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                                  釣 行 記






2008年09月23日(火)


・・・釣り納め(終劇)・・・



さて、2008年釣り納めは何処さ行くべ・・・?
小振りな小町鮎の群れ鮎崩しではストレスが溜まるだけだし、比内鮎も同様の状態だという。
二日酔いのI藤氏は「おばこ鮎(小国)に行ってみないか」と言うけど運転手はオラだべ・・・お断りします(キッパリ)
今日は昼頃から雨の予報だからあまり遠くへ行っても釣りにならないかも?と言うことで話が纏まり、今年一番お世話になったなまはげ鮎で有終の美を飾ることに決定!

最初に式田を偵察するも、底石がすっかりくすんで鮎の気配なし・・・ここはパス!

            
  
ウジャウジャ見る営業小鮎に目が眩んで・・・     パワーSPで釣る鮎じゃないべさ

中の橋のシモへ・・・おっ、ここは底石がピカピカに磨かれており小鮎が煌き盛んにハネている。
とりあえずここで竿を出してみてダメだったら速攻で移動だ。
I藤氏は平瀬、オラはチャラ瀬を泳がすこと30分、結局二人とも小鮎を1匹づつ釣って早々に見切りを付ける。


次に覗いたのは豊成橋・・・おっ、いるいるデッカイのが食んでいるし、底石も磨かれている。
「あのデッカイのは尺はあるんでないかい」「メタコンポの01でもヤバイかも?」なんて言いながら勇んで河原に降り立った。

                
              
この後、強烈な風雨に晒されるとはつい知らず

そ〜ゆ〜ふうに言ってたくせにI藤氏は007、オラは005の仕掛けを張るんだから訳のわからない二人である。
いつ降り出してもおかしくない空模様の中、オトリさんを流心に向け「はい、行ってらっしゃい」と声を掛けてそっと放つ・・・強風が吹き付け竿操作が儘ならない。
それでも、オトリさんが流心に達した瞬間ゴッゴーン!ときた。
おっ、I藤氏のパワーSPも撓っている。
20cmオーバーなのだが、こいつはさっぱりやる気がなのだ・・・あんなに強いアタリをしたくせになして泳がないってよ?
それでも無理やり引き回しようやく小振りなやつをタモに納めることができた。
その点、小振りなやつほどいい仕事をするのね・・・押しの強い流心をグイグイ上るもんね。
目印を2〜3mもぶっ飛ばす強烈なアタリがあるも強風に竿を煽られモタモタしているうちに底バレ・・・それも2連荘だよ。
いくら働きもんでもさすがに連荘バレではバテバテになってしまうもんね。
そうこうしているうちに、ますます風が強まり土砂降りになってきた。
ダメだ退却退却!・・・竿が折れるかと思ったわい。

車のヒーターを全開にし吉幾三のCDを聴きながら雨が小止みになるのを待ち、ずぶ濡れになった衣服を乾かす。
1時間後、ようやく小振りになったのを見計らって再び河原に降り立つもこの豪雨の影響で濁りが入ってきた。
それでも、根性で竿を出したのも束の間、枯れ草などのゴミが酷くてとっても釣りにならないし、またまた豪雨が襲ってきた・・・再び退却退却!

30分後、西の空が明るくなり雨が上がって強風も治まった・・・寒冷前線が通過したのだ。
ゴミ流れも治まり、底石が薄っすら見えるほど濁りも取れてきた。
お〜し、再開だ!
なんだか水が温くなってきたように感じるんだけど、水温が上がったのではなく気温が下がったから温かく感じるようになったのね。

                
           
かなりいい型でないかい?・・・うん、でっけぇでっけぇ〜!

ポツポツだが掛かるようになってきた。
I藤氏が「デカイデカイ」言いながら親子ドンブリを食らってる。
やっと順調に掛かるペースを掴み掛けてきたオラも「デカイデカイ」と叫びつつ親子ドンブリのお付き合い。
これでまた、すっかり循環が途切れ再び苦戦。

                
                
2008年最終釣果

こうして釣り納めは、風雨に撤退したりゴミ流れの洗礼を受けたり親子の刑を受けたりで夕方の5時までドタバタ劇を演じ、ついにツ抜けならずの9匹!で納竿だす。
今度の週末もまだいけそうな感じなんだけど、これでキッパリ勘弁してやることにし2008年の鮎終劇といたします・・・謝謝


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2008年09月21日(日)


・・・とりあえず竿納めは持ち越し・・・



朝降っていた雨も、桧木内川に着くのと同時に上がった・・・品行方正の賜物だね。
先着していた支障ゆみさんは夥しい数の鮎を目前に、オラが持ってくるオトリさんの到着を気を揉んで待っていた。
ひとこと言っておくけど、あの営業鮎に騙されたらアカンよ・・・釣れないんだから。

            
 
あんなに鮎が居るのになして掛からないんだべ?   追わないんだからジッと待つしかないんだ

気温が高くなるとともに、釣れないことは分かっていてもまだ諦めが付かない人たちでチャラ広場もだんだん混み合ってきた。
そんでなくても十分スレているのに、益々プレッシャーが高まって難しい釣りを強いられる。
オラ、ツ抜けしなかったら今日でキッパリ竿を納める覚悟なんだから。

                
            
おろっ、だんだん混み合ってきたね・・・ここは釣れないよ

それにしても、あんなに居るのになんたら掛からねぇ〜こと。
目の前では良型がグルングルン追いかけっこをしているのに、オトリさんが縄張りに入ると逃げるとはなんたら根性のない野鮎だこと。
こ〜なったら、群れ鮎がザワついている所へ誘導し、オトリを押さえ付けるようにして止め泳がせで交通事故で掛かるのを待つしかない。
ゆみさんはオトリさんを元気に泳がせて頑張っているけど、大苦戦しているようだ。

  
怪しいオヤジがこっちに・・・   人が竿を出している正面に・・・!  今度はチャラに潜るってが?

昼食後、水温が高まり活性が上がるのを期待していたものの状況は変わらずで追う気配なんて全くない。
なぬっ?怪しいオヤジが投網を打ちながらオラたちが釣っている方へどんどん近付いて来るってが・・・おいおい、信じらんねぇ〜オヤジだこと。

            
  ゆみさんは最後まで頑張っていたけど・・・      桧木内川・・・これで最後だす

夕方の5時まで、群れ鮎相手のジッと耐える釣りをしてようやくツ抜け・・・これで、オラの竿納め23日の秋分の日まで持ち越し決定だ!
ゆみさんは「あんなに元気に泳ぐのになして掛からないの?」と不思議がっていたけど、追う鮎ではないから通過させてはダメ!群れの中に止めておかないと掛からないのだ・・・納竿してから教えてあげたんでは遅かったね。


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2008年09月20日(土)


・・・小町鮎・沢山居たけど・・・



心配していた台風13号の影響など全くなし!快晴だす。
問題は、まだ追う鮎が残っているかどうかだ?
シーズンの締めくくりは、やはりホームグランドの桧木内川だろうね。

            
    
オラの他には1人竿を出していただけ    ここまで監視員がわざわざ年券を拝見しに来たのだ

            
  
カヌー3艇で川下り・・・千歳川を思い出すね    ヨレヨレなのにこんなのが掛かるなって

初っ端から第二チャラ広場へ行ったのが間違いの元だったのだ。
ヨタヨタの種鮎を叱咤激励しながらようやく掛けても、握りこぶしにすっぽり隠れるようなメザシだもの。
まともなサイズも1匹掛かったけど、瀬を引きずり倒しヨレヨレにしてしまったのだ。
うむ〜、このポイントは完全な選定ミスだったな・・・ここは勘弁してやりチャラ広場に行ってみよ〜と。


おろっ、ゆみさんポイントには5人も入ってるってが。
鮎は沢山見えるし、ハネも盛んだけど・・・参った、まともに泳ぐ種があれば何とかなるんだろうけど。
やっぱ、活きのいい種鮎を買いに行かないとダメだべか?・・・でももう少しだけこのヨレヨレの種で頑張ってみっか
チャラを引きずりまくること30分、ようやく追星ギンギンの小町鮎がタモに納まった。
やっぱ釣りたてはいい〜ねぇ〜、上下左右自由自在にコントロールできるもの。
お〜し、きたーっ!・・・なぬっ、頭掛かりで即死だってが!
あんた、もう1回頑張って掛けて来てね・・・流石に泳ぎが鈍くなってくる。
追い合いしている鮎が見えてて、あんなに目印の周りでハネるくせして、なして掛からないってよ。

               
             
ついにツ抜けならず・・・いよいよ観念時かな?

タモがすっかり乾ききった頃にようやく掛かるペースで、ついにツ抜けならずの8匹だけ。
明日もツ抜けできなかったら、スッパリ竿仕舞いだな。


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2008年09月15日(月)


・・・祭りの後・小国川遠征・・・



今日は数が上がっていると評判の最上小国川へ遠征なのだ・・・運転手はキミ(I藤氏)だよ。
釣り人がわんさか押し掛けて竿を出す場所を探すのに一苦労、おまけに追い気のあるおばこ鮎は釣り切られて祭りの後になっていることは重々承知の上での遠征なのだ。
目的は来シーズンのための川見なんだから。

一の関の河川敷公園で、古川から駆けつけてくれたkun坊さんが「あいつら、なんだって遅いこと」と内心では思いながらも、にこやかな笑顔でオラたちの到着を待っていてくれた。
あれっ、一昨年田代オートピクニック広場でお逢いしたkun坊さんの印象とは大分違うんですけど・・・???

               

なんぼ釣れているという情報が流れていたからって、この小規模河川にこんなに沢山の釣り人が詰め掛けるのって異常だよ。
今年は魚影が濃いと言われているけど、この3連休こんなに大勢の釣り人に攻め立てられているんだもの、かなり難しい釣りを強いられるんでないかい?


            
 
釣れる気配が感じられないんだけど、釣り人が多いのだ  オラたちはこのシモに入ったけど

最初に入ったポイントは最下流最上川との合流点付近なのだが・・・釣れそうな気配は全く感じられないのだ。
案の定、周りの釣り人も殆ど竿が立っていないし、オラもイマイチ気合が入らない・・・I藤氏が1匹掛けたのみで早々に場所移動を決定。


次に向かったポイントは上流へ2〜3km遡った所なのだが・・・土地勘の無いオラには何処がどこだかさっぱり分からないのだ。
ここは50mくらい続く平瀬でさっきのポイントとは違い釣れそうな気配が漂っている。

現金な性格のヨースケさん、釣れそうだと思っただけで俄然気合が入り真剣になる。
程なくして、小気味良いアタリで目印が飛び小町鮎サイズの小振りなおばこ鮎がタモに納まった。
気を良くして、ここぞと思われる大きめな底石周りをひとつひとつ丁寧になぞるも、やる気のあるおばこ鮎はとうに釣り切られた後らしく、時速3〜4匹で遅々としてペ−スが上がらない。

  
人・人・人・人・・・・      全く動けなくなってしまったわい  昼寝を終え・・・さぁ〜釣るぞ!

昼食後・・・
花粉症?が止まらないオラ、ついにポケットティッシュが切れてしまった。
それでも、ゴールデンタイムがやって来ることを期待して手洟をかみかみ頑張ったんだから・・・とっても情けない姿だったのだ。
しかし、時速3〜4匹のペースは納竿までついに変わることなく、夕方5時まで粘って20匹の釣果。
釣果的には少々不満が残るけど、このような激戦下でツ抜けできたんだからヨシ!としよう。

            
    
ヨースケさんの釣果(おばこ鮎)      人が釣った分までタモに入れ・・・はい、パチリ!

小国川の印象は、全体的に穏やかな流れで何となく優しい雰囲気を漂わせている川なのだ。
堤防上の道もシッカリ舗装されており、要所々々に河原に下りられる道や駐車スペースがあるので二重丸!
ただ、魚影が濃いとど〜しても型が小振りになるのはいた仕方のないことなんだべなぁ〜。

来年はもう少し早い時期に来てみよ〜っと。
最上小国川・・・やっぱ遠いね。


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2008年09月14日(日)


・・・草を制する者は桧木内川を制す?・・・



今日はI藤氏と連んで桧木内川の様子見へ・・・。
うむ〜、桧木内川ってなしてこんなに釣り人が多いんだべ?
とりあえずオラたちも竿を出してみるべし。

               
         
ちょっと風が強いんでないかい・・・桧木内川名物意地悪草流れ!

