10’あゆ


                              



                                  釣 行 記






2010年09月26日(日)


・・・今日で納竿することに決めました(阿仁川)・・・



爽やかな秋晴れの下、玉砕覚悟で阿仁川へと向かった。
水温が上昇する午後の短時間勝負でキメてみるのだ。
米内沢地区は、人っ子一人居ず閑散としている。
オラは端から中流部は諦め下流部合川地区へ・・・。

             
   
小石底のチャラには群れ鮎がウジャウジャ       上流部は・・・何だかなぁ〜

合川橋から覗くと、右岸の小石底のチャラに群れ鮎がウジャウジャ居るのが見える。
魅力に乏しいポイントだが、終盤だからこ〜ゆ〜所でしか掛からないもんね。

             
  
野鮎は見えるのだが追い気のあるヤツが少ない    連荘のバラシで引抜き恐怖症になりそうだす

水温を計ると、たぶん15.8℃(オラの水温計はイマイチ怪しく信用性に欠けるのだ)。
昨日の桧木内川に比べるとかなり暖かく感じられる。
フロロ015号を張り(本当は01号を張るつもりでいたのだが、忘れてきたのだ)徹底的に泳がせる。
ややもすれば、すぐ石裏で休みたがるのをテンションを掛けてやり強引に腰?いや尻尾を振らせる。
アタリは微妙で微かにコツッと感じるだけ・・・アタリというより絡む感じなのだ。
背掛かりでも竿を絞るパワーはなく、流れに乗ってユラユラ下るだけなので6.5号の4本イカリでは空中バラシの連荘、I藤氏に貰った3本イカリ(7.5号かな?)に替えてようやくバラシを止めることが出来た。

型は18cm前後で追い星もクッキリしているのだが、もはや鮎と呼べる代物じゃなくウグイと変わりはないのだ。

             
     
2010年の最後はチャラ瀬の肩で         こいつらは鮎の皮を被ったウグイだよ

そうして5時のチャイム鳴るまで、やる気のないおとりにムチを打ち続け、23匹の釣果!
釣れ具合によっては、納竿をもう少し先延ばししようと思っていたのだが・・・今日で納竿することに決めました。(キッパリ)


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2010年09月25日(土)


・・・北海道の川より寒かった桧木内川・・・



天気予報では晴れマークがド〜ンとひとつなのだが、ど〜贔屓目に見ても信じられないもや。
今日は阿仁川へ行く予定を立てていたのだが、この寒さではとても腰まで立ち込んで竿を出す気にはなれず、水に入らずして釣れる桧木内川チャラ広場へと予定を変更。
釣果よりも少しでも体が楽な方を選んだのだ。

             
  
まだ諦め切れず竿を出している人たちがいるのね     誰〜れの竿も立たないもんだすな

どんより雲ってまるで夕方のように薄暗いチャラ広場・・・それでも5〜6人竿を出している。
あまりの寒さに着替えを躊躇い、暫く眺めているも一向に竿が立つ気配がない。
グズグズしてるうちに11時になってしまったわい。
せっかく来て、このままただ引き返すのも芸がないべさ・・・皆さんが釣れないなら、ここはひとつオラが釣ってみせませう。
アンダータイツの代わりに股引を履き、靴下は冬用の分厚いヤツそれにドライジップシャツを二枚重ね着し、防寒着代わりに雨合羽を羽織ったから、寒さ対策は完璧だすべ。

  
水温13.8℃・・・冷てぇ〜っ!   群れ鮎は沢山居るのだが・・・   ジッと拝み続けるだけなのだ

ヒエ〜ッ、なんたら水が冷たいこと・・・水温13.8℃、こんなに冷たい桧木内川は初めてだす。
ゆみさんポイントの階段にドカッと腰掛、カミに飛ばして群れ鮎に馴染ませる。
待つこと10分、ようやく絡んできたのは三重追星の小町アユ。
そうして、タモが乾いた頃にポツリ、また乾いた頃にポツリのペースで掛かる。

             
 
このパラグライダー、無風でとうとう飛び立てなかった   エンジンを背負えばご覧のとおり

オラのカミで竿を出していた爺ちゃまが「あんたは大したもんだ、こんなに水が冷たくて全く追い気がないのによく釣るもんだ。何匹釣った?」と話掛けてきた。
「いや、大したことはないです。ポイントは手前ですから、8mの渓流竿でポイントから外さないようにウロウロさせているだけですから」と謙遜して答えると「それにしても、よく根掛かりさせないもんだ」と、しきりに関心していたけど・・・。

  
日が射し、対岸が輝いてきた    ゴールデンタイムの気配は・・・?  オスはすっかり鮫肌だす

陸から釣っていても、寒くて何回も小便がしたくなるし、濡れた手が悴んでサカバリが上手く打てないのだ・・・北海道の川だってこんなに寒くはなかったもの。
時間と共にアタリが遠ざかり、4時近くになってようやく日が射してきたがアタリは全くなくなってしまった。
この水温ではゴールデンタイムなんて到底無理、時速5匹ペースで18匹!ということで、今日のところは勘弁してやることにしたのだ。


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2010年09月20日(月)


・・・遠征は川の状況を確認したから行くもんだす(小国川)・・・



昨夜、I藤氏から「仙台のS藤氏と小国川へ行く約束をしてるんだけど」という電話があり、「小国川か〜、オラ阿仁川へ行くからパスだな」と初めはお断りしたのだが・・・結局、往復I藤氏の運転だったらとOKしたのだ。

早朝5時起き・・・ひぇ〜、まだ暗いのね。
6時に宿舎を発ち、小国川まで2時間30分。
道中、ず〜っと霧が立ち込めており山形県入りをしたらグッと気温が低くなったように感じる。
日釣り券を購入し小国川左岸の堤防を下って行くと、S藤氏はテトラの沈んでる深トロで竿を出していた。
あいや〜、こりゃ〜ヤバイんでないかい? 30〜40cmの高水で完全な白っ川、水温もかなり低そうでとても釣れそうな気がしないべさ。

  
I藤氏がS藤氏に教育的指導中   鮎は居るけど追わねぇ〜なぁ〜  S藤氏・・・追いはありますか?

それでも、せっかく来たんだから終盤の鮎が集まる場所はないかと心当たりを覗いて見るも・・・ない。
とりあえず、平水であれば瀬肩の広い平瀬になっているであろうポイントへ・・・300m程、汗をぶっ垂らしながら押しの強い流れを遡る。
うむ〜、完全に垢飛びしておりとても釣れるような状況ではないが左岸の瀬肩の縁に若干垢が残っているのを発見。
その縁に沿って弱々しい泳ぎのおとりを上らせる。
10分ほどジッと我慢の子でポイントを外れないようウロウロさせると、ようやく13cmほどの真っ白い野鮎が絡んできた。
このまま行けるかと気合を入れ、此処一番と思われるポイントで待つこと5分、竿をひったくるような強烈なアタリに竿を絞り、おとりが水面から顔を出したまでは良かったが・・・フロロの015号が鼻カンから1mほど上でプッシュ〜ン!だって。
その後、垢の残っている左岸側の瀬を釣り下るも全く音沙汰なし。
午前中の釣果は、悲しいかなプラス・マイナスゼロ!

1kmほど下流へ移動し昼食タイム。
何としても、23日に使う分のおとりを確保したいのだが・・・困った。

                
           
I藤氏とS藤氏は深トロ左岸の残り垢を狙っているようだが・・・

午後から小堰堤シモのザラ瀬に垢残りの小場所を見つけ、30分ほど騙し騙し引き続けようやく掛かったのは、またもや13cmほどの真っ白い鮎。
午前中釣れた鮎もそうだったけど、ここの鮎はスイカの香りは全くせず真っ白でウグイのように生臭いから、天然モノじゃなく放流したF1かも?

I藤氏とS藤氏はカミの深トロを狙っているけど、全くダメみたい。
I藤氏が早々に諦めて川から上がったの確認し、オラもこの川は勘弁してやることにしたのだ。
たった1匹しか釣れなかったのは、状況を確認しないで遠征してきたオラたちが悪いのだ。(深く反省)

参った、23日に使う分のおとりを確保出きなかったわい。
今2時だから、桧木内川まで急いで行けば4時には着けるんでないかい。
したら、1時間は竿を出せるから二人で4〜5匹は釣れるべ。
500〜600mほど上流まで釣り遡って行ったS藤氏に先に帰る旨のご挨拶をし、角館まで2時間の道程を急いだのであった。


  
閑散としたチャラ広場      トンボがカンカンって煩いこと  そこは一番いいポイントだけどダメ?

チャラ広場には、初心者らしき人が一人竿を出しているだけで閑散としている。
此処も御多分に漏れず、先日の大増水で小砂利に埋め尽くされ平らになって魅力がなくなってしまった。
ザラ瀬の瀬肩をサラッとなぞってみるも反応なし。
早々に見切りを付け、若干玉石が残っている右岸側を、弱々しい泳ぎのおとりに渇を入れながらカミ飛ばしで群れ鮎に馴染ませる。
交通事故でもいいから掛かってくれと祈りつつ、5分ほど待ってようやく真っ黄色の小町アユが絡んできた。
I藤氏はおとりを2匹引き殺し、早々に川から上がり初心者らしき釣り人と何やらお話に興じている。
真っ黄色の小町アユがポツリポツリ掛かりようやく調子が上向いてきた頃には、辺りが薄暗くなりはじめ小雨が降り出してきた。
小町アユが5匹あれば、23日に使う分は大丈夫でしょう。
本日の釣果は、往復に5時間30分も掛けて1+5=6匹だってが・・・ガクッ


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2010年09月19日(日)


・・・原点流(ヤマメ竿)で甘露煮用鮎採捕のお手伝い・・・



以前ゆみさんが業界仲間の寄り合いに差し入れをして評判の良かった鮎の甘露煮を、またまたリュクエストされているという。
そこで、su-sanとオラが採捕のお手伝いを買って出たのだ。

生憎の小雨模様だが、10時頃にはsu-sanも到着。
藤枝さん前チャラ広場で竿を出すことにする・・・なんぼゆみさんでも、ここだら溺れることはないべさ。
オラは8mのヤマメ竿「原点流」のテストをしてみるのだ。
仕掛はメタコンポ005号の仕掛を準備してきている。

  
肉厚細身郡上竿調子の「原点流」  立て竿の泳がせでスタート     ナイスキャッチ!

