10’渓流・他


                             


                                 釣 行 記







2010年05月29日(土)


・・・ヤマメが不調なのは気仙川だけじゃなかったす・・・



まだ若干水位が高いけど岩見川へ・・・。
道端のフジやタニウツギが今が盛りと一斉に咲き誇っている。
タラの芽は完全に開ききって採取時期を逸したけど、代わりに道路の照明灯みたいな形のぶっ太いワラビがニョキニョキ顔を出している。

  
フジが咲けば渓流の活性が高くなると言われているけど・・・本当だべか?  春先は足元が覚束ないのだ

まずは、お約束の野崎新橋上下から竿を出してみませう。
水温11.8℃・・・今まで水温なんて計ったことがないから、この温度が高いんだか低いんだかわからないけど水はキンキンに冷たいのだ。
水位は10cmほど高いだけなのに、押しがかなり強く太腿まで立ち込んだだけでヨロヨロしてカミへは上って行けないってが。

  
一級ポイントにはヤマメが着いてない 左岸側の流れの緩い所がポイントだす   幅広で型はいいのだ

あれっ?涎が出そうな一級ポイントからは何の反応もなくて、ウグイの縄張りみたいな緩い流れからしかヤマメが出てこないのだ。
ヤマメのサイズは6寸オ−バーだから引きは十分楽しめるのだが、今年の川は何か変というか未だ解禁当初のような釣りを強いられるし、ウグイの姿が全く見当たらないのが不思議だ。
オラの釣り方が下手なこともあるけど、橋の上下をなぞって釣果はようやく11匹・・・それにしても、ヤマメの絶対数が少ないんでないかい。


じゃ〜次は脇袋地区へ・・・。
確か去年の今頃、ここで毒蛾の毛虫にやられているので要注意の場所なのだ・・・皮膚科の先生からは「春先は毒蛾の毛虫の生息地には絶対に近付かないように」って言われていたけどさぁ〜。

             
     
毛虫が怖いけど・・・              早瀬からはヤマメが出ないってが

水温は12.4℃・・・ここも10cmほど水位が高く、押しが強いもんだからヨロヨロしてど〜にも足元が覚束ない。
ヤマメのサイズや絶対数、着き場なども野崎新橋と同じような状況だ。
そうとわかれば、左岸側の流れが緩くなっているピンポイントだけを流しながら、少しずつ釣り下る。

             
     
霧雨が濃くなってきた              オラの力量ではこれが精一杯だす

そうこうしているうちに、次第に霧雨が濃くなりメガネに水滴がへばり付き前が見えなくなってきた。
脹脛から太腿に掛けて筋肉がパンパンに張ってきたことだし、今日のところはこのへんで勘弁してやるけど・・・川から上がれる所まで戻るのがしんどい。
釣果も野崎新橋と同じで11匹だから、今年の岩見川初釣行の釣果は11匹+11匹=22匹!・・・ヤマメが不調なのは気仙川だけじゃなかったす。
ところで、こんなに足腰がヨロヨロしてたんでは那珂川遠征は大丈夫だべか?・・・少し鍛えておかないとマズイんでないかい。














2010年04月10日(土)


・・・ヤマメは暫く勘弁してやるわい・・・



宿舎周りの清掃作業をちゃっちゃと済まし、I藤氏を案内して淀川へ・・・釣れないと思うけど。
お天気は薄曇だけど気温が20℃近くもあり、むし暑くさえ感じる。

まずは大平川のヨースケさん御用達のエサ取り場へ・・・。
あれぇ〜?先々週はザクザク取れたキンパクが全く居なくなってしまった。
一網で極小のクロカワが2〜3匹ずつと、砂虫(モンカゲロウ)が2〜3匹ずつしか取れないのだ。
ほんじゃぁ〜、もう少し上流のエサ取り場へ・・・。
やはり此処のエサ取り場も状況は一緒で、ようやく二人分のエサを確保しただけでもう〜ヘロヘロで疲労困憊。
ちょっと少なくて心許ないけど、エサ取りはこのへんで勘弁してやるべ。

さて、I藤氏は淀川が始めてなのだ。
まずは宗谷橋のカミを覗いて見るも、水が高くてポイントがすっかり潰れているのでパス・・・此処はしっかり覚えておくといいポイントだかんね。

             
     
グワングワンの吐き出し周り狙いだす       そこは最高のポイントだかんね

次は、大芋台上手の堰堤へ・・・水量はかなり多いけど此処だら何とかなるべ。
I藤氏はシモの平瀬を釣ると言うので、ヨースケさんは堰堤からの吐き出し周りを狙ってみます。
水が高くて流れがかなり早くなっているので底波を捉えるの難しい。
それでも、風がない分思いどおりのコースを流すことが出来る。
先々週に比べ、ヒカリは一回りサイズアップしているがヤマメは反対に一回り小振りになっている。
I藤氏は大苦戦を強いられているけど・・・大丈夫だべか?