ス〜ッと送り出して、ものの5秒で目印が飛んだ・・・色白だけど、12〜3cm小町鮎だよ。
な〜んだ簡単に掛かるっちゃと思ったのも束の間、がどんぶらこどんぶらこ次から次へと流れてくる。
ヨモギとかの大きい草はギャラクシアンの要領で何とかかわせるけど、ススキの葉っぱみたいな小さ草が厄介ものなのだ。
メタルの005号を張っているもんだから、目印の所に絡み付いた草を面倒臭さがってそのままにしているのはとってもヤバイのだ。
お陰で親子ドンブリ(高切れ)を3回も喰らってしまったんだから。
釣っている時間よりも仕掛けの張り直しをしている時間の方が長いんだもの。

               
              
やめたやめた、もうやってらんねぇ〜よ

結局、お昼までの1時間半で釣果は全く伸びず、たったの5匹のみ。
型は12〜3cmで不満だけど目印をぶっ飛ばすところなんぞはさすが小町鮎だね。
鮎は沢山居るから草さえ流れて来なければ結構釣れるんでないかい・・・細糸を使用して自力でカミに上らせるのがコツだけど。


昼食後、この草流れに閉口したオラたちは岩見川への移動を決めたのだ。
数は望めないけど、なんたって良型のなまはげ鮎は魅力だもんね。

               
              
大鮎はテトラ脇の深場に潜んでいるのだ

Sッタゲさんと某釣り雑誌社のSさんは、昨日に引き続き岩見川で竿を出している筈だが・・・?
ど〜やらいつものポイントは朝一でカミからシモまで隈無くが入ったので、下流戸島の堰堤下流で竿を出している。
下流部は釣れるには釣れるのだが型が小町鮎クラスでイマイチ、結局いつものポイントに戻って来るという。

            
    
ズラ〜ッと並んで左岸を攻める      おっきいのを勿体なかったねぇ〜・・・しかも2連荘!

ここぞと思うポイントでウロウロさせながらジ〜ッと我慢していると、突然ガッガッゴゴーン!と目印が2〜3mほどぶっ飛ぶのだ。
今までのなまはげ鮎はコツンとアタったらオトリさんと一緒になって大人しく泳いでいたのに、今日はいったいど〜したんだべ?必ず目印をぶっ飛ばすなんて。
ところでアタった時、目印をカミにぶっ飛ばされると必ずバレるのね・・・思い切りアワセをくれても何故かバレるのだ。

               
               
数が出ないのは承知の上だす

そうそう、I藤氏はかなりデカイやつをタモ受け失敗でバラシていたっけ、それも連発で・・・シッカリ目撃してたもんね。
それから今日はピカピカのメスが全くやる気がなくて、サビてザラザラのオスが俄然やる気を出して元気に働いたのは何故?
そ〜やってジッと我慢の子の釣りを2時間ほどやって釣果はたったの5匹だったけど、小町鮎の後だから面白れぇ〜!


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2008年09月13日(土)


・・・鮎はまだまだ沢山いるけど・・・



運動会の狼煙に安眠妨害され、体調がイマイチ優れない。
1匹だけ生き残っていたヨタヨタのオトリさんを持って桧木内川へ行く筈だったのだが・・・岩見川をちょいと覗いてみた。
ダムの放水が止まっており、思い切り減水しているから、そこいらじゅう営業群れ鮎が犇めき合っているのが確認できる。
その群れ鮎をなんとかしてみようと、つい助平根性を出したのだ。
ここで元気の良い野鮎を4〜5匹確保してから桧木内川へ向かえばいいのだ。

しかし、このなけなしのヨタヨタオトリさんは、すぐ石裏で休むもんだから根掛かりの連発・・・それを宥め賺してなんとか群れのど真ん中に導き入れ、待つこと3分。
ようやく野鮎が絡んでくれた・・・おお〜っ、いい型だっちゃ。
ところが、この野鮎は浮いて水面直下を泳ぎたがるヤツでとんでもない役立たずなのだ。
このバカモノ野鮎にてこずずっている時、Sッタゲさんがやってきた・・・某釣り雑誌の社長Sさんも一緒だ。

「オトリある?」、「このバカモノ掛かり鮎とヨタヨタが1匹しかないのよ、釣れるまで待ってる?」
オラのてこずっている様子を見たら待っていられる訳がないもんね・・・オトリを買いに走らせてしまって、申し訳ないことをしてしまったのだ。

            
  
群れ鮎を狙うより、水の走っている方が掛かるのね  この友缶が・・・この後の増水で流されたのだ

この掛かり鮎はキッパリ諦め、ヨタヨタオトリさんに再登場願うことにした。
またもや宥め賺したりしながら一からやり直しだ。
それでも、押したり引いたりしているうちに交通事故?で野鮎が絡んでくれたのだ。
オラはそのまま平瀬で群れ鮎を、Sッタゲさんは瀬肩、Sさんはそのシモの瀬を狙う。

群れ鮎だからアタリが弱いのか?ハリ合わせが悪いのか?底バラシ空中バラシが多発する・・・状況的には自分よりカミで掛かると8割方バレるのだ。
SッタゲさんとSさんは「アタリが続かない」と言いながらも順調に数を稼いでいるようだ。

            
    
放尿タイム!               群れ鮎狙いで数は稼げません(型は良いのだが)

岩見川を軽くやって桧木内川に行く筈だったが、午後になればダムの放水が始まり水位が20cmほど高くなるから活性が高まるんでないかと期待し、とうとう4時まで粘り続けやっとツ抜けだもんね。
活性が高まるどころか午後は2匹しか釣れなかったんだから、早々に桧木内川へ移動すれば良かった・・・後悔先に立たず、この面倒くさがりを直さねば。


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2008年09月10日(水)


・・・終盤を実感・・・



夏休みがあと一日残っているものとばかり思って夏期休暇の申請をしたのね。
したら「夏期休暇の残数がありませんので申請はできません」というメッセージが戻ってきてキッパリ却下されたのよ。
電子決済というもんは本当に血も涙もないんだから。
いい〜もや、今日は休むもんだって心に決めていたんだから年休に変更して再申請したもんね。

一匹だけ生き残っていたなけなしのヨタヨタオトリさんを持って岩見川へ・・・。
川に着いて、早速友缶の中をの覗くと・・・ガ〜ン!白い腹を出して永眠いたしておりました。
仕方がない、オトリ屋さんへ走らねば。

さて、何処で竿を出すべか?
式田橋のカミにはご一行様集団が陣取っている。
おろっ、中の橋のシモにはI藤名人が・・・昨夜は秋田にお泊りだったのね。
ほんじゃ〜オラは、Tチャンマンのニゴイポイントへ行ってみるもや。

               
            
ニゴイポイントがサクラマスポイントに・・・!

養殖オトリのなんたら泳がねぇ〜こと。
メスを選んできたんだけど、ドデェ〜ッとして動くもんでないんだわ。
押したり引いたり、宥め賺してようやく掛けたのがメザシだもの。
しかし、こいつは働きもんでカミにガンガン上り、程なくして目印がダンスを踊りキランキランの煌き!(おっしゃ〜っ)・・・ありゃ〜、掛かってきたのはウグイだってが。(ガクッ)
今の一撃で体力を消耗してしまったのかカミには上らなくなってしまったわい。
したら、瀬肩に入れて優しく引いてみるもんね・・・ガッ、ガガ〜ン!お〜しっ、今度はまともな野鮎だす。

このまともな野鮎を瀬脇の深みに沈んでいる大石周りへ誘導してやると、ゴゴ〜ンというショックと共にもの凄い勢いでカミに突っ走った!
思い切り矯めて疾走を止めたものの、今度はテコでも動かなくなってしまったのだ。
ジワリジワリ少しづつ流心から浅場へ誘導してくるも、一向に魚体を現す気配がない。
ニゴイだったらとっくに力尽きてもいい筈なのに・・・根性があり過ぎるんでないかい?
仕掛けがMステ005だから強引なことはできないし・・・困った。
腕の力が限界に達してきた頃、ようやく浅場まで寄ってきた・・・なんと、50cmは優に超えるサクラマスじゃん!イカリ鈎はしっかり口に掛かっているのだ。
こ〜ゆ〜時に助手が居ればタモで掬ってもらえるんだけど・・・。
よしよし、足元近くまで寄ってきたもんね・・・タモを抜いてっと。
あと一息ってところでオラと目線がかち合ったサクラマスは我に返って突然反転し、流心へ突進!
なんの抵抗もなく、仕掛けは空中でひらひら〜・・・オラは、すっかり腰の力が抜けてしまったのだ。

丁度昼飯時だし、今のバトルで精魂尽き果ててしまったもや・・・もう此処は勘弁してやろう。
I藤名人の釣りを眺めながら昼飯を食べようと中の橋へ行ってみたけど、既に撤収した後・・・ってことは、釣れなかったんだろうね。



オラは、大沢橋のシモへ・・・。
先週まであんなに大入り満員だったのに、今日は人っ子一人居ないのだ。
底石は磨かれているものの、鮎のハネは閑散としており何となく魚影が薄いように感じられる。

            
    
人っ子一人居ないなんて・・・?   刺し網をやっていた人たちも「鮎が居ねぇ〜」って話してた

またまたドデッとした腰の重い養殖オトリさんを宥め賺して、一から出直しの釣りを強いられる。
背ガカリなのだが、コツンと感じるだけで目印が飛ぶようなことはない・・・オトリさんと一緒になって泳いでいるんだもの。

            
    
オラの竿はトンボの休憩場かい?         型はまずまずだけどサビが・・・

そんな感じで、20cm前後がポツリポツリ釣れるけど、既にサビが出ていて肌はザラついている。
野鮎の泳ぎも腰の重い養殖オトリさんといい勝負、根性がないもんだから循環が途切れ途切れなのだ。
引いてはなかなか掛からないし、かといって思うように泳がないし・・・こ〜ゆ〜釣りになると、嫌でも終盤だということを実感して寂しくなってくるもんなぁ〜。
本日の釣果はやっと1ダース、12匹でした。


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2008年09月06日(土)


・・・何処も彼処も大入り満員・・・



今日も真夏日!
ど〜だ参ったかというほど良いお天気だよ・・・9時現在の気温は30℃

  
桧木内川はそんなに釣れないのに・・・  この人たちの足元狙い    下流までず〜っと人・人・人

あれまぁ〜、何処も彼処も大入り満員!桧木内川はなんだってこんなに人が多いの?
何処さは入ったらい〜のものやら・・・困った。
オラは元々メジャーなポイントでしか竿を出さないもんだから、人の来ない隠れポイントなんて持ち合わせていないのだ。
とりあえず、チャラ広場で竿を出すも、みんな川の中に立ち込んでいるもんだから二進も三進も行かない。
結局、立ち込んでいる人の足元を泳がせて2匹をゲットし、たったの30分で早々に桧木内川に見切りを付け、岩見川に走った。

大沢橋の下とそのシモも満員御礼・・・なんぼなんでも無理やり割り込めないもんね。
上流岩見大橋近辺は空いているだろうと行ってみるも釣り人が5人、一番良いポイントではご家族連れが海パン姿で水遊び中・・・困った、竿を出す場所がないべさ。
再びUターンして、下流式田橋へ・・・。

            
    
左岸側が早瀬になっている            一人一瀬の独り占めだい!

