、子供たちは裸で素潜りだよ      2匹が脳天即死!

尚、使ってるハリがチラシ9号なもんだから、悲しいかな掛けた6匹のうち2匹が脳天即死!
やっぱ、オトリの循環に支障をきたすから、小さい鮎を相手にする時にはチラシを使うもんじゃないね。

その後、ヒーターをガッチリ効かせた車内から上流西明寺の先まで様子を見て回ったけど・・・残念ながら、竿を絞ったところは一度も見掛けませんでした。


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2013年07月26日(金)


・・・川の形が変わり育ちの遅れてる天然モノしか居なくなった桧木内川・・・



今朝方未明の雷雨は凄かった!
天気予報は相変わらず傘マーク・・・来月の初めまで続く見込みだす。
それでも、秋田県内の気温は30℃に達する予報。
ジメジメお天気の閉じ篭り生活もたいがい飽きてきたし、健康に悪いべさ。
ここはひとつ、ダメ元で桧木内川へ出掛けてみることにしたのだ。

  
鵜ノ崎橋シモ          グ~ッと絞ってるのは大きな草でした 角館小学校裏には誰~れも居ない

角館に着いたのは10時30分
やや水が高く、白っ川状態、釣り人の姿が見当たらず閑散としている。
釣り人は、ザッと数えたところ鵜ノ崎橋上下に4人と街中に2~3人、チャラ広場に土地の爺っちゃまが2人だけ。



比較的底石が動かず苔が残っていると思われるチャラ広場へ向うも・・・!?
げっ、河川敷の道に増水によるゴミ(雑木類)が打ち寄せられチャラ広場まで辿り着くことが出来ないのだ。
護岸に生えていた柳の木などはきれいさっぱり流されて広々した感じになっているし、川の形そのものも大分変わってしまったように見える。
とにかく行ける所まで根性でバキバキ突き進み、あとは徒歩にてチャラ広場まで行ってみるも・・・ど~見ても、魚の絶対数が少ないのだ。

  
打ち寄せられたゴミが至る所に   草が無くなったチャラ広場     ザラ瀬には居なかった

土地の爺っちゃまがジッと泳がせているけど・・・うむ~?
オラは、解禁に数が出たザラ瀬を30分ほどなぞってみるも、野鮎の気配は全くなし。
やっぱり今日は釣りに来ねばよかったす。(後悔先に立たず)


チャラ広場はキッパリ諦め、200~300mシモの瀬の絞込みにオトリさんを突っ込んでみると、カサカサッと微かなアタリで目印が下る。
ヒョイとタモに飛んできたのは15cmクラスの天然モノ。
その後も、沈みブロック周りに沈めてやるとカサカサと微かなアタリで、「んっ、釣れたかな?」てな感じで15~16cmの小振りな小町アユが飽きる程度(タモが乾く)に掛かるが・・・面白くねぇ~。

  
絞込みで掛かるけど小振りなのだ  垢は残っているのだが・・・    「ツ抜け」ならず

良型の放流モノはすっかり消えてしまったみたいで、水の走っている一級ポイントでも釣れるのは育ちの遅れている小振りな天然モノばっかしなのだ。
深場も一応探ってみるものの・・・鮎の気配はなし。
ツ抜け」に1匹足りないけど、南西の空から暗雲が迫って来てるし、雷鳴も聞こえてきたので今日のところは早上がりということで勘弁してあげませう。


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2013年07月09日(火)


・・・オラさ釣れる鮎は居なかった気仙川・・・



内陸部は昨夜から強い雨が降り続いてる。
さすがに一週間も竿を出してないと禁断症状が・・・ここはひとつ、濁ってないことに期待をして沿岸気仙川へと車を走らせる。

  
遅いトラックが皆を引っ張る    釜石道終点・宮守         種鮎「まさの商店」

釜石道が出来たお陰で、1時間30分程で住田町へ到着。
此処まで来ると雨も上がり、時折青空も覗き蒸し暑い。
気仙川は濁りもなく、寧ろもう少し水位が欲しいくらいだす。



             
     
川の状態は最高なんだすども           鮎の気配が感じられない

「まさの商店」で日釣り券と種鮎を購入し、舞出橋近辺が数・型とも良いという情報を得た。
まずは、情報どおり舞出橋のカミで竿を出してみることにする。
30分ほど丁寧になぞってみるも・・・鮎の気配なんて皆無!?



