08’亡念怪 in「鉛温泉」 イベント・他 2008年鮎釣りの総括?いや、反省?いやいや、ただ飲みたいだけ?・・・ケジメです。(キッパリ!) 理由はど〜あれ、北東北鮎釣りネット御一行様(いつもの顔ぶれ)が鉛温泉の某旅館へ三々五々集まった。 ・・・2008年11月29日(土) 「鮎釣りの方たちですね、お部屋に御案内いたします」と売店の中を通り抜け、アンモニア臭(便所の臭い)が充満している自炊部へ案内された。 人影のない廊下にヒタヒタと足音だけが響き渡る・・・ んん〜?えらい閑散としていて不気味な雰囲気を漂わせているんでないかい? こりゃ〜趣なんていうものを通り越し、怪しい霊気が充満しているんだよ。 部屋の照明から壁や襖までもが不気味な雰囲気を醸し出すのに一役買っている。 今頃の時期は、何処の温泉宿も満員御礼で予約を取るだけでも大変な筈なのに・・・これだけ閑散としている訳が分かったもんね。 悲観していても仕方なかんべ。こ〜ゆ〜宿に泊まるってことはとっても貴重な体験だし、ブログネタには最高だべさ。 大きいお椀がご飯で、小さいのがお吸い物・・・ゆみさんが漬物を持ってきてくれたから良かったね えっ、これが夕食のお膳? 「ど〜せいつも食べきれなくて残すんだから、これくらいで丁度いい〜のす」 「オラはsu-sanの干し柿とでん六豆さえあれば十分だす」 「まずまず、ほれっ、お酒をグラスに注いでさっ」・・・「それをグラスって言うか?湯呑み茶碗だべさ!」 今、便所から戻ってきたんだけど・・・ひえぇ〜っ えっ、su-sanもやっぱり・・・! 「ひえぇ〜っ、ひえぇ〜っ」と唸りながらI藤氏が便所から戻って来た。 「何したってよ?」・・・「誰かがオラの後ろからス〜ッと入って来たような気がしたんだけど、誰〜れも居なかったのよ」「ひえぇ〜っ」 そ〜いえば、おらも廊下を歩いていると後ろから誰かが付いて来ているような気配がしてたのよ」と、ゆみさんが相槌を打つ。 「さっき、便所さ行って迷子になったのね。したら『どちらへ〜?』と番台から声を掛けられたような気がしたけど番台なんてなかったし、振り返っても誰〜れも居ないんだよ」と、su-sanまでもが背筋を凍らせる雰囲気を盛り立てる。 クロダイが一匹350円で売ってたよ 津軽富士見湖で釣ったことあるんだ オラの鼻カン仕掛けも頼むぞ 「どら、オラが便所さ行って見てくっから」とGさんが席を立つ・・・「全〜然、オラ何にも感じなかったんですけど」と平然として戻って来た。 オラも鈍感なんだかして、霊感なんぞという繊細な神経など持ち合わせていないし、「何だって薄暗いこと。暗くて良く見えねぇ〜べさ」くらいにしか感じないもんね。 な〜にやってんの?まだ開けられないってが? どらどら、オラさ貸してみろ そんな話題も宴が進むにつれいつもの陽気な話題(鮎、へら&ワカサギ談義)に変わり、リンゴの収穫作業に追われ一年で一番疲れが溜まっている筈のGさんも絶好調だ。 一升瓶が空になり次の酒瓶の封が切られる頃には宴も酣!最高潮に達している。 いつの間にか、支障は服から煙が出るくらいストーブに引っ付いて寝入ってしまった。 雨が降ってきた。 トタン屋根を叩く雨音が恐ろしく喧しいこと・・・こんなにうるさくて眠られるべか? せっかく温泉に来たんだから、日付が変わる前にお風呂に行きませう。 日本一深いと言われる「白猿の湯」は何処だべと、ウロチョロ・・・? ここが「白猿の湯」ね・・・深い? そんなに熱いの?・・・41℃位だな お子様風呂はI藤氏御用達か? オラが入っても首までの深さだから、ゆみさんは溺れるかも?・・・su-sanもやや危なっかしかったんだから。 「熱っつい、熱っつい!」と大騒ぎして、まともに入れなかったI藤氏・・・N村君にお湯を揺らされ「熱っついから揺らすな、熱っついから揺らすな」て逃げ惑っているんだから、猫舌体質のオラより情けないやつだ。 ふぅ〜あづい、風呂だけは良かったな さぁ〜て、そろそろ布団を敷くか 日付が変わり、みんながそれぞれの布団に入るとN村君はお約束どおり一人帰宅の途についた・・・「お休み〜っ、気を付けてね!」 ・・・2008年11月30日(日) 霊の気配も感じず、シッカリ熟睡して7時起床! あらっ、みんなの布団は蛻の殻だし、朝食のお膳が並んでいる。 リンゴの出荷作業に追われているGさんは、朝飯も食べずに朝早く帰ったのね。 ゆみさんなんかはシッカリ朝風呂を済ましたみたい。 来年の忘年会は、絶対に台温泉ね ちゃちゃっと洗顔して、みんなが待つお膳に就く。 オラが朝ご飯を残さず平らげるなんて・・・考えてみりゃぁ〜、昨夜のお膳があんまりだったもんなぁ〜。 食後の寛ぎタイム・・・何だこのお茶は? これ正真正銘本物の粗茶っていうやつなのね。 北東北鮎釣りネット御一行様は、「来年の忘年会は台温泉にするべし」とシッカリ意思確認をし合い、楽しい一夜を過ごした思い出を胸にこの霊気漂うお宿を後にした。 うむ〜今思えば、オラがう〇こをしていた時、壁の奥からゴトゴトゴトとトイレットペーパーを巻き取っているような音が聞こえたけど・・・果して、壁隣は女子便所だったんだべか? |