13'ワカ様


                       



                        釣行記









2013年03月15日(金)


・・・ピンクサギ狙いでレストハウス下のドン深へ・・・



家を出る時には氷点下3度で暖かいと感じたんだけど、さすがに藪川は氷点下二桁をきっちりキープしている。

  
堰堤方向から朝日が・・・     ドーム船周りは氷が解けている   ど真ん中にテントが集中

su-sanとオラは、先日のゴンさん情報を基にレストハウス下ドン深ピンクサギを狙おうという魂胆なのだ。

  
へっぴり腰で「滑る滑る」     ピッカピカのスケートリンクだす  この辺の反応が一番いいかも?

ツルンツルンに凍り付いた急斜面をへっぴり腰で恐る恐る下って、無事スケートリンクのような氷上に降り立つ二人。
氷上を吹き抜ける風はビリッと冷たくて、顔が痛い。
バンバンに固くて厚い氷を、手当たり次第ホリホリ・・・氷の削り屑がカキ氷みたいに真っ白で美味しそうだす。
1個目のバッテリーを使い果たした時、ようやく魚影が出入りをしているポイント(水深21.6m)を見つけて、二張りのテントを並べて設営する。

  
設営完了・・・釣り開始!     皆さん真ん中に行くのね      左手しか釣れない

水深が20m以上だと、どうしてもオマツリが頻発するのでDDMの一本勝負でキメてみます。
魚影層は湖底から1.5〜2m程浮いているので、2mの捨てオモリ仕掛けをセッティング。

7時30分、釣り開始!
うむ〜、遊泳層が上下するので棚合わせが難しいこと。
釣り始めはピンクの小サギで「あれっ」と思ったが、次第にデカサギに変って一安心。
強風でテントが激しく軋むが、ボルトのぺグでシッカリ固定しているから安心だす。
時速10匹強の超スローペース・・・お昼までで丁度半束!

  
露天でウロウロし始めてる人も・・・  風当たりが強烈だすな     DDM一本勝負でコツコツと

大腸の活動が活発になったので、レストハウスでぶっ太いのを出し腹の中をスッキリしてから午後の部開始!
隣のテントから「ボッチャン!」という嫌な音が・・・「あいや〜っ!」
なんと、su-sanの電動リールが・・・。
湖底へ沈んで行くクリスティアが魚探にハッキリ映し出されてる。

時間と共に魚群の遊泳層は更に上昇。
オモリの捨て糸を3mに伸ばす。
これが功を奏し、掛かるペースが若干上がる。
15時で竿を畳み既に撤収を終えたsu-sanに「束を達成するまで残業をさせて下さい」と頼み込む。
su-sanを待たせること30分・・・ようやく束達成!

  
お〜し、束達成!         モニュメントの骨組みが・・・露出   白樺林がきれいだす

強風に煽られたテントの撤収に手こずり、手伝って貰ったsu-sanにエライ難儀を掛けてしまったす。
心臓破りの急坂を(あと10歳も若ければ、何のことはない坂なんだろうけど)、年寄り二人がほうほうの体で駐車場へ辿り着いたのであった。

やっぱ、遊泳層が変化するドン深で「難しい」と言いながら、ピンクサギを釣り上げるのは面白いもんだすな・・・リールの電池は一日で消耗するけど。














2013年03月12日(火)


・・・近場でお茶を濁したら、それなりの結果だった岩洞湖・・・



大荒れをもたらした西高東低の冬型の気圧配置も今日は緩むという予報。
このチャンスを逸しないよう、昨夜は早寝をしたのだ。

小石川の駐車場に着いたのは6時
駐車率70%・・・久々の好天にいつもより車が多いのだ。

  
好天に恵まれ駐車率は70%     いつもお世話になっているトイレ  ああ〜っ、ソリが勝手に・・・

お約束のトイレで体を軽くしてから徐に氷上へ下りる。
足首の腱を痛めているので小幅でしか歩けないのだ・・・何たら歩みの鈍いこと。
遠くまで行くのは無理なので、駐車場から一直線で最短距離の対岸を目指す。

  
su-sanポイントは今日も大盛況   ホリホリ開始!          お〜し、設営完了!