             
     
群れ鮎は結構見えているが・・・         ず~とカミには釣り人が並んでいる

su-sanから助け舟の情報を得て、下流横田地区出口大橋のカミへ行ってみる。
群れ鮎が結構見えているが、型は13cm前後。
トロでは掛かりそうにないので瀬に突っ込むと、何とかオトリに使える程度の天然モノが2匹だけ交通事故で掛かってくれた。
こんな型ではとってもお話にならないので此処はキッパリ諦め、これまたsu-san情報の街裏へ移動してみる。



  
群れ鮎がウジャウジャ       その瀬肩をやりたかったのだが  「ボッ」は免れたけどたった3匹のみ

街裏にも群れ鮎が沢山見えてるが・・・掛からない!?
今年のテーマ「止め泳がせ」でジッと我慢の子。
濃い群れの中に留めて置くこと1時間・・・ようやく目印が飛び16cmがヒョイとタモに飛び込んだ。
しかし、後にも先にもこの1匹のみで、後が続かずギブアップ!

今年の気仙川には、オラさ釣れる鮎は居ないみたい・・・天然遡上は少ないし、放流モノはいったい何処さ行ったんだべ?


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2013年07月02日(火)


・・・解禁2日目は、お約束どおりパタッと釣れなくなった桧木内川・・・



昨日の解禁日の状況を総合してみると、桧木内川が一番マシだった様子。
毎年、解禁2日目ともなればツ抜けするのがやっとの状況になるから、お隣の空き地の草刈を終えてから、ダメ元で桧木内川へ向います。
昨日と同様、秋田県側に入ると朝からカンカンの夏晴れで温度計は既に29℃を表示している・・・あづい!

             
     
ウム~、今日はパスします          瀬に一人入ってるが釣れそうな気配がない

桧木内川に着いたのは10時過ぎ。
昨日に比べて釣り人はガックリ減っているけど、要所々々の人気ポイントには竿が並んでいる。
まずは百台駐車場を覗いて見るも、釣り人が一人竿を出しているだけで・・・釣れそうな気配がないのでパス!

             
     右岸に一人                 爺っちゃまはザラ瀬を諦め遥か下流へ・・・

チャラ広場では2人が竿を出している。
ザラ瀬で竿を出していた爺っちゃまが、釣れなかったのか諦めて下流へ移動して行った。
ほんじゃ~、オラがそこに入らせて貰います。
昨日より更に数センチ減水したザラ瀬を扇引きすると・・・17~18cmの小町アユが飛び出してくる。
そうして、お昼まで一通り浚うと15mほどの白い鮎になってきたので、とりあえず勘弁してやることに・・・釣果は16匹!

                
                 ツ抜けしたから勘弁してやっか

昼飯を食べ終えたら南東の風が強く吹き付けてきた。
こ~なると小粒の小町アユを思いどおりに操るのは不可能だすべだ。
仕方がない、2時間弱しか竿を出してないけど今日はこれで勘弁してやことにして早上がりにすんべ。


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2013年07月01日(月)


・・・解禁日はこんなもんだすべだin桧木内川・・・



目覚ましなしで目覚め、朝一でトイレにしゃがんでいると、昨夜は一睡も出来なかったと言うゆみさんから電話が掛かってきた。
既に支障と二人、藤枝さん宅に到着しているとのこと・・・了解!オラもすぐかっ飛んで行きます。

             
     
ぞくぞく釣り人が集まって来る       チャラ広場へ行く途中にも釣り人が集まって来た

途中用心のため、関所(仙岩防災ステーション)に立ち寄って、再度しかっり搾り出し体を軽くしませう・・・ところで、なしてこんなに止め処なく出るんだべ?
6時半過ぎ桧木内川へ到着・・・既に竿の放列が出来てるのかと思いきや、大したことはなかったす。
が、釣り人はどんどんやって来る。

  
閑散としているチャラ広場     オトリさんは元気に泳ぐけど?   縄張り鮎が見えない・・・??

支障とゆみさんが先に行って待ってるチャラ広場へ。
先着していた釣り人と、ゆみさんは既に竿を出している。

  
支障が入れ掛り!         オラもにじり寄って        桧木内名物・・・草流れ!

