12’へら


                                 釣 行 記







2012年12月02日(日)


・・・覚悟はしていたけど、全く生物反応が感じられなかった手代沼・・・



今季一番の寒気が流入している北東北。
最低気温が氷点下5℃で最高気温が0℃ってことは、げっ、真冬日かい!
明日はこの寒気が抜けて、プラスの7〜8℃まで回復するみたいだけど、なして土日だけが寒いってや。
昨日、今日と急激に気温が下がったので、へらは仮死状態に陥ってるべから釣れないのは覚悟の上だす。
中・長竿用の万力新調したので、とりあえずどんな塩梅か試してみたいのだ。

             
     
バリッと凍て付いた真冬日だす         鳳凰山の大文字がきれいに浮き出した

手代沼に着いたのは10時30分
竿を出している常連さんは4人で、他の2人は陸ジャミ(釣れそうも無いので、竿を出す気はないようだ)・・・誰〜れの浮子も、全く動かないと言う。

オラは、底釣りをやりたいので対岸へ釣り座を構える。
竿13.4尺で両ダンゴの底釣り・・・満水時まであと1m程まで水位が上がってきたので、13尺の竿でタチは3m強。
タチ取りを終えエサ打ちを開始したのが11時15分

  
対岸までテクテク         お座敷はウルトラ銀閣だす    万力が寸詰まりに見えるんですけど

案の定、1時間エサ打ちを続けても浮子は微動だにせず、沈黙の要塞。
常連さんたちは「誰か、浮子が動いたヤツはいるか?」「浮子なんて、朝から一回も動いてねぇ〜」
「これだば、真冬と同じだな」なんて愚痴をこぼしているけど・・・只今の気温は氷点下ですから、十分真冬です。

  
沖ではもじりがあるんだけどなぁ〜  生物反応が全く感じられない   「これだば、真冬と同じだな」

13時、常連さんたちは「ダメだダメだ!今日はお手上げだ!」などと言いながら撤収を始めている。
オラも、エサ打ちを始めてから既に2時間近く経とうとしてるけど、とうとう浮子を1回も動かすことができなかったので撤収を決意!・・・沖ではたま〜にもじってるんだけどなぁ〜。

             
  
常連さんたちが撤収開始、オラも撤収します   うどんセットで取水塔脇の深場狙いだったかな?

覚悟はしていたけど、2時間弱無心にエサ打ちを続けたけど、浮子の周りに全く生物反応が感じられないままギブアップだす。
悲しいかな、先週に引続き2連荘で「オデコ」を喰らってしまったす(ガクッ!)・・・また、I藤氏に笑われるべさ。

※初めて大砲型万力を使ってみたんだけど、竿掛けの角度調整(特に微調整)は楽だすな。
 スタイル的には寸詰まりに見える大砲型よりスレンダーな弓型の方が好みだけど、時代の流れですから。














2012年11月25日(日)


・・・恥ずかしながらオデコを喰らってしまった玉川の池・・・



仙岩峠は小雪が舞い、凍結防止剤が散布された路面はグジャグジャのシャーベット。
前の車が跳ね上げた飛沫を間欠ワイパーで拭いながら大曲へと車を走らせる。
うむ〜、今日は晴れの予報なのに鉛色の雪雲が垂れ籠めている。
昨日の庭木伐採作業の筋肉痛と、今朝方の異常な寒さで全身肩凝りというか筋肉がガチガチに強張っているだ。

玉川の池」へ着いたのは9時30分・・・「玉川レジャーランド」は「玉川の池」と、呼び名が変更されたのね。
釣り代を支払うと、ちゃんとチケットが発行されるようになったのだ。

             
   
空いていて、ラッキイと思ったのも束の間     お天気が良くなったら、たちまち満席に

先客は奥の桟橋に6人と手前の桟橋に2人。
オラは、奥の桟橋を遠慮して手前の桟橋にテントを設営。
そうこうしているうちに常連さんたちが続々やって来て、ほぼ満席状態になった・・・奥の桟橋に10人、手前の桟橋に6人、固定桟橋に2人の総勢18名

一昨日、I藤氏が撃沈したウドンのセットが本当にダメなもんか試してみるのだ。
8尺天々の仕掛けに、浮子は忠相NEXT ZONEの7(PCムク)、上バリ関スレ7号ハリス10cm、下バリD-MAXクワセ2号ハリス50cm。
エサはS-DESIGNの緑3杯+バラケマッハ1杯+水1杯、食わせは力玉orコンニャクで10時、エサ打ち開始!

お天気はすっかり回復して青空だす。
しかし、竿を絞った人は、まだ一人も居ない・・・あちこちから「へらは何処さ行ったんだ」と言うような愚痴が飛び交っている。
オラの浮子も、ジャミが突つくだけでヘラのアタリは全く皆無。
ウドンのセットで何がなんでも釣ってやろうと意気込んで、13時まで頑張ってはみたけど・・・とうとう一度もアタリを見ることができないままギブアップ!

オラの右隣、桟橋の付け根の駆け上がり(棚2本半位)を16尺の底釣り?(本人曰く「たぶん底は切れてないと思う」と言ってた)で狙っていた常連さん。
なんと、ボディーが25cm以上ありトップが恐ろしく太い浮子を力一杯振り切ってジッと待ってて、2枚も釣ったのだ。
オラもそれにあやかって、両ダンゴの底釣りに変更だす。
竿は13.4尺、浮子は月山のオールマイティー14号、ハリは上下関スレ4号、ハリスは40cm・47cm。
エサはダンゴの底釣り夏1杯+ダンゴの底釣り冬1杯+バラケマッハ1杯+水1.5杯。
13時30分、浮子合わせとタナ取りを完了して、ようやくエサ打ち開始!・・・手前の桟橋は13.4尺の竿ではちょっと長過ぎ、チョウチン釣りをするには12尺が丁度良いかも。

             
 
テントの中は極楽だす(ちょっと散らかってるけど)   底釣りに変えても・・・アタリは皆無

羨ましいことに、桟橋付け根の駆け上がりの常連さんと、桟橋突端で段差の底をやっている常連さんだけが時折竿を絞っている。
なのに、オラの浮子にはジャミの反応も無く沈黙の要塞が続く。
あの手この手を駆使して1時間半ほど頑張ってみたものの、とうとうアタリを一回も見ることができないままギブアップだす。
とうとうオデコを喰らい、ガックリ肩を落として、今日のところは15時で勘弁してやることに。
常連さんたちに「お先しま〜す」と元気に(本心は落ち込んでいるだ)ご挨拶をして、帰宅の途に・・・。

恥ずかしながら、宙でも底でも一度もアタリを出せぬままオデコを喰らってしまったので、今日は釣りをしなかったことにしようかと思ったけど・・・「他人の不幸は蜜の味」、悔しいけど釣れなかった時の釣行記の方が面白べさ。














2012年11月23日(金)


・・・玉川レジャーランド、両ダンゴの時合作りは時既に遅し・・・・



今朝は頑張って6時30分に目覚ましを掛けました。
朝から雨脚が強いけど、気温が高いのが救いだす。

             
     
雨で乳白色に包まれた国道46号線         仙岩峠の路肩には雪が残っている

この雨は午後から上がるという予報を信じて、すばやくウ○コを済まし玉川レジャーランドへと向った・・・鶴岡からI藤氏と小坂からS藤氏やって来るのだ。
仙岩峠の路肩には、先日降った雪が消えずに残っている。
空いている道を順調に飛ばし、玉川レジャーランドに着いたのは9時
釣り座を構えているのは、中央桟橋に常連さんのテントが一張りと、奥の桟橋の突端にS藤氏のテントが一張りだけ。

8時から両ダンゴの底釣りでエサ打ちを始めているS藤氏の右隣にテントを張る。
オラも午前中は、S藤氏に習って15尺チョウチン両ダンゴの底釣りでキメてみませう。
浮子は月山のオールマイティー16号、ハリは上下関スレ4号、ハリスは43cm・50cm。
エサはダンゴの底釣り夏1杯+ダンゴの底釣り冬1杯+バラケマッハ1杯+水1.5杯の定番配合。
9時30分、浮子合わせとタナ取りを完了し、ようやくエサ打ち開始!

  
この池には適度な人数       15尺チョウチンの底釣り      S藤氏の竿がきれいな弧を描く

程なくして、鶴岡から遥々やって来たI藤氏が到着。
オラの右隣にテント張ると、ドタンバタンと桟橋がいきなり喧しくなる。
常連さんたちはこの雨降りにも拘らずボチボチやって来て、中央桟橋に4人と奥の桟橋に5人と丁度いい人数。

いい動きをしていたS藤氏の浮子が、I藤氏がやって来きた途端ピタリと動かなくなってしまった。
オラの浮子も、I藤氏がすぐ脇で15尺天々(底をちょっと切った)ウドンのセットだとかって訳の分からない釣り方で、ニンニクの球根の塊みたいに大きいペレット系のバラケをバンバン打つもんだから、ようやく出来かけてきた時合がおかしくなってしまった。
小便がしたいんだけど、雨脚が強いのでテントから出る勇気が湧かない・・・うむ〜、我慢だす。

             
     
尺あるかな?                 同一方向に並んでも傾かなくなった桟橋

そんなこんなで、S藤氏は8時から11時までの3時間両ダンゴ底釣りをやって8枚の釣果。
その後、底釣りを諦め12尺両ダンゴの宙に変更。
浅ダナから天々まで色々試してみるも、上手く時合を作ることが出来ず宙に変えてからは6枚追加したのみで、本日は14枚の釣果。

  
大ナマズ、オラの玉網が壊れるべ  I藤氏の竿を絞った新ベラ     やっとオデコを免れたよ

当然オデコのままのI藤氏、15尺天々を諦め今度は9尺タナ一本のウドンのセットに変更するも・・・ジャミと戯れただけ。
鬼アワセでハリスを飛ばすわ、仕掛けをシッチャカメッチャカにしてダメにしてしまうわと、相変わらずの騒々しい釣り方は変わっていない。
今度は「ヘラ釣りの基本は底釣りだ」とかと言いながら、再び15尺を繋ぎ両ダンゴの底釣りに変更。
40cmオーバーのナマズを釣ったりして大騒ぎをしながら、何とかかんとか3枚の釣果・・・それでも「今日は面白かった」とご満悦!

             
   
8尺天々の両ダンゴ・・・短竿は楽だこと     やっと時合が出来始めたけど、時既に遅し

オラも、9時30分から12時までの2時間半も底釣りで頑張ってはみたけど、釣果はたったの6枚のみでギブアップ。
午後からは8尺天々の両ダンゴに変更します。
浮子は忠相NEXT ZONEの8(PCムク)、ハリは上下関スレ5号、ハリスは40cm・52cm。
エサはS-DESIGNの緑の単品・・・ヘラの寄りが悪いようであればバラケマッハを追い足ししていく。
途中、スレ地獄に陥ったりしながらも強引に口を使わせ、次第に時合が出来てきたものの、時既に遅し・・・残念ながら納竿の16時を迎え、本日の釣果は24枚の貧果。


やはり激渋時の両ダンゴはエサの合う巾が極端に狭いので、時合を作るまで時間が掛かり過ぎて・・・時既に遅しだす。
14時頃まで雨脚が弱まらなくてあいや〜と思ったけど、撤収時にはすっかり上がってくれたのでいかった。














2012年11月10日(土)


・・・新ベラ狙いの例会をやっていた玉川レジャーランド・・・



ここ連日荒れた天候が続いている。
さて、今日は太平洋側で竿を出そうか日本海側で竿を出そうかと悩んだ末・・・もし、お天気が崩れてもへらテントを張れる玉川レジャーランドを目指すことにする。
今は、仙岩峠の麓が紅葉真っ盛り。
秋田県側へ抜けると、心なしかお天気が安定しているように感じる。

  
雫石近辺は怪しいお天気      仙岩峠を上るほど紅葉は終焉    秋田県入りすると穏やかなお天気

玉川レジャーランドへ着いたのは9時30分・・・あらっ、今日は土曜日なのに例会(15〜16人規模)をやっているってが。
老朽化して壊れていた桟橋はきれいに修復されたけど、3本あった桟橋が中央と奥の2本だけになってしまったのね。
さて、オラが入られる場所はあるんだべか?・・・例会をやっている人って、自分の傍に入られるのを嫌がるからなぁ〜。
奥の桟橋の入り口の南向きだったら皆さんの邪魔にはならないようだから、ご挨拶をして釣り座を構えさせてもらいます。

「未だオデコだ」だの「オラも朝から一回もアタリがねぇ〜」、「オラなんて底釣りからカッツケまで全部やってみたけど、ヘラなど何処さも居ねぇ〜」とかって、皆さんぼやき合い。
此処でも御多聞に漏れず、「昨日はあんなに釣れたのに、今日はヘラが居なくなった」とか「昨日みんなして新ベラを全部釣りきってしまったから、釣れるヘラが居なくなったんだな」などとの言葉が飛び交っている。

  
久々に8尺チョウチン       皆さん固定桟橋に並んでる     グレーチングになった桟橋

そんな状況下、オラは8尺チョウチン両ダンゴで挑んでみます。
浮子は忠相NEXT ZONEの8(PCムク)、ハリは上下とも関スレ5号でハリスは40cmと50cm。
エサはS-DESIGNの緑の単品で、10時エサ打ち開始。

黙々とエサを打ち返すこと30分・・・ようやくサワリが出始める。
11時までの1時間で竿を絞ったのは2枚。
ヘラが寄り切っていないのか、一枚釣ると穴が開いて浮子が沈黙してしまうのだ。
そうしてお昼までの2時間で4枚・・・2枚/時だす。

             
     
丸々太った新ベラだす           水面に浮かぶ葉っぱ・・・きれいだけど邪魔なのだ

午前中でS-DESIGNの緑を使い切ってしまったので、午後からはグルバラ2杯+マッハ2杯に水1杯・・・タッチはネバボソで、なるべくS-DESIGNの緑の単品に近付けたもの。
渋いながらも次第に時合ができて、さてこれからだという時になったら例会終了。
検量やら後片付けで桟橋はドタバタユラユラ、「オラ4枚」「オラは2枚だ」「オラ検量はいらねぇ〜」・・・せっかく出来上がった時合が、ぶっ飛んでしまったす。
それでも秋田の人たちは優しいから「すみません。ドタバタしたから釣れなくなったすべ」と皆さん優しい言葉を掛けてくれるのだ・・・「なんもなんも、気にしないで下さい。元々釣れないのですから」

             
    
 雨上がりの虹を撮ったんだけど?         尺上の新ベラ

例会組みが帰ったのを機に、南向きの釣り座を北向きに場所移動。
南向きは正面から風を受けるし、眩しくて浮子が見づらいのだ。
ただ場所移動をすると、また一からヘラを寄せなければないのだ・・・しかし、人がガクッと少なくなったので15分ほどでサワリが出始め、順調に浮子が動く。
14時30分、ようやく時合が出来上がり調子付いてきた時・・・なんと、今度は雨が降ってきたってが。
仕方がない、車までテントを取りに戻る。
ようやくテントを設営し、今度こそ落ち着いて再開・・・なぬっ、もう雨は上がったってが。(バ〜ロ〜!)
そんなこんなでペースを乱されながらも、納竿の16時まで頑張って30枚の釣果・・・上がりベラは浮子が全く動かなかったのに釣れていた黙聴(ダマテン)でした。
約9割が9寸〜尺の新ベラだったす。

  
両ダンゴは時合が出来るのが遅い  テントも乾いたし         何となく怪しい夕焼けだす

例会に参加していた人たちは、新ベラ狙いということで皆さんグルテンで攻めていたようだけど、ヘラの引っ張り合いに翻弄されていたみたい。
そんな中でも、長竿の浅ダナをやっていた人だけはポツポツ竿を絞っていたもんね・・・ビッシリ人が入ったら、沖目狙いがセオリーだす。














2012年11月04日(日)


・・・手代沼、せめて気分だけでも変えようと底釣り編・・・



げっ、目覚めたらもう9時だってが。
今日も湿気寒くて、釣りに出掛けるのが挫けそうになるけど、昨日パスしたので今日は勢いを付けて出発します。
毎週手代沼ばっかしでは芸がないので、たまには鷹巣中央公園へでも行ってみるつもりだったのだが・・・今日に限って日研秋田鷹巣支部の例会が入ってるってが。
てな訳で仕方がない、またまた手代沼へやって来たのだ。
その代わりと言うかせめて気分だけでも変えるべと、いつもの宙釣りはやめて両ダンゴの底釣りを本日のテーマにしませう。
常連さんは6人、それぞれ定位置に釣り座を構えている。
あの喧しいオヤジは相変わらず大声でしゃべりまくっている。