山肌の駆け上がりの境目と思しきポイントを等間隔(5m程)でホリホリする。
ジックリ時間を掛けて30個程の穴を開け、魚影の出入りが頻繁に確認できるポイント(水深7.3m)に釣り座を決定!
テントを設営し、ようやく仕掛けを下ろしたのは8時過ぎ
なんと、仕掛けを下ろした途端、魚影はパッタリ途絶えてアタリなし・・・今日もやっちまったようだす。

たま〜に現れる魚影も、頑として口を使ってくれずなかなかアタリを出さないのだ。
ようやくアタリが出ても、ブルブルンと穂先を大きく揺らすだけでハリ掛かりしないのだ。

  
直射日光が暑いこと        露天組みも多数          今日は様式だす(足腰が痛い)

昼頃になると大きな魚影が頻繁に現れるようになったものの・・・相変わらず、なかなか口を使ってくれないのだ。
腱を痛めているのでお座敷を設営せず椅子に座ってるもんだから、足腰が痛いこと・・・ワカサギ釣りは絶対和式の胡坐釣りに限るね。洋式はダメだす。

  
仕掛けをダメにしやがって!    青空には飛行機雲         皆さん釣れてるんだべか?

25cm程のウグイに仕掛けをメチャクチャにされたりしながらも、暖かな陽気に数釣りを諦めマッタリと過ごす。
げっ、此処は14時を過ぎると山影になって陽が当たらないので一気に冷え込んでくるのね。
寒いことと思いながらも15時まで粘って、28匹(左右14匹ずつ)の釣果。

  
一回食べる分だけ(乱獲はしないのだ) 最短距離でも遠いこと     駐車場まで、あともう少し

帰り道、上米内赤坂の交差点で鹿角へ帰る途中の元同僚Kちゃんとバッタリ出合ったのだ。
したら悔しいことに、Kちゃん第4ワンドに入って75匹だって・・・近場でお茶を濁したオラとはえらい違うもんだすな。














2013年03月04日(月)


・・・ソリの滑りは軽かったけど、釣果も軽かった岩洞湖・・・



I藤氏から「6時に小石川駐車場へ集合!」とのお達しがあった。
今日のメンバーはsu-san、ゴンさん、I藤氏、N川氏とオラの5人。
今まで、皆で一緒に釣って釣れた例しがないので、今日も撃沈は覚悟の上だす。

第3ワンドだとか、レスト下のどん深に入るべとの意見も出たけど・・・結局、此処小石川駐車場から柴沢9番近辺を目指すことに決定。

             
     
9番方面へ向うのだ                柴沢入口・・・釣れるんだべか?

su-sanポイントにはテントが全く建ってないってことは、もう釣れないんだべか?
柴沢入口付近にはテントがポツポツ建ってるけど・・・釣れるんだべか?


手始めに、8.5番から手当たり次第ホリホリを開始するも・・・全く魚影なし。
それではと9番へ移動し、再び手当たり次第ホリホリ。
オラとゴンさんの電ドリ2台、それぞれ電池を1個づつ消耗するまで掘っても・・・何時もの如く「此処ぞ!」という反応がない。
これまた何時もの如く、魚影の出入りと思しき気配が若干感じられるポイント(水深9.5m)で手を打つことに。

             
    
この辺はど〜だ?・・・何処もダメだな       お〜し、設営完了!

ゴンさん、I藤氏、N川氏の三人でひとつのテントに入り、もうひとつのテントにはsu-sanとオラの二人で入る。
su-sanとオラは普段小さなテントに入ってるもんだから、この大きなテントの広い空間にいまひとつ馴染めず、何故か狭く使ってるのだ。

8時、釣り開始!
・・・うむ〜、アタリがない。
「今日もやっちまったかな」ってことを、開始早々にして実感。
此処9番は、連日大勢の釣り人に攻められているんだもの魚影が薄くなったのは当然だすべだ。
時折オラの穂先を震わすのは・・・ヤツ(モロコ)ばっかし。
だいたいにして初めから撃沈は覚悟の上だから、su-sanもオラも魚探すら出していないのだ。
忘れた頃に出る微妙なアタリを拾いながらの飽きるペースだす。
それでもお話友の会をしているから、楽しく飽きずにやってられるのだ・・・単独でこの釣れない状況だったら、昼前にサッサと撤収してるもや。

  
右手しかアタリがねぇ〜      ZZZZ・・・!         活餌を付けてっと

su-sanは活餌を付けてサクラマスを狙うも・・・そう簡単には、鈴が鳴るもんじゃないもんね。
お隣の三人テントも・・・穴の中にセガールが居座っていたって。

  
ダメだ。釣れねぇ〜なぁ〜     セガールと目が合った       40匹(左22・右18)

そうして、予定時間より30分ほど残業をして15時30分まで頑張るも・・・40匹(左22・右18)の釣果。
因みにsu-sanは34匹、I藤氏は呪縛の14匹でゴンさんとN川氏の三人合わせて40匹

             
     
お〜い、出発するぞ〜!             ソリの滑りも釣果も軽い

帰路の幹線道路、ソリの滑りは軽かったけど釣果はもっと軽かったもや。














2013年02月27日(水)


