12’あゆ



                              



                                  釣 行 記








2012年09月17日(月)


・・・阿仁川での惨敗を機に、本日を以って納竿といたします・・・



敬老の日の今日も、朝からピーカンであづい!
秋田県内はフェーン現象の影響で、最高気温は35℃超の猛暑日・・・今年の残暑は強烈だすこと。

昨日の大雑把な釣りとは一変、今日は阿仁川で18〜20cmのオトリ頃サイズの鮎を相手に繊細な釣りを楽しみます。
Tチャンマンが午前中に火葬を済ませて、阿仁川へやって来るという。
はいはい了解!元気なオトリさんを釣って待ってますから。

先ずは、数を揃えるために芦沢大橋へ・・・。
先行者が一人入ってるけど、橋のシモの左岸側をあちこち探っていたようだけど、早々に諦め上がっていった。

  
カミの瀬肩へ・・・        コンバインが通る         群れ鮎に惨敗

オラは、橋のカミの右岸の瀬肩入る。
群れ鮎がウジャウジャ居て上下に移動してるけど、交通事故で掛かるのは14〜15cmの真っ白い外人鮎。
18cmクラスの黄色い鮎も掛かるのだが、これまた全くヤル気がなくカミへ上る根性が無い。
この時期になると、引き釣りではとても掛かってくれないので騙し騙し鞭を入れ、無理矢理カミに上らせなければならないのだ。
おまけに、ちょっと泳がせただけで魚体にオレンジのラインが浮き出でてくる。
ようやくカミへ上り始めたのにちょっと流速のある流芯へ差し掛かると、簡単にズリズリ下がりだすもんだから、イライラが募る釣りを強いられる。
ウグイが掛かろうもんならそのオトリはもう完全にアウトになり、浮いて流されてしまうのだ・・・なのに、ウグイが2回も掛かりやがんの。
こんな事をやってたんでは埒が明かないので、場所移動だす。
此処での釣果は、14〜18cmが6匹だけ。



小阿仁川との合流点へ移動し、ちょっと早い昼食タイムを取りながらTチャンマンに「もう釣れなくなったから、来ない方がいいよ」と言うつもりで電話を入れたら、「今、扇田を過ぎたところ」だって。
20分ほどで、2泊3日分の着替えをシッカリ持ったTチャンマンが到着。

  
先ずはシモのチャラ瀬から     Tチャンマン得意のポイントだが  チャラを諦め、深トロ狙い

先日、Tチャンマンが良い思いをしたシモのチャラ瀬を二人でなぞるも・・・全く掛かる気配がない。
オラは、チャラはキッパリ諦め合流点の深トロへ・・・底石がくすんでいるけど、ダメ元でやってみます。
やる気のない鮎でも、深トロだと何とかかんとか泳ぐもんだすな。
18〜20cmを5匹掛けたところで、ウグイの2連荘。
Tチャンマンもチャラで1匹しか釣れなかったと戻って来たので、これを機に此処は勘弁してやることに。



最後は、上流のサケ採捕場へ移動してみませう。
早々とTチャンマンが深トロで良型を掛け、その後もチャラ瀬で小型ながら3匹も追加している。
沈黙の要塞のオラは、1時間ほどしてようやくオトリが代わった。
その後玉を噛ませ、瀬でようやく掛けるも、空中バレ!・・・ハリが折れたってが。
更に荒い瀬に突っ込み雄の良型を掛けるも・・・痛恨の根掛かりロスト!
  
オラは沈黙の要塞         オット危ない         Tチャンマンはチャラ瀬で掛けている

もう鮎が居なくなったということは良〜く分かったす。
今季の鮎はこれで勘弁してやり、本日を以って納竿することにしませう。
今季最終日となった本日の釣果は65314匹

             
    
今度こそお終いだから、全部絞めます        今季最終日の釣果は14匹

2泊3日の予定でやって来たTチャンマンも今季の鮎は今日で諦め、「明日からピーマンの摘み取りのアルバイトと稲刈りをするべ」と言いつつ帰宅の途に就いた。
さて、オラはへら釣りに移行だす・・・忠相の浮子、NEXT ZONEを使ってみるのが楽しみなのだ。


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2012年09月16日(日)


・・・栃木遠征組と合流して米代川の大鮎釣り(29cm)・・・



昨日、北上川の盛岡地区で撃沈した栃木遠征組(D玉氏、kaneyan、アチャ氏、007氏)とKIKUチャンが米代川の大鮎を狙いにやって来る。
kaneyanに電話を入れると、既にエリカ様上流の500円駐車場の所で朝食を食べていると言う・・・了解、オラもそちらへ向います。

  
此処に入るのは一年ぶりだす    何だってこんなに人が多いの?   オラも竿の放列に加わって

KIKUチャンが既に数匹掛けているのは当然だから驚きもしないけど、なんとkaneyanが絶好調だと言う。
オラも、今季初めて持ち出したパワーSPの引抜荒瀬に、16cmほどのマタギ鮎に鼻カンを通して竿の放列に加わる。
うむ〜、大鮎狙いにこの小さなマタギ鮎ではあまりにも心許無い。
2号玉を噛ませて押しの強い深トロに沈めるも・・・釣れませぬ。
隣では、絶好調のkaneyanが雄叫びを発しながら竿をひん曲げている

  
絶好調のkaneyan、絶不調のD玉氏  獲った!撮ったをオラが撮った   飯だ・飯だ!・・・オデコだ!

そうして午前中釣れたのはKIKUチャンとkaneyanが6匹、それにkaneyanからオトリを貰ってすぐ掛けたD玉氏の1匹だけ。
あとは、ロケット発射を一発喰らったオラを始め皆さんオデコだす。



  
ず〜っとカミへ遡って       此処から竿を出してみませう    29cmはこの段々瀬で

昼食後はkaneyanから元気オトリを1匹拝借し、カミの入り組んだ段々瀬を狙いに・・・。
此処で大鮎が掛かっても矯めながら下ることは不可能なので、間髪容れず抜いてしまうことができる仕掛を張って挑む。
道糸Mステ03号、付け糸1号、9号3本チラシ(ハリス2号)だから尺鮎でもドンと来いだすべ・・・問題は腕力だけだす。
ガガッとアタリを感じた瞬間、間髪容れずアワセをくれて思いきり竿を絞る・・・シモに突っ走る前に強引に抜いてしまうのだ。
29cmを釣った時も、速攻で引抜きドスンとタモで受けてから、あまりの大きさに抜いた本人がたまげたもや。
そんな釣り方で、この段々瀬で5匹の釣果。

  
一番の大物だってオトリにします  オラも泳がせ釣りに混ぜて     KIKUチャンのステージ

kaneyanは明日から仕事なので16時には早上がりをし、来年の再開を約束して一足お先に帰宅(栃木)の途に就いた。
その後、皆さんが並んで竿を出している深トロで19時まで泳がせ釣りに徹し、2匹を追加して終了。
本日の釣果は077匹

             
    
 尺あるかなぁ〜?                ヨースケさんの釣果・・・7匹

本日帰宅したkeneyanを除く栃木遠征組+KIKUチャンは大館市内にホテルを取り、明日も此処で14時頃まで竿を出す予定。

  
KIKUチャンの大物・・・29.5cm   どれどれ重さは?・・・314gだす  正確に測ったら29cmありました

KIKUちゃんに、本日の大物をタモの中で計測して貰ったら28cmと言うことだったけど・・・家に戻ってから定規を当てて正確に計測したら29cmありました。(キッパリ)
因みに、KIKUチャンの一番の大物は29.5cm314gでした。


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2012年09月15日(土)


・・・鳶に油揚げじゃなく鮎を攫われた阿仁川下流・・・



霞がかった秋晴れ!?・・・春と秋の混ざったような矛盾した空なのだ。
早い話、カラッとした秋晴れなんだけど、薄っすらと霞がかっているんだす。
先日、Tチャンマンが気仙川以来の大釣りをしたと言うので、オラもご相伴にあやかろうと阿仁川へ向った。

             
     
あきた北空港                  道の駅「大館能代空港」って・・・?

昨夜は食物繊維を摂り過ぎたからか、腹の具合が・・・ダメだ、我慢出来ない。
国道から山道へ分け入り、キジ打ち・・・熊のモノと見間違えるくらいドッサリ。
あれっ、またキタ・・・今度は道の駅大館能代空港」へ立ち寄り、すっかり出し切る。
ふむふむ、これが道の駅って?・・・コメントは差し控えさせて頂きます。



先ずは、小阿仁川との合流点
トロ場の底石は輝きを失いボンヤリくすんでいるから、明らかに魚影が薄くなっているのが分かる。
ただ、チャラ瀬の石は磨かれて黒光りしているけど、釣れないんだべなぁ〜。
此処はTチャンマンとsu-sanが、昨日これでもかというほど攻めているのでポイントを微妙に外さないと、やりカスを浚うハメになるのだ。
案の定、昼まで丁寧になぞってみるも、ツ抜けならずの8匹のみ。

  
鮎の気配が薄い          すっかり浚われてしまったのね   いよいよ泳がなくなってきた

河原で独りランチを済ませて、下流芦沢大橋へ行ってみる。
残念ながらオラが釣ろうと目論んでいた橋のカミの瀬肩には、那須ナンバーの二人組みが竿を並べている。
ほんじゃ〜、更に下流へ・・・。
高長橋から増沢地区まで足を伸ばしてみるも、ここぞと思える要所々々には必ず竿を出している人たちがいるだ。



仕方がない再び芦沢大橋へ戻って、橋のシモの瀬を攻めてみませう。
絞られて早瀬になっている瀬肩をゆっくり引いてくると、「ココッ」という微かなアタリで20cm程のオトリ頃のマタギ鮎が竿を絞る。

  
カミの瀬肩に二人組み       オラは橋のシモを攻めてみませう  此処の絞り込みから

ところで、オラが飽きない程度に竿を絞っているのを、が何処かで見ててジッと狙ってたのね。
掛かり鮎を抜いて水面を割った瞬間!・・・オラの背後からが急降下して来て、オトリ鮎と掛かり鮎の2匹を鷲づかみ、いやづかみにして攫って行ったのよ。
ガガッゴゴ〜ン!と物凄い衝撃で、あっという間の出来事だったのだ。
悔しいことに、下の付け糸から下だけを持って行くんだったらまだ許すけど、事もあろうに上の付け糸からぶっち切って水中糸をそっくり持って行きやがんの・・・クッソ〜、ばぁ〜たれこのぉ〜!
その後は鮎が掛かる度に空を仰ぎ、が居ないのを確認してから抜くという間抜けな釣り方になったのだ。

             
     
竿2〜3本分の範囲だけで終了           鳶に攫われた2匹が悔しいこと

飽きない程度に竿を絞っていたのも、15時30分を過ぎるとゴールデンタイムどころか今までがウソのようにアタリがピタッと遠退いてしまった。
17時までの1時間半で2匹を追加したのみだす。
それでも、13時過ぎから竿2〜3本分の範囲のこの瀬肩だけをなぞって19匹の釣果。
本日の釣果は81927匹・・・に攫われた2匹が勿体ない。

9/14〜16までの3日間に渡って八郎湖で開催されている「第23回全日本野鯉・鮒釣り大会」の野鯉の部に
 参加しているI藤氏。
 15日の時点で、80cm1本、70cm1本と20cm1匹だって・・・優勝ラインは90cm以上だそうです。
 明日16日の検量時までにメーターオーバーでも釣れて、朗報が飛び込んで来ることを祈念してますから。


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2012年09月12日(水)


・・・終盤の悪あがき、種アユ採捕・比内アユ・・・



疲労が蓄積し、竿を出せなかった日曜日の鬱憤を晴らしたくてパタパタしていたら、一旦竿仕舞いを決意したTチャンマンからお誘いの電話が入った。
当然、二つ返事で「はいはい、休みを取得して喜んでお付き合いいたします」
お天気と川の濁り具合がちょいと心配だけど、今週休めるのは今日しかないんだし。
8時30分、Tチャンマンがオラのアパートへ到着。

玉川で確保したチビっ子オトリ(米代水系では心許無いくらい小さいのだ)を5匹持参し、比内エリア扇田河川公園へと向った・・・今日の目的は、種アユ採捕なのだ。
結構濁りがキツイけど、先ずは此処でオトリを交換してからが勝負だすな。
ありゃっ、オトリさんが1匹逝ってるじゃん。
チビっ子オトリさんを2匹ずつ分け、お互いの検討を祈りつつ、Tチャンマンはトロ場、オラはチャラ瀬の瀬肩へと散る。

  
平日なのに何でこんなに釣り人が多いの  シモの瀬は大入り満員    右岸の深トロを攻めてみませう

この馬鹿オトリ、全くやる気がなく何がなんでも下りたがるのだ。
そ〜かい、お前がそ〜ゆ〜態度を取るなら、瀬に突っ込んでやるもや。
程なくして、20cmクラスのオトリサイズが竿を引っ手繰る・・・馬鹿オトリでも、やれば出来るじゃん。
その掛かり鮎に鼻カンを通し、流れに送り出そうとしたとき道糸(005号)が腕時計に絡まったのね。
そんな時に限って、えらい勢いで出て行くんだすもの・・・そのまま、フッと軽くなってバイバ〜イ!
独りドンブリだってが)