竿がたった1m短いだけでツンツンになって案外釣り辛いもんなのね。
複合仕掛を使っていることもあり、感度は悪くない。
泳がせでカミに上らせるてやると、程なくして13〜14cm(ゆみさん御用達サイズ)の小町アユが目印を飛ばす。
穂先も穂持ちも全く改造していないノーマルなヤマメ竿だから、抜きのパワーを心配していたが・・・シマノのH2.5よりも強い感じもする。
風が強い時や小河川(まず行くことはないけど)で使うにはバッチシかも。
ただし、郡上竿の調子と言われている「原点流」だけど鮎竿に比べるとビンビンの先調子だから、仕掛は伸縮性のあるナイロン系の方がマッチするように思える。

  
支障はなんちゃって瀬へ一目散   su-sanはどこまで行ったんだろう?  支障も泳がせかい?

su-sanは古城橋の袂の方まで放浪の旅、午後から参戦した支障はなんちゃって瀬を専門に、ゆみさんとオラはチャラを攻める・・・オラはチャラに飽きて午後からフラフラ放浪するも、当然成果は上がらず。
藤枝さん前チャラ広場は連日攻め立てられているので、さすがに鮎の数が減少しているのを否めない。
それでも、小雨の降る中夕方4時まで頑張った甲斐があり、4人で一束超の釣果。
甘露煮用鮎採捕の目的は十分果せて、メデタシ・メデタシ!
因みに、午後から失速したオラの釣果は31匹

                
            
お年を召すと、人も鮎もメスの方が断然元気がいいのだ

(お知らせ)
全日本野鯉釣り大会in八郎潟へ参戦していたI藤氏の成績は、残念ながら長寸80cm弱で入賞ならずでした。


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2010年09月18日(土)


・・・秋晴れの下、ドライタイツでは暑過ぎる・・・



爽やかな秋晴れの下、阿仁川へと向かった。
I藤氏は全日本野鯉釣り大会in八郎潟へ参戦していて、明日の昼頃には結果が出る。

             
     
爽やかな秋晴れ〜っ!            日釣り券1枚買うのに10分以上待たされました

果たして、マタギ鮎はまだの残ってるんだべか?・・・目標はツ抜けと設定しておけば釣れなくても気楽だもんね。
今日は上・中流部は端っから諦め下流部へまっしぐら。
あゆっこで日釣り券を購入・・・さて、何処へ入ろうか?
米内沢では4〜5人竿を出している。
先週いい思いをした瀬肩と分流は空いているが、そこは釣れなかった時に戻ってくることにして下流部へと車を走らせる。

             
     
ザラ瀬も何もなくなり、ノッペリ        ズブズブの小砂利に変わってしまった

まずは、小阿仁川合流点へ・・・。
左岸の河原へ車を乗り入れポイントを覗いてみると、すっかり小砂利で埋まり、ザラ瀬もきれいさっぱり無くなっていた。
3〜400m下流まで歩いて確認するも・・・ダメだこりゃ、小阿仁川合流点はパス。

                 

先週夕方いい思いをした合川地区へ・・・。
先行者が2名竿を出しているが、オラの狙いたいポイントは空いている。

徐に釣り仕度・・・ドライタイツを履いただけで暑くて汗が噴出してくる。
失敗した! 寒いと思ってドライタイツしか持ってこなかったのだ。
メタコンポ005号の仕掛の目印辺りがささくれ立ちだいぶボロボロになっていたので、真面目に仕掛を作り直すことにする。

             
     
泳がせないと掛からないのだ           黒い底石を狙い撃ち

今朝は頑張って早い時間に出てきたつもりだったけど、ようやく仕掛を張り終えた時、既に時計は11時半を回っていた。
瀬肩から斜めカミにおとりを送り出すと、程なくして真っ黄色のマタギ鮎が目印を飛ばす。
型は20cm弱と先週より一回り小さくなっているが、手頃なおとりサイズだ。
瀬肩からカミに飛ばし、黒い底石が沈んでいる所へ誘導してやると(半ば強引にだけど)必ず目印が飛ぶ。
反面、ザラ瀬のここぞと思うポイントを引いても全く反応がない。
瀬や瀬落ちの深場も探ってみるも、ザラ瀬同様全く反応がない。
瀬肩のカミの腰程の水深がある平瀬を尻を振らして泳がせないことには絶対に掛からないのだ。

わざわざメタコンポの仕掛を作り直したけど、ここはひとつフロロの015号に張り替えるもや。
さすがにナイロン系の仕掛はおとりのコントロールが効いて泳がせ自体が断然楽なもんだす。
そうして、5時のチャイムが鳴るまで拝み続け51匹の釣果。

                 
                 
オスはかなりザラついてきました

先週より野鮎の数が幾分少なくなったように感じたけど、時速10匹で飽きない程度に竿が曲がっていたから十分満足出来る一日だったす。


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2010年09月10日(金)


・・・野鮎の着場が限られあまり芳しくない状況だけど・・・



今度の土日は雨の予報、それも大雨ときたらど〜してもその前に釣行するのが鮎師の務めってもんだすべ。
そこでI藤氏と二人、休暇を取って阿仁川へと向かった。
途中、sa-sanに阿仁川の状況を尋ねてみると・・・あまり芳しくないという。
あいや〜、でも釣れなくても覚悟は出来てるからガッカリすることはなかんべ。

             
  
この写真では確認できないけどシモの瀬や瀬尻、更にカミの瀬肩や左岸の瀬にもキッチリ人が入ってる

まずは採石場へ・・・あららら、平日なのになしてこんなに釣り人が多いんだべ?
ここぞというポイントには必ず人が入っており、オラたちの入る場所は空いてないから此処はパスだな。

しったげさんも午後から休暇を取って阿仁川へやって来ると言う連絡が入った。
ほんじゃ〜、オラたちは下流米内沢で竿を出してるから。

  
チャラの瀬肩を攻めてみます    I藤氏は、何がなんでも深い所ね   型は悪くないのだ

さて、チャラ瀬の瀬肩を攻めようと昨日家で作ったフロロの015号を張ろうとしたら・・・なぬっ!スプールの中でグジャグジャに絡まっていてとても解ける状態ではないのだ。
くっそ〜、結局現場で新たに仕掛けを作りハメになったべさ・・・やっぱ、家で仕掛けを作るもんじゃないね。(やり慣れないことをやっても、ロクなことがないもの)
ふぅ〜っ、仕掛作りを終えようやくおとりさんに鼻カンを通した時には、既に11時を回っていた。
瀬肩を斜めに泳がせてやると、小気味良いアタリでまずまずの型が竿を絞る。
そうして、昼食タイムまでの1時間ちょっとで17匹の釣果。

  
分流の黒い底石を狙ってみます   ベストを忘れたしったげさん    分流もまずまずの型だすべ

えっ、早え〜っ!もう〜来たの?・・・昼飯を食べながら「しったげさんは、なんぼかっ飛んで来ても早くて1時過ぎだべなぁ〜」なんて話しているところに到着したのだ。
ところで、なんぼ急いで来たからって、肝心のベストを忘れたんではショックが大きいんでないかい。
とりあえず、I藤氏から仕掛を借りて竿を出してみましょう・・・オラの仕掛は鼻カンが8mmmでサカバリが5号だからとても恥ずかしくて他人に貸せる代物ではないのだ。
午後から分流の底石が黒いピンポイントを泳がせること1時間・・・まっ黄色のまずまずの型を14匹

此処は魚影が薄いので、合川地区まで下ってみませう。
I藤氏がどうしても行きたがっていたアマゾンを覗いて見るも、川相が変わっており魅力に欠けるのでパス。
更に下流へ行ってみませう。

  
そんなに丁寧に友缶を埋めなくても 水面はノッペリしてるけど・・・  シモにはしったげさんとI藤氏

あれっ?釣り人が絶えないメジャーポイントなのに人っ子一人居ない。
「今日は釣れないから誰もいないんだべか?」「まっ、3時も過ぎたことだしダメ元で此処でやってみるべ」ということで、しったげさんは右岸の車の前で、I藤氏は左岸のシモへ、ヨースケさんは右岸のカミへとそれぞれ思い思いのポイントへ散る。
初め瀬肩をなぞってみるも18cm程度の野鮎が一匹絡んだだけ。
瀬肩をキッパリ諦め左岸へ移動・・・水深のある押しの強い平瀬を引くと、全て20cmオーバーの良型が強烈なアタリを出す。

                
           
デカイのは底にへばり付いて仕事をしなくて(特にオスはダメ)

そうして5時過ぎまで引きまくり17匹の釣果!
野鮎の着き場が限られ状況的には余り芳しくなかったけど17+14+17=48匹の釣果だから、それなりに楽しむことが出来かな。


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2010年09月05日(日)


・・・まだトンボも舞ってないのにオスにはサビが・・・



I藤氏から「今、桧木内川に居るんだけど、藤枝さんの前から合流点にかけて大入り満員で入る場所がないのよ。だから下延橋のシモに行ってみるから」と言う連絡があった。
オラも午後から徐に角館へと向かった。
状況はどんなもんだべか?とI藤氏に何回も電話を入れるも・・・あいつ、一向に出やがんないの。
連絡が取れないまま、下延橋の下流へ行ってみるも・・・居ない。
ほんじゃ〜、合流点かな?と見当を付けて行ってみると・・・車はあるけど本人が見当たらないし、電話を掛けても出ない。

いいもや、オラはパイパス下にでも行ってみるから。
何と、バイパス下には車が2台・・・残念、諦めませう。
当然、鵜ノ崎橋上下も大入り満員。
おっ、ラッキイ!古城橋のカミには一人しか竿を出していないべさ。
もしかして人が少ないってことは、イコール釣れないってことかいな?と不吉な予感が過ぎるも、1時をとうに回って時間もないことだし、此処で頑張ってみませう。

  
ドトロで川の中がすっかり見える 鮎は沢山居るのになして釣り人が居ないの? 藤枝さんの前は大入り満員

良型の群れ鮎がそこいらじゅうウジャウジャいるし、シマを張って相手構わず追い回しているヤツもあちこちに確認できる。
おしおし、これだら頂きとばかりに逸る気持ちを抑えつつおとりさんを瀬肩からカミ上げで泳がせるも・・・なして掛からないの?
おとりがシマに入ると、すかさず野鮎がスーッと近付いては来るんだけど、ハリ掛かりまでには至らないのだ。
水面が鏡状で水中が丸見えなので異常に警戒心が働いているのかも?
水深がなくても水面にシワの縒ってる場所へ導いてやると、目玉の吊り上った三重追星小町アユが一発で突っ掛かってくる。

  
シワの縒ってる場所を攻めるのだ  尻尾のでかい三重追星小町アユ   釣り人の居ない訳が分かりました

そうして1時30分から4時30分までの3時間、シワの縒ってる場所だけを徹底的に攻めて22匹の釣果。
I藤氏は合流点のどの辺に入ってるのか知らないけど、釣れてるんだべか?
まだこんなに暑くてトンボも舞ってないのに、オスにはサイケデリック模様のサビが・・・ちょいと早いんじゃないのかい?