オラは右岸の縁からオトリさんに「いってらっしゃい」と声を掛けカミに飛ばすと、一発で放流小町アユが目印を飛ばす。
そうして、パタパタと4匹掛けると・・・たちまち打ち止め終了。
おろっ、支障がザラ瀬で入れ掛りを演じてる。
オラとゆみさんは、すかさず支障の傍へにじり寄り、おこぼれを頂戴させて貰います。

             
    
 ゆみさんも順調に掛けている           チャラ広場では28匹(14~18cm)

その頃になると、チャラ広場を攻めているのは7名に増えている。
そのザラ瀬を昼前までなぞって28匹の釣果・・・今年は近年で一番厳しい解禁日かも?
ゆみさんはこれ以上釣りをすれば一週間は疲れが抜けないし、明日・明後日は出張だからと、今日のところは勘弁してやり早上がりするとのこと。



  
全員川から上がって貸切だす    群れ鮎が沢山見えるけど・・・?  三重追星小町アユ

したら、オラは百台駐車場へ移動してみます。
百台駐車場には7~8人入っていたが、此処も御多分に漏れずもう打ち止めなのか皆さん帰り支度をしている。
ほんじゃ~、オラが入らせて貰います。
またもやオトリさんに「いってらっしゃい」と声を掛け流れに放つと、一発で放流小町アユが目印を飛ばしてくれた。
その後、パタパタと数匹掛けたところを3人グループがシッカリ見てたのね。
オラの周りにすかさずドヤドヤと入ってきたけど・・・残念ながら、もう祭りの後で打ち止めだす。

                
                 
百台駐車場では11匹(14~18cm)

此処での釣果は11匹
本日の釣果は281139匹
解禁日だからこんなもんだすべだ。
あのね、今年の小町アユは鮎の香りが全くしないんだわ・・・生臭いんだもの。

帰宅途中、気仙川へ行ってるゴンさんに連絡を取ると、住田は気温が20℃しかなくて寒いんだって、その時角館の気温は32℃でした・・・あづい!


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2012年06月17日(月)


・・・栃木遠征(第二日目)またまた鬼怒川・桑島・・・



いやはや、この人たちは昨夜あんなに宴に盛り上がっていたのに、今朝は何事もなかったように5時前には起きてお話友の会をしてるんだから信じられないべさ。
あのさぁ~、なんぼ老人ホームだってこんなに早起きしてるお年寄りは居ないべさ。

  

NHKの朝ドラ「あまちゃん」を見てから出発する予定だったが・・・何もせず只々朝ドラが始まる時間を待っているのも何なので朝ドラを見るのはキッパリ諦め、とりあえず前倒しで出発することに・・・行き先は、昨日と同じ桑島大橋の上流だす。

  

  

昨日と同じ場所に、昨日と同じ人が、昨日と同じように竿を出している・・・うむ~、これが正しい鬼怒川ジモティーの釣りスタイルだすな。
オラも昨日と同じ場所に、昨日と同じ仕掛けで、昨日と同じようにオトリを引くも・・・さっぱり、釣れません!
悔しいことに、オラのシモの瀬に入ったゴンさんは、「新しいSP-Sは引き抜きがイマイチだ」なんて贅沢な文句を言いながらも昨日と同じようにパタパタと掛けているのだ。
カミのトロ瀬に入ったsu-sanも、これまた得意の泳がせ釣りを駆使し入れ掛りを演じてる。
皆さん釣れてていい~なぁ~、オラ玉を噛ませたり外したりしながら一生懸命頑張っても、午前中の釣果はたったの2匹だよ。

  

カネヨン特製そうめんの昼飯を頂いた後は竿をグラスリから虹竿に持ち替え、su-sanにあやかってカミのトロ瀬で泳がせ釣りに挑む。
ありゃっ、午前中su-sanの入れ掛りを遠目に見ていた人と、常連の爺っちゃまが一足先にトロ瀬立ち込み入れ掛りを演じている。
オラも遅ればせながら二人の間に入るも、オラの竿だけは一向に立つ気配がない!
なしてなして?・・・きれいに泳いで鮎がキラキラしているポイントに入っても、全く反応なし。
なのに、両側の竿は盛んに絞られているんだもの、オラは益々焦るじゃ。
徐にやって来て、オラと常連の爺っちゃまの間に入ったsu-sanまで、いきなり入れ掛りを演じているんだもの。
恥じも外聞もなくsu-sanから元気オトリさんを拝借し、気を取り直してsu-sanの真似をして丁寧な泳がせに徹するも・・・全く反応なし。
皆が釣れないんだったらまだしもオラ一人だけが全く釣れないんだもの、鮎釣りが嫌いになってくるのも当然だべさ。

  