・・・最高の釣り日和、釣果は扠置き気分は最高の岩洞湖・・・



休みの日に穏やかなお天気に恵まれるのは久しぶりのこと・・・勇んで岩洞湖へ。
家を出る時の気温は氷点下13度だったが、藪川へ向う国道455号を登るに連れ次第に気温が上がり、氷点下6度まで上がったけど、藪川まで登りきると再び下がって氷点下13度・・・小岩井と一緒だす。

6時30分、小石川の駐車場着・・・平日なのに駐車率は50%。
まずはトイレにしゃがんでからだす。

  
小石川・・・駐車率50%      su-sanポイントはテント村     柴沢入り口も人気ポイント?

さて、今日は何処に入るべ?
先日、su-sanがこれでもかというほど打ちひしがれたsu-sanポイントへ行ってみようかとも思ったが、既に密集したテント村が出来ているので、痛い目に合う確立の少ない8番〜9番方面へソリを曳くことにする。
風もないし、幹線道路はビシッと締まっていてとっても歩きやすい・・・この勢いだば、ウラガンの赤看板までだってガンガン行けるかも?(ウソウソ、絶対に行きませんから)

             
     
お〜し、この穴で手を打ちませう         お座敷完成!

柴沢入り口から8番に掛けても結構テントが並んでいる。
9番周辺には既に7張りほどの先客、今日もまた不人気で閑散としている8.5番付近で手を打ちませう。
ただ、ちょっと変化を求めていつもより岸寄りの駆け上がりを探ってみる。
4箇所目のホリホリで魚影の出入りを確認・・・水深11.2m、此処に決定だす。

8時30分、ようやく仕掛けを下ろし釣り開始!
初めのうちこそ、ヒーターを焚いて暖を取っていたけど・・・日が差し始めたら、みるみる暑くなってきた。
防寒着の上を脱ぎ、続けて下も脱ぐ。
その後、インナーのダウンも脱ぎ捨てて腕まくり・・・当然、テントの出入口は全開だす。
釣果はともかく、まったり気分で過ごすには最高の陽気だす。

             
     
柴沢入り口方面を望む              暖かいと釣り座も伸び伸び

魚探は正直なもんで、魚影が現れると左右同時に掛かるもんだから、オマツリ多発。
10時を過ぎるとグッと食いが渋ってきた。
仕掛けがオマツリでグジャグジャになったのを機に、仕掛けを1.5号から1号に替える・・・実はこの仕掛けに変更したのが大失敗。
掛かってくるのはデカサギばっかしなので、巻上げの途中でバレることバレること。

それでも、この陽気に気分は最高・・・甘酒やコーヒーが進むこと。
そうして、2時30分までまったりしながらの釣りで釣果は左34・右51で85匹。(家で数えたら90匹)

  
左34・右51 まったり釣って85匹  撤収完了カラスがヤツを狙ってる  足取りも軽く、ソリが滑る

3時前には撤収も済み(暖かいから撤収もすごく楽なのだ)、防寒着も着ないで腕まくりをしたまま軽快な足取りで駐車場へとソリを曳く。
なんと、小石川の駐車場での外気温はプラス7度だよ!・・・ど〜りで暑かった訳だす。

今日は、最高の釣り日和、釣果は扠置き気分は最高の岩洞湖でした。














2013年02月21日(木)


・・・ブリザードに見舞われて強制早上がりをした岩洞湖・・・



今日もちょいと早起きをして、岩洞湖へ・・・。
6時前、自宅を出る時の気温は氷点下12度
7時、小石川着、氷点下13度・・・ってことは、小岩井とたった1度しか違わないのかい。

                 
               
小石川P・・・氷点下13度・駐車率30%

ギリッと冷え込んだ湖面に降り立ち、連結したソリを曳いて柴沢方面を目指す。
向かい風で顔が痛い。
テントがやや密集している柴沢入り口付近で、もしかして此処で当たるかも?と、4箇所ほどホリホリするも・・・水深10m、魚影なし。

             
     
柴沢8番付近                   9番を望む

やっぱ、8番周辺まで向かい風を突いてソリを曳くことにします。
8番の看板前には4張り、9番には1張りのテントがある。
オラ、とっても9番まで行く気力は持ち合わせていないので、先日と同じ8.5番の後家穴で手を打つことに。

                
                 
張り綱をシッカリ張って設営完了

魚探も突っ込まず穴を3つ開け、強風に四苦八苦しながらテントを張る。
風で飛ばされないよう、張り綱をシッカリ留める・・・インパクトドライバーはとっても楽で頼もしいヤツだよ。

