08’渓流・他(波止)


                             


                                 釣 行 記







2008年12月23日(火)


・・・2008年波止釣り終劇?(ハゼの逆襲!)・・・


今日はI藤氏と連んでカレイを狙いに出かけたのだが・・・?
先日、海の寒さを甘くみて骨の髄まで冷えきり、鼻水を垂らしてほうほうの体で早上がりをしてしまったのだ。
それでしっかり学習したヨースケさん、今日はワカ様の露天釣りをしても大丈夫なような格好をして挑むもんね・・・「おいおい、I藤氏はそんな軽装で大丈夫かい?絶対後悔するぞ」

           
 
延べ竿で探るI藤氏・・・その格好では寒いべ?  漁師さんは小雪の舞う中でも出漁するのだ

I藤氏は6.3mの延べ竿に中通しオモリの底這わせ。
オラは磯竿1号に中通しオモリ1号・・・遠投+底這わせの要領でカレイを直撃するのだ。(普通の投げ釣り仕掛けの方が手っ取り早かったかも?)

    
 
今日はこいつの逆襲日!   加藤組の浚渫船・・・第36海光号   吹雪いて遠くが霞んできたよ

遠投をしているオラの竿には頻繁にハゼのアタリがあるが、カレイの気配なんぞ全くないのだ。
時折小雪が舞う寒さにガタガタ震えながら、延べ竿で足元しか狙えないI藤氏は苦戦している。
とうとう寒さに我慢しきれなくなったI藤氏は、車の中で暖を取るため一時退却
オラはガッチリ防寒対策に身を固めているから全然ヘッチャラだもんね・・・不思議なもんで、全身が温かいと指切り手袋でも指先が悴むなんてことはないのだ。

           
    
磯竿に持ち替えてから入れ掛かり!       本日のレコードサイズ・・・22cm

十分暖まってきたI藤氏、とうとう延べ竿を諦め磯竿に持ち替えて沖目を狙う・・・と、ハゼの入れ掛かりが始まった。
なんと、エサの取替えなしで10匹釣りだよ。
しかし、アタリが遠退いてくると一段と寒さが身に沁みるのか、二度目の暖取り退却
オラは、寒さに対しては全然ヘッチャラだけど・・・本命のカレイのアタリは全く以ってなし!相変わらずハゼしか釣れないのだ。

暫く暖を取っていたI藤氏が車から出てくるなり「ひえぇ~、寒い。もう~止めるべ」・・・「はいはい、了解」
グッドタイミング!竿を畳んで車に乗り込むと同時に、一気に吹雪が舞始めた。

・・・もう釣れなくなったし、今年の波止釣りはこれで終劇かな。

                
              
この全てをI藤氏が一人で下拵えをしました














2008年12月21日(日)


・・・昨日の続編(寒さの限界)・・・



I藤氏と朝方電話で話したところ、太平洋側はとってもいいお天気でポカポカ陽気だと言う。
なのに秋田は昨日と打って変わり、風向きは冷たい北北西の風で何時雨が降り出しても可笑しくないお天気なのだ・・・早い話がジワ~ンと心底寒いのよ。

            
   
湿気を含んだ北風はボデーブローのように効く    海上保安庁「しんざん」

昨日に続けとばかりに砂底のカレイを集中的に狙うも、たま~にアタリを出すのは魚体の透き通った14~17cmハゼだけなのだ。
それにしても今日はなんたら寒いこと。
ビリビリ突き刺すようなシバレなどとは違い、湿気を含んだ北風は骨の髄までジワジワ体温を下げるのね。
指切り手袋の上にネオプレーンの手袋を掛けていても指先が悴んでくるのだ。

  
オラが狙っているのはあんたじゃないの  消防艇?「海翔丸」     引きは面白いけど・・・

手前に少しづつ誘いながら竿先一本分くらいまで防波堤に近付くと25~27cmアイナメがアタリを出す。
アイナメのガクガク引きも面白いけど、オラはカレイを釣りたいのだ・・・昨日のカレイは食べ応えがあって実に美味しかったんだもの。
アイナメ3匹とあとはハゼだけ、カレイの字のアタリもない・・・ってこは、昨日はたまたま通りすがりの交通事故だったのね。

                 
                 
今夜はこいつの天丼だかんな

もう~ダメだ!カレイは諦めた。
あまりの寒さ(特に指先ね)に、もう~我慢も限界だもや。
辺りはすっかり薄暗くなってきたしエサも無くなってきたことだから、今日のところはこの辺で勘弁してやりませう。
お~し、今夜はハゼの天丼だぞ。
えっ、まだ1時30分だったの? 薄暗いからもう夕方だと思ってたよ。

オラってこんなに寒さに弱かったっけ? こんな調子だら寒クロなんて絶対に無理だべさ。














2008年12月20日(土)


・・・続きは明日に持ち越しだ!・・・


沿岸に落雷強風波浪注意報が発令され、昼前から雨が降り出すという予報なのだ。
でも宿舎のある街中は雨なんて降りそうな気配はないし、暖かくて穏やかなもんだよ。
もし、雨が降り出したら速攻で帰ってくるつもりで、秋田港へ向かった・・・。