やっぱ底釣りに似合うのは和竿だすべだ。
夢月道人の12.6尺を繋ぎ、浮子は月山のオールマイティー12号、ハリは上下とも関スレ4号でハリスは33cmと40cm。
エサはダンゴの底釣り夏1杯+ダンゴの底釣り冬1杯+バラケマッハ1杯+水1.5杯の一番オーソドックスな配合。
11時、浮子合わせとタナ取り完了!
さて、ようやくエサ打ちを開始!・・・んっ? あいやァ、雨が降ってきたってが。
車まで傘を取りに・・・くっそォ〜、出鼻を挫かれたわい。

  
底釣りには和竿が似合う      傘を取りに行ってくるべ      ひえェ〜、傘だ傘だ

今度こそ、エサ打ち開始!・・・ナジミ幅は2節でいい感じだす。
程なくして、浮子の周りヘラが寄り始めたのが見える。
ってことは、浅ダナの宙やカッツケの方が断然有利な気配だすども・・・今日のテーマは両ダンゴの底釣りだら、じっと我慢の子でエサ打ちを続けるのだ。
ようやくサワリが出始めたのは、エサ打ち開始から30分
エサ打ち目盛がチラチラ見え始めるまで戻してからのアタリに的を絞るが、いまひとつアタリ返しが出ないし、ヘラの寄りが薄いように感じる。
そんなこんなで、お昼までの1時間で釣果は3枚だけ。

             
     
ようやく釣れたわい               ありゃ〜、こいつは目玉だす


天気予報では雨が降らない予報だったのに、この降ったり止んだりのグズついたお天気は終日続くんだべか?
常連さんの話では「此処は、大館の天気予報を当てにしたらダメだ。寧ろ青森県の予報を参考にした方がいいんだ」とのこと・・・なるほど、そ〜かも。

  
もの静かで優しい常連さん   昼飯を食べたら、速攻の底釣りに変更だす  へっへぇ〜、リャンコウだい

ダメだ、午後からはウワズリ覚悟でナジミきった直後のアタリに的を絞り、ヘラをはしゃがせながらの速攻の底釣りに変更だす。
この変更が功を奏し、ポツリポツリだがいい感じで竿を絞るようになってきた。
そうして、雨が止んだのを機に納竿した15時30分まで速攻の底釣りに徹し、本日は43枚と微妙な釣果。
今秋の手代沼は、底釣りとセット釣りが効かないように思っていたけど・・・訂正します。本腰を入れて釣れば何とか釣れます。

  
雨も風も止んで静かになった湖面  上がりベラだと思ったら尻尾だってが  底釣りは43枚と微妙な釣果


今日は気分を変え、底釣りをジックリやるつもりだったのに、結局、速攻の忙しい釣りになってしまったわい。
それでも底釣りは、宙釣りと違ってお座敷は汚れないし、エサも少ししか使わないので省エネクリーンだすな。














2012年10月27日(土)


・・・ゼロ馴染みの両ダンゴが効かなかった手代沼・・・



今日、屋外で遊ばない人は非国民になるほどのいいお天気だす。
大館市内のガソリンスタンドで給油を済ませ、手代沼へ着いたのは9時30分・・・おろっ、S藤氏がまだ来てないとは珍しい。
常連さんは7名、それぞれ思い思いのお気に入りの場所に釣り座を構えている。

  
行きつけのガソリンスタンド    産業まつり開催中の樹海ドーム   先日、対岸に熊が出没したという

今日は東寄りの風が吹く予報だが、空いているのは西側の堰堤下のみ。
仕方がない、向かい風を覚悟の上で西側の堰堤下に釣り台を設置しませう。
12尺の竿を繋ぎ、浅ダナセットの仕掛けを準備する。(底まで棚一本程しかないので、宙は必然的に浅ダナになってしまうのだ)
バラケはS-DESIGNの赤3杯とS-DESIGNの黄2杯、それに水を1杯と粒戦を適宜加えたもの。クワセは感嘆と力玉の(小)。
浮子は忠相NEXT ZONEの7(PCムク)、上バリ関スレ7号ハリス10cm、下バリD-MAXクワセ2号ハリス40cm。

  
向かい風に立ち向かう二人     常連さんに一人喧しい人が居るのだ スコープで微妙なアタリを

10時、浮子合わせを終え、さてエサ打ちを始めませうという時に、遅ればせながらS藤氏が到着。
オラの左側に釣り座を構えて、12尺の両ダンゴの底釣りを始める・・・棚は一本。

エサ打ち開始から30分・・・ようやくモヤッというサワリが出た後、一呼吸置いてチクッと入る。
一発目のサワリ&アタリで釣れたってことは・・・不吉な予感が過ぎる。
案の定、その後は頑として口を使ってくれないのだ。
バラケを早く抜けばサワリも出ないし、んだかといって持たせればスレ地獄。
そんなこんなで、お昼までの2時間でカウンターを押したのはたったの3回だけ。
底釣りのS藤氏はスレのみでとうとうオデコ。


午後からは、S藤氏と二人で浅ダナの両ダンゴに変更。
浮子を忠相StudioDesign・SHALLOWのL(PCムク)に取替え、ハリは上下関スレ5号でハリスは30cm・40cm。
エサはS-DESIGNの黄3杯とガッテン2杯、それに水を1杯加えてサラッと混ぜただけの空気をタップリ含んだ、超軽ネバのタッチ。
オラの最近のお気に入りパターン・・・ゼロ馴染みの両ダンゴで攻めてみるのだ。
軽いエサで一旦受けさせ、エサ落ち目盛まで馴染んだ瞬間にアタリを出させる一方通行の速攻釣りだす。

  
馬の背に乗って          結構竿を絞っていた常連さん    丸々モリモリ

しかし、冷たい向かい風が次第に強くなり、浅ダナ12尺の振り込みがだんだん辛くなってくる。
突然失速したり、左へ行ったり右へ行ったりして一定の場所に振り込めないし、浮子が手前にどんどん流されるもんだから、時合が上手く作れなのだ。
受けは何とか出るものの、その後のアタリがなんぼしても出ないのだ。
それではと、試しにエサからエアーを抜いて一旦どっぷり馴染ませてから、チッ・チッ・ツンのアタリ返しを取るようにするとカラツンの中からたまに拾えるようになった。
型は9寸前後のきれいな魚体ばっかしで、一時期幅を利かせていたガサべらは居なくなったみたい。

  
天舞(12尺)がきれいな弧を描く  尺オーバーかな          最後の1時間は、時速1枚

浅ダナでなかなかアタリが出なかったS藤氏は、カッツケに変更するとようやく浮子が動き出し、順調に竿を絞るようになったものの・・・スレ多発。
反対にオラの浮子はドップリ馴染ませて待っているもんだから次第に動かなくなり悪循環に陥る。
ボソエサを2〜3投打って魚を寄せてからアタリ返しを狙っても、カラツンか竿を絞ってもスレでピタッとカウンターが止まってしまった。
悲しいかな、15時から納竿の16時までの1時間で釣れたのはたったの1枚だけ・・・とうとう上がりべらは釣れず、今日の釣果は21枚。
カッツケにしてから浮子が動くようになったS藤氏はツ抜けならずの7枚。


強い向かい風で時合が作れなかったことも影響しているのだろうけど、今日の手代沼はゼロ馴染みの両ダンゴが全く効かなかったす。
尚、今秋の手代沼は、底釣りとセット釣りが効かないように思うのはオラだけだすべか?














2012年10月20(土)


・・・食い渋りの手代沼、意地の両ダンゴを貫き京作に魂入れ・・・



15時頃から天気が崩れるという予報だけど、雲ひとつないピーカンの秋晴れだす。
近隣の山々では初冠雪が観測されている・・・山から吹き降ろす風が冷たくなければと願いつつ、先日新調した京作の12尺に魂を入れるべく手代沼へ。

  
ピーカンの秋晴れ!        米代川は相変わらず超渇水     静寂が戻った末広橋のカミ

手代沼に着いたのは9時
先々週より更に10cmほど減水し、山裾下の馬の背が姿を現している。
常連さんは取水塔脇の突端に1人と西側護岸に5人。
オラは取水塔橋の真下に釣り座を構え、京作の12尺を繋ぐ・・・今日は何がなんでも浅ダナの両ダンゴで攻め通すのだ。
道糸は終戦当時のバリバス08号、浮子は忠相StudioDesign・SHALLOWのL(PCムク)、ハリは上下関スレ5号でハリスは35cm・45cmからスタート。
エサはS-DESIGNの黄4杯に水を1杯入れて暫く放置、それにマッハとS-DESIGNの黄をそれぞれ1杯づつ加えてササッとかき混ぜただけのフワフワネバボソのタッチ。

  
あいやぁ〜、更に減水してるじゃん  突端には常連さんが       馬の背が姿を現した

9時30分エサ打ち開始!
馴染んではエサを切る・馴染んではエサを切るを続けること50分・・・ようやくサワリが出始める。
馴染み際の受けの後の力強いアタリで、ようやく本日の1枚目が竿を絞る・・・エサ打ち開始から丁度1時間だす。
常連さんたちは「今日は全くアタリがねぇ〜」とか「浮子が1回も動かねぇ〜」とボヤクだけで、誰一人竿を絞っていない。
これ見よがしにバシャバシャ音を出して皆さんに釣れたことをアピール!・・・オラって嫌味な性格だすな。

  
こいつに魂を入れるのだ      きれいなへらだすべ    「アタリがねぇ〜」「浮子が動かねぇ〜」

その後、次第に受けの時間が長くなり消し込みアタリは尽くスレなのだ・・・遠くから見てる人には、入れ掛かりに見えてるべなぁ〜。(実は、カウンターの数字は遅々として進んでないのす)
そこで、ハリスを少しずつ詰めていき、18cm・28cmまで詰めたところでスレは無くなったのだが、代わりにカラツンが多発し始めた。
そんなこんなで、2杯目のエサを使い切ったお昼までで16枚の釣果。

常連さんたちは、釣った人で3〜4枚であとは皆さんオデコで「へらは居るんだけど、なして食わねんだ」とか「悔しいけどオデコだ」、「今日は釣れないから諦めた」などとボヤキながら竿を畳み、「ほんじゃぁ〜、お先〜」と挨拶しながら帰って行く。



昼食を食べた後はちょっと重いエサを試してみようと、グルバラ2杯に水を1杯入れて暫く放置、それにマッハを2杯加えてササッとかき混ぜザラ重ボソのタッチに仕上げる。
ところが、この重めのダンゴは大失敗。
へらの寄りは微かに感じられるんだけど、止めも受けもなくストンと馴染み切り何の音沙汰もなし。
このエサにS-DESIGNの黄を加えてエアーを含ませちょっと軽くしてみたのだが、たった2枚追加したのみ。
このグルバラ主体のエサを試行錯誤しながら1時間30分も頑張ってみたのだが・・・キッパリ諦めて、このエサは全部捨て。

  
日向はなんたら暑いこと      今日もこいつが邪魔をして     ハタハタみたいなガリべらだす

それではと、ガッテン2杯にS-DESIGNの黄を2杯、それに水を1杯加えてサラッと混ぜただけの空気をタップリ含んだ、超軽ネバのタッチ。
この軽いエサが大正解で、ハリスが張り切る前に止めが入り、一呼吸置いてスパッと力強いアタリが出るのだ。

             
     
尺べらだす                   今日は、これで強制終了!

15時、ようやく時合が出来て順調に竿を絞り始めてきたのに・・・南西の空が俄かに掻き曇りゴロゴロという音が聞こえてきた。
んっ?と思う間もなくいきなり強烈な雷雨が容赦なく体に叩きつける。
何はともあれ、カウンターの写真(29枚)を撮り、仕掛けを仕掛け巻にグリグリっと巻き付け、あとの道具はずぶ濡れのまま車に放り込み、ほうほうの体で車に避難。


やっぱ京作はね、振り込みからアワセ、取り込みまでの一連の動作がストレスフリーで最高だすな。
釣りをしていて楽しいと言うか、あの独歩の優等生的な良さとはまた一味違った魅力があるすもの。

今日はこの食い渋りの中、意地で両ダンゴを貫いたんだけど、本当はセット釣りの時合なんだろうなぁ〜?
重いエサや馴染ませてエサを吊るしてしまうと絶対にアタリを出してくれないので、空気をタップリ含ませた軽いエサをハリスが張る前に受けさせ、一呼吸置いてからの力強いアタリを取っていくのが正解だったみたい・・・ただ、ウワズリを押さえることを忘れたらヤバイよ。














2012年10月8日(月)


・・・食い渋りで並んだ時は長竿という定石を思い知らされた手代沼・・・



寒露体育の日、雲ひとつないピーカンの秋晴れ!
今朝はグッと冷え込み、秋田県内殆んどの地域で一桁台の気温、鹿角市内も5℃だすもの。
この冷え込みに、手代沼の超スレ・ガリべらの活性はど〜なんだすべ?

             
     
雲ひとつないピーカンの秋晴れ!         日陰には霜が残っている

昨日はの〜んびりハリス巻をしながら十分休養したから、一昨日の早起き遠征の疲労はすっかり回復して体調万全。
9時30分に手代沼へ着くと、駐車場から溢れた車が通路まではみ出している。
8時30分に来たというS藤氏は、南側奥の堰堤に釣り台を構え14尺で棚取りを行っている。
取水塔脇の突端は常連さんたちで埋まっているので、オラはS藤氏の右隣の取水塔橋の真下に釣り座を構える。

  
S藤氏は底釣りかい       オラは取水塔橋の真下にお座敷を設置   常連さんたちも大苦戦中

10時、8尺浅ダナ両ダンゴでエサ打ち開始!
先着の常連さんたちの竿は未だ立ってないという。
この食い渋りを攻略するには、軽い浮子と長ハリスでゆっくり馴染ませ、ナジミ際のアタリを捉えようという寸法なのだ。
10投程で止めが入りきれいなアタリで8寸クラスが竿を絞る・・・やぶれ沼の強烈な引きを味わった後なので、なんたら大人しくて楽だこと。
その後、スレに悩まされながらも8〜9寸クラスが飽きない程度に竿を絞る・・・前回まではガリべらばっかしだったけど、今日釣れてくるのは結構きれいな健康体だす。
そうして、お昼までで30枚・・・皆さん大苦戦してる中、「オラって天才だべか」と鼻がグワ〜ンと伸びる。

  
今日も一発目はバカ子バスかい   リャンコウだよ〜ん        やっと1枚目がきた

午前中、頑張って底釣りを貫いていたS藤氏だが、たった2枚の釣果でギブアップ、午後からは10尺カッツケに変更。
程なくして、S藤氏の浮子の周りは真っ黒になるくらいへらが湧くも・・・口はなかなか使ってくれないようだ。

  
爺っちゃまの釣り台が傾いてきたよ  馬の背に乗って頑張る常連さん   玉網で掬うとゴミまで掬う

午後になると風が回り出し、オラの浮子の立つ位置にゴミが停滞するようになってきた。
こ〜なるとハリスがゴミに乗って浮子が立たなくなったり、道糸にゴミが引っ掛かって風に流されるもんだから釣りにならないのだ。
おまけに隣でバンバンエサを打たれると、へらは沖のS藤氏の浮子の周りに引っ張られ、オラの浮子はストンと馴染んでしまってアタリもサワリも無くなってしまったのだ。
オラの浮子が動いて竿を絞るチャンスは、S藤氏がエサ切れで新たにエサを作ってる時とトラブルや小用でエサ打ちを休んでいる時だけなのだ。
そうして15時18分から納竿時までの1時間、一度もアタリを出せないまま勘弁してやることに、玉網がすっかり乾いてしまってギブアップだす。
S藤氏はやぶれ沼での勢いがすっかり影を潜め、イマイチ調子に乗れないまま納竿を向えて14枚の釣果。

  
健康体が釣れるようになってきた   こらこら邪魔だよ        44枚で止まって1時間

オラの右隣に入った爺っちゃまは昨日に引続き、今日も「オデコ」・・・やはり、これだけ渋くて少ないへらを皆で引っ張り合いしてるんだから、グルテン一辺倒では浮子は動かないんだ。
突端から山裾に入っていた常連さんたちも、昼過ぎには浮子が全く動かなくなったと言って早々にギブアップ。
そんな状況下での44枚だからヨシ!とするべきなんだろうけど・・・イマイチ納得出来かねるのだ。
またもや、食い渋りで並んだ時は長竿という定石をいやと言うほど思い知らされたのだ・・・やぶれ沼でもそうだったもんね。(猛省














2012年10月06日(土)


・・・早起きは健康に悪いけど、パワフルな引き味を楽しめたやぶれ沼・・・



S藤氏の強い希望で十和田ICを4時に出発し、秋田市内のやぶれ沼へ・・・ってことは、3時起きだよ。
オラ、へら釣りが嫌いになりそうだす・・・陽射しが温かくなる10時頃から釣り始めるのが健康的なフィッシングライフだべさ。
それでも、久々にW辺氏T屋氏H沢氏と釣り台を並べられるのは楽しみだけど。

             
     
 2年ぶりにやって来たやぶれ沼          6時、こんなに朝早のは初めてだす

秋田南ICを流出する時は一時強い雨が降っていたけど、やぶれ沼に着いた6時には雨が上がっていた。
既にH沢氏は先着しており、他の常連さん二人とこれから釣り台を設置しようとしていた。
程なくして朝早くに犬の散歩を済ませてきたW辺氏も丁度到着し、田んぼ側の南よりにH沢氏、W辺氏、ヨースケさん、S藤氏の順に土留めの下に降りて釣り台を設置する。
T屋氏は家の仕事を終えればやって来るかも?という。

  
11尺浅ダナの両ダンゴのW辺氏   S藤氏は12尺(天舞)       オラの釣り座だす

昨日まで良型の食いが立っていて、皆さんそれぞれ良い思いをしてたみたいだけど・・・果たして、今日はど〜だすべ?
不穏な分厚い雲に覆われた怪しい空模様だが、雨は降らないべと楽観的に考え、それぞれ釣りの準備をする。
W辺氏とオラは11尺浅ダナの両ダンゴの仕掛けをセット。
早々に12尺浅ダナの両ダンゴの準備を終えたS藤氏は、早くもエサ打ちを始めている。

  
ヒエ〜ッ!パワフルだこと     傷ひとつないきれいなへらだすべ  常連さんがどんどんやって来た

日が高くなるにつれ、常連さんたちも徐々にやって来て20人ほどが竿を出している。
昨日まではバンバン食いが立っていたみたいだけど、今朝方の雨の影響なのか今日はいまひとつ渋いようだす。
何れにしろ、今年はオラが行くところ行くところ、尽く「昨日まではバンバンだったけど、今日は全くダメになった」という・・・もしかして、オラが疫病神?