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2010年09月03日(金)


・・・papa北東北遠征(桧木内川編)・・・



papaの待つ桧木内川へ出発する準備を始めようとしたら・・・あらららっ、突然の豪雨だってが。
すっかりずぶ濡れになりながら荷物を積み込んで角館へ・・・。
角館が近付くにつれ雨脚は弱まってきたものの、この雨は一向に止む気配がない。
もし雨が酷くて竿が出せなかったら、papa&mamaを武家屋敷通りへ連れて行き観光と洒落込むのもいいかも。

  
し、行くど!          チラッと青空が覗き出しました  横町橋のシモまで探りの旅に・・・

幸い藤枝さん宅に着いた時にはすっかり雨も上がり、薄日が射してきた。
渇水気味で全面チャラ化している藤枝さんの前で竿を出すことにする。
うむ〜、風が強くて竿が折れそう。
午前中、小町アユの付き場は何処だべかと横町橋のシモまで探ったものの、ツ抜けがやっと・・・やっぱ、藤枝さんの前のチャラが一番いいかも?

  
papaも順調に釣れてるね      雨が本格的になってきたかな?   元気印の小町アユ!

昼食後、時折小糠雨の降る中雨合羽を羽織り、papaは午前中に引続きチャラの瀬肩を立て竿で、オラはチャラのザラ瀬を専門にベタ竿で引きまくる
そうして、夕方5時までやって(盛岡へ行かなければならないpapaは4時上がり)ゆみさん御用達サイズの小町アユを53匹!

やっぱ小町アユって、小粒だけどビンビン泳ぎまくって良い仕事をするのね。
子吉川の尾びれが小さくて根性なしデカ鮎が情けなく見えるもの。


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2010年08月31日(火)


・・・papa北東北遠征(子吉川PartU編)・・・



朝起きると雷鳴が轟き、今にも大雨が降り出しそうな雲行きなのだ。
秋田県北部には大雨洪水・土砂災害警報が発令されているが、県南由利本荘地域だけは今日一日持ちそうな気配なのだ。
宿舎を出発する直前から秋田市内は叩きつけるような激しい雨に見舞われているのだが、子吉川の方向の空は明るいような気がする。

矢島に着くと次第に青空が広がり気温はグングン上昇してくる。
30年ぶりで子吉川へ訪れたsu-san、次第に川相を思い出してきたようだ。
前回同様、初めにやしま斎苑下から竿出しを開始する。

  

papaは左岸のチャラ狙い、su-sanは右岸側を向いてあちこち、オラは堰堤の吐き出しのチャラを狙う。
1時間ほどでパタパタと9匹掛けたところで釣り切ったと判断し、早々に竿を畳む。

  

昼食後は、型・数共に有望な高圧線下へ移動するも・・・イマイチ反応が鈍く11匹しか釣れない。
オラがみんなに嘘を付いてしまったようで申し訳ない。

  

本日の締めくくりとして、坂ノ下橋の下を1時間ほど攻めて見ることに・・・。
大石に囲まれたピンポイントにおとりを落とし込むだけで野鮎が絡んでくる。
そんな落とし込みの釣りで13匹の釣果を得、今日のところは勘弁してやることに。
本日の釣果は9+11+13=33匹!・・・思ったより型が小さく数が伸びなかったのが残念だったす。

再会の約束をし、papa&mamaは川渡の親戚の家へ、su-sanは盛岡の自宅へ、オラは秋田の宿舎へとそれぞれ帰宅の途に就いた。


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2010年08月30日(月)


・・・papa北東北遠征(阿仁川リベンジ編)・・・



今日はsu-sanのご案内で阿仁川のリベンジだす。
昨日はツ抜けも出来ず、ここ最近すっかりスランプに陥っているのだ。
せめて人並みに釣って、鮎釣がこれ以上嫌いにならないようにするのだ。

  

午前中は、su-san、papa&mama、S障&Yみさん、Gさん、N村君、Tチャンマン、MヤンさんとI藤氏の大人数で採石場へ。
何と!今朝友缶の蓋を開けてみると鼻が曲がるような悪臭が鼻を突き、22匹も腹を出して死んでいたのだ。
実は昨日、友缶に30匹もおとり鮎を詰め込んでいたのを全く知らなかったのだ。
当然、その生き残ったヨタヨタおとりはさっぱり仕事をする訳などなく、棒状になったままジッとしてるだけなのだ。
そのおとりに背バリを打って引きずり回すこと30分(オラが嫌いな背バリ打つんだからよっぽどだべ)・・・ようやく野鮎が掛かったものの、脳天即死!
スランプに陥っている時ってこ〜ゆ〜もんで、ますます循環が儘ならないのだ。
みんなはいい感じで釣っているのに、オラは午前中でたったの4匹だけだよ・・・ガックシ!

  

午後から、Tチャンマンは先日爆釣をした小阿仁川へ、su-san、papa&mama、S障&Yみさん達は小又大橋シモへ、残ったオラたちは引続き採石場で竿を出すことに。
オラの引き舟に入っているおとりは瀕死の状態で到底使い物になりそうもない。
ここはひとつ恥を忍んでGさんから元気おとりを2匹借りたのだ。
午前中さっぱり反応がなかった瀬にこの元気オトリさんを沈めると、一発で野鮎が突っ掛かかってくるのね。
その後は飽きない程度に掛かり続け、夕方の納竿時までに31匹の釣果。
おとり次第でこうも循環に差があることを嫌というほど思い知らされたのであった。
てな訳で、本日の釣果は4+31=35匹!・・・Gさんのお陰でようやくスランプを脱しました。
本日の格言・・・「おとりを借りるは一時の恥じ、借りずに釣れないのは一日の恥」だよ!

             

今夜はpapa&mamaとsu-san、I藤氏の5人でささやかなお別れパーティー!
今日も出来合いの惣菜でキメてみるけど、半分以上捨てることになるから買い過ぎないようにするべね。


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2010年08月29日(日)


・・・papa北東北遠征(玉川・阿仁川編)・・・



本日はpapa、I藤氏、オラのメンバーにGンさん、N村君、Sったげさん、それに阿仁川からわざわざやって来たMヤンさんとKマさん、更に遅れてやって来たS障とYみさんの総勢10名。
Mヤンさんの案内でみんなが一同に竿を出せる玉川松倉橋へ・・・。
川相がすっかり変わり果てており白っ川状態、とても竿を出せる状態じゃない。

チームバトル会場ではバンバン掛かっているとの情報を得、車を連ねチャラ広場へ向かうも・・・途中の道が先日の大洪水ですっかり消失してしまっておりチャラ広場へは行けなくなってしまったのだ。

  

手前の100台駐車場へ入川するも・・・白くてやっとおとりに出来る程度の小振りな小町アユを4匹掛けただけ。


  

           

               

昼食後は阿仁川へ大移動してみることに決定。
またまたMヤンさんの案内で阿仁合カントリーパーク前へ。
何たら釣れないんだべ?・・・オラなんておとりを沈めてすぐさまガガーン!ときただけで後は梨の礫、夕方まで頑張ってたったの3匹だよ。
昨日に引続き、さっぱり釣れなくて自信喪失。
すっかり落ち込んで鮎釣が嫌いになりそうになったもや。

  

さて、今夜はTチャンマンも合流して、秋田の宿舎でpapa&mamaの盛大な歓迎会だす。
腹が減りすぎて、料理が出来上がるまではとても待てないからスーパーで出来合いの惣菜を買って帰るべ。


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2010年08月28日(土)


・・・papa北東北遠征(子吉川編)・・・



1年振りに北東北遠征にやって来たpapaと由利本荘矢島で合流。
挨拶もそこそこに、若干渇水気味の子吉川を先日偵察をしておいた上流部から攻めてみることにする。


  

まずは、やしま斎苑下へ・・・。
papaは左岸のチャラ、I藤氏はシモの瀬の駆け上がり、オラは堰堤の吐き出しのチャラを狙う。
パタパタと良型が8匹掛かったらピッタリアタリが止まり打ち止め。


  

昼食後は下流、吉沢橋上流へ・・・。
オラは型狙いで左岸の早瀬を集中的に攻めるも、9匹止まり。
papaは早瀬の手前のチャラ瀬を泳がせるも、掛かるのは17〜18cmの小型が主体。
シモの平瀬で泳がせに徹したI藤氏だけが一人面白い釣りをして30匹ほどの釣果。
ゴールデンタイムを期待したのだが・・・最後まで野鮎が湧いてくることはなかった。
本日の釣果は8+9=17匹!(ガクッ)

  

ほんじゃ〜、秋田の宿舎へ帰ってささやかに歓迎会前夜祭を開催しませう。
料理長はI藤氏だよ。


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2010年08月24日(火)


・・・偵察釣行in子吉川・・・


今週末から北東北遠征にやって来るpapa&mamaを迎えるにあたり、子吉川の状況確認をすべく夏休みを取得した。
I藤氏を誘ったら「おし、オラも休む」と二つ返事で同行決定!

下流の長瀬橋から要所要所の状況を確認しながら上流の坂之下橋に向かって車を走らせる。
水位は平水に戻っており、濁りもすっかり取れている。
どのポイントを覗いて見ても鮎のヒラ打ちがしっかり確認される。

  
泪もんのいいポイントなのだが   パワーSPでは役不足だべさ     以外に型が小さかったのだ

まずは、たまたま先客が居なかったやしま斎苑下へ入川。
人気ポイント故、抜かれてしまったのか、瀬の流芯からは全く反応がなく、瀬脇の掛け上がりでしか掛からないのだ。
型も今ひとつで17〜18cmだから(たまに22〜23cmも混じるけど)I藤氏のパワーSPでは役不足だべさ。
此処で約2時間(お昼まで)頑張って16匹の釣果。



             
     
右岸側には真っ黒な大石がビッシリ      I藤氏、此処でこそパワーSPの出番だべさ

昼飯を食べてから、更に下流高圧線下へポイント移動。
I藤氏は、一目散にカミの深瀬へ・・・。
オラは、シモの瀬肩から釣り始める。
I藤氏が頻繁に差を絞っているのに、オラの竿はさっぱり立たないのだ。
17〜18cmの小振りなヤツを3匹掛けたのみでギブアップ!オラも深瀬へ移動だ。
I藤氏が「その辺がいいど」と言ってくれたけど・・・そこはもうあんたが抜いてしまったべさ。
それでも、I藤氏の後を追うようにしてジリッジリッと釣り下る。
さすがに深瀬は22〜24cmと型が良く殆ど背掛かりなのだ。
そうして夕方5時過ぎまで頑張って17匹

             
     
デカくても、とっても働き者だす         数こそ出なかったが良型揃い

子吉川は全域満遍なく野鮎が着いており型がいいんだけど、川全体が大石ゴロゴロのズルズルで、とっても歩き難いのだ・・・何回転びそうになったんだか。
予定では4箇所程度場所移動をするつもりだったのだが、粘り過ぎて2箇所しか移動できず本日の釣果は16+17=33匹!
早めに見切りを付け、あと1箇所でも移動してればもうちょっとは釣果を伸ばせたかも?(反省だす)
それでもI藤氏と二人併せて60匹程釣ったから、週末のpapa&mamaの遠征用元気おとりさんは十分確保出来たのでヨシ!とするべ。


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2010年08月22日(日)


・・・栃木遠征組に合流して藤琴川・・・



早朝5時に起床し、栃木遠征組(D玉&Kヤン)がベースキャンプを張っている田代オートピクニック広場へ向かった。
栃木遠征組の他にGさん、Tチャンマン、Kちゃん、NAOさん等も前日からキャンプインしているのだ。
おろっ、ピクニック広場到着と同時に車の給油ランプがピカピカと点滅し始めた。

  
兵どもが夢の跡          肉を焼くからKちゃん食えよ   んじゃ〜早口と藤琴に別れて入るべ

オラも皆さんと一緒に朝飯のご相伴に預かり、さて今日は何処へ行くべか?
米代本流は芳しくないし、阿仁川は釣り人殺到で入る場所がないだろうし・・・そこで、Kちゃん、NAOさん組は早口川、栃木遠征組と他3名は藤琴川へとそれぞれ分かれて入川することにする。

藤琴川と粕毛川の合流点には4人の釣り人が入っているのでパス。
あ〜ら、人気の寺沢橋上流には誰〜れも入っていないのだ(投網のオヤジが一人のみ)・・・って事は、釣れないのか?
鮎の姿がチラホラ確認出来るので、とりあえず午前中は此処で竿を出してみることにする。

  
だんだん型が小さくなってきた  得意の座り釣りで、暫しの入れ掛かり 水中の映像は上手く撮れたかい?