気を取り直し、右岸の押しの強い深トロに立ち込み、15cmの超チビッ子オトリさんを優しく諭すようにして泳がす。
へその上まで濁り水に浸かってるもんだから、股間の周辺が妙に気持ちが悪いのだ・・・だって、水が汚いから尿道炎にでもなったら大変だべさ。
そうこうしていると、物凄い勢いで目印がぶっ飛び18cmのオトリ頃サイズがタモに飛び込む。
ようやくオトリさんが代わったものの、これまた全くやる気がなく、押しても引いても頑として泳ごうとしないのだ。
仕方がない、再びあの働き者の15cmの超チビッ子オトリさんの出番だす。
すると、またもや目印がぶっ飛び18cmのオトリ頃サイズを掛けてきた。
この掛かり鮎であちこち探ってみるも、釣れるような気配がない。
Tチャンマンは未だオトリが代わってない。
このまま此処で頑張っていても埒が明かないので場所移動しませう。



二井田橋下流の駐車スペースには4台停まっている。
駐車スペースは泥濘になっていて、どぶ臭い悪臭を放っている。
そこにオラたちの車を無理やり停めて・・・先ずは昼食タイム。

  
此処の瀬も大入り満員      オラは瀬肩のチャラから始めるも・・・  Tチャンマンはカミのチャラ

左岸の瀬には5人も並んで竿を出しているが、瀬肩のチャラとトロ場には誰〜れも入っていない。
チャラで竿を出していたTチャンマンが速攻で良型を掛けるが、後が続かない。
オラに至っては全く掛かる気配がなし。
チャラは諦め、押しの強い瀬肩の深トロの対岸ギリギリを狙うと、20cm前後のオトリ頃サイズをポツポツ拾えるが、5〜6匹掛けると打ち止め。
瀬に入っていた先行者が居なくなったので、鈎を9号3本チラシに替えシモの瀬を釣り下ってみる。
型は20cm前後で大したことはないのだが、グラスリをこれでもかというほど満月に撓らせ、暫しの入れ掛かり。
竿をメガトルクに取り替えれば楽な釣りができるのだが、車まで戻るのが遠過ぎるので根性でグラスリを使いこなすのだ。
それでも、身切れロケットは1回だけだったからエライべさ・・・底バレは数回あったけど。

  
ホッ!危なかった        深トロに立ち込むと股間が気持ち悪ぃ〜  瀬を釣り下ってみませう

不思議なことに15時30分を過ぎると、アタリがピタッと途絶えてしまったのだ。(ハネは頻繁にあるんだけど?)
そうして納竿の17時までの1時間30分、タモがすっかり乾き切って1匹も釣れなかったのだ。
本日の釣果は21820匹・・・これで週末用とTチャンマンの明日の種アユの分も十分確保出来たからヨシとするべ。

             
     釣れなくて飽きてきた〜!            オトリ頃サイズが18匹

羨ましいことに、Tチャンマンは今夜、阿仁前田の河川公園で独り宴会を楽しみ、明日・明後日の二日間、阿仁川で食用鮎を釣る予定だと言う。
ところで、比内エリアは、良型がバンバン釣れるという噂が流れているけど・・・型は小さくなってるし、数もめっきり少なくなってるんですけど?(オラが下手なだけだってが)


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2012年09月08日(土)


・・・色白の外人アユばっかしで、面白味に欠ける玉川・・・



孫の保育園の運動会に誘われていたけど、恥ずかしいからと丁重にお断りして角館へ・・・。
だってさ〜、孫一人に両親と嫁さん方の祖父母、更にこちらの爺婆が大挙して押し掛けたら異様だべさ。

今日は桧木内川下流の玉川を攻めてみるのだ。
下延橋のシモでは5人が竿を出している。
暫く眺めていたけど、一向に竿が立つ気配はない。



それではと百台駐車場へ移動してみるも、鉄板ポイントには3人が陣取っている。
うむ〜、百台駐車場へ入るのは諦め鶯野へ行ってみる。
ラッキイ!誰も入ってないじゃん。
おしっ、ほんじゃぁ〜此処に入りませう・・・その前に昼食タイムだす。

  
おろっ、誰〜も居ないっちゃ    良かったのは瀬肩の一角だけ    外人アユが8匹

ただ、気になるのは群れアユの姿は全く見えないし、ハネもない。
ダメ元で流れが走っている瀬肩にオトリさんを沈めると、一発で野鮎が絡んでくる。
しかし、釣れるのは広大な瀬肩のほんの一角だけで、パタパタと掛かったら打ち止めだす。
14時30分まで2時間ほど頑張ったのに、釣果は追星の薄い色白の群れアユみたいなのが8匹のみ。



             
     
誰〜れも居なくなった              流芯は垢腐れだす

百台駐車場の人たちはまだやっているので、再び下延橋のシモへ行ってみます。
んっ、誰も居ないってことは、釣れないからなんだべか?
うむ〜、此処もハネは全くないし、おまけに流芯は垢腐なのね。
キツイ瀬に根性で立ち込み(根掛りしたらアウトだす)、30分ほど頑張ってみたのだが・・・掛かりそうな気配は全くなし。



さて、次は何処さ行くべ?・・・これからチャラ広場へ行くのも何だし。
再び百台駐車場を覗いてみると、皆さん川から上がろうとしてるんでないかい。
やっぱ、此処は頻繁にハネてるし、底石がピカピカに磨かれていて群れアユも沢山見えるもんね。
他人のやりカスだけど、小一時間ほど此処で頑張ってみるべっと。

  
他人のやりカスだけど       立て竿のカミ飛ばしで       5匹の内小町アユは1匹だけ

膝程の水深の瀬肩に静かに立ち込み、立て竿のカミ飛ばし。
程なくして目印がカミにぶっ飛び、三重追星の小町アユがタモに飛び込む。
しかし、三重追星の小町アユはこの1匹だけ、あとは色白の群れアユが絡んでくるだけで釣果は1時間で5匹のみ。
やはり、他人のやりカスだからこんなもんだすべ。

本日の釣果は8+5で13匹、それも小町アユは1匹だけであとは色白の外人アユばっかしだすもの。
アタリも精彩に欠け、いまひとつ面白くない玉川でした。
頑張ってsu-sanが良い思いをしてた阿仁川まで行けば良かったかなぁ〜


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2012年09月07日(金)


・・・イマイチ集中力に欠けて惨敗した阿仁川下流域・・・



ここ2〜3日、降ったのだか降らなかったのだかよく分からない局地的な雨でも僅かながらでも水位に変化が見られたので、さっそく休暇を取得・・・このチャンスを見逃す手はないべさ。
秋晴れの下、魚が動いてリセットされたものと期待に胸膨らませ阿仁川へ・・・その前に大館市内のガソリンスタンドへ立ち寄って、満タン給油だす。
su-sanも同じ思惑で阿仁川へ・・・。

体力気力が充実している若者たちは、終盤になると大鮎狙いに奔走するのが常だが、オラたち老ーカル組は型より数、ヘビータックルよりライトタックル、大鮎は抜くだけでも難儀するべさ。
必然的に、狙う場所は下ってきた鮎が集結する下流域のチャラ場になる。

             
     
su-sanはず〜っとカミに・・・          オラはシモのチャラ瀬へ・・・

9時30分過ぎ芦沢大橋へ着くと、su-sanは既に橋のカミのチャラ瀬で「状況はいまひとつ」と言いながらもポツポツ掛けている。

  
濁りは薄くなってきたんだけど   さっぱり釣れないこと       オトリ頃サイズが8匹

オラは橋のシモのチャラ瀬から始めるも・・・釣れませぬ。
羨ましいことに、カミのsu-sanは遠めに見ても頻繁に掛けているのが分かる。
そんなこんなで午前中はシモのチャラ瀬を攻めるも、ツ抜けに至らず8匹だけ。
型は、合流点に比べて一回りから二回り小さくオトリ頃サイズの18cm前後。
さすがにカミに入ったsu-sanは24匹・・・「本日の目標を30匹に定めてる」って言ってたけど、なんもなんも午後はチョイチョイと釣れば軽くクリヤーだべさ。



  
カミの深トロ           分流も隈なくなぞってみるも    放浪釣りを強いられて

午後はポイントを入れ替わり、オラがカミでsu-sanがシモ。
果たして、su-sanが浚ってしまったポイントをなぞっても釣れるんだべか?
連続で掛かるのは到底無理、あっちで1匹こっちで1匹と放浪しながらの拾い釣り。
そうして、夕方5時過ぎまでオラの苦手な放浪釣りを強いられ12匹
本日の釣果は8+12=20匹・・・su-sanにはWスコアを喰らっちまいました。

  
余裕のsu-san           最後は二人共苦戦         午後の部は1ダース

今日はイマイチ注意力が散漫というか、集中力が欠けてたみたい。
大館市内から合川へ向う道中迷子になりとんでもなく遠回りはするし、最後の最後に親子ドンブリは喰らうし、元気アユは友缶から飛び出して逃げられるし、タモからなんて何匹逃げられたことか・・・仕事の疲れが溜まってんだべか?

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2012年09月02日(日)


・・・トーナメント並みの我慢の釣りを強いられたマタギ鮎・・・



今日は鹿角エリアのビキニギャルでも拝見しに行ってみようかなぁ〜、と思案しながら洗濯をしていたら、しったげさんからお誘いの電話が掛かってきた。
7月の初めに骨折した足首が大分良くなったので、そろそろ行動を開始してみようかとのこと。
待ち合わせ場所は、小阿仁川との合流点・・・ど〜せ10時前に行っても釣れないので、ゆっくり行きますからということで合意。
昨日の今日だから当然釣れないのは覚悟の上で、しったげさんのホームグランドでもある阿仁川でマタギ鮎と戯れてみませう。

                
                 
今日も秋晴れ、稲刈り直前

アパートを出発したのは9時過ぎ・・・今日もピーカンの秋晴れだす。
途中でしったげさんから電話連絡が入り、小阿仁川の羽立橋に到着して橋の下を覗いてみたら、夥しい数の群れ鮎が見えたのでこの群れ鮎を攻めてみませうとのこと。
・・・了解!橋の下へ直行します。



  
しったげさんはカミのチャラ    オラは橋の直下のチャラ      次は、橋のカミのチャラを

オラは橋の真下のチャラ、しったげさんはシモのチャラへ、それぞれ群れ鮎を散らさないよう静かに立ち込む。
鮎竿を出すのは今季2回目のしったげさん、本日の目標は今季トータルのツ抜け。(3匹釣れば目標クリアーだす)
群れ鮎がギランギランしてる所へオトリさんを静かに送り出してやると、一発で22cmクラスの良型マタギ鮎が絡み目印を飛ばす。
ありゃ、この一発で群れ鮎が何処かに消えて居なくなってしまったす。
ほんじゃ〜次は、橋の真下からカミ飛ばしで橋のカミのチャラでギラギラしている群れ鮎を狙うと、これまた一発で22cmクラス。
オラって天才だべかと喜んだのも束の間、橋のカミの群れ鮎も瞬時にして居なくなってしまったのだ。

  
オラ、狭い場所は嫌いだす     キャップを閉められないべ     良型揃いで8匹

居なくなったものはしょうがない、群れ鮎はキッパリ諦めカミの流れが絞られている所を攻めてみます。
ポツポツ掛けるも、如何せんポイントが狭いのと鮎の絶対数が少ないので6匹釣ったところで打ち止め。
悔しいことに、目印が飛び野鮎が絡んでビラビラしてるのが見えてるのに、底バレしたのが3回もあったのだ。
丁度お昼にもなったことだし、此処はこんへんで勘弁してやり合流点へ移動して昼食タイムにしませう。
此処、羽立橋での釣果はツ抜け出来ずの8匹
しったげさんは、残念ながら此処で今季トータルのツ抜け達成までには至らず。



合流点は今日も貸切。
日に日に底石がくすんできているのがちょいと気になるが、昨日よりは青ノロの流下は少ないのが救いだす。
とりあえず、此処でやってみませう。
野鮎の絶対数が少ないので、トーナメント並みの我慢の釣りを強いられるのは覚悟の上だす。

             
     
今日も貸切だけど、鮎も居ない?         順調に掛けているしったげさん

鈍重でやる気のないオトリさんに刺激を与えつつ渇を入れながらの根性の泳がせ・・・タモが乾き、飽きる程度のポツポツペース。
しったげさんも初めこそ順調に掛けていたが、次第に失速し苦戦を強いられている。
時折掛かる23〜24cmクラスのアタリは「コツッ」と微かに響くだけで、掛かった後もオトリさんと一緒になって泳いでいるだけ。
何となく違和感を感じて恐る恐る竿を立ててみると、大して暴れもせずただただ重いだけで楽にタモに飛んでくる・・・メタコンポの005号でも何ら不安を感じないのだ。
オラにしては珍しく、釣れるポイントは何処だんべ?と探索の旅に出てみる。
瀬肩やチャラ瀬、瀬落ちをなぞってみるも、魚影は薄く寧ろ型が二周り程小さいのだ。(18cm前後)