おろっ、橋の上流は平日でも満員御礼なのに今日は誰も入ってないってが。
お〜し、ここに決めた!100mほど続く早瀬を独り占めだもんね・・・ダメだったら今日は諦めてさっさと帰ろう〜っと。

 

程なくして、ひったくるようなアタリで23cmクラスが掛かるも、こいつは棒切れみたいなヤツで鯉のぼり状態の役立たず。
先ほどのオトリさんに再び仕事をしてもらう。
その後、ポツリポツリだが22〜24cmなまはげ鮎が強烈な引きでグラVをバット部からひん曲げる・・・あんなに曲がっても竿って折れないもんなのね。
満ちゃんみたいに、流れの緩いところまで下がって寄せればいいんだろうけど、一歩も下がらず何がなんでもぶち抜かないと気が済まないんだもの。
やっぱ、メガVの急瀬を買おうかな?・・・でも、今シーズンは後1〜2週間だもんなぁ〜?悩みどころだよ。

            
  
こんなんばっかし・・・しかも背ガカリだよ      数は少なかったけど満足しました

入れ掛かりはなかったけど、4時までの2時間で親子ドンブリ(Mステ005の目印の下から)を一発喰らって釣果は9匹!
大して釣れなかったけど、強烈な引きを堪能したのでとりあえずは満足したのだ。
終わり良ければ全てヨシ!ということで、今日ところは少し早いけど勘弁してやりませう。


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2008年09月05日(金)


・・・久々の小町鮎・・・



終盤戦に突入したんだから小町鮎の状況を確認しておかないと非国民になるべさ・・・てなことで、今日は久々に桧木内川へ向かった。
なんたら暑いこと! 
10時前に角館に着いたんだけど、気温はもう30℃近いんでないかい?
今日は金曜日だからウィークデーだよね。
なしてこんなに釣り人が多いの?どこもかしこも満員御礼で休日よりも多いべさ。

            
 
ここだけ閑散としてるってことは・・・釣れねぇ〜のか?    みんな深場を狙ってるのね

なのにチャラ広場だけは閑散としているのは・・・もしかして、釣れないってこと?
まっいい〜か、根性でなんとか釣ってみるもんね。
ウェットタイツとドライタイツを用意してきたんだけど、この暑さだもの迷わずドライタイツに足を通した。

水深10cm・・・こ〜ゆ〜チャラで竿を出すのは久し振りなもんだから釣り方を忘れてる。
それでも何とか、根ガカリもせず泳がすことはできるもんだね。
水面が波立っている所へオトリさんを導いてやると目印がぶっ飛び、水面を割って小町鮎がタモに飛んでくる・・・小振りな鮎は疲れなくてとっても楽だす。
アタった瞬間に水面から飛び出したり、目印がぶっ飛びグルングルン回転してるのに底バレしたりするのが手に取るように分かるから、チャラの釣りもそれなりに面白のだ。
掛かりそうな場所を一通り浚いきり、昼飯までの2時間半の釣果は41匹

                
             
小町鮎・・・強烈なアタリはまさに天然鮎だね

さて、チャラの釣りも飽きたことだし、午後から何処に移動するべ?・・・大入り満員だから入れる所なんてあるんだべか?
下流へ車で移動しながら、入れそうな場所を捜し求めて三千里・・・ようやく辿り着いたのが最下流部の前田製管裏

            
    
瀬肩もかなり押しが強かった         苦労して釣っても型はチャラと一緒なのだ

先客は4人だけだが、玉川は2〜30cmの高水で川の真ん中までは立ち込んで行けないのだ。
それでも、根性で1時間ほど竿を出して5匹を追加したのみ・・・やっぱ、午前中の場所でそのまま釣ってるのが正解だったのね・・・(気付くのが遅いっつ〜の)
久々の桧木内川の釣果は41+5=46匹!

やっぱ、小町鮎は小振りだけどアタリが強烈だね!・・・これが天然鮎だすな。


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2008年09月02日(火)

・・・メタカラマンフックとはお友達になれないの?・・・



今日は厳しい残暑の予報だって!
降水確立0%!夏空で朝から息苦しいくらい暑い。
これだら、鮎の活性は最高潮に高まるんでないかい・・・へっへぇ〜、今日夏休みを取得したのは大正解ってもんだよ。

なけなしのオトリを持って岩見川へ・・・今にも死にそうなヤツが一匹だけなのだ。
弱ったオトリさんでも何とかなるんでないべかと向かったのは・・・中の橋のトロ瀬しかないっしょ。
               
              
10時30分過ぎ・・・人っ子ひとり居ない

このなけなしの一匹をタモに入れたらバイブレータのごとき大暴れ、あ〜ら元気がいいじゃんと思ったのも束の間・・・断末魔の苦しみだったのね。
鼻カンを通して、流れに放したら・・・なぬっ、腹を出してプカ〜ンっと浮いたまま逝っちゃったのよ。
あいやぁ〜仕方がない、オトリさんを買いに走らねばねぇ〜ってが。

               
              
手前のがまの竿の人が順調に掛けていた

この買ってきた養殖オトリは鼻が欠けていてイマイチ力強さがない。
それを騙し騙し泳がせ、ようやく掛けたのはオトリさんと同サイズで12〜3cmしかないのだ。
それでも野鮎だ「行ってらっしゃ〜い!」と送り出したらまたもや同サイズ・・・ええ〜っ、嘘っそ〜!
「今度こそお父さんを連れて来なさい」と叱咤激励し「はい、行ってらっしゃ〜い!」と送り出す。
目印がぶっ飛んで、ようやく17〜8cmのサイズだよ。
その後、20cmクラスを筆頭に6匹の野鮎を確保したので、これを持って大沢橋のシモの早瀬へ向かうもんね。

あれっ、先客が二人しかいないの?
そ〜いえば、此処の最近の釣果はあまり芳しくないって言ってたもんな〜。
んでもオラは、ど〜しても早瀬で釣りたいのだ。
丁度、先客が早瀬から上がってきた。
「ど〜です釣れますか?」、「ダメ、1匹も釣れねぇ〜」、「あいや〜、そ〜ですか、とりあえずオラもやってみます」

            
   
底石はピカピカに磨かれているんだけど?     此処が閑散としているなんて珍しいこと

扇引きで流心へ導いていくと、ガッガッギューンと竿が絞り込まれる。
少しづつ移動しながら丁寧になぞっていくと20cm前後が飽きない程度に掛かってくる。
そんな中、ハリスを飛ばされたのが1回と、グワーンと竿を矯めていての身切れ4回も喰らってしまったのだ。

ひととおり浚い終わったので、今度はシモの早瀬に・・・。
対岸の大石周りを狙い過ぎて、ヤナギの木に仕掛けを食べられてしまった。
押しが強すぎて仕掛けの回収に立ち込んで行けないんだもの、オトリさんがヤナギにぶら下がったままで首吊り状態・・・前に気仙川で見た光景と一緒だよ。
気を取り直して仕掛けを張替え、安全な流心だけを攻めることにする。
野鮎が絡んでギランギランと縺れるのが見える悔しい底バレが多発する。
それでもポツポツ掛けてはいたものの、今度は抜きの体制で穂先から天井糸ごとスッポ抜けの親子ドンブリだってが!
もう〜仕掛けを張り替えるのが面倒くせぇ〜、今日のところは勘弁してやるべ。
野鮎にハリ掛かりした回数は結構多かったのに、本日の釣果は思ったほど伸びず18匹止まりだす。

            
    
本日の一番は23cmでした             最近、釣果が伸び悩んでいます

このDaiwa穂先で、天井糸のすっぽ抜けを何回も喰らっているんですけど・・・なして?セーフティーフックタイプメタカラマンだろうに?
全然セーフティーじやないべさ!ちゃんと投げ縄結びで接続しているのに、何が悪いんだべ?・・・誰かすっぽ抜けない方法を知っていたらおせ〜てくれ!


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2008年08月31日(日)


・・・何がなんでも引き釣り一辺倒・・・


今日は、昨日の具入り味噌汁リベンジじゃ!
空模様はイマイチだが、濁りが取れ水位も略平水に近い状態に戻った。
水温もまずまずだし、良型鮎のハネも頻繁に見られる・・・サクラマスまでドボーンと派手に跳ねてるよ。

               
             
I藤氏、その黒い帽子を被ると調子が悪いのね

今日は、何がなんでも引き釣り一辺倒で釣るというテーマを課して臨むんもんね。
I藤氏は既に竿を出して釣り始めているけど、オラはせっせと仕掛け作りじゃ。
ゴールドメタル005号・・・7〜8年も前の糸だけど、大丈夫だべか?

ス〜ッと斜め引きをすると、ガガッ!ギュ〜ンと続けざまに掛かった。
3発目はデカイ!グ〜ンと矯めてようやくオトリが顔を出し、抜きに掛かった時・・・プッシュ〜ン! 
仕掛けが目印ごと下流に流されて行く光景を呆然と眺めている腰砕け状態のオラは、なんたら情けないこと。
上の付け糸の接合部のすぐ下から切れたのだ・・・やっぱ、古い糸だったから錆びていたんだべか?

気を取り直して、再び仕掛けを作り直そうとしたけど005号は全部使い切ってしまっていたのね・・・確か、もう1個買い置きがあったと思ったんだけどなぁ〜?
仕方がない、したらMステ007号だ。
水中糸を005号から007号にUPしただけなのに、仕掛けがすごく重くなったように感じるのだ。
この007号で1匹掛けたところで、目印の位置をもう少し高くするべと動かしたら、なんと、目印の一個がキツくてMステにパーマが掛かってしまったのだ。
まっ、いい〜かとそのままオトリを引くと、ガガッ!ギュ〜ン、プッシュ〜ン!、ヒラヒラヒラヒラ・・・あっちゃぁ〜、やっぱパーマの部分から逝ったのね。(ガクッ)
短時間のうちに5回掛けて2回も仕掛けをぶっ飛ばすとは、何たら情けないこと・・・引き舟の中身が増えないどころか、掛かれば減るんだもの。

            
 
白い帽子に変えたら調子が良くなったんでないかい    チンタラ取り込まないでブチ抜きな

昼食後は、パタパタと2〜3匹掛かるとアタリが途切れ、竿一本分くらい移動してまたパタパタと2〜3匹掛けるパターンなのだ。
だんだん型が良くなるにつれ、GSVでの引抜きが辛くなってきた・・・腰まで立ち込んでいるもんだからなおさらなのだ。

お〜し、したらパワーSP引抜き荒瀬の出番じゃ!・・・返し抜きでキメるもんね、ど〜だ、参ったか!(この場所ではパワーを持て余しているような気がするんですけど?)

            
    
お昼寝しているのが正解だね           良型だけど、釣果はイマイチ

3時頃になったら、突然アタリが止まり周りの釣り人の竿もピタリと立たなくなってしまった?
ハネの数も少なくなり、水温も何となく冷たくなってきたような気がする。
I藤氏は早々にギブアップ宣言をし、お昼寝をキメ込んだ。
それから約30分間、オラは一生懸命引きまくるもとうとう追いの気配すら感じられず、パワーSPがだんだん重くなってきた。
もうちょっと釣りたいんだけど、も〜ダメだ、これ以上やったら鮎釣りが嫌いになるもや。
納竿の時間にはまだ早いけど、今日のところはこのへんで勘弁してやるべ。
リベンジの釣果は思ったほど伸びず19匹止まりだす。(今日もガックシ!)


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2008年08月30日(土)


・・・濁り増水偵察釣行・・・



6時半、タケチャンマンから電話掛かってきた「これから、岩見川に向かいます」・・・「ちょっと待って、今パソコンで水位状況を見てみるから」と眠気眼のオラ。
なんと、昨日の夕方まで平水だった桧木内川岩見川も濁り増水だってが!・・・「残念だけど、今日は来ないほうがいい〜よ」

ここ連日の雨で欲求不満が溜まっていたのを解消しにやって来る予定だった支障にも「来ても釣りにならないと思うよ」とキッパリお断りの悲報を伝えた。

それでも、I藤氏とオラは濁り増水偵察釣行という屁理屈を付けて岩見川へ向かったのだ・・・ひとには「来るな」と言ったくせにさ。
濁り増水だから、まさかシッタゲさんまで来るとは思わなかったのだが、既に中の橋へ先着していた。
うむ〜、やっぱり川は味噌汁なのね。それも具入りだよ。

                
              
ちゃんと泳いでるか?・・・早く釣ってみせろ

「江合川なんてもっとキツイ味噌汁だけど釣ってるから大丈夫だ」なんて言いながらI藤氏が竿を出すも・・・反応なし。
シッタゲさんは「また来るから」と言い残し、息子さんのラグビーの試合を応援するため八橋運動公園へ向かった。
ほんじゃ〜オラも竿を出してみるべと、I藤氏のシモで竿を出すも10分で根掛りロスト!・・・速攻で勘弁してやったのす。
I藤氏も強烈なアタリでハリスを飛ばされたのを機にギブアップ!

ボッ」を喰らった二人は寛ぎながら昼食を食べ、濁りの薄い上流部岩見大橋へ移動することにした。
さすがに上流部は薄濁りで釣には全く支障のない状況なのだ・・・ただ、鮎は居るんだべか?

  
瀬肩で3連発し、長い沈黙が・・・  アタリだけは素晴らしかった   シッタゲさんも初っ端は良かったが

衣服がジットリ濡れる小雨の中、I藤氏は橋のシモで、オラはカミでそれぞれ竿を出す。
普段よりかなり押しが強くなっている瀬肩へオトリを泳がすとポンポンポーンと3連発!
なんだい釣れるっちゃ、と喜びも束の間、ピタッとアタリが止まってしまった。
ラグビーの応援を終えて戻ってきたシッタゲさんも、橋のシモに入ってポンポーンと連発するも、後がなかなか続かないようだ。

  
だんだんガスに包まれ       見えなくなってきたよ       確かに追われるんだども・・・?