             
     
型がイマイチなのだ               後始末は器用なI藤氏のお仕事だす

エサが切れたのを機に此処のポイントは勘弁してやることに・・・。
ヨースケさん17匹、I藤氏3匹の釣果。


  
ギョエ〜ッ、今年のお初だす    エサは何とか確保できるすべ   最高のポイントなんだすども・・・

次はエサ取りも兼ねて下流野田集落裏へ・・・。
川から上がった先行者とすれ違ったから、浚われてしまった後かもよ?
とりあえず川虫を取りませう・・・此処の方が大平川よりもいくらかマシだすな。

             
    
風に煽られ苦戦してるけど大丈夫すか?       何とか「ボッ」抜けはできたす

やはり浚われた後なのか、ここぞというポイントでは全くアタリが出ない。
ピンポイントの竿抜け狙いで、ど〜にかこ〜にか4匹ゲットできたす・・・ホッ、いかった。

I藤氏はエサ取りで疲れてしまってダメだったと言ってたけど、まだ時期尚早だから少し難し過ぎたもんね・・・あと1〜2週間もしたら、良型が瀬に出てくるから。
ヤマメは暫く勘弁しやるわい・・・明日は、へら釣りだ!














2010年03月28日(日)


・・・まだまだ時期尚早のヤマメ釣り・・・



3月下旬なのに、今朝の最低気温は氷点下6℃だよ!
それでも、日中は最高気温が3℃だけど晴れの予報。
このお天気を有効に使わない手はないべさ。
玉川レジャーランドさ行くべ」とI藤氏を誘ったら、風邪ぎみで昨日から床に臥しているという。
そ〜か可哀そう〜に、ほんじゃ〜オラ一人だから淀川さ行ってヤマメの状況でも見て来っか・・・淀川はポイントが狭いから、一人の時しか行けないのだ。

まずは川虫を採取するため、お約束の御用達エサ場太平川へ立ち寄る。
あれぇ〜?今年はクロカワがさっぱり網に入らずキンパクばっかしなのだ。

             
  
雪代も無く水位はバッチシなんだけど、透明度が高くいかにも冷たそうな水なのだ・・・生物反応なし

おろっ、気温が低いからか岩見川の雪代は大したことがないんでないかい。
透明度が高くていかにも冷たそうな水だけど、ダメ元で、ちょこっと野崎新橋のカミで竿を出してみませう。
はい、生物反応なし!
10分で岩見川を見切り淀川へ・・・。
あら、やべぇ〜、ガソリンが入ってねぇ〜じゃん。
燃料切れのランプが点灯してから何km位走れるんだべ?
この先、山越えだからガソリンスタンドはないし・・・まっ、ガス欠になっらたJAFを呼べばいい〜かって言っても、携帯は圏外?


淀川も雪代は大したことがない。
まず手始めに、宗谷橋の脇へ車を停め、徒歩でカミのポイントへ向かう。
例年だと雪はすっかり融けておりポイントの脇まで車で入られるのだが、今年はまだ30cm近い固雪が残っていて車では無理なのだ。
あれぇ〜っ?・・・アタリもサワリも何〜もなし。
解禁当初から必ず魚が着いておりハズレなしの良型ポイントなんだけど・・・今年はまだお留守なんだべか?
此処も10分で見切りを付け、下流大芋台上手の堰堤へ・・・何だか今日は「ボッ」を喰らいそ〜な気がしてきたよ。

  
ヤマメが着いていたのは此処一箇所だけ  シモの早瀬はお留守     平瀬も全く気配がない

ポイント一番の筋(白泡の払い出し)にエサを流すと、一発で目印が止まり15cmのヤマメがタモに飛び込んできた・・・ホッ、ようやくヤマメの顔を拝めたよ。
アタリは順調にあるものの、だんだん釣れるサイズが小さくなっていく。
此処のヤマメはバカだから、必ず奥深くまでキンパクを飲み込みやがって、ハリハズシを突っ込んでも尽くハリスがプチッなのだ。
濡れた指先が悴んでハリ結びに難儀はするし、鼻水は垂れてくるわでなんたら寒いこと・・・岩洞湖の方が断然暖かく感じるもや。
他のポイントはど〜だべ?と、シモの平瀬もなぞってみるが、やはり時期尚早なのかアタリもサワリも出ない。
釣れるのは、白泡の払い出し一箇所だけなのだ。
ヤバイ、指先がすっかり悴んでこれ以上ハリ結びやエサ付けは到底無理だす。
も〜ダメだ、今日のところはこのへんで勘弁してやるわい。

                 
               
今期初釣行は17匹・・・小さいのはヒカリ

オラ、相変わらずこのゼロハリハズシとはお友達になれず、17匹中ちゃんとハリが外れたのはたったの2匹だけだよ。
情けないことに、あとは全部プチッだから、本日のハリの消耗は15本だす・・・仕掛けもだいぶ短くなってしまった。
ど〜やら今年の渓流は、ひと月程遅れているような気がするんですけどぉ〜。


・・・さて、燃料切れのランプが煌々と点灯してるけど、国道のガソリンスタンドまで持つべか?