  
思うように泳がない        23cmは超えてるべ         良型はアタリが小さいこと

そんなこんなでシビアで難しい釣りを強いられながら17時30分まで頑張り抜いたけど、釣果は11匹だけ。(ガクッ)
しったげさんの本日の目標、今季トータルのツ抜けは序盤でクリアーできたけど、今日の分の釣果は泣きツ抜け

             
下手に動き回るより、目の前のトロを泳がせているのが正解だす  鮎が薄くなったなぁ〜

今季、この鮎さんたちに遊んでもらえるのも残すところあと2〜3週間・・・日増しに魚影が薄くなり、底石はくすみ、岸辺には青ノロが付着。
うむ〜、チョットだけ多めの雨が降ってくれれば全てが解決するんだけど・・・ここはひとつ、雨乞いの儀式として思いきって洗車でもしねばダメだんべか。


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2012年09月01日(土)


・・・小阿仁川合流点より下流は青ノロロン毛地獄・・・



さて、今日は何処さ行くべか?
とりあえず、掃除洗濯をしながら考えます。
米代川は暫くご無沙汰しているので、比内エリアへでもと思ったけど・・・やっぱ元気印のマタギ鮎にしませう。

             
    
群れ鮎がきれいさっぱり居なくなったす       午後はカミの瀬をやってみませう

ピーカンの青空!
今日も猛暑日の予報だけど、空の色は完璧な秋空だす。
先日確認した、阿仁川橋下の夥しい数の群れ鮎は、すっかり居なくなってしまったけでど、何処さ行ったんだすべ?



  
ハネはないし、鮎の気配も薄い   岸辺には、青ノロがベットリ    全て22〜23cmの良型揃いで18匹

あらっ、小阿仁川との合流点の岸辺には、青ノロがべっとり付着している。
うむ〜、鮎の気配があまり感じられないけど、とりあえずお昼まで軽くなぞってみませう。
げっ、目を凝らして水中を覗いてみると、20〜30cmに千切れた青ノロが次から次へと流れてくる。
この青ノロは小阿仁川の方から流れて来ているのだ。
草流れと違って、始末が悪いことに青ノロは水中を流れてくるから、竿操作でかわすことが出来ないのだ。
オトリさんを送り出すと、あっという間に水中糸に青ノロが絡み付いてくる。
オトリさんがなんぼ元気でも、すぐにズリズリ下がってまともに泳がせることが出来ないし、んだかと言って、ベタ竿でオトリさんを引くと・・・オトリさんは瞬く間にロン毛になって、穂先がグッと撓って重くなる。
そんなこんなの青ノロロン毛地獄に惑わされながらも、お昼までに何とかかんとか18匹!(全て22〜23cmの良型揃い)
普段は22〜23cmのオトリさんってドテッとしてあまり良い仕事をしないんだけど、この青ノロロン毛地獄も何のその有り余る馬力でグイグイ泳ぐのだ。



             
    
残念ながらお目当ての瀬には先行者が        瀬落ちのトロをなぞるも・・・

昼食後は青ノロロン毛地獄を避けるため、阿仁川橋上流へ・・・。
残念ながらお目当ての瀬には先行者が入っていたので、瀬落ちのトロを軽くなぞってみるも・・・小マタギ鮎(18cm)を1匹掛けただけ。
此処は早々に見切りを付け、上流のサケ採捕場へ移動してみます。



  
瀬の荒い所を引いて        瀬肩をなぞり           トロ場を泳がせ

先ずは2号玉に9号3本チラシをセットして、瀬の荒い所を引いてみる。
頑張った割には報われず、18cm前後の小型が3匹のみ。
次は玉を1号に替え、早い流れの瀬肩をなぞってみるも、此処でも同サイズが3匹のみ。
カミのトロ場を泳がせてもサイズが変わらず4匹で、此処では10匹の釣果。
型もひと頃より小型になってしまったし、何となく底石が霞んできたようだから、魚影はかなり薄くなってしまったみたいだす。

                
                 
小振りなのが(18cm前後)10匹

さて、明日は何処さ行くべか?・・・何処へ行っても釣れないんだろうから、近場の比内エリアにすっかな?


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2012年08月28日(火)


・・・マタギ鮎は神隠しにでも遭ったかのように消えてしまったす・・・



さて、Tチャンマンが昨日から阿仁川入りをしているというので、オラも合流させていただきます。
「職権を乱用して休んでいいの?」ってTチャンマンが心配してたけど・・・休暇取得届けはちゃんと承認されてますから。(承認するのはオラですけど)

今日も北秋田は猛暑日の予報・・・うんざりする猛暑でも、こうも続くと案外慣れてくるもんだすな。
7匹飼っていたオトリさんのうち3匹は持ってきたんだけど、部屋の水槽に残してきた4匹が帰宅するまで煮えてなければいいのだが・・・心配だす。


  
渇水で青ノロが・・・       日曜日は満員だったけど      Tチャンマンは下流に

特にこれから終盤の時期は、水温が上がる午後からが勝負なので早く行っても無駄だすべだ。
てな言い訳をしながら、小阿仁川のTチャンマン御用達のポイントへ現着したのは10時過ぎ。
先着して竿を出していたTチャンマンは既に2匹掛けていた。
早速オラも釣り仕度をして竿を出すも、たった1匹(22cm)しか釣れなかったので20分程でこのポイントは勘弁してやることに・・・Tチャンマンは3匹。



  
今日は貸切だい          鮎の気配が希薄だす        さっぱり釣れねぇ〜!

次は、阿仁川本流の小阿仁川との合流点へ・・・。
釣り人は誰〜れも居ないのでオラたちの貸し切りだけど、先日(日曜日)に比べてハネが少ない・・・釣れないかも?との不安が過ぎる。
やる気のないヤオトリさんに「働け働け」と鞭打って、ポツリポツリの拾い釣り。
5〜6匹掛けたところで昼食タイム。

  
邪魔をするなって         釣れなくなったから場所移動だ   舟残り15匹

昼食後、再び同じポイント探って2〜3匹掛けたところで、ふと引き舟に目をやると・・・げっ、引き舟の蓋が全開に開いて帆掛け舟状態になってるじゃん。
あ〜あ、引き舟の中には即死したのが1匹残っているだけだす。(ガックシ)
気を取り直して、丁寧になぞりながらの拾い釣りに徹し、何とかかんとか舟残り15匹
此処でのTチャンマンの釣果は・・・むにゅむにゅ。
鮎の絶対数が少ないので、此処はこのへんで勘弁してやりポイント移動します。



  
中州がなんたら広くなったこと   此処も、さっぱり釣れねぇ〜!   上流では雷鳴が・・・

次は、比較的魚影が濃いと思慮される合川地区サケ採捕場へ・・・。
んっ、此処もハネが少な過ぎる。
底石はピカピカに磨かれているけど・・・鮎の気配は希薄だす。
此処でも、ドテッとしてやる気のないマタギ鮎を騙し騙し渇を入れながらの拾い釣り。
18時まで頑張るも、期待していたゴールデンタイムは最後までやってこなかったす。
それでも、此処での釣果は根性の12匹。
Tチャンマンは此処でも・・・むにゅむにゅ。

  
何とかかんとか12匹        ちゃんとエアーが出てるんだべか?  明日も猛暑だよ〜っ

マタギ鮎は神隠しにでも遭ったかのように消えてしまったけど、何とか辻褄を合わせて28匹!
【れば・たら】あの帆掛け舟が無かったら35〜36匹だったす。
Tチャンマンは余程悔しかったのか、今夜も阿仁前田の河川公園で独り反省会を行って、明日のリベンジに賭けるという・・・くれぐれも、呑み過ぎないように。


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2012年08月26日(日)


・・・ほんの一角を丁寧になぞって、久々にタモがずっしりマタギ鮎・・・



真っ直ぐ鹿角へ帰ったのでは芸がないので、ここはひとつ、あまり芳しくないという阿仁川の様子をチラッと伺いながら帰りませう。
まずは確実に野鮎を拾える小阿仁川で5〜6匹獲ってから、阿仁川本流へ向えば合理的だべさ。
小阿仁川の釣れるポイントは、Tチャンマンからシッカリ教えて貰っているのだ。

                
                 
小岩井からだと阿仁川は遠いこと

そのポイントへ行ってみると、大入り満員でとてもオラが入られる余地などありませぬ。
公園の前は当然ながら、その下流の橋の上下にもビッシリ入っているのだ。
うむ〜、仕方がない、小阿仁川はキッパリ諦め本流合川地区へ・・・。

げっ、なんと、小阿仁川との合流点にも上手そうな人たちが4人も入ってるってが。
その人たちが川から上がろうとしていたので、状況を訊ねてみると「この辺一帯をひと通り浚ってポツポツ掛けた」とのこと・・・うむ〜、一足遅かったみたい。

             
     
一番良い瀬には3人も               チャラからは1人上がって来た

何れお昼も過ぎたことだし、どうせダメ元、このポイントを探ってみます。
小振りな小町アユに鼻カンを通し、押しの強いトロ瀬に「はい、行ってらっしゃい」と声を掛けて送り出すと・・・一発で20cm超のマタギ鮎が目印をぶっ飛ばす。
その後は、黒く磨かれている底石を外さないようコントロールしながら丁寧になぞってやると、飽きない程度に竿をひん曲げる・・・と言うか、オラのアワセが強過ぎなのか?
型は全て20〜22cmの良型、追星クッキリのマタギ鮎だす。

  
竿抜けなんてあるんだべか?    大館空港行き          もう一回り小さい方がオラ好みだす

あらっ、14時頃になったら強い風が吹き出してきた。
やべぇ〜、竿が風に煽られオトリを上手くコントロール出来ないし、野鮎が掛かっても竿を立てるのが難儀だす。
TOYOTA CUPの時、「このハリは最高に良いから、使え」とI藤氏が強引にオラの鈎ケースに収納してくれた腐れバリ・・・今日も、ハリスが2回もぶっ飛ばされたんだから。
悔しいことに、ゴゴ〜ンと素晴らしいアタリの後、フッと軽くなって、ハイそれまでヨだもの。
この腐れバリ、今日飛ばされた2本でようやく全部使い切ったもや。
そんなこんなで、夕方になればゴールデンタイムが訪れるだろうと期待してたけど・・・残念ながら、ゴールデンタイムは無かったす。

             
 
ポイントを休めて暫く待ったけど・・・GTはなかったす    久々にタモがずっしり

釣れないと言われている阿仁川、一見つまらなそうに見えるポイントでも底石が磨かれている竿抜けを探し出せば適度に釣れるんだっちゃ・・・ただ、釣り返しは効かないけど。
ほんの一角を丁寧になぞって、良型マタギ鮎40匹!・・・久々にタモがずっしりだす。


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2012年08月25日(土)


・・・毎年、大曲の花火大会の日は大入り満員になる桧木内川・・・



友缶に2匹残っていたオトリさんも、水が冷たそうで何となくヤバイ雰囲気だったので、お湯を足して水温を上げてから車に積み込み、桧木内川へと向った。
今夜は大曲で「全国花火競技大会2012」が開催されるので、角館方面へ向う国道46号は無茶苦茶混雑してるもんだべと覚悟していたけど、ちょっと多いかな?という程度だす。
角館の街の入り口のコンビニに立ち寄ったついでに、友缶の中のオトリさんを確認してみると・・・あちゃっ!2匹共横になったままヒクヒク状態だす。
ダメだこりゃということで、瀕死のオトリさんを桧木内川へ釈放してあげたけど・・・斜めになったままゆらゆら流されて行ったから、蘇生するのは無理かも?