あれっ、川面が次第にガスに包まれ幻想的な雰囲気になってきたよ。
「2〜3匹掛かるとピタッとアタリがなくなってしまうのよ」なんて言いながらもI藤氏だけは順調に掛けて余裕のツ抜け

             
      
余裕で早上がりかい            オラはこんだけ・・・明日のオトリ確保だす

オラは、一足先に納竿したI藤氏から「せめてツ抜けするまで頑張れ」なんて励まされながら頑張ったけど・・・とうとうツ抜けならずの6匹で終劇!

・・・お〜し、明日は何処でリベンジすっかなぁ〜?


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2008年08月25日(月)


・・・疲労困憊&自身喪失・・・



9時坂過ぎ秋田市内の宿舎を出発した支障、ゆみさん、papa&mamaさん、ヨースケさんの5人は若干水位が下がった岩見川へ再び向かった。
疲労困憊の体を癒すには泳がせ主体の中の橋のシモしかないでしょう。

            
    
みんなで並んで釣り始めるも・・・        交通事故的にしか掛からないのだ

小糠雨の舞う中、時折ハネが見えるもなまはげ鮎の活性はイマイチ高まらず、一心不乱に拝み続けてもタモが乾ききった頃、思い出したように交通事故で掛かるのみなのだ。

            
  
小糠雨の中一生懸命泳がすも・・掛かりません     やっとツ抜けの情けない釣果でした

なのに、我々のカミに入っていたジモティーはポツポツ掛けているのよ・・・何で?オラたちって下手クソなんだべか?
底石の状況や釣れる筋なんかを熟知している筈のオラの釣果は、やっとツ抜け11匹のみ・・連日続きの不調ですっかり自信喪失に陥ってしまったもや。

あざ笑うかのような鮎のハネを尻目に、肩を落としたまま再開を約束しpapa&mamaさんたちは再び北上へ、オラは小岩井の自宅へと・・・。
遠路遥々北海道から遠征してきているpapa&mamaさんに良い思いをして貰いたかったのに・・・オラは嘘付き者になったかも?


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2008年08月24日(日)


・・・宿敵対決!・・・



ネット仲間の盛大な集う会?を終えた翌日。
疲労困憊の軟弱釣り師たち(su-san、支障、ゆみさん、papa&mamaさん、シッタゲさん、ミンヤン&お孫さん(カイ君)、ゴンさん、山田君)の10人は楽な釣りが出来る場所を求めて岩見川へと車を連ねた。

                
                
 河原の駐車場は大入り満員状態だす

やはり岩見川も他河川のご多分に漏れず高水低温低活性鮎釣り強敵三拍子揃い踏みで、三日連続で惨敗してしまったのだ。

  
ゆみさんのシモにカイ君が竿を並べる カイ君の宿敵ゴンさんも負けられません 支障も真面目に釣ってるよ

こ〜ゆ〜悪条件の時に限って、数度の空中バラシや掛かり鮎に天井糸ごと仕掛を持って行かれたりとアクシデントが重なるもんで貴重な釣果は全く伸びないのね。

  
ゆみさんはカイ君が気になって・・・  お〜し掛かった・・・そのまま抜けぇ〜っ ナイスキャッチ!

そんな中でも、ゴンさんの往年の宿敵カイ君(小学5年生)でさえ2匹釣ったのに・・・オラはたったの3匹だよ。
カイ君と並んで竿を出していたゆみさんも負けるもんかと敵意を剥き出しにして頑張っていたもんね・・・今度はオラも宿敵の仲間に入れてけれ。
カイ君、次はゴンさん、ゆみさんとオラの4人で勝負だかんな!・・・首を洗って待ってろよ。


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2008年08月23日(土)


・・・鮎釣り強敵三拍子揃い踏み+高水・・・




su-san、支障、ゆみさん、papa&mamaさんと示し合わせて久々に桧木内川へ・・・行ったものの。
強風低温低活性鮎釣り強敵三拍子揃い踏み+高水で、前日の気仙川に引き続き散々な目に遭ったのだ。

            
      
寒いし風が強いなぁ〜            クウちゃんは全然寒くないもん!

  
この強風の中、みんな頑張ってるねぇ〜 まずはこの辺に入ってみっかなぁ〜  こ〜ゆ〜日は熱いカップラーメンに限るね

普段、一度立ち込んだ場所から殆ど動かないオラがあっちに行ったり、こっちに行ったり分流にまで行ったりしたのだが釣果は伸びず、またまたツ抜けならずでたった8匹だもの。
そんな中でも落ち着いた釣りをしたゆみさんだけがシッカリ釣果を出しで竿頭をキープ。

  
分流を丁寧に泳がすpapaさん      su-sanも分流にやって来て頑張ったけど 落ち着いた釣りをして竿頭のゆみさん

欲たかりな男性陣は全員沈没し、ガックリ肩を落として今宵開催される集う会in「米代川」の会場田代オートピクニックランドへ向かったのだった。


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2008年08月22日(金)


・・・寒冷地の釣り・・・



北海道から遠征してきた吟papamamaさんを迎え支障su-sanゴンさんたちと気仙川へ・・・。
岩手県内は10月上旬の気温でとにかく寒い。
それが、荷沢峠を越え住田町に入ると一段と気温が下がり鮎釣りの雰囲気どころではないのだ・・・ヤマメ釣りに来たんだべかと勘違いしそうだもの。

            
    
papa、内地の川の方が冷たいべ?       su-sanとゴンさんはパタパタと掛けてるね

車のオイル交換を済ましてから徐に出発したオラが、気仙川で竿を出しているみんなと合流したのは正午過ぎである。
んん〜、ど〜やら苦戦を強いられているようだけどこの低水温では難しいんだ。

                
                
ボンネットの温もりが心地良いのだ

ここはひとまず昼食を食べてから、魚影の濃い下流部に移動してみるべということに・・・。

            
    
ゴンさんとオラは撃沈              支障とpapaはシッカリ釣ったのね

オラも着替えをし、よ〜やく竿を出したもののなんたら釣れねぇ〜こと。
オラとゴンさんの二人はものの10分でギブアップ!
支障とpapaさんは2匹くらいづつ釣ったようだが、このポイントは勘弁してやり再び上流へ戻った。

  
上流部は狭いけど流れは速いのだ  支障はオラの竿で陸っぱり     気仙川に敗北です

オラはまだ10分しか竿を出してないのにもう3時半だよ・・・2時間も掛けて住田まで来たんだから、なんとかして「ボッ」だけは免れないと悔しいべさ。
2人の先行者と入れ替わりに入ったポイントだから数を望むのは当然無理、せめて明日のオトリ分だけでも確保出来ればと頑張ったもんね。

寒さにブルブル振るえながら、ようやく小振りの清流鮎を掛けるも親子ドンブリを喰らったりして釣果はたったの5匹だけ。(ガクッ)

日が射して水温が上がれば釣れるんだろうけど、この天候(寒さ)ではとっても難しいもんだね。
今期初のツ抜けならず・・・参りました


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2008年08月16日(土)


・・・オトリ交換(ちょい釣り)・・・



午前中はまったりと過ごし、昼過ぎ徐にオトリ交換のために岩見川へ向かった。

                
                
あれっ、釣り人は土地の人が2人だけ?

あれっ、人がいない?・・・いつものお気軽ポイントには、土地の釣り人が2人竿を出しているだけだよ。
水位は完全に平水状態に戻っており濁りもないけど、ハネが閑散としているし川面に生気が感じられないのは天候のせいだべか?
とりあえず、オトリ交換が目的だからビシバシ釣ろうなんて気は更々ないもんね。

気楽にオトリをカミに飛ばすと程なくして、目印が吹っ飛んだ!
底が窪んでいる所に狙いを定め泳がすコースを少しずつ変えていくと、飽きない程度に目印が吹っ飛ぶ。
そ〜なってくるとだんだん欲が出てきて、ハイペースで掛けないと気が済まなくなってくるのがオラの悲しい性なのだ。

            
  
地元のお父さん達がドヤドヤ集まってきた      灯籠流しの足場を組み立てているのね

ついに本気モードに切り替わり順調に掛かりだしたら、地元のお父さんたちがドヤドヤやって来て、川の中に足場のパイプを組み立て始めた。
今夜行われる送り盆の行事、灯籠流しの準備をしにやって来たのだ。
順調に釣れているんだけど、傍でワイワイガヤガヤと作業をやられるとど〜も気が散るし、この場所で悠長に釣りをしているのが憚られるのだ。

                
             
一頃より型が小振りになったけど小さくはないのだ

オトリ交換の目的は十分達せられたことだし、ちょっと納竿には早い時間だけど今日のところはこのへんで勘弁してやるべ。
竿を出す前は川面に生気が感じられなかったけど、2時間半で28匹!の釣果だからヨシとしよう。


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2008年08月13日(水)


・・・鮎供養(苦行)?・・・



日頃、いじめまくっている鮎を供養してやるべということで急遽I藤氏と連んで休みを取得したのだ。
言い訳するわけではないけど、お天気が良いのは今日までで明日からは秋雨前線の影響でグズついた空模様になるらしいんだもの。

午前中は追いが悪いということを承知している二人、当然重役出勤なのだ。
さて、どこさ行くべ?・・・角館(桧木内川)まで行くのは車が混んでいて大変だから、ここはひとつお手軽に岩見川かな。

大沢橋周辺は大入り満員なのね・・・今日からお盆なのに皆さんは釣りなんかに現を抜かしていてもいい〜の?
我々の目指したポイントには先行者が2人だけ・・・あれっ、空いているっちゃ。
釣り仕度をしているとがまかつの手下(テスター)M氏がやって来た。
ど〜やらM氏は岩見川に毎日来ているらしく「オラは皆勤賞だす」と胸を張りながら、「この辺にシマを張っている野鮎は毎日浚っているからなぁ〜」って言うし、オマケに刺し網漁も盛んに行われているもんだから苦戦は覚悟の上だもんね。

            
    
I藤氏とM氏はシモへ・・・      刺し網漁のオッチャン・・・オラそこを釣りたかったのに

・・・当然、午前中は大苦戦を強いられたのだ。


水温も上がってきた午後からは、ポツポツだがここぞと狙ったポイントで掛かるようになってきた。
時間と共に、追星がクッキリしてきて型も良くなってくる。

            
 
 二刀流のI藤氏・・・M氏はこれから墓参り    深場で良型が掛かるようになってきたべ?

しかし、これからがいよいよゴールデンタイムというのと同時にアブの逆襲が始まった。
ブンブンと体中に纏わり付いてきて、とっても集中してられないのよ。
しゃがんで鼻カンとサカバリを打とうとすると、腕とか顔にワンワン攻撃してくるんだも。
掛かり鮎を握ったままアブを追い払おうとして腕を振ったら・・・ありゃ〜っ、せっかく釣った野鮎を放り投げてしまったべさ。(ガクッ)
もうダメだ。鮎は入れ掛かる状況なんだけど、とっても釣りどころじゃねぇ〜もや。
仕方がない、悔しいけど今日のところは勘弁してやろう。

                
            
ゴールデンタイムが心残りだった・・・アブのバカヤロー!

本日の釣果は37匹! あれっ、今日は鮎供養に来た筈なのに、鮎苦行になってしまったわい。


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2008年08月10日(日)


・・・またまたロケ釣り・・・



またまた映画ロケをお手伝いすることになった。
I藤氏と共に、いつもの出勤時間と同じく8時に宿舎を出発した。
岩見川に着いた時には、既にSッタゲさんと某会社社長のM氏それにロケ班の3人が撮影場所場所の確保をしていた。

  
そこの深トロにカメラが潜りま〜す 上手く掛かるとい〜いね     I藤氏・・・良型の取り込み

午前中はM氏が深トロで水中撮影のお手伝いをし、Sッタゲさん、I藤氏とヨースケさんの3人はオトリの確保に回る。
このポイントは連日ズラ〜ッと並ばれて攻めまくられているもんだから、ポツポツとしか掛からない。
それでもお昼までには、それぞれそこそこのオトリは確保できた。
水中撮影も、とりあえず野鮎が掛かるシーンを撮影できたみたいなのだが、ど〜やらカメラで狙っていた野鮎じゃなく別の野鮎が突っ掛かって来たみたいなのだ。

  
このまま2〜3日キャンプをしたいね  この仕掛けを使ってください   あだだだっ、蜂に刺された〜っ!