             
     
超激渋対策、片手一本勝負            時折、周りの視界がゼロに・・・

魚探の反応は、たま〜に底の方にポヤポヤ現れる程度・・・やっちまったかも?
8時30分、仕掛けを下ろす。
今日は初っ端から、超軟弱SSSの穂先に0.9gの繊細激渋仕掛け、神経が集中できるよう片手一本勝負に徹することにする。
魚探にポヤポヤと微かな反応が現れるのを待つ。
肉眼では判別ができないような0.01mmの凭れるようなアタリにアワセると、穂先をグイグイ撓らせ良型が上がってくる。
そんな激渋の釣りで、時速10匹のペース。
いくら激渋でもいいから、もうちょっと頻繁に魚が入ってきてくれれば面白いのだが・・・魚が居ないんだもの、飽きる。

この強風を突いて、鑑札の爺っちゃまがやって来た。
「8番の前のテントの人たちは釣れてますか?」と訊くと「全滅だ!」とのこと。
案の定、皆さんテントの外に出てホリホリを始めている。

時間と共に次第に風が強くなり、ブリザードに包まれるとテントの隙間から容赦なく雪飛沫が降り注ぐ。
日が差すと暑いくらいで寒さは全く感じないのだが、テントが強風に軋んで落ち着いて穂先に集中できなくなってきた。
小用を足しに行くにも、勇気がいるんだから。

  

10匹/時・・・本日の釣果30匹    ヤツはカラスの餌        手袋がコチコチに凍ってしまったす

あらっ・・・エサの紅サシを切ろうとして仕掛けを切ってしまったわい。
こんな状況下で新しい仕掛けを張り直すのも癪だし、早い時間に昼飯も食べ終えたことし、丁度ラジオの人生相談も終わったことだから今日のところはこのへんで勘弁してあげませう。
8時30から11時30分までの3時間、時速10匹をキッチリ維持して丁度30匹の釣果。

             
    
背中から強風に押されて歩くのが楽だす       su-sanポイントにテント村

勇気を出して撤収作業を行い、背中からの強風に押されながら幹線道路を駐車場へと戻った。
おろっ、su-sanポイントはまともに風が当たらないし、テント村が出来ている。
誰も撤収してる人が居ないってことは・・・釣れてるんだべか?

12時20分、駐車場へ辿り着くと車の温度計は氷点下8度を示している・・・うむ〜、恐るべし藪川!














2013年02月18日(月)


・・・久々の岩洞湖、悪天候の帰り道は遠かった・・・



ここ最近、オラの休みの日は必ずお天気が荒れるんだもんなぁ〜・・・オラ、何んも悪いことしてねぇ〜べさ。
今日は少々荒れる予報でも、このへんで竿を出しておかないことには欲求不満が溜まり過ぎるので、強引に岩洞湖へと向った。

渋滞を避け、通勤時間帯よりちょっと早い時間に盛岡市内を抜け小石川の駐車場に着いたのは7時30分・・・駐車率30%程度。
そのまま速攻でトイレに駆け込み腹を軽くする。
家でシッカリ出し切ってきたつもりなのに、なしてまたこんなにどっさり出るんだべ?

  
やっぱ単独釣行は小石川だすな   対岸のテント村はパスして     柴沢方面へ向かいます

うむ〜、今にも雪が降り出しそうな曇り空、さて何処に入るべ?
ソリの滑り具合が悪ければ対岸のsu-sanポイントだし、氷上が締まっていれば頑張って9番周辺かな?
ソリを連結して氷上に下りると、思いの外ソリの滑りが良い。
ほんじゃ〜、9番を目指して軽快に氷上を進む。

  
9番前のテント村         入り口方面を望む         8.5番には爺っちゃま一人だけ

ありゃっ、9番にはテント村が出来てるじゃん。
んだかと言って、8番にもポツポツテントがあるしぃ〜・・・8.5番の岬近辺は爺っちゃまが一人、テントの設営をしているだけだ。

             
 
釣りを始める前に爺っちゃまの所へ行ってみませう    あららら、骨が折れたんですか

それではと、スノーシューを履き幹線道路から右側へ逸れて8.5番付近で設営ポイントを探す。
手始めに後家穴を魚探で覗いて見ると・・・水深12m、大きな魚群の出入りが確認できる。
おしっ、時間も既に8時30分を過ぎているのでこの穴で手を打つことに決定!

