09’渓流・他(波止)


                             


                                 釣 行 記








2009年12月27日(日)


・・・気分良く2009年釣り納め・・・



2009年の締め括りとして、30日に岩洞湖のドーム船へ乗り込むつもりだったのね。
岩洞湖漁業組へ勇んで予約の電話を入れると、残念ながら12月30日から1月4日まで年末年始のお休みだって・・・ガクッ。
てな訳で、本日の玉川レジャーランドが今年の釣り納めとなるのだ。

             
    
今日も一番奥の桟橋へ釣り座を構える     アタリはないけど手前の桟橋は人気があるのだ

I藤氏は休日出勤とかでお仕事なのだ・・・曇天無風でこんなに穏やかな釣り日和なのになんたら可哀そうだこと。
昨日あれだけひっきりなしにサワリがあったのになかなか食いアタリが出せず悔しい思いをしたので、昨日に引き続き奥の桟橋に釣り座を構える。
奥の桟橋はチャンベが多いからと常連さんたちにはイマイチ人気がないけど、例会の優勝者は必ず奥の桟橋から出ているのだ。
それなのに「全然アタリがねぇ〜」と嘆きながらも手前の桟橋は大入り満員の大人気なのだ。
中央の桟橋もひっきりなしに浮子が動くのに、なして常連さんたちは手前の桟橋に入りたがるんだべ?

     
 
チラッと青空が顔を覗かせた     9寸クラスの元気盛り    ハリ外しにも大分慣れてきた

へらは底に犇き合っているのが分かっているから、わたグル単品に集魚材として粒戦を塗した両グルテンの底釣りをするのだ。
あらっ、14尺では底が取れないのね。
15尺で辛うじて底が取れるのだが、浮子止めゴムから穂先まで浮子一本分の余裕しか残さないのだ。
うむ〜、16尺の仕掛けを出すのが面倒臭いからこのまま15尺で浮子を叩かないよう気を付けて釣ればいい〜んだべさ。

4、5投目からサワリが出始め7〜8寸の中型が竿を絞る。
それからは順調に竿を絞るのだが、きれいな食いアタリが出るのに時間が掛かり過ぎる。
そこで、もっと早いアタリを出すためにエサを切るタイミングを早め、少し上ずらせ気味にして馴染み際のアタリに絞る作戦に変えるとバッチシ嵌まった。
馴染みながら止めが入り、馴染み切って一発目のチクッで乗るのだ。
待って待ってエサ落ち目盛が出てきてからのアタリで乗るへらは小型や中型なのだが、宙から追ってきて馴染み際のアタリには良型が乗ってくるのだ。

手前の桟橋では浮子が動いただけで「あたった〜!」と大騒ぎをしているし、大半の人が午前中一回もアタリが出ていないのだ。

エサを使い切ったのを機に、午後からは余裕をこいて両ダンゴだったらど〜なるのかと変更してみる。
ダンゴの底釣り夏+ダンゴの底釣り冬+バラケマッハ+水を練らずにかき混ぜただけのふんわりシットリのダンゴに仕上げる。
一投目から馴染み際のツンアタリで良型が竿を絞った。
なんだエサなんて何でもいいんだっちゃと思ったのも束の間、その後はフワフワしたサワリは出るもののアタリが出ないのだ。
ただただ揉まれているうちに、エサが抜けてしまうのだ。
手揉みを加えたりして虚しい試行錯誤をすること1時間・・・数えるほどのアタリしか出すことができなかったのだ。

  
粒戦ふりかけグルテンの威力は絶大だす  リャンコウも数回      押し忘れも数回あったと思うけど

再度、粒戦ふりかけグルテンを作り、少し上ずらせ気味にしながら馴染み際のアタリに絞る釣り方にすると、ぶっくり太った新べらばっかしが釣れ続く。
手前の桟橋に入っていた常連さんたちは「こったなストレスの溜まる釣りなどやってられねぇ〜」とか「此処さ来ねぇ〜で、孫と遊んでた方がいがった」「もうへら釣りなどやんねど、今年は」などと悪態を吐きながら、早々に片付けを始めている。
この池の釣り方のコツを掴んだオラは、このエサを使い切るまで地合を崩すことなく釣れ続き、カウンターの数字は76枚を示した。
オラの隣で訳の分からない釣り方をしている太った人が居ないから、気が散ることなく自分の釣りに集中できたのかも?ってが。


お〜し、これで気分良く2009年の釣り納めができた。
さて、岩洞湖の解禁が楽しみだなぁ〜。

                
                 粒戦ふりかけグルテン

今日ピッタリ嵌まったグルテンの作り方と使い方を軽く説明すると、わたグルに水1.5を加えエサボールを左右に振って水を満遍なく浸したら5分間放置で出来上がり。
この時、グルテンを絶対に練ってはダメね・・・練ってしまうと、開きが遅くなるしハリ抜けが悪くなるから早い釣りが出来なくなるのだ。
使い方は、グルテンに粒戦をパラパラと振りかけエサボールの端から小指の爪大くらいずつ粒戦と一緒に摘んでハリ付けするのだ。
ただし、ハリ付けする時には絶対に丸めないで摘んだ形のままハリのチモトを抑えるだけでいいのだ。














2009年12月26日(土)


・・・冬場は底釣りが確実で安定しているのだ・・・



今日の予報は一日中なのだ。
それでも高速を飛ばして釣りっこさ行くアホな二人。

             
     
今日は、奥の桟橋・・・南向きだす        常連さんたちがボチボチやって来た

今日は氷が張ってないから魚影が濃いと言われる奥の桟橋へ・・・。
I藤氏とオラは北西の風を予想し、雨が小降りな頃合を見計らって南向きに釣り座を構える。
手前と真ん中の桟橋に常連さんたちがボチボチやって来た。
秋田の常連さんたちって、10時過ぎにならないとやって来ないのだ・・・みんな重役出勤なのね。

                    
      
一投目でこいつが食ってきた          始めのうちは型が良かったが・・・

16尺いっぱいの底をグルテンとバラケのセットでエサ打ち開始。
なんと、第一投目からエサ落ち目盛が出てからのチクッと入るアタリでいきなり良型が竿を絞った。
二投目も同様に竿を絞る・・・こ〜ゆ〜簡単そうなパターンって絶対にヤバイのだ。
案の定、その後モゾモゾとしたサワリは頻繁にあるのだが、肝心の食いアタリが出ない。
ようやくアタっても、掌サイズのチャンべなのだ。
時折雨脚が強まる中、I藤氏は「下バリを底に這わせた宙釣りだ」と訳の分からないことを言いながらチャンベの猛攻を受けている。

                 
             
根性あったなぁ〜・・・玉の柄が今にも折れそうに撓む

一番手前の桟橋で竿を出している常連さんたちは「アタリがねぇ〜」「全く浮子が動かねぇ〜」と嘆いている。
やはりこの池は、一番手前の桟橋(水深12尺)は魚影が薄いけど掛かれば良型で、奥の桟橋(水深16尺)は魚影がメチャメチャ濃いけどチャンベが煩いと言ってたのは本当なのだ。
それでも少しずつ型が良くなり、アベレージサイズが7〜8寸になってきた。
そうこうしているうち、きれいなアタリで良型が竿を絞った!
16尺の竿の穂先が水面に突き刺さりそうな勢いで大きな弧を描いたまま左右に横走りをして一向に浮いてこない・・・こりゃでっかいど!
耐え切れなくなってきたオラは、恥じも外聞もなく立ち膝だもんね。
常連さんたちの注目を一身に浴びながら、ようやく玉網に納めたのは50cmを優に超えるナマズだったのだ。
それにしても03号のハリスは強いもんだすな・・・ハリを外す時に切られたけど。

午後からは、底釣りに見切りを付け14尺天々を試してみる。
ようやくサワリが出始めたと思ったら、突然風雨が強まってきた。
北西の風が吹くとの予想に反して南東の向かい風なもんだから、テント内に容赦なく雨が吹き込んでくる。
ダメだこりゃ・・・意を決して桟橋の反対側へ移動することに。
オラのテントは吹き込んだ雨でチラッと濡れた程度だけど、I藤氏のテント内はジャブジャブの水浸し・・・これでDaiwaのテントを買う決心が付いたようだ。

             
    
14尺の天々でようやく食ってきた良型        やっぱ底釣りが間違いなのだ

北側を向いたら、もう〜快適極楽天国だもんね。
オラは引き続き14尺天々を続行しているのだが、アタリが遠い。
暫く頑張ってみたものの、良型が一枚竿を絞っただけなのだ。
その間、片ズラシだかなんか知らないけど底釣りで順調の釣っているI藤氏に大きく水をあけられてしまったのだ。
残り時間が少なくなってきたけどここはひとつ底釣りに変更してI藤氏に捲くりを掛けないと・・・釣果で負けたら暫く頭が上がらなくなるべさ。

                 
                 
片付ける時に雨が止んで良かったす

やっぱ冬場は、底釣りが確実で安定しているのだ。
納竿するまでにキッチリ捲くりを決め、面目を保つことができたもの。
この時期、活性の低いへらを浮かせるのは容易なことではないってことをしっかり痛感いたしました。














2009年12月23日(水)


・・・全面氷結修行のレジャーランド・・・



一昨日に続き、またまた玉川レジャーランドへやって来た。
ありゃっ、全面結氷しており先客の人たちが一生懸命氷割りをしている。
ど〜やら、地下水の汲み上げを停めたため一晩で凍ってしまったようだ。

             
     
えっ、凍り割りをしてるんでないかい    何で、みんなしてピッタリ寄り添うんだろう?

一番手前の桟橋に12尺の竿を振れるスペースを確保し、段差の底釣り(上バリ15cm、下バリ40cm)でエサ打ち開始。
1時間30分もエサを打ち続け、アタリがあったのはたったの一回だけで釣果は1枚・・・ってことは、完全に交通事故だもんね。
中央の桟橋にいる人と奥の桟橋の人は時折竿を絞っているが、こっちの桟橋は全員沈黙の要塞・・・浮子がモヤッと動いただけで感激ものなのだ。
無風状態なのはとってもいいけど、雪が舞ったり雨になったり将又ミゾレになったりと、とっても目まぐるしいお天気だけど、テントの中はとっても快適だす。

     
 
セキレイが滑ってコケてやんの    釣れれば・・・きれいな新べらだよ 苦節4時間でやっとのI藤氏

午後からはグルダンゴの底釣りに変更し1時間頑張ってみるも、アタリが出たのはたったの1回だけ・・・それが、次のエサを物色していて竿から手を離している時だもや。
続いて、セット(グルテン)の底釣り30分程試してみるも、アタリもサワリも全くなし。
やっぱり初心に戻って段差の底釣りに再挑戦・・・バラケとクワセ(感嘆)を近づければ何とかなるんでないべかと、段差を15cmに詰める。
ようやく、10投に1回くらいの割合でサワリが出るようにはなったけど、相変わらず修行には変わりない状況なのだ。
エサを何回も作り直したりして試行錯誤の末、夕方4時まで頑まで頑張ってたったの4枚の釣果だもんね。

             
   
この二匹の猫がエサを求めてテントを覗くのだ     週末に、また来っかんねっ!

常連さんたちの話だと、真冬でも水温が高い池の筈なのだが地下水の汲み上げを停めたから一気に水温が下がり活性が低下してしまったのでは?とのこと。
尚、ここの池は何故か昔から段差の釣りウドンは効かないんだって・・・そ〜ゆ〜情報は釣りを始める前に教えて頂きたかった。
状況はど〜あれ、何とかして此処のへら攻略をしないことには気が済まないもんね・・・お〜し、週末に再挑戦だ!














2009年12月21日(月)


・・・猛吹雪の釣行in玉川レジャーランド・・・



I藤氏と二人、通勤時間帯割引の適用を受けられなくなるとヤバイからと雪にスッポリ覆われたふるさと体験館「北上」を慌てて出発した。

  
I藤氏はご飯山盛りね       さすが豪雪地帯、雪下ろしが大変  ー5℃の秋田道、前が見えねぇ〜

北上西ICに乗った途端、前が良く見えない猛吹雪に見舞われる・・・ひえ〜っ、この猛吹雪でよく通行止めにならないもんだよ。
この猛吹雪は横手を過ぎ大森PA付近まで続いたのだが、大曲ICが近付くにつれ青空が見えてきた。
しめしめ、これだら玉川レジャーランドへ行ってみてもいいんでないかいという気になり、大曲ICで高速を下り国道13号を玉川橋方面へ走る。

 

玉川レジャーランドの場所は一発で分かった。
住宅街の一角のある池で釣り桟橋が3本渡されいる。
釣り人は一人も居ないけどロケーションは申し分ないし、なかなか感じのいい池でないかい。
桟橋の雪かきをしてる人に状況を聞くと、一番奥の桟橋は16尺の深さがあり数は出るが型が小さくて、手前の桟橋は12尺で底が取れ数は出ないけど良型が出るから手前の桟橋の方がお薦めだと言う。

  
なかなか感じの良い池だね   オラたちは一番手前の桟橋に釣り座を構える I藤氏だけが竿を絞ってんの

オラとI藤氏はお薦めの手前の桟橋にお座敷を構えていると、三人の常連さんがやって来てオラたちに並んで釣り座を構える。
午前中は様子を探るために、オーソドックスなダンゴの底釣りで試してみる。
I藤氏は昨日に引き続き、なんちゃって段差釣りを始める。(上バリ35cm、下バリ40cmという訳の分からない段差釣りなのだ)
本人は段差釣りだと言い張るそのなんちゃって段差釣りで、「あれ〜っ」とか「失敗!」とか言いながら3枚も釣ったのだ。
オラはたま〜にサワリがあるものの、アタリが全く出せない。
I藤氏はオラに勝ってると、エライ喜んでやんの。

お昼になると、昼飯を持って来てなかったオラたちに常連さんが煮込みウドンを作ってくれると言う。
親切な常連さんのご好意に甘え、アツアツの煮込みウドンを食べ終えたあとはダンゴの底釣りに見切りを付け段差の底釣りに変更する。
オラの段差は真面目に上バリ15cm、下バリ40cmで食わせは感嘆だかんね。

  
常連さんたちもピッタリ寄り添い   きれいな新べらだよ     あややや、吹雪いて白黒の世界に変貌

バラケが抜け、エサ落ち目盛が出る寸前のモゾッと入るアタリにアワセると丸々太った良型が竿を絞る。
I藤氏は相変わらず「あ〜っ」とか「う〜う」とか言いながらの鬼アワセでポツポツ拾ってる。

ヤバイ!此処も猛烈な吹雪に見舞われてきた・・・テントの中にも容赦なく雪が入ってくる。
あややや〜、この吹雪は止むんだべか?と心配になってくる。
I藤氏は「ヤバイ、追いつかれる」と焦っているけど・・・地合を作ればこっちのもんだもんね。
最終的には、シッカリ差を付けてしまってゴメンね。

                
             
撤収が終わった途端、雪が止んだ・・・とってもいい所だね

この猛吹雪の中、勇気を出して雪塗れになりながらの撤収作業。
ほうほうの体で車にヘラバッグを積み終えたらピタッと雪が止むってが。

秋田の常連さんたちは、みんな穏やかな優しい人たちなのね・・・フィッシングパークの常連さんたちとはエライ違いだよ。
お〜し、これだら23日にまた来るべ!














2008年12月20日(日)


・・・忘年怪inふるさと体験館「北上」・・・



師走に入ってすっかりお魚さんに見放されたオラの頼みの綱は、それなりに釣れているというフィッシングパークに頼るしかないのだ。
ただ、長〜いブランクで食い渋りの対処方法をすっかり忘れてしまったオラは常連さんのように的確に釣る自信がないのだ。
支障は8時過ぎには行ってるというので、オラも9時30分着を目指して根性の早起きで宿舎を出発したのだが、大雪の秋田道で大幅な時間ロス、フィッシングパークに着いたのは11時

  
居た居たsu-sanも来てたのね   野釣りはお友達になれなくて オラの後ろに居るのはS本さんやU藤さん?

オラは基本に戻り、オーソドックスな両ダンゴの底釣りを行う。(ダンゴの底釣り夏1+ダンゴの底釣り冬1+ペレ道1+水2)
支障は拘りの棚一本の宙だし、ゆみさんとsu-sanは段差の底釣り、I藤氏はなんちゃって段差釣りと、それぞれ思い思いの釣り方で攻めている。
程なくして微かなサワリが出るも、なかなか食いアタリを出してくれないのだ。
それでも、玉網が乾きかけた頃にチクッと教科書どおりの食いアタリで丸々太った新べら(いつまで新べらと呼ぶんだろう?)が竿を絞る。

  
最初の一枚が上がりべらになるかもしれないから写真を撮っておくべ おお〜っ、su-sanもI藤氏も良型だ!