  
確実に釣り込んでるW辺氏     浮子の傍を泳ぐカイツブリの子供   丸々モリモリやぶれべら

そんな状況下でも、流石にW辺氏は徐々に時合を作り良型を確実に釣り込んでいる。
S藤氏の天舞12尺も、良型のパワフルな引きにきれいな弧を描いている。
H沢氏は浅い棚や底、様々なエサと色々試したものの残念ながら大苦戦、両目を明けるのが精一杯で午前中で早上がり。

  
大苦戦中のH沢氏(手前)   T屋氏はマイペースでキッチリ釣ってます  駐車場下の常連さん

午後からやって来たT屋氏は、H沢氏と入れ替えに釣り座を構える。
11尺で確実に釣り込んでいたW辺氏だが、午後から短竿9尺に取替えてからは失速・・・やはり食い渋りになると、短竿では寄りが極端に減ってしまうようだす。
W辺氏の真似をして9尺に取り替えたオラも御多分に漏れず、すっかり失速してしまった。
失速したオラたちを尻目に、12尺のカッツケに変更したS藤氏はシッカリ時合を作り、一人だけ入れ掛かりでハイペースでオラの釣果に迫ってくる・・・やべぇ〜、隣でバシバシ竿を絞られると焦るじゃ。

  
2年前に比べて格段に上達してました 南側の土留めは近々補修工事予定  失速して何とも微妙な釣果

このまま短竿で続けていても時合など到底作れそうにないので、オラも12尺のカッツケに変更。
しかし時既に遅く、ようやく時合が出来かけてきた頃にはTHE END・・・16時の竿仕舞いで64枚の釣果。
午後から12尺のカッツケで怒涛の追い上げを見せたS藤氏の釣果は丁度60枚・・・あと1時間も続けていたら完璧に逆転されてたわい。

この食い渋りの中、怒涛の入れ掛かりを演じたS藤氏。
浮子が動かなくなった時の対処法・両ダンゴのリズムのコツを掴み、今日一日で大きく成長したみたいだし、これだけパワフルな良型べらの引きを十二分に味わって満足して貰えれば、オラも早朝4時に出発してきた甲斐があったというもんだす。














2012年09月29日(土)


・・・台風前の手代沼、ガサべらと超スレべらにおちょくられて・・・



先日、S藤氏が物凄い引きを味わってきたと興奮気味に話してくれたやぶれ沼
W氏からもやぶれ沼が爆釣モードに入ってるという情報を貰っているので、是非行ってみたくてパタパタしてるのだが・・・何しろ台風17号の進路と天候が気になって、今回は手代沼で手を打つことに。

  
東風が強いこと          浅場の沼底には草が生い茂って   S藤氏は取水塔脇の突端に

先日、超減水とガサべら、それに季節の変化に順応出来ず撃沈した手代沼・・・先日より更に10cmほど減水している。
先客の常連さんは南斜面の山裾に3人。
8時半頃にやって来て取水塔脇の突端に釣り座を構えていたS藤氏は、10尺メーターの両ダンゴでエサ打ちを始めているが、まだ型を見ることなく苦戦を強いられてるみたい。
いつ雨が降り出してもおかしくない不穏な空の下、オラが到着したのと同時に、常連さんたちも続々到着、対岸や取水塔脇などそれぞれ思い思いの場所に釣り座を構える。

  
オラの釣り座はS藤氏の左隣に   久々に和竿を使ってみます     喧しい声の爺っちゃまが一人

オラはS藤氏の左隣にピッタリ身を寄せて釣り座を構える。
久々に9.3尺(和竿)を繋ぎ、浮子はX-TOUR-L(パイプトップ)、メーターの両ダンゴ(ペレ軽+グルバラ+マッハ)で、9時半エサ打ち開始。
S藤氏が寄せておいてくれたお陰で?2投目からサワリが出て、3投目にはいきなり竿を絞った。
エサ打ち開始後すぐ釣れるのは、絶対に続かない典型的なパターン。
ご多分に漏れず、エサ合わせが中々決まらずカウンターの数字が遅々として進まない。
午前中の2時間半で、ガザべら交じりの8〜9寸クラスが14枚・・・此処のへらは相変わらず手強いこと。

  
一生懸命仕事をしているガサべら  対岸の人は底釣りだすな      赤い発疹の麻疹べら

午後はペレ軽+マッハ主体の両ダンゴでキメてみます。
力強いアタリを出すべくハリスを30cm、40cmから25cm、37cmと若干詰めてみるも・・・大した効果はなし。
ナジミきる前にガサべらにエサを叩き落されるので、落下途中の早いアタリに的を絞るべく、浮子をパイプトップからムクトップのStudio SHALLOW-Lへと取り替えるも・・・大した効果はなし。
それでも、何とか時合を作り順調に竿を絞り始めるのだが・・・!!
大量のゴミが流れてきて地合を崩され、アタリが途切れてしまって釣れなくなってしまうというパターンの繰り返し・・・ゴミのばっきゃろ〜!

  
今日もバカ小バスが・・・     久々にきた〜っ!         ゴミがオラの前に停滞して

途中からカッツケに変えたS藤氏、時合が出来て順調に竿を絞り始めたものの・・・エサを作り変えてから、アタリもサワリもピタリと途絶えてしまった。
そんなこんなで、ガサべら交じりの超スレべらにおちょくられながら16時まで頑張るも、先日に続きまたまた撃沈し34枚の釣果。(因みに、S藤氏は19枚

             
     
バス釣り親子                  超スレべらにおちょくられて34枚

常連さんの話だと、この夏の未曾有の大渇水で、かなりの数の大型べらが酸欠で岸に打ち寄せられたそうな。
慌てて取水を止めて貰ったみたいだけど、時既に遅く大分死んでしまったとのこと。
だから、ガサべらと超スレべらが頑張って仕事をしてくれてるのね。














2012年09月26日(水)


・・・超減水の手代沼、季節の変化に順応出来ず撃沈・・・



連日、出張や監査、会議が続く中、今日だけ予定表にポッカリと空白が!?・・・今日一日快晴の予報だし、休みを取らない手はないべさ。
超減水で釣りになるのかどうか分からないけど、ここ2〜3日続いている俄か雨で若干でも水位が上がったものと期待して手代沼へやって来た。

                
           
サークルKで昼食を買って・・・お約束のトイレはパスです

10時に手代沼へ着くと、常連さんが手前に4人と対岸に2人の6人が竿を出している。
満水時より3m50cmほど水位が下がっているけど、何とかギリギリ釣りになる最低水位だす。
常連さんにご挨拶をし、取水塔脇の突端に釣り座を構える。
オラは常連さんたちとは直角に、取水塔へ向って竿を振らさせていただきます。

  
取水塔へ向って竿を振ります    対岸に常連さんが2人       手前には4人・・・底そこの釣り?

10時30分、なんちゃって枯法師(10尺)に棚一本のこんにゃくセットでエサ打ち開始。
10分ほどでサワリが出始めるも、自然に腕が動くようなきれいなアタリは出ない。
浮子の動きのチクッとかモゾッとかに無理矢理合わせるも・・・尽くスレるのだ。
何で?何で?と疑問符を頭上で渦巻かせながら、ハリスの長さを変えたり、バラケのタッチを変えたりするも・・・スレのみで口を使ってくれないのだ。
そうして、お昼までの1時間30分で(遠くから見れば結構竿を絞ってるんだけど)カウンターの数字はたったの1枚だよ。

  
オラの釣り座はあっち向いてホイ ハリスをメチャメチャにしたバカ小バス 食わせを色々試すも・・・?

昼食後は、ひげトロを試してみるも・・・全く浮子が動かなくなってしまったので、30分ほどでパス。
食わせを感嘆に変えてみると、浮子の動きが活発になり、トメが入った後一呼吸おいて力強く消し込むのだが・・・尽くスレで、口を使ってくれる殊勝なへらは10打数1安打程度だす。
15時過ぎ、このままでは引き下がれないので、エサを柔ネバに作り変え両ダンゴを試してみる。
すると、これが一番いい浮子の動きをし、きれいな消し込みアタリが出るのだ。
逆光で浮子がよく見えないけど、合わせを消し込みアタリだけに絞り、納竿時間の16時30分まで頑張って辛うじて20枚の釣果・・・何はともあれ撃沈だす。

  
麻疹みたいに赤い発疹が・・・   お天気は最高だけど・・・!?   季節の変化に順応出来ない

オラの後ろに釣り座を構えていた爺っちゃまは、「昨日オデコを喰らったけど、今日は4〜5枚も釣れたからいかったいかった」と喜んで帰って行ったけど・・・。
オラの場合、鮎に現を抜かしてた2ヶ月半のブランクはあるけど、こんなに一気に下手になるもんだべか?
何れにしろ、季節の変化に順応出来てないのだ。
それより心配なのが、釣り初めから納竿までの間に水位が15cmも減ったのだ・・・この勢いで減り続けると、この沼の水が涸れてしまうかも?














2012年09月22日(土)


・・・へら鮒の後半戦幕開けは、超激渋の稲瀬の池(やま)・・・



遠路遥々鶴岡からやって来たI藤氏とオラは、支障の案内でやまへ・・・。
北側桟橋に釣り座を構えている先客は4人・・・今日は、超激渋だと言う。

             
     
"やま"はこじんまりとした池なのだ         常連さんは北側桟橋へ

オラたち3人は東側の桟橋に並んで釣り座を構える。
支障は8尺両ダンゴの宙、I藤氏は12尺セットの宙、オラは9尺セットの宙とそれぞれ想い想いの竿を出す。

短竿の支障とオラの浮子はさっぱり動かないけど、I藤氏の12尺の浮子だけは盛んに動き、鬼アワセの音が池面に響き渡る。
そうして短竿で1時間半ほど頑張るも、竿を絞ったのはオラの交通事故の1枚だけ。

  
オラたちは東側桟橋にお座敷を構える  短竿では浮子が動かねぇ〜   相変わらずの鬼アワセ!

昼食後、16尺メーターの両ダンゴに取り替えた支障の浮子が盛んに動き出し、ポツポツ竿を絞り始めた。
支障の浮子の動きを見て、オラとI藤氏も竿を15尺に取り替える。
I藤氏は長竿の宙の仕掛けを振り込むのに手こずっていたが、手尻を短くするようアドバイスすると何とかかんとか様になってきた。
支障のアドバイスで、ダンゴを柔ネバボソにし、ハリスを30cm、40cmから40cm、50cmに10cmずつ伸ばすと、今までが嘘のように浮子が動き出したが・・・なかなか口は使ってくれないのだ。
I藤氏は、相変わらず竿掛けが可哀そうになるほどの激しい鬼アワセ・・・しかし、派手な割にはハリ掛かりすることはない。

  
へらは沖に居るぞ・・・長竿だ   丸々モリモリ"やま"のへら     残念・・・アッパーだ

オラの力量では、このまま両ダンゴを打ち続けても口を使わせることが出来ないので、試しに仕掛けはそのままで下バリに必殺糸コンニャクを付けてみる。(なんちゃってセット釣りだす)
と・・・消し込みアタリが出るようになった。
そうして竿を畳む17時まで15尺の仕掛けを無心に振り続け、玉網が乾くペースでようやく8枚の釣果。
I藤氏はとうとう最後まで、此処の気難しいへらに口を使わせることが出来ず(アウトのスレが3枚のみ)竿を畳む時間を迎える。

                
     
流石に此処は蛇の巣窟と言われるだけあって、泳いで池を横断してる蛇を3匹も見たもや

常連さんの話では、雨が降る前の日までは素直にバンバン釣れてたけど、先日の雨以降超食い渋りのへらにガラッと変わってしまったと言う。
超激渋で始まった後半戦のへら、調子が出てくる頃にはワカサギが始まるんだよなぁ〜。














2012年06月27日(水)


・・・柄沢沼の仇を手代沼で討つも、微妙だす・・・



手柄沢沼オデコを喰らったままでは、心置きなく鮎モードに移行できないべさ。
お天気もいいみたいだし、今日は休みを取って手代沼で口直しだす。

  
久保田橋             末広橋              新十二所大橋

遡上鮎の状況をサラッと観察しながら大館市内まで行き給油を済ませ、昼食を購入するためMaxValuへ立ち寄ったのね。(今日は、ウ○コはしてません)
したら嬉しいことに、MaxValuの入口で先着何名様かは知らないけど、たけや製パンのロールケーキ「スイスロール」を一本づつ配っていたのよ。
へっへぇ〜、ラッキー!幸先がよいってことは・・・ぐふっ、今日は釣れるかも?

  
たけや製パン「スイスロール」   取水塔脇にはN海氏と常連さん   山裾の下に降りて・・・

手代沼の駐車場に、なにやら見覚えのある深緑色の乗用車が停まってるんでないかい?
やはり、巨体を屈めて常連さんたちに状況を伺っているのは元同僚のH沢さんだす。
ほんじゃ〜並んで竿を出しませうということで、なだらかな駆け上がりの山裾に二人で釣り台を構える。

  
取水塔脇はたま〜に釣れてるみたい
 対岸の爺っちゃまたちは大苦戦   パラソルの使用は今季初

オラは10尺トロ掛けセット。(タナは50cm程なのでセミカッツケかな?)
道糸を沈めようと穂先を水中に突っ込むと、底をガリガリッと擦るほどなだらかな駆け上がりだから、果たして短竿で大丈夫なんだべかと不安だす。

H沢さんは「12尺の底釣りだ」と言ってるけど・・・うむ〜、タナ取りをしていた様子はなかったけどなぁ〜。
タナは一本程度で、上バリにはペレット系主体の底ダンゴ(本人はバラケと言っている)、下バリのクワセはコンニャク。

  
また釣れた・・・焦るじゃ     泣き尺・・・型は悪くないべさ   うむ〜・・・微妙だす

10時を10分ほど過ぎて、二人でエサ打ちを開始する。
えっ、なんとH沢さんは2〜3投目でいきなり竿を絞るし、アタリぱなしでビシビシとアワセている。
なのに、オラの浮子は微動だにしないってが。
やべぇ〜、30分ほどエサ打ちをしてようやくサワリが出てきたというのに、H沢さんは既に4〜5枚は釣っているんだもの焦るべさ。
そうして、二人並んで昼過ぎまで竿を振り、尻上がりに調子が出てきたオラは17枚、途中から失速してしまったS沢さんは7枚

H沢さんは竿を畳み、鮎シーズンを終えたら再会することを約束して帰宅の途に就いた。



オラはこの食い渋りにセミカッツケは辛いので、取水塔脇にN海氏(塗装屋さん)と並んで竿を出していた常連さんが帰ったので、遅いお昼を食べてから引越しを敢行。

 
午後からは、パラソル不要だす   天々で釣れるのは美人さんばっか うむ〜・・・やっぱり微妙だす

14時、トロ掛けセットをやっているN海氏と並び、8尺天々トロ掛けセットでエサ打ちを開始する。
先週からの超食い渋りは未だに続いているようで、他に5人ほど居た常連の爺っちゃまたちも、殆ど釣果を見ないまま帰り仕度をしている。
やっぱ、天々はいい〜なぁ〜・・・遠くまで振り込むことのないから、エサ(バラケ)合わせに腰を据えて集中できるもの。
そうして、N海氏と二人で超食い渋りに悩まされながらも17時まで竿を振り、またまた17枚
本日の釣果は1717=34枚!・・・口直し出来たかどうかは微妙なところだす。
因みに、N海氏は8時から竿を出していて丁度30枚の釣果でした。

さて、一応これで口直しができたということにして・・・心置きなく鮎モードに移行します。(キッパリ!)