おやっ、さっきからず〜っとテントの設営をしていた爺っちゃまが、未だテントを張れずに四苦八苦している。
自分のテントを張り終えてから、再びスノーシューを履き爺っちゃまの所へ・・・。
「ど〜したんですか?」と訊いてみると、「テントの骨が折れてしまって上手く張れないけど、せっかく此処まで来たんだから」と言う。
「ほんじゃ〜、狭いけどオラのテント入りますか?」とお誘いをしたんだけど、「もう少し頑張ってみるから」と言う。

                 
              
久々にDDMに電池を入れて、一刀流勝負だす

9時、エサ打ち開始!
あの爺っちゃまがいつ来てもいいように、とりあえず一刀流でキメてみます!
YETYのULの穂先にオモリは2.5gをセット・・・重いオモリで手返しの早い釣りをするのだ。
しかし、魚探はいい反応を出しているものの、なかなか口を使ってくれないってが。
したらばと、穂先を社外品の超軟弱SSSに取替え、オモリも0.9gに付け替えると、仕掛けの落下底度が遅くなり、凭れるような微妙なアタリで良型が乗るようになった。
ところが今度は、大きな群れが入っているのに仕掛けがなかなか落っこちていかないのでイライラ・・・焦るじゃ。
んだかと言って試に重いオモリで早い落下をさせてみると、生意気にもアタリがパッタリ出なくなるのだ。

時速25匹のペースが、10時を過ぎると魚探が急に寂しくなりアタリがガクンと減ってしまった。
始めのうちは、「シメシメ、束釣りは頂き」と思っていたのが・・・何ともはぁ〜、ヤバイ状況に。
壊れたテントで頑張っていた爺っちゃまはとうとう釣れなかったのか、8番の看板前まで場所移動をして行った。


昼過ぎになると、次第に風が強まり雪も降り出してきた。
あちこちのテントで帰り支度をし始めている。
うむ〜ここはひとつ、二刀流で一気に数を伸ばしたいのだが、この良型に対し0.9gのオモリではオマツリ地獄に陥るのがオチなので当然パス。
一刀流で神経を集中して頑張りまする。

             
     
吹雪で視界が悪くなってきたす        今日のところは82匹で勘弁してやりませう

このペースで頑張り抜けば、15時までには何とか束を達成出来そうなのだが・・・吹雪で視界不良になってきたす。
ヤベェ〜、付近のテントはみんな撤収してしまったので、オラも遭難する前に撤収しませう。
14時20分、カウンターは82匹(あと18匹)だけど泣く泣く勘弁してやることに。

             
     
撤収完了!頑張って帰るど          前を歩いているのは、奥地帰りの二人組み

雪塗れになりながら素早く撤収を済ませ、幹線道路を踏み外さないよう慎重な足取りで駐車場へと急いだのであった。
帰悪天候で、帰り道がエライ遠く感じたす・・・駐車場に無事到着した時には全身グッタリだもの。














2013年02月04日(月)


・・・恥も外聞もなくおこぼれを頂戴して、今季初の束釣り達成!・・・



早朝5時、岩洞湖(ワラビ平)に集合って・・・えらい早いこと。

オラは頑張って自宅を4時に発って来たんだから。
お約束のワラビ平駐車場へ到着すると、既にsu-sanは到着しており、程なくしてGさん・N村君ペアも到着。
おろっ、銀親分・キムちゃん・S川氏御一行が準備を完了して湖面に降りるところだす。
なのに、岩洞湖活性化センターにお泊りしたI藤氏とgomi君、S藤氏が来るのが一番遅いってど〜ゆ〜こと?

駐車場からの急斜面でいきなりコケながらも無事氷上に降り立ち、ヘッドランプの明かりを頼りに幹線道路を柴沢方面へとソリを曳く。
踏み固められた幹線道路はテロテロの氷状になっておりソリの滑りは申し分ないけど、自分も滑ってコケそうだす。

             
     
ど〜だ、魚影が見えるか?            キムちゃんとこの魚影はバッチシ!

9番ワンドから電ドリ2機を駆使して、ホリホリ開始!
何十発も穴を開けまくったけど、ここぞというポイントが見つからない。
既にキムちゃん御一行は10番看板のちょいと手前にテント張り腰を落ち着けている。
状況を聴いてみると、大きな群れが出入りしているという。
それではと、オラたちもその周辺をホリホリしまくるも・・・これだと言う穴は見つかりません。

             
    
I藤氏とsu-sanはもうテントを張ったの       ほんじゃ此処で頑張ってみるべし

電ドリ2機共に、バッテリーを1個づつ使い果たすまでホリホリしたのに、未だポイントが決まらない。
完璧に夜が開け、辺りはすっかり明るくなったす。
それではと、周囲より若干水深のある11.4m付近で妥協して手を打つことに。
I藤氏のテントにgomi君とS藤氏の二日酔い三人組が入り、GさんのテントにはN村君二人、su-sanとオラはそれぞれソロでお座敷を構える。

             
    
 ひぇ〜、何たら酒臭いテントだこと        ダメだ、さっぱり釣れねぇ〜!