欲を出した後半戦、もう少しエサの開きを早くして早いアタリを出そうとバラケ(新B)を加えたのが間違いの始まり。
アタリもサワリもパッタリなくなってしまったのだ・・・うむ〜、開くエサはダメなのね。
それではと、エサの開きを抑えるためにを振り掛けるも・・・サワリは戻ってきたが、食いアタリは絶対に出ないのだ。
始めのエサに作り直せばいいんだろうけど、時間残り少ないのでそのエサに手揉みを加えたりペトペトしたりしていろいろ試したのだが・・・とうとう最後までアタリを出すことができなかったのだ。

教訓:気温低下で活性が下がった食い渋りの時期に入ったら、ポツリポツリでも食いアタリの出るエサで、忍耐強くジッと我慢の子で釣り続けるのが数を伸ばすコツだね。

すっかり冷え切ってしまった心と体を温泉で暖めないと・・・さぁ〜て、ふるさと体験館「北上」へ場所を移すど〜!




  
ふるさと体験館「北上」に到着   乾杯は生ビールでいいかい?  去年の忘年会の料理よりはマシだけど

  
国産の鮎だかんね       見た目は悪いけどウグイが一番美味いな  うん、養殖だけど美味い鮎だ

  
温室の仕事だからって騙された   納屋に篭ってるから色白になったべ  これって二子芋だいが?

  
農協から絶対に金を取り返すからな オラ昨夜も忘年会だったんだから ライフルを撃つとタマが見えるのよ

  
ブログネタの写真をパチリ! ゴンさんもへらをやれ、面白れ〜ぞ  DVDで魚探の使い方をマスターしたのす














2009年12月13日(日)


・・・今季のへらは、そろそろ潮時かな?・・・



気温はそんなに高くはならないけど、午前中だけでも晴れの予報なのだ。
いっそのこと氷結してしまった方が釣れるんだろうけど、今の時期は中途半端だから何処に行っても釣れないんだべなぁ〜?
三本松へ行ってみてダメだったら、ワカサギの仕掛けでも買いに行こ〜っと。

             
     
釣り人は、思いの外多いのだが・・・       状況は芳しくないようだ

おっ、常連さんたちが11名も居るってことはまだ釣れるんだべか?
暫く様子を眺めてみるも、誰〜れも竿を絞る気配がない。
あちこちから「アタリもサワリも何〜にもねぇ〜」と言う声が聞こえてくる・・・うむ〜、やっぱり釣れないのね。

             
     
道路側は乗っ込み期のポイントなのだ       アタリもサワリも何〜んもなし

とりあえず、せっかく来たんだから竿を出してみてダメだったら速攻で諦めるもんね。
予報では北西の風ということなので、道路側(西側)にお座敷を構える・・・これが、決定的敗因になるとは。
段差の底釣りのエサを作り終えてから、18尺で底を取ると・・・ありゃっ、浅い? なんと、水深は一本もないのだ。
今更、対岸へ移動するのは面倒臭いしぃ〜・・・もう〜この時点で、オデコを覚悟したのだ。
左側の葦が邪魔でアンダースローの振込みが出来ないから、廻し振りをしなければならない。
1時間ほどエサ打ちを続けているのだが、この水深では当然アタリもサワリもあろう筈がない。

                 
               
この風だば、ダメだこりゃ・・・ギブアップ!

そのうち、南東の風が強くなり水面の波立ちで浮子が全く見えなくなってきた・・・予報では北西の風なのに、こりゃぁ〜すっかり逆風だべさ。
対岸の常連さんたちは背中から風を受けているから波立ちの影響はないけど、沈黙の要塞にジッと耐えている。
オラだけが釣れないんではないから救われるけど、やっぱ、この道路側に釣り座を構えたことからして間違いだったもんね。
お〜し、ギブアップ!キッパリ諦めた。
今季のへらは、そろそろ潮時かな?
さっさと片付けてワカサギの仕掛けを買いに行こ〜っと!














2009年12月06日(日)


・・・廻戸池まで何しに行ったんだべ?・・・



Yahoo!天気予報を確認すると、秋田県、岩手県共に一日中雨降りだが降雨量は0〜1mm・・・ほう〜、釣りは可能だっちゃ。
しかし、秋田市内は朝からピューピュー音を立てて風が吹き捲くり、風速9〜12m/sってことは昨日より強いのだ。
反面、西和賀は1m/s〜静穏とな・・・おしっ、行き先は廻戸池に決定だ!支障もやって来るという。

えっ、横手を過ぎると雨脚がだんだん強くなってきた。
風も強いし、天気予報と違うんでないかい?
10時、オラたちが到着すると支障は既に来ていた。
先客が1名テントを張って竿を振っている。

             
  
釣り台にステーを取り付けてテントを張ってるのね    I藤君、その緑のエサは何や?

とりあえず、風雨が強くならないことを願ってお座敷を構える。
今日は、I藤氏に段差の底釣りを教えてあげるのだ。
支障はまだ自分の釣り座を構えず、I藤氏の底の計り方を見てあげる。

             
   
雨が上がり、一瞬穏やかになるのだが・・・      たちまち風雨に見舞われるのだ

釣り人がもう1人やって来たが、この風雨に上の池を諦め、風を避けられる下の池に釣り座を構えた。
支障は小降りになった頃合を見計らって、とりあえずお座敷を構えエサだけは作るも、時折強まる風雨に釣りを始める機会を逸している。
そうこうしているうちに、ますます風雨が強まり何となくヤバイ状況になってきた。
こりゃ〜、天気予報が大ハズレだべさ。
うむう〜、もう1時間以上エサを打ってるんだけど、サワリも何〜んもなし・・・沈黙の要塞が続く。

「釣れない時は頑張っても無駄だから、早めに昼飯を食べた方がいいんだ」と言う支障に従い昼食タイムにするも、東屋の中にも強烈な雨が吹き込んでくるし、ガスコンロの火は強風に煽られ消えてしまうわでとんでもない状況なのだ。

  
あららら、思わず笑いが込上げる  お〜し、もう少しだ!頑張れ    竿ケースは浮力抜群だこと!

何気なく、池の方に目をやると・・・なんだ、なんだ!パラソルが溺れているんですけど?
えええっ!オラのお座敷セット一式、何もかにもそっくり消えてしまったのだ。
あららら、竿と竿ケースが対岸に向かってプカプカ泳いでるべさ。
釣り台とへらバッグは水没してしまったんだべか?

こ〜ゆ〜時に力を発揮するのがI藤氏なのだ!
すかさず、18尺の竿にロープを結び付け救出作戦開始
まずは、パラソルにロープを掛けオラと二人でソロリソロリと引き寄せる。
「もっと左に行って!もっと下げて引け!よしよし」と言うI藤氏の仕切りで、ようやくパラソル陸へ引き上げた。
おお〜っ、釣り台がパラソルにシッカリくっ付いているっちゃ。
すると、へらバッグがパラソルの下からポッカリ浮き上がってきた・・・へぇ〜、このへらバックってなかなか根性あるじゃん。
竿掛けと万力も無事回収し、対岸で竿と竿ケースが流れ着くのを待つ。

             
   
ずぶ濡れになった、スカートやエサを広げて    今日はもう〜ダメだ。昼飯を食べたら帰るべ

いや〜、風の力って凄いもんだね。
飛ばされないようわざわざ釣り台の上にあの重いへらバッグを乗っけて置いたのに、それでも飛ばされるんだからたまげたもんだよ。
全てのへら道具を無事回収できたのは、偏にI藤氏の機転のお陰だもんね。

オラたちは、この廻戸池に何をしに来たんだべ?
支障はお座敷を設置しただけでとうとう竿を出さず終い。
I藤氏はずぶ濡れになりながらのレスキュー作業。
オラはブログネタを作りに来ただけかいな。

帰ってから気付いたんだけど、残念ながらハリはずしだけは回収できなかったのだ。














2009年12月05日(土)


・・・強風に挑む!試練編・・・



12時までの交通安全キャンペーンを30分程早めに切り上げ、後片付けもそこそこに大急ぎで西仙北SAから戻って来た。
「お〜し、天気が崩れないうちに釣りっこさ行くぞ!」と、I藤氏と二人でやぶれ沼へ・・・。

10人程居た常連さんたちも、この強風に耐えかね帰り支度をしている。
そんな中、これから釣り(試練?)の準備を始めるI藤氏とオラ。
強風に煽られながらもやっと釣り座を構えた時には、オラたちの他に常連さんは5人しか残っていなかった。

今日は段差の底釣りをするつもりなので、バラケは段底+新Bを十分練り込み水で戻し、天々で締める。
食わせは、感嘆の単品・・・本当は、感嘆にわたグルか何かをブレンドして膨らみを良くしようとしたんだけど、風が強くて面倒臭いので手を抜いたのだ。
上バリはヤラズの6号ハリス17cm、下バリは関スレ1号ハリス60cm。
下バリトントンで底取りをするも、あまりにも凸凹が激しく底釣りは無理と判断、今更エサを作り直すのは面倒臭いからバラケは段底用のまま段差の宙釣りに変更。

             
   
あらっ、常連さんたちはだいぶ帰ったのね     I藤氏は底釣りでアタリが出せるんだべか?

そうして、ようやくエサ打ちを開始したのは1時30分。
3投目でサワリが出始め、5投目にはバラケが落ちてからのアタリで新べらが竿を絞った。
その後、バラケが落ちてからのスパッと入るアタリに絞り、ポツポツ釣れ続いたのだが・・・食いアタリが出るまでに時間が掛かり過ぎる。
んだかといって、今更クワセを作り直すのも面倒臭いし、今にも雨が降り出しそうな気配にそのまま続行。

  
ついにテントを畳む気になったのね  釣れるのは8〜9寸の新べら    お〜い、アタリはあるのか?

今日はI藤氏の鬼アワセの音や、「あっ、おっし〜ぃ!」という声が全く聞こえないんだけど・・・大丈夫なんだべか?
たぶん、セット(グルテン)の底釣りをやってるんだと思うけど、この激しい凸凹の底と強風で浮子がシモることを考慮するとアタリは出ないんでないかい?
そんなI藤氏、始めは風除けのためにテントを張っていたんだけど、さすがに破損の危険を感じたのか撤収したのね。
あらっ、気が付いたら残っていた5人の常連さんたちは全員帰ってしまって、オラとI藤氏の二人っきりになってしまったのね。

もう少し早くバラケを落として早いアタリを出したいんだけど、何しろこの強風でへらバッグの蓋を開けるのも儘ならない状態だから、手水でバラケを調整するのが関の山なのだ。

           
          
人っ子ひとり居なくなったやぶれ沼・・・明日、また来るけんね

そうこうしながらも、ポツリポツリ竿を絞り1時間半程した時、ついに雨が落ちてきた。
「ええ〜っ、もう降ってきたってが」なんて言ってるうちに、瞬く間に風雨が叩き付け始めた。
撤収・撤収!急げや急げ」と、ほうほうの体で後片付けを始めたアホなオラたちなのす。


※明日はザ・遊魚池へ行くつもりだったんだけど、「30人の例会が入っているから」とキッパリお断りされてしまった。














2009年11月29日(日)


・・・努力虚しいやぶれ沼・・・



今日もまた、I藤氏と連るんで昨日ゴミ浚いをしたやぶれ沼へ・・・。
さすがに穏やかな日和だと釣り人は多いのだが、へらの活性も穏やか過ぎるみたい。

             
   
 I藤氏の体にそのテントは窮屈だべさ?       常連さんたちも・・・沈黙の要塞

この池は、みなさんテントを張ってお座敷を構えているのだ。
オラたちも南側にテントを並べて設営する。

何となく昨日の疲れが溜まっているためか、宙でばんばんエサ打ちを繰り返す元気がない。
今日はの〜んびり底釣りをさせてもらいます。
15尺の竿を繋ぎ、昨日反応が良かったグルダンゴ(粒戦+へらスイミー+ダンゴの底釣り夏に、別に作った本グルを合体)でエサ打ちを始めるも・・・沈黙の要塞でサワリがない。
1時間半あまりジッと寄せに徹していたのだが、ジャミすら寄ってこないのだ。
サワリの出ないグルダンゴに見切りを付け、両ダンゴ(ダンゴの底釣り夏+ダンゴの底釣り冬+新B)に切り替える。
そのエサで昼食時まで頑張るも・・・一向にサワリがないのだ。

午後からは、思い切って竿を18尺に取替えようやくアタリを出すことができたのだが、ペースはタモが乾いた頃に思い出したように浮子が動く程度なのだ。

             
     
お〜しきた!・・・食ってるかな?        40cmオーバー!・・・写真写真

18尺でも1時間半ほど頑張ったんだけど、このスローペースにはさすがに参った。
もう〜底釣りは勘弁してやるもや。

                
          
オラも、あと釣れないかも知らないから写真に納めておこ〜っと

こ〜なったら、12尺セットだす。
バラケは冬のバラケ+バラケマッハ+新B、クワセは本グルの単品、ハリスの段差は30cmで棚は一本半。
何と、一投目からいきなりスパッと消しこみ新べらが食ってきた。
こ〜ゆ〜パターンって絶対に長続きしないんだよね。
案の定、始めのうちこそパタパタアタリが出て、最初から宙をやっていれば良かったなどと思ったのも束の間・・・やはり、定説どおりアタリは遠退いてしまったのだ。
更にダメ押しで50cmオーバーが掛かり、ポイントを縦横無尽に暴れまくった挙句ハリスをブッチ切りやがって。
ジャミのアタリも無くなってしまったから、今日のところは勘弁してやろう。

オラにしては珍しく竿を3回も取替え、エサも何回も作り直したりしたのに・・・努力は報われなかったのだ。













2009年11月28日(土)


・・・やぶれ沼のゴミ浚い・・・



木枯らしが吹き荒れる中、I藤氏とやぶれ沼へ・・・。
9時頃現着したんだけど、さすがにこんな日は釣り人が少ないのね。
オラたちを含め、たった6人しか竿を出してないのだ。

風除けのへらテントはバサッと開くだけで超簡単設営。
後ろの出入り口を閉めると、お座敷はヌクヌク快適空間で防寒着なんて不要だもんね。

  
さすがに釣り人は少ないのだ    陸ジャミたち          I藤氏(左)とテントを並べて

今日のテーマは底釣り
まずはエサ作り・・・粒戦とスイミーとダンゴの夏に水を加えサクッとかき混ぜ5分間放置したものを、本グルに折り畳むよう押し込んだグルダンゴだす。
ありゃ〜っ、15尺で底取りをするも、とんでもなく凸凹なのよ。
横に10cmズレただけで水深が10cmも違うのだ・・・こりゃ〜、底釣りなんて不可能だべさ。
したけどエサは作ってしまったし、かと言って一投もしないで捨てるのは勿体ないしぃ〜。
したら、手前の底はど〜なんだべと竿を13尺に変えて底取りをしてみたものの、凸凹の状態は大差ないのだ。
お〜し、こ〜なったら意地でも底釣りをやってやりましょう。

             
     
体高が全長ほどもある重量級べら         おっ、I藤氏にもやっとキタね!

上バリトントンのバランスの底釣りは諦め、オモリトントンのベタベタ這わせで試してみるもんね・・・変形ドボンの釣りなのだ。
3投ほどエサを打ち返すと、何の前触れもなくムズッと一節入り重量級の尺上べらが竿を絞る。
何しろベタベタに這わせているもんだから、へらの寄りやサワリが全く分からないのだ。
それでも、忘れた頃に突然ムズッと入り重量べらが釣れるのだが・・・。
根掛かりの連発でハリスは何回も飛ばされるし、ビニールやプラスチック片を次々釣り上げるわで、ゴミ浚い作業なのだ。
I藤氏には「そんなにきれいに掃除してたら、感謝状を貰えるべさ」とバカにされる始末だよ。
そんなI藤氏は早々に底釣りを諦め、竿を短竿に変え棚一本半の「底宙釣り」だとかって訳の分からない釣りを始めている。

  
虹の向こうにはルーシーが居るとか? これも浚いました(カニかと思った) メタボ(I藤氏体型)べら

途中、強烈な横殴りの風雨に見舞われたりもしたが、テントに入っていれば超快適だもんね。
I藤氏の「あれっ、惜し〜い」とかって声が聞こえなくなったなぁ〜と思ったら、イビキをかいて昼寝をしてやんの。
オラは、相変わらずゴミ浚いをしながらもポツポツ拾い最大40cmオーバーの良型を筆頭に全て尺上・・・早い話、底では旧べらばっかしだったのだ。

何てったって、革靴まで浚ったんだからスゴイべさ。














2009年11月23日(月)


・・・拘りのチョウチン釣りだったが・・・



昨日のリベンジを果すべく、連荘で県南フィッシングパークへやって来た。
オラが到着したのは8時30分・・・これでも頑張って早起きしてきたんだから。

  
国道からそれて、スピードアップ  あら、例会がないと空いてるね   いたいた、支障とゆみさんが

今日は例会が入ってないので、桟橋は余裕で空いている。
既に支障とゆみさんはお座敷を構えて、底取りを始めている。
オラは、この時期底が安定していることは十分承知の上で、9尺チョウチン釣りをするのだ・・・ヘソ曲がりというか、訳の分からない拘りあるのだ。

             
  
 苦手な底釣りでも、シッカリ掛けているのだ    でっかいカラス貝を釣って、ピース・ピース!