2012年06月24日(日)


・・・クマが徘徊してるという柄沢沼でオデコを喰らう・・・



手代沼は日研大館支部と能代支部の二組の例会が入っているので、今日は遠慮して柄沢沼へ・・・

                
             
オラの前を走っていた軽トラの荷台に賢そうな柴犬

この柄沢沼はアベレージサイズが尺上なのだが、数は出ないのだ・・・一日1枚釣ればヨシ!で、3枚釣ればヒーロー!だって。
今まで、S藤氏に何回も誘われてはいるのだが「どんなに型が良くてもへらの絶対数が少ない所は嫌だから」と断り続けていたのだ。
さすがに例会が二組も入られると駐車も儘ならないので、S藤氏の誘いに乗じることにしたのだ。
ただ、昨日常連さんから聞いた情報では「柄沢沼は最近クマが徘徊しているので、遠ざかっているのだ」という。
さすがのS藤氏も、早朝から一人で竿を出のは怖いからと9時に現地に集合する約束をした。

  
柄沢沼はこぢんまりとした沼だす  湖面は穏やかだけど・・・     クワセは感嘆だすな

ここで竿を出すのは4〜5回目になるS藤氏は、釣り方や底の状況などを把握しているので軽くレクチャーを受ける。
9時30分、S藤氏は15尺タナ一本のセット釣り(クワセは感嘆)でスタート。
うむ〜、オラ的にはとても釣れそうな気がしないけど・・・とりあえず18尺両ダンゴの底釣りをやってみます。
1時間エサを打ち続けるも・・・へらが寄って来る気配は皆無だす。
「ダメだ、ウ○コがしたくなってきたのでちょっくらコメリまで行ってきます」
いまひとつやる気のないまま、お昼までエサ打ちを続けるも・・・とうとう浮子は1度も動くことはなかった。

             
    
ちょっくらコメリまで行ってきま〜す       底釣りしか出来ない常連の爺っちゃま

午後は、オラも15尺タナ一本のセット釣りに変更するも、エサ打ちにいまひとつ気合が入らない。
1時間もすると全く動かない浮子にすっかり飽きたオラは、沼周辺の散歩に出掛けたり、板オモリで似非ルアーを作ってバスを狙ってみたり・・・へら釣りは諦めました。
15時前には竿を畳み、一生懸命エサ打ちを続けているS藤氏の釣りを眺めての陸ジャミモード。
ここの常連の爺っちゃまも早々に竿を畳んで「今日は釣れない」と言いながらオラたちの傍らにやって来た。
クマが出たのは、先週の土曜日で、そこの車を停めている所だって。

             
    
 シオカラトンボ             真面目にエサ打ちを続けるS藤氏(釣り師の鑑だす)

もう一人の常連の爺っちゃまも加わりへら釣り友の会。
「今まで使っていた@280円/本の浮子がいまひとつ調子が悪かったので、J州屋から銘の入った@1,200円/本の浮子を買ってきたら、ちゃんとサワリが出るようになったしアタリも出るのだ。やっぱ高い浮子は違うな」
とか、
「オラ、手代沼さ行っても2〜3枚しか釣れたことがないし、10枚なんて釣ったことがないもや」
更には、
「オラの場合は底釣りしか出来ないんだけど、クワセのグルテンが付いてる間は10分でも15分でもジッと待ってるんだ。それが底釣りだと○○さんから教えられたんだ」
・・・「はぁ〜?」
他に、エサのこと、浮子のこと、へら釣りに関する色々なことを質問されたのだ。

そうこうしているうちに、一心不乱にエサ打ちを続けていたS藤氏の浮子がモヤッと動き出した。
ほんじゃオラもおこぼれに預かろうと、10尺の竿を繋いで再びエサ打ちを開始したのが16時過ぎ。
同じタナ(一本)にセットし、早い回転でバンバン打つも・・・10尺と15尺の差は大きく(3mだもんなぁ〜)、オラの浮子の所までは絶対に寄って来ないのだ。
17時30分、ついにS藤氏の竿が大きく撓った・・・9時30分からエサ打ちを開始し、実に8時間を要してようやく1枚目が来たのだ。
その後、スレアタリが1回あったのみで終了時間の18時を迎える。
オラは、とうとう最後の最後まで浮子が一度も動くことなく「オデコ」を喰らってしまった。

             
     
苦節8時間・・・34cm               柄沢沼なんかに二度と来るもんか!

柄沢沼の神様は、やる気のある人をちゃんと見抜いているんだすな。
今日は、オラの野釣り下手をすっかり露呈してしまった一日だったわい。














2012年06月23日(土)


・・・寒さ続きで超低活性、厳寒期の釣りを強いられた手代沼・・・



なんと今日一杯は北西の風が冷たくて肌寒い予報だってが・・・予想最高気温は15℃、言っておくけど最低気温じゃないけんね。
いよいよ来週の日曜日は鮎の解禁日!へら釣りは今週末で暫くお預けなのだ。
手代沼の水位は満水時よりグンと落ちて1m90cmの減。
あまりの寒さに、マイクロフリースの上にウインドブレーカーを着て、更に雨合羽を羽織っての釣りなのだ。

  
あらっS藤氏がまだ来てないとは   かなり渋そうな感じだすな     塗装屋さんはウドンのセット

S藤氏にしては珍しく、手代沼に着いたのはオラより遅かったのだ・・・天気予報の雨雲の動きを見ていて遅くなってしまったとか。
先客は対岸に4人と取水塔脇に2人、山裾の下に2人釣り座を構えている。

  
トロロ対決だす          終戦当時の「秘作」        右トロロ昆布、左ヒゲトロ

S藤氏は命綱を張って堰堤に釣り台を設置し、トロロのセット釣りに挑戦するという。
オラはいつもの定位置の階段だす。
今日は@380円/袋のヒゲトロと、スーパーで買った@90円/袋のトロロ昆布の使い比べをやってみるつもりなんだけど、この寒さに果たしてトロロは効くんだすべか?

9尺のタナ一本、浮子はX-TOURのL、上バリ関スレ7号10cm、下バリ関スレ4号20cm。
バラケは物置から出てきた終戦当時のエサ、ふまつげんの秘作(未開封のやつもあったのだ)を主体にPROGRAM、GTS、特Sなど残り物の在庫処分一掃セールだす。

  
トロロでは浮子が動かないべさ   寒くて、用足しが頻繁だす     4枚が限界だす

9時30分エサ打ち開始!
んん〜?へらの寄りは感じるのだが・・・サワリや止めが出ないのだ。
悲しいかな、最初の1時間で竿を絞ったのはたったの1枚
秘作主体のバラケを諦め、実績のあるS-DESIGNの青を主体にしたバラケに作り変えて、ハリスを25cmまで長くしても・・・アタリは出ない。
バラケを硬ボソから軟ペトまで、ど〜だ参ったかというほど色々調整しまくっても・・・モヤモヤするだけで、なんぼしてもサワリやアタリは出ないのだ。
バラケにアタってくるほど活性は高くないから、トロロに見向きもしないのは当然の成り行きだす。
それでも、午前中はジッと我慢してトロロのセットを貫き通し・・・釣果はたったの4枚

             
  
そんなに元気なのに、なして口を使わないのや?     底釣りでも浮子は全然動かねぇ〜

トロロはキッパリ諦め、午後からはウドンのセット釣りに切替ます。
この厳寒期並みの超低活性を攻略するには、長ハリスに比重の軽い感嘆でしょう。
上バリは関スレ7号10cm、下バリはイブキ0.5号50cm。バラケはS-DESIGNの赤を主体に黄と粒戦をブレンドしたもの。
硬ボソで打ち始めると、トロロの時のモヤモヤとは打って変わり浮子の動きに躍動感が出てきた。
時折、スパッと消し込むアタリで竿を絞るようにはなってきたが、カラツンも多発する。
このカラツンはバラケにアタってるのではなく、明らかに食わせにアタっているものなのだ。
クワセを力玉に変えると、カラツンはますます激しくなり力玉を食ってきたのはたった2枚だけ。
今日のクワセは感嘆に分があるようだす。

             
     
グラマラスで肌艶がいいべさ           頑張りました

そうして2杯目のバラケを使い切った17時まで頑張って、丁度30枚の釣果・・・この厳寒期並みの超低活性時に30枚はヨシとするべ!
因みにS藤氏は、トロロから両ダンゴ、グルテンセット、宙、底釣りなど手を代え品を代え色々頑張ったものの、とうとう最後まで浮子を動かすことができぬまま3枚しか釣れず撃沈。














2012年06月16日(土)


・・・食い渋りのスレべらにひげトロを試してみました・・・



発達した梅雨前線の影響で、四国九州をはじめとする西日本は大雨に見舞われているが、こちら北東北のお天気は今日一杯は持ちそうだ。
給油ランプの点滅にハラハラドキドキしながら大館へ・・・大館市内のレギラーガソリンの単価は、軒並み120円/g台だすもの安いべさ。
途中、扇田の堰堤に立ち寄り比内鮎の遡上状況を確認するも・・・残念ながらまだ確認できず。

             
    
残念ながら、比内鮎の遡上は確認できず     一番良いポイントに自転車の爺っちゃまが

9時30分手代沼に着くと、珍しいことにS藤氏も今し方着いたばっかしみたい。
S藤氏の指定席には自転車でやって来た土地の爺っちゃまが陣取っている。
いつもの常連さんが堰堤に釣り台を設置している。
水位は満水時より1m70cm減
S藤氏も釣り台に安全ロープを繋ぎ、堰堤に釣り座を構える。
ほんじゃ〜、オラは指定席の階段だす。

             
     
S藤氏は堰堤が密かに好きなのだ         オラはいつもの場所だす

S藤氏は10尺両ダンゴのカッツケでエサ打ちを始めている。
オラは、ここの気難しいスレべらにひげトロのセットが効くかどうか試してみるのだ。
9尺タナ一本、浮子はX-TOURのL、上バリ関スレ7号10cm、下バリ関スレ4号22cm。
バラケはS-DESIGNの青を主体にS-DESIGNの黄と粒戦を配合したネバボソに仕上げる。

  
アタリはあるけど乗らねぇ〜こと  これは良い型だべさ        爺っちゃまの浮子が止まった

10時、1セット目のエサ打ち開始!
程なくしてサワリが出始め、スパッときれいな消し込みアタリでひげトロを食ってくる。
そんな感じでポツポツ竿を絞り始めると、S藤氏の指定席に陣取っていた爺っちゃまの浮子が微動だにしなくなってしまった。
ゴメンなさい・・・爺っちゃまんとこのへらを全部こっちに引っ張ってしまったみたいだす。

             
    
 いまひとつ納得いかない釣果だす         YAMADA電機のトイレに行ってきます

そんなにへらは多くないので、パタパタと2〜3枚連荘するとパタッと穴が空いてしまうのだ。
それを修復しながら、1セット目の釣果は34枚

遅い昼食を食べ終えると、突然下腹に重量感が増しパンパンに張ってきた。
今朝出掛けに、これでもかと言うほどバリュウムを出してきた筈なのに、腹の中にはまだ入っていたのね。
ここはひとつ、ちょっくらYAMADA電機へ行って腹を軽くしてきます。

腹が軽くなったところで、2セット目のエサ打ち開始!
仕掛けとバラケの配合は1セット目と同じだす。
ひげトロは喉越しが良いからなのか、何回も喉の奥く深く飲み込まれてハリを外すのにえらい時間が掛かってしまって、地合を崩してしまうのだ。
ここのへらは、ハリを飲み込むとムッと閉じたまま頑として口を開いてくれないのよ。

  
グラマラスだけどハタキはまだかい  あと4枚釣りたいけど・・・    うむ〜、何とも微妙だす

そうして、いまひとつペースが上がらず(やっぱ両ダンゴの方が良かったかも?なんて思いつつ)2セット目釣果は36枚
本日の釣果は343670枚と何とも微妙な数。
因みに、一日中、両ダンゴのカッツケで頑張り通したS藤氏は36枚の釣果。

もう少しひげトロを使い込んでみて穴の空き難いバラケの調整を勉強しなくっちゃ・・・それと、ハリの飲み込まれ対策だすな。














2012年06月07日(木)


・・・スレべらの食い渋りにはデカ浮子・デカダンゴ!・・・



何となく成り行きで休みを取得し手代沼へ・・・実はオラ、休みたいなんて全然思っていなかったんだから。
やべぇ〜、午前中会議が入っていたのをすっかり忘れていたわい・・・急用が出来たので会議には出席できませんという旨の電話だけは入れておかないと非国民になるもんね。

                
                 
9時・・・誰〜れも居ない

あらっ、今日は釣り人が一人も居ないってが。
水位は満水時から1m50cm減。
減水してくると、オラの階段の指定席では短竿で深いタナを釣ることが出来ないから、今日はS藤氏の指定席へ入るべっと。
S藤氏の指定席はいきなりドン深になってるから天々も可能なのだ。
んっ?・・・やべぇ〜、ウ○コがしたくなった。

                 
              
ありゃ〜、S藤氏の指定席に入られてしまった

樹海ドームのトイレでスッキリして戻ってくると、駐車場が満杯になっている。
たった20〜30分のうちに、常連さんが5人も来てたってが。
対岸に1人と山裾に3人、それからS藤氏の指定席に1人・・・そこ、オラが入ろうと思ったのにぃ〜。

仕方がない、いつもの取水塔正面の階段へ入ります。
さて、先日乗っ込み後の食い渋りが若干回復し始めた兆しが見えてきたように感じたんだけど・・・果たしてどんなもんだすべ?
水位が下がって、手前は完全に底が見える状態だから10尺タナ一本しかないっしょ。
9時40分、1セット目のエサ打ち開始!
先日良かったグルバラを暫く使い込んでみませう。
バラケの促進はマッハのみのシンプルブレンドだす。

  
仕方がない、オラは階段へ    1時間も頑張ってるけど、アタリがねぇ〜    ガリべらだす

なんと、へらがなかなか寄って来ない。
サワリが出始めるまでに、タップリ30分も掛かり、ようやく1枚目が竿を絞ったのは50分後だよ。
何となく時合らしきものができるまでに1時間20分も要したのだ・・・それが、散発的にしか釣れないのだ。

             
     
こいつ、とぼけた顔をしてやんの         宙は諦め、浅場の底釣りだ

S藤氏の指定席に入った常連さんは、短竿両グルテンの宙をやっていたけど
「1時間も頑張ってたけど、一回もアタリがねぇ〜。オラ宙釣りが下手だから浅場の底を釣る」
と言って、釣り台の向きを取水塔脇の深場から浅場の駆け上がりに変えた。

お昼前、弁当持参のS藤氏が巡回(オラの釣りを見に)にやって来た。
こんな釣れない釣りを見ても勉強にならないけど、エサの振込み方(落とし仕込み)だけはシッカリ見て覚えてね。
そうして1セット目の終了時の12時40分を待たずして、エサ切れを機に終了します・・・釣果はたったの15枚


             
  
エサ合わせのノウハウを知ったS藤氏は目から鱗!    底釣りはポツポツだけど釣れます

S藤氏の指定席に入っていた常連さんが撤収したので、S藤氏にお手伝いしてもらってそちらへお引越しします。
8尺天々両ダンゴの仕掛けをセットし、グルバラ主体のボソ餌を作ったところで、S藤氏に座ってもらいタナ作りのエサ打ちを託します。

オラはエサ打ちの指導をしながら昼食タイム。
10分ほどでへらの寄りが確認できたので、次は釣り込むエサのタッチや大きさを教えます。
程なくしてして、カラツン地獄に陥るが・・・想定内だす。
カラツンを食いアタリに変えるには、まずはサイズを一回り小さくすること。
それでもカラツンが治まらなければ、手水を付けて柔らかくしていくこと。
その他、エサの付け方、手揉みの加え方などetc・・・。
これがエサ合わせの手順ですから・・・なっ、なっ!きれいなアタリで釣れるようになったべ。
・・・「えっ、もう2時、ヤバイ!仕事に戻ります」
と、S藤氏は職場へ復帰。

  
この爺っちゃまの釣りに自信が揺らぐ アベレージサイズの美人さん    ど〜にも納得がいかない

その後を次いで、2セット目の開始!
グルバラ主体のエサ使いは何となく分かってきたので、2杯目のエサはS-DESIGNの緑を試してみます。
このエサを試したのが大失敗・・・なんぼ調整してもへらは口を使ってくれないのだ。
1時間ほど頑張って使い続けて見たけど、とうとうど〜にもならずギブアップ!
S-DESIGNの緑は捨てにして、グルバラ主体のエサを作り直します。
再び、順調に竿を絞り始め2セット目の終了時17時までで38枚の釣果。
今日釣果は153853枚だけど、いまひとつスッキリしないのだ。