7時30分、ようやく釣り開始!
ワラビ平の駐車場に集合してから既に2時間30分も経ってしまったってことは・・・なんぼ早く来ても、釣り開始はいつもどおりの時間なのね。
このポイントで2時間ほど頑張ってみるも、ようやくツ抜けしただけで魚影が入ってくる気配が全くないのだ。
そんな時に限って、でっかいヤマメが掛かって大暴れをしやがって。
穴から出てこなくて「タモタモ」なんて大騒ぎをしているうちに、オマツリをした仕掛け2組共ぶっち切られて持って行かれてしまったす。




  
ここバンバンだから、こっちに来て   お引越し完了!        おこぼれ頂戴軍団テント村

もう〜ダメだ!我慢の限界だす。
こ〜なったら恥も外聞もありません。
ここはひとつ意を決して、動物的嗅覚で黄金の爆釣ポイントを探り当てたキムちゃん御一行テントに擦り寄り、おこぼれを頂戴しようという作戦に出ることにします。
てな訳で、皆でお引越しを敢行。

  
テントの中はあづいこと      酒は醒めてきたみたいだす     お年寄り二人の座談会?

水深9.4mと先ほどまでのポイントより2m浅いけど、穂先は飽きない程度に動いてくれる。
魚探に魚影が映らないステルスサギで決して食いが立ってる訳ではないので、微妙なアタリを取りこぼさないよう確実にアワセてポツポツ数を稼せがせて頂きます。
隣のテントの銀親分とキムちゃんのやり取りや雄叫びを聞いてると、既に300匹以上釣ってる勢いなのだが・・・???

  
アタリがなくなったので散歩へ行こう  こっちも釣れねぇ〜のか?   左84・右90 計174匹

午後からGさんのテントには鮎仲間のみかわさんが、su-sanのテントにはTチャンマンがやって来て、それぞれ仕掛けを下ろす。
終了時間を15時に設定されたのを機に釣果目標を二束に定めるも・・・沈黙の時間が次第に長くなり最後には失速。
結局、左84・右90の174匹で二束には遠く及ばず納竿時間を迎える。
それでも、今季初の束越え達成!・・・キムちゃんの動物的嗅覚に感謝・感謝だす。

  
お〜し、帰るぞ〜         助手がいると、とっても楽だす   ソフトクリーム・ソフトクリーム

撤収時は吹雪に見舞われたけど、gomi君の若さで駐車場までの急登を無事クリヤー・・・げっ、ヤバッ!オラ朝から運転席の窓を全開にしたまま停めていたのね。
は〜い、みんなでレストハウスのソフトクリーム食べに行くんだってさ。














2013年02月01日(金)


・・・お天気は最高だけど、毎回毎回帰るのが早過ぎる岩洞湖・・・



高気圧にすっぽり覆われている日本列島。
早朝5時30分の小岩井の気温は氷点下11度
6時30分小石川駐車場着。
天候晴れ・気温氷点下17度、駐車率60%程度・・・絶好のワカサギ日和だす。

             
     
小石川駐車場・・・駐車率60%          連結スレーを曳いてsu-sanポイントへ

スノーシューを履き、ジャンボスレーを連結してsu-sanポイントへ向う。
幹線道路ではスノーシューって思いの外喧しいだけで邪魔なもんだと思ったけど、一歩幹線道路から外れると本領発揮・・・ズボズボ嵌ることがないので何処でも歩けるのだ。

  
ダイアモンドダストがキラキラ   ホリホリ開始!          この場所で手を打ちませう

いつものように急峻な山裾より10m程離れた地点から5m間隔でホリホリ開始。
いいねいいね・・・朝日を浴びてダイヤモンドダストがキラキラ輝いている。
7つ開けた穴のうち、岸から2つ目の穴が水深8.4mで大きな障害物もなく底の方に魚影が見え隠れしている・・・おしっ、この穴で手を打ちませう。

8時、お座敷を設営しようやく釣り開始!
うむ〜、ど〜も魚探の反応が先日の状況と同じような感じで不吉な予感が過ぎる・・・やべぇ〜、今日もまたやっちまうかも?!