                 
            
藤枝さん宅の葡萄棚・・・摘み食いをするのはもう少し待って

ひえ〜っ!桧木内川は鵜ノ崎堰堤から街中、玉川との合流点までビッチリ満員御礼・・・オラは何処さ入ったらいいんだすべ?
とりあえず、藤枝さんに立ち寄り暫しお話友の会。
毎年大曲の花火大会の日は、昼間桧木内川で釣りをしてから、夜花火大会を見に行く人たちで川は大入り満員になるのだ。
藤枝さん宅では、今日午前中だけで日釣り券が50枚以上売れたとのこと。
「あらっ、もうお昼になるのでオラも釣りっこさ行ってきますから」と、向った先はチャラ広場

             
     
あんれまぁ〜、結構な人出だこと       ハルさんポイントにはズラ〜ッと並んでる

チャラ広場で竿を出しているのは、見える範囲をざっと数えただけでも13人
まずは、川を眺めながら昼食タイム。
群れ鮎やハネは結構見えるんだけど、誰一人竿が立たないってことは、釣れないんだべか?・・・不吉な予感が過ぎる。

             
     
オラはゆみさんポイントへ            ここはカミ飛ばしで攻めませう

まずは、みんなが諦めてポッカリ空いたゆみさんポイントを斜め引きでなぞると、一発で小町アユが仕掛けを引っ手繰る。
今度は、真っ更な野鮎をカミに飛ばすと、目印が真横にぶっ飛ぶ。
竿二本分の感覚で上下に人が入っているので、その狭い範囲を引いたりカミに飛ばしたりしながら隈なくなぞり黄色い小町アユをポツポツ掛ける。

             
  
皆さん蜘蛛の子を散らしたように川から上がる      元気印の小町アユ

ゆみさんポイントをひと通り浚ってしまったので夕方のゴールデンタイムまでポイントを休ませましょうと川から上がった瞬間・・・突然空が暗くなり大粒の雨がドバーッと降り出し、雷がゴロゴロ・ドッシーンと鳴り響く。
間一髪で車の中に非難はしたものの・・・この雷雨が止むまでは、暫く着替えも引き舟の撤収も出来ないべさ。
てなことで、12時チョイ過ぎから15時までの3時間弱23匹を釣って早上がり。
まっ、寧ろこれくらいの釣り時間だと疲れなくて良いのかも?

さて今夜は早く帰って、NHK BSで中継する「全国花火競技大会2012」でも見るべっと。


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2012年08月24日(金)


・・・剣舞あゆは発電放水が始まってからが勝負だす・・・



7時、su-sanからの電話が目覚まし代わりになり、徐に布団から這い出す。
朝靄に覆われ、今日も猛暑になるようだす。

昨日で解禁当初からのオトリ継ぎが途切れてしまったので、今日はsu-sanからオトリさんを拝借するのだ・・・行き先は和賀川
先着しているsu-sanに日釣り券の購入をお願いし、支障の案内でTOYOTA CUP会場のCブロックへ・・・。
Bブロックとの境界近くのトロ尻が空いているので、入川ポイントを此処に決定。

  
瀬は釣り人で埋まってる      トロ尻は超チャラになっている   ダメだ、釣れない

猛暑続きの渇水でトロ尻が超チャラになっている。
su-sanは右岸のチャラ瀬からなぞり始め、オラはトロ尻(チャラ)をカミ飛ばしで攻めるも・・・釣れません。
お昼まで頑張って、18cm前後の白い鮎がsu-sanと共に4匹ずつ。

             
     
思った程水位は増加しない            瀬は型が小さい

昼食後は発電放水が始まるのを待って、13時30分釣り開始。
午前中チャラだったトロ尻が良い感じの平瀬になった。
オトリさんを送り出すと、一発で真っ黄色の剣舞あゆ(22cm)が目印を飛ばす。
程なくして、次も真っ黄色の剣舞あゆがグラスリを満月に絞る。
発電放水でスイッチが入り、白い小型の鮎から真っ黄色の良型(22cm)剣舞あゆに変わったのだ。
グラスリでも抜けない訳ではないが時間が掛かり過ぎるので、ここはひとつ竿をメガトルクの急瀬に取替えメタコンポの01号を張る・・・ちょっと強すぎるタックルだけど、これだば少々無理をしても安心だす。

             
     
トロ尻は良型ばっかしだすべ           生きの良いオトリさんを確保して

そうして、ポツリポツリだが真っ黄色の剣舞あゆを十数匹釣ってしまうと白い鮎に変わり、再び釣れなくなってしまった。
その頃から、薄暗い積乱雲が迫ってきて雷鳴が轟き出した。
雷が鳴り出すと、ど〜も気が散って竿先に集中できなくなってしまうのだ。
雨が落ちてきたのを機に、今日のところはこのへんで勘弁してやることに。
本日の釣果は、頑張って頑張ってようやく20匹・・・連日攻め続けられているもんだから、剣舞あゆが少なくなってしまったように感じた和賀川だす。


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20122年08月19日(土)


・・・Tチャンマンと連んで比内あゆ、大混雑には参ったす・・・



今日明日の二日間は、JR鹿角花輪駅前をメイン会場に秋田県無形民俗文化財の「花輪ばやし」が開催される。
オラのアパートにTチャンマンがやって来たのは9時40分
今日もTチャンマンと連んでの釣行だす。
さて、何処に行きませう。
比内エリアにするか大館エリアにするかは現地の状況次第だすな。

カラッと爽やか抜けるような青空!
扇田の河川公園・・・何なのこの人混みは?
広い駐車場が鮎師の車で満車状態だす。(殆どが青森ナンバー)
ほんじゃ〜、なるべく釣り人が少ないポイントは何処だんべ?と、扇田橋から下流へ・・・何処へ行っても青森、八戸、岩手ナンバーの車で大入り満員。
本命にしていた二井田大橋のシモから下流なんて超満員。

  
空いていたのは初めのうちだけ   深トロには一人立ち込んでいる   えっちら・おっちら

二井田大橋のカミ
が何となく釣り人が少ないようなので、本日の入川場所は此処に定めます・・・ダメだったらすかさず移動しませう。
ど〜やら此処は釣れなかったので、皆さん諦めて他所へ移動して行ったそうだす。

  
釣り人がドヤドヤやって来た    何だか釣れなくなってしまった   此処では動き回って8匹のみ

オラは皆さんが渡渉するチャラから始めてみます。
Tチャンマンはカミの深トロへ。
オトリさんを送り出すとすぐさま2匹掛かるも・・・それっきり。
少しずつ左岸の瀬へ移動するも反応なし。
Tチャンマンは深トロで5〜6匹掛けたのにタモでキャッチしたのは2匹のみって・・・えっ?
それではとオラも深トロへ移動して良型を3匹ゲット。
その後、再び瀬を引いて3匹追加・・・瀬の方が一回り型が小さいのだ。
オラたちの力量ではこれ以上釣るのは無理だから、昼飯を食べたら移動しませう。


どうせ何処へ行っても満員御礼だから、昨日いい目を見た二井田大橋の下流へ行ってみるべし。
げっ、此処の駐車スペース(7〜8台は駐車可)も満杯で車は堤防の道路にまではみ出している。
それでも、オラたちが川へ降り立つと「全然釣れねぇ〜」と言いながら、釣り人がドヤドヤ川から上がって来た。
川に残っているのは、オラたちの他に2人だけだけだから、何処でも自由に釣れるべさ。

             
     
皆さん川から上がったから貸切だす        初っ端の1匹のみで・・・沈黙の要塞

引き舟に2匹入れたオトリさんのうち1匹は腸がはみ出してるヤツで使い物にならず。
もう1匹オトリさんに期待を込めて送り出すと、すかさず目印が飛び野鮎が絡んだものの・・・あちゃ〜、いきなりロケット発射!
なんと、このロケット一発でオトリさんは仮死状態になってしまい全く使い物にならず。
仕方がない、この2匹のオトリさんは無罪放免してやり、友缶を沈めていた場所までエッチらオッチラ戻って御代わりを1匹。

この御代わりオトリさんが、これまた健気に良く働いてくれたのよ。
このオトリさん1匹で、空中バレ4連荘だよ!(全て口掛かりだったす)・・・ハリを3本から4本、6号から7号へと変えてもバレは治まらず、泣きたくなってきたもや。
5回目の出撃でようやく、背掛かりで良型をゲット・・・ホッ!
しかし、この掛かり鮎に鼻カンを通して送り出した瞬間・・・大きな木の枝が流れて来て水中糸を直撃!
オトリさんは辛うじてタモで掬ったけど、仕掛けは目印の下からプッツリ・・・何で次から次へと、オラ何かに祟られてるんだべか?

             
    
ゴールデンタイムでも・・・沈黙の要塞    Tチャンマンのオトリさんも確保しましたから

Tチャンマンは、一発目で良型を1匹掛けたのみで、その後は納竿時までず〜っと沈黙の要塞
オラはタモが乾くペースでポツポツ拾っていてが、「そろそろ上がるべか」と言った瞬間・・・いきなりゴールデンタイムが訪れた。
今まで何回なぞっても全く反応がなかったのに、いきなりスイッチが入ったのだ。
それから暫し、入れポン出しポンで薄暗くなるまで7〜8匹連荘・・・あっそ〜か、偏向グラスを掛けていたから暗くなったと騙されていたのね。
此処では、夕方の短時間で14匹をゲット・・・明日のTチャンマン用の元気オトリさんも確保しましたから。

最後の最後で何とか帳尻を合せたけど、今日の大混雑には参りました。
Tチャンマン、今夜から阿仁前田の河川公園で一人宴会を楽しみながら2〜3日鮎釣三昧の予定・・・「比内の仇を阿仁で討つ」ってが。


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2012年08月18日(土)


・・・チャラの引き釣り一本勝負!比内あゆの数釣り・・・



やべぇ〜、気持ち良く目覚めたと思ったら8時をとっくに過ぎていたのね。

さて、たまには地元米代川で竿を出さないと非国民になるべさ。
久保田橋から川を眺めながら堤防沿いの道を下流へ。
末広橋土深井では沢山の人が竿を出しているけど・・・釣れるんだべか?
橋の上からジッと川底を眺めていると群れ鮎が少しは見えるけど、大半はウグイだす。
中には40〜50cmクラスの大物も見えるんだど・・・ニゴイだべか?
ジッと耐え得る根性があれば、いくらかは釣れると思うけど・・・オラ、そんな根性は持ち合わせておりません。
てな訳で鹿角エリアはキッパリ諦め、ここはひとつ比内エリアへ行ってみませう。

             
   
国道103号は切土法面工事で片側交互通行中      青空に天高く飛ぶ、ハンググライダー

ローソンで昼飯と日釣り券を購入し、大館市内で満タン給油をしてから徐に二井田大橋の下流へ・・・。
広い河原に降り立ったのは11時
見える範囲の釣り人をざっと数えただけでも10人以上
瀬にはズラ〜ッと竿が並んでいるけど、チャラはガラ空きだす。

  
瀬は大人気!            チャラはガラ空き         カミの深トロもガラ空き

仕方がない、今日はチャラの引き釣り一本勝負!で決めてみませう。
チャラで釣れるのはオトリサイズ(17〜18cm)で丁度良い大きさなのだ。
6.5号3本イカリでスタートするも、ケラレや水中バレが多発・・・水深は深い所でも膝ほどしかないので、野鮎が絡む様子が手に取るように見えるだ。
そこで、6.5号4本イカリに変更してからは、ケラレや水中バレはピタリと治まり飽きないペースで順調に掛かる。

             
     
このチャラで引き釣り一本勝負!         久々にタモがズシリと重い

しかし、順調に掛かったのも14時頃までで、その後アタリはピタリと遠退いてしまった。
ど〜やら釣り切ってしまったみたいで、その後は時速1〜2匹までペースダウン。
このチャラを5時30分まで隈無くなぞって丁度50匹の釣果・・・50匹にするためのあと1匹を掛けるのに1時間も要してしまったのだ。

瀬は朝から晩まで一日中入れ代わり立ち代り攻められているけど、チャラは竿抜けだす。


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2012年08月15日(水)


・・・お盆休みの家庭サービス総仕上げは小町アユ・・・



東京から帰省している息子も連日孫のお相手ばっかしでは流石に堪らないだろうと、鮎釣りに連れ出した。
(本当はオラが堪らなかったので、息子をダシに使ったのだ)

ど素人でも、魚影の濃い川だったら何とかなるべと、向った先は桧木内川
鵜ノ崎橋シモの瀬と藤枝さん前のチャラは満員状態なので、とりあえずチャラ広場へ・・・。

チャラ広場で竿を出しているのは3人
鮎はウジャウジャ見えているけど、状況はいまひとつ芳しくないようだ。

  
閑散としているチャラ広場     着替えたら「はいポーズ」     オトリさんが足下から離れないか

先ずは、息子の竿に仕掛け(フロロの02号)をセットしてあげ、鼻カンの通し方やサカバリの打ち方をひと通りレクチャー・・・「ほんじゃ〜、やってみろ」
ようやく鼻カンとサカバリをセットし、流れに放つも・・・あいや〜、オトリさんは完全にグロッキーになり、ポカンと浮いてしまってるべさ。
「もうそのオトリさんはダメだ。まずはオラが鼻カンとサカバリをセットしてやるからよ〜く見てろよ」
「よし、ほら泳がせてみな」
「ああ〜っ、引っ張ってはダメだ」
「そんなに弛ませたらヤバイ」
「あ〜でもない、こ〜でもない、」
と、背後でゴチャゴチャ。
うむ〜、このままではなんぼしても掛かりそうにねぇ〜な〜。
「ほんじゃ〜、オラが元気な野鮎を掛けてやるから待ってろ」
と、自分の竿に仕掛けをセットし、オトリさんを流れに放つと一発で元気な小町アユが掛かり、立て続けに3連荘。
「おし、この元気オトリさんで頑張ってみろ」
「あ〜あ〜、そんなに水から出しぱなしにしてると、またグロッキーになってしまうべさ」
「鼻カンは、ビビらないで大胆にブスッと通していいから」
「うむ〜、大分弱ってしまったけど頑張って泳がせてみな」
と、こんな調子でど素人のご多分に漏れず、やっとの思いで鼻カンを通し終えた頃には、略グロッキ−状態のオトリさん。
ようやく掛けた貴重な野鮎を、キャッチミスしてバラしてしまうこと多数。
釣りたての真っ更オトリさんが元気すぎて、タモから逃げられること数回。
そして、タモが抜き難いだの鼻カンが通し難いだのってブツブツ言ってると思ったら、左利きだったのね・・・ゴメン・ゴメン、したら、タモを差すのと竿を担ぐのは左右逆だす。