んだってね、オラの右後に入った爺っちゃまなんて、ボディーが20cm以上あるデブトップのでっかい浮子でセミカッツケ(タナ50cm程度)をやっていたんだけど、これがまたポツポツ釣るんだわ。
親指ほどのでっかい両ダンゴを振り込むもんだから、当然、揉まれに揉まれてピンポン状態、浮子がぴょこんぴょこん跳ね回ってダンスを踊っているんだけど、時々思い出したようにスーッと竿を立てると(決して合わせてるんではないんだよ)シッカリ食ってるのよ。
あれを見てたら、繊細な仕掛けで一生懸命エサ合わせをして釣ってるオラて、何なの?・・・自信を無くしそうになったす。














2012年06月03日(日)


・・・超食い渋りの打開策が見えてきた?手代沼・・・



この乗っ込み後の超食い渋りには、ザラツキ感の残るシッカリしたタッチで、尚且つ、タナまでギリギリ持つダンゴ作りが決め手になるかも?と言うことを検証してみるのだ。

  
あらっ、今日は堰堤に居たのね   仲良し二人組の青年・・・釣りっこ  常連さんは一人だけ

今日も、手代沼へ着いたのは9時
おやっ、S藤氏は堰堤で15尺底釣りをやっている。
常連さんは山裾に一人だけ・・・あまりの食い渋りに、他の常連さんたちはこの沼を諦めどっか他所へ行ったみたい。
他に仲良し二人組の青年が堰堤で釣りっこをしているだけ。

             
 
此処は足下からドン深になってるから釣りやすいこと    此処からの眺めもなかなかいいねぇ〜

ほんじゃ〜、オラはS藤氏の定位置に入らせていただきます。
エサ合わせの検証をするため、8尺両ダンゴなんちゃって天々(穂先から浮子まで60cm)で決めてみます。
ザラツキ感を残すため、グルバラを主体にバラケマッハで開きを促進、持たない時は浅ダナ一本でシメるのだ。

  
オラ好みの丸ポチャさん      ソイみたいな顔をしたヤツだこと  何となく分かってきたぞ

9時35分、1セット目のエサ打ち開始!
15分程でガサべらが集まり出し、30〜40分後にはタナが出来上がりシッカリしたアタリが出るようになってきた。
ちょっとでも開き過ぎるとタナまで持たないし、シメ過ぎればカラツン地獄に陥るので微妙な調整を要するのだ。
ただし、浅ダナ一本は粘りが出過ぎるのでこのブレンドのシメには使えないってことがわかったす。
開かせる時は手水だけでOKだし、シメる時はエサを丸めてから2〜3回手揉みするだけでバッチシ決まるんだわ。
そうして、1セット目の終了時12時35分までで丁度40枚


  
オラも午後から宙をやります   ようやく雷雲が遠ざかって行ったかな  あははは、沼に落ちた

昼食後の2セット目も、引き続き8尺両ダンゴなんちゃって天々だす。
バラケマッハの代わりに更に粒子が細かい冬のバラケを使ってみます・・・実は、古いエサが余っていたので早く使い切りたかっただけだす。
13時10分、2セット目のエサ打ち開始!
このブレンドも、手水と手揉みだけで自在に調整できてなかなか優れもんだす。
集魚効果を求めるならバラケマッハで、へらがはしゃぎ過ぎるような時は冬のバラケと使う分けるといいかも。
1セット目と同じく、30分程でタナが出来上がり順調に竿を絞り始めたと思ったら・・・冷たい北風と共に、東の方角から真っ黒い雷雲が迫って来た。
程なくして、風雨を伴ってピカピカ・ゴロゴロ・・・やべぇ〜、逃げろや逃げろ。
へらバッグと竿ケースだけを車にぶち込み、暫しの避難休憩。

  
さて、オラも再開すっか〜     全体的に一回り型が良くなってきた  エサ切れアウトで泣きの90枚

風雨が治まりカミナリも遠ざかった1時間30分の雷雲中断後・・・16時から再開!
またまたタナ作りに30分ほど要した後、時合もバッチシ決まって順調に竿を絞る。
カラツンが出たらエサを一回り小さくし、2〜3枚連荘で釣って穴が開いたら手水で開きを良くしたエサを2〜3投打った後、再び釣り込むためのシッカリしたエサを打つを繰り返えす。
そうして、雷雲中断分の1時間30分の延長をして終了時の18時(丁度エサ切れ)までで49枚!・・・あと1枚釣ってキリの良い90枚にしたかったのだが、残念ながらエサ切れ。
本日の釣果は、雷雲中断で集中力が途切れ途切れだったけど404989枚!
早朝7時から竿を出していたS藤氏は、午前中底釣り、午後タナ一本半の宙を試み37枚


麩の粒子が荒いとバラケた麩だけを煽り肝心のダンゴに口を使わなくなるし、ウワズリもキツくなるので、スレたへらやガサべらの多い所では麩の粒子が細かくザラツキ感のあるエサを使うのがコツかも?ただし、粘りは禁物だす。














2012年06月02日(土)


・・・乗っ込み後の超食い渋りにお手上げ状態の手代沼・・・



手代沼へ着くと、青森ナンバーの車で駐車場が溢れている。
何だ何だ、日研青森支部の例会でもやってるんだべか?と思ったら、腰パンを履いたバス釣りの若者グループだったのね。
へら釣りをしているのは、S藤氏といつもの常連さんが二名・・・それぞれお好みの定位置に釣り座を構えている。
水位は先日より更に落ちて、満水時から125cm減
早朝6時から、浅ダナの両ダンゴをやっているS藤氏のカウンターは、9時の時点で13枚

  
早朝6時から釣ってました     ダメだ、浮子が動かねぇ〜!    グルテンを作り変えて

ほんじゃ〜オラは、12尺浅ダナの両ダンゴをやってみます。
9時30分、1セット目のエサ打ち開始!
10尺のS藤氏の浮子とオラの浮子の立つ位置は1m程度しか離れていないので、数少ない食い気のあるへらの引っ張り合いだす。

  
久しぶりに釣れた〜っ!      バス少年達が入れ代わり立ち代り  参った!・・・お手上げだす

浮子を替え、エサを調整しながら思いつく限り手を尽くすも・・・頑として口を使ってくれないのだ。
そうして、1セット目終了時の12時30分まで頑張り抜いて、ようやく11枚
浮子を近くに並べてS藤氏のアタリまで止めてしまって、申し訳ないことをしてしまったす。

堰堤で竿を出していた常連さんは
「昨日は下の沼でオデコを喰らって、今日は此処でオデコだ。ここ最近、なして釣れなくなってしまったんだべ」
とボヤキながらお昼で早上がりして行った。



2セット目は、パワーセットでキメてみます。
S藤氏の浮子から少しでも離れるよう竿を10尺に替えて、13時エサ打ち開始!

             
     
パラソルを差していてもあづい          蛇の遠泳

しかし苦節1時間、なんぼ頑張っても頑として口を使ってくれず、たった2枚しか釣れなかったのだ。
なんぼ我慢強いオラでも、ここはキッパリと見切りを付け、浅ダナの両ダンゴに変更します。
エサを作り直し、浮子調整をしてたら・・・ウ○コがしたくなってきた。
ダメだ、我慢できない・・・樹海ドームのトイレへ走ります。

             
     
なんぼか型が良くなってきたかも         メガネのかわいいバス姉ちゃん

30分間のトイレ中断を挟んで、両ダンゴのエサ打ち開始!
へらはすっかりお留守になってしまったので、タナ作りから始めます。
30分ほどしてサワリが出始め、馴染み際の早いアタリに的を絞る。
エサをシメ過ぎるとカラツンだし、柔らかくし過ぎると馴染まない。
シッカリしたタッチだけども、辛うじて馴染むギリギリの調整をすることで、きれいなアタリの出る時合が出来た。
そうして、トイレ中断の30分間を延長した16時30分の2セット目終了時までで33枚
本日の釣果は113344枚だす。

  
頑張れ若者諸君!         乗っ込み後で腹が凹んだ痩せべら  うむ〜、微妙な釣果だす

夕方用事があるというので早上がりをしたS藤氏は、オラが来てからガクンとペースを落とす大苦戦を強いられ23枚の釣果。(申し訳なかったす)

この乗っ込み後の超食い渋りには、ザラツキ感の残るシッカリしたタッチで、尚且つ、タナまでギリギリ
 持つダンゴ作りが決め手になるかも?
 ・・・明日、もう一度試してみるから。














2012年05月30日(水)


・・・なんちゃってカッツケで誤魔化した、超激渋の手代沼・・・



大館市内で給油をし、ヨースケさん御用達のサークルKに立ち寄って腹を軽くしてから手代沼へ・・・。

  
ひぇ〜、風が冷たいこと      切り株にマムシが隠れてるかも?  今にも泣き出しそうな空だこと

沼の水位は先週より更に35cm程減水して、満水時から110cm落ちている。
先客の常連さんは、右側山裾の奥に一人と対岸の護岸に一人。
今にも泣き出しそうな空模様、北東の風が思いの外冷たい・・・スカートを持ってこなかったのが悔やまれる。

定位置に釣り座を構えたオラは、8尺棚一本パワーセットを試してみます。
バラケはS-DESIGNの赤を主体にS-DESIGNの青と大量の粒戦を配合したもの。

  
何で誰も此処に座らないんだろう? 「アタリがねぇ〜」と嘆き節    対岸の常連さんは長竿の底釣り

9時40分、1セット目のエサ打ち開始!
バサバサのボソバラケをギュウギュウ握って500円玉大に丸めて、落とし込みで振り込む。
程なくして、浮子下の周りにガサべらは寄ってきたものの、肝心の棚がなかなか出来ないのだ。

ナジミ際に受けが出始め、1枚目が竿を絞ったのは、エサ打ち開始から30分後
更に30分エサ打ちを続けてようやく棚が出来てきた。

山裾の奥に入っていた常連さんが、あまりの食い渋りに業を煮やしてオラの所へやって来た。
「お宅の方はど〜だ?オラは1時間以上エサを打ってるけど1枚も釣れねぇ〜から頭さきた」
「はぁ〜、やっと時合が出来てきて1時間5枚です。へらは沢山いるけどなかなか口を使ってくれないですねぇ〜」
「ほぉ〜、い〜な。ほんじゃ、あっちの対岸の様子を見てくっから」
と言い残し、今度は対岸の常連さんの所へ行った。

             
  
 たまには、吊り下げたまま・・・パチリ!       時速10枚に1枚足りず

今日は余程食いが渋いのか、大バラケのパワーセットでもへら一向にはしゃぐ気配がない。
バラケを食べてきたのはたった1枚だけだし、下ハリスを50cmまで伸ばしてようやく決ったのだ。
そうして、1セット目終了時の12時40分までで29枚



午後から晴れ間が覗いて暖かくなる予報だったけど、昼飯を食べた後は、寧ろ風が強まり気温が下がったみたい。
ほんじゃ〜、2セット目はカッツケに挑戦だす。
へらがはしゃいで浮いてくることはないと思うけど、回転の速い釣りで頑張ってみませう。
エサは、S-DESIGNの黄を主体にS-DESIGNの青でバラケ巾を調整する。

13時15分、2セット目のエサ打ち開始!
浮子下30cm、ハリス25cm35cmでスタートするも・・・ガサべらはエサの下に真っ黒くなるくらい寄っているけど、悔しいことに、こぼれ麩のみだけをパクパク煽って、ダンゴには絶対に近付こうとはしないのだ。
硬ボソから軟ペトまで早いテンポで打ち返すも・・・とうとうへらは浮くことはなく、40分間もオデコだよ。

  
浅い棚の方が良型だす       小振りだけどリャンコウだす    うむ〜・・・数はそこそこだけど

ここで、浮子下を40cmに伸ばし、ハリスも30cm40cmに伸ばしてガサべら直下の素直なへらを狙う。
これが功を奏し順調に竿を絞り出したが、釣り方はとてもカッツケなどと呼べるものじゃないのだ・・・セミカッツケというよりなんちゃってカッツケだす。
あんなにへらがウジャウジャ犇き合っているのに、素直にスーッと馴染んで、一呼吸置いてからスパッと入るアタリが出るんだすもの。
そんななんちゃってカッツケを駆使しながら、2セット目終了の16時15分までで44枚。
本日は294473枚

うむ〜、枚数的にはそこそこだけど、ど〜も誤魔化しの釣りでお茶を濁したみたいで納得がいかないのよ。
お〜し、今週末は浅棚の両ダンゴできっちり決めてやっからな!














2012年05月25日(金)


・・・正しいサラリーマン釣り師が挑む、超食い渋りの手代沼・・・



S藤氏は好天に恵まれた昨日、休みを取って手代沼へ・・・結構、良い思いをしたみたい。
本日は選手交代をして、オラが休みを取って手代沼へ・・・ヤマメは土日に先延ばしだす。

手代沼へやって来たのは二週間ぶりだすども、へらの活性はど〜なんだすべ?
あらっ、水位が満水の状態から75cm落ちているし、常連さんは誰も居ない。

  
水位計・・・75cm減水    仕掛けを張ったり、エサを作るのは陸の上 この常連さんは対岸が好きなのだ

オラはどうも蛇の存在が気になってしゃ〜ないので、蛇の巣窟の斜面を常に横目で監視できる取水塔正面の階段に釣り台を設置します。
今にも雨が降り出しそうな曇り空の下、ガチャガチャ音を立てて釣り台を設置していると、常連の爺っちゃんが二人やってきた。
一人はコンクリートの護岸に、もう一人はぐる〜っと対岸まで行き、それぞれお気に入りの場所に釣り座を構えた。

  
此処はオラの定位置だす      曇天無風の釣り日和        8寸の美人さん

1セット目は、10尺の両ダンゴ(棚一本半)で様子を伺います。
エサはペレ軽を主体にS-DESIGNの黄と青をブレンド、浮子はムクのスタジオシャローL・・・9時30分、エサ打ち開始!
10投ほどエサを打つと、浮子の下にガサべらは寄ってきてるのだが、肝心の棚がなかなか出来ないのだ。
30分ほど打ってようやくサワリが出始め、一杯目のエサが残り少なくなった頃になってようやく1枚目がきたのだ。
カウンターは1時間でやっと5枚。
かなり活性が低く、ウワズリを懸念するよりも、釣り込むエサを打ち続けるとへらが薄くなってしまうので、時々ボソを打ってへらを集めながら釣らないと続かないのだ。
このペースで地合を作ってからは飽きない程度に竿を絞り、1セット目終了の12時30分までで31枚の釣果。

             
 
    ひえ〜っ!だんだん強くなってきたべさ   7寸の美人さん・・・竿を立てると水面を飛んで来る

えっ、うそ〜っ!昼食を食べ終えるを待っていたかのように雨が降り出してきた・・・天気予報の傘マークは18時以降だったべさ。
傘をセットし、2セット目は、S藤氏が昨日エサ合わせが難しかったというカッツケをやってみます。
竿を8尺に替え、浮子は昔懐かしい碧舟のブラックチャカSを使ってみませう。
エサは棚一本半の時と同じく、ペレ軽を主体にS-DESIGNの黄でシメたもの・・・13時、エサ打ち開始!
浮子止めゴムからオモリまで30cmでスタートしたのだが、なんぼボソのエサを打ってもへらが浮いてこないのだ。
ガサべらが口を開けてエサの下でパクパクしてるだけなのだ。
30分程頑張ったんだけど、ど〜にも我慢できず浮子下を40cmに伸ばす。
すると、浮子が立つと止めが入り消し込みアタリが出るようになった。
ただ、カッツケも棚一本半の時と同じく、時々ボソを打ってへらを集めながら釣らないと後が続かない。
そうして、この低活性下で根性のカッツケを頑張り通したのだ。
丁度、エサ切れの2セット目の終了時・・・最後のエサで上がりべらだい!
「よしきた!これで丁度、80枚!
げっ!・・・スレだす。(ガックシ)
てな訳で、2ラウンド目のカッツケは48枚
本日の釣果は314879枚

             
     
今日、最初で最後のリャンコウだす        泣きの80枚!