オトリをスーッと送り出してやると、小振りながら一発目から野鮎が絡み「な〜んだ、簡単だっちゃ」と思ったのも束の間、その後パタパタときてだんだん型が小さくなり、とうとう仕舞いには音沙汰が無くなってしまった。
うむ〜、ひと浚いしてしまうと後が続かないのだ。
オラのシモに入って来たKヤンも、パタパタと入れ掛かったと思ったのものの、あっという間に音沙汰が無くなってしまったのだ。
そうしてお昼まで竿を出して、やっとツ抜け・・・ど〜も、消化不良気味だす。



昼食後は、昨日入れ掛かったという下流部へ移動。
残念ながら美味しいポイントには先客が居たので、皆してシモのKヤンポイントへ・・・。

             
    
釣れるような気がしねぇ〜ってD玉さん     えっ、Kヤンも諦めてシモへ行っちゃうの

ど〜やら、昨日Kヤンがすっかり抜いてしまったみたいで、さっぱり掛からねぇ〜。
みんなはさっさと諦め、更にシモへ・・・。
シモの深瀬でGさんが盛んに竿を絞っているのが伺える。
それでもオラはジッと根性で拝み続け(立て竿はなかなか思うように動いてくれないのでイライラするのだ)10匹ほど掛けたのだが・・・もうダメ、諦めた。

             
     
オラもそこさ入れてけれ            Kヤン、バシバシ掛けるがバラシも多い

みんなで並んで竿を出している深瀬へ移動。
KヤンとD玉さんの間に入れて貰う。
おろっ、シモの酔っ払いオヤジが入れ掛りで、D玉さんに「ジッと我慢してれば掛かるから」とか「そのうち、そっちに鮎が回って行くから」と、訳の分からないアドバイス?
あいや〜、KヤンもGさんも順調に竿を絞っているのに、なしてオラだけ掛かんないの?
そのうち、D玉さんがニゴイ掛け竿を満月に絞りながら格闘している。
10分以上やり取りして、とうとう対岸へ引きずり上げたのだ・・・恐るべしメタコンポの強度。
Gさんが深瀬を諦めカミのKヤンポイントへ移動したのを機にオラがその空いた場所へ入り、暫し良型の入れ掛りを味わう・・・丁度、差して来る時間帯だったのかも?
本日の釣果は丁度30匹!型は小振りだったけど、高水続きの後だからこんなもんだすべ。

             
     
型はイマイチだけど・・・30匹        みんなの釣果を集めて、明日のおとりを選別

明日も竿を出してから帰宅する予定になっている栃木遠征組と再会のお約束をして、Gさんとそれぞれ反対方向へ車を向け帰宅の途に就いた。
早起きしたもんだから、なんたら眠いこと・・・明日は遅刻をせず、ちゃんと出勤出来るべか?心配だす。


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2010年08月21日(土)


・・・久々の鮎、絶食痩せこけおとりさんはめでたく釈放!・・・



悲しいかな、休日当番に当たっているので明日の朝まで秋田市内に軟禁状態なのだ。
阿仁川等、米代水系はようやく上向きになってきたという情報が入ってきているのに・・・今日は岩見川だす。

まずは、お約束の御用達おとり採取場、岩見大橋へ・・・。
20cm程の高水で笹濁り、竿を出すには何ら問題ないのだが・・・水温17℃で白っ川だす。
釣れるような気がしないけど、今日は何がなんでも日がな一日岩見川で過ごさねばならないのだ。

  
日本の正しいご家族です      左岸の縁を丁寧に引くのだ    「冷てぇ〜!」って、水温17℃だよ

子供たちに水遊びをさせているご家族連れを横目に、先月の28日から絶食させられ痩せこけて可哀そうなローソク鮎に鼻カンを通し早瀬に放つ。
腫れ物にでも触るよな感覚で優しく優しく引くこと15分、ようやくコツコツと微かなアタリ。
タモに飛び込んできたのは、絶食おとりさんと大差ない真っ白で痩せこけたローソク鮎なのだ。
その後お昼まで、拾い釣りをしてローソク鮎11匹!・・・とりあえず、これで絶食痩せこけおとりさんはめでたく釈放!

  
痩せこけローソク鮎なのだ     母ちゃんの方がはしゃいでる    父ちゃんと子供、流されるなよ

川遊びのご家族連れを眺めながら、さて何処へ場所移動するべか?と思案しながら、の〜んびり昼食タイム。
下流部は更に濁りがキツくて垢が飛んでるだろうから、前々から気になっていた上流のチャラ瀬へ行ってみることに・・・。



                
         
あったあった、オラの引き舟・・・しっかりアンカーの錨が効いてました

おっ、遊び鮎が見えるじゃん!
ほんじゃ〜、此処で竿を出しませう・・・ありゃっ?引き舟がない!
やべぇ〜、岩見大橋の下に忘れてきたわい・・・大慌てで戻る。
ホッ、いかった・・・誰にも持って行かれず無事流れに浮かんでいました。

             
     
釣れそうな気配ムンムンのチャラ瀬        チャラの方が元気鮎だす

さて此処は、立て竿のカミ飛ばしで攻めるのだ。
あらっ、ベストのポケットにナイロン仕掛けが入ってなかったっけか。
まっい〜か、メタコンポを張って穂先テンションで泳がせればいいもんね。
黒っぽい底石へ向かって泳がせてやると、小気味良いアタリで目印が飛ぶ。
チャラ瀬の方が一回り型が良く、しっかり追星も付いている。
そうしてひと通り浚ってしまったら、ぴったりアタリが無くなってしまった。
10匹で打ち止めになってしまったけど、久々に目印が飛ぶアタリは快感だす。

本日の釣果は11+10=21匹!・・・午前中はローソク鮎ばっかしでど〜なるかと思ったけど、ど〜にか元気おとりと交換出来たのでこれでヨシ!としよう。


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2010年08月08日(日)


・・・敗者復活戦の終了を待って皆瀬川へ・・・



敗者復活戦は5時30分受付開始で、6時30分開始の1時間30分勝負
オラ、たった1時間30分のために早起きする気はなかったんだけど・・・I藤氏が「ホテルを5時に出発するからな」と断れない勢いで言うんだもの。

  
5時過ぎには駐車場がビッシリ   おとり配布前に引き舟に水を汲んで 朝陽が眩しくて、目印が見えない

おとり配布のクジは112番・・・既に気持ちはこの後の皆瀬川に飛んでいるから、特段ガッカリはしていないのだ。
オラが入ったのは入川場所の対岸。
カミ飛ばしで拝み続けること1時間でようやく1匹掛けるも、後は終了のホイッスルが鳴るまで音沙汰なし。
込み3匹!で、オラの夏は完全に終わりを告げたのだ。


検量を済ませ、そそくさと皆瀬川へ・・・。
おとり屋さんで釣れている情報を尋ねてみると、下流部が掛かっているとのことだったが、オラたちはおとり屋さんのすぐ下の橋のカミに入る・・・んだったら、訊くなってが。

  
今日も猛暑日だす!        I藤氏独特のシモ向き泳がせ    型はまずまずだが、数がイマイチ

川は嫌な感じの濁りが入っていて、底石は泥でくすんでいる。
群れ鮎は確認できたけど、底石が磨かれていない。
半信半疑のまま、底の見えない流心におとりを放つ。
野鮎が掛かるのは、何となく底石が黒ずんでる所と大石周りだけで野鮎の絶対数が少ないようだ。
6匹ゲットしたところで打ち止め、場所移動を決意。

此処ぞと思うポイントには必ず数人の釣り人が竿を出しているので、とにかく良い悪いに拘らず入られる場所を探すことが先決なのだ。

  
I藤氏は一目散に深トロへ   シモの荒い瀬では頻繁に竿が立っていた 掛かったのはピンポイント一箇所

更に2Kmほど下流へ移動し、空いている場所をようやく見つけ、I藤氏は深トロ狙い、オラは波立ちのあるザラ瀬を狙う。
少しづつ釣り下り、若干流速が変わる所でプチ入れ掛かりを味わい、この一箇所だけで10匹の釣果。
下流の荒い瀬に入っている人は順調に竿を絞っている。

  
荒瀬は抜かれてしまったのかも?  瀬肩でもシモ向き立て竿       イマイチ数が伸びないのだ

更に2kmほど下流に移動し、I藤氏はお約束の深トロ狙い、オラは玉を付けて荒瀬にぶち込む。
苦労して釣ってる割には4匹しか掛からず、おまけに1匹根掛かりロスト。
ダメ元で小石底の瀬肩を攻めてみると・・・掛かるじゃん。
I藤氏を呼び二人で攻める・・・I藤氏はシモ竿の立て竿泳がせ、オラはカミ竿のベタ引きと全く対照的な釣り方なのだ。
しかし、そのプチ入れ掛かりもすぐに釣り切ってしまいここでも11匹だけの釣果に終わる。

今年の皆瀬川は、嫌な感じの濁り方で底石も泥被りのまま磨かれていないけど、それなりに掛かるんだからなんとも不思議なのだ。
ただ野鮎の絶対数が少ないのか、釣り人が多いからなのか一箇所で数を稼ぐのは難しいものと思慮される。
皆瀬川では、3箇所移動して6+10+11で27匹の釣果。


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2010年08月07日(土)


・・・トヨタカップ・予選・・・



7時に秋田を出発し、8時30分には和賀川ふれあい広場に到着。

  
ふれあい広場は鮎師の車でビッシリ 優勝賞品はどちらかを選べるのだ   開会式のご挨拶

受付を済まし、おとり配布の順番クジを引く・・・なんとBブロック50番!(53人中)ってことで、今年の夏も終わってしまったのだ。
確か去年は、Cブロック58番(60人中)で「ボッ」喰らったのだから。

             
 
 Bブロックのおとリ配布・・・オラは一番後ろだす    あいや〜、何処さ入れってよ?