  
オトリさんがズリズリ流される   お〜い、何処まで上って行くのや〜  ヨースケさんは45匹

オラは息子に教育的指導を行いながらも、「なっ、オラって天才だべ!」などとほざきつつ、飽きない程度に竿を絞ることができ45匹の釣果。

早上がりで着替えを済ませ、息子の釣りを陸からコーチ・・・釣り始めに比べて竿操作などは大分様になってきたけど、ど〜してもオトリさん任せの泳がれ釣りは否めない。
それでも終盤には学習の成果が実り、鼻カンも短時間で通せるようになったし、引き抜きはヤバイと判断し寄せて取り込むようになりバラシは無くなったが・・・残念ながらタイムリミット。
夥しい数の小町アユが、目の前で追い合いをしているのになかなか掛からないと悔しがることしきり。
そんな息子の釣果はツ抜け達成で12〜13匹・・・バラしたり逃げられたりしたのが悔やまれること。

             
    
このオトリさんは反対方向に行きたがる      大分バラしたり逃げられたりしたけど

追いがイマイチ弱くて「あれ〜っ、掛かったかなぁ〜?」の口掛かりばっかしで、目印ぶっ飛びや竿を引っ手繰るアタリは無かったみたいだったけど、都内に住んでいる息子にとっては、夏の川に浸って薄っすら日焼けしただけでも結構楽しかったみたいだす。
お〜し、これでお盆休みの家庭サービス全行程終了!・・・今晩は鹿角に戻って一人でゆっくり寝られるぞ〜。


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2012年08月11日(土)


・・・お盆休みのストレスを事前に解消してくれた小町アユ・・・



昨日小阿仁川で、一時、盆と正月が一度にやって来たような入れ掛かりを演じたまでは良かったけど、車のタイヤをパンクさせてしまったTチャンマン。
ガソリンスタンドでパンクの修理をして貰ったけど、「高速道路は走行しないように」と言われてガッカリ。
挙句の果てに、昨夜は阿仁前田の河川公園で独り宴会を楽しみ、仕掛け一式が入ったタックルボックスを車外に置き忘れたまま就寝してしまい、盗まれてしまったそうな。
今朝、昨日入れ掛かった小阿仁川でオデコを喰らったTチャンマンは、再び阿仁川へ戻り米内沢近辺をウロウロしてみるという。


オラは掃除・洗濯を済ませ、お盆休みの準備を整えてから、八幡平〜玉川温泉の山岳道路を通って桧木内川へと向った。
阿仁川の20cmオーバーの良型マタギ鮎も魅力なのだが、如何せん絶対数が少ないので、今日は小粒ながらも闘争心の激しい小町アユと遊んでみるべという魂胆なのだ。
今日はデジカメをシッカリ持ってきたもんね。

             
     
鵜ノ崎橋のシモの瀬は満員御礼          カミのトロ瀬を泳がせてみませう

鵜ノ崎橋の上下には、10人ほど竿を出している。
シモの瀬は満員御礼なので橋の直ぐカミのトロ瀬を泳がせてみる。
20cmの大き目のオトリに、「頼むぞ」と声を掛け、そっと流れに放つ。
オトリが流芯に差し掛かると、いきなり目印がぶっ飛んだのだが・・・掛かり鮎はオトリよりも一回り大きい22cm、コイツは小町アユじゃないもや。
このデカくて鈍重なオトリさんを同じコースで泳がせると、またしても20cmオーバー
ど〜やら、水深のあるトロ瀬はオラの意に反して良型揃いばっかしで小町アユは居ないみたいだす。
此処は1時間ほどで切り上げ7匹の釣果。



  
古城橋のカミを攻めてみませう   橋の真下は苔生しているのでパス  藤枝さんの前も満員御礼状態

昼食後は、下流古城橋の直ぐカミの駆け上がりを攻めてみませう。
駆け上がりを扇状に泳がせると、小気味良いアタリで16cmクラスの真っ黄々・・・これだよこれ、これが小町アユだす!
群れ鮎はウジャウジャだし、その群れ鮎に目玉を吊り上げて追い掛け回している小町アユ。
苔を食む間もなく追い掛け回してるんだもの、太れねぇ〜べさ。
こんなに沢山の鮎を目の当たりにするのは、気仙川以来だす。

             
    
水中が丸見えなのでエキサイティング        小町アユは尻尾の先まで真っ黄々

しかしさぁ〜あんなに追い気満々のくせして、なしてオトリを追ってくれないんだべ?
それでも、此処では26匹を追加して、小町アユの小気味良いアタリを十分楽しませてもらいました。
これで、お盆休みのストレス(孫のお相手)を事前に解消できたってもんだす。


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2012年08月08日(水)


・・・一時は瀕死のオトリさんでど〜なるかと思ったけど(阿仁川)・・・



立秋を迎えた途端、北東北は一気に秋めいた。
今日は夏休みを取得して、昨日から現地(阿仁川)入りしているTチャンマンの所へ・・・。
あちゃ〜!何か忘れ物をしてきたと思ったら・・・デジカメを持ってこなかったのね。
携帯のカメラは使ったことがないけど、何とか写せるべ。

Tチャンマンは今朝方、昨日良い想いをした小阿仁川へ行き軽く竿を出してみたけど、オデコを喰らい白坂まで戻ってきてオラの到着を待っていた。
昨日、今朝とTチャンマンがこき使った元気オトリさんを2匹お借りする。
水温がエライ冷たく感じるんだけど、釣れるんだべか?

  
今朝小阿仁川へ行ってきたの?   底石はピカピカなんだけどなぁ〜  やっぱり水温が低いからだべか?

釣り人はオラたちの他に4人。
2時間程、元気オトリさんを引き摺り回すも・・・アタリもサワリも何〜もなし。
他の人たちも、竿は立ってないようだ。
此処は一旦諦め、下流合川地区へ行って生きの良いオトリさんを確保して来ねば。



釣り人は合川橋の下に一人入っているだけで、他に誰〜れも居ない。
元気オトリさんは穏やかな流れに入れても、プカッと浮いてくるので1.5号の玉を噛ませて引く。
Tチャンマンがようやくオトリ頃サイズを掛けて喜んだのも束の間・・・腹掛かりで即死だってが。(ガクッ)
したらば奥の手、棒のようになったまま動かない元気オトリさんに2号玉×2個を連結し、一番荒い瀬にぶち込んでみる・・・鮎ルアー状態だす。
底石に玉が擦る感覚が伝わってくるので、底は取れている筈・・・ゆっくり左右に振りながら引き上げる。
・・・ガガッ、ゴゴーン!よしきた、良型だす。

                
                 
せっかく掛けたのに即死だってが

この真っ更のオトリさんをトロ瀬へ持って行き、優しくカミ飛ばし。
・・・よーし、仲間を連れてきた。
Tチャンマンと2人分、生きの良いオトリさんを4匹確保したので、ようやく遅いランチタイム。



さて、本当の元気オトリさんを持って何処へ行くべ?
悩んだ末、午前中白坂で釣れなかったのは水温が低かったものと考え、リベンジしてみることに。
15時だから、ゴールデンタイムがあるかもね?

             
 
 誰も入ってないってことは釣れないんだべか?     水温さえ上がればこっちのもんだす

午前中、オラたちが攻めたポイントには誰も入っていない。
先日、005号で2回も親子を喰らったので今日は01号、鈎は9号2本ヤナギ・・・一応学習能力はありますから。
オラとTチャンマンは、それぞれ午前中と全く同じポイントへ・・・。
早瀬の絞られたポイントをカニ横で沖に出してやると一発で良型が竿を絞る。
次に、インラインで真っ直ぐ引き上げると・・・ガガッ、ゴゴーン!
更に、自分の正面まで引き上げ、そこからカミに飛ばすと・・・目印が真横にぶっ飛ぶ。
そんな感じで、飽きない程度にポツポツ掛かる。
Tチャンマンもチャラ瀬の瀬肩でポツポツ掛けている。
やはり、水温さえ上がれば掛かるんだっちゃ。
そうして、18時まであの手この手の釣り方を駆使して良型を12匹

             
     
Tチャンマンが入れ掛かり            数はいまひとつだけど型に満足

一時は瀕死のオトリさんでど〜なるかと思ったけど、次回のオトリさんも十分確保したので(ちょっと大き過ぎるかな)今日のところはこのへんで勘弁してやることに。

※がまかつのウェットタイツを新調してきたTチャンマン、ブリーフの上に直接タイツを履いてたもんだか
 ら、ムスコさんが擦れてヒリヒリすると言う。
 着替えの時ジックリ確認してみたら、ムスコさんの頭が真っ赤になってたって。



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2012年08月05日(日)


・・・トラブルに悩まされながらも、使い古しのオトリ交換(阿仁川)・・・



日曜日なのにこんなに閑散としている阿仁川を見るのは初めてだす。
なんぼ釣れないと言っても、せめて先週から使い古しているオトリさんを交換してあげないとあんまりだべさ。
北海道旅行から戻って、暇を持て余し気味のTチャンマンは、既に先着して下流部合川地区で竿を出している。

  
ど〜お、釣れる?         オラはトロ場を          此処まで上ってきたと言うことは

オラも頑張って9時30分には現着。
釣り人はTチャンマン一人だけで、全く釣れない訳ではないけどいまひとつ芳しくないようだ。
オラはトロ場を探りながら新田目橋のすぐ下まで釣り上るも、掛かったの3匹だけ。
Tチャンマンは早瀬でポツポツ掛けているが「型が小さい」とボヤいてるが、しっかりツ抜けはしている。
それではと、オラは玉を噛ませて荒瀬に突っ込み4連荘・・・良型だす。

  
竿を置いていたら、掛かってた   流れ着いてた自転車の残骸     7匹だけ・・・良型だす

昼食後は、魚が薄い合川地区に見切りを付け、小阿仁川との合流点を偵察しに行くも・・・ハネもなく更に魚影が薄いようなのでパス。
次に、本城頭首工シモへ行ってみるも・・・八戸ナンバーの先行者に状況を訊ねてみると、「釣れない」という。
投網を打っている人を暫く眺めていたが、見てる限りにおいて1匹も獲れてないので、此処もパス。

それじゃぁ〜、ダメ元ということで根小屋堰堤より上流、白坂へ・・・。
カミのここぞと思える瀬には5〜6人が竿を出している。
Tチャンマンとオラは誰も入っていない、チャラ瀬と平瀬で竿を出してみて、ダメだったら今日のところは諦めるつもりだす。

             
   
去年、此処で入れ掛かりを見せ付けられたのだ      見た目は魅力に欠けるけど・・・

腰ほどの水深でやや押しの強い平瀬をベタ竿でゆっくり引き上げると、ココッココッと前アタリの後、ガッガッゴ〜ン!と竿が引っ手繰られる・・・22cm程の良型だす。
この良型をオトリにし、再度引き上げると間髪入れずガッガッゴ〜ン!
おっとっとっと、強引に竿を矯めそのまま抜きの体制に入ろうとした瞬間・・・メタコンポUの005号が目印の上からプッシュ〜ン!