乗っ込みの前は9寸からがアベレージサイズだったのに、今はふた周り程小さくなり7寸がアベレージサイズで大きくても8寸止まりだすもの。
それも生意気に、超が付くほどスレてるのだ。
ぶら下がって静止したエサには近寄りもしないし、ダンゴの周りに漂っている麩しか口にしないのよ。
こんな状況の時はダンゴよりも、ウドンのセットの方が手堅いんだろうけど、意地でダンゴをやりました・・・とっても疲れました。

オラは正しいサラリーマン釣り師だから、毎日規則正しい健康生活を送っているのだ・・・なんぼ釣りだからって、早起きはしません。(キッパリ)
今日だって、いつもの出勤時間に家を出て、いつもの帰宅時間に帰ってきました。(エライべさ)














2012年05月20日(日)


・・・口直しの玉川レジャーランド・・・



昨日、登米市の大手口釣り公園で大苦戦を強いられたS藤氏。(I藤氏も一緒に撃沈)
今日は、口直しに玉川レジャーランドへ行くという連絡が入ったので、喜んでお付き合いすることにしたのだ。

  
岩手山もクッキリ・・・快晴だす     秋田駒ケ岳の雄姿      S藤氏と常連さんが一人だけ

オラがレジャーランドへ着いたのは9時半過ぎ。
中央桟橋の奥にお座敷を構えているS藤氏の他に、常連さんは一人だけで閑散としている。
3月の爆弾低気圧が通過した時に破壊された一番奥の桟橋は、修理されることもなく無残な姿のまま残っている・・・桟橋から外れたドラム缶が風に流され、あちこち動き回っている。
早朝6時から竿を出しているS藤氏は、8尺天々両ダンゴをやってみたのだが、ウワズリがキツくてギブアップ、カッツケに変更したところだった。

  
   中央桟橋奥にS藤氏      一番奥の桟橋は壊れたまま    ありゃぁ〜っ、口から外れた!

オラの1セット目は、キツイのを承知の上で8尺天々コンニャクセットに挑む。
浮子はスタジオデザインシャロー XO(ムクトップ)をセットする。

  
ジャミが釣れたら食わせろニャ〜!   丸々モリモリの尺上だす   ウシガエルの交尾を邪魔したみたい

10時エサ打ち開始。
ジャミの猛攻に、中途半端なバラケでは棚まで持たない。
かと言って、硬ボソや粘りを出し過ぎるとカラツン地獄に陥る。
ザラ付き感の残った軟ボソでないと、きれいなアタリを出してくれないのだ。
縦サソイを駆使しながら無理やりコンニャクを食べさせようとしても、圧倒的にバラケを食べてくる確率が高くて、コンニャクを食べてくれるのは3分の1しかないのだが・・・バラケを食べてきても、1枚は1枚だす。
そうして、1セット目終了の13時までコンニャクセットを貫き通して28枚・・・時速10枚には届かなかったす。

             
      
パラソルがないと背中が暑い        八重桜の落花がどんぶらこ・・・邪魔だこと

昼食後の2セット目は、同じく8尺天々両ダンゴ
エサを背負わせたいので、浮子はムクからパイプのX-TOUR XOに取り替える。
エサはS-DESIGNの緑に比重を加えるためにとろスイミーをブレンドしたのが大間違いだったのだ。
重いエサではなんぼ調整しても、サワリすら出してくれないのだ。
このエサを1時間も弄繰り回しながら頑張ったのに、釣れたのはたったの2枚
なんぼ意地っ張りのヨースケさんでも我慢の限界、この重いエサに見切りを付け新しくエサを作り直すことにしたのだ。

  
  デカべらのリャンコウだい     ラージマウスバス・・・42cm      口直しが出来ました

今度はS-DESIGNの緑をベースに、ザラ付き感を出すためS-DESIGNの青をブレンドする。
このエサで、ようやく止めを出しながら深ナジミして、一呼吸おいてスパッと入るアタリが出るようになった。
途中、42cmのバスに翻弄されたりしながらも、2セット目の終了時16時30分までに時速10枚をキープして30枚
ちょっとエサが余っていたので5時30分まで残業し、本日の釣果は28301472枚・・・昨日、三本松池での貧果3枚の口直しは十分果したす。
S藤氏も、後半はカッツケで頑張り通しトータル51枚の釣果に昨日の口直しが出来たと大満足。

ほんじゃ〜今日は、玉川温泉を通る山越えルートで帰えりませう。














2012年05月19日(土)


・・・カラスの餌付けをしに行った三本松池・・・



タイヤの空気圧をチェックしたし、さて何処に行くべかと思案するも・・・この西寄りの強風を避けられる池は限られているべさ。
昨年から全く芳しくないという情報しかないけど、とりあえず三本松池へ行ってみませう。

             
     
予想どおり風がグルグル回っている          常連さんは4人だけ

東側の堰堤に常連さんが4人釣り台を並べている。
此処三本松池は西側に山を背負っているから、北から吹いてきたかと思うと南から吹いてくるし、ふと気が付いたら西からと風向きがコロコロ変わるのだ。
釣れそうな気配はなかったけど、とりあえず常連さんたちの釣りを暫く眺めてみませう。
すると、短竿うどんセットの若者が竿を絞った・・・おっ、へらは居るんだっちゃ。

             
     
此処は案外風当たりが弱いのだ            常連の皆さんも大苦戦

それを見たオラは、すかさず南側のオバーフロー脇に釣り座を構える。
当然、9尺うどんセットで棚は1mだす。

  
ジャミのリャンコウの連発!    このカラス、カメラが大嫌いみたい  ハタキはまだなんだべか?

11時30分エサ打ち開始!
硬ボソのバラケを打つと、一投目からいきなりジャミの猛攻が始まった。
浮子の周りはジャミで真っ黒になり、馴染みも何もあったもんでない・・・メチャクチャ揉まれ、ジャミのリャンコウが連発する。
他の人たちがジャミを陸に捨てているのを拾って食べているカラスが、オラがジャミを釣るたびそのジャミを捨てて頂戴と擦り寄って来る。
ジャミがバンバン釣れて喜んでるのはこの池にシマを張ってるカラスだけだす。
そうしてカラスの餌付けをすること2時間、突然浮子の動きが大人しくなり馴染むようになってきた・・・へらが寄ってきたみたい。
タップリ作ったバラケがあと2投で使い切るという時になって、いきなり浮子が消し込み良型のスレ。
最後の1投できれいなアタリが出て、丸々太ったきれいな尺べら・・・ホッ、これで「ボ抜け」だすども、これからという時にエサ切れとは。

             
    
こっちはハタキが終わった穴開きべら        カウンターはいらなかったす

お小水をしてきてから、同じ配合のバラケを作って再び打ち始めたけど・・・ありゃ〜?せっかく寄ったへらが居なくなってしまったみたい。
またもやジャミの猛攻だす。
そして、またまたカラスの餌付けをすること1時間、ようやく浮子が大人しくなり2枚目のへらが竿を絞る・・・ちょっと痩せ気味の穴開きべら。
間髪置かず3枚目は8寸クラスの小型のへら。
これで地合が出来てきたのかと思ったら、へらは一目散に散ってしまいまたもやジャミの猛攻。
あれぇ〜?竿掛けに乗せている穂先がだんだん水面から出てくるし、手水がいやに汲み辛くなったと思ったら水位が約20cmも落ちていたのだ。
そして、2杯目のバラケを使い切る3時30分まで、とうとうへらが寄ってくることはなくカラスの餌付けのためのエサ打ちをしただけで、ついにギブアップ。

本日の釣果は4時間でたったの3枚・・・su-sanに声を掛けないで良かったす。














2012年05月13日(日)


・・・穏やかな日に再チャレンジするだけの価値がある、下の池・・・



6時30分、S藤氏からの電話で起こされた。
「おはようございます」
「今日、手代沼は日研能代支部の例会に占領され入る場所がなかったので下の池に入りましたけど、どうします?」
「了解、とりあえずオラも下の池に行ってみます。ダメだった鷹巣中央公園にでも行きますから」

  
ず〜っと向こうまで遠いこと    浮子が流されてアタリが出ない  両グルテン(ドボン)の爺っちゃま

ひえ〜っ、なんたら風が強いこと!
それでも、西風だから下の池では背中から風を背負う筈だから大丈夫だすべ。
お墓の前に車を止めてから、堰堤の土手を3〜400mも歩くのが難点だす・・・んだから、オラは此処で一度も竿を出したことがないのだ。
S藤氏の他に、常連さんが二人と対岸で鯉狙いのオッサンが吸い込み仕掛けを投げ込んでいる。

  
ロケーションは最高だども、風が   アリアケスミレ         鯉狙いのオッチャン

げっ、平地では西風なのだがこの池に吹き付けているのは南東の風なのだ・・・手代沼と同じで風が回り込んでくるのね。
底釣りをやっているS藤氏の浮子が右から左へ物凄い勢いでシモリながら流されている。
両グルテンの底釣り(ドボン)をやっている常連の爺っちゃんの浮子も左へ45度傾いてユラユラ揺れている。

  
あいや〜っ、スレだす       ヌ〜ボ〜ッとして大人しい尺上   バス釣りが入れ代わり立ち代り

こ〜ゆ〜日は下手に格好なんか付けず、ドボンをやればいいんだろうけど・・・オラはダメ元で、短竿(9尺)セットの宙をします。(キッパリ)
10時、エサ打ち開始!
上バリは関スレ7号(7cm)、下バリはイブキ1号(40cm)
バラケはS-DESIGNの赤(4杯)・黄(1杯)に粒戦を加えたもの、クワセはコンニャクだす。
バラケはトップ1目盛りを残しドップリ馴染ませ、サワリや止めがあってもなくても1m程流されたら餌を切ってしまうのだ・・・時間にしたら10秒以内だす。
30分程エサ打ちを続けると、浮子が立つと同時にサワリや止めが出て、一呼吸置いてスパッと消し込むアタリが出るようにはなったのだが・・・尽くカラツンなのだ。
それでも、ポツリポツリ拾って1セット目終了の13時までで13枚の釣果。

  
強風でアタリが出ない       アベレージは、尺〜尺上だす     この強風下、根性の34枚

昼食後の2セット目も再びセット釣り・・・ただし、クワセは感嘆だす。
13時30分、エサ打ち開始!
再び一から棚作りを始め、サワリが出始めるまで30分。
食わせの感嘆コンニャクより軽いので落下速度が微妙に遅くなって、止めやサワリが出やすくなるのだ。
試しにコンニャクを付けてみると、サワリがピタッと途絶えてしまうのだ。
そうして、風が弱まった時を見計らいながら的確なアタリを捉え、2セット目終了の4時30分までで21枚の釣果。
この強風の下、宙釣りで132134枚だからヨシ!としよう。
因みに、早朝6時30分から頑張っていたS藤氏はとうとう最後まで強風に翻弄されっぱなしで、無念の19枚

この池のアベレージサイズは尺上なのだが、マブみたいに最初の一伸しだけであとはすぐ観念して大人しく上がってくるんだわ。
玉の柄が折れそうになるくらいの重量級なんだけど、無駄な体力は一切使いませんというかイマイチやる気が感じられないへらたちなのだ。
それでも、穏やかな日に再チャレンジするだけの価値がある池だす・・・重い道具を背負って歩くのがちょいと辛いけど。














2012年05月12日(土)


・・・重量級べらが消え、腹の凹んだガリべらばっかしになった手代沼・・・



朝から雨で3月下旬の気温に、一旦仕舞い込んだフリースを再び引っ張り出す。
幸い風だけは弱いので、雨が小降りになるのを期待して手代沼へ・・・。

             
     
おっ、やってるやってる            山裾の奥に常連さんが一人やって来た

手代沼へ着いたのは9時30分、さすがに雨の中竿を出しているのはS藤氏ただ一人。
S藤氏は6時から竿を出し、底釣りで丁度10枚の釣果・・・気温が下がったためか、食いはかなり渋そうだ。

オラが釣り台を構えるのは定位置の階段だす。
パラソルを立てていると竿が振りづらいので、1セット目は10尺の竿を繋ぎ、ゆっくり竿が振れるバランスの底釣りをします・・・この底釣りが、本日の間違いの始まりだったのす。

  
此処で10尺の底はするもんじゃない  S藤氏は15尺の底で・・・    意地を張った釣果

10時、餌打ち開始!
30分ほど餌を打ってようやくサワリが出始める。
チクッと入る教科書どおりのアタリにアワセると、ガキッと根掛かりの連発・・・ハリスの消耗が激しいこと。
ここは素直に11尺以上の竿に取り替えればいいのだろうけど、オラにも意地ってもんがあるのだ・・・何の意地?(竿を取り替え、一から浮子合わせと棚取りをするのが面倒なだけなのだ)
それでも、1セット終了の13時まで3時間、底のゴミ浚いと根掛かりでハリスを10本以上消耗して、釣果はたったの15枚だす。

             
    
釣れるのは7〜8寸のガリべらばっかし       S藤氏、カッツケで怒涛の入れガカリ

2セット目は、棚一本半の両ダンゴの宙
S-DESIGNの黄と青で、13時30分餌打ち開始!
この配合がバッチシ決まり、初っ端からビシバシ。
しかし、この餌1ボールを1時間で使い切ったので、次はちょいと色気を出し未だ一度も使ったことがないS-DESIGNの緑に黄を配合・・・この餌作りが本日2度目の間違いだったのだ。
このS-DESIGNの緑って、結構重くてやたら粘りが強いから、ズドッと馴染むだけで止めもサワリも出ないのよ。
ペトペトまで柔らかくしたり、生麩を足してバラケを促進したり、空気を含ませたりとあの手この手を尽くすも1時間30分でたったの3枚しか釣れなかったんだから。
2セット目の残り時間30分は、再び最初のバッチシ決まった配合で餌を作り直したけど・・・時既に遅く、時合はすっかり崩れてしまっていたので辛うじてポツポツのペース。
そうして、2セット目終了時の16時30分までの3時間で丁度30枚
本日は、2セットやって153045枚
最後にカッツケで怒涛の入れガカリを演じたS藤氏は46枚

             
     
丸々太ってるのも釣れました           本日は2回間違いを犯しました

10日前までは丸々太った9寸がアベレージで、時折尺上が混じっていたのに・・・あの重量級べらの姿が消え、腹の凹んだ7〜8寸のガリべらばっかし。
ハタキが終わったら、またアベレージサイズが戻ってくるんだべか?














2012年05月06日(日)


・・・営業べらに翻弄された廻戸池(雷雨で早上がり)・・・



連休後半を古川で過ごしていたI藤氏のリュクエストにお応えして、su-sanと支障、ゆみさん、ヨースケさんは廻戸池に参集した。

             
     
なかなかいい感じじゃん             へらは浮いてるけど・・・?

今にも雨が降り出しそうなこのお天気・・・午前中いっぱいが勝負かも?
早目にやって来た支障とゆみさんは、既に竿を振っている。
営業べらは浅棚に浮いて、いかにも活性が高いように振舞っているが・・・食いはイマイチみたい。

  
su-san、竿掛けをセットしてないよ ゆみさんの力玉をシッカリ食ってきた  和竿がきれいな弧を描く

奥から、支障、ゆみさん、su-san、ヨースケさんの順に並んでお座敷を構える。
ところで、約束の9時なっても言いだしっぺのI藤氏だけが未到着だす。

  
お〜し、釣り開始だす       I藤氏も両ダンゴで釣り開始    食い渋りと言うより、へらが薄い

9時20分エサ打ち開始!
I藤氏は30分遅れで到着し、ゆみさんとsu-sanの間に釣り座を構える。
竿は9尺、ハリは上下とも関スレ5号でハリスは20cmと28cm、棚は一本半、エサはS-DESIGNの黄(3杯)・青(2杯)。
はじめはオラもこの営業べらに騙され、両ダンゴの宙で攻めるも・・・僅かにサワリがあっただけで10時30分まで1時間強、食いアタリは全くなし!
サワリもトメも出ないので、へらそのものが薄いものと判断して両ダンゴはキッパリ諦める。

  
初釣果・・・穴開き病?      11時頃までは穏やかだったが・・・   8寸クラスの廻戸べら

10時45分セットの拾い釣りに変更。
上バリは関スレ7号(7cm)、下バリはイブキ1号(40cm)
バラケはS-DESIGNの赤(4杯)・黄(1杯)に粒戦を加えたもの、クワセはコンニャクだす。
バラケは、トップ1目盛りを残しドップリ馴染ませる。
スパッと入る頂きアタリは、尽くカラツンなのだ。
バラケが落ちてしまうとアタリが出ないので、バラケが残っている間のチクッというアタリに的を絞る。
そうして、玉網が乾くペースで竿を絞るも・・・su-sanから「10枚は釣ったでしょう」と言われたけど、実はエラやアッパー掛かりの微妙なアウトでカウンターが押せないのす。

             
     
雷鳴と共に俄かに掻き曇り・・・!         2時間でたったの5枚だす

空模様が次第に怪しくなり、雷鳴と共に強風が吹き荒れ始めた。
12時半を過ぎると空は掻き曇り、雷もすぐ傍まで近付いて来た。
こりゃ〜、ヤバイ!急げや急げで撤収開始。
釣り台を片付け終え、東屋に駆け込んだところで・・・ピカピカ・ゴロゴロ、ドバ〜ッと強烈な雷雨。
ずぶ濡れになるのは辛うじて免れ、ちょっと遅いランチタイム・・・この雷雨の中、雨合羽も羽織らず山菜採りに興じていた人もひとりいたけど。

             
     
強烈な雷雨だす!                雷雨をものともせず

本日の釣果は、9時20分から10時30分までの1時間10分(両ダンゴ)は・・・オデコ!
10時45分から12時45分までの2時間(セット)で・・・たったの5枚だす。
この池は、営業べらに騙され一見活性が高いような錯覚を起こすけど、実は魚影が薄い(トメやサワリが少なく、簡単にエサが馴染むもの)ようなので、ジックリと拾い釣りに徹するのが良策と思慮されます。

2時過ぎ、お話友の会を終えこれから鶴岡へ帰るI藤氏と鬼怒川遠征での再会を約束して、豪雨の中をそれぞれ帰宅の途に・・・気温12℃、ど〜りで寒い訳だす。














2012年04月30日(月)


・・・GW第三日目、三日連荘の手代沼・・・



掃除・洗濯をひととおり終えてから出発します・・・単身赴任者は主婦の仕事もこなしてるから忙しいのだ。
桜満開の大館、市内をちょいと遠回りしてきたので手代沼へ着いたのは丁度10時・・・給油をしてきたんだけど、セルフって一人でやったことがないもんでちょっと焦りました。

  
滅多にお目に掛かれないJR花輪線  樹海ドームの桜も満開です    今日は若者も参戦

この陽気に誘われてか、見慣れない若者や地元のご老人が竿を出している。
常連さんたちは付近の沼の乗っ込み狙いに出掛け、GWに入ってからは手代沼には顔を出していない。

  
いい感じで竿を絞ってるね     オラのお座敷はS藤氏の左隣    尺上・・・重てぇ〜こと

オラの定位置には若者が入っているので、S藤氏の左隣にお座敷を構える。
さて今日は9尺棚一本の両ダンゴをやるんだけど、エサはガッテンバラケマッハの二種類だけでエサ合わせをやってみませう。
実は何てことない、オラはガッテンのあの鶏の配合飼料みたいな臭いが嫌いなので早く使い切ってしまいたいだけなのだ。

             
    
枯法師って見た目よりパワーがあるすべ      この勢いだば、今日は束超えか・・・?