昼食後は7〜80mほど上流の小川が流れ込む早瀬に撮影場所を移し、今度は03号のナイロンフック式鼻カンの仕掛けをオラにバトンタッチされた。

  
ここでいい〜ですか?       はい!釣れましたよ。      ねっねっ、今の上手く撮れました?

ダイバーの指示に従って、水中カメラのまん前にオトリを止めておくんだけど、二三度は野鮎が絡んでは来るもののなかなかハリ掛かりまでには至らないのだ。
デッカイ鮎を掛けてしまい、それをオトリに使うと野鮎の方が逃げてしまうとか、野鮎同士が盛んにクルク追い合いをしている所にオトリを入れてやるとオトリが野鮎の間に入ってケンカの仲裁をしてしまうそうなのだ。
途中指をに刺されるアクシデントなんかもあったけど、そんなこんなでとりあえず3回はカメラの前で野鮎を掛けることができたのだが、掛かった瞬間に絡み合った鮎が対岸に突っ走るのでレンズの視界から消えてしまうので上手く撮れているかどうか?

  
お疲れさまぁ〜(記念撮影) Sッタゲさん、かなりデカイのを掛けたのだが ヨースケさんの入れガカリ

日が傾いて本日の撮影は終了、ロケ班が帰ってからは自分の仕掛けを使ってオトリをここぞと思うポイントに伸び伸びと泳がせる・・・ワンタッチ鼻カンのなんたら楽なこと。
入れガカリも堪能して本日の釣果は26匹!・・・終わり良ければ全てヨシ!ってが。

デジカメの電池切れで釣果の写真はありません


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2008年08月07日(木)


・・・休養の釣りは釣果も休養・・・



目覚めたら9時30分を過ぎていた。
昨日の竿燈まつりの疲れが残っていて全身にが埋め込まれているようだ。
それでも、なんとしても鮎釣には行きたいのだ。

こんな状態では、良型なまはげ鮎の絞込みには耐えられそうにないので、ここはひとつ小町鮎と遊ぶしかないと角館へ車を走らせたものの、頭がボヤ〜ッとして車の運転が覚束無いのだ。
ダメだこりゃ、途中で引き返し岩見川へ行き先変更・・・オラの性格は元々優柔不断なのす。

               
               
式田橋付近・・・釣り人が二人

あっちこっちサラ〜ッと見て回ったんだけど、平日だというのに釣り人はここぞというポイントでは必ず竿を出しているのね・・皆さんはいったいどんな仕事をしている人たちなんだべ?

川面からは精気が感じられず、ハネもない。
竿を出している人に状況を伺ってみたら、1時間拝み続けて小振りなヤツがやっと1匹だという・・・きれいに泳がしているのに追わないというのは、余程活性が低いのか?鮎が居ないのか?

               
      
子供達は元気だね・・・水温が19℃でもヘッチャラなのね(この後、泳いでいたもの)

小学生と先生が夏休みの課題にでも取り組んでいるのか、川の水温を計っている。
水温は川岸で計っても真ん中で計っても19℃だという・・・そんなに低いんだから追わない訳だよ。

暫く竿を出そうか出すまいかとぐずぐずしているうちに11時になってしまった・・・この時間になっても一向にハネが見られないのだ。
案の定、追い気が感じられない・・・こ〜ゆ〜時はジッと拝む限るもんね。
それでも、まずまずの型がポツリポツリ掛かり前半戦で13匹!

               
  
気分転換に下流部を偵察しに行くも・・・ここぞというポイントにはシッカリ釣り人が入っていました

ちょっと気分転換をして同じ場所で後半戦に挑んだものの、初っ端から空中バラシの2連荘!
前半戦に比べると型が一回り良くなり追星もクッキリしてきた。
一時はパタパタと連荘するも、すぐ止まってしまって、釣れるペースは相変わらずポツポツなのだ。
夕方が近付くにしたがってハネの数も次第に増えてきたが、親子ドンブリを喰らったのを機に今日のところは勘弁してやることに。

               
               
先週より型が一回り小さくなった。

後半戦も前半戦と同じく13匹!で本日の釣果は26匹!・・・休養の釣りだったからか、釣果の方も休養でした。


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2008年08月03日(日)


・・・ドタバタ釣行・・・



天気予報では今日一日でっかい傘マークが付いており、能代山本地域には大雨洪水警報が発令されている。
したけど、大雨の予報って何処のこと?って思うくらい秋田市内は良いお天気なのだ。

I藤氏と共に出勤時間と同じ8時に宿舎を出発したもんだから、8時30分には岩見川に着いたもんね。
実は、昨日の疲れが残っていて何となく釣りをする気力がなかったんだけど、現金なもんで竿を握るとシャッキーンとなるから不思議だ。
ただし、今日は秋田竿燈まつりに参加することになっているので2時には宿舎に戻らねばならないのだ。

                
              
初っ端からず〜っとこのサイズばっかしなのだ

昨日に比べ更に水位が落ちたので野鮎のプレッシャーが高くなっているのか、まだ水温が低いから活性が低いのか、はたまた釣りきられて追い気のある鮎がいなくなってしまったのかは定かでないが、押したり引いたりあの手この手でオトリさんをなだめ賺してようやくポツリポツリ掛かる状態なのだ・・・この川って、こんなに難しかったべか?
それでも水温の上昇と共にハネも活発に見られるようになり、徐々に活性が上がってきてコンスタンスに掛かりだした・・・ってことは、水温が低かっただけなのかな?
それにしても、今日の釣りは激戦区のスレ鮎を相手にしているようで難しいのだ。

            
    
I藤氏 カミに行ったり             対岸に行ったり  シモに行ったり

I藤氏はあっちに行ったりそっちに行ったりと、循環の法則をすっかり崩してしまったのね・・・オラはいつものとおり殆ど移動なし。

まだまだ釣れ続きそうな感じだったんだけど「うわ〜ヤバイ!もうすぐ1時になるよ。帰るべ帰るべ」と、ワタワタと帰り仕度を始めたのだが・・・。
下流で竿を出していた方から親切に声を掛けていただき、初めてオラの引き舟が流されて行ったことに気付くお粗末・・・ありゃぁ〜お恥ずかしい、どうもありがとうございました。

                
           
あららっ、勘定している時、一番でっかいヤツが逃げられた

釣果は殆ど22cm前後の良型揃いで31匹!・・・結構難しい釣りを強いられたから、今日のところはヨシとしよう。
さぁ〜て、竿燈まつりに行くかぁ〜・・・あれっ?ベストに吊るしておいた黄色いハサミも落っことしてきたみたい。(ガクッ)


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2008年08月02日(土)


・・・ロケ現場・・・



宿舎の草刈I藤氏に二人分稼いでもらうということにして、オラはSッタゲさんとの待ち合わせ場所(河辺のローソン)へと向かった。
8時、Sッタゲさんがまかつ手下?いやテスターM氏、それに3名の撮影クルーと軽く挨拶を交わし・・・「この仕掛けを使って釣ってください」と手渡されたのは、終戦当時の仕掛けなのだ。
鼻カンがフック式で目印は鳥の羽、ハリは2本チラシだよ。

            
    
カミにがまかつの手下(テスター)M氏        真ん中にSタゲさん

魚影の濃い下流中の橋のシモは、微妙に濁っていて透明度が足りないということで、まずは中流部赤平へ。
ここも微妙に濁っているが、とりあえず撮影をしてみることになった。
ウエットスーツに身を包んだカメラマンが縄張り鮎を探している間、我々は練習ということで試し釣りを・・・上流からM氏、Sッタゲさん、そしてオラの3人が並んでそれぞれパタパタと掛けるも、型はイマイチ小さい。

            
    
中村征夫似の水中カメラマン        ほんじゃ〜、対岸のテトラの前を釣ってください

カメラマンが左岸側の押しの強い深場に縄張りを持っている鮎を見つけ、まずはそこでカメラを回すことになった。
カメラがスタンバイしている目の前50cm前後の所にオトリを止めて鮎が掛かるのを待つのだが・・・これが掛からないのよ。
そのポイントを通過させて釣るのだったら何とかなるのだけど、止めておくもんだから2回ほど野鮎が見に来ただけで掛かるまでには至らないのだ。
それより押しが強いもんだから、自分の体の方がズリズリ下がるんだもの。
皮肉なことに、撮影を諦めカメラマンがその場から離れると簡単に掛かるのね。
やはりここでは水の透明度がイマイチなので、更に上流三内川との合流点岩見大橋のシモに移動してみることに・・・ちょっとでも透明度が低いと水中では50cm前後しかカメラには移らないそうなのだ。


岩見大橋のシモは魚影こそ薄いものの透明度はバッチシなのだ・・・2m位先までは何とかOKのようだ。
ここで、草刈作業を終えてきたI藤氏が合流し、みんなと一緒に試し釣りに参加。

            
    
水中からサイン・・・その場所でKO!       止め泳がせでは掛からねぇ〜

カメラマンが縄張り鮎を見つけ、早速撮影開始。
潜って居るカメラマンって大岩みたいなもんだから水流が渦巻くのね。
まるで大岩の横にオトリを止めておくのと同じ状況でエライ難しいのよ・・・玉を噛ませて貰えればもうちょっと楽なんだけど。
あらららっ、カメラマンを釣ってしまったもや。

            
  
あらららっ、カメラマンの足を釣ってしまった     今度はカメラを釣ってしまったよ

カメラのまん前にオトリを止めておくと、一、二度は野鮎が絡むように近付いて来るがいつの間にか縄張りをオトリに明け渡し居なくなってしまうそうなのだ。
そのポイントを諦めカメラマンが別の縄張り鮎を捜している間は、スピードをアップして泳がせるからかその辺でポンポンと立て続けに掛かるのね。
再び縄張り鮎を見つけ、カメラの前にオトリを誘導していくと、やはり野鮎はポイントを明け渡し居なくなってしまうのだ。

               
           
昼食後のまったりとした時間・・・いいねぇ〜、こ〜ゆ〜のって

そしてまた同じことの繰り返しで、縄張り鮎を捜している間は、その辺でポンポンと立て続けに掛かるのだ。
こうなったら、止めておいては掛からないので「今度は野鮎の着いている場所を通過させますので野鮎の前で待っていてください」と注文し、オトリを誘導して行くと・・・お〜し、掛かった!カメラの真正面50cmのところでバッチシ!
えっ?なんと、掛かるのが早すぎて上手くカメラに収めることができなかったのだ。
再び、気を取り直して再挑戦するも・・・とうとう、鮎が掛かるシーンの撮影はできなかったのだ。

その後、魚影の濃い下流中の橋のシモへ移動し川に潜って野鮎の着き場を探るも、透明度が低すぎ撮影には適さないということで本日の撮影は断念することになった。

               
          
VARIVASテスターのご夫婦・・・このあとギャラリーから握手喝采

引き続き、その場でI藤氏と二人で竿を出してみるも・・・仲良く撃沈
鮎のシーズンが終わったら、Sッタゲさんから磯の釣りをご教授もらう約束を交わして岩見川を後にしたのだ。

本日の釣果は勘定していなかったから、とりあえず推定15匹としておこう。


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2008年07月27日(日)


・・・釣り返しの効く岩見川はエライ!・・・




今日も真夏日!・・・絶好の鮎釣り日和
なのに、悲しいかな休日当番に当たっているもんだから秋田市内から出ることは罷りならぬのだ。
必然的に、有事の呼び出しに備えてベストに会社の携帯を忍ばせ、岩見川に浸かることになるのだ。

掃除・洗濯を済ませ徐に岩見川へ向かった。
9時過ぎ、中の橋のシモに着いたものの釣り人が一人も居ないのだ・・・なして?ここは、もう釣れないってこと。

            
    
あれ〜っ、誰〜れも居ないべさ?       確かに水位は落ちているけど・・・なして?

とりあえず、ここで野鮎を2〜3匹獲って式田〜和田方面へ行ってみよ〜っと。
少々不安があるも、ど〜せ大きいのは釣れないだろうと高を括って、先々週から使い古しのフロロ02号でオトリさんを流れに放つ。
お〜しきた!うお〜っ、でっけ〜!・・・優に23cmを超えている。
でっかいのは釣り切られている筈だから、これはたまたま釣り残しだべさ、もし次もでかいのが掛かったら仕掛けを張り直すべ。
お〜しきた!うお〜っ、またまたでっけ〜!やばい、糸がきれるぅ〜・・・プッシューン!
やっぱし、目印の下から逝っちゃいました。

  
シオカラトンボ発見!       初っ端から、こんなんが・・・!  オラのカミとその対岸に釣り人

気を取り直して仕掛けを張替え、釣りを再開した時ようやく釣り人がやって来た。
軽く言葉を交わし、その方はオラのカミで竿を出した。
その後、更に二人の釣り人がやって来て竿を出すも・・・何れの皆さんも大苦戦を強いられているようだ。
ケラレ、ハリス飛ばされが頻発するも、それでも昼食までに良型ばっかし33匹!の釣果。

                
                 
昼飯までの釣果・・・良型33匹!