クッソ〜、気を取り直して新たに仕掛けを張り直し、ベタ竿でゆっくり引き上げるとすぐさまガッガッゴ〜ン!ときて、またもや22cm程の良型。
ヨシ行け!と送り出し、カニ横で流れを横切らせると・・・またまた、ガッガッゴ〜ン!
なんと、またもや親子丼・・・引き舟の中身が全く増えないべさ。
さっきの高切れは去年からの仕掛けだったから仕方がなかったけど、今のは張り替えたばっかしだから余裕で強引に引き抜いたのにぃ〜。
下の付け糸とメタコンポUとの結び方が悪かったみたいだす。

その後はすっかりビビッて、掛かる度にへっぴり腰で優しく矯めながら、自分が掛かり鮎に近付いていき1mほど手前でヒョイと抜いてるにも拘らず、空中がバレ2回も発生するってが。
そういえば、Tチャンマンも親子丼を喰らってたっけ。

             
     
追星クッキリ、馬力のあるマタギ鮎     結構掛けたつもりなのに10匹しか釣れなかったす

そんなこんなでトラブルに悩まされながらも、どうにかこうにか10匹の釣果・・・とりあえず、オトリさんを交換することが出来たのでひと安心。

型が22cmと良くなってきたので005号では無茶は禁物だし、んだかといってビビッて取り込みに時間を掛けるのもバレの一因だすな。
今後阿仁川へ来る時は、メガトルク01号の仕掛けを張れば少々無茶をしても万全だすべと、リベンジの策を練りながら阿仁川を後にした。

Tチャンマンは、沢山釣れればお泊りをして明日も楽しむつもりだったけど・・・今日のところは、帰るそうです。


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2012年08月4日(土)


・・・TOYOTA CUP 鮎トーナメントin岩手(和賀川)・・・



年寄りジジイが上手いつもりして、現役バリバリの若者に交じって大会に出ること自体、恥ずかしいからと出場を固く辞退していたんだけど、支障たちの強引な勧めに遭い、やむなく参加するハメに。
事前情報では、今年の和賀川は例年にないほど釣れているというけど、当然、下見もしていないのでオデコは覚悟の上だす。
いずれ、200人近くの釣り人が一斉に川に立ち込むんだから、鮎だって怯えるんだべなぁ〜?

  
情報交換・・・お話友の会     TOYOTA CUP 鮎トーナメントin岩手  受付を済ませたら開会式

8時過ぎ、和賀川グリーンパークに到着すると、昨夜から来ていたI藤氏、支障、ゴンさんや銀親分たちいつもの顔ぶれが顔を揃えている。
大会役員のN川氏に挨拶をして、受付を済ませる・・・Bブロック15番ですと。
げっ、3年連続で不吉なBブロックだす。
Bブロックで間違いなく釣れるのは和賀中央橋の直ぐシモ、15番クジで入ることは絶対に無理・・・尤もオラの場合は、1番クジを引いてもあそこまで行くのは体力的に無理だけど。

                
                
N川氏によるBブロックの詳細説明

N川氏の先導でBブロック会場へ大移動。
オラが辛うじて入ることができたのは、オトリ配布場の真正面・・・瀬の開きのトロ場。
両サイド竿1本分で挟まれているので、上下に動くのは全く不可能。
此処はカミ飛ばしの拝み釣り一本勝負だす。

オトリに鼻カンを通して「行ってらっしゃい」と送り出すも・・・げっ、ダメだこりゃ、水面直下を泳ぐだけで、全く潜ろうといないのだ。
もう1匹のオトリさんに願いを込めて・・・「お願いしま〜す」と再び送り出す。
ココッと微かなアタリの後、目印がユラユラと不規則な動きで下りだした。
んん〜、掛かったかな?と半信半疑で竿を立ててみると、オトリ頃のサイズの背掛り。

             
     
カミにも・・・            シモにも竿1本のスペースしかないので移動ができない

そうして、お願いしますの拝み釣りでポツポツ掛けながらジッと動かず耐えること3時間。
時速3匹のペースで、オトリ込み11匹・・・これで、今年に夏は終わったす。

やはり、一歩も移動することが出来ない3時間って辛いもんだすな。
明日の早朝5時30分受付の敗者復活戦は当然パス・・・んだって、健康に悪いべさ。
その代わり、Tチャンマンと阿仁川へ遊びに行ってきますから。


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2012年08月02日(木)


・・・マタギ鮎は神隠しにでも遭ったみたいだす・・・



来る「TOYOTA CUP 鮎トーナメントin 岩手」の下見ということで、夏休みを取得して阿仁川へ・・・はぁ〜?訳が分からねぇ〜じや。
和賀川は未曾有の大渇水なので、大会当日は深トロの泳がせが鍵になるものと予想を立て、ドトロでの拝み釣りの練習をしておこうと思ってさ。
本当はTOYOTA CUPで「オデコ」を喰らう確率が高いので、事前に阿仁川で口直しをしておこうという魂胆だす。

             
    
いちいち此処に立ち寄るのが面倒くさい       ここはひとつ、年券を購入しませう

今日も、鮎センタ−に立ち寄って年券を購入したらそのまま下流部へ直行だす。

  
フロントガラスに雨蛙が・・・   ちょいと魅力に欠けるけど     底石はピカピカなのに

まずは、あし沢大橋へ・・・。
河川改修後は子砂利が堆積してイマイチ魅力に欠けるけど、とりあえずサラッとなぞってみるも・・・沈黙の要塞。

次は、阿仁川橋へ・・・。
橋のシモでは3人が竿を出していたが、うむ〜、果たして釣れたんだべか?
小阿仁川との合流点を覗いて見るも、ポイントはすっかり砂に埋まっているためパス。

  
砂埃塗れだす           川の状態は悪くはないんだけど   鮎は何処さ行ったんだべ

合川地区サケ採捕場では、先行者が川から上がってきたのでオラが入れ替わりに竿を出してみませう。
うむ〜、鮎が居ない。
先週の土曜日は結構いい思いをしたのに、ハネもないし鮎の気配が感じられないのだ。
2時間ほど頑張ってみたけど・・・早瀬で1匹、荒瀬で1匹、トロ場で1匹釣れただけだす。

その後アマゾンポイントへ行こうとしたが、草が生い茂りとっても車が入られる状態ではないのだ。
それでは、一気に本城頭首工まで遡ってみませう。

             
  
雰囲気は釣れそうなんだけど、鮎が居ないのだ    投網を打つには恰好の場所だもんなぁ〜

先行者は4人入っているが、ポイントが広いので全く気にならないけど・・・誰一人、竿が立たない。
投網を打ってる人もさっぱり入らないみたいで、諦めたみたい。
当然、オラの竿も沈黙の要塞。
そんなこんなしているうちに、川底に埋もれていたカギ状の番線に鮎タビのベルトが引っかかった拍子に右足で底石を力一杯蹴ってしまい、右足の中指が青タンに。
ラッキョウみたいな涙をチロンと垂らしながら、今日のところはこの辺で勘弁してやることにしたのだ。

                
                 
ズキンズキン

底石もピカピカに磨かれているし、ハミ痕もみっちり付いているのに・・・マタギ鮎は何処に消えてしまったんだべ?まるで神隠しにでも遭ったみたいだす。


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2012年07月28日(土)


・・・久しぶりの目印ぶっ飛びに大満足の阿仁川・・・



8時過ぎ、鹿角エリアの鮎の着き場探しをするつもりで家を出たのだが・・・ええ〜っ、早え〜っ!
オラが試してみようと考えていたポイント(瀬)には、既に何処も尽く釣り人が入ってるのね・・・いったい皆さんは、何時に来てるんだべ?

おし、ほんじゃ〜、鮎が居るか居ないか分からない鹿角エリアをウロウロするのは止めて、最近上向いてきたという阿仁川へ行ってみませう。
その前に、大館市内で満タン給油をしてと・・・ふむふむ、比内エリアも大分釣り人が増えてきたみたい。
これから阿仁川へ行っても、白坂より上流は満員御礼で入られる場所がないだろうから、鮎センタ−に立ち寄ったら下流部へ直行だす。

             
    
あいやぁ〜、砂に埋まってしまっている       何となく寂しい下流部

合川橋の上から眺めてみると、去年まで良さげだったポイントは砂に埋まりすっかり変わり果ててしまっている・・・釣り人も見える範囲にはたった1人だけ、うむ〜不安が過ぎる。
とりあえず軽く探ってみて、野鮎の気配がなかったら白坂へ移動だす。

  
早瀬には先行者が1人        オラはシモの瀬へ・・・     瀬は勝負が早いが、打ち止めも早い

先行者は一人、一番良い早瀬に陣取ってポツポツ掛けている。
オラはその下の荒い瀬に、玉を噛ませてオトリをぶち込む。
ケラレが頻発するだけで、ハリ掛かりしないのだ。
考えてみたら、この水深のある荒い瀬に6.5号の3本イカリはないべさ・・・ここはひとつ、8号の3本イカリだす。
ケラレはピタリと治まり、20cmの良型が順調に掛かり出す。
この瀬は7〜8匹で打ち止め、次はカミのトロ場へ。
先行者は、まだ早瀬で頑張っている。
いつの間にか、釣り人が2人増え4人になっている。

             
     
トロ場は立ち込みがとっても楽だす        底石は埋まってなかったす

トロでは目印ぶっ飛びのアタリのくせして、尽く口掛かりで空中バレの連発!
それではと、ソロリソロリ寄せてきても途中でグルングルン暴れてバレるのだ。
ハリスを7〜8cmまで伸ばしても、口掛かりは治まらないし、4本イカリから3本へ変更してもバレは止まらない。
こ〜なったら、アタリの瞬間に大きくアワセて竿を絞り、掛かり鮎が釣られたと気付く前に一気に抜いてしまうのだ・・・これが一番効果的だったす。
そんなこんなで、15時頃になったらいきなり14〜15cmの白い鮎が掛かり出したので、今日もちょっと早いけど(最近、体力なくなったんだべか?)このへんで勘弁してやることに。
何だかんだでだいぶバラしたけど、釣果は33匹

                  
                  
実質4時間で良型33匹!

最近は瀬釣りばっかしで、川に立っているだけで辛かったから、トロ場は体がとっても楽だすな。
久しぶりの目印ぶっ飛びに大満足の阿仁川だっす。


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2012年07月27日(金)


・・・土用の丑の日は、鮎を食べるのだ・・・



土用の丑の日だから、ここはひとつ鮎を食べてみようと休みを取得しました。
実は、今年はまだ鮎を一度も食してないのだ。

カラッとしたお天気ではないけど一応梅雨明け・・・さて何処さ行くべか?
とりあえず、鹿角エリアの最下流部土深井へ行ってみませう。

  
此処は貸切だけど・・・      この岩盤の瀬で釣れないってが   オデコを喰らってしまったわい

残念ながら、お目当ての土深井のポイントには3人が竿を出しているのでパス。
それでは、500mmほど上流の岩盤の瀬へ・・・。
へっへぇ〜、誰〜れも居ないので「此処は独り占めだい」と喜び勇んで竿を出したけど・・・さっぱり釣れません。
2時間頑張って、オデコだす!
ハリスのスッポ抜け2回(ピットサカサとはお友達になれない)、空中バレが1回・・・2匹しか持ってこなかったオトリさんは玉を付けられ市中引き回しの刑にヘロヘロで瀕死の状態。
別のオトリさんを取りに一旦戻るのも癪だし、こ〜なったら少しでも魚影が濃いと思慮される比内エリアで一か八かの勝負だす。

  
河川公園のシモの長〜い早瀬    青森の人が諦めたポイント     垂涎の荒い瀬だす

扇田の河川公園のシモの瀬の中の一番荒いポイントへ、ヘロヘロのオトリさんに玉を噛ませて突っ込むのだ。
「交通事故でもいいですから、掛かって下さい」と祈りながら、優しく底を這わせる。
やっぱ、このオトリさんではキツイのかなぁ〜と、諦め掛けた時・・・コツコツ、コツコツと間をおいて前アタリがあり、更に一呼吸おいてガガッゴーン!と竿が絞られる。
パターンを掴めばこっちのもの、この荒い瀬2箇所だけで20cm前後のサイズを11匹ゲット。
試しにカミの早瀬を引いてみるも・・・白い鮎の空中バレが1回だけで、全くダメ。
釣り易くて皆が入れ代わり立ち代り竿を出している所は、すっかり抜かれてしまってるのね。

  
オマエ、よく掛かってくれたな〜  此処はお留守でした        イマイチ締りのない魚体だこと

竿を畳み河原に停めてある車に戻ると、早瀬をず〜っと遡って行ってたジモティーの爺っちゃまも竿を畳んで戻って来た。
「オメェ、なんぼ釣った」
「11匹です」
「なぬ、オメェは昼過ぎに来たんだよな。入れ掛かりだべさ。この正面(早瀬)で釣ったのか?」
「いや、シモのあの一番荒い所です」
「あそこの荒い瀬は誰も釣ってねぇんだ。タネは浮いて入っていがねぇ〜す、掛かったらシモさ走られで取れねぇ〜がらなぁ〜」
「はぁ〜?」・・・(グラスリでも楽に抜けましたけど)

  
早瀬は既に抜かれている      良型が11匹            カミキリムシ

とりあえず、今晩食べる分と明日のオトリさんは確保したので、今日のところはこのへんで勘弁してやりませう。
こ〜も鮎が居ないと、明日は何処へ行けばいいのやら?・・・非常に悩むす。


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2012年07月22日(日)


・・・白っ川の桧木内、木っ端鮎は沢山居た・・・



仙岩トンネルを抜けると、快晴!・・・昨日が昨日だったもんだから、ジリジリした日差しがとっても心地良い。
お約束の仙岩情報ステーションでトイレにしゃがんでみる。(気持ちの問題ですから)

                
                 
仙岩情報ステーション

あららら、桧木内川は目の覚めるような白っ川
当然釣り人も疎らで、藤枝さんの前に2〜3人と合流点付近に4〜5人見えるだけ。
さて、垢が残っているのは何処だんべと、上流から川底を眺めながら下流へ向ってみる。
辛うじて垢が残っているのは、チャラ広場から右岸側下流に掛けての100mほどと、300mほど下流の一部だけだす。