苦手の底釣りをやっている支障が、初っ端からサワリを出していきなり良型を掛けている。
ゆみさんは食い上げにアワセて根掛かりしたと両手で竿を絞り、掌をいっぱいに広げたよりも大きいカラス貝を釣り上げ、周りの笑いを取ってくれる。
深宙はへらの寄りが悪いのか、オラのチョウチン釣りにはなかなかサワリが出ない。

             
     
桟橋が大分賑やかになってきた        I藤氏は面白そ〜!・・・スレの強烈な引き

そうこうしているうちに、ぼちぼち釣り人が集まり桟橋が結構賑やかになってきた頃、ようやくI藤氏が到着し、オラの左隣釣り座を構えて底釣りの準備を始める。
底取りを始めるも、何だか訳の分からないことやっているし、穂先のすぐ下に浮子があるので振込みにも手こずっている。
そんなこんなを教えてあげようやく釣り始めたものの、何だか浮子の馴染み幅が変なんでないかい?・・・あいや〜、浮子止めゴムが30cmもズレてるべさ。
そんなI藤氏はオラに「底にはへらがウジャウジャいるから底釣りをやれ」と何回も言うけど・・・「オラは、チョウチンに拘ってるんだっつ〜の」

             
    
オラに掛かるのは新べらばっかしなのだ       今度はへらみたい・・・

支障は、底釣りが苦手だと言いながらもビシバシ掛けているが・・・そろそろ飽きてきたみたい。
オラにもようやくナジミ際にサワリが出てきれいなアタリで釣れ始めるも、長続きがしない・・・パタパタと2〜3枚釣れると、また沈黙の要塞が続くパターンなのだ。

  
とうとう雨が降り出してきた    02号のハリスは写真撮影がヤバイ へらだへらだ!・・・貝じゃないよ

昼食後は雨に見舞われ、10数年振りでパラソルテントを張ったりしてお座敷がゴチャゴチャ。
支障は、昨日アタリが出せなかった棚1mの宙に変更し、バシバシ竿を絞りしっかりリベンジを果たしている。
ゆみさんは、ホタテより大きいカラス貝を更に2枚も追加して、ブログネタのダメ押し・・・へらが掛かっても「ええ〜っ、また貝かも?」とすっかりトラウマ状態。
I藤氏だけは何故かジャミに弄ばれているし、スレばっかしでなかなか口を使ってくれない管理釣り場のへらの難しさの洗礼をこれでもかと受けている。
オラは最後まで、チョウチン釣りに拘ったが・・・とうとう地合を作り出せないままタイムアップ。

次回はオラも底釣りでキメてみよ〜っと。
I藤氏にはいい加減な野釣りの底釣りじゃなく、きちんとしたミリ単位のバランスの底釣りを教えてあげるから。














2009年11月22日(日)


・・・10数年ぶりの箱釣りは惨敗だす・・・



ど〜りで今朝は寒み〜ぃと思ったら、今期一番の冷え込みを記録したのね。
この冷え込みに風前の灯火を迎えようとしてるバッテリーを騙し々々ようやくエンジンを掛け、慌てて前沢へ向かった。

             
     
 おろっ、結構混んでるじゃん          人気の桟橋は満席状態

県南フッシングパークは、いつもガラ空きだと言われている割には結構混んでるじゃん。
今日は2組約40人が例会を行っていて、桟橋は満席状態。

             
     
オラたちは不人気の北側堤防席へ  通りすがりのアタリを取ってようやく釣れるのは全て新べら

仕方がない、オラと支障は北側の堤防席へ釣り座を構えるも・・・。
サワリもアタリも何〜んもなし、浮子の動きは断然野釣りの方がマシだべさ。
宙から底、ハリスを伸ばしたり詰めたり、ハリの大きさや段差も様々試して浮子も小さくしたのに・・・サワリが出ない。
ど〜りで、此処が空いてる訳だよ。

             
     
桟橋の連中は賑やかだこと            このへら、どこで食ってるんだ

桟橋では、浅棚でも深宙でも代わる代わる満遍なく竿を絞っているいるけど状況はかなり渋いようだ。
その例会の成績は7kg(28枚)〜9kg(36枚)程の平均釣果に「厳冬期の釣りだ、さっぱり釣れねぇ〜」と騒いでいたけど、それでも、とうとう最後までツ抜けできなかったオラたちから見たら羨ましい限りだす。

とりあえず、今日のところは敗北を認めて降参するけど・・・明日再挑戦だ!
作戦は何がなんでも桟橋に入ること!














2009年11月15日(日)


・・・風雨に負けた新べら狙いの三本松池・・・



今日は低気圧が通過すため、一日中風雨に見舞われるという大荒れの予報なのだ。
そんな中、昨日新べらを放流した三本松池でsu-san、支障&ゆみさんたちと並んで竿を出す約束をしていた。

  
ほんじゃ〜、オラ立ちも竿を出すべか 風が右から吹いてきたり左から吹いてきたり  あらっ、大粒の雨だ

時折強烈な風雨が襲ってくる天候にもかかわらず、三本松池にはオラたちを含め15人が釣り座を構えている。
新べら狙いだから当然仕掛けはセット(グルテン)の深宙釣り
バラケはドロドロに溶かしたペレットにバラケ即とゴールド1000を加え浅棚一本で締める。
食わせはザ・グルテンと水の比率が1:1.5の単品。

  
アタリがなくて、グレたくなってきた  おっ、su-sanが竿を絞ってる  ゆみさんのも良い型だこと

1時間ほどエサ打ちを続けているのだが、へらが寄ってくる気配が全く感じられない。
su-sanの右隣りで竿を出している常連さんが、続けざま2枚を掛けたのに続き、su-sannも竿を絞る。
オラの右隣りで竿を振っているゆみさんにもサワリが現れアタリが出たという。
ってことは、新べらは右側からだんだんこっちの方へ移動して来てるってことかな?
程なくして、オラの浮子にもようやくサワリが現れ、スルッと2節入ったのにアワセると丸々と太った新べらが食わせのグルテンに乗った。
ほっつ、これで「ボッ」免れた・・・あと釣れないかもしれないから、とりあえず写真に収めておこ〜っと。
その後、スレを交えながらも2枚の新べらを追加。
    
もうすぐ支障の所にも新べらが行くから  ここの新べらはパワーがあるね  平均、9寸くらいかな

なじみ際から頻繁にサワリ出て、いよいよこれからだというのに風雨が強まってきた。
池の東側で竿を振っていた常連さんたちは、ますます荒れ狂う風雨に続々帰り始めた。
エサに雨がまともに吹き付けるもんだから、バラケもグルテンもベトベト状態でハリ付けに難儀する。
それより何より棚までエサ持たなくなってしまい釣りが成り立たなくなってしまったのだ。
既にゆみさんはギブアップを宣言し、早々に店仕舞い。
su-sanも竿を畳み始めているし、支障も残りエサを捨てたのね・・・オラもスレたのを機にギブアップ!
とりあえず、全員揃って「ボッ」だけは免れたから良かったけど、いやはや、この風雨には参りました・・・降参です!

             
   
この雨、止むんだべか?鼻水が垂れてくるもや     支障のパワーK(こんにゃく)にも

この池は足場が悪いもんだから、靴やズボンの裾は泥だらけになるし、なぜか帽子にまで泥が付いているんだもの・・・こんな日に釣りをやってるのはアホだね。
それでも、何となく新べら攻略の糸口を掴みかけたような気がするから、今度は天気の良い日にリベンジするべ。














2009年11月13日(金)


・・・セットの宙釣りが決まったやぶれ沼・・・




今夜から雨が降り出し、向こう一週間はズラ〜っと傘マークが並ぶ天気予報。
東南東の風がちょいと強いけど、昨日休めなかった腹いせに「休みを取って釣りに行くチャンスは今日だけなのだ」と訳の分からぬ屁理屈を付けて強引に休みを取ったもんね。
今日は、昨日とは逆にI藤氏の方がど〜しても休めないのだ。

             
   
ひえぇ〜っ、えらい風が強いんでないかい   さすがに今日は、東側にしか釣り人が居ないなのだ

ここやぶれ沼は、土日の休日よりも平日の方が断然釣り人が多いのだが、さすがにこの強風下では少ないのね。
それでもサンデー毎日の常連さんたち12人が早朝から竿を出している。

  
東南の人も辛そうだこと    うむ〜、仕掛けが凧てんばになり掴めない  誰〜れも竿を絞ってないのね

風向きを考え東側に釣り座を構えてセットの宙釣り(グルテン)の仕掛けをセットする。
周りの人たちに寄せ負けしないよう、十円玉大のバラケをハイピッチで打ち返したいのだが、仕掛けが強風に煽られ凧てんばになるもんだからなかなか掴めないのだ。
強風に難儀しながらも、いよいよエサ打ち開始という時に、I藤氏が仕事をすっぽかして陣中見舞いにやって来た・・・休んで釣りっこをしているオラのことが気になって仕事が手に付かないのね。
いきなり、「底釣りの方がいいんじゃないのか?」なんて根拠のないアドバイスを受けるも、オラの今日のテーマはセットの宙釣り(グルテン)なんだってば。

      
きれいなアタリで新べら      ここのヘラの引きは強烈なんだわ  このグレテンは食べやすいべ

うむ〜、へらのサワリがあるのだが、肝心の食いアタリが出ないのだ。
ど〜やらバラケの開きが早いのと、ベトベトのグルテンがへらに揉まれて持たないのね。
バラケを水で戻し練りこんで粘りを持たせ、食わせのグルテンは新たに作り直した。
この手直しがバッチシ決まり、教科書どおりのきれいなアタリで食わせのグルテンにバシバシ乗り始めた。

             
  あらっ、どんどん帰り始めて寂しくなってきたよ   オラの入れ掛かりは最後まで止まらないもんね

常連さんたちは、あまりの食い渋りに「こったに釣れねぇ〜釣りっこなどやってられねぇ〜」などと捨て台詞を吐きながら竿を畳み始めパラパラ帰り仕度を始め、昼過ぎ以降も頑張っているのはオラを含めたった5人だけになってしまった。
オラの入れ掛かりは昼食タイムを取っても崩れる事はなく、エサ切れで納竿した3時半まで続いたのだ。

周りの爺ちゃまが、「どんな釣り方をしてるんだす?」「バラケを触らせてけろ」「グルテンは何を使ってるんだす?」などと訊きに来る。
親切なオラは、その都度丁寧に教えてあげたんだけど・・・果たして、分かったんだべか?
オラのバラケは10年前ふまつげんの残りエサを寄せ集めて作ったものだし、グルテンもふまつげんザ・グルテンだよ。
ただね、今日のバラケは重さを持たせるためペレットをドロドロに溶かしたものにバラケを加えたのと、グルテンは能書きどおりの水を加えただけで全く練り込んでないので抜けがいいのがミソだかんね。

                
             
とうとう納竿時まで風が弱まることはなかったのだ

この強風下の食い渋りの中、と言うのはおこがましいけどけど70〜80枚は確実釣れた釣果に大満足・・・やっぱ、オラって天才だべか!
さ〜て、このいい気分のまま、本日開店のヤマダ電機テックランド秋田御所野店でも覗きながら帰ろ〜っと。














2009年11月09日(月)


・・・釣宝120はなかなかスグレモノだす・・・



支障と廻戸池で竿を並べる約束をしていたんだけど、朝から雨がシトシト降っているのね・・・うむ〜、ど〜すんべ?と9時頃までぐずぐずしていたのだ。
この雨だもの、まさか支障は廻戸池へ行ってる訳はないだろうと電話を入れてみたのね。
したら、「もうエサ打ちをしてるぞ」だって、「はいはい、すぐ行きます」

                
             
この山の向こうの空は心なしか明るいような感じだよ

途中の山越えで雨脚がかなり強まってきたが、錦秋湖方面の空は心なしか明るいような感じがする。
枯葉マークの軽トラを何台もかわしながら、廻戸池を目指す。

  
おそよ〜!みんなは何時頃から来てたの?  曇天無風でいいねぇ〜   なかなか口を使ってくれねぇ〜

支障は、小堤で流行っているというコンニャクの食わせエサを試しているようだが、苦戦を強いられている・・・へらにもダイエットさせる気なんだべか?
両ダンゴで攻めているsu-sanは、先週に比べると活性は今ひとつでなかなか口を使わないと言う。

  
やっとエサが合ってきた      アベレージサイズの新べらだす コンニャクの食い方を覚えてきたかな

オラはsu-sanの左隣に釣り座を構えてエサ打ちを開始。。
確かに、エサを打てばすぐへらが沸いてきてへらの絨毯にはなるのだが、これまたなかなか気難しくて口を使ってくれないのだ。

  
あららら、スゴイ雨だこと!    釣宝120は強〜い味方だす     グルテンの食いアタリって???

途中幾度となく強雨に見舞われるも、オラには釣宝120という強〜い味方があるのだ。
このでっかいパラソルは、体は勿論のこと竿ケースもへらバッグも全く濡れることがないもんね。
お陰様で夕方4時の納竿まで、快適に竿を振ることができたのだ。
ところで本日の釣果の程はというと、なかなか口を使わないへらを相手に良くも悪くもなくあんなもんだろう。

この釣宝120って、最近購入した物の中ではベストヒット商品だね・・・も〜雨なんて怖くねぇ〜もや!














2009年11月07日(土)


・・・ジャミすら寄せられない立冬のやぶれ沼・・・



朝からピーカンのお天気の立冬
今日は、I藤氏に長竿の扱い方を教授して上げる約束をしていたのだ。

             
   
おろっ、土曜日なのに例会をやってるのね     東側には二人並んで入るスペースがないのだ

新べらの放流を明日に控えたやぶれ沼、風を背中から受ける東側は、例会組とジモティーが早朝から釣り座をシッカリ確保していて満席状態。
仕方がない、オラたち二人は向い風がまともに当たる西側に釣り座を確保・・・I藤氏はまともに振り込めるべか?

なぬっ、I藤氏が「18尺の竿を持っているから大丈夫だ」と言ってたのは振出竿かい。
しかし、この向かい風に恐れをなしたのか16尺底釣りにするという。
オラは18尺を使い棚1本半の宙釣りでこの向かい風に挑んでみるのだ。

             
 
ちゃんと底を取れたか?そのデブトップは宙釣りの浮子だぞ  お話友の会はバリバリの秋田弁だす

まずはへらを寄せてサワリを出すことが先決なので、大き目の両ダンゴでスタート。
振込みはさほど気にならないけど、浮子が向い風に押し戻され左手前にどんどん流されてくる。
このスピードで流されると、とてもじゃないけど地合を作るのは不可能なのだ。
案の定、1時間ほどエサを打ち返し続けたが、悲しいかなアタリは勿論のことサワリすら一度もなのだ。
やばい、このまま「ボッ」喰らう気なんぞは更々ないのでオラも底釣りに変更。

しかし、底は3D状の複雑な駆け上がりになっており、おまけに起伏が激しいもんだから馴染み幅が安定しないのだ。
悔しいことに底釣りに変えても、オラの浮子には一向にアタリもサワリも出ないのだ。
I藤氏は「あっ、惜しい」だの「今のはいいアタリだった」とかってはしゃいでいるけど・・・そ〜ゆ〜浮子の動きは、ちょっと違うんでないかい。

             
    
風が止んでも、一向にサワリは出ません    すげぇ〜引きだ!・・・あの〜、腹掛かりだよ

昼頃になってようやく風が治まり、微妙なアタリを取るには絶好のコンディションになったものの・・・相変わらずサワリのサの字すら出ないのだ。
とにかくサワリを出そうと、硬ボソから練り込んだペトペトまでいろいろ試すも、へらの気配は全く感じられないのだ。
「参った、浮子が全く動かねぇ〜」と言ったら、I藤氏が「オラの餌はいい餌だからやるよ」って・・・言っておくけど、あんたよりオラの方が釣ってるけんね。(五十歩百歩だけど)

                 
      
ん?審議・・・ほれ、セーフだべ       口に掛かってれば、取り込みが楽だべ

ついに地合どころかへらの寄りすら感じないまま、とうとう夕方の納竿を迎えてしまったのだ。
フワフワ、チクッとアタったのがたったの4回だけ。
その貴重なアタリを全て食わせて釣果が4枚(内、尺上3枚)だよ。
ジャミすら寄せられないとは・・・参りました。

因みに、例会のトップ人で8枚、ジモティーたちも3枚だとか4枚だって言ってたから、ど〜やら「ツ抜け」をした人は居なかったようだ。














2009年11月03日(火)


・・・修行のハゼ釣り(風雨時々アラレ混じり)・・・



今日の予定はタイヤ交換を終えたあと、やぶれ沼尺上べらと遊ぶつもりでいたのだが・・・。
昼頃からはこの荒れた天候も回復に向い、曇り空で推移するという予報に反し、風雨は一向に収まる気配がないのだ。
仕方がない、風雨が強まったら速攻で車に避難することができる秋田港ハゼ釣りに変更するしかないべさ。


市内のラーメン屋さんで腹ごしらえを済ましたオラとI藤氏は、北西の風を背中から受けることができる北海紙管前の小さな港へ。
さすがにこんな悪天候で竿を出しているアホな奴らは見当たらない・・・アホはオラたちだけだよ。

             
   
 真っ黒い雲に覆われ夕方のように薄暗い       西の空にポッカリ青空が覗いてきた

雨が小振りになった頃合を見計らって車から飛び出し、磯竿1号中通しオモリ1号仕掛けをセットし、チョイ投げで底をジリッジリッと引いてくる。
アタリは頻繁にあるのだが、柔らかい穂先が強風に煽られ、勝手にグニャグニャ動き回り上手くアワセられないのだ。

  
強風に煽られ苦戦中のI藤氏    おっ、雨が上がり薄日が射してきた  東の空には二重の虹が・・・

時折、アラレ混じりの風雨が強まり車に避難しながらも、二人でハゼの天丼パーティーを行うには十分過ぎる釣果を確保。
片方の手袋を忘れてきたI藤氏が寒さの限界に達したのを機に、早々に勘弁してやったのだ。
明日からは、気温も上がり天候が回復するという・・・うむ〜、オラ何か悪りぃ〜ことでもしたんだべか?