11時30分頃、I藤氏から電話が入っていたのね。
こちらから掛け直すと、古川からこちらに向かっており2時30分頃ここに着くという・・・どうやら江合川は味噌汁状態で釣りにならなかったらしいのだ。
風が強くなってきたのでI藤氏が着くまでの間、違法改造短竿(渓流竿7m)で遊んでみたのね。
短竿にメタルを張ってたもんだから、どうにも突っ張らかって思うようにオトリ操作が出来ないのね。
小一時間、試行錯誤しながら頑張ってみたけど・・・ついに「ボッ」を喰らってしまったのだ。

            
 
良型にパワーSPの性能を遺憾なく発揮しているI藤氏   午後になっても、こんなんばっかし

I藤氏が到着してから、普通の鮎竿に戻し17匹を追加。
短竿で散々攻めまくった所を、鮎竿でなぞるといとも簡単に掛かってくるのね・・・ってことは、オトリさんの泳ぎが全然違うんだろうね。
奥さんに、掃除・洗濯をしなくちゃいけないから早く帰ると言って速攻でやって来たI藤氏も良型の入れガカリを楽しんで大満足

            
    
午後の釣果・・・17匹!          本日の釣果・・・I藤氏のクーラーに入れてパチリ

今日も車の前から上下20m区間だけを攻め、良型のみ50匹の釣果。
だんだんペースは落ちてくるものの、釣り返しが効いて一日中釣れ続く岩見川はエライのだ。


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2008年07月26日(土)


・・・川止めってことを忘れてた・・・



ようやく梅雨明けらしいカラッとした青空になった。
草刈を終えてから、徐に桧木内川へ・・・なんと、角館に着く前に国道に設置してある温度計が既に30℃を示している。

あれぇ〜っ、桧木内川に釣り人が一人も居ないってことは?・・・そ〜か、明日は「桧木内川鮎釣大会」だから鵜ノ崎堰堤から玉川合流点まで川止めだったのだ。(すっかり忘れてた)

                 
            
先週、この看板をしっかり読んだ筈なのに・・・すっかり忘れてた

仕方がない、下流の下延橋方面にでも行かないとダメなのね。
その前に、落合運動公園のトイレで体を軽くしておかないと、鎌を持って草むらに入る羽目になるからね。

案の定、下延橋の下流は大入り満員状態なのだ。
ようやく車を停めるスペースを見つけ、オラもあの人だかりの仲間に入れてもらお〜っと。
「ど〜ですか、釣れますか?」と声を掛けたら、「んん〜?」という曖昧な返事が返ってきた・・・そ〜か、釣れないってことなのね。

  
下延橋のシモは大入り満員     瀬肩もしっかり陣取られてるもんね  たった5匹だけど、元気印!

とにかく、水深のある平瀬を005号のメタルにゼロマルチをセットしカミ飛ばしで泳がせる。
程なくして、目印が思い切りぶっ飛ぶ!・・・へっへぇ〜、真っ黄々の小町鮎が背ガカリだもんね。
その後、3回も目印がぶっ飛んだものの立て続けの底バラシ!
ゼロマルチではダメだ、気を取り直してスピード6.5号に交換。
タモが乾ききる頃にようやくポツリポツリと掛かり、1時間で5匹のみ。
人が多くて思うように竿が出せないので、ここは勘弁してやることにして次は鶯野へ・・・。


ありゃ〜っ、釣り人が多いのは当然のこととして、川が解禁当初とすっかり変わってしまってるのだ。
先日の大雨で川底がまた動いて、支障とオラが車を停めていた平坦な河原が玉石ゴロゴロ。

「ど〜ですか?川がすっかり変わってしまったみたいだけど掛かりますか?」とお年を召した方に声を掛けると「掛かるには掛かるんだけど、型が小さい」、「そ〜ですか、したらそこのシモに入らせて貰います」、「ど〜ぞ、ど〜ぞ」

             
    
遥か下流まで釣り人で埋め尽くされている      何の変哲もないチャラ瀬で・・・

なんの変哲もない小砂利底のチャラ瀬を、オトリを斜めに横切らせてやると目印がぶっ飛ぶ・・・小振りでも元気印で真っ黄々の小町鮎なのだ。
カミに飛ばしても、引いても小気味良く目印がぶっ飛ぶ。
周りの人もポツポツ釣れてるようだし、最初からここに来て竿を出してれば良かったなぁ〜なんて思ったのもつかの間、30分ほどパタパタと掛かったものの、いつの間にやら打ち止めになってしまったのだ。
その後は1時間3匹ほど追加したのみ、他は、みんなが寄ってたかって浚ってしまった後だし、今日のところはこのへんで勘弁してやりましょう。

                 
               
小振りな元気印!・・・目が吊り上っているもの

ここでの釣果は18匹! 本日は5+18=23匹!
なんぼ小振りでも、やっぱ小町鮎のアタリは目印ぶっ飛びで小気味良いもんだね。


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2008年07月21日(月)


・・・岩見川のお祭りは終わったのね・・・



昨日、18歳未満の小町鮎を相手につまらない釣りをしていた影響なのか、全身に鉛でも入っているかのように体が重い。
そんな体調なのに、今日も竿を出すのだと何がなんでも出掛けてしまうオラの性格が怖い。

雫石川は、7月24日(木)のDaiwa鮎マスターズ北東北地区大会が予定されているのに下見をしている人が疎らってことは、よっぽど釣れないんだべね。
桧木内川も連休の前半で釣れないってことが知れ渡ったためか、これまた閑古鳥が鳴いている。
そんな状況だから、オラは両河川を眺めただけで素通りし、岩見川に向かったのだ。

式田橋からカミは何処もかしこも大入り満員なのだが、和田の鉄橋シモには釣り人が二人だけ・・・思ったより空いている。
その二人も、アタリを探りながらドンドン下流に下って行って見えなくなってしまった。
あらっ、誰〜れも居なくなったんだったら一発目はここで竿を出してみよ〜っと。

            
    
なして?和田の鉄橋下は空いてるの   ここをず〜っと釣り下るのがジモティーのセオリーなのね

易しくていかにもっていうポイントはみんなが竿を出した後なんだろうから、オラはなるべく難しくてみんなが敬遠するポイントを狙うのだ。
深くて底石が大きい荒い瀬を、あえて玉を噛ませず005号で泳がせてみるもんね。
手前の駆け上がりからカミに上らせて行くと、ジリッジリッと荒瀬の中に入って行く・・・お〜しその調子だ。
程なくして流心を上りだすと、いきなりガッガーンと目印がぶっ飛ぶ。
な〜んだ釣れるべさと思ったのもぬか喜び、粘って粘ってようやくポツリポツリ状態だし型も一回り小さいのだ。
結局、お昼までの1時間30分でたった8匹の釣果・・・魚が薄すぎる。

            
 
この子らがオラに纏わり付いて離れられないのよ     ここでは小振りなヤツが8匹のみ

午後から、先日良い思いをした中の橋のシモに・・・。
なんと、腰まであった水深が膝くらいまで減ってしまっている。
そんな渇水をいいことに、漁協の連中らしき人たち数人で投網を打っているのだ。
その連中が立ち去った後、竿を出してみるも良型1匹と辛うじてオトりになるサイズが2匹・・・30分でギブアップ!

            
    
投網の後の静けさ                こんなんデッカイのが釣れました

次に、上流赤平橋のカミから大沢の堰堤までビッシリ大入り満員状態・・・オラが入る余地なんぞないべさ。
したら、寺田部落の裏へ・・・。

一人竿を出しているけど、果して釣れるんだべか?
目を凝らして底石を良〜く見ると、チラホラだがハミ跡が確認できる。
しかし全体的に磨かれているのではないから魚は極端に薄いんだろうなぁ〜?
今日は、何処へ行っても大入り満員で入る余地がないので、ダメ元でここを最後にしよ〜っと。

            
 
この平瀬の左岸側が最高のポイントなのだが・・・?   オトリに最適サイズ・・・働き者です

ここに居なかったら、どこにも鮎など居ないという一級ポイントを引いたりカミに飛ばしたりしてようやく2匹の釣果・・・結局ここも30分でギブアップしたのだ。
やっぱり魚が薄いから、これ以上やっても時間を無駄に浪費するだけだ・・・ちょいと早いけど(昨日もだった)、今日のところはこのへんで勘弁してやろう。

岩見川のお祭りもついに終わったのね・・・あとはまた増水するのを待つだけだ。

※オトリ屋さんの話だと、今年の遡上量は極端に少なくて、投網を打っても例年の1/10も入らないと嘆いていたそうだ。


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2008年07月20日(日)


・・・桧木内川はお盆過ぎてからが勝負だ!・・・



桧木内川に支障とゆみさんがやって来るというので、一足お先に角館へ向かった。
さて、釣れる場所は何処だんべ?
角館バイパスの下、鵜ノ崎堰堤シモ、鶯野、他etc、釣れそうなポイントには必ず人が入っている。

            
  
あれぇ〜、チャラ広場は閑古鳥が鳴いてるよ     んん〜、釣れそうな気配が・・・ない!

あれっ、チャラ広場だけはガラ空きで人っ子ひとり居ないのだ。
多分釣れないんだろうけど、ここで竿を出しながら支障とゆみさんを待ってるべ。

群れ鮎はキラキラ見えているんだけど・・・なんたら釣れねぇ〜こと。
支障たちが来るまで拝み続けること30分、まともな鮎が1匹とメザシ1匹
それより、桧木内川名物草流れの洗礼が・・・でっかいヨモギやススキがドンブラコドンブラコだもの。
ポイントへ泳がせるだの目印を見てるだのっていう余裕なんぞはないのだ。
次から次へと流れてくるをかわすのに全神経を集中しなければならないのだ・・・こりゃぁ〜、TVゲーム・ギャラクシアンだべさ。

  
カナディアンカヌーの集団     陸ジャミ兼ゆみさんを教育的指導中 初っ端から入れガカリのゆみさん

そんな状況でも、指定席に陣取ったゆみさんが正調群れ鮎崩しのテクを駆使してパタパタ掛けるんだわ。
支障はずーっとシモまで探りに、ヨースケさんは対岸の瀬に2号玉を付けてぶち込んだりしてみたりするも、チャラ広場の女王の敵ではなかった。

            
    
支障、もう勘弁してやりますかぁ〜       明日のオトリはなんとか確保できました

小町鮎が成熟するにはまだ時期が早いもんね・・・やっぱ、桧木内はお盆過ぎてからが勝負の川だよ。
本日の竿頭は当然ゆみさん、ヨースケさんの釣果は恥ずかしながら1ダース(12匹)でした。


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2008年07月19日(土)


・・・往年の名手・・・



東北も梅雨明け宣言がなされたのに・・・秋田市内は一日中薄曇でした。
支障に桧木内川の状況を見てくるように頼まれていたんだけど、先日中途半端に良い思いをした岩見川が気になってしゃ〜ないのよ。
桧木内川は明日ぶっつけ本番ということで、そのまま岩見川へ向かったヨースケさんでした。

                
           
水温は低いし、ハネも閑散としている・・・釣り人も居ないのだ

あれぇ〜っ、濁りが取れ水位も平水に戻っているのに中の橋のシモには誰〜れも釣り人が居ないのだ。
水がかなり冷たそうで鮎のハネも閑散としている・・・果して釣れるんだべか?