  
底石ピカピカ、木っ端鮎ウジャウジャ  浚われてしまったみたい   こいつが2匹でオトリさんヘロヘロ

夥しい数の木っ端鮎がギランギラン光って、あっちこっちでピョンピョン跳ねているのにすっかり騙され、300m下流の底石が黒光りしているポイントで竿を出してみることに。
水が走っているザラ瀬や瀬肩を丁寧になぞってみるも・・・正午までの1時間で、何だか分からないのが(ヤツの親分みたいな魚)3匹も釣れ、肝心の小町アユは2匹だけ。

             
     
目玉が赤いヤツの親分?             独り昼食タイム



独り昼食を済ませた後は、チャラ広場へ移動。
チャラ広場で竿を出しているのは3人・・・うむ〜、釣れないみたい。

  
ハルさんポイントへ・・・     チャラ広場を泳がしてみませう   小町アユ16〜17cmが12匹

オラはハルさんポイントへ一目散。
浚われてないことを祈りつつ、オトリさんを右岸ギリギリの流れの走っている所へ導いてやると、一発目からガガーン!ときて竿がひったくられたけど・・・痛恨の底バレ!
でも、浚われてなかったことが確認出来て一安心。
このハルさんポイントをサラッと釣り下って9匹ゲット。
そのシモのこの辺で一番良いポイントでは、爺っちゃまが竿を流れに平行に倒して「此処は絶対誰にも明け渡さないもんね」とばかりに死守しながら、オラが竿を絞っているのを羨ましそうに見ている・・・大丈夫、爺っちゃまのポイントには近付かないから。
その後、チャラ広場が空いたのでオラも軽く泳がしてみたが・・・目印を飛ばしたのは1匹だけ。
15時、ちょいと時間が早いけど、もう〜釣る場所(垢が残っているポイント)がないので今日のところはこのへんで勘弁してやりませう。

あの夥しい数の木っ端遡上鮎は、今後成長して釣りの対象になるんだべか?


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2012年07月21日(土)


・・・栃木遠征組と合流・ヤマセに震えた気仙川・・・



出掛けにシッカリしゃがんできた筈なのに・・・道の駅「とうわ」でぶっ太いの2本出し、住田町へと車を走らせる。

                
               
道の駅「とうわ」・・・お世話になりました

栃木遠征組(D玉氏、Kaneyan、007氏)と岩手組(su-san、Tチャンマン)たちは、既に瀬音橋の下で竿を出しているという。
オラも釣り支度をして、オトリさんを引き舟に移し、いそいそと川に降り立つと「此処は釣れないから移動するべ」だって・・・おいおい、オラは無駄にオトリさんを移し変えただけだべさ。

  
瀬音橋・・・おっ、いたいた!   釣れないから移動するって     3匹釣れたよ



それではと向ったのは、下流横田地区へ・・・。
全員が一斉に入られる場所がないので、栃木組川の駅の前〜元GS前岩手組出口大橋上流へとそれぞれ分かれて入る。

  
トロ瀬でポツポツ掛かるよ     小石底のチャラで入れ掛りだす  寒いからホットコーヒータイムだす

オラがベストのジッパーと格闘しているうちに、su-sanはトロ瀬でポツポツ掛けているし、Tチャンマンなんて小石底のチャラで入れ掛りを演じている。
ジッパーからようやく開放され、いざ竿を出すも・・・オラだけが沈黙の要塞。
どんどん釣り下り、出口大橋のシモの瀬まで下ってようやく「ボッ」抜けするも、その瀬は5匹で打ち止め。
その後トロ瀬まで戻り、su-sanの隣に入れてもらって5匹追加して昼食タイム。


  
アタリが遠退いてきた       トロ瀬が苦手なTチャンマン    こんなんが掛かりました

午後からは、強風対策として8mの違法改造竿に持ち替える・・・トロ瀬に入らせていただきます。
ポツポツだけど飽きない程度のペースで掛かる。
時間経過と共に一段と冷たいヤマセが吹き付け、防寒用の雨合羽を羽織っていても寒さにガタガタ震え、鼻カンを通す指先が悴む。

Tチャンマンはトロ瀬は苦手なようで、午前中良かった小石底のチャラへ移動してまたもや入れ掛り。
su-sanもアタリが遠退いたトロ瀬を諦め、旅に出たが・・・ダメだったみたい。
オラは竿を畳んだ16時までトロ瀬から移動せず頑張り抜き、20匹を追加。

  
型はいまひとつの気仙鮎      いや〜、護岸で入れ掛り!     型揃いじゃん

岩手組の竿頭は、終日小石底のチャラで入れ掛りを演じ40匹以上は釣ったTチャンマン。
オラとsu-sanは、二人仲良く丁度30匹ずつの釣果。

昨日今日と二日間、まずまずの釣果に恵まれた栃木組、気仙川に満足して(ヤマセでメッチャ寒かったけど)17時過ぎ、一関経由で帰宅の途に就いた。

久し振りに気仙川で竿を出したんだけど、あんなに小さい川だったっけ?
鮎は何処にでも沢山居たけど、オラ的にはど〜見ても気仙川はヤマメの川だすな。

そうそう帰り道、国道107号荷沢峠の入り口(千能沢の所)付近で、がガードレールを乗り越え道路を横断しようとしてたっけ・・・毛艶の良いカワイイ顔をした雌熊だったす。


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2012年07月14日(土)


・・・何かの拍子でスイッチが入るのを待つしかない鹿角エリアの鮎・・・



今日は、比内エリアをちょこっとやってみて、午後からはダメ元で鹿角エリアを試してみるのだ。
10時過ぎ、まずは先日いい思いをした扇田大橋シモの瀬へ。
先客は瀬のカミのトロ場に一人と、瀬落ちの棚に一人。
この瀬落ちの棚に入ってる人は、ポツポツだが竿を絞っている。

今日はオトリさんを4匹も持ってきたのね。
それを全部引き舟に移して、いそいそと瀬に向かい仕掛けを張り終え、いざオトリさんをば・・・えっ?引き舟の蓋が全開になったまま裏返しにひっくり返かえってるってが。
あいやぁ〜、引き舟には一番小さくてイマイチ元気ないのがたった1匹残ってるだけだす。

             
     
この瀬一帯は留守のようだす           この瀬でおチビちゃんを3匹

この無けなし1匹に願いを込めて瀬に突っ込む・・・頼む、掛かってくれぇ〜!
鮎が居れば一発で掛かる瀬なのだが・・・少しずつ釣り下るも、この瀬一帯は留守のようだす。
これ以上引き摺り回したらオトリさんが逝ってしまう可能性があるので、カミのちょっと浅い瀬に移動してみます。

祈るような気持で優しく優しく三角波が立っている浅い瀬の中に止めておくと、程なくしてガガガッゴーン!・・・ホッ!13cmほどのおチビちゃんだけど、これで首の皮が繋がったす。
この瀬で同型のおチビちゃんを2匹追加するも、これで打ち止めのようだす。
その後、瀬落ちの開きを丁寧に泳がすも・・・虚しい時間が只々過ぎただけ。
おチビちゃんが3匹しか釣れなかったけど、比内エリアはこのへんで勘弁してやり、鹿角エリアへ行ってみませう。


  
左岸側に釣り人が一人       ヒラ打ちは見えるんだけど     鹿角エリアの初鮎

垢腐れで底石の輝きはすっかり失われているけど、時折鮎のヒラ打ちが見える高屋橋カミの右岸の河原に車を乗り入れる。
左岸側から竿を出している人が1人いるけど・・・うむ〜、竿が立つような気配はない。
比内エリアでゲットしてきたおチビちゃんをヒラ打ちが見えてる場所にジッと我慢の子で止めておく。
苦節15分、バシャンと水面が炸裂して今季初の鹿角エリアの鮎が絡んできた・・・型は20cm弱
2匹目が掛かるまで、止めておくこと更に15分・・・同様の型だす。
その後、あちこちでヒラ打ちが見えているのに騙され、ジッと止めておいたり、カミに飛ばしたりあの手この手を尽くすも・・・オラの力量ではなんぼしても掛かりません。
そうして15時過ぎまで頑張ってはみたけど、とうとうそれ以上追加することはできなかったす。

鹿角エリアの鮎は今のところ群れるほど数は多くはなく、一応定位はしてるんだけどシマを張ってる訳でもないのだ。
うむ〜、何かの拍子でスイッチが入るのを待つしかないんだろうなぁ〜。


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2012年07月11日(水)


・・・遡上数は少ないけど大きく育っている比内あゆ・・・



明日から雨が降る予報だし、仕事のスケジュールもポッカリ空いているので、ここはひとつ夏休みを取得しろってことだすな。
・・・さて、休みを取ったのはいいけど、何処さ行くべ?

まだ地元(米代川)で解禁の儀を執り行っていないので、とりあえず遡上調査と言うことで比内地区(扇田堰堤より下流)へ行ってみませう。

             
     
大好きなポイントなのだが・・・        鮎はすっかり抜かれてしまったみたい

先ずは、右岸側から扇田の河川公園の下流の河原へ行ってみる・・・入川しやすいポイントを安易に選んだだけだす。
釣り人は見える範囲で7人。
長〜い瀬を釣り下ってみるも・・・釣れない。
花輪線の鉄橋近くまで釣り下って、ようやくポツポツ拾い釣り。
瀬落ちの深場を立て竿の泳がせ(ジッと我慢の子)・・・根掛かり=即ロストのポイントだす。
2匹も根掛かりロストをしてしまい、釣果はたったの6匹。(型は16〜18cm)
群れ鮎は結構ギラギラ見えてるんだけど、ダメだ釣れない・・・此処はキッパリ諦めます。

             
    
 此処まで下ってようやくポツポツ         型はいまひとつ(16〜18cm)

竿を出している人たちの釣りを眺めながら二井田大橋まで偵察してみるも、何処もいまひとつパッとしない状況だす。
諦めて帰る前に、扇田大橋シモの瀬をちょっとだけやってみませう。

  
此処がダメなら帰りますから    小学生がいきなり大人を釣れてきた  たまたまサラ場だったみたい

大して期待もせず、瀬の絞込みに一番小さなオトリを入れてみると、いきなり竿が引っ手繰られた・・・初っ端から20cmオーバーだす。
その後は、グワングワン波の流心からオトリが外れないようインラインで引いて、暫し良型(アベレージ20cm)の入れ掛かり・・・
たまたまサラ場だったみたいだす。
押しが強すぎるのでSMT装着のグラスリでは穂先が振られてちょいと心許無い・・・んだかといって、チュ−ブラー穂先と取り替えるために車まで戻る気はないのだ。
その入れ掛かりも、小規模の瀬なので20匹で打ち止め。

             
     
デカッ!                    良型ばっかし20匹!

次の瀬へ移動しようとしたら・・・なぬっ、雨が落ちてきたってが。
ちょっと早いけど、鮎の数は少ないが型がいいということが分かったので、今日の遡上調査はこのへんで勘弁してあげませう。

比内あゆがこんなに大きく育っているとは、桧木内の小町あゆとのギャップが激し過ぎるべさ。


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2012年07月08日(日)


・・・釣れると評判の雫石川で竿を出すつもりで出掛けたのだが・・・



今日は釣れると評判の雫石川で竿を出すつもりで出掛けたのだが・・・満員御礼でオラでも釣れそうなポイントなんて空いてるわけがない。(川に行くのが遅いってが)
仕方がない、放流モノの着き場を探すのは大変だけど、今日も桧木内川へと向います。

             
    
 御明神大橋のシモも満員御礼           春木場橋のカミも満員御礼

雫石川とは打って変わり、桧木内川は本当に日曜日なんだべかと疑いたくなるほど閑散としている。
チャラ広場は昨日釣り切ってしまったから、今日は百台駐車場へ・・・。
えっ、何で?底石はピカピカに磨かれ、盛んに鮎が跳ねているのに・・・人っ子一人居ないのだ。

             
     
百台駐車場には人っ子一人居ない         貸切だす

仕度を終え、ようやく貸切状態の川に立ち込んだのは正午前。
一等地と思える瀬肩にオトリさんを放つも・・・あれっ? シマを張っている気配が感じらず、沈黙の要塞。
ほんじゃ〜とばかりに、鮎の着き場を探す旅に出る。
オラにしては珍しく、玉石ゴロゴロの河原を300mも下流までヨロヨロと歩き、巾の広い瀬に目星を付ける。

             
   