おとりの配布を受けようやく河原に降り立った時には、竿一本の間隔で上から下までビッシリ・・・オラの入る所なんてないべさ。
暫く呆然と川を眺めていたら、河原への降口正面の瀬肩に僅かな隙間を発見!・・・そこは左岸側へ渡る通路だったから空いていたのね。
それでも、みんながガボガボ漕いで行かなかったら結構良いポイントなのだ。

おとりさんには何としても3時間泳ぎ続けてもらわないといけないので、無茶をせずジッと拝み続ける覚悟を決める。
あれっ、ガガ〜ンときて目印が飛んだものの掛かっていない。
あいや〜、蹴られたわいとおとりを引き戻しサカバリの点検をすると、ハリス止めの所からハリスが飛んでいる。
気を取り直して、再び拝みに徹する。
またもや、ガガ〜ンときて目印が飛んだものの、またまたハリス止めの所からハリスが飛んでいる・・・なしてよ?
おとりさんはヘロヘロ状態になってしまったので選手交代。
しかし、交代した大き目のおとりはドデッとして自力では頑として動こうとしないのだ。
こ〜ゆ〜ヤツは引き摺りの刑に限るということで、斜め沖に出て行くよう引きまくる。
よっしゃ〜きた!と思ったら、またもやハリスが飛ばされいる。
そ〜か、このハリス止めは今回始めて使ったんだけど、表面処理の欠陥なんでないかい?(気付くのが遅いっつ〜の)
ハリスを二重止めにしておとりさんを再度送り出そうとするも、あいや〜、このデカおとりは横を向いて半死状態になっている。
仕方がない、また小振りなヤツに頑張ってもらいます。
ヨタヨタと石裏で休もうとするのを刺激を与えながら強引に働かせる。
きた!ようやく野鮎に交代だよ。

                
              
  虚しい競技終了のホイッスルが鳴り響く

その後、程なくしてもう1匹追加・・・このまま入れ掛かりモードに突入かと思ったら、パッタリアタリが無くなってしまった。
上下と対岸から竿1本の間隔で挟まれているので一歩も動けないまま拝み続け、そのまま終了のホイッスル。
込み4匹!・・・オラの実力で、「ボッ」を喰らわなかったのがせめてもの救いだす。
予想どおり、予選の通過者は早い番手のクジを引いた人たちが走って向かった、Bブロック最上流部に集中していたのだった。

             
    
パーティー会場は江釣子地区交流センター     今年のアトラクションは「盛岡さんさ」


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2010年07月28日(水)


・・・バレの連発も、度を越せば気持ちがいいもんだす・・・



I藤氏と二人でsu-saに阿仁川を案内してもらう約束をしていたのだが、昨夜の雨で再び増水に転じたので阿仁川はまたの機会に・・・。
増水しなかったのは桧木内川岩見川なので、オラたちは桧木内川で元気オトリさんを確保して玉川(下延橋下流)へ向かうことに決めたのだ。

桧木内川は増水こそしていないが水温が低くグレー掛かった嫌な濁り方をしている。
川底はゴミだらけで、底石は曇っている・・・とても釣れそうな雰囲気ではなく、釣り人も殆ど見当たらない。
8月1日に開催される桧木内川全県鮎釣大会ののぼり旗を立てていた漁協の爺っちゃまに「こりゃ〜釣れそうもないですね」と話しかけたら、「昨日はここで4人竿出していたから大丈夫、頑張って釣って行ってけろ」と励まされた・・・けれど?
「とりあえずここでやってみるべ」と言いながらI藤氏はさっさと着替えを始めた。
「たぶんダメだろうけど、せめて元気おとりさんだけは確保するべし」とオラも着替えを始める。

  
I藤氏はチャラ瀬の瀬肩へ     ダメだ!鮎がいねぇ〜       桧木内川は暫くパスだすな

チャラ瀬の瀬肩に入ったI藤氏が、早速小型の小町アユを掛けた。
オラは、ゴミ対策と泳がせ釣りの練習を兼ねてフロロの01号を張る。
真っ白い痩せおとりがヨタヨタヨタと沖へ向かって泳いで行くと、いきなり目印が飛んだ!
なんだ釣れるべさと喜んだのは最初だけ。
その後は、オラもI藤氏も音沙汰なし・・・虚しい拝みの時間だけが過ぎてゆく。
お昼まで頑張って、釣果はたったの4匹だけ。
この濁りと草流れでは下延橋の下流へ行っても無理だろうから、岩見川へ戻るべと意見がまとまる。

途中、岩見川をチラッと覗き見た限りでは平水で水が澄んでいた筈。
岩見大橋の下に車を停めI藤氏は橋のシモへ、オラはカミへと分かれて入る。
珍しいことに、桧木内川に比べると岩見川の水温の方が断然高いのだ。
水はきれいだし、気持ちが良くて条件は最高なのだが・・・魚が居ない。
1時間ほど隈なく探るも、またまた釣果は4匹だけ。

  
I藤氏はカミの深瀬へ       オラはシモへ下がって行くのだ  尾ビレのでっかい良型ばっかしだす

したら、次は和田の鉄橋のシモへ移動します。
I藤氏はカミの深瀬へ、オラはシモの早瀬から荒瀬に向かって釣り下がる。
ただ、あのポイントにGSVを使ったのは大失敗。
最低でも急瀬クラスのパワーは必要だもんね。

             
  
掛けるには掛けるのだが・・・タモまで届かない     バカな真似をやった報いがこれだす

良型がポツポツ竿を絞るのだが、いやはやバラシの連発!
I藤氏はオラが竿を満月に絞っているのを見て「竿が折れる、竿が折れる」と叫んでいる。
荒瀬まで下り、仕掛けをメタコンポの005号から01号へ張り替え、2号玉を噛ませる。
荒瀬での22cm+22cmの竿の撓りは半端じゃないよ・・・矯めている分には問題ないのだが、その後が大変なのだ。
寄せようにも寄ってくるもんじゃないから、強引な抜きにかかる・・・当然、バレの連発!
バレもこれだけ連発すれば、気持ちがいいってもんよ。
最後は、思い切って返し抜き!・・・竿がねじれて折れるんでないべかとハラハラもんだす。
面倒くさがらず、一旦車まで戻って竿をパワーSPにでも替えてくればバラシもなく楽な釣りが出来たんだろうけど・・・オラ的には結構面白かったから、ヨシ!としよう。
あれだけ野鮎を掛けたのに、バカな真似をやった報いで釣果は7匹のみだったす。(ズコッ!)


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2010年07月25日(日)


・・・ウミネコと引張りっこをしてマイナス釣果・・・



昨夜から今朝未明に掛けての大雨で秋田、岩手の内陸河川は濁り増水。
それでも、雫石川だけは僅かに増水しただけで笹濁り・・・釣りには全く支障がない。
その雫石川に釣り人が一斉に集まって来たもんだから、マスターズの予選と見間違うほどの混みようなのだ。
この状況下に於いて、オラの力量では到底釣りこなせる訳がないから、他の川へ行ってみた方が得策ってもんだすべ。

  
おとり屋さんの前にも車がズラリ  御明神橋カミにも続々人が入って行く  当然、高圧線下は大盛況!

支障に和賀川の状況を聞いてみると・・・濁りがキツくてダメだとのこと。
しったげさんとI藤氏は阿仁川へ行く約束をしていたのだが、水位が一気に1mも上昇したので諦めて岩見川に入ってるという。
その岩見川は水位が15〜16cm高いだけで笹濁り、釣りは十分可能だという。
了解!んだば、オラも岩見川へ向かいます。

途中桧木内川を覗いて見た限りでは、少々濁りがキツイけど根性があれば釣れそうな気がするんでけど・・・川の中には人っ子一人見当たらない。
昼過ぎ、二人が待っている岩見川の諸井へ到着。
初め、岩見大橋で竿を出したが全くダメで、諸井へ移動しこのカミで竿を出したけど鮎の追いはないという。
したらば何処さ行くべ?ということで、夏田橋の上流寺田地区を案内するも・・・残念ながら、大規模な護岸工事中で川の様相がすっかり変わりポイントが無くなってしまっている。
ほんじゃ〜大沢橋の下流かい?と行ってみるも・・・駐車スペースも儘ならないほど大入り満員なので当然パス。

  
しったげさん、転んで指を切ったみたいだけど、大丈夫だったべか?   涎もんの荒瀬なんだけど・・・?

ど〜せ何処もダメなんだったら、和田の鉄橋下流の瀬で撃沈するべしと意見がまとまる。
この瀬一番のポイントに2号玉を連結して探り下るも・・・釣れそうな気配がない。
同じポイントを二往復してみたのだが、バラシ一発のみで「ボッ」。
この荒瀬は諦め、瀬肩の早瀬に移動して広範囲に引きまくるも・・・ここも、釣れそうな気配は全くなし。

参りました!今日は「ボッ」ということで諦めますと、おとり鮎を水面に出しスーっと引き寄せていたら何処からともなく突然ウミネコが現れ、おとり鮎を攫ったのだ。
恥ずかしながら、空に向かってウミネコと引っ張りっこしたもんね・・・気仙川の爺っちゃま状態よ。
暫くやり取りしていたけど、メタコンポの01号をぶっち切っておとり鮎を奪って行ったから、荒瀬の良型よりもウミネコのパワーの方が上だったす。
そのウミネコを写真に納めようとポケットを弄りながらやり取りをしてたんだけど、残念ながら間に合わなかった。
この笑えるアクシデントで今日の釣果はマイナス1匹だす。


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2010年07月24日(土)


・・・竿を握り潰して、玉川に完敗!・・・



秋田県内の天気予報は一日雨、所により大雨洪水注意報が発令されている。
雨が酷くなる前にチャチャッと竿を出さねば、と言いながらも宿舎を出発したのは9時半過ぎ。
I藤氏は一足先に岩見川へ向かったようだ。

今日は、お約束の岩見大橋上下でおとりを採取してから、玉川(下延橋下流)で竿を出す予定なのだ。
岩見川は笹濁りで水位が15cmほど高くなっている・・・おっ、いい〜ねいい〜ね。
これだら、リセットされバンバン釣れたりして?
そ〜なったら、今日はここ一箇所だけで勘弁してやってもいいかも・・・なんて、捕らぬ狸の皮算用。

  
カミで小振りなのが6匹釣れただけ  橋のシモは反応なし    18cmが1匹居るけど、頭掛かりで役立たず

ところが、初っ端に小振りの野鮎がパタパタと掛かっただけで後はピタッと梨の礫。
1時間ほど頑張って、6匹しか釣れなかったのだ。
和田の鉄橋下流の荒瀬に入ってるI藤氏は良型を10匹ほど掛け「もう〜疲れてへとへと」などとほざいてる。
いいなぁ〜、ほんじゃ〜オラは予定どおり玉川下延橋下流の瀬へ向かいますから。

             
     