  
お座敷設営完了!         最高のお天気だす         テントの中はなんたらあづいこと

案の定、たま〜に大きな群れが入ってきてもサワリもアタリも全く出ないのだ。
1gのオモリに軟弱SSS穂先の超激シブ仕掛けだから、やっと掛かっても毎回のようにオマツリが発生する・・・型(10cm前後)だけは良いのだ。
そんなこんなで手元が良く見えないもんだから、オマツリ解きに時間を要しだんだん腹立たしくなってくる。

9時を過ぎると周りのテントはポツポツ撤収し始め、次々移動して行く。
オラも歩くのを面倒くさがらず、黙って奥地方面へ行けば良かったかな?と後悔するも、ドカッと腰を据えてしまうともう移動する気にはなれないもんね・・・今日はこのポイントと心中します。

  
左14・右13・・・情けねぇ〜    帰りも連結スレーは快適に滑ります  近々リベンジに来るけん

その後アタリは益々遠退き、間違って交通事故で掛かるだけの最悪のペース。
菜魚湖の解禁に行ったゴンさんたちは爆釣しているみたいだけど、左14、右13の計27匹(良型)と天丼を作る分は釣ったので、昼食を食べ終えたのを機に今日のところはこのへんで勘弁してあげませう。

考えてみたらなんぼ爆釣がないといっても、今年は未だ夕方まで頑張って釣ってたことがないのだ・・・毎回毎回帰りが早過ぎるべさ。














2013年01月21日(月)


・・・岩洞湖、皆で撃沈すれば怖くないってが(もう2月病?)・・・



午前5時、曇り・気温ー3℃・路面乾燥、鮎釣り仲間から集合が掛かっている岩洞湖へ・・・普段の通勤時間帯より断然暖かいこと。
6時、まだ夜が開けきらぬ小石川の駐車場には、既にsn-san、ゴンさん、N村君、I藤氏が集合している。
オラも急いで支度を整え、薄明かりの中su-sanポイントへとソリを曳く。
雪はシッカリ締まっており、足が嵌ることもなくソリは快適に滑る。

             
     
まずはこの辺からホリホリ開始        他の人たちはもう釣り始めてるんでないかい

su-sanポイントに着くと、5m間隔で碁盤の目状に30個ほど穴を開け魚探を突っ込むも・・・いまひとつ芳しい反応が見つからない!?
水位は先週に比べて1m程低くなっている。
雁首を揃えてをあれだけの穴を開けても、まともな穴が見つけられないってが・・・!?。

  
うむ〜、魚影がない        どらどら、此処もダメ?      この辺で手を打つべ

若干魚影の気配が感じられる水深8.3mラインで手を打つことにして、3張りのテントを設営。

             
        
お〜し、設営完了!            アタリも触りも何〜もねぇ〜

7時45分、ゴンさんとN村君ペア、オラとI藤氏ペア、su-sanは単独でようやく釣り開始。

仕掛けを投入して約1時間・・・アタリも触りも何〜もなし。(穴にスティーヴン・セガールの顔が映ってる)
9時過ぎになってようやく魚影の出入りが確認されるようになったが、たま〜に穂先がお辞儀するのみで、なかなか釣果が上がらない。


11時前、業を煮やしたゴンさんとN村君は、小石川下流ワラビ平方面への大移動を決行。
ものぐさなオラたちは、此処での撃沈を覚悟。
昼頃になると、涎もんの魚影がひっきりなしに現れるが・・・生意気なことに頑として口を使ってくれず、触りも出さないのだ。
超食い渋り対策として、オモリを4gから0.8gへ変更し、穂先も硬めのから社外品の超軟弱SSSに取替える。
ワカサギが屁をこいても穂先がお辞儀をする、超繊細タックルだす。

  
お天気は最高だすな       魚探の反応はバッチシなんだけどなぁ〜   空しい超激渋釣法

移動先でも撃沈したゴンさんたちは、GPSを頼りに先日爆釣した第3ワンドのボルト設置ポイントへまたまた大移動を決行!
そこではちょっとだけ盛り返したみたいだけど・・・焼け石に水。

  
左22匹・右14匹計36匹       I藤氏の釣果           忘れ物はねぇ〜か?

ものぐさなオラたちは、超繊細タックルを駆使しても時速1匹〜6匹と空しい超スローペース。
撤収予定時間の15時まで頑張り通して、左22匹・右14匹の36匹、su-sanとI藤氏は共に21匹づつと全員撃沈。
オラだけが撃沈したのではないから落ち込みはしないけど・・・もう2月病なんだべか?