最初の野鮎を捕るまでに10分程要したが、その後はコンスタンスに掛かるも何しろアタリが小さいのだ。
シッカリ背ガカリしているのに、オトリと一緒になって泳いでるもんだから「あれっ、泳ぎ方が何か変だぞ?」と思うと掛かっているのだ。
程なくして、先日もここで竿を出していた八王子ナンバーの方がやって来た。
土地の爺っちゃまがオラの後ろでジッと見ていて「おめぇ〜は上手いもんだな、オラも釣ってみるべ」と竿を出したものの・・・「ボッ」で帰って行きました。

            
    
尾ビレが異様にでっかいなまはげ鮎        メタボなまはげ鮎

川面を眺めながら昼食を食べていると、八王子ナンバーの方が「岩手っていうと鈴子ちゃんの仲間の方ですか?」「一人で釣っていると、ど〜も寂しくてねぇ〜」と声を掛けてきた。
お互いに「上手いですね。随分釣ったでしょう」とか「地元の人たちは何でこんな美味しいポイントで竿を出さないんでしょうね」などいう他愛もないお話友の会を暫し楽しんだ。
年齢は間もなく70歳小安温泉に泊まり込んで秋田県内を釣り歩いているのだというのだ。
昔は、鈴子氏小寺氏とかと一緒に釣りをしていた仲間(往年の名手)だそうなのだ・・・ど〜りで上手い訳だよ。

                
            
こんなに美味しいポイントなのに・・・ガラ空きなのだ

昼食後、水温が高くなってきて良型のハネが頻発するようにはなってきたのだが、追う鮎を釣りきってしまったようでアタリが遠くなってしまった。
3時前、「遅く帰ると旅館の女将さんが心配するので、一足お先に帰ります」と声を掛けてきたの機に、オラも今日のところは勘弁してやことにしたのだ。

                
              
久々に引き舟がギュウギュウ詰めになりました

本日の釣果は43匹!・・・6.5号の4本イカリでは空中バラシとケラレの多発、8号チラシにしてようやく治まった。
反省:次回からは、7号以上のイカリもベストに入れておかなくちゃ。

そして、オラが着替を終えて帰る時です・・・怪しい酔っ払いの第一村人に遭ったのは!


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2008年07月16日(水)


・・・思い立ったが吉日?・・・



天気予報では明日、明後日と雨マーク、時折強い雨が降る可能性があるという。
えぇ〜っ、せっかく高水が引いて濁りも薄くなってきたのに・・・い〜いお天気は今日だけなのだ。
こりゃ〜、半日だけでも竿を出さねば非国民になるべさってことで、急遽午後から休みを取得し岩見川へ向かった。

昼食を食べてから、一旦、宿舎に戻り釣りの準備をしてから出掛けたので、戸島の堰堤のシモに着いたのは2時を過ぎていた。
まだ濁りは取れきってないし、水位も2〜30cmは高いのだ。
それでも、ここぞと思われるポイントには既に先客3人が竿を出している。
したら、中の橋のシモに・・・。

中の橋のシモには八王子ナンバーの釣り人と土地の爺っちゃまの2人だけしか居ない。
もしかしたら、釣れないから人が居ないんだべか?・・・不安が過ぎる。

               
     
中の橋シモ・・・釣り人は、上流に相模ナンバーの釣り人と土地の爺っちゃまの2人だけ

とりあえず、土地の爺っちゃまに挨拶がてら「こんちは〜、ど〜ですか、掛かりますか?」と声を掛けたら「今、始めたばっかすだ」と無愛想に返された。
オラはめげずに「あの八王子ナンバーの人は釣れてましたか?」と訊いたら「たま〜に掛かってるな〜」、「そ〜ですか、んじゃ〜オラはシモの方に入らせてもらいます」
んん〜?あの八王子ナンバーの人は、たま〜にどころかコンスタンスに掛けてるべさ・・・かなり上手い人だよ。

               
              
初っ端からこの20cmオーバーのなまはげ鮎

スタートは、先日、阿仁川で使い古した02号のフロロに6.5号の4本イカリ。
小振りなオトリさんを水深1.5m程の押しの強い平瀬へ沈めた瞬間!・・・ゴゴ〜ンと一発できた。
おお〜っ、初っ端から20cnオーバーだよ。
次も、スローで引くとゴゴ〜ン!・・・またもや20cnオーバー
コンスタンスに掛かるんだけど、何しろ仕掛けが使い古しなもんだから、いつ高切れするか不安でしょうがない。
我慢できず、新しい仕掛けに張替えだ・・・ありゃ〜、余った糸を切ったつもりが本線の方を切ってしまった(くっそ〜!)

               
          
こんなんばっかしだから、使い古しのフロロでは心許無いのだ

時折、ココッときてその後何事もなかったように泳ぎ続けているもんだから不審に思って引き寄せてみるとハリスが飛ばされている。
そんな感じで5〜6回もハリスを飛ばされたのだ・・・ハリス止め2回通しにしてからは飛ばされなくなったけど。
とにかく、掛かってくるなまはげ鮎は全て20cmオーバー背ガカリなもんだからフロロが伸びること伸びること・・・4〜5匹も釣ると手尻が長くなって抜けなくなってしまうのだ。

岩見川の水って見た目と違って結構冷たいのよ。
ず〜っと腰まで立ち込んでいたもんだからオラの体はすっかり冷え込んで寒くなってきた。
小雨もパラついてきたことだし、今日のところはこの辺で勘弁してやるべ。

               
               
ちょっとの区間を浚って、33匹!

本日は約20m区間しか釣ってなかったけど、釣果は33匹!
岩見川は思ったより魚影が濃いし、型もいいのだ・・・今度は、朝から一日釣ろう〜っと!


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2008年07月13日(日)


・・・Tチャンマンと連んで阿仁川へ・・・



朝7時、田代町オートピクニック広場で一人宴会をしていたTチャンマンから米代川早口川藤琴川の状況を知らせる連絡が入った。
「早口川と藤琴川は濁りがすっかり取れてるけど、釣り人がいっぱいでもう竿を出している人たちがいるよ。ところで、阿仁川の水位状況はどうだべ?」
「え〜っと、テレメータ水位で調べたら10cm〜15cmくらい高い程度だよ」
「ほんじゃ〜、森吉のA・COOPで待ってるから」
「了解、これから宿舎を出発しま〜す」

                
            
広域農道を通って五城目へ・・・ここから阿仁へはあと一息だ

「さて、何処に入りましょう?阿仁川は結構濁っているね」
日曜日で、有名ポイントは混雑しているだろうから下流芦沢大橋にでも行ってみますか・・・。

            
    
芦沢大橋のシモは殆ど変貌していない      ここの草流れは桧木内川といい勝負だよ

うむ〜、結構濁りがキツイし草がどんどん流れて来るけど、とりあえず竿を出してみましょう。
「うわぁ〜、草が草が・・・!」なんて言ってるうちに根ガカリ、それにダメ押しで草がひっ掛かり目印の上からプッツ〜ン!・・・はい、ここは諦めましょう。
小阿仁川は濁ってなかったから、小阿仁川へ行くべし。

                
            
ポイント的にはすごくいい感じなのだが・・・鮎が少ない

ここは、新羽立橋のひとつシモの橋かな?
釣り人が入ってるみたいだけど、とりあえずここで竿を出してみましょう。
ヨースケさんが釣れたら、Tチャンマンも竿を出すのね。
橋の上から眺めた時は良さそうに見えたけど、川に立ち込んでみるとハミ痕が疎らで魚影はかなり薄そうなのだ。

            
    
いきなりきた22cm!               釣れるかい?・・・鮎が居ないね

橋の真下のトロから少しづつ探り、瀬肩まで下ってきてようやく目印が飛んだ・・・うわぁ〜っ!瀬に下られる寸前で強引にぶち抜きタモに納まったのは22cm!デカイ!
ヤベェ〜ッ、オラ、フロロの02号にハリはゼロマルチだよ。
あと、ベストに入っているのは005号メタルしかないから、仕掛けはこのままでハリだけをスピードの6.5号にUP。
なんと、ケラレの2連荘だよ。
したら、ハリをチラシの8号に替えたらど〜だ。
お〜しきた!「はい、Tチャンマンも釣って下さい。釣りたての元気なオトリさんだよ」
その後、早瀬にオトリを入れてポツポツ拾い釣り。
釣りきってしまったようなので、ここはこれで勘弁してやることにして昼食タイム。

                
             
良型7匹!・・・お盆過ぎは尺になるんでないかい?

ここでのヨースケさんの釣果は7匹、Tチャンマンは?匹。
Tチャンマンの食欲はすごいもんだね・・・それだら、メタボになるんだ。

午後からは、上流五反沢川合流点付近まで見に行ったけど、ポイントまで歩くのが面倒臭さそうだったのでパス。
道の駅裏も人が入っていてパス、その下流杉花橋上下にも人が入っていたのでパス。
ほんじゃ〜、阿仁川根小屋堰堤シモへ・・・もう、濁りも取れたべさ。

根小屋堰堤シモは大変貌、右岸側が深く抉られとても渡って行けそうもないし、去年まで流心だった川の中央は砂利の高い山になっている。
ど〜りで、ここから下流100mくらいのところに車が沢山停まっている訳だよ・・・依って、根小屋堰堤シモはパス。

桂瀬方面へ・・・しかし、何処かしこも大入り満員なのだ。

  
採石場下のトロ瀬・・・ハネはあるが?  瀬肩でしか釣れなかった   鮎が居ないねぇ〜

採石場下は車が1台のみ・・・もう3時だし、釣れなくてもここで頑張ってみましょう。
ヨースケさんは左岸側の瀬肩へ、Tチャンマンは右岸側の瀬へ。
今度は、でっかい鮎が掛かってもいいように、仕掛けはメタル01号だかんね。
あれっ?瀬肩の底石は全面磨かれている状態じゃなく、疎らに磨かれているのだ。
ハネは盛んにあるんだけど、ヒラ打ちは見えないし追う鮎は居ない。
たま〜に釣れるのは、14〜5cmで白い鮎なのだ・・・01号メタルを張ってるのに、小町鮎よりも小さいってが。
瀬の底石は結構磨かれているのだが、完全に空き家状態で全くアタリがない。
結局、瀬肩でポツポツ拾っただけで打ち止め・・・すっかり、釣りきられた後だったのね。

                 
          
 小振りなのが6匹!だけ・・・桧木内川用のオトリに最適サイズ?

ここでのヨースケさんの釣果は6匹、Tチャンマンは・匹。
本日の釣果は7+6=13匹だす。(シュン)


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2008年07月06日(日)


・・・桧木内川ガイド釣行(魚が居ねぇ〜!)・・・



昨日引っ越してきて、年券を購入したI藤氏桧木内川を案内してくれと頼まれた。
既に釣り切られ、釣り返しの効かない状況なのだが、ど〜しても桧木内川という。
リュクエストは深い所で竿を出したいので下延橋のシモへ行きたいという・・・いいの?釣れないよ。

            
    
下延橋カミ                下延橋シモ・・・ず〜っと下流まで賑わっている

9時過ぎには、目的の下延橋のシモに着いたのだが・・・ありゃりゃ〜っ、随分大勢の人で賑わっているんでないかい。
I藤氏には溝になっている深場(一番実績のあるポイント)を薦め、ヨースケさんは対岸の瀬肩へ立ち込んでそれぞれ竿を出した。
I藤氏はポツポツだが順調に掛けており、久しぶりの鮎の感触に満足気の様子だが・・・魚が居ねぇ〜!
周辺にいた釣り人も釣れないらしく、いつの間にか一人、また一人と姿を消していく。
オラは大苦戦を強いられながらも何とか拾い釣りで頑張っていたのだが・・・でっかい草(イタドリ)が隙間なく流れてくる。
おいおい、桧木内川恒例草流しの刑の洗礼が始まったのだ。
草との戦いに疲れ果て、一旦昼食タイム・・・ここに残っているのはオラたちだけになっていた。

  
I藤氏って深場好きなのね     ヨースケさんの釣果        I藤氏の釣果

昼食後、再び同じポイントで竿を出すも3匹を追加しただけだった。
オラ、魚が居ないところでこれ以上やったらストレスになるだけだから、今日のところは勘弁してもらうつもりだったのね。
したけど、I藤氏は「まだ、帰るには時間が早いべさ。草の流れて来ない所に行こうよ」と、まだ釣り足りないらしい・・・元気だこと。
ひとまず、ここでの釣果はオトリを2匹づつ差し引いてI藤氏16匹、ヨースケさん11匹・・・辛うじてツ抜け。(ホッ!)

ほんじゃ、絶対に草が流れてこない玉川にでも行ってみるべか。
あれぇ〜っ、新幹線の高架のシモには人っ子ひとり居ず閑古鳥が鳴いている・・・ってことは、釣れないってことかい?
さすがに、人が居ない所では竿を出す気になれず、ダメ元でチャラ広場へ・・・。

            
    
閑散としているチャラ広場            I藤氏は深場へ一目散

チャラ広場には2〜3人の釣り人が残っていたが、釣れてる様子はない。
やはり、ここでもI藤氏はチャラ広場のカミの深場狙い。
チャラ広場は解禁前に比べ、鮎のハネも盛んで底石は結構磨かれている・・・大分期待が持てる感じになっていた。
問題は、底石が浮石になっているから石と石の間にゴミが溜まっていて根ガカリが頻発する・・・結果、ポイントを荒らしてしまうのだ。

            
  
オネーチャンたちのお話は対岸まで筒抜けだよ     若者は冷たいって感じないんだべか?