結構な賑わいなのだ               この大岩裏で生き残りました

下延橋下流には結構竿を出している人が居るのね。
うわ〜っ、水が温い・・・冷たい岩見川に比べると、ここはお風呂だすな。

オラはず〜っとシモのがら空きの瀬肩から始めてみるのだ。
ところが、押しが思いの外強く15〜16cmのヨタヨタおとりではとても底まで入らないのだ。
困った!このままでは「ボッ」を喰らうかも?
ここはひとつ、最後の頼みの綱ということで大岩裏のタルミにヨタヨタおとりさんを入れて立て竿で拝む・・・お願いします。
程なくして、目印がぶっ飛び20cmほどの追星ギンギンが竿を絞ってくれた・・・ホッ!
野鮎に代わればこっちのもの、流芯にグイグイ潜り良型を連れてくる。
目印を高く移動させた時、ススキの葉っぱがメタコンポに絡まり表面が解れ気味だったけど・・・え〜い、そのままやっちゃえ!
お〜し、またもや良型が竿を絞ったのだが・・・野鮎が水面を割る瞬間、プッシューン!だって。
あいや〜、やっぱ目印のところから逝ってしまったわい。

気を取り直し、仕掛けを張替え同じポイントから2匹追加し、いよいよ3本チラシに3号玉を噛ませ荒瀬に挑む。
ゴゴ〜ンときて、メガトルクが大きく撓る。
グッと堪えながら竿を立てた瞬間、ベキッ!と嫌な音が?・・・ヤベェ〜!
そのまま、エイヤ〜ッと返し抜いた瞬間、メキメキッ!だって。
あららら、元竿を握り潰してしまったわい。
先日I藤氏から「少しは下がり方を覚えろよな」って言われたばっかしだから、今度は鬼の首を取ったように「んだから、下がれって言ったべ」って、言われるんだべなぁ〜。

             
     
このシモの荒瀬へ下ります       握り潰してしまったわい・・・メガトルクって弱いのね

もうこ〜なったら、元竿が折れてもいいもや・・・このまま続行だい。
竿をメキメキ言わせながらも、更に4匹を返し抜きで追加。
なんだ、元竿が割れても釣りは可能だっちゃ・・・いちいちメキメキ言って気持ち悪いけど。

                 
                 
玉川に完敗だす!

その後、あっと思った瞬間、流れてきたでっかい木の枝が絡まり竿が一直線にノサれ、そのままブッチ〜ン!
これですっかりやる気を失くし、今日のところは勘弁してやることに・・・。
これだけ苦労をしても。引き舟に残ったのはおとりを除いてたったの7匹だけ。
参りました。竿を握り潰して、玉川に完敗!だす。


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2010年07月22日(木)


・・・バレの連発!今年はチラシの年だすな・・・



気持ちだけは川に浸かりたくて休みを取得したんだけど・・・19日の荒瀬に立ち込んでの筋肉疲労(全身)が未だに癒えない。
朝っぱらからセミの合唱が「今日も暑い一日だかんね〜!」と喧しいこと。
「イデデッ、イデデッ」で布団から出るのが辛い・・・同僚たちの出勤する車の音が聞こえる。
根性で布団から這い出ても動く気力が湧かず、暫くボ〜ッとした時間を過ごす。

今日は阿仁川へ行くつもりだったんだけど・・・この調子では、遠くまで行くのはとっても無理だ。(たった1時間だけど)
それでも川に浸かりたくて・・・一番近い岩見川でお茶を濁すことに。

             
     
ヨースケさん御用達おとり採取場         イマイチ元気がない野鮎なのだ

まずはお約束の、岩見大橋の上下で元気オトリさんを仕入れるのだ。
水位はすっかり平水に戻り、魅力的だった早瀬はただのザラ瀬になってしまっている。
大分抜かれてしまったのか、魚影がかなり薄くなったような気がする。
4本イカリから始めたものの、掛かり鮎が水面を割る時に尽くバレて落っことしてしまうのだ。
3本イカリに変えてようやくタモまで飛んでくるようになったけど・・・3回に1回はボタッ!だもんね。
それでもなんとか11匹ゲットしたのだが、釣れる野鮎は追星クッキリの割にはイマイチ元気がない・・・水槽から持ってきた真っ白いおとりさんの方がギンギン泳いでいい仕事をするのだ。

             
    
砂で埋まり魅力がなくなってしまった        下流部も・・・なんだかなぁ〜?

その野鮎を持って、大沢へ・・・。
先行者が一人居たが、帰り支度をしている・・・ってことは、釣れないの?
ダメ元で上流の瀬から攻めてみることに下のだが・・・いい底石がビッシリ詰まっていた筈なのに、砂で埋まって全く魅力がなくなってしまっている。
2.5号玉を付けて左岸側の早い瀬を引くも、おとりにするには微妙なサイズが2匹釣れただけ。
竿を置いて、下流部も覗いて見たが魅力はかなり薄れてしまったように感じる・・・だから人が居なかったのね。

大沢橋の上下には5〜6人、赤平橋の上流には3〜4人、諸井には3人、和田の鉄橋下には4人、そのシモの瀬にも竿を出している。
今日は木曜日、平日だよね・・・なして、こんなに釣り人が多いの?
やっぱり、根性で阿仁川へ行った方が良かったかも?と、後悔が過ぎる。

メジャーなポイントは諦めることにして、最下流本田地区へ・・・ここだら、誰も入ってねぇ〜べ。
確かに、人は入ってないけど鮎も居なかったりして?
ダメだったら、スーパーでお買い物をしてサッサと帰るべ。

             
     
果たして、鮎は居るんだべか?        いい底石は入ってないけど、釣れるんです

押しの強い平瀬の黒っぽい底石を狙って引くのだ。
コツコツと微かなアタリのあと、グイ〜ンと竿が絞られる。
あちゃ〜っ!掛かり鮎が水面を割った瞬間にバレるってが。
それも3本イカリを使っていて、サイズをだんだん大きくしていっても連発で尽くバレるのだ・・・さすがに温厚なオラでもカリカリくるもんね。
饅頭怖い・お茶怖い・お茶より怖い引抜きだってが!
んだらば、8号3本チラシではど〜だ。
不思議なもんで、チラシだと必ず背ガカリなのだ。
これでようやくバレが止まり、安心して引き抜けるようになったもんね・・・引抜きなんて怖くない!

             
    
赤い小砂利底・・・ここは産卵場所だすな      三重追星の茶色鮎

そうして、追う鮎は釣り切ったということにして今日のところは勘弁してやりませう。
バレによるロスがかなり勿体なかったけど、チラシに替えてなんとか18匹をゲット!

今年ほど、バレに悩まされる年は記憶にないんでないかい?・・・帰ったら、チラシを巻くべ。


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2010年07月19日(月)


・・・二連荘の岩見川、4箇所巡礼・・・・



阿仁川へ向かう途中、Tチャンマンに状況を尋ねてみると・・・小又川からの濁りで下流部はキツイので、小又川より上流か小阿仁川だったら良いかもと言う。
また、昨日は桧木内川へ行ってみたけど釣れなかったとのこと。
あいや〜、これから阿仁川へ行っても、上流部も小阿仁川も満員なんだべなぁ〜。
困った、したら何処の川さ行くべ?・・・とりあえずUターン。

  
タチアオイの花が天辺まで     昨日と同じポイントをなぞります  元気印を11匹ゲット

ほんじゃ〜、岩見川にちょっと気になっているポイントがあるから、そこで竿を出してみることにしませう。
まずは、元気おとりさんを確保するべく岩見大橋へ・・・昨日の午後、自分で浚ったけど2〜3匹は掛かるべ。
橋の上流から昨日と同じポイントをなぞりながら釣り下り、1時間でお手頃おとりサイズを11匹ゲット。

             
     
ヤマメのポイントに鮎は居なかった        適度な早瀬で底石もいいのになぁ〜

この元気オトリさんで、野崎新橋の上下を狙ってみるのだ。
橋の上流をサラッとなぞってみるも、鮎の気配は皆無。
橋の下流の瀬で20cmオーバーを掛けヨシヨシと思うのも束の間、シモのカーブの先に2人の先行者が居たのだ。
うむ〜、残念だけどここは諦めませう。

岩見集落下流の寺田地区では大掛かりな護岸工事をやってるのね・・・あんな立派な護岸が施されていたのに、大雨で壊れたんだべか?
その下流、大沢橋の上下は満員御礼なのでパス。
赤平橋の上流にも結構な人が入っている。

  
このシモの荒い瀬に入ります    涎もんのポイントなのだ     デブ!・・・8号のハリが心許無い

和田の鉄橋シモの瀬には2人竿を出しているが、そのシモの瀬は空いている。
風がエライ強くなってきたけど、そのシモの瀬を狙ってみることにする。
竿をメガトルクに持ち替え、仕掛けはMステ01号に2.5号の玉、ハリは8号2本ヤナギ。
竿を担ぐと、強風で首の骨が折れそうになる。
荒い瀬の中に18cmほどのオトリさんをぶち込むと、強烈なアタリで竿がひったくられる。
そのまま返し抜き、丸々太った20cmオーバー!・・・8号ヤナギが心許無く見える。
その後、悔しいことに二連荘のバラシ!
ハリを9号3本チラシに替え、2.5号玉に1号玉を加えて再び三角波の中へ。
お〜し、今度はバレねぇ〜べ。
そうして30mほどの荒い瀬を釣り下り、9匹(全て20cmオーバー)の釣果・・・足腰と腕の疲労が心地良い。

  
写真で見ると迫力に欠けるけど・・・  スレンダーなヤツ       良型揃いだすべ

もう〜この瀬で十分満足したけど帰るにはまだちょいと早いような気がするので、もう一箇所だけ見て行くべ。
最下流部本田地区の平瀬を覗いて見ると、野鮎が追い合いをしているのが伺える。

  
胸ほどの深さで大石が点在している 下流側は小砂利でポイントなし   思ってたより釣れました

ちょっとだけ竿を出してみるつもりで川の中へ降り立つ。
おお〜っ深けぇ〜、去年までは対岸へ楽に渡れた筈なのにエライ掘れてしまったのね。
大きな底石が流され小砂利底になってしまったので、押しが強く足元が掬われる。
所々に点在する大石周りだけを集中的に狙い撃ちするのだ。
小気味良いアタリで18cm程の三重追星が竿を絞る。
ここの野鮎は底石が茶色なので鮎の体色も茶色味を帯びている。
底石が底石なので入れガカリはないが、飽きない程度にポツポツ竿を絞ることができ、17匹の釣果。
さて、勇気を出して対岸まで戻らねば・・・。


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2010年07月18日(日)


・・・見るとやるとでは大違いの岩見川・・・



昨日、岩見川を覗きに行って、なして釣れないんだべ?と不思議に思ったのね。
まずは、掃除・洗濯を済ませ、宿舎を出発したのは9時過ぎ・・・このお天気に洗濯をしないと勿体ないべさ。