2013年1月15日(火)


・・・遅ればせながら岩洞湖へご挨拶(次回から頑張りますから)・・・



1月10日の解禁日は38度超の熱があり鼻汁ダラダラ、おまけに声が全く出ないという前代未聞の風邪に見舞われ、ご挨拶を断念せざるを得なかったのだ。
したけど、今日はもう我慢できません。風邪も大分良くなったと自分で判断して、遅ればせながら岩洞湖へご挨拶してくるもんね。

             
     
紅サシと白サシを買わねば            今朝はお姉さんだったす

4時45分には自宅を出発し、小石川の駐車場へ着いたのは6時前
駐車率は3割程度でまだ夜が明けきっておらず真っ暗闇。
既に湖面にはカラフルなテントが立ち並びランタンの灯でシルエットが幻想的に浮かび上がっている。

ありゃぁ〜、なんと!ヘッドランプが点かないってが・・・電池は昨年、いや確か一昨年から入れっぱなしだったからなぁ〜。
タックルボックスの中をかき回し予備の電池を探すも・・・単3は2本しか見つからない。(3本必要なのだ)
仕方がない、ライトは諦め空が薄明かるくなるまで湖面に下りるのはお預けだす。



6時30分薄明かりを頼りに湖面に下りると、踏み跡だろうが新雪部だろうが水分をタップリ含んでいて一歩足を踏み出す毎にソレル(防寒靴)がズッポリ嵌る。
ソリの底にも雪がベッタリ張り付き、なんたら重てぇ〜こと。
こ〜なったら斜め左方向に進み、最短距離で対岸(左岸)を目指すのだ。
20歩ほど歩いては立ち止まり、ヒィーヒィー息を整えながらの牛歩の歩みだす。
やべぇ〜、防寒靴のインナーブーツに水浸して靴下がグジョグジョになったわい。

  
オラとてもじゃないが上流までは無理  この辺から堀々開始!     ここで魚影を確認!

対岸に向って10m間隔で穴を開けながら魚探を突っ込む。
水深は9.0m・9.3m・9.7m・10.2m・10.7mと少しづつ深くなるが、魚影は全く見えない。
対岸まであと20mの所の6個目の穴が水深10.9mで、チラチラだけど初めて魚影の出入りが確認できた。
お〜し、此処で手を打ちませう・・・もう歩くのは限界だす。

  
張り綱は風上だけで勘弁してけれ  お座敷は快適だすども       魚影が消えてしまったわい

げっ、テントを設営し終えると同時に北西の風が急激に強くなってきたってが・・・はいはい、再び外へ出てアンカーボルトを打つ。(これでヨシ!っと)
7時30分、ようやく仕掛けをセットし釣り開始!
あれっ?今までチラチラ出入りしていた魚影が・・・消えてしまったす。

  
皆さん釣れてるんだべか?     風は強いけどいいお天気だす    左手は諦めます(右手一本勝負)

それでも単発的に掛かるのだ・・・良型で10cm〜12cmのデカサギだす。
ところが1gのオモリでは、デカサギに引っ張り回され頻繁にオマツリが発生する。
こりゃ〜ダメだわいと、オモリを3gに変更するも(オラが持ってる中で一番重いオモリが3gなのだ)・・・相変わらずオマツリは止まらない。
良く見えない目でイライラしながらオマツリ解きに時間を要してるもんだから、左手を諦め右手一本勝負に徹することにする。
オマツリの心配が無くなった分、アタリもすっかり無くなってしまったす。

  
左手23匹+右手44匹=71匹?    足腰がフラフラ状態だす      インナーブーツまでグジャグジャ

10時を回った頃からは魚影がピタリと消えて無くなり、アタリが全く出なくなってしまった。
11時までの1時間でたったの2匹だす。
ダメだこりゃ、IBCの人生相談が終わったのを機に、今日のところはこのへんで勘弁してやることにして撤収します。
左手23匹・右手44匹・・・(自宅へ戻ってちゃんと数えたら71匹
まっ、今日は病み上がりということでもあるし、岩洞湖にご挨拶できたということで・・・次回からはちゃんと頑張りますから。

             
     
最後の坂を登りきって・・・           ふ〜、やっと駐車場に辿り着いた

駐車場までの帰り道・・・再び20歩進んではヒィーヒィー呼吸を整えながら、ほうほうの体で休み休みようやく車まで辿り着くことができたのだ。
氷上がこ〜ゆ〜状況の時は、ソレルなんかじゃなく丈の長いゴム長の防寒靴が正解だし、もっと重いオモリも常備しておかないとダメだってことが良〜く分かりました。(反省)
この状況を予想して本日の釣行を控えたsu-sanは大正解!だす。

ところで、ワラビ平でこれでもかというほどの大撃沈を喰らって、オラと入れ替わりに小石川へ移動してきたゴンさんたちはその後ど〜なったんだべ?(午後のゴールデンタイムにでも遭遇できればいいんだけど)