             
 
天ぷらは170℃の温度でゆっくり揚げるのがコツなのね   ゴンさん家のリンゴがデザートだす

大き目の丼にご飯が全く見えないほど盛られたハゼの天ぷら
衣はサクサク、中はふわふわでカリッと揚がった天ぷらの出来は流石料理長の異名を持つI藤氏・・・大したもんだよ。
お約束の甘辛タレだけはオラの作なのだ。














2009年10月25日(日)


・・・新べら攻略(白いエサも覚えないと)・・・



盛岡IC入口で、花巻の「笹間の池」に先着している支障へ電話を入れると、「足場は悪いし、水が汚たなくてとても竿を出す気にはならねぇ〜ぞ」とのことに、急遽目的地を「廻戸池」へ変更。

  
紺碧の空に映える男助山     ポカポカ陽気で最高の釣り日和なのだ  支障は指定席で・・・

今季、一番のお天気に恵まれた「廻戸池」・・・今朝方、新べらを放流したという。
オラが到着した時、既に支障は両ダンゴの棚一本で釣りを始めていた。

             
     
ほ〜れ、新べらだ            いきなりウドンを食ってくるとは・・・不安が過ぎる

オラは即席ウドンのセットで始めてみる。
新べらが浮子の周りで盛んにもじる。
3投目からいきなり消し込みアタリで新べらが掛かり、3枚目までは順調にウドンを食ってきた。
幸先のよいスタートを切った時に限って、長続きしないのがへら釣りの常。
案の定、その後ウドンにはパッタリ口を使わなくなり、尽くバラケにばっかし反応してバラケが落ちるとサワリすらなくなるのだ。
たま〜に竿を絞るのは全てバラケを食っているのだ。

  
ジモティーたちは苦戦してる模様  両ダンゴは地合を作るのが楽だす  きれいな新べらだべさ

昼食の後、オラが両ダンゴに変更したのは至極当然の成り行きだべさ。
真っ黒になっているへらの絨毯に、果敢に両ダンゴを打つ。
不思議なもんで、揉まれながら教科書的にきれいに入るアタリには乗らず、モヤモヤの中にチクッと入るアタリや食い上げでばっかしで乗ってくるのだ。
なんたら気難しい食い方をする新べらなんだべ?

             
     
グルテンはとっても難しい            やっぱり両ダンゴは楽だなぁ〜

えっ、なんと!信じられないことに、支障が両グルテンを試しているってが・・・しかし、大苦戦を強いられている。
ダンゴを餌ボール一杯使い切ったのを機に、オラも支障の真似をして両グルテンに挑戦したのだが・・・悲しいかな、アタリが出せないのだ。
反対に支障は両ダンゴに戻して景気良く竿を絞っている。

新べらは両グルテンで狙うもんだと教科書には書いてあるけど・・・普段からグルテンなんて使ったことがないオラたちには非常に難しい釣りなのよ。
グルテン使いのジモティーたちに「あいつら、グルテンでは釣れないもんだからダンゴに逃げてるんだべ」なんて、バカにされそ〜だべさ。
これからは白いエサをバカにしないで、ちゃんと練習しておかないとマジでジモティーに笑われるかもよ?














2009年10月18日(日)


・・・怪しいイモ研北東北支部発足?・・・



平成イビキ合戦で寝不足気味の御一行様による・・・怪しいイモ研北東北支部の発足?

  
おはよ〜!凄いイビキだったぞ   朝は、納豆ご飯に限るなっ     値段の割にはいい宿だったね

今にも雨が降り出しそうな空模様の中、廻戸池では秋田のへら鮒研究会のグループが例会を開催している。
ど〜やら状況はあまり芳しくはないようで、竿が立つ気配がない。

  

オラたち御一行は、例会の邪魔をしないよう池の南側に小じんまりと並んでお座敷を構える。
右からI藤氏、ヨースケさん、su-san、ゆみさん、支障の順番で並び、支障以外は全員底釣りを始める。
一心不乱にエサを打つも一向に浮子が動き出す気配がない・・・だいたいにして、ジャミの寄りもないのだ。
昨日、へらの絨毯状態で浮子を馴染ませるのにあんなに苦労したのに、まるで神隠しにでも遭ったかのように魚の気配が消えてしまったのだ。

  
沈黙の要塞・・・浮子が動かねぇ〜 絶対、その呪われた帽子のせいだよ  なぬっ、さすがI藤名人!

悔しいことに、事と次第によっちゃ怪しいイモ研北東北支部に脚を踏み入れるかも知れないTチャンマンが、オラの後ろで見学しながら、へら釣りとはこんなに退屈なもんなのかい?とばかりに何回も欠伸をする始末なのだ。
そんな中、デブトップの浮子を使用しているI藤氏一人だけが「オッ、浮子が動いた」「今のは間違いなくへらの気配だ」などと言いながら、ビッシューンッとアワセて竿を絞るんだから(全てスレだけどね)、なおさら訳がわからなくなってくる。
それでも、ようやくオラの浮子もフワフワ動きチクッと一節入った・・・へっへぇ〜、予選通過だよ〜ん。
しかしその一枚だけで後が続かず、浮子はピタリと静止したまま時間だけが過ぎる。
もしかして、釣れないのはsu-sanのそのTカップの呪われた帽子が原因かも?
そうこうしているうちに、真正面から北風が吹きつけ初め、とてもじゃないが浮子を凝視してられる状態ではなくなってきた。
こ〜なりゃ仕方がない、風の当たらない下の池へ民族大移動を決意したのだ。

             
     
ゆみさんも、いい〜なぁ〜            この雨、止むんだべか?

下の池へ釣り台を移動しヤレヤレと一息ついたところで、今度は本格的な雨が降ってきやがった。
ここはひとつ、東小屋に避難してお昼にするべし。

  
下の池でこじんまりと・・・    su-sanと支障だけが入れ掛かりだよ  釣り台が狭いんでないかい?

2時過ぎようやく雨が上がり、下の池で第2ラウンドへら釣り友の会を開始。
ここ下の池は上の池にも増して、浮子が頑として微動だにしないのだ。
そんな中、呪われた帽子を取替え宙つりに変更したsu-sanが初っ端から入れ掛かりを演じたのに続き、浅棚のセット釣りの支障がビシバシ見せ付ける。
底釣り組の浮子は相変わらず頑固なまでに微動だにしない。

             
     
su-sanには・・・上がりべら           オラには・・・上がりイモちゃん

またもや、西の空が暗くなり本格的な雨が降り出してきた。
止みそうもないこの雨に、ビシバシ竿を絞った支障から竿を畳み始め、ゆみさん、I藤氏も撤収を始めた。
しっかり上がりべらを仕留めたsu-sanも満足して竿を畳んだ時、ようやくオラの浮子にサワリが出てチクッと教科書的底釣りのアタリが出た。
お〜し、いただき!とばかりにアワセを決める・・・なぬっ、イモリリャンコウだってが!
ど〜だ!上がりイモできれいに締め括るところなんぞ、怪しいイモ研北東北支部の発足に相応しいべさ。














2009年10月17日(土)


・・・底釣り教室(廻戸池)・・・



沢内バーデンで行われる09'反省会へ参加するため、二日酔いのI藤氏と二人で宿舎を発った・・・必然的に運転手はオラなのね。
宿へは6時頃までに入ればいいのだ。
昼間は廻戸池での底釣り教室・・・I藤氏に、底釣りを徹底的に仕込むのだ。

                
              
土曜日の廻戸池・・・オラたちだけの貸切だい

まずは、正確な底取り
まずはオラがやって見せるからよ〜く見てろよ。
い〜いか、上バリトントンの水深を測るんだから、上バリに浮子のトップがようやく沈む程度の棚取りゴムを付け、浮子の立つ位置に正確に振り込む。
そしたら、浮子のトップが沈んだところにトンボで目印を付けておく・・・そこが、仮の水深だから。
次に、トンボの目印に浮子のトップの頂点を合せ、再び水深を測り浮子のトップがチラチラ出れば水深はバッチシ!
ついでに前後左右の水深も測り、底の傾斜を確認しておく。
あとは、トンボの目印に浮子のエサ落ち目盛を合せれば、上バリトントンのセット完了!
試しに空バリで振り込んでみると、下バリの重さが消され、微妙にエサ落ち目盛が浮くのだ。

  
何っ!その鬼アワセは・・・このイモちゃんに力一杯の鬼アワセかい?  へらとイモちゃんのリャンコウ

「ど〜だ、わかったが?ほんじゃ〜、やってみな」
「なしてわがんねぇ〜ってや?・・・そ〜じゃない、逆だってば。あのな〜、うんぬんかんぬん・・・」
「だいたいではダメだ!底だけはキッチリ測らなとバランスの底釣りにはならないんだかんな」

「次に、エサ作りを教えるから。エサは何を持ってるんだ?」
「したら、「底力」カップ一杯に対し水を2/3杯入れてボールに擦り付けるようにして粘りが出るまで30〜40回練り込む」
「モチモチになったらところで水を1/3杯加えて、ベチャベチャに戻し「バラケマッハ」をカップ一杯入れ満遍なくかき混ぜて出来上がり」
「釣り方は、馴染み幅が常に1〜2節くらいになるよう保ち、エサ落ち目盛が出てからのチクッと入るアタリに絞れば釣れるから・・・さぁ〜やってみよう」

「なして、4節も馴染むってや?棚取りがいい加減だからそ〜なるんだ。はい、底取りのやり直し!」

そうこうしてるうち、su-sanがやって来た。
さすがにsu-sanは、底取りのコツを軽くレクチャーしてあげただけで簡単に理解してくれた。

  
su-sanは飲み込みが早いね     しっかり口掛かりだす      su-san、ラーメンができたよ!

             
「I藤氏、ほら良〜く見てみろ。オラのは口掛かりだべ」   ほいきた、今度はリャンコウだい!

三人並んでの底釣り・・・I藤氏が笑わしてくれる。
I藤氏が振り込む度に雨が降ってくるわ、ビッシューン!とハリスがぶっ飛ばんばかりの鬼アワセ!
オラの浮子を目掛けて振り込んでくるわ。
メチャクチャなアワセをくれるもんだから、へらをすっかりパンクさせてしまって浮子の収拾が付かなくなっているべさ・・・当の本人は「へらの絨毯だ!」と無邪気に喜んでいるけど、こっちはすぐ隣でへらを落ち着かせて地合を保つのに苦労してるんだから。
ハリ掛かりしている場所を悟られないよう思い切り左側へへらを誘導して隠しても無駄だよ・・・顎や目玉に掛かっているのはしっかりお見通しなんだから。


さて、沢内バーデンへ行って09'反省会だ!

         

  

  

  

             

Tチャンマンの珍道中、数ある逸話の中の代表作「北海道尿道結石事件
自転車を担ぎ上げたTチャンマン・・・看護婦さんが逸物をむんずと掴んで・・・
笑い過ぎて顎が外れるかと思ったよ。














2009年10月12日(月)


・・・廻戸池は月曜日の池だった筈?・・・



今朝は今季一番の冷え込みだったが、日中は心地良い秋晴れに恵まれ絶好のへら日和・・・ちょいと風が強かったかな。
ありがたいことに、優しいゆみさんは、お遅れてくるオラのために一番いい場所をシッカリ確保していてくれた。

  
宙釣りは苦手だと言いながらも   はい、オラにもきたよ     さっきまで沈黙の要塞だったんだから

オラが到着した時には二人ともいい浮子の動きを出していたが、それまでの40分間はへらの寄りが悪く沈黙の要塞だったそうだ。
お陰様で、オラは労せずへらを寄せることができたもんね。
更に一時間ほど遅れてsu-sanも到着し、4人並んでなんちゃってプチ例会

             
     いいアタリだねぇ〜               
そろそろ、お昼にするべし

お話友の会をしながらの楽しいへら釣りだけど・・・肝心のへらはバカヤロー的超激渋!
へらはウジャウジャ寄っているのだが、肝心の口を使ってくれないのだ・・・みんなで代る代るスレの連発だもの。
生意気にも、エサが馴染んでハリスが張ってしまうとアタリを出さないのだ。
重いエサではすぐにハリスが張ってしまうし、かといって軽いエサでは揉まれて叩き落されるし、粘りを出せばこれまたカラツンだもの。
そんなエサ合せのジレンマに翻弄されながらも、一時的な入れ掛かりに「オラって天才だべ」といちいちエラソ〜に威張ってポツポツ竿を絞ることができたんだからヨシ!としよう。

  
ゆみさんのお手製・・・1人3個づつね   su-samもお昼にしようよ   お〜し、これでお昼を食える

初めてマルキューのエサを使ったんだけど、バラケマッハ浅ダナ一本の組み合わせはなかなか実力を秘めているんでないかい・・・オラはすっかり気に入ったもや。
確かここ廻戸池は、月曜日になるとバシバシ釣れる「月曜日の池」だった筈なのに・・・?
来週は更に冷え込んでくるだろうから、セット釣りも効くようになってグンと楽な釣りになるかも?

             
     
終盤、怒涛の入れ掛かり             はい、ヨースケさんの上がりべら



PS:I藤氏は1人でやぶれ沼へ・・・

大型べらにハリスを6回も飛ばされ釣果は3枚だったけど、それでも楽しかったとI藤氏は興奮気味に語ってくれた。
因みに、常連さんたちから「この時期は、セット(グルテン)の底釣りが一番だ」とのアドバイス受けてきたのね・・・あいよ、今度は底釣りを教えてあげるから。














2009年10月10日(土)


・・・ハゼの天丼が食べたくて秋田港・・・



二日酔いのI藤氏は、セッセと八郎湖の野鯉釣り大会に行く準備をしながら、オラに「今日はやぶれ沼さ行くんだべ?」と訊いてきた。
「いや、とってもへら釣りをする元気なんてねぇ〜もや。今日は秋田港さ行って気楽なハゼ釣りよ」
徹夜&ボウリング・飲み会の疲労が抜けきれてないんだもの、エサ合せに神経を集中する気力なんてとんでもないし、だいたいあの重たいへらバックや釣り台を車に積み込む元気すらねぇ〜もや。
オラは、今夜食べる天丼の分を釣ったらさっさと帰ってくるんだもの。

             
 
薄濁りでもセリオン周辺は小アジ釣りで賑わっている    日差しが暑いくらいなのだ

おろっ、秋田港は全面薄茶色に濁っている・・・まだ、台風18号の影響が残っているのだ。
それでも、この暑いくらいな陽気に浮かれて大勢の釣り人で賑わっている。
大半の釣り人はサビキで小アジを釣っているけど、ハゼを狙っている変わり者はオラだけなのね。

1号の磯竿に1号の中通しオモリ仕掛け(I藤氏謹製)、ハゼ鈎7号にアオイソメの半分切りを付けてチョイ投げ。
底をジリッジリッとゆっくり引きながらアタリを待つ。
あまり手前まで引いてくると、カキ殻に根掛かりしてしまうから頃合が難しい。

  
小さくても鯛・・・ハイパワ−  こいつがなかなかハリ掛かりしないのだ  歯をカチカチ鳴らしてるのよ

いきなりグイ〜ンと穂先を絞り込むアタリで釣れるのは、真鯛の子供・・・さすがに小さくても鯛は鯛、強烈な引きを見せてくれるとこなんぞなかなか見上げたヤツなのだ。
コツコツ、コツコツというアタリに上手くタイミングを合わせようやく掛かるのが目的のハゼ・・・引きは情けない。

ここのハゼは子吉川の河口より一回り小さくて体長が11〜13cmと小振りだから1ダースは確保しねば天丼ができないべさ。
頻繁にアタリがあり、ヨシ乗った!と思っても水面近くまで来ると尽くバレるんだもの、オラの息遣いも荒くなってくるのだ。
こいつら生意気にもエサを咥えているだけで、しっかりハリ掛かりしないんだから。

             
  
この貨物船は何を積んでるんだか、喧しいこと      海上保安庁の巡視艇「しんざん」

いやはや、真鯛の子供は簡単に「ツ抜け」をしたけど、肝心のハゼがなかなか・・・こ〜してはいられない、焦るじゃ。
11時から、小型のハゼに翻弄されること3時間・・・ようやく1ダースを釣り上げることができた。(ホッ!)
何だか納得できない曖昧な釣りだったけど目的も達成したことだし、今日のところはこのへんで勘弁してやるべ。
あとひと月もしたら、もう一回り大きくなって釣りやすくなっていることに期待だ。














2009年10月04日(日)


・・・I藤氏を名人と呼ばせて貰います(廻戸池)・・・



先日、su-sanが廻戸池で大釣りしたもんだから、オラたちもあやかるべと廻戸池へ集まることにした。

             
 
結構釣り人が入っているけど・・・かなり渋そ〜だこと  例会グループも苦戦を強いられてるようだ

廻戸池では例会をやっているグループを含み17〜18人が竿を出している。
暫く、支障と様子を眺めていたが・・・なかなか竿を絞る気配がない。
程なくしてsu-sanも到着し、池の北側に並んでお座敷を設置する。

             
     
雨が落ちてきたみたい              今度は風が・・・

宙釣りで餌打ちを始めるが・・・全くサワリがない。
ジャミの猛攻を受けると閉口するが、全く浮子が動かないのもこれまた悲しいもんだよ。
ボソ系の両ダンゴは諦め、粘りのある軽いバラケに即席ウドンのセット釣りに変更。
粘りのあるバラケにしたら、明確なへらのサワリが出てスパッと消し込むきれいなアタリが出るも・・・絶対に釣れないのだ。
数回スレ掛かりした後ようやく食ってきたと思ったら・・・上唇の外側からハリ掛かりしていてアウト!
そうこうしているうちに雨が降り出しパラソルをセット・・・パラソルなんて10年振りにセットするもんだから、ど〜するんだっけ?と悩んじゃったもんね。
一瞬の通り雨が去った後は水面が波立つ程の強風に変わり、アタリを取るどころか振込みも儘ならなくなった。

             
    
あれっ、I藤氏って左利きだったけか?       支障も良型を・・・

池の東側に陣取っていた例会グループが帰ったのを機に、オラたちは風を背中から受ける東側へ場所移動。
オラは底釣りに変更・・・これが大失敗だったのだ。
移動を終え仕掛けのセットを始めた頃、ようやく支障のお使いを頼まれていたI藤氏が到着。
オラの左隣に釣り座を構えたI藤氏は、先週オラが教えた餌の配合(バラケマッハ3+浅ダナ一本2)でいきなりいいアタリを出して、なんと良型を簡単に釣って予選を通過してしまったのだ!
続いて、師匠も竿を絞り予選通過!