逸る気持ちを抑え、中の橋シモのトロ場へ着くと・・・あれっ、誰〜れも居ないの?
ここは釣れない」という情報でも流れたんだべか?
沈木の周りには相変わらず、良型がシマを張っていて激しい追い合いをしている。

             
     
あれっ、釣り人は誰〜れも居ないの?      積乱雲が湧いて・・・梅雨明けだすな

トロ場だから、ここはひとつフロロ015号を張って泳がせで攻めてみませう。
うむ〜、フロロの泳がせはなんかフニャフニャしてど〜もシックリこないのだ。
オバセを出すと更におとりの動きが分かり辛くて、何んだか目印が変な動きをするんですけど?と思ってると、掛かっていたりするのね。
ポイントまで引こうとしても、糸がビヨ〜ンと伸びるような気がしてど〜もお友達になれないのだ。
掛かれば放流モノと思われる20cmオーバーの良型なのだが、これがまたドテ〜っとしてさっぱり働かないもんだから、尚更循環が途切れてしまうのね。

             
 
掛かるのは良型なんだけど・・・ドテッとしてるんだわ  4時間半も拝み続けて、ツ抜け出来ず(8匹)

オラのシモに釣り人が一人入ったけど・・・やはり、苦戦しているようだ。
イマイチ納得がいかないまま、昼食タイムを挟んで2時過ぎまで訳の分からない釣りをしてしまって、釣果はたったの8匹!・・・見るとやるとでは大違いなのだ。
しったげさんが家庭サービスの帰りの立ち寄ってくれたのを機に(お土産に「あつみ」のかりん糖を頂きました)、ここはキッパリ諦め場所移動を決意。

大沢橋の下流で二人竿を出していたのをチラッと眺め・・・うむ〜、此処もダメみたいなのでパス。

             
     
釣り人はオラ一人、みんなは水遊び        水の透明度はバツグンだす

更に上流、岩見大橋まで行ってみる・・・ここまで来ると全く濁りはない。
あららら、大勢のご家族連れがお子様たちに水遊びをさせている。

             
   
瀬の釣りは拝む必要がないから楽でいいもや      おとりに手頃なサイズが15匹!

子供達の邪魔にならないよう橋のカミの早瀬からザラ瀬へと釣り下る。
メタコンポ005号で対岸に向かって扇状に引くと、小気味良いアタリでおとりに最適なサイズが竿を絞る。
ひとつのポイントからは1匹づつしか出ないけど、大き目の石が沈んでいる此処ぞと思うポイントで止めて、立竿にしてちょっと待ってやると必ずアタリが出るのだ。
瀬の釣りは、このおとりはさっぱり働かねぇ〜とかカミに泳がねぇ〜とかってイライラしなくていいし、勝負が早のがいい〜ね。
そうして、橋のシモまで釣り下って15匹の釣果・・・ホッ、いかった!これで明日の元気おとりさんを無事確保出来たもんね。

さ〜て、明日は何処の川さ行ったらいいべ?・・・悩む。


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2010年07月11日(日)


・・・体調不良でケラレ連発!・・・



昨日の大雨で水位が一気に70cm〜1mも上昇したが、順調に減水に転じているから濁りさえ薄くなれば竿出しは可能と思われるのだが・・・冷房病の影響なのか、風邪なのかわからないけど何となく体がだるく出撃する腰が重い。
グズグズしているうちに9時を回ってしまったけど、今日少しでも竿を出しておかないと、あと一週間もお預けを食うことになるし、オトリさんを是が非でも釈放してやらねば可哀そうだもんね。
ここはひとつ気合を入れて雫石川へ・・・。

  
減水して笹濁りまで回復     水温が低そうで苦戦しているみたい  竿が立たない・・・!

水位は20cmほど高目まで減水し、笹濁り。
釣り人が多いじゃん! でも、水温が低くそうだから活性はイマイチかな?
30分ほど眺めていたけど・・・殆ど、竿が立たない。
んん〜?雫石川はパスして、桧木内川を覗いてみよ〜っと。

             
     
若干濁りが残っているけど大丈夫        ケラレの連発・・・原因はハリ?or竿?

雫石から走ってきて一番最初に桧木内川に出合う、角館バイパスの橋の下へ・・・やっぱり、体がだるくてあちこち行ってみてまでポイントを物色する元気がない。

若干濁りが残っているけど、此処で5〜6匹掛かってくれればオトリさんを釈放してやれるもんね。
ザラ瀬の瀬肩へ、真っ白くて痩せこけたオトリさんを離す。
強烈なアタリと共に目印がぶっ飛ぶが・・・ケラレ!
サカバリを刺し直し再度、同じオトリさんを流れに離すと・・・またもや、ケラレ!
気を取り直し、6号4本イカリを6.5号4本に変え、三度痩せこけオトリさんに頑張ってもらう・・・ようやくタモに飛び込んできたのは20cmクラスの放流モノ。
その後も、強烈なアタリはあるのだがケラレの連発
ハリを7号4本、7.5号4本とサイズアップを図っても一向にケラレが止まらない。
もしかしたら・・・この竿が原因だべか?

             
     
放流モノは良型だす             これで痩せこけオトリさんは釈放いたします

体調がイマイチで集中力や思考力が衰えているのが自覚できるし、足元もフラついて立っているもの覚束ない。
それでも、最後は8号3本チラシまで動員して2時頃まで頑張って21匹
しっかり集中して釣ればもう少し釣果が伸びるんだろうけど・・・だるくて、もう〜ダメだ。今日のところは勘弁させて頂きます。

20cmクラスの塩焼きサイズが6匹あったから、前々から欲しかったロースターを買いに行きます。


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2010年07月04日(日)


・・・8月になってからの天然モノに期待だすな・・・



昨日の雷雨で何処の川も濁りが入り竿を出せるかどうか?
皮肉なことに、まだ解禁していない雫石川岩見川は平水で濁りがないのだ。

                        
                        角館バイパスの橋の下

やる気を殺がれる河川情報に、川の状況だけでも確認しようと昼から徐に重い腰を上げ、桧木内川へ向かったのだ。
角館バイパスの橋の下は濁りもなく平水の戻っている・・・当然、ポイントは満員御礼でオラの入る余地はない。
濁りは院内川から流れ込んでいる濁流が原因で、合流点から上は平水で水が澄んでいるのだ。

  
魚協監視員詰所前の瀬          河川公園下流の瀬            河川公園下流の人工瀬

魚協監視員詰所前の瀬も当然満員御礼。
赤平橋上下にも釣り人がビッシリ並んでいる。
赤平堰堤下流にも入る余地などない。
西明寺裏の河川公園の下流の瀬も、流の人工的に造った瀬も満員御礼。
困った。更に上流、門屋橋の上下を覗いても、ビッシリ埋まっていて何処にも入られる所なんてないべさ。
やっぱ、午後から出勤で良いポイントに入ろうとすること自体、虫が良すぎるもんね。

                       
                        鵜ノ崎橋

少々の濁りは我慢することにして角館の街中へ・・・実はウェットタイツしか持って来ていないので、出来ることなら濁り水には入りたくなかったんだけど仕方がない。
あらっ、鵜ノ崎橋の上下流にも沢山入ってるのね。
古城橋から下流は思ったほど人が出ていないが、横町橋のカミの瀬肩にはビッシリ竿が並んでいる。
その横町橋下流から内川橋〜落合公園前までは疎らに立ち込んでいる程度なので、横町橋の下流から入川し釣り下ることにする。

             
     横町橋の下流へ入川し釣り下る            内川橋上流まで下ってきたす

結構濁りがキツイく底石が見えないので、確かこの辺は良かった筈との記憶を頼りに竿を出す。
1.5号の玉を噛ませ瀬に入れて一発目!・・・ガガーンと来て、上の付け糸からそっくり持って行かれる親子丼を喰らってしまった。
流れに立ち込んだまま、汗をぶっ垂らしての仕掛け作り・・・何が悔しいって、初っ端からいきなりマイナスだもの。

                       
               更に釣り下って内川橋下流・・・ありゃ、この写真を最後にカメラの電池切れ!

瀬だけを探りながら少しずつ釣り下るも鮎の追いがない。
此処ぞと思われる一級ポイントには必ず人が立っているので、二級・三級のポイントしか探れないのだ。
そうして、落合公園の前まで釣り下ったのだが、釣果はたったの7匹!(ガクッ)

それにしても皆さんは、判で押したように一箇所のポイントからジッと動かないで頑張っているのね。
反面、オラがこんなに移動することは珍しいよ・・・ヤマメ釣りよりも動いたもや。

昨日の高水で魚が動き、てっきりリセットされたものと思ったけど・・・8月になってからの天然モノに期待だすな。


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2010年07月03日(土)


・・・大嵐の洗礼・これでリセットされるかな?・・・



解禁3日目の
桧木内川・・・!?
チャラ広場には群れ鮎がギラギラ見えているものの、数は例年に比べてかなり少ないし、シマを張ってっている鮎の姿も見当たらない。
だいたいにして、底石が半分しか磨かれていないもの。
追う鮎は釣り切られて居なくなってしまっただろうから、釣れないんだべなぁ〜・・・「ツ抜け」できるべか?

             
     
左岸側の瀬は人気だす              深トロは全くダメだったす

水位が解禁日より15cm程下がってるけど、まずは先日入れ掛かった左岸側の瀬肩から攻めてみるも・・・全く音沙汰なし。
したらば、がらっとポイントを変え、チャラカミの深トロを泳がせてみるも、此処でも全く音沙汰なし・・・マズイ、この調子では「ボッ」を喰らうかも?

             
     
底石は磨かれているんだけど           オラはシモの瀬に入ります

チャラ広場から下流5〜600m程下った瀬に移動を決行。
先客に状況を尋ねてみるも「全くダメだ」と言うが、とりあえず竿を出してみることにする。
たまたま、駆け上がりで流れが若干絞られている所が竿抜けになっていたらしく、この一箇所で5匹
他の釣りやすいポイントは全く音沙汰なし。

10時で仕事を終えたI藤氏から「今から桧木内川へ向かう」という電話が掛かってきたけど、「釣れないから来るな」ときっぱりお断りしたのよ・・・だってこのままでは、「ツ抜け」も覚束ないもの。

  
落合公園前の瀬も大人気だす    わかったわかった邪魔すんなよ   こらこら、目印の方へ行くなよ

水温が21℃まで上昇したので、チャラ広場で掛かり出すかも?と淡い期待を抱き、再びチャラ広場へ。
早い昼食を食べ、ゆみさんポイントで立て竿の泳がせを開始する。
群れ鮎に馴染ませてのオトリ任せの釣りなのだ。
おやっ、どこからともなくカルガモ一家が遊びにやって来た。
人なつっこいのはいいんだけど、オラの目印の後を追いかけるのはやめてけれ。
そ〜やってカルガモ一家と遊びながらも5匹掛け、目標の「ツ抜け」達成。

             
     
ひぇ〜っ、きたよきたよ!            まるで、海の大嵐みたいだべさ

雷がゴロゴロ鳴り出し、真っ黒い雲がだんだん迫ってきた。
周りの釣り人も、一斉に竿を畳みわらわら川から上がる。
ボタボタボタと来たと思ったら、強風と共にバケツをひっくり返したような土砂降りと共に、バリバリ・ドッカーンと稲光の連発・・・面白れぇ〜、オラこ〜ゆ〜のが大好きなのだ。

             
    
やべぇ〜、繋いでる木枠ごと流される〜    あっという間に増水・・・リセットされるかな?