この瀬は先調子のH2.5では少々キツかった     この引舟、すぐひっくり返るんだよなぁ〜

この瀬で釣れなかったら、車で大移動をする覚悟をしてオトリさんを引くと・・・一発目から17cmクラスが竿を引っ手繰る。
その後は、ガガッゴーン、ガガッゴーンと怒涛の入れ掛かり
一本のハリで20匹近く掛けたので、ここはひとつトーナメンターの真似をして新品のハリに取り替えたのだ。
したら、新品のハリに取り替えた途端、空中バレが多発しだすってど〜ゆ〜ことよ?・・・余計なことをしなければ良かったわい。
ふと気が付いたら、いつの間にかオラの後に竿が二本も並んでいるのだ。
オラが入れ掛っているのを何処かでシッカリ見てたのね・・・そういえば、遠くに車が見えてたもんなぁ〜。

                 
                
30匹以上は釣ったと思ったのにぃ〜

この瀬も良かったのは右岸側だけで、涎もんの流心からは何故か1匹も出てこなかったのだ。
そうしてこの瀬を釣り切り、またもや玉石ゴロゴロの河原をヨロヨロと車の所まで戻る。
車に辿り着いた時にはすっかり疲労困憊
もう〜、他へ移動する気力なんて残ってないもや。
まだ14時前で竿を畳むには早過ぎるけど、今日のところはこのへんで勘弁してやることにします。
あの怒涛の入れ掛かりで30匹以上は釣ったと思ったけど、26匹だったす。
そ〜か、ハリを新品に取り替えてからの空中バレで数が伸びなかったのね。

本日の教訓:ハリはバレが多発するまで使い続けるもの、格好を付けて新品に取り替えるもんじゃないってが。


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2012年07月07日(土)


・・・如何にして放流モノの着き場を探し当てるかが鍵だす・・・



垢腐れと遡上の遅れで日本海側の天然河川は時期尚早と判断・・・放流鮎狙いだす。
米代水系で竿を出すのは諦めて、鹿角八幡平から玉川温泉経由の山越えルートで桧木内若しくは雫石方面へと向う。

  
久保田橋下流           高屋橋下流           乳白色の濃霧に包まれた山岳ルート

田沢湖までやってきた時、解禁前の岩見川を偵察していたSったげさんから連絡が入り、桧木内のチャラ広場で落ち合う約束をする。
チャラ広場に着いたのは11時過ぎ・・・釣り人は片手で数えられる位しか見当たらず閑散としている。

             
     
閑散としている桧木内川             人っ子一人居ないチャラ広場

人っ子一人居ないチャラ広場でオトリを放つと、速攻で2匹をゲット。
こりゃ頂きと喜んだのも束の間・・・後が続かない。
良型のアユがあちこちで跳ねてるのに、なして掛からないってや?
全く竿が立たないオラの釣りを暫く眺めていたSったげさんは、とうとう竿を出すのを諦め一足先に帰宅の途に就いた。

  
放流モノの着き場は何処だ?    このシモの瀬で入れ掛り      良型だす(17〜20cm)

Sったげさんが帰ってから、アユの着き場を探しながら玉川との合流の瀬まで移動、H2.5の竿のまま1号のオモリを噛ませて今流行のライトタックルの瀬釣りを試みる。
底石が黒くなっている所を引くと、間髪入れず18cm前後の良型(最大20cm)が入れ掛る。
暫くこの瀬を浚い、10cmの木っ端アユが掛かったのを機に、今日のところはこのへんで勘弁してやることに。

天然モノは未だ木っ端アユなので釣りの対象外。
如何にして放流モノの着き場を探し当てるかが鍵だすな。


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2012年07月01日(日


・・・情報飛び交う解禁日!桧木内川はこんなもんでしょう・・・



米代川(鹿角地区)はいまひとつ遡上を確認できなかったので、今年の解禁は仲間内の情報により桧木内川で迎えることにしました。
su-sanと支障は前夜祭を兼ねて、昨夜から角館入り。
オラは根性の早起きで、5時前には藤枝さん宅に到着。
既に、オラが着いた時には日釣り券や年券、おとりを買い求めるお客さんでごった返している。

  
景気付けに幟を立てて・・・!   誰〜も竿を出してないのだ     オラたちが試してみませう

早く来た割にはようやく重い腰を挙げ、徐に釣り仕度を始めたのは7時過ぎ
皆さんそれぞれ思い思いの場所に散って行き、藤枝さんの前では誰一人竿を出していないのだ。
ほんじゃ〜、ダメ元でオラたちが試してみませう。

  
古城橋シモには竿が並んでいる   次々お客さんがやって来る     今季初の小町アユ!

ど〜りで誰も竿を出さない訳だよ・・・昨年までそれなりに良かったポイントはすっかり消滅し、一面なだらかなで広大なチャラに変貌してしまっている。
そんなチャラでも、瀬肩と思しきポイントにオトリさんを放つと・・・15〜16cmの追星真っ黄々の小町アユが目印を飛ばす。
遅ればせながらも、タケチャンマンも到着し対岸(左岸)から竿を出す。
下流から吹き付ける風が次第に強くなり、竿を支える腕が辛い。
鮎が掛かっても、竿を立てるのにエライ難儀するのだ。

  
支障も順調に掛けている      SPのウェダーがルーズソックス? 手尻がエライ短いんでないかい?

毎年のことだけど解禁日の桧木内川は、午前中のうちに良型の放流モノをバタバタと浚ってしまうと、シマを張った鮎を釣り切ってしまうからなのか、午後からはピタッと竿が立たなくなってしまうのだ。
やはり今年もご多分に漏れず、昼前にシマを張った良型をパタパタと掛けてしまったら・・・後は、お約束の沈黙の要塞

  
su-sanは渋い所を狙ってるすな   オラ、も〜ギブアップだす     何をしゃべってんの?

そして、15時過ぎまで頑張ってみるもとうとう数を増やすことは出来ずギブアップ。
釣果は18cmを筆頭に15〜16cmの小町アユが26匹
水深に比例して良型が釣れるので、チャラの中でも水深のあるポイントを集中して狙ったのが功を奏し、10cm前後のカウント外は3匹だけだったす。
su-sanと支障も同数程度の釣果でした。
タケチャンマンの釣果は・・・むにゅむにゅ。

             
     
放流モノは釣り切ってしまったなぁ〜        小町アユ26匹(オトリ別)

因みに、本日飛び交った情報で良かった河川は、子吉川気仙川
ダメだったのは、桧木内川をはじめ、米代川阿仁川小国川等々・・・。
状況が良ければ明日も休みを取って連荘で竿を出そうかと思っていたけど・・・あと暫くは、釣れそうもないので休みを取るのは勘弁してやることにします。


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2012年06月11日(月)


・・・栃木遠征(第二日目)鬼怒川・石井・・・



昨夜は早めにダウンしたのが功を奏したのか、眠気はあまり感じないけど、微妙な強風に耐えて竿を押さえていた手や腕に筋肉疲労が残っている。
「元気あっぷむら」の池の水の供給口に友カンを浸けておいたのは、とってもいいアイディアだったけど・・・!?
なんと、朝になったら水が止まって供給口がすっかり干上がっていたってが・・・当然、オトリさんはお陀仏だす。

  

今日も「すき家」で朝食タイム・・・「すき家」も2回目となると、余裕でメニューを眺められる。
ホンダ車だらけの異様な通勤ラッシュの混雑を横目に、石井大橋上流の竹薮前へ・・・。
此処のドトロが好釣果だという情報に、月曜日だというのに米代川の解禁日以上の人出だす。
そんな混雑してる場所はパス・・・日釣り券とオトリさんを購入して、オデッセイの腹を玉石に擦りながら下流サッカー場のシモへ。

  

             

此処のカミの瀬肩は、一昨年su-sanが入れ掛かりを演じたポイントだったことを思い出した。
瀬落ちのヒラキの深場も気になって、暫く底石を眺めていたけど、やはり一昨年の想いが頭の片隅に残っていたオラは、su-sanの跡を追うようにカミの瀬肩へと向かった。
結構はっきりしたハミ跡があり底石がシッカリ磨かれているし、時折ハネもあるのだが・・・!?
ここぞと思えるポイントにジッと止めて待つも、はたまた箒で掃くように瀬肩を扇状になぞるも・・・全く追われるような気配はなし。

  

             

瀬落ちのヒラキで、I藤氏が盛んに取り込みを行っているような仕草している・・・うむ〜、まさか釣れてるんだべか?
すると、Kaneyanが「I藤氏が入れ掛かってるよ」と、わざわざ言いいに来てくれた。
それではとsu-sanと二人、I藤氏にすり寄り元気オトリを貰って、押しの強いヒラキに立ち込む。
1号玉を噛ませたオトリを流れに沈めると、一発で良型(20cm)が竿を曲げる。
しかし、後が続かず午前の部はこの1匹で勘弁してやることに。

  

午後の部は、当然瀬落ちのヒラキへ一目散。
左岸側の深場に立ち込み、馬の背にオトリを入れると良型の二連荘。
その後は、馬の背に立ち駆け上がりを狙う。
日が翳ってくると目印が殆ど見えなくなり、風が冷たくて指先が悴む・・・手を水の中に突っ込んでいた方が暖かく感じるのだ。
午前中ゴンさんとgomi君が散々浚ったポイントだけに、7匹ゲットしたところで打ち止め。
寒さに耐えかね皆も川から上がり始めたのを機に、今年の鬼怒川はこのへんで勘弁してやることに。

                

今回お世話になった鮎中組の皆さんと米代川での再開を約束して、渋滞の宇都宮市内を通り抜け東北道へ・・・。


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2012年06月10日(日)


・・・栃木遠征(第一日目)鬼怒川・氏家・・・



解禁当初から芳しい情報が皆無の栃木県内の河川・・・それでも逝きます。(釣れないのは覚悟上ですから)
毎年、栃木遠征と北関東の入梅入りの時期が丁度重なるのだ。

小雨の降る中、自宅を午前0時に発ち集合場所のゴンさん宅へ・・・。
午前1時、ゴンさんの車にsu-san、ゴンさん、中村君とオラの4人が乗り込み、いざ栃木へ出発!
I藤氏とgomi君の2人とは、3時に国見SAで合流する予定になっている。
何時ものことだけど、オラたちは栃木へ向って走ってるんだけど目的地は決まっていない。

6時、宇都宮市内の「すき家」で朝食タイム・・・恥ずかしながら、オラとsu-sanは「すき家」が初体験。
今日の集合場所を訊ねるために電話を入れるも・・・肝心のKaneyanは電話に出ない。
それではと、3チラさん、バイアさんと連絡を取り合い、とりあえず氏家大橋下流の勝山城址下へ集まることに決まった。

  

現地に着いたのは6時30分・・・鮎中組の到着を待つ。
程なくして、昨夜遅く田んぼ地獄から生還したバイアさんがハイテンションで到着。
続いて、ドン玉さん、KIKUちゃんも到着・・・ようやくKaneyanから「これから家を出ます」という連絡が入った。
3チラさんはDaiwaのアユ釣り教室があるので、夕方からの合流になる。

  

日が高くなって気温の上昇を待つも・・・風が微妙に強く、肌寒い。
今年の鬼怒川はアユの気配感じられないしハネも少ない。
此処はオラの場所だと陣取っている土地の人たちの竿も遅々として立つ気配がない。

  

さて、何処に入ろうかと思案しながら、ふと後の草川(市の掘用水)に目をやるとハミ跡を見付けた・・・そこで掛けた1匹(10cmのチビアユ)が今季のオラの初アユだす。
その後、中央の流れの瀬のヒラキで入れ掛かりを演じているKIKUちゃんのおこぼれを頂戴しようと、KIKUちゃんのカミに入ったものの・・・!?。
トライアン8mで下竿を駆使しての入れ掛かりを見せ付けられただけで、午前中の釣果は5匹のみ。

  

昼食時になると、鮎中料理長Kaneyanの焼きそばと羽付き餃子がテーブルに並んでいる。
ありがたいことに、ナベちゃんが「とちぎのトマト」を持って来てくれた・・・「市貝のトマト」でないというところが憎いべさ。

  

昼食後も、午前に引続き中央の流れの瀬のヒラキを狙うも・・・なんたら釣れないこと。
またまた下竿釣法のKIKUちゃんと、オトリを同じ場所にジッと止めておく中村君の入れ掛かりをたっぷり見せ付けられただけで、オラの竿に掛ってくれた鮎はたったの1匹だけ。
時折、アタリやケラレはあるのだが・・・悔しいことに、サカバリが外されているだけでしっかりハリ掛かりしてくれないのだ。

  

  

午後、雨さんが来ていたみたいだったけど・・・逢えなかったのは至極残念。
バカトルク氏の爆音は川の真ん中までシッカリ聞こえてました。

             

今夜は高根沢町の「元気あっぷむら」に、北東北組6人とドン玉さん、3チラさん、Kaneyanの9人がお泊り・・・2棟続きの立派なロッジだす。

  

ロッジでの料理長はI藤氏・・・手早く作った数種類の料理と握り寿司、とちぎのトマト三昧などで食卓を飾り、楽しい宴が始まった。
オラは不覚にも9時頃ダウンして、そのまま朝まで意識不明。
皆さんは、11時過ぎまで頑張っていたみたいだす。


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