合流点の階段で4人組のオネーチャンたちが、キャッキャラキャッキャラ・アハハハとよくも笑い続けているもんだよ・・・箸がころげても可笑しい年頃かい?
チャラ広場のカミでは高校生のあんちゃんが上半身裸になってヤス付きをしてたけど、とうとう一匹も捕れなかったみたい・・・頑張れ、セーネン!
ここで、I藤氏2匹、ヨースケさんは3匹を追加したのみで、今日のところはようやく勘弁してやることに  ・・・釣れないと、ことさらグッタリ疲れるもんだね。

本日の釣果は、I藤氏18匹、ヨースケさん14匹の貧果でした・・・8月になれば、このピチャピチャ跳ねている天然が釣りの対象になるんだべか?


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2008年07月05日(土)


・・・増水した筈なのだが?・・・


国土交通省のテレメータ水位で桧木内川古城橋の水位を確認したら、最大で50cm増、今朝方7時でも30cmの増水を示していた。
しめしめ、これで鮎も動いて活性が上がっているかも?
全県霧注意報が発令されている中、勇んで桧木内川を目指したのだが・・・あれっ、解禁日の水位といくらも変わってないべさ。国土交通省のテレメータ水位はいったい何だったの?

とりあえず、チャラ広場へ顔を出して見るも、初級者?らしき集団がポイントを踏み潰して立ち込んでいる・・・暫く眺めていたけど、あれだら竿が曲がろう筈がない。
続いてヨースケポイントを覗いてい見るも、底石がすっかり泥を被っており鮎の気配もない。
他のポイントもいろいろ覗いて見るも、ここぞと思われるポイントには必ず誰かが竿を出している・・・困った!オラはどこに入ったらいいんだべ?
仕方がない、先日入ったばっかしだけど下延橋のシモだったら空いているべ・・・。

            
   
オラが入った時には空いていたんだけど    内気なオラはポイントを明け渡してしまうのだ

おっ、やはりここは空いている・・・車は3台しか停まってない。
着替えを終えやっと竿を出した時には10時半を回っていた。
相変わらず、ポツリポツリのペースでなかなか数は伸びないが三重追星の小町鮎が目印を吹っ飛ばす!
昼過ぎ、2台の車で4人組がやって来た。
オラは平瀬のど真ん中に立ち込んでいたけど、集団で来られるとこっちが邪魔をしている感覚に陥ってなんとなくポイントを明け渡してしまうのね。
遅い昼食を食べ、引き舟の鮎を数えると21匹、オトリさん2匹を引いて19匹の釣果だった。(ガクッ!)

                
                
15〜6cmだけど元気印です

なんと!今日引越しをしている筈のI藤氏が、角館まで年券を買いに来ているとのこと・・・おいおい、荷物の整理はいいのかい?
とりあえず、分かりやすい場所で待ち合わせましょう・・・ってことで、100台駐車場へ。

「I藤氏は竿を出さないのかい?」、「4時にガス屋さんが来て開栓して貰うことになっているから、3時には帰んないとダメなのよ」
・・・なんも、年券を買うだけだったら今日でなくてもよかったろうに。

            
 
ここを軽く攻めて早上がりだ・・・鮎がいないんだもの  こんなんが(ハスか?)釣れました

それでは、解禁日に爆釣した瀬に入るも一発目で高切れ!
仕掛けを張替え、再挑戦するも二番手のオトリさんが根性なしでど〜にもならず、この瀬はパス。
チャラ瀬に場所を移し、引いたりカミに飛ばしたりして「働け・働け」とオトリさんを叱咤激励して頑張ってはみたものの、ここでは8匹しか追加することができなかった。

                
                
大小バラバラのサイズ

今日の釣果は19+8=27匹!・・・釣れねぇ〜っ!
やっぱ、今年は鮎の絶対数が少ないから釣り返しが効かないもんね・・・そ〜いえば、今年は鮎のヒラ打ちを一回も見てないんですけど。


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2008年07月02日(水)


・・・解禁二日目in桧木内川・・・



昨日の解禁で、今年の遡上状況は例年に比べあまり芳しくないということは確認できた。
かと言って、阿仁川米代川に行っても同じ日本海に注いでいる川だから状況は一緒だろうから・・・昨日に引き続き桧木内川へ。
オトリは昨日から飼育を開始した小振りな小町鮎を持参する。
放流ものは昨日釣ったから、今日は目印ぶっ飛び天然小町鮎の居る所を捜し求めるつもりだ。

            
   
干上がった流れは右岸側だけになっている   流れが止まっているチャラ広場でも竿を出している

ふむふむ、内川橋から落合合流点までのここぞと思われるポイントには満遍なく人が入っているけど、一向に竿が立つ気配が感じられない。

したらば、玉川岩瀬端近辺を覗いてみよ〜っと・・・あれっ、あの見覚えのあるファンカーゴは?
Kオスさんと弟子の義兄さんが、仕度を終えこれから釣りを始めようとしているところだった。

            
   
リュクエストにお答えして、はいポーズ!   「カオスの鮎釣」を宜しく「メガネの松田」もね

Kオスさんのリュクエストにお答えしてファンカーゴをバックに写真をパチリ!
「Kオスさんたちが釣れたら、オラもここで竿を出しますからど〜ぞ釣り始めて下さい。オラは暫く見てます」
玉川の水温は結構冷たいから、追い出すのは水温が上昇する午後になるんでないかい。

            
    
義兄さん、まずはチャラ瀬から          Kオスさんの教育的指導が入ります

暫く二人の釣りを眺めていたが、やはり水温が低いためか釣れそうな気配が感じられない。
オラは失礼させていただき、下延橋のシモへ・・・。

            
    
オラってダダッ広い所が好きなのよ      荒かった瀬がチャラ瀬に成り下がってしまった

ここ下延橋のシモは、解禁前の下見で何となく気になっていたポイントなのだ。
実は昨日、ここでも竿を出してみたかったのだが満員御礼とのことで断念していたのだ。
おっ、釣り人は一人しか居ない。ラッキイ!・・・ってことは、釣れないってことかい?
とりあえず、ダメ元で竿を出してみるもんね。

                
                  
本日、唯一の放流もの

水深がベルトのちょい上まであり、結構押しの強い平瀬なのだ。
昨年の洪水で川岸は大分変わったが、頭大の底石は残っている。
005でかみ飛ばしの泳がせで攻めるのが効率的なのだ。
15cm前後の背ビレをおっ立てた、まっ黄ッ黄の小町鮎が目印をぶっ飛ばす。
入れガカリとはいかないものの、飽きない程度にポツポツ掛かる。
問題は、根性なしのGSVを使っていたもんだから引抜きに時間が掛かるのと、水深がベルトより深いのでオトリ交換が大変なのだ。
ポイントを探し歩いている釣り人が、ここの様子を見に来た時に限って掛かるもんだから、だんだん人が増えてきた。

昼食後はKオスさんが釣ってる玉川へ行こうかと思ったけど、ここはポツリポツリだけど動かずに釣れ続くもんだから止めるに止められないんだよなぁ〜。
午後はSHIMANOの竿でキメてみよ〜っと。
いいねいいね、泳がせは楽ちんだし竿操作が自由自在、引抜きだって楽勝だもんね・・・SHIMANOはエライ!
とうとう、3時半までの一日ここ一箇所から動かず仕舞いだったのだ。
まだまだ釣れ続くのだが、さすがに飽きてきたもんだから今日のところはこの辺で勘弁してやりませう。

                 
              
  今日は、忘れずに写真を撮ったもんね

本日の釣果はピッタリ40匹!・・・放流ものは1匹だけであとは全部目印ぶっ飛び小町鮎でした。
久々に本格的泳がせ釣りをやってみたけど、やっぱ面白れぇ〜!(目印ぶっ飛びだもん)


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2008年07月01日(火)


・・・祝・解禁!(桧木内川)・・・



先日の最終確認ではあまり芳しくない状況だったけど、やはりホームグランドの桧木内川へ挨拶に行かないと非国民になるもんね。
早朝7時、藤枝さん宅へ到着・・・オラだって、年に一回くらいは早出をするんだから。
しかしさぁ〜、早いお客さんはもう4時前から来てたんだって!・・・昨夜は興奮して眠られなかったんだろうね。

お約束のお茶と水ようかんをご馳走になり、「朝ご飯を食べていって」という勧めを丁重にお断りしてそそくさとポイントへ向かったものの・・・さて、何処に行くべ?
お〜し、ひと通り偵察してみて竿を絞っている人を見つけたら、オラもそこで竿を出してみるべ。
一番最初に眺めたポイントでは一人だけ竿を出していた。
なんと、右岸側の瀬で掛かってるんでないかい。
お〜し、ここに決めた!
したらオラは左岸側の瀬に入らせて貰お〜っと・・・解禁を迎えるポイントはいとも簡単に決まってしまったもや。

            
    
いいねいいね・・・広大なチャラ瀬       初めはガラ空き立ったのだが・・・

小バリの4本イカリで釣り始めたものの、アタリはあるがケラレ空中バレの連発!
7号の4本イカリに変えてもバレが止まらないのだ。
バレはハリの大きさよりも竿が柔らかすぎてシッカリ食い込まないのが原因でないべか?・・・やっぱりオラ、このクソタレGSVとはお友達にはなれないのね。
そ〜かいそ〜かい、したら、9号のチラシで掛かったらキツク合わせをくれてやるのだ。
これで入れガカリの幕が開いたと思ったのもつかの間、編み込み(快適メタルジョインター)がスッポ抜け・・・親子ドンブリ!
このメタルジョインターって、しっかり瞬間接着剤を塗ったんだけど、やっぱりすっぽ抜けるのね・・・やっぱり、電車結びが一番なのだ。
これで順調かと思っていたら、今度は目印の下からプッシューンだって・・・またまた、親子ドンブリを喰らっちまったのだ。
もうこ〜なったら、005は諦め007に張替えるもんね。
これが、一発目からメタルジョインターがスッポ抜けだよ・・・3回目の親子ドンブリには、さすがにカリカリきたもんね。
1時間も経たないうちに鼻カン回りを4個も使ってしまったもや。
このあと、電車結びで繋ぎ直してからはノントラブルでこの瀬の放流鮎を釣りきったのだ。

            
    
放流モノ                    小振りな小町鮎(天然)

ガラ空き状態だった瀬は、いつの間にか釣り人が増えていて、支障ゆみさんがやって来た頃には、瀬の鮎は殆ど釣りきられてしまっていた。
純情鮎」の帽子を被った我々3人は、開きのチャラ瀬に並んで竿を出す。
前半順調に掛けていたゆみさんはだんだん失速してくるも、支障は尻上がりに調子を上げ順調に掛けている。
オラは完全に失速し、タモが乾きかけた頃にようやくポツリポツリの状態が続く。

            
    
支障は初め瀬落ちに入ったのだが         チャラ瀬で入れガカリ

            
    
ゆみさん、矯めて・・・             ナイスキャッチ!

「もう釣りきってしまって、鮎がいなくなったなぁ〜」なんて言いはじめた頃、ゴンさんグループの仲間3人(ゴンさんは、隣人の葬式に出席)が阿仁川からここ桧木内川に転戦してきた。
ど〜やら阿仁川は、前評判に反して芳しくなかったようなのだ。
ただ、これからここで竿を出しても?・・・もう遅いと思うよ。

  
ゆみさんの華麗な引抜き!  おいおい、カモシカが渡って行くよ  支障の釣果(オラの写真は撮り忘れ)

ヨースケさんの解禁日の釣果は推定50匹友缶残り34匹!
この推定50匹というのは引き舟が満杯になり、ひとまず友缶に鮎を移して友缶を横にして川の中に漬けた瞬間、友缶の蓋がガバーッと開いてしまったのだ。(アリャ〜ッ!)
お話友の会をしながらの釣り、すぐ傍をカモシカがザブザブ渡って行ったりして・・・やっぱ、鮎釣って楽しいもんだね。
4時、我々「純情鮎」3人組みは、ゴンさんグループの仲間3人を残して一足お先に解禁日の桧木内川を後にしたのだ。


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