             
  
えっ、su-sanにも・・・「ボッ」はオラ一人だけ    お前と遊んでる場合じゃないんだってば

底釣りは、教科書どおりのきれいなアタリが出るのだが・・・これまた絶対に釣れないのだ。
su-sanも力強いアタリを出して、アワセてはいるのだがなかなかハリに乗らず苦戦をしていたが・・・ついに良型を掛け予選通過!
浮子が風に流されると根掛かりはするし、参った!「ボッ」はオラ一人だけ。
続けて良型を掛けているI藤氏から「宙をやったら」と指導を受けるが、オラは意地でも底で頑張るもや。
やっとこ一枚掛けることができ「ボッ」抜けだけは達成したけど、その後が続かず4時を過ぎたら急激に冷え込んできた。
この仇は、明日もやって来るというsu-sanと支障それとゆみさんに託し、夕暮れの廻戸池を後にした。

今日は、午後からやってきたI藤氏の一人舞台・・・これからはI藤氏を名人と呼ばせて貰います。














2009年09月27日(日)


・・・呪われた9月?(やぶれ沼)・・・



お天気も良いし、最高の釣り日和。
秋田市内のへら鮒のメッカやぶれ沼へ・・・今日もI藤氏と一緒なのだ。

             
  
 西側の高い桟橋には仲良しジモティー3人組み    オラたちは手前の南側にお座敷を構える

やぶれ沼の土手沿いには車がズラ〜ッと並んでいるのが見える。
もしや、へら研支部の例会でもやっていたらオラたちの入るスペースが無くなっているかも?と不安が過ぎる。
ホッ、いかった!たまたま沼の東側に陣取っている人たちが多かったから、西側の駐車場には停めず近場の土手に停めていただけなのね。
オラたちは余裕で空いている南側にお座敷を構える。

二人とも12尺の竿を繋ぎ、浮子合せにジックリ時間を掛ける。
I藤氏から「あれっ、まずは餌を作ってから浮子合せをするもんだって言ってたべさ?」と鋭い指摘をされた。
「そ〜なんだけどさぁ〜、餌の作り方を忘れてしまったから浮子合せをしながら思い出してるのよ」と言い訳をしながら、竿を絞っている人たちの餌と釣り方を観察する。
はは〜ん、ウドンセット釣りをしている人だけが竿を絞っているのね。
しかし、意地っ張りなオラは両ダンゴで攻めてみることにする。
I藤氏にはちょっと厳しいけど、ダンゴ餌の配合を指示する。

             
   
尻尾にも掛かっているけどスレではないけん      丸々太ってきれいなへらなのだ

ジャミがワンワンはしゃいでいる中へ餌打ちすること30分。
ようやくヘラのアタリが出て、ポツポツだが尺前後の良型のヘラが糸鳴りをさせながら竿を絞るようになってきた。
I藤氏はジャミのアタリにビシビシアワセをくれて「惜しい、良いアタリだった」と訳もわからず喜んでいる。
何とかして、I藤氏にも糸鳴りのする引きを味合せてあげたく、食わせにグルテンを作るよう指示をするも・・・相変わらず、ジャミのアタリに「惜しい・惜しい」を連発している。
オラは、餌ボール1杯/時のハイペースで餌打ちを続け、地合の維持に心掛ける。
餌の御代わりを作っている時だけは、ど〜しても一時期地合を崩してしまうが、良型ベラの寄りを散らすことなく保たれている。

             
     
あれぇ〜、またちゃんべのスレだよ   やった〜!これで「ボッ」抜け・・・それもちゃんべだ

I藤氏がようやく竿を絞ったので素早くカメラを向けるも、残念ながら掌にスッポリ隠れてしまいそうなちゃんべのスレ掛かり。
その後もちゃんべのスレ掛かりが続き、ようやく待望の口掛かりでセーフ!・・・本人は「ボッ」を免れたと喜んでいるけど、それも今年生まれたちゃんべなんですけど。
不思議なもんで、すぐ隣のI藤氏の所はちゃんべジャミ(ワカサギ)ばっかしなのだが、オラの所は全て尺前後の良型ばっかしで数年振りに繋いだ12尺の合成竿がギシギシ悲鳴を上げているのだ。

                 
               
これも尺上の美人さん・・・右腕の筋肉が痛い

餌ボール4杯半の餌を打ち尽し、竿を絞る右腕の筋肉疲労も限界に達してきたので今日のところはこのへんで勘弁してやろうと思ったのだが、I藤氏の餌ボールに餌がタップリ残っているのを目にしたのが運の尽き。
ひと掴みの餌を貰って振り込むと、一投目から良型が竿を絞る・・・「I藤氏が作ったのもなかなか良い餌だっちゃ!」
そして二投目、ビシッとアワセて「この餌、最高だっちゃ!」と言いながら、竿をギシギシさせながら矯めていたら・・・スポッ!と軽くなった。
「あちゃぁ〜、仕掛けが持っていかれたわい」と悠長なことを言いながら竿先を見たら・・・んっ?穂先がない。

なんと、鮎竿が固着して元上の玉口をボロボロにしてしまったとガッカリしていたら、今度は浮子穂先の消失。
9月に入ってからまたもや追い討ちをかけるような悪夢に襲われるとは・・・もしかして、呪われた9月なんだべか?

この沼の主と言われている爺ちゃまが「オラみたいに釣らなければ穂先を持って行かれることはねぇ〜のに。オラはここに毎日来てるから、もし穂先と浮子がこの沼のどっかから出てきたらアンタに連絡をするから名前と電話番号を教えてけろ」と親切な申し出をしてくれた。
たぶん、底深く沈んだまま出てくることはないだろうけど宜しくお願いをし、心地良い右腕の筋肉痛に満足してやぶれ沼を後にした。














2009年09月26日(土)


・・・ハゼの天丼は最高だす!(子吉川河口)・・・



誰がなんてったって、秋の風物詩はハゼ釣りだべさ。
シルバーウェーク最終日、ハゼ釣りのメッカ子吉川河口でハゼ釣り大会が行われ、まずまずの釣果に恵まれたとの情報が入ったので、I藤氏と連るんで本荘へ・・・。

  
親水公園っていい所だね      オラたちの釣り座は此処だ  ボートプラザアクアパル内にある卑猥なモニュメント

さすがに子吉川親水公園はメジャーポイント、ハゼ釣りの人たちで結構な賑わいだこと。
オラたちも空いている一角へ釣り座を構え、それぞれ渓流竿に仕掛けを繋ぐ。
I藤氏は玉ウキを使ったウキ釣り、オラはヤマメ釣りで使っていた太めの仕掛け(015号)をそのまま流用したミャク釣り。(ハリもヤマメ鈎なのだ)

  
アタリはあるけど、乗らねぇ〜  1・2・1・2・・・レガッタが行き交う   周りの皆さんも苦戦中

ツンツンしたアタリやグィ〜ッと持っていくアタリは頻繁にあるのだが・・・なんぼしてもハリに乗らないのだ。
送り込んで少し待ってからアワセても全く効果なし。
ここへ向かう車内で「今日のノルマはだかんね」と豪語して来たのだが・・・もしかすると「ボッ」を喰らいそうな雰囲気なのだ。

根掛かりをかわすのに神経を集中しながら、ようやく掛かったのは13〜14cmのまずまず型だった・・・ホッ、いかった!これで「ボッ」は免れたす。
しかし参った、ハゼなんて女子供でも簡単に釣れるべさとナメてかかっていたのだが・・・難しくて、釣れないんだわ。
そのうち、向かい風が次第に強まり渓流仕掛けでは吹き上げられ、ど〜にも儘ならない状況に陥ってきた。
もぅ〜ダメだ!磯竿に1号の中通しオモリ仕掛けにチェンジすることにする・・・I藤氏も短い投げ竿に取り替える。

             
  
風が強くなってきたから、物を飛ばされないように    お〜い、アタってるぞ〜!

オラはリール竿の遠投が苦手なもんだから、狙った所になかなか飛んで行かないのだ。
まして、向かい風ときてるもんだから益々狙いが定まらない。
下手くそなオラを見かねたI藤氏から、遠投に関する厳しい指導が入る。

             
  
唇にオラのハリの他、2本のハリをぶら下げていた    こんなん(カワガレイ)も釣れました

うむ〜、磯竿に替えても食い渋りの状況は変わらずなかなかハリ掛かりしない。
」だったノルマがいつの間にか「ツ抜け」に大幅下方修正したのだが・・・そのノルマでさえ達成するのが怪しくなってきた。
そのうち、ニゴイ(53cm)だのカワガレイを掛けるも、肝心のハゼが釣れないのだ。

             
 
「ツ抜け」しなかったけど、そろそろ勘弁してやるべ    一人、7匹づつ食べられるべ

それでも、ハゼの天丼を食べたい一心で4時まで頑張り、釣果はそれぞれ7匹づつ・・・ガクッ!とうとう「ツ抜け」ならず。
その僅かばかりの貴重なハゼを氷締めにして大事に持ち帰り、今夜は天丼パーティーだい!

釣れなかったのはオラたちばかりではなく、周りの人たちもみんな同じような状況だったから、少しは救われるけど・・・やはり、悔しいのだ。
たかがハゼとナメてかかったら絶対にアカンね。
ここはひとつジックリ対策を練り直して、近いうちに必ずリベンジだ!

             
   
料理長・・・相変わらず、手馴れたもんだすな     やっぱり、ハゼの天丼は最高だす!














2009年06月27日(土)


・・・今度こそ、ヤマメ釣りは終りだす・・・



晴れの予報に反して、朝一時的に降ったも10時過ぎにはすっかり上がった。
せっかく岩見川までヤマメを放流しに行くんだもの、竿を持って行かない手はないでしょう。
先々週「今シーズンはこれで終わりだすな」と、キッパリ言い放ったくせに節操のないヨースケさんなのだ。

                  
         ほらっ、いつまでも隅っこでビビッてないで早く流れに出て行け

岩見大橋シモの川原に車を横付けし、春先にワカサギから水槽を引き継いだヤマメを川の流れに放流してあげた。
狭い水槽に4ヶ月間も軟禁されていたから、泳ぐ力が退化してしまったんでないべかと心配していたけど
・・・なんもなんも、友缶から出た瞬間一目散に流心へ向かって散って行ったもんね。
いかった、無事社会復帰できたのを確認したので一安心。



  
橋の上流は右岸を攻め      尾びれがでっかいパワフルヤマメだす  橋の下流は左岸を攻めるのだ

本日の目的を手早く済ませ、上流野崎新橋へ・・・ちょっと風が強いけど何とかなるべ。
下流から吹き上げる風に仕掛けが舞い上げられ、なんたら釣り辛いこと。
おまけに、エサを銜えて横走りするコマメが頻繁にチョッカイを出して、オラの釣りの邪魔張りをするんだから困ったもんだ。
そんな中から、本物のアタリを選び出す根性の釣りなのだ。

                
                
今シーズンは、これで打ち止めだす

今シーズンのヤマメ釣はこの25匹を以って、今度こそ本当に終りだす
あれっ、今シーズンはイワナを1匹も釣ってなかったのね。



【総括】
今シーズン使ったもので一番のスグレ物は、誰が何てったって引き舟に入れておく「川虫ストッカー」だね。(キッパリ)



【鮎の遡上状況】
こりゃぁ〜、ヤバイわ。
遡上量は悲しくなるくらい少ないし、型が小さいんだもの。









  中の橋下流のトロ瀬














2009年06月14日(日)


・・・海風をナメたらアカン!・・・



今シーズンのヤマメは昨日でキッパリ納竿いたしました!
依って、今日はI藤氏と二人で気楽な格好をして秋田港へやって来たのだ。
もしかしてクロダイ?なんてポジティブことを考え、餌はカニも買ってきたんだから。

ありゃ〜、こんなにいいお天気なのに海風のなんたら冷たいこと。
街中は汗ばむ陽気だったので、オラの服装は上下ジャージの軽装で来たんだから。
とりあえず、寒さ凌ぎにI藤氏から雨合羽を借りて羽織ったからいくらかマシにはなったけど・・・まだ寒い。
なのに、若者たちはタンクトップ半ズボンで平気な顔をして釣っているし、オヤジたちも負けじと半袖シャツで平然としてるんだから信じられないのだ。
I藤氏は「秋田の人たちは寒さに強いんだなぁ〜」なんて関心していたけど、こんなに寒がっているのは根性なしのオラたちだけなんだべか?

            
    
なんと!エライ風が強いんでないかい       カニの落とし込みは諦めるべ

まずは、日本通運秋田海運前の岸壁でカニ餌の落とし込みから始めてみた。
20分ほど軽く探ってみたんだけど、何〜んの反応もなし・・・はい、おしまい。
クロダイに見切りを付けるのは早いのだ。

      
  
こんなんばっかし      んっ?アタッてる・アタッてる   帰ってから計測したら23cmでした

したら、餌をアオイソメに切り替えてソイを狙いませう。
あれ〜っ、今日はど〜したんだべ?アタリがない。
先週はあんなにアタリが頻発していたのに・・・なして?
メゲそうになり始めた頃、ようやく散発的にアタリが出てきた。
釣れるのは、12〜15cmクラスのリリースサイズのソイばっかしなのだ。
ようやくI藤氏の柔らかい竿が大きな弧を描き、良型のソイをタモに入れた。
これを素早く生き締めし、ストリンガーに吊るして海中へ投げ入れたのね。
I藤氏って、こ〜ゆ〜技術には手馴れているのだ・・・伊達に「ちいぽて!」の料理長に任命されているんじゃないんだから。
その後も、散発的にアタリがあるもののリリースサイズのソイしか釣れないのだ。

ここは一旦勘弁してやり、秋田県漁協冷凍冷蔵庫前へ移動。

  
ひえ〜っ!なんたら風当たりが強いこと あのあんちゃんはタンクトップだよ  海上保安庁「しんざん」

防波堤で竿を出している人の釣りを眺めながらの昼食タイム。
昼食後、オラたちも防波堤で竿を出して見るも・・・強風にメゲ、5分でギブアップ!
いくらでも風当たりの弱い場所っていうと・・・やはり、日本通運秋田海運前の岸壁なのね。

  
こいつの口の中にもカニが・・・! お昼寝タイム(鼾がzzz)   お前は軟式のテニスボールかい

てな訳で、恥ずかしながら日本通運秋田海運前の岸壁へ戻って来て再び竿を出したのだ。
相変わらず、散発的にアタリを出すのはリリースサイズのソイなのだ。
ここのソイは生意気にも悪食で、釣り上げると口からカニとか小魚を吐き出すのだ。
んだかといって、カニを餌にしてもアタリは出ないんだから・・・一丁前に気難しいヤツなのよ。
ソイの他には、リリースサイズのアイナメが少し釣れただけで、残念ながらとうとう時合はやってこなかった。

海風をナメたらアカンね・・・なんぼいいお天気でも防寒対策はシッカリしないとヤバイよ。
ちゃんと帽子を被っていたんだけど、一昨日床屋さんで刈り上げてもらった後頭部が寒風に晒され、頭がガンガン痛くなってきた。

宿舎に帰って来たら、悔しいことに街中は微風で汗ばむくらいの陽気なのね。
あれっヤバイ、風邪をひいたかも?・・・頭痛がますます酷くなってきたもや。














2009年06月13日(土)


・・・今シーズンのヤマメは終わった・・・



今日はI藤氏と連るんで岩見川へ・・・。
一昨日の大雨の引き水でリセットされたから、バンバン釣れるんでないかい?と期待に胸膨らませ岩見大橋へ向かったのだが・・・魚がいない

  
ちょっと流れがキツイけど?   何だ、なんだ?このサイクリングの列は  ホッ!ようやく釣れました

先週放流したコマメがエサを引き摺り回し、肝心のアタリが出ないのだ。
二人で30分ほど頑張ってみたけど、引き舟に入ったヤマメはヨースケさんの2匹だけだよ。
ダメだこりゃ、移動するべ。


したら、I藤氏が得意とする野崎新橋へ行ってみるべし。

  
垂涎もんのポイントなんだけど?  コマメに本気を出しているI藤氏   まずまずの型だす

んむう〜、ここもコマメが邪魔張りをしてイマイチ本アタリが出ない。
それでもI藤氏は、得意とする場所だからか時折竿を撓ならせている。
オラは、ず〜っとシモの方まで偵察するも、コマメの逆襲にギブアップ!