プライドなんてかなぐり捨て、もう一度su-sanに願いを請うて釣りたての超元気オトリさんを拝借・・・さっきまで使っていたヨレヨレのオトリさんは返納しますから。
泳がせ釣りには見切りを付け、ここはひとつ引き釣りに徹してみます。
ようやく1匹目が掛かり、これから怒涛の捲りを演じるべと意気込んだ矢先・・・2連荘の空中バラシ!
調子の悪い日って往々にしてこ~ゆ~ものなのね。
他に、例のI藤氏の強い勧めのK社の3本怒りのハリスが飛んだのが数回・・・もう意地になって、ハリケースに入ってる分全部使い切ってやったもや。
そして、とうとう最後までぺースを掴むことが出来ず、このトロ瀬での釣果はたったの5匹・・・恥ずかしながら本日の釣果は2+5=7匹だけでした。(ガクッ)

  

例年に比べると決して釣れない訳ではないんだけど、どうしても周りでビシバシ掛けるのを見せ付けられ、自分だけが釣れないあまりの不甲斐なさに鮎釣りが嫌いになってくるのだ。

さて、今季の栃木遠征も栃木鮎中組のお世話になり、無事終了!
米代川での再会を約束して帰宅の途に・・・3チラ氏の豪邸に立ち寄りコーヒー(2杯)をご馳走になってから、7過ぎ今度こそ本当に帰宅の途に就いたのであった。
オラが自宅に着いたのは、日付が変わった午前2時でした・・・眠い。


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2012年06月16日(日)


・・・栃木遠征(第一日目)鬼怒川・桑島・・・



水が詰まって難しい釣りを強いられているという鬼怒川・・・それでも逝きます。(釣れないのは覚悟上ですから)

自宅を午前1時に発って集合場所のゴンさん宅へ・・・。
午前2時、ゴンさんの車にsu-san、ゴンさん、中村君とオラの4人が乗り込み、いざ栃木へ出発!

  

途中、古川近辺から雨が降り出してきた。
毎年、栃木遠征と北関東の入梅入りの時期が重なっているので良いお天気は期待していなかったのだが、福島県を過ぎ栃木県内に入ると、雨は上がりお天気は回復の兆し。

今回の集合場所は、桑島大橋上流の右岸
宇都宮市内の「すき家」で朝食タイム・・・オラは頑張って豆朝食を完食。

  

昨夜の大雨で水位が+50cmまで上がったものの、急激な引き水で+20cmまで落ちている。
1年ぶりの栃木鮎中組と再会の挨拶を交わし、そのまままったりとお話友の会。
嬉しいことに、バイヤさんはじめ、KIKUちゃん、アチャ氏、あっ君、etc・・・夕方にはナベちゃんまでもが、わざわざ駆け付けて来てくれた。
濁り増水で釣れそうもないからと、誰も釣りを始めようとはしないってが。

  

普段の状況を知らない北東北組には、濁りも水位も何ら問題ないように感じ、着替えを済ませて徐に川に立ち込んだのは9時30分。
オラはテントを設営した正面の何の変哲もないポイントへ、オラのシモにはゴンさんが入る。
おろっ、ゴンさんが掛けるも、いきなり空中バレ!
しかし、その後もパタパタと掛けゴンさんの独り舞台・・・さっぱり釣れないオラは焦るじゃ。
そうして、午前中のオラの釣果は2匹だけ・・・悔しいけど、貧果は想定内だす。

  

  

カネヨン特製耳付き餃子と焼きソバの昼食を済ませ、鮎に地合のスイッチが入ることを期待して午後も再び同じポイントへ。
去年の使い古しの仕掛けでいきなり親子ドンブリを喰らったり、I藤氏の強い勧めで3年前に買ったK社の3本怒りのハリスがガッガーン!ときて飛ばされること2回、それでも飽きる程度にポツポツ掛かり12匹の釣果。
この状況下に於いて2+12匹=14匹は不満足だけど、オラの実力を考えてヨシとしませう。

  

  

さて、今夜のお泊りは昨年と同じ高根沢町の「元気あっぷむら」だす。
此処は設備も良いし宿泊料金もリーズナブルなので、オラたち北東北組からはとっても評判が良い宿泊施設なのだ。
栃木鮎中組はD玉さん、3チラ氏、カネヨンの3人が付き合ってわざわざ宿泊してくれる。

             

   


入浴後の夕食兼宴は、カネヨンの手料理と出来合いの惣菜&寿司で始まった。
9時過ぎには睡魔に勝てず、ついにオラとsu-sanはカネヨンやゴンさんの雄叫びをBGMに、一足お先に床に就きそのまま気を失ってしまったのだ。

・・・明日へつづく


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