10時30分、1セット目開始!
S藤氏は今日も5時半にやって来て、既に41枚も釣っているから、オラがこの時間から始めてS藤氏に追い付くのは至難の業だすべだ。
生意気にもエサにちょっとでも粘りが増してくると、へらはウジャウジャひしめき合っているのにピタッとアタリが遠退いてしまうんだわ。
ボソッ気を残したままいかにエサを棚まで持たせるかが鍵なのだ。
とにかくエサを棚まで届けて、ナジミを出せればきれいなアタリで良型が乗ってくるのだ。
そうして、粘りを出さずにエサを棚まで届けることだけに神経を集中して1セット終了の1時30分までの3時間52枚

               
     
ひえ〜っ、すげぇ〜パワーだ           オラはリャンコウだす

昼食タイムで30分ほど休憩して、2時から2セット目を開始!
エサの配合は1セット目と全く同じだが、今度はちょいと色気を出して浮子をムクトップに交換してみる。
ところが、これがまた大失敗。
オラが持ってるムクトップで一番小さいのがボディーが11cmもあるもんだから、1セット目で使っていたX-TOURのボディー5.5cmの3倍強のオモリを背負うのね。
仕掛けが重すぎるもんだからサワリは激減し、この浮子で釣れたのはたったの2枚だけ・・・余計なことをして30分もロスしてしまったわい。

             
     
2セット目終了時                ちょっと残業して、キリの良い90枚

結局、元のチャカ浮子に戻して地合を作り直し、2セット目の終了時間の5時まで頑張るも3時間37枚
52+37=89枚、キリの良い90枚まであと1枚だったので、ちょいと残業して本日の釣果は90枚
S藤氏は午後からカッツケにも挑戦し、またまた自己記録更新の78枚・・・次回は、目標80枚超えだすな。

なぬっ、明日は年休を取得したいって・・・はいはい、了解だす! 家庭サービスをするのね。














2012年04月29日(日)


・・・GW第二日目、カッツケも大分上向いてきた手代沼・・・



今日も降水確率0%に恵まれた大型連休前半二日目
気持ち良く目覚めたと思ったら、既に8時を過ぎていた・・・昨日の疲れが抜けきっていないんだもの。
今日も顔をサッサッと洗いコーヒーを一杯飲んで、徐に手代沼を目指す。

げっ、大館の市内に入るとそこいら中に誘導棒を手にした警察官や交通整理員が張り付いており、大渋滞と言うより車が全く進まないのだ・・・そ〜か、山田記念ロードレース大会って今日だったのね。
最後のランナーが通過するまで約40分間、ジッと我慢の子・・・お小水がしたくなって大変だったんだから。
一応大会と名の付くマラソンなんだから、それなりの練習を積んだ人が参加するもんだべさ・・・最後の方に走ってくる人たちなんて、「おいおい」と言うような人たちばっかしなんだもの。

             
   
マムシの子供が一丁前にとぐろを巻いてるべさ      S藤氏は指定席に・・・

そんなこんなで、手代沼へ着いたのは10時30分
S藤氏は昨日の疲れなどものともせず、今日も早朝5時半頃から竿を出しており、底釣りで32枚も釣っていた。

  
お〜し、1セット目の開始だす   S藤氏は順調に竿を絞ってるすな   泣き尺だす

いつもの定位置、取水塔正面階段にお座敷を構え、1セット目は11尺うどんのセット(深宙)。
クワセは感嘆とコンニャク、バラケはS-DESIGNの赤・青に粒戦を加えたものを作り、エサ打ち開始は11時
活性が高くなってきているからか、2投目にはコンニャクをシッカリ食ってきた・・・まだ地合も作ってないうちから釣れるのって、超〜ヤバイんですけど。
案の定、棚までバラケを持たせるのが精一杯でクワセを食わせるなんて至難の業。
そうして1セット終了の2時まで、ウワズリを気にしながら試行錯誤の3時間27枚


30分ほど休んで、2セット目は8尺両ダンゴのカッツケだす。
S-DESIGNの黄4杯と青1杯の配合で、エサ打ちを開始したのが2時30分
棚は、浮子止めゴムからオモリまで40cm、関スレ4号にハリス03号の20cmと28cm。
生意気にもナジミ際にアタリは出ず、深ナジミして一呼吸おいてからでないとアタリが出ないのだ。
途中、シッカリ手揉みを加えないとエサが持たなくなってしまったので、色気を出してグルバラを加えたのが大失敗。
ペトペトまで柔らかくしても、頑としてアタリを出してくれないのだ・・・ノーアタリの無駄な20分間だったす。

  
宙でも順調だすな         カッツケでリャンコウだす     辻褄を合わせて80枚(2枚残業)

手抜きの粘り系エサは捨てて、新たに最初の配合で作り直す。
このエサで再び地合を取り戻し、2セット終了の5時30分までの3時間51枚の釣果。
トータルで27+51=78枚だったので、ちょっと残業して80枚に辻褄を合わせてから勘弁してやることにしたのだ。
S藤氏は、本日も自己の記録を更新して72枚だったす。

                
              
S藤氏の次男・・・一人でもちゃんと釣れました

車を停めたすぐ脇の側溝に、マムシの子供が・・・S藤氏の息子さんもマムシの子供を2匹も見たって。
常連さんが「日当たりの良い斜面はマムシの巣だ」って言ってたけど、本当だすな。














2012年04月28日(土)


・・・GW第一日目、3セット3種類の釣りを試してみた手代沼・・・



大型連休前半、降水確率0%の快晴に恵まれた三連休の初日。
12時間竿を振り続けるのだと張り切っているS藤氏、今日も早朝5時頃から竿を出していると言う。

オラが起きたのは普段どおりだけど、顔だけサッサッと洗って速攻で釣道具を車に積み込む。
お約束の樹海ドーム脇のサークルKで腹の中を軽くしてから手代沼へやって来た。
S藤氏の他に、塗装屋のお兄ちゃんと山裾奥に釣り座を構えている地元の爺っちゃん、それと東北をへら釣り行脚をしていると思しき関東の二人組みだけ。
やっぱ、GWに釣りっこをやってるのは非国民なんだべか?

  
塗装屋のお兄ちゃん、久しぶりだすな   オラは山裾の奥へ・・・         ショウジョウバカマの群生地だす

取水塔正面の階段のすぐ脇へ塗装屋のお兄ちゃんがS藤氏と釣り台を並べて竿を出しているので、オラは山裾の奥の方へ釣り台を構えることにします。
此処は、午前中は日陰になっている場所なのだが、ショウジョウバカマが群生していて雰囲気は申し分ない・・・ちょっと寒いけど。

  
水深がありオラ好みのポイントなのだ   1セット目の基エサだす          元気印の1枚目

今シーズンのテーマは・・・『ワンセット3時間のエサ合わせ
先ず1セット目は、9尺両ダンゴの浅棚を試してみます。
エサは、S-DESIGNの黄と青をベースに浅ダナ一本でシメながら調整。
9時、エサ打ち開始!
今季初の両ダンゴのエサ合わせは、教科書どおりに硬ボソでの棚作りから始め、20分ほどで浮子が動き出してきたので徐々に柔らかい方向へ手直しをしながら釣り込んでいく。

  
これは尺上だす               浮子止めの輪っかが・・・!       東北行脚・・・関東の二人組

なんと、2時間30分を経過した時点でアワセをくれた時、浮子止めの先端の輪っかが切れて浮子が沖へ飛んで行ったのよ。
風に流され山裾と平行にどんどん流されて行く・・・今季購入したばっかしの忠相のX-TOURだすもの、急いで18尺の竿を繋いで必死になって追いかけたもや。
浮子は20〜30mほど追いかけてやっと回収したけど、1セットの予定時間は終了。
ようやく地合が出来て順調に竿を絞り始めたのにアクシデントに遭い、釣果は2時間30分21枚

  
いつもの定位置にお引越し        2セット目の基バラケ           S藤氏も順調に竿を絞って

2セット目はうどんセットだす。
塗装屋のお兄ちゃんは用事があるので早上がりをするというので、オラはいつもの定位置取水塔正面の階段へお引越しすることに。
向こうのポイントは、ロケーションは良いけどシベリアだすもの・・・こっちは南国であづい!

さて、クワセは感嘆とコンニャク、バラケはS-DESIGNの赤・青に粒戦を加えたもの。
12時30分、エサ打ち開始!
先週からイマイチ低調でクワセを口にしてくれないセット釣り・・・今週も相変わらず低調で、バラケにばっかしアタってクワセを食べてくれないのだ。
試行錯誤のバラケ調整の末得た結論は、クワセがぶら下がってしまうと興味を示さなくなるのね。
そこで下バリをイブキの05号に落とし、ハリスを30cmから40cmへ伸ばしてクワセをゆっくり落下させるようにする。
これが的を射て、順調に竿を絞り始めた矢先・・・アワセた瞬間、浮子の下から仕掛けがブチッと切れて持って行かれてしまったのだ。
浮子が無事だったら良かったけど、またまたアクシデントで仕掛作りだす。
そうして、仕掛作りに15分ほど時間を取られ、釣果は2時間45分27枚

  
S藤氏の三男、若者はバス釣りなのだ   次男と三男・・・!           カッツケで釣れる黒いへらも元気印だす

最後の3セット目は竿を8尺に替え両ダンゴのカッツケ。
エサはS-DESIGNの黄と浅ダナ一本で始めてみる。
4時、エサ打ち開始。
浮子のトップがナジミきったらエサを切る一方通行のカッツケはなんたら忙しいこと。
不思議なもんで、普通の両ダンゴやセットだとへらはかなり湧いてくるんだけど、回転の速いカッツケだとなしてへらが湧かないんだべ?・・・ちょっとバラケを促進させるため、S-DESIGNの青を追い足しをしてみる。
そのダンゴを打って、浮子に止めが入るまで20分も要したんだから。
その後、少しずつ地合が出来てきて順調に竿を絞り始めるも、まだ本来のカッツケのような活性には至らない。(時期尚早かな?)

  
本日の総釣果だす             次男・・・うわ〜、すげぇ〜引きだ    三男・・・小振りだがシッカリ食ってるね

そうして、納竿の5時15分まで一方通行のエサ打ちを頑張って、釣果は1時間10分18枚
その後夕方の6時まで、連休で帰省してきたS藤氏の次男と三男のへら釣体験コーナーだす・・・エサ付け・振込み・アワセと、どれも結構難しいもんだすべ。

1セット3時間ずつに区切って全く別の釣りをすると、その都度棚を作り直して地合を作り出すことを一から始めるのってすごく勉強になるし、面白いもんだすな。
本日の釣果は21+27+18=66枚、早朝5時から12時間頑張っていたS藤氏は自己記録更新の56枚でした。














2012年04月22日(日)


・・・昨日とは一変、うどんのセットが全く効かなくなった手代沼・・・



昨日に引続き手代沼だす。
頑張って早めに出て来たつもりなんだけど、どうした訳か到着は昨日より30分も遅かったす。
日研大館支部の例会が入っているので、果たしてオラの入る場所はあるんだべかと心配してきたけど・・・杞憂だったす。
例会参加者は、対岸の浅場や山際の窪地にそれぞれてんでんバラバラに離れて釣り座を構えているので、駐車場前の取水口付近にはS藤氏一人しか入っていない。

  
S藤氏は定位置に陣取っていたね  5時前から始めて22枚釣りました  S藤氏にピッタリ寄り添って

げっ、今日も朝から東寄りの風が強いってが。
4時にやって来て5時前から竿を出していたS藤氏、8尺両ダンゴの宙22枚の釣果を上げていた。
今日は正面からの風がまともに当たるオラの指定席(階段)はパスして、お話が見えるようS藤氏の左側に寄り添うようお座敷をセットする。

9時30分8尺うどんのセットで釣り開始。
この時点でS藤氏の釣果は24枚・・・ちょっとキツイけど追い付けるよう頑張ってみます。
強い風が右から左へ吹き抜け、反対に水中の流れは対流で左から右へ流れているという最悪のパターン。
20分ほどエサ打ちしてようやくサワリが出始めるも・・・なかなか食いアタリが出ない。
ボソのバラケを打つとサワリも消えてしまうし、反対に粘りを出すとバラケにアタるカラツン地獄。
たま〜に竿を絞れば、バラケを食っている。
悔しいことに、粘り気のある両ダンゴでジッと待っているS藤氏の方が明らかにオラより釣っているのだ。

  
セットではアタリが出ねぇ〜こと  波は昨日よりマシだけど、風は強い  バラケしか食ってこないってが

午前の釣果は、間もなく30枚に届こうというS藤氏を尻目に、あの手この手でバラケを調整しても遅々として釣果は伸びなくてようやく10枚だよ。(ガクッ)

午後からも、浮子を大きくしたり小さくしたり、ハリスを長くしたり縮めたり、バラケの開きを押さえたりバラケさせたりと八方手を尽くすも・・・やはり、たま〜に釣れるのはバラケを食った時だけなのだ。
3時30分までうどんのセットで頑張ったけど、も〜う限界!こ〜なったら、棚一本両ダンゴに変更します。

  
久々に食ってきたよ        重てぇ〜!尺上だす        追撃虚しく、S藤氏に2枚及ばす

浮子のトップが沈没したらエサを切る、一方通行の釣りだす。
これも20分ほどエサ打ちを続けていると徐々に留めが入り、スパッと消し込むようなアタリが出始めた。
2〜3枚釣っては暫く穴が開き、また2〜3枚釣っては穴が開くというパターンを繰り返し、エサが無くなる5時過ぎまで頑張ってS藤氏に2枚及ばずの34枚

東寄りの強風がとうとう夕方まで止むことなく吹き続けた厳しい条件の下、両ダンゴの一方通行の釣りは、エサ打ちがあまりにも忙しくてとっても辛かったす・・・年を取るととってもキツく感じる釣法だすな。
お年を召した方が、何故グルテンでジッと待っているか良〜く分かったもや。

しかし不思議なもんだすな。
昨日はコンニャクをはじめ、感嘆でも力玉でもバラケを深ナジミさせてからアタリを取ればシッカリ乗ってきたのに、今日は一変、うどんのセットは何をやっても全く効かなくなってしまったのだ。
こ〜ゆ〜こともあるので、これからは両ダンゴの釣りも率先して練習しておかないとヤベ〜っすな。














2012年04月21日(土)


・・・ようやく動き出した手代沼のへら(強風下でのリベンジ編)・・・



まだ巣離れしていなかった先週の日曜日、手代沼で一日中エサ打ちを続けたにも拘らず、一度も浮子が動かず完璧なオデコを喰らってしまった。
好天に恵まれた一昨日、S藤氏が出勤前の2時間と午後から仕事を休んで手代沼へ向い、三角波が立つほどの強風にもめげず、まずまず釣果を得たのでへらは完全に動き出したようだす。

              
 
えっ、5時前にやって来て5時30分から竿を振ってるの      なかなか良い型じゃん

「朝早く行ってへらを寄せてますから、なるべく早く来てくださいね」と言うS藤氏の言葉を他所に、相変わらず重役出勤のヨースケさん・・・んだって、布団から出るのがとっても辛いんだすもの。
それでも頑張って8時30分には手代沼へ着いたんだからエライべさ。
早朝5時30分から竿を出していたS藤氏の他に、常連さん数人が風の影響の少ない思い思いのポイントで竿を振っている。
早くも、対岸の浅場ではハタキが始まっているという。
15尺の底釣りをやっているS藤氏の釣果は朝から3時間9枚

  
  オラの指定席だす     今日は段差の無い座布団で決めてみました 本日の1枚目、丸々太った良型

何処へ入っても北東の風は避けられないので、取水口正面の階段(オラの指定席)に釣り台を設置し、10尺うどんセットの仕掛を張る。
9時、エサ打ち開始!
20投ほどエサ打ちをしてようやくサワリが出始め、浮子のトップ一目盛を残してどっぷり深ナジミさせ、トップが戻し始めてからの力強いアタリを取りと、9寸クラスの元気印が竿を絞る。
生意気なことに、バラケが落ちてしまうとアタリが出ないのだ。

2杯目のエサを打ち始めると、北東の風が唸りを上げて吹き付け始めた。
波がダポンダポン打ち寄せ、浮子が斜めに傾いだままの状態でアタリもサワリもあったもんじゃない・・・磯のクロダイ釣りみたいなもんだす。
こりゃ〜、宙釣りは無理だと判断・・・底ダンゴとグルテンを作り、苦肉の策のドボンに挑んだのである。
そのドボンも、振り込む度に強風に煽られ、右へ飛んだり左へ飛んだり、はたまた失速して手前に戻されたりで、まともな釣りにはならず1枚も釣れなかったす。
そんな中、8尺一本の棚に粘りの強い両ダンゴで浮子が流されてもジッと待ているS藤氏がポツポツだが竿を絞る。

              
    
ダポンダポンの波が消えるのを待って       エサを作り替えた直後は釣れるのだが?