  
腹で竿を支えているのかい?    川底からこんな物を拾いました   何ともはぁ〜情けない釣果だす

いったい、ヤマメはどこさ行ったんだべ?・・・それでも何とかツ抜けだけは達成したけど。
ここも退散することにしてもう少し上流へ行ってみるべ。


途中、三内川をチラッと覗いて見たが、濁り増水で無理と判断しパス!・・・川原琴地区へ向かう。

            
    
I藤氏は上流へ・・・              ヨースケさんは下流へ・・・

I藤氏は上流側へ、ヨースケさんは下流側へ向かってそれぞれ探ってみるが、ここでも御多分に漏れずコマメの逆襲に遭う。
I藤氏も真剣に頑張ったんだけど、引き舟に入ったヤマメはヨースケさんの1匹だけであった。
コマメが放流されてしまったから、今シーズンはこれで終わりだすな。

お〜し、今晩はふたりで天丼パーティーだ!
・・・明日は海釣りさ行ぐど〜!

                
           
天ぷらで丼のご飯が見えねぇ〜べさ・・・バツグンに旨いんだから














2009年06月07日(日)


・・・釣りきられたのか?敗北の三内川・・・



昨夜は扇風機をつけたまま寝たからか、頭痛が・・・風邪をひいたべか?
それでも重い体に鞭打って、岩見川へ向かったのだ。

                
          
ダムの放水も収まりベストコンデションの三内川なのだが・・・

三内ダムの放水も収まったようなので、まずは脇袋地区へ・・・11時現着。
毛虫の心配をしていたけど、ありがたいことに土手の草はきれいに刈られていた。
水位も落ち着き、コンデション的には最高の状態なのだが、オラの体調がイマイチなのだ。

            
    
なして?アタリがない              実績のあるポイントなのだが・・・?

実績のあるポイントを気合を入れて丁寧に流すも・・・なして?最高の状況なのにアタリがない。
ようやくアタリ出たのに、初っ端から3連荘バラシ
もしかしたら、このまま「ボッ」を喰らうかも?との不安に苛まれながらも、ハリをゼロの3号から6号にアップする。
バレは止まったものの、今度はハリハズシが効かない奥の奥(肛門付近)まで飲み込んでいるもんだから、いちいちハリスを切るハメに。

必ず奥まで飲み込んでいるってことは、活性はかなり高いのだが・・・魚影は薄い
こ〜ゆ〜場合は場所移動をするのが当然なんだけど、ますます頭痛が激しくなってきて移動する元気がないのだ。
こ〜なったら、ここで意地でも「ツ抜け」するまで頑張るもんね。

            
    
根性の16匹!・・・敗北だす         お婆さんは、釣り人を眺めのが日課なのね

それでも、2時間100m程釣り下りようやく16匹!
川から上がったら、杖を突いたお婆さんが土手を散歩をしていた。
「こんにちは」
「釣れだすか?」
「全然ダメだす」
「んだすべ。ここは釣りっこの人が毎日毎日だすもの。今朝も3人ばし入ってだもの」
納得・・・ど〜りで、魚が薄い訳だよ。

今日のところは勘弁してやり、このまま帰ろうと三内川を後にしたのだが・・・時間もまだ早いことだし、ついでに下流部大沢地区をチラッと覗いて見てから帰ることにしたのだ。




            
  
水が走っていて、鮎には最高のポイントだす      ここで唯一の1匹(22cm)

いいねいいね、今にも鮎が釣れそうな雰囲気でないかい。
なんだか、頭痛も和らいできたみたいだし、ここはひとつ原点流にフロロの02号を張ってサラッと流してみるもんね。
川の真ん中まで立ち込み、左岸の障害物廻りを狙うのだ。
ココッとアタリを感じ、ちょいと送り込んでからアワセる。
良型のウグイだってかよ・・・そのまま返し抜き!ウグイが空を跳ぶ。
その後もウグイに弄ばれ続け、もう勘弁してやろうかと諦めかけた時、ようやくあのヤマメ独特の引きが伝わってきた。
これは返し抜きをせず慎重に型を確認してからタモに引き抜く。(ホッ、ヤマメも居たのね)
しかし、ヤマメはこの1匹だけで後はやはりウグイのみ。

・・・あれっ?いつの間にか頭痛が治ってた。














2009年06月06日(土)


・・・秋田港お気楽波止釣り(ソイの巣健在)・・・



ようやく待ちに待った週末がやって来たというのに、今週もまたまた雨降りだってが。
掃除・洗濯も終え、何〜にもやることがなくなってしまったわい・・・この雨は止みそうにないし、なんたら徒然だこと。
ここはひとつ落とし込み竿を1本だけ持って、秋田港お気楽波止釣りへ・・・雨合羽の上下は必須だな。

            
   
小糠雨は止みそうにないけど風がないから      突端にロックフィッシュマン

アオイソメを500円分購入し、秋田県漁協冷凍冷蔵庫前の防波堤へ向かった。
釣り人は防波堤の突端に一人だけ・・・ワームで根魚を狙っているのだ。
この雨でも竿を出しているってことは余程釣り好きなのか、若しくはオラみたいに暇を持て余している人なんだろうね。

  
堤防の中間部から釣り進む     本日唯一のタナゴ(24cm)     ツンツンアタリはこいつらよ!

雨合羽の上下を着込み、ハリス1号にガン玉2号を噛ませ、防波堤の縁に沿ってエサをユラユラ落下させる。
突端に向かって少しずつ探り進むと、エサをツンツン引っ張るアタリは頻繁にあるものの、ハリ掛かりするようなアタリではないのだ。
此処には良型の魚が居ないと諦め掛けた時、落下途中のエサがいきなりひったくられ竿が大きく弧を描いた。
お〜しきた!い〜ねい〜ね、この強烈な引きは・・・24cmタナゴだす。
しかし、その後はツンツンアタリがますます激しくなってきた。
そ〜かい、したらこいつらの正体を暴いてやるもやと、ハリのサイズをチヌの1号に落とす。
正直なもんでハリのサイズを落とした途端、15〜16cmちびっ子アイナメが入れ掛かるけど、一向に良型の気配はない。
ダメだこりゃ、タナゴ一枚しか釣れなかったけど、この防波堤は勘弁してやるもや。



次は、日本通運秋田海運前の岸壁のソイの巣を直撃してみるのだ。

            
     
水深があるから案外難しいのだ         セリオンタワーが雨に霞む

ここの水深は7〜8m程あるのでガン玉を2Bにアップして落とし込む。
一投目の落下途中からいきなり真下に絞り込む強烈なアタリで、まずまずの型のソイが食ってきた。
その後も23cmを筆頭に良型ソイが順調に入れ掛かる・・・15〜16cmクラスも混じるけどね。
いかった、ここのソイの巣は健在だったす。

  
初っ端から竿を絞る       こいつ、ハリスを切りやがった    いい〜引きをするのだ

雨脚が大分強くなってきた。
入れ掛かりも十分堪能したことだし、今日のところはこの辺で勘弁してやろう。
良型を5匹だけキープして帰り、今夜は塩焼きソイ鍋でひとりパーティーをしよ〜っと。
お〜し、これで新調した小出刃の切れ味を試せるってもんだよ。

                














2009年05月30日(土)


・・・岩見川案内釣行(きゃっぽり編)・・・



今朝は真面目に卵納豆ご飯にハムエッグ、漬物、冷奴と味噌汁の正しい日本の朝食でキメたもんね。

小町ヤマメを釣るのが初めというI藤氏を伴って岩見川へ・・・。
こ〜ゆ〜日に限って、I藤氏は古川でおぴぃさんの葬儀に出席しなければならないとかで、2時30分頃までには宿舎に帰ってこなければならないと言う。
なのに出発はいつもの如く9時・・・10時から釣り始めたとしても、正味4時間弱は釣れるから許すか。

オラの御用達エサ取り場を教えませう・・・当然、カジカ網でガシガシやるのはI藤氏の役割なのだ。

手始めに、あまり難しくない上流川原琴地区から案内する。
「毛虫はいねぇ〜べなぁ〜?」
んん〜、かなり減水しているからヤバイかも?

  
渇水ぎみなのが残念だった     ここでメタコンポはねぇ〜べさ   ヨースケさんの貧果

案の定、ヨースケさんは20m区間ほど流して見るも、初っ端からバラシで4匹のみの貧果。
I藤氏は根掛かり頻発で当然×・・・「あのね、この渇水でメタコンポの005号はねぇ〜べさ」
ここはダメだ、もっと下流へ移動することに。


次は野崎新橋上下流のポイントへ案内。
まずは橋の上流を攻めてみてから下流をやってみませう。

  
野崎新橋の上流は右岸を・・・ I藤氏の竿が一向に立たないんですけど あのね、底波に入ってないんだ

I藤氏はカミの瀬落を、ヨースケさんは平瀬の駆け上がりを攻める。
最高のポイントを攻めているI藤氏、いつまでたっても空の引き舟が腰のベルトにぶら下がったままなのだ。
そ〜か、「あのね底波に入ってないから釣れないんだわ。自分の正面に振り込んだらすぐカミ竿にして穂先をどんどん送り込んで、何たらかんたら、うんぬんかんぬん・・・」
そうそう、「なっ、アタッたべ。今みたいに這うようなスピードで流れれば底波に入ってるから、うんぬんかんぬん・・・」

「次は、あそこの絞込みのブッツケを狙ってみて、4〜5匹は釣れるから」
「えぇ〜っ、オラには無理だ。ヨースケさんがやってみて」
「ほら、一発で食ってきたべ。簡単だから、I藤氏がやれ」
と言いつつ、後退しながらI藤氏と場所交代をしていたら・・・I藤氏の引き舟に見事なタックルを掛けられ、うわぁ〜、(スローモーション)ドッボ〜ン!
冷てぇ〜、それでもヤマメが掛かっている竿は放しません。
とりあえず、ヤマメを外してっと・・・あちゃ〜っ、今度はハリハズシを流してしまったよ。
あ〜あ、続けざまに何をやってんだか、間抜けなヨースケさんだこと。
しかし、胸まできゃっぽりとってデジカメを濡らしてしまったけど・・・セーフ、このデジカメはエライ!完動だす。

                 
               
ホッ、沈してもデジカメは何ともなかったよ

それでも、I藤氏への指導は続く・・・「ダメダメ、そこからもうちょい送り込んで・・・」「なっ、釣れるべ」
お〜し、したら橋のシモの瀬を軽く攻めて上がりませう。

                 
                 野崎新橋の下流は左岸を・・・

「こ〜ゆ〜キツイ瀬は必ず自分の立ち位置よりややシモに振り込むことね。カミに振り込むと根掛かりするから。うんぬんかんぬん・・・」
「何となく分かってきた。オラのヤマメ釣りも初心者から初級者になってきたみたいだ」
「そ〜か、その喧しい熊避けの鈴を外せば初級者だな」
オラは、きゃっぽり事件後すっかり制裁を欠いて2匹追加したのみ。
I藤氏は一歩も動かず5匹くらいは追加したようだ。
もう2時なるから急いで帰らないとおぴぃさんに祟られるぞ、今日のところはこのへんで勘弁してやるべ。

  
初級者の釣果は7匹!       指導者の釣果は21匹!       後始末はI藤氏に任した

ここでの釣果はI藤氏7匹、ヨースケさん21匹!・・・釣果はイマイチだったけど、ついに川の中にまともにひっくり返るという初体験ができたので面白かったわい。(ノーパンで帰路に就いたのは当然の成り行きだす)














2009年05月28日(木)


・・・要、川虫ストッカー!・・・



今週末のお天気もあまり芳しくない予報だから、急遽休みを取得し岩見川へ。
こんな良いお天気なのに仕事をしていたら不健康だべさ。
みんなは今頃、くだらない打ち合わせや会議をやってると思うとなんだか申し訳なくて・・・ぐふふ。

最初に脇袋地区へ行ってみたものの、こんなに水量ガンガンでは竿を出しても無理ってもんだよ・・・やっぱ、三内川はまだ早いのね。
でも去年の今頃は、平水でバンバンだったんだけどなぁ〜?

             
    
鮎釣りと勘違いするくらいいいお天気だね  水量は最高の条件なんだけど・・・ウグイの逆襲!

速攻でUターンをし、岩見大橋へ・・・。
おろっ、岩見川は平水状態というより寧ろ渇水気味なのだ。
先週までは高水で難儀してたけど、今日は川全体がポイントになってるもんね。
逸る気持ちを抑えつつ、流心から攻めてみる・・・お〜し、きたっ!なぬっ、ウグイだってが!
次もウグイ、次も、次も、次も・・・あいや〜、ウグイの逆襲だべさ。
何処を流しても、ウグイウグイウグイ・・・。
ダメだこりゃ、此処はパスしてもっと上流に移動してみるべ・・・ヤマメ2匹しか釣れなかったもや。

                 
                
たった2匹の釣果・・・エサの無駄遣い


野崎新橋へ・・・。
水位はバッチシで釣れそうな雰囲気がムンムンしているのだが、入れ食いとはいかないのね。
一本の筋から1〜2匹づつしか釣れないのだ。
此処はひとつ、じっくり拾い釣りに徹するもんね。
しかし、なんたらあづいこと・・・エサ(クロカワ)が煮えてきて、だんだん生きが悪くなってきた。

  
左岸の深場はポイントなのだ    アベレージサイズ        此処も左岸のブロック脇を狙うのだ

あいやぁ〜、ついにクロカワがドロドロになって全滅してしまった。
仕方がない、今日のところはこのへんで勘弁してやるべ。
此処での釣果は35匹! 仕事を休み気合を入れて来たのに37匹の釣果・・・情けない。
お〜し、良型を5匹だけキープして帰り、今夜はヤマメ天丼に挑戦してみよ〜っと。

                 
                 
5匹だけキープさせてもらいます

これからの暑さ対策として、Daiwaの引き舟の中に入れておく川虫ストッカーを買ってこねばねぇ〜な。














2009年05月24日(日)


・・・雨天高水・梅雨の走り・・・



先週もに祟られ竿を出せなかったもんだから禁断症状が・・・なのに昨日も大嵐で泣く々々断念せざるを得なかったのだ。
梅雨の走りで平水時より60〜70cmも高くなった水位が、昼頃には20〜30cm高まで減水してきた。
今日も朝から霧雨が降り続いているが、オラは何がなんでも釣りっこさ行くもんね。

正午、意を決して岩見川へいざ出陣!
御用達のエサ取り場(太平川)に立ち寄り、岩見大橋へまっしぐら・・・この高水だから岩見大橋以外は立ち込み不可能だもんね。

            
    
濁りは入ってないが流速が早すぎる     この程度の霧雨だら、雨合羽はいらないもんね

この程度の霧雨だったらフリースの上にペラペラのナイロンジャンバーを羽織っただけで大丈夫だべさ。
なるべく流速が遅くなっている筋の谷を探して流すも、上手く底波を捉えることができない。
うむ〜、したら2号のガン玉をに付け替え再挑戦。
今度は上手く底波に同調し、目印が這うようにジワジワと流れる。
カサッと微かなサワリを感じると、目印がやんわり止まる・・・これだよ、これ! 教科書どおりのアタリだね。
これで気を良くして、同様に流速が若干遅くなっている筋の谷を探りながらの拾い釣り。

そうやって1時間程ポツポツ拾っているうちに、とうとう本格的な雨に変わってきた。
ど〜せ此処まで濡れてしまったんだから、今更雨合羽もねぇ〜べさ。
ベストの胸ポケットに入れてあるデジカメとタバコが気になるけど、せめて「ツ抜け」するまでは頑張らねば。

            
   
この時期だと、もう一回り型が欲しいね       1時間半程で、ようやく14匹!