いやいやとんでもない大嵐、あっという間に水位が3〜40cm上昇し、繋ぎ止めておいた引き舟が流されそうになってきた。
意を決し、雨合羽を羽織って引き舟救出作戦決行!・・・ヒエ〜ッ、稲妻と炸裂音が背中のすぐ上を走る。

この増水で鮎がリセットされることを願いつつ、ずぶ濡れのまま着替えもせず、ほうほうの体で桧木内川を後にしたのだ。


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2010年07月01日(日)


・・・祝・鮎解禁!北東北にも夏がやって来た・・・



待ち焦がれた解禁日!
昨夜からの雨で岩手の河川の解禁は厳しい状態だというが、秋田の河川は大して増水もせず釣りには全く支障がない・・・まだ霧雨は残っているけど。

毎年、阿仁川で解禁を迎えるsu-san、ミンヤンさん、ゴンさん、それに、和賀川が濁流増水のため急遽阿仁川へ向かった支障、ゆみさんたちは釣れてっかなぁ〜?・・他所の状況が気になってしょうがない。
オラは、毎年お約束の桧木内川だす。

  
此処にキャンプを張ってたのね   状況を尋ねたら「釣れない」って  丁度良い増水で平瀬になっている

あらっ、昨夜からチャラ広場にキャンプを張ってたグループが居たのね。
そのお泊りグループがゆみさんポイントを占領しているので、オラはカミの平瀬へ。
霧雨が降っているのでドライタイツを履いて雨合羽を羽織る。

腰くらいの水深でやや押しが強いけど、オトリをコントロールするにはフロロの015号が最良なのだが!?
確かに、泳がせのコースやスピードコントロールはバッチシなんだけど、前アタリとかケラレが全くわからないし、「あれっ、掛かったかな?」で釣れるんだものイマイチ面白味に欠けるのだ。

  

ダメだ、フロロはオラの性に合わねぇ〜・・・仕掛けをメタコンポ005号に張り替える。
狙ったポイントまで引いて行き、追われる気配や前アタリを感じたら立て竿にして少し待ってやると、8割の確立で目印が飛ぶ!やっぱ仕掛けは、これだよこれ!
オトリの泳ぐ力に全面的に頼る泳がせ釣りに比べ、此処ぞと思うポイントまで引いてあげた方が圧倒的に勝負が早い。

  
対岸の瀬肩が良いみたい!     車がどんどん増えてきて      釣り人も増えてきた

左岸側の瀬肩に入っている人がいいペースで竿を立てている。
この平瀬の追う鮎は釣り切ったので、オラも対岸の瀬肩へ・・・。
扇引きで面白いように掛かるけど、釣りが雑になりやっぱり面白味はイマイチなのだ。
そうして、昼食(1時)までに72匹の釣果。

             
     
関東の川みたいだべさ              オラの入る所が無くなった

昼食後・・・あいや〜、入りたいポイントが全て埋まってしまってオラが入る所がないべさ。
釣れそうもないけどカミの深場で竿を出してはみたものの・・・白い鮎を2匹追加しただけ。

                 
              
ペースは束釣りだったが・・・74匹で打ち止め終了

3時、納竿するにはまだ早い時間だけどこれ以上粘っても到底釣果は望めなので、今日のところはこのへんで勘弁してやることにしたのだ。

藤枝さんに立ち寄って釣果報告。
コーヒーとアイスクリームをご馳走になり、まずまずの幕開けに満足して帰路に就いたのだ。


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2010年06月14日(月)


・・・栃木遠征第二日目(引き続き鬼怒川)・・・



朝からシトシトと雨が降っている・・・いよいよ北関東も入梅したようだ。
昨夜は一足お先にダウンしてしまったお陰で、思いの外スッキリ目覚めることができた。

  

朝食はお約束の納豆、味噌汁、ハムエッグ、トマト、etc・・・なんと、9人で一升のご飯をペロッと平らげたのだ。

  

雨男のぼっこちゃんも駆け付けて来てくれ、昨日に引き続き鬼怒川へ・・・今日は下流部、石井緑地周辺を案内してくれるという。
北東北から遥々遠征してきたオラたちになんとしても釣らしてあげたいという配慮から、状況の芳しくない那珂川を諦め連日の鬼怒川強行と相成ったのだ。

  

いや〜たまげたもんだね!雨降りの平日だからポイントは何処もガラ空きで自由自在に釣り放題だと思ったら大間違い・・・さすがに関東の川は平日でも結構な釣り人で賑わってるのね。
風景は北東北の田舎と然程変わらないくせして、釣り人の賑わいだけは都会だす。

  

オトリさんを2匹づつ配布して貰い、それぞれ思い思いのポイントへ散る。
霧雨が降ったり止んだりするもんだから、雨合羽のフードを脱いだり被ったりで忙しいのだ。
オラは、頭大の底石が黒光りしている瀬落ちの開きへ入るも・・・関東の半都会鮎は、なかなか手強いのよ。
オトリをゆっくり引き上げ、野鮎に追われるような気配を感じた場所で立て竿にし、暫くウロウロさせてようやく掛かるパターンなのだ。
そんな面倒くさい釣り方をして、午前中の釣果はようやく6匹。

  

午後も、活性が高まったかも?と期待を込めて同じポイントへ入り、またもや同じ釣り方で頑張るも空中バレが多発したりして、やっぱりオラの力量では6匹が限界なのだ。
ふと上流の瀬肩に入ってたsu-sanを見ると、順調に竿を絞りながら手招きをしている・・・おし、ここは勘弁してやりオラもsu-sanの所へ移動だ。

  

左岸側の瀬肩にぼっこちゃん、右岸側の瀬肩にsu-sanが竿を出している・・・オラはsu-sanの「そこそこ」と指差すお言葉に甘えて二人のど真ん中へ入らせて貰う。
オトリを斜めシモに送り出し扇状に引き上げると、一発で真っ黄色の半都会鮎が竿を絞るが、竿が撓り過ぎて引抜きに難儀する。
他のみんながそろそろ川から上がり始めているのを見ると、妙に焦ってしまい釣り方がど〜しても雑になるのだ。
それでも、パタパタと4匹を追加・・・あんまり引抜きに難儀するもんだから、最後は鈎をチラシに変えて返し抜きをやっちゃったもんね。
もっと早く、この瀬に入れば良かったと後悔しても後の祭り・・・そうして、鬼怒川二日目の釣果は16匹!

                

二日間で30匹しか釣れなかったけど、やっぱり鮎釣りは最高に楽しい釣りだす!
遠征してきたオラたちを楽しませてあげようと、一生懸命尽くしてくれた栃木鮎中毒組に感謝・感謝!
このお返しは、北東北の川で倍返しをしてあげないと非国民になるもんね。

このまま居残って、暫く北関東の川を堪能すると言うsu-sanとミンヤンさんを残し、ゴンさん、中村君、I藤氏、ヨースケさんの4人は、栃木鮎中毒組の御もてなしに感謝しつつ、今度は北東北の川での再開を約束して帰宅の途に就いたのだ。


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2010年06月13日(日)


・・・栃木遠征第一日目(鬼怒川)・・・



ゴンさん家を午前2時発!
オラはこの時間、既に強烈な睡魔に襲われている。
昼間I藤氏と二人、炎天下のやぶれ沼で超気難しいへら鮒を相手に四苦八苦し、そのまま一睡もせず11時30分にゴンさん家へ出発したんだもの完全に疲労困憊状態なのだ。

su-sanと花巻PAで落ち合い、ゴンさんの車にゴンさん、I藤氏、ヨースケさんの3人、su-sanの車にsu-sanと中村君の二人がそれぞれ分乗し、鮎中毒栃木組の待つ鬼怒川での爆釣を妄想しながら出発したのだ。
後ろの席に陣取ったヨースケさんの記憶はそのまま飛んでしまい、那須高原SAで車から強引に降ろされ有無を言わさず朝食タイム・・・まだ目覚めていないまま勢いで豚丼を注文したのだ。

  

約束の7時過ぎには、無事待ち合わせ場所の鬼怒川氏家大橋シモへ到着。
久々に再会した鮎中毒栃木組がハイテンションでお出迎えしてくれる・・・オラの頭は寝不足で霞みがかかったままだす。

  

今にも雨が降り出しそうな厚い雲に覆われた空の下、用意しておいてくれた元気オトリさんを配布して貰い、それぞれ逸る気持ちを抑えつつ思い思いのポイントへ散ったものの・・・。
オラのシモの瀬肩に入ったミンヤンさんやカミに入ってるゴンさん、中村君はパタパタと掛けているのだが・・・オラには全く鮎の追いがない。
上下でパタパタ掛けられるのを見せ付けられるとさすがに焦りを感じて、鮎のアタリってどんなんだったか益々思い出せない。
そうして小一時間、遠征組みで「ボッ」はオラ只一人・・・ドライタイツ越しに水の冷たさが身に沁みる。
ここはひとつ、恥じを忍んで中村君のシモに竿一本離れて入れさせて貰い、ようやく今年初物の鮎にご対面!
この場所で、昼食まで頑張り何とかツ抜け達成!・・・ホッ、「ボッ」を免れていかった。

  

  

昼食は、鮎中毒総料理長kaneyanのラーメン、焼きそば、餃子、etcの御もてなし・・・ご馳走さまでした。

午後の部第二ラウンドは水温上昇に伴う活性の高まりを期待してそれぞれ思い思いのポイントへ。
活性が高まるどころか、午前中に浚ってしまっているので状況は更に悪化。
オラにしては珍しく、300m程上流まで探りの旅に出たのも虚しく4匹を追加しただけに終わった。
そんな中、su-sanが手付かずのサラ場を探し当てての入れガカリ、明日のみんなの分の元気オトリさんを十分過ぎるくらい確保してくれた。
オラたちの市中引き回しの刑で疲れきった鮎はバイアさんの隣人のおばあちゃんの許へ。

             

遠征第一日目は14匹の貧果に終わったけど、鼻カンを通せたこととハイテンションの鮎中毒栃木組に再会できたことだけで大満足。
今夜のお宿は那珂川町小川のまほろばの湯ふるさとロッジ。

  

  

  

夕飯は、北東北総料理長I藤氏が腕を振るう。
次々並べられる料理に、あっという間に満腹し睡魔が襲ってくる。
アイスクリームを辞退し、一足お先に床入りさせて貰った後、そばやホルモン、ケーキまで出てきたとは残念無念・・・満腹でとても食べられる状態じゃなかったけど、食い物の恨みはだけは忘れないけんね。


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