昼食後、若干風が弱まってきたようなので、再び10尺のうどんセットに挑む。
ボディー5.5cmのチャカ浮子を使っているので、ダポンダポンの波が立つと水中の仕掛まで動くのでアタリを出してくれないから、勝負は波が治まっている時だす。

              
     
尾が長くてナイスバディーだべさ           強風下の釣りは辛かったす

強風はとうとう夕方まで止むことは無く、5時まで頑張ってヨースケさんの釣果は41枚
始め目標を36枚に設定していたS藤氏・・・最後は30枚に下方修正するも、力及ばず泣きの29枚に終わった。

今日のキーワードは、浮子のトップ一目盛を残してどっぷり深ナジミさせることに尽きるのだ。














2012年04月15日(日)


・・・未だ巣離れしていなかった手代沼・・・



今朝はS藤氏と待ち合わせ時間の約束をしていないので、目覚ましは掛けず8時に起床・・・健康的だすべだ。
カーテンを開けると、眩しいばかりの日差しが射し込んでストーブを点けなくても十分暖かい。
こんなに気持ちの良い日は、部屋中の窓を開け放ちキャンディーズのレコード聴きながら掃除洗濯をするのが正しい単身赴任者の生活なんだろうけど、既にS藤氏は手代沼でオラが行くのを首を長〜くして待っているだろうから、コーヒーを一杯飲んでウ○コをしたら頑張って早めに出発しませう。

  
雪代真っ盛りの米代本流      石野橋下流の荒瀬        手代沼へ行く時はお世話になります

ヤマザキデイリーストアーへ立ち寄りお約束の焼き立てパンを購入し、ホームセンターでトイレを拝借してもう一度腹を軽くする。

  
積雪30cm、勢いと根性で登るのだ  お天気はいいけど、水の色が不吉だす  浮子は一度も動かないのだ

手代沼へ着いたのは10時過ぎ・・・S藤氏と常連さん二人、若者が一人竿を出している。
ちょっと気になるのが、透明度は高いものの生物反応が感じられない不吉な水の色だす。
案の定、早朝6時30分からエサ打ちを続けているS藤氏、未だアタリもサワリも皆無だと言う。
他の常連さんたちの浮子も一度も動いてないと言う。
そんな状況を暫く眺めていても仕方がないので、S藤氏の左隣に釣り台を構えエサ打ちの練習をしながらお話友の会を興じることにする。

             
     
バラケ研究会だす              浮子と水中のバラケはピッタリ同調している

オラは9尺天々でウドンのセットだす。
透明度が高いのでバラケを振り込むと、落下していく過程がすっかり確認できる。
浮子が馴染みきると少しずつ戻してからバラケがハリから抜け落ちる様子が丸見えなのだ。
溶けたバラケが底に降り積もり、次第に白くなっていく・・・魚が居ないのがますますハッキリ見えるのだ。(ジャミも皆無)
へらが寄って来る気配は全くないので、今日は釣るのを諦めてバラケ研究会にします。

              
   
積雪の残る東側の山裾へお引越ししました    浮子は一度も動かなかったし、もじりも皆無

3時、もしかして水温の上がりやすい浅場だったらへらが寄って来るかも?と、東側の山裾に釣り座を移動する。
水深は3m程、9尺棚一本半のウドンのセット。
やはり、バラケが降り注ぐ様子が手に取るよにうに見え、次第に底が白くなっていく。
短竿だとへらから丸見えで、怯えて寄って来ないのかも?と考え、竿を12尺6寸に替えて5時近くまでエサ打ちを続けてみるも、とうとう浮子は一度も動くことは無かった。

これだけエサを打ってもへらが寄って来ないということは、ようやく氷が融けたばっかしで未だ巣離れをしていないものと思慮される。
今日一日、浮子は一度も動かなかったけど、バラケ具合がすっかり見えてとても面白い勉強ができたので全く飽きなかったのだ。
理想的なセットのバラケは、シッカリ深ナジミして、下ハリスが張りきるタイミングに合わせてハリから抜け落ちて、クワセに降り注ぐことだす。
ハリから抜け落ち、モワ〜ンとなったバラケの塊って、へらにとってはとっても魅惑的かも?














2012年04月14日(日)


・・・今季初の野釣り(天王長沼遠征)・・・



今日は天王長沼遠征!オラにとって今季初の野釣りだす・・・嬉しいことに、秋田の釣仲間(元同僚)のW辺氏T屋氏H沢氏も駈けつけて来てくれるという。
S藤氏が「なるべく早く行って釣りましょう」と言うので、オラは「ほんじゃ〜、頑張って早起きして現地8時着にすっか」と言ったら、「えっ、そんなに遅いんですか?せめて6時にしましょうよ」だって!
結局、二人の希望時間の中間で妥協し、7時現着ということに決定!・・・ひえ〜っ、それでも十和田ICの出発時間は5時だすべだ。

             
    
 昨年12月のリベンジにやって来ました       H沢氏は6時前から頑張っていたのだ

今日はS藤氏の高級スポーツカーAudiで、これでもかという勢いでかっ飛んで行ったもんだから、天王長沼へは予定時間より30分も早い6時30分に到着した。
H沢氏は、北側堰堤の西端にあるポンプ小屋の階段に釣り台を設置し、既に6時前から竿を出しているという。
程なくしてW辺氏も到着、H沢氏の左隣にW辺氏、その隣にヨースケさん、S藤氏と等間隔に並んで釣り台を設置。

  
北側に陣取った仲間達      底釣りは13尺5寸以上でないと根掛かりが  両ダンゴの宙はキツイべさ

それぞれのスタイルで釣りを開始したのは7時30分
東京は小雨が降って肌寒い一日だったようだが、こちら秋田は微風でポカポカ陽気、ちょっと汗ばむ絶好の釣り日和だす。
ただ強烈な花粉症を患っているH沢氏は、お気の毒なことに大きなくしゃみを連発しならが竿を振っている。

  
一人だけ順調に竿を絞っているW辺氏 H沢氏のはバックオーライ    カッツケは全く効かねぇ〜

宙釣りのオラやS藤氏は、初っ端からジャミ(オイカワ)の猛攻に悩まされる。
そんな我々を尻目に、13尺5寸で両ダンゴの底釣りをしているW辺氏だけが順調に竿を絞っている。
そうこうしていると遅ればせながらもT屋氏が到着し、S藤氏の左隣へ釣り台を設置して両ダンゴのカッツケで挑むも・・・撃沈。
それではと、みんなで短竿の宙に替えて挑むも・・・撃沈。
宙釣りのオラはお昼までにたった8枚しか釣ってないのに、W辺氏は底釣りで16枚・・・ダブルスコアのビハインドだす。

  
型は大きくないがパワフルだす   頑張れ、スポーツ少年団!     やっぱり底釣りだ

午後からは、短竿を諦めそれぞれの釣り方で挑む。
やはり底釣りが安定しているらしく、S藤氏とW辺氏が両側からオラを煽るように竿を絞っている。
オラの13尺4寸でのこんにゃくセットは、エサ打ちが遅くてへらを寄せきれない。
こ〜なったら、再びエサ打ちの速い短竿(9尺)こんにゃくセットで、W辺氏に追い付け追い越せだす。

  
秋田中央のG藤夫妻        こんにゃくセットで根性の釣果!  お〜し、S藤氏の上がりべら

そうして、5時ちょっと過ぎまで残業して最後の最後でエサ切れになったW辺氏に追い付き、上がりべらで25枚の釣果となりついに逆転!(オラが5投分ほど、W辺氏より残りエサが多かったのだ)
S藤氏も上がりべらを掛け、ツ抜け時速1枚の釣果。
T屋氏は午後から頑張ったものの満足のいく釣果には至らず、明日は泉沢溜池で口直しの予定。
H沢氏も釣果にはイマイチ納得がいかず、帰り掛けに糸こんにゃくを買って帰り、早速糸こんにゃくのサナギ漬けを作るんだと。


今日は、終日セットの釣りでキメてみたのだが、この沼みたいにジャミの猛攻に遭うと、力玉なんかはあっという間にエサが取られてしまい全く釣りにならないのだが、思いの外効果的だったのが糸こんにゃくのサナギ漬けだす。
こんにゃくは弾力がありハリ持ちがいいので、一回エサを付けるとそのままのエサで2〜3枚は釣れるスグレモノなのだ。














2012年03月31日(土)


・・・雨ニモマケズ風ニモマケズ、玉川レジャーランドへ・・・



早朝5時30分・・・S藤氏からのモーニングコールで布団から這い出す。
秋田県内の河川は大雨と雪融けで軒並み増水。秋田市や上小阿仁、北秋田市に洪水避難勧告が発令されている。
今日はW氏と天王長沼で竿を並べる予定だったのだが、残念ながら秋田沿岸は暴風雨の予報に断念する旨の電話を入れる。
しかし内陸部は風が弱そうなので、玉川レジャーランドだったらなんとかなるかも?と、止みそうな気配のない雨の中を大曲へ向かう。

川霧に包まれ幻想的な雰囲気を醸し出している玉川レジャーランドへ到着したのは9時過ぎ・・・この時間でも我々が一番乗りだす。
まさかこんな荒れる予報の日に釣りをしに来る人はオラたち以外に居ないだろうと思いながら一番奥の桟橋の突端に二張りのテントを並べて設置していると、常連さんたちがやってきて中央桟橋に2人と手前の桟橋に2人テントを設置する・・・好きな人たちって結構居るんだすな。

  
川霧が晴れると雨が強まる     テントから出るには勇気が     S藤氏の枯法師がきれいに撓る

10時、S藤氏は8尺天々両ダンゴの宙、オラは15尺両ダンゴの底釣りで釣り開始!
なんと、アタリもサワリも全くないオラを尻目に、8尺天々のS藤氏は初っ端からビシバシ竿を絞っているのだ!
1時間も掛かって、オラがようやくチャンベを1枚釣ったのに、S藤氏は良型を11枚だよ!
更に30分かけてようやく2枚目を釣った時、S藤氏のカウンターは既に16枚
ダメだこりゃ、こんなに見せ付けられたんではもう我慢出来ない、オラも8尺天々に変更だす。
仕掛けはウドンのセット・・・枯法師(Daiwa)vs独歩(SHIMANO)の勝負だす!

  
S藤氏にリャンコウを見せ付けられる オラも8尺(独歩)に変えるもや  常連さんたちはお食事タイム

まずは硬ボソタッチのバラケから打ち始めてみたのだが、アタリもサワリも出してくれない。
徐々に柔らかい方向へ手直しするも・・・それでもサワリを出してくれない。
したらば、バラケに粘りのある麩を加えて粘ボソタッチに変えてみるとようやくサワリが出始め、更に手水を加えて柔粘ボソタッチにするときれいなアタリが出始めた・・・お〜し、これからが追撃開始だす!

  
やっぱ、宙釣りだすな       正面の木ではカラスが子育て中   ミサゴがカラスの雛を狙ってる?

スレ地獄に悩み始めたS藤氏のカウンターに少しずつ迫り、Wスコアーまで追い付き、更に差を縮めようやく肩を並べるかなというところまで迫るも、S藤氏もシッカリ竿を絞り再び引き離されるという一進一退の攻防戦。
そうした競争心を煽る釣りをしながら、S藤氏の目標は先週の30枚1枚でも越えること。
底釣りではツ抜けを目標にしていたが、8尺天々に変えたオラは目標値を40枚に設定。

理想の浮子の動きで教科書どおりのきれいなアタリが出ていたのが次第にカラツン地獄に陥る。
そこで下ハリスを10cm伸ばすと、2〜3枚はパタパタと決まったものの、今度はスレ地獄に・・・10cmは伸ばし過ぎだったかも?

  
オラの上がりべら・・・泣き尺だす  S藤氏の上がりべら       辛うじて・・・目的達成!

そうして、2杯目のバラケを打ち尽くすまで「なして?なして?」と悩み続けながらも、根性の40枚目標達成!
とうとうスレ地獄から脱し切れなかったS藤氏だが、目標値を2枚超えて32枚

風も思いの外強くはならず、一日中降り続いていた雨も撤収時には小降りになってくれたし、この悪天候の下まずまず楽しめただけでも十分満足、雨ニモマケズ風ニモマケズ玉川レジャーランドまでやって来た甲斐があったってもんだす。














2012年01月09日(月)


・・・(遠征編)返り討ちin玉川レジャーランド・・・



早朝5時S藤氏の運転で十和田ICを発ち、一路大曲へ・・・。
7日(土)に遠征する予定だったのだが、生憎の天候に本日に順延・・・今朝の鹿角の気温はー8℃だけど気圧配置は大荒れすることはないと予測。

  
十和田ICの気温          JAFを要請            朝焼けに向かって走る秋田自動車道

途中、国道103号比内中山地区の凍結路面でちょっとしたアクシデントに遭遇し1時間のロス(オラがJAFの会員で良かったす)・・・玉川レジャーランドには9時に到着。

  
珍しくどの桟橋も埋まっている   入口に二人寄り添うように設置   S藤氏が新調した岐山の大砲万力

先客は既に16名、珍しく手前から奥の桟橋まで満遍なく埋まっている。
オラたちは、奥の桟橋の入口付近に辛うじてテントを並べて設置。

今朝方の大曲の気温はー11℃9時現在でもー8℃と厳しい寒さ・・・水面からは靄が立ち上り、周りの木々は霧氷状態で燻し銀のように輝いている。
先月29日、元日、3日と三連荘でオデコ食らっているS籐氏のためにも、超食い渋りの打開策を見出してあげなければと思うのだが・・・この厳しい寒さだすもの到底無理だすべ。

案の定、二人で15尺バランスの底釣り(グルテンセット)から打ち始めるも、アタリもサワリも何〜んもなし。
正午の気温はー4℃、未だアタリもサワリも一度もなし。
奥の桟橋の突端で、9尺〜11尺チョウチンのうどんセットの人たちだけがポツリポツリ竿を絞っている・・・ポツリポツリといってもツ抜けには程遠く、他の人たちはオラたちと一緒で「一回も浮子が動かねぇ〜」と嘆いている。

  
竿から手を離してお手上げのS籐氏  後にも先にもこの一枚のみ    雪が降ってきた

午後からは8尺チョウチンのうどんセットを試すも・・・ダメ!
したらばと12尺チョウチンのうどんセットを試すも・・・これまたダメ!
結局、元の15尺バランスの底釣り(グルテンセット)に戻して、ようやく一枚(新べら)ゲット!
これでオデコは免れたけど、その後再びアタリもサワリも何〜んもなくなり、後にも先にもこの新べら一枚4時の終了時間を迎える。
S藤氏はいろいろ手を尽くすも健闘虚しく、四連荘オデコと記録を更新してしまったのだ。

             
    
今度はもう少し条件の良い日に来るべ       帰り際、またもやアクシデントかい

後片付けを終え、さて帰るべという段になって・・・またもやアクシデント発生!
岩手から来ていた人の車に引っ張り上げてもらって、無事鹿角へ帰ってくることが出来たのだ。
・・・S籐氏曰く「帰ったらすぐJAFに加入するべ」だって。