寒い!・・・ナイロンジャンバーとフリースを浸透した雨が地肌の体温を徐々に奪っていく。
やばい、鼻水は垂れてくるし、指先が悴んでエサ付けが儘ならなくなってきた。
明日は健康診断だし、夜は送別会の予定が入っているから此処で風邪などひいたら目も当てられないもんね。
どうにか「ツ抜け」も達成したみたいだし、今日のところはこのへで勘弁してやろう。

・・・来週こそは、平水に戻った青空の下で竿を振りたいもんだすな。











2009年05月10日(日)


・・・岩見川中流部はもう少しお預け・・・



今日は、へ行こうかヘラに行こうかとぐずぐず迷っているうちにお昼になってしまった。
結局、今にも雨が降り出しそうなお天気だったのでエサ取り場探しを兼ね、岩見川中〜下流部の偵察に繰り出したのだ。

まずは、豊成橋上流へ・・・。
うむ〜、高水で濁りが入っているからヤマメは無理かも?と思いつつもまずはエサ取りだ。
一昨年までは手頃なクロカワがザクザク取れたのに、橋脚工事で河床を弄繰り回されたもんだから浮石状態になっていてヒラタとサソリ(オオマダラカゲロウ)しか取れないのだ。
そのヒラタをエサに荒い瀬を流すと、一発目からきれいなアタリで8寸クラスのウグイが掛かってきた。
気を取り直して再び振り込むが、またもやウグイ、その後もウグイウグイウグイ・・・。
ダメだこりゃ・・・15分でパス!

  
橋のカミは高水で無理なんだわ  浮石でダメになってしまったエサ取り場  ウグイの猛攻を受けた瀬

次は、中の橋下流の川底を覗いてみると、とてつもない数のウグイ(7〜8寸クラス)がギランギランヒラを打っている。
ヤバイヤバイこんな所に竿を入れたら、ウグイの格好の餌食になってしまうもんね。

ヒラタがどっさりあるから、ちょっと岩見大橋へ行ってヒラタが効くかどうか試してみることに。
うむ〜、やはりヒラタはクロカワと違いきれいなアタリでエサを銜えてくれるし、ハリを飲み込まないのだ。
それではと、サソリも試して見たけど・・・これはダメだ。

            
    
6寸くらいかな                 ヒラタでも釣れるんだっちゃ

それより、でかいクロカワが取れるところはないんだべかと、締まってる底石を探しひっくり返して見ると・・・いたよ、いたよ!
ザクザク取れるわけではないが、元気印のクロカワが取れるんだっちゃ。
お〜し、このクロカワを持って中流部大沢へ・・・何てったって、今日の目的は原点流で大ヤマメを狙うつもりで来たんだから。

本当は大物が溜まっている大沢の堰堤下を狙いたいんだけど、8mの原点流を振っていると禁漁中のサクラを狙ってるんじゃないかと誤解されるもんなぁ〜・・・仕方がない、大沢橋の下流で竿を出してみませう。
底石の状況まで勝手知ったるポイントでも、この時期の濁り高水はちょっと怖い流れなのだ。
それでも、腰まで立ちこんで対岸の沈みテトラ付近を丁寧に攻めるも、アタリもサワリも何〜んもなし。
この恐ろしい流れだばウグイすら居ないのね。

            
    
釣りキチ三平撮影場所              夏とは違い、怖い流れになっている

大ヤマメは水位が下がってからのお楽しみとして、今日のところは勘弁してやろう。
どっさり余った元気印クロカワは、水槽で留守番をしているヤマメ君たちへのお土産だ。














2009年05月09日(土)


・・・岩見川の魚影ってこんなもん?・・・



まずは岩見大橋周辺を攻めてみませう。
岩見川の水量はやや高めで田んぼからの戻り水が入り込みやや濁ってるけど、コンデションはいい〜んでないかい。
おろっ、下流に先行者が一人・・・丁寧に探りながらゆっくり釣り下ってるってことは、これからオラが竿を出そうとしてるポイントは浚われた後かいな。
まいい〜か、とりあえず竿を出してみるもんね。

            
   
濁りが入っているが、水位はバッチシ!      良い感じの平瀬だけど・・・魚は薄い

うむ〜、ゴールデンウィーク期間中にすっかり浚われてしまったのか?元々魚が少ないのかわからないけど・・・魚影が薄い!
一本の筋から1匹づつしか釣れないし、サイズは小振りで気仙川並みの16〜17cmなのだ。
それでも根性で広範囲になぞってみたけど・・・ツ抜けに1匹足りなかった。

            
   
一列だけど、鯉のぼりが渡されている        うむ〜、ツ抜けならず


次は三内川脇袋地区へ・・・。
川岸の土手には食べ頃のタラの芽ワラビがニョキニョキ出ているけど、料理をするのが面倒臭いからパス!・・・鮎中三人衆が此処に来たら、釣り竿をほっぽり投げて山菜採りに興じるんだべなぁ〜。
濁りは入ってないけど、水位は高いし流れが早いもんだから立ち込んでいるのがなんたら辛いこと。
この状態ではまだ時期尚早と思いつつも、オモリをにしてここぞと思えるポイントをサラっとなぞってみたけど・・・コマメが1匹だけだったす。

  
押しが強くて立ち込みが辛い   普段良い瀬なのだが、荒瀬になってる コマメが1匹だけだったのす


三内川
はまだ早かったのね。
やっぱ、岩見川に戻って野崎新橋近辺を攻めてみよ〜っと。

            
    
いい感じだども・・・魚影が薄い         左岸のヘチのえぐれを攻めるんだす

なぬっ、一投目から釣れてしまったということは・・・不吉な予感!
案の定、その後はパッタリとアタリが途切れてしまった。
ようやくコマメがポツリポツリ掛かり始めた頃、どうせコマメだろうとナメて不用意に抜いたら思いの外良型でハリス切れの空中バラシ!
んだって、抜きにかかった瞬間でけぇ〜と分かったけど手が止まらなかったんだもの・・・逃がした魚は大きいってが。
瀬にはまだ魚が就いておらず、ヘチがえぐれて深くなっているポイントを重点的に攻めて14匹・・・魚が居ねぇ〜!
魚影がメチャメチャ濃かった気仙川の後だから、なおさら薄く感じるんだべなぁ〜。

  
本日の最大・・・19cm       本日の最小・・・5cm       攻め方を駆使して、ようやく14匹

今日も暑くなるという天気予報だったけど、なんもなんも微妙に寒かったんだから。
ヤマメ釣が嫌いになる前に、このへんで勘弁してやるけど・・・本日の釣果が2ダースだけってぇ〜のはど〜にも納得いかねぇ〜もや。
でも、この川の状況ではリベンジの自信はないしぃ〜・・・明日はど〜すっかなぁ〜?














2009年04月29日(水)


・・・ヤマメ釣りなんて嫌いだ!・・・



今日は休みだったのに、間違えていつもどおり目覚ましをセットしたまま寝てしまったのね・・・眠む〜い。

今日はへらに行くかヤマメに行くか迷ったあげく、岩見川を選んだのが間違いだった。
ラジオのアナウンサーは「昭和の日の今日はとてもいいお天気で清々しいですねぇ〜」なんて能天気なことを言ってるけど、屋外に出てみろって・・・風が冷たくて寒み〜んだから。

  
先日より水位が若干落ちてはいるが・・・ アタリもサワリも何〜んもないのだ  3匹しか居なかったけど型はいい〜よ

まずは、先日と同じく岩見川と三内川の合流点、岩見大橋上下を攻めてみませう。
むむっ・・・魚の気配がない。
ここぞと思われるポイントを丁寧になぞって見るも・・・魚が居ない。
実績のあった大石裏の流速が緩くなっている流れにエサを入れてやるも・・・アタリもサワリもなし。
左岸の浅場のヨレでようやく型を見るが1匹で打ち止め。
筋をなぞりながら少しずつ釣り下る。
二つの流れが合流し、微妙な流速を保っている筋を形成している所で・・・んっ?微かにエサを舐めに来たような気配を感じたもんね。
へっへぇ〜、そのポイントで根性の2匹!
その後、更に探りながら釣り下るも気配なし。
とうとう1時間も粘ってみたけど、もう〜ダメだ・・・此処には3匹しか居なかったことにするべ。

  
んん〜、まだ流速が早いもんね   何処にでもヤマメが着いて居そうな平瀬なのだが?  此処も型だけはいい〜のだ

まだ水位が高くて期待はできないけど、上流川原琴地区へ移動してみてダメだったらサッサと帰るもんね。
手前の筋から左岸の方へ向かって少ししずつ探ってみるも・・・案の定、アタリもサワリもなし。
やっぱりダメだ。もう勘弁してやろうと思いながらの最後の一投・・・おろっ、釣れた!
気を良くして再び同じポイントを流すと、またまた小気味良く竿が絞られる。
調子込んだオラは、突然気合が入ったもんね。
しかし、この2匹の後は手(流す筋)を変え品(ポイント)を変えてもアタリもサワリも何〜んもなし。
挙句の果てに根掛かりをしてしまった。
その根掛かりを外そうとして、竿を上流に煽ったら・・・メタカラマンから天井糸ごと仕掛けが外れて、はいさようなら〜ってが!
え〜い、やめたやめた。今日のところはこの辺で勘弁してやるわい。
今更だけど、やっぱり岩見川はまだ時期尚早なのだ。

バーブレスフックは嫌いだす・・・すぐエサが外れて面倒くさいんだもの。
おまけに、冷たい風が吹いているのに、手拭タオルを忘れてきたもんだから手が悴んでまともにエサ付けができなくて。
オラ、こんなイライラするヤマメ釣りなんて嫌いだもや!














2009年04月24日(金)


・・・お花見に行く途中で軽く竿出し・・・



今日はいいお天気だし、最高のお花見日和だよね。
オラは、今まさに満開に咲き誇っている角館の桜を見に行くんだもんね。

でもせっかくだから角館へ向かう途中で、チラッと軽く岩見川で竿を出してみるのだ。
うむ〜、先週より若干水位が高くて何たら水が冷たいこと・・・この状況で釣るのは至難の業かも?
風が冷たくて手が悴み、008号の仕掛けを張ったらトラブルの連発でヤマメ釣りが嫌いになるもんね。
そこで今日は01号でキメてみたのだ・・・01号ってこんなに太くて扱いやすかったっけか。

             
    
こりゃぁ〜、釣れないんだろうなぁ〜?     釣れそうな筋が、なかなか見つからないのだ

案の定、平瀬を丁寧に流すもアタリもサワリも何〜んもなし・・・やっぱりダメなんだべか?
ほんじゃ〜、大石裏で流速が緩くなっている流れにエサを入れてやると・・・お〜しきた!18cmほどのヤマメだす。
ホッ、これで「ボッ」は免れた。

さて次に狙うポイントは、二つの流れが合流し微妙な流速を保っている筋にエサをねじ込む。
そのポイントから根性のある引きをして竿を絞ったのは21cmのヤマメ。
その後、同じポイントで粘りようやく3匹を追加し、1時間弱の釣果は5匹!

             
     
早い流れに乗って根性をみせた21cm       この状況下で5匹だば、ヨシ!としよう

あとはもう〜釣れそうなポイント(筋)がないもんね・・・今日のところは軽くこのへんで勘弁してやり、角館桜まつりに行こう〜っと。














2009年04月19日(日)


・・・まだ時期尚早の岩見川(ご挨拶編)・・・



桜満開の秋田市内は「春の全市一斉清掃の日」なのだ。
オラんとこの宿舎は、一日早く昨日一斉清掃を済ましている・・・オラは当番出勤で勘弁してもらったのす。

道すがらの町内では皆さん力を合わせ道路や側溝、公園などの清掃を行っている。
そんな光景を横目に見ながら、岩見川へご挨拶をしに向かった。
途中、ヨースケさん指定のエサ取り場に立ち寄ったら・・・何、これ?ユンボが川の中に入って洗車してるってが。(バーロー!)
今年は川虫が少ないのだ。
川虫の溜まっている場所を求めあちこち移動し、エサ取りに小一時間を要してしまったもや。
あいやぁ〜、もう10時を過ぎたべさ。
釣ってる時間よりエサ取りをしている時間の方が長くなったりして?

             
    
岩見三内の桜はまだだけど梅は満開だよ     水位はあまり高くはないけど、流速は早い

まだ、雪代の影響で水温が低く流れが早過ぎると思うけど、とりあえず岩見川と三内川の合流点、岩見大橋の上下を攻めてみませう。
徐に釣り仕度をしていると、車2台に分乗した4人組の釣り人がやって来た。
ええぇ〜っ、これからオラが攻めようとしてるポイントへそれぞれ散って竿を出し始めるってが。

河原に降り立ち、先行者たちの釣りをチラチラ眺めながら008号の仕掛けを作る。(オラはあくまでも現場主義なのだ
やはり、まだまだ活性が低いのか、なかなか竿が立つ気配がない。
・・・ってことは、当然オラも釣れないってことかいな。

  
夏もこの流速だと最高なんだけどね!  4人組も苦戦している様子   ここを丁寧に流してみるのだ

橋のシモからここぞと思う流れを探りながら橋のカミへ釣り上る・・・うむ〜、釣れるような気がしない。
4人グループは30分程でポイントに見切りをつけ竿を畳んで川から上がって行った。
ほんじゃ〜、オラはエサに触った気配があったポイントをもう少し丁寧に流して頑張ってみるもんね。
ようやく、6寸ほどの丸々太ったヤマメが竿を絞りタモに飛び込んできた。
あと、あそこでも何となく気配があったような・・・へっへぇ〜、やっぱりいらっしゃいました。
そ〜して、4匹までは根性で釣ったものの・・・その後はパッタリと、エサを舐めに来る気配すらなくなってしまったのだ。

川下から吹きつける風が次第に強まってきた。
とうとう目印が言うことを利かなくなり、底波に入れることすら儘ならない。
こうも風が吹き荒れる状態では、何処へ移動したって満足な釣りなんてできないもんね。
岩見川へは1時間ちょいしかご挨拶をしてないけど、ここはひとつヤマメ釣りが嫌いになる前に勘弁してやろう。

                
               
時期尚早の岩見川・・・釣果はこんなもんだす

このどっさり余ったエサ(川虫)は水槽で留守番をしているヤマメ君のお土産にしよ〜っと。














2009年04月12日(日)


・・・原点流はオラと相性がいい〜かも?・・・


川虫を捕るために院内川へ立ち寄った・・・ひえ〜っ、なんたらあづいこと。
あれぇ〜?今年は川虫が居ないのかい。
ひと網でクロカワが1〜2匹とマダラカゲロウが1〜2匹しか入らないのだ。
それでも汗をぶっ垂らしながら頑張り、ようやく1〜2時間使える分くらいは確保したのだ・・・ちょっと足りなくて不安だけど、ど〜せ釣れないんだからこれくらいで勘弁してやるべ。

                
          
スイセンは何処の河原にも何気なく咲いてるんだけど、買えば高いのね

淀川大芋台の堰堤下をマスターゼロに008号で攻めるもコマメ悪戯するだけで、なかなかハリ掛かりしないのだ。
おまけに、底石の間に木の枝が沈んでいるもんだから根掛かり頻発で仕掛けが食べられまくり・・・ヤマメ釣が嫌いなってきたもや。

            
   
淀川の高水はまだ治まっていないのだ        堰堤下の釣果・・・コマメばっかし

堰堤下は早々に勘弁してやり、30mほど下流の早瀬へ移動。
ここも底石が木の枝だらけでヤバイ場所だから、仕掛けを015号に張り替えて攻めてみるのだ。
おお〜っ、根掛かりのような鈍調なアタリが出てマスターゼロが満月に撓り穂先が水中に突き刺さる。
「無理しちゃいかん、無理しちゃ」と言い聞かせながら上竿(片手持ち)でジッと耐える。
一瞬、ユラ〜ッと水面にヤマメが顔を出した・・・でっ・でけぇ〜っ!間違いなく尺上だべさ!
ジリッジリッと下流に下りながら対岸へ向かって逃げる・・・おいおい、こらこら、ヤベェ〜ッ、竿は完全にになってしまいゆ〜ことを利かない。こもまま対岸の葦に突っ込まれたらアウトだよ。
あああ〜っ、ついに葦の中に突っ込んじゃったよ。
この強い流れを対岸まで渡って行って、タモで掬えるべか?と思案していると・・・更にググッと葦の奥へ突っ込まれプッシューン!目印の下からぶっ飛んだ。

                
              
この早瀬に尺上が居たとは・・・悔しかった

も〜うこ〜なったらコマメなんて相手にしないよ。
この川の規模にはそぐわないけど、原点流(8m)に03号だかんね。
エサはクロカワのぶっ太いやつだ。
チューブラの硬い穂先だから、ソリッドのマスターゼロに比べ断然高感度でビンビン感じっぱなし。
コマメのアタリは無視し、良型のアタリにだけに合わせる。そのまま返し抜き・・・ヤマメが空を跳ぶ!
不思議なもんで、原点流に持ち替えたら根掛かりが激減・・・仕掛けが太いからシッカリ底に入ってないんだべか?それでも、良型(6寸クラス)は釣れるのだからヨシ!としよう。
あれっ?8〜9寸のウグイが連荘するようになってきた。
ウグイの方が重量感があり返し抜きには面白いのだが・・・もうダメ、この場所はパス!

             
   
原点流に替えたら、こんなんばっかし         こいつはメタボだぞ

次は下流、野田集落裏へ・・・。
ここでも、コマメのアタリは無視し、良型のアタリにだけに合わせ、そのままヤマメを空に飛ばす。
ただ、コマメに突かれエサの消耗が激しいのだ。
良型を4匹ほど釣ったところでついにエサ切れ・・・残念だけど、今日のところはこのへんで勘弁してやろう。

             
   
風が強まり仕掛けを流すに苦労したけど        残念ながら、この4匹でエサ切れ

今日、初めて(無理やり)原点流を使ってみたんだけど・・・この竿はいい竿だよ!オラは気に入ったもんね。














2009年04月05日(日)


・・・強風にめげたヒカリ狙い・・・



目覚めるとシトシト雨が降っている。
うむ〜、今日は次第に晴れ間が広がるという予報だから、が強く吹くってことでないかい?

                
              
しっとり濡れた「コテージランドかしわぎ」の朝

早く起きた誰かが親切に電気釜のスイッチを入れてくれたのはいいんだけど・・・保温のスイッチだべさ。
ロッジ泊定番の朝ご飯は、納豆、味付けのり、玉子焼き、味噌汁それに牛乳・・・いつものことだけど、これが妙に美味しい朝ご飯だから不思議なのだ。

  
あらっ、支障が炊事をしているよ  おいおい・・・タケチャンマン!   定番の美味しい朝食です

ゆっくりお茶を飲み、後片付けをして徐にロッジを後にする頃には、もすっかり上がり薄日が射してきた。
気仙川に着いたのは10時、大渡橋のシモで網を持たずにI藤氏にエサ調達の指導。(早い話、I藤氏にエサを捕らせただけなのだ)

            
     
この岩のシモでエサを取るんだかんな      ど〜だ、ザクザク取れるべ?

エサの調達を終えようやく大渡橋のカミで竿を出そうとした途端、気仙川名物強風が吹き荒れ始めた。
えっ、こんな状況でも竿を出すの?・・・su-sanは腰まで立ち込んで、ゴンさんは右岸の岸から果敢に竿を出す。
そんな状況下で、「竿がバットから曲がり振込みがままならないっす」と言いつつも、しっかりヒカリをゲットするところなんぞは根性虫の人たちだよ。

  
いい型のヒカリだね        su-sanは根性があるね       オラたち、陸ジャミだい

上流なら風が避けられるんでないべかと、昨日のポイントへ移動。
風は下流部よりも若干和らいでいるものの、川面に降り立つと半端じゃない風には変わりない。
あれぇ〜?昨日あんなに沢山居たヒカリは何処さ行ったんだべ?
根性で頑張って釣っても、引き舟に入れられないサイズのコマメばっかしなのだ。
それでも、ゴンさんお手製のなんちゃってハリ外しはバツグンに使い手がいい〜よ。

  
ヒカリは何処さ行ったんだべ?   ダメだ、そろそろ勘弁してやるべ〜 こんなもんでギブアップだす

あいや〜、強風に煽られ自分の指に絡まったハリスを外そうとしてちょっと手を動かしただけで仕掛けがブチッと切れるは、風に吹き上げられて葦にひっ絡まってグジャグジャになるわで、またまたヤマメ釣が嫌いになってきたもや。

その後、先日川面一面ライズの嵐があったというポイントへ移動するも・・・。
ヒカリはポツポツ釣れるのだが、何しろこの強風に煽られトラブルが連発するもんだから、釣ってる時間より仕掛けを作り直している時間の方が断然長いんだもの、早々にめげてしまうのは当然の成り行きだべさ。

さて、帰りの運転手はI藤氏だかんな・・・オラは助手席で寝てるから。














2009年04月04日(土)


・・・たこ焼きパーティーin気仙川・・・



早朝5時半、二日酔いのI藤氏と二人で秋田から今シーズン初の気仙川へ・・・早起きは岩洞湖のワカ様以来だからなんたら眠いこと。

頑張って運転したのが報われ、予定時間より30分も早く住田町へ到着。
お陰様でsu-san、支障、ゴンさんたちを捜すまでもなく、なんなく合流できたのだ。
下流部はダメ評判ということなので、一行は上流部を目指す・・・5人並んで竿を出せる場所となると限定されるもんね。

  
此処で竿を出すべし       ど〜ぉ?・・・ヒカリが溜まってるよ  ゼロの釣りには慣れたかい?

  
ゴンさん曰く、スイカ割り釣法   きれいなヤマメだっちゃ      支障はチャラ瀬で入れ掛かり

  
何んだか寒くなってきたんでないかい 水温も下がったかして渋いね   今日の支障は真面目なのだ

  
そこはオラがやったけど、ダメだべ  お〜し、此処は勘弁してやるべ  必殺毛鈎にも反応は薄いみたいね

午前中は気温も高く、今日がゼロ釣法2回目のI藤氏もそこそこの釣果を得られたものの、午後になると風が冷たくなりグッと気温が下がってきた。
当然ヤマメの活性も低下し、超激渋の気仙川に変貌してしまったのだ。
その後3回ほど場所移動するも、やっぱりダメなものはダメなのね。
オラなんて寒さに手が悴んで、ピンチョロを摘めなくなるし、やっとエサを付けたとしても、腕が震えるもんだから目印がダンスを踊る始末だもの、当然釣りにならないのだ。
挙句の果てに、ハリ外しを失くしたもんだからハリを飲み込まれる度にハリスをブチッと切ってハリ結びを強いられるのよ。
お陰で、ヤマメ釣がちょっと嫌いになったもや。

  
今日はダメだと言いつつも・・・   手馴れたもんで早いこと     どらどら、オラさ任せなさい

  
ほ〜ら、まん丸くなったぞ     削り節が踊って美味そう〜!   はぁ〜、これが「練り生姜」かい?

へっへぇ〜、実は今日の本当の目的はたこ焼きパーティーなのだす。
遅れてロッジに駆けつけるタケチャンマンに、電話で不足分の食材購入を頼んだのね。
オラは、確かにハッキリと「練り生姜」と頼んだのに・・・何これ?「紅生姜」だべさ。
それにしても、su-sanの高級たこ焼き器で作るたこ焼きは美味いのなんのって絶品だね!・・・たこ焼き屋さんで買ったやつより断然美味いんだから。
I藤氏に竹串を使った焼き上げの手解きは受けたものの、肝心のタネ作りと焼き始めの工程を見ていなかったのよ。

      
不覚にも(だって、早起きしたんだもの) 素揚げの二度揚げは最高に美味いべ このお酒はヒットだよ

二度目に焼く時は、初めから見逃さずシッカリ覚えるんだからと意気込んでいたオラだけど・・・ちょっと横になったのが運の尽き、またまた見逃してしまったのだ。
あいやぁ〜、目覚めた時には既に焼き上がり、食べ終わっていたのだ。














2009年03月22日(日)


・・・昨日の続き(淀川)・・・



今朝はNHKの番組、さわやか自然百景「厳冬 北海道 千歳川」を見るために目覚ましをセットして起床したのだ。
番組の冒頭から懐かしい千歳川の風景が映し出される・・・いつも竿を出していたポイントだもんね。

今日のお天気は、気温が高めだが午後からは南西の風が強まりが降リ出すという。
昨日、強風と寒さにめげ中途半端で勘弁してきた淀川宗谷橋のカミがど〜しても気になるのだ。
昨日の川虫もタップリ残っているし・・・エサ箱ごと車に積みっぱなしだけど、生きているべか?
・・・よし、行こう!
行くと決めたら吉日、まずは015号天井糸を一組作ってから出発だ。

昨日とは打って変わり、釣り人の数が激減しているんでないかい・・・まだ時期尚早という噂が行き渡ったんだべか?
淀川はまだ高水だが、昨日よりは若干だが水位が下がっている。

                
                
水位は昨日よりも若干下がっている

宗谷橋のカミに車を停め、そそくさとウェーダー履いて川の中に立ち込む・・・腰までの水深だが昨日よりは微妙に押しが弱い。
現場主義のオラは、天井糸以外の仕掛けは川に立ち込んでから作るのだ・・・フロロの008号にガン玉2号、ハリはゼロの3号を結ぶ。
空は一面暗い雲に覆われ今にも雨が降り出しそうな気配なのだが、無風でゼロの釣りをするには打って付けのお天気だす。
でも、気温が高い予報は嘘だね・・・湿気寒いもや。

やっぱ、無風だと神経を集中して波目の筋を丁寧に流せるから楽しいね。
メタカラマン穂先へはシッカリ投げ縄結びで接続してあるから安心だし、ゼロのハリ外しも今日は快調だす。

             
    
波目の筋を外さなければ必ずアタリがある   ここに居るのは、全部色黒の居着きヤマメなのだ

11時、冷たい風が吹き始めがポツポツ落ちてきた。
まだまだ釣れ続くとは思うんだけど、せっかくノントラブルで釣っているのに風雨でトラブルが連発すればヤマメ釣りが嫌いになるもんね。
・・・今日のところはこの辺で勘弁してやろう。
9時半に川に立ち込み1時間半17匹! 仕掛けもハリも全く消失しなかったのだ・・・エライべさ!

                 
             
釣果はど〜でも、ノントラブルだったってことが嬉しいのだ

午後から男のこのオラが、昼前に川から上がるなんて珍しいべさ・・・んだから、今後一週間ぶっ続けで雪の予報が出たんだべか?














2009年03月21日(土)


・・・渓流解禁(川見?)・・・



春分の日の翌日、秋田県内の河川もようやく渓流解禁を迎えた。
徐に目覚めカーテンを開け放ったら、風が少し強いものの陽射しが眩しいいいお天気なのだ。
げっ、もう8時半過ぎだってが・・・ど〜りで陽射しが眩しいわけだよ。
テレメータ水位で岩見川の水位状態を確かめると、最適水位より5〜60cm高い。
うむ〜、急速に釣行意欲が薄れていくのを感じるが、釣り人の義務として川にご挨拶に行かないと非国民になるもんね。
お〜し、今日は川見ということで「ボッ」を喰らった時の言い訳を今のうちにしておくのだ。
部屋の掃除洗濯を済ませ、ようやく重い腰を上げ岩見川へ向かったのだ・・・なんたら、風が冷たいこと。

途中、太平川寿橋の下でエサを採取・・・ひぇ〜っ、カジカ網を押さえておくのが難儀するくらい流速が早い。
クロカワ虫はまだ小さいけど砂虫(モンカゲロウ)はザックザックだす・・・今年はモンカゲロウのアタリ年なんだべか?

                
               
エサ取り場・・・今季もお世話になります

予想はしていたけど、岩見川は雪代真っ盛りの高水。
こりゃぁ〜無理だ。ポイントはすっかり潰れ滔滔と流れているんだもの。
釣り人の車が上流から次々戻って来る・・・やはり、釣りにならなかったんだすべなぁ〜。
オラは、このまま山を越えて淀川へ向かうもんね。

案の定、淀川も雪代が滔滔と流れておりポイントが潰れている。
今年は、やたらルアーマンがうろうろしているけど・・・ルアーが流行っているんだべか?

大芋台上手の堰堤も三角波を立ててゴンゴン流れている。
その流れをよ〜く見てみると、真ん中に流速がちょっと遅い筋が見え隠れしている・・・ダメ元でその狭い筋を狙ってみるのだ。
フロロの008号にガン玉2号で今季第一投目を振り込む・・・ひえぇ〜!強風に仕掛けが浮き上がり底波に入らないべさ。
ほんじゃぁ〜、ガン玉をBにアップしたらど〜だ!・・・オラにとって最大級のオモリだかんな。
いい感じで流れ、目印が横に振れる。
竿を立てると小気味良い感触で15cm程のヤマメがタモに飛び込む。
あいや〜、ハリを飲み込んでるってが。
ゼロのハリ外しを口に押し込むと、ブチッ!だって。
やっぱ、今年もこのハリ外しとはお友達になれないのね。
気を取り直し、ハリを結び再び振り込む・・・お〜し、すぐにアタリがあり竿を立てる。
なぬ〜っ?天井糸がメタカラマン穂先からスルッと外れて、仕掛けがごとヤマメに持って行かれてしまったわい。
このDaiwaのメタカラマンは何がなんでもオラとはお友達になりたくないってが。

その後は、釣れる・ハリを飲み込まれる・ハリ外しを突っ込む・ブチッ!・ハリを結ぶの繰り返し。
釣っている時間より、風に煽られながら良く見えない目でハリを結んでいる時間の方が断然長いのだ。
元々小さい型が、ますます小さくなってきたので、も〜うここは勘弁してやるもや。

    
            
   
平水だと真ん中まで立ち込めるのだが・・・     ありゃぁ〜っ、ピンボケだったわい

次は下流、野田集落裏へ・・・。
あれっ、ここは更に風当たりが強いのね。
まだ平瀬には出ていないので、堰堤下の深みをサラッと探ってみるだけなのだ。
ええ〜っ、また天井糸がメタカラマン穂先からスルッと外れて、仕掛けがごとヤマメに持って行かれるってかよ。
も〜ぉ頭さきた!天井糸は投げ縄結びでシッカリ止めるもんね・・・今度は外れねぇ〜べ。
5匹釣ったところで打ち止めってことは、時期がまだ早いのだ。

  
橋の下の平瀬は、まだ時期尚早   数が出るこの平瀬もまだ早いのだ  この5匹で打ち止めかい

最後にもう一箇所、宗谷橋のカミで竿を出してみる。
此処も、高水でポイントが潰れているけど腰までの水深に踏ん張って立ち込む・・・だったら最高のポイントだよ。
ここでも、釣れる・ハリを飲み込まれる・ハリ外しを突っ込む・ブチッ!・ハリを結ぶの繰り返し。
も〜、指先が悴んでダメだ。
今日のところはこの辺で勘弁してやろう。

             
     
良型がそろうポイントなのだが・・・       全てヤマメ・・・ヒカリが居ない

強風高水の今日は、「ボッ」を覚悟の川見のつもりで来たんだから、11匹+5匹+7匹=23匹はヨシ!としよう。














2009年1月9日(金)


・・・2009年釣り初め(三本松)・・・



穏やかなお天気は今日だけで、明日から暫くは大荒れになる予報・・・今日を逃したら2009年の釣り初めは暫くお預けになるべさ。
ってなことで急遽休みを取得し、三本松池へ向かったのだ。
昨日、三本松はまだ全面結氷はしておらず南側はまだ氷が空いているとの情報をsu-sanから頂いていたもんね・・・その辺は抜かりのないシッカリ者のヨースケさんなのだ。

            
     
三本松池の象徴・・・松の木は2本だよ?    南側がポッカリ氷が空いているのだ

三本松には11時半頃到着・・・寒さなんぞ全く感じられず、寧ろ穏やかなポカポカ陽気なのだ。
su-sanを含め3名が竿を出しているが・・・状況はかなり渋そ〜だ。

            
     
いい〜ねいい〜ね、穏やかで幸せだこと  そのカラス、一生懸命氷を突いて何やってんの?

昨日、ウドンの段差釣りをしていた常連さんがコンスタントに竿を曲げていたとのことだが、オラは両ダンゴ底釣りでキメてみるもんね。
エサを作りながら底取をし、ようやく振込みを開始したのは丁度正午

            
   
3投目でいきなりきてしまったよ・・・不吉な予感  セーフ!しっかり口に掛かってるよ

3投目で早くも1枚目がきたけど・・・その後が続かない。
オラよりグルテンセット釣りで攻めているsu-sanの方がエサ打ちが早くアタリも多いのだ。
やっぱウドンを使った段差の底でないとヘラに口を使わせるのが難しいんだべか?
でもなぁ〜「ヘラはダンゴで釣ってなんぼだ!」という支障の信念に反するから、今日のところはこのまま両ダンゴで頑張るべ。

     
  
時速4枚のペースはキツイのだ  口を使うのは8〜9寸クラスだけ  おおっ、いい〜引きだねぇ〜!

少ないサワリに神経を集中し、一生懸命頑張って4枚/時のペースがやっと・・・ヘラの気配はあるのだが、サワリがイマイチ出ないのだ。
それが悔しいことに、口を使うのは8〜9寸クラスばっかしで尺上はことごとくスレなのだ。

su-sanと互いに上がりベラを仕留め3時に納竿。
2009年釣り初めの釣果は3時間で1ダース
釣果的にはイマイチ納得できなかったけど、穏やかな陽気の中こうして竿を出せただけでも大満足だす。