            
    
いつもとは逆方向の風が吹き付けている      海上保安庁「でわ」

港に着くと、南南東の強風が吹きつけてはいるけど寒さは感じられない・・・普段は北西の冷たい風の筈なのに全く逆風なのだ。
今日はね、落とし込みではなく円錐ウキを使用し磯釣りの要領でチョイ沖目の底を狙うのだ・・・ブッ込みでは芸がないもんね。

            
    
タンカー「第二美山丸」が通過して行く      磯仕掛けでの一発目はハゼでした

それにしても、風が強すぎるんでないかい。
仕掛けは左方向(沖)へ引っ張られながら沈んで行くが、ウキは風の影響で右側へ流される・・・潮の流れと風向きが逆方向なのだ。
道糸を少しずつ送り出しながら底を探っていくとツツーッと円錐ウキがシモる。
軽くアワセて難なく上がってきたは12cmほどのハゼだよ。
な~るほど、円錐ウキでもシッカリアタリが出るもんなのね。

                
                
結構いいファイトをしたカレイ(32cm)

またもやウキがシモる。
道糸を軽く張って聞いてみると、穂先がグイ~ンと引き込まれる。
一呼吸置いて大きくアワセると、1号の磯竿がきれいな弧を描き、段々引きで穂先が突っ込んでいく。
引きを十分楽しんでからヨイショと取り込んだのは32cmカレイ・・・ステルスだよ!

                
              
竿一本分の距離はアイナメのポイントなのだ

風はますます勢いを増し、体が吹き飛ばされそうになる。
カレイよもう一度と期待を込めて沖目の砂底を狙うも儘ならない。
竿が強風に煽られグンニャリ曲がり思うように竿操作が出来なくなってきたのだ。
竿先にウキを定位させ辛うじて強風に耐える・・・糸フケを出そうもんならウキが止め処なく右に流され根掛かりが連発するのだ。
ウキがシモりいきなり穂先が水中に引き込まれる。
このガクガクした引きは・・・やっぱりね、28cmアイナメでした。

時折薄日が射して雨が降ってくる気配など全くないけど、この風にはもう降参だ。
煽られる竿を押さえている手首が辛くて、これ以上続けたら腱鞘炎になりそうなのだ。
1時間しか竿を出してないのは勿体ないけど、この強風には勝てないもんね。
今日のところはこの辺で勘弁してやることにして、この続きは明日に持ち越しだ!

錆びだらけのコンパクトメジャーの目盛がボロボロで読みづらくなってきたから、釣具屋さんに立ち寄りいいのが見つかったら新調しよ~っと。
お~し、今夜はカレイの刺身だぞ!














2008年12月7日(日)


・・・外海は怒り狂い、湾内は殺人的寒さ・・・


お~し、昨日大荒れをもたらした低気圧は東へ去り、時折青空が顔を覗かせるお天気に変わった。
今日こそタモ網に魂を入れるんだと期待に胸膨らせ、向浜のアスレチックポイントへ向かった・・・が?

              
  
近付くのが怖いほど唸りを上げて回っている  アスレチックポイントが完全に飲み込まれている

おろっ、風車が「シュ~ン、シュ~ン、シュ~ン」と唸りを上げて回転している・・・なんだか不吉な予感。
遠目に見てもウネリが高く、波飛沫がテトラを洗い流しながら砕け散っているのが見える。
とりあえず、近くまで行って写真に納めてきたけど・・・海が怒り狂い暴れまくってるんだわ。
ヒエ~ッ、ヤベェ~!こりゃ~とてもじゃないが釣りどころじゃないべさ。

               
         
海面は比較的穏やかなのだが・・・吹き付ける風は殺人的に冷たい

仕方がない、こうなりゃアイナメ狙いに予定変更。
製氷工場前の防波堤で落とし込みをやっている常連の方が一人竿を出しているだけで、他の岸壁は閑散としている・・・皆さんこの時期になると、ハタハタ狙いで北浦漁港方面に行ってるんだろうね。
海面は穏やかなのだが、冷たい西風が吹き付けている・・・勇気を出して車から降りる。

           
 
曲がり角から釣り始めたのだが・・・アタリがない?  防波堤の内側は魚の気配もない

岸壁に沿ってゆっくりエサを落とし込みながらさぐり進む・・・うむぅ~、エサ取りも居ないけどアタリもない?
いつもはハリス1号細軸チヌ鈎1号なのだが、今日は40cmオーバーのアイナメを狙うつもりでハリス1.5号落し込み鈎3号を結んだからアタリが遠いんだべか?
この防波堤は冷たい西風をまともに受けるもんだから、手は悴むし鼻水は垂れるはで殺人的に寒いのだ。

                
             
今日はこんなの(22~25cm)が3匹だけでギブアップ!

ようやくアタリが出て竿を絞った(簡単に上がってきた)のは20cm強のアイナメだ・・・小さい。
その後も鼻水をたらしながら頑張って落し込んでもアタリがない。
それではと、沖めに振り込んでみると一発でアタリが出たが、これも小振りで20cm強のアイナメ・・・尺上はいったい何処さ行ったんだべ?
沖めを攻めようと力一杯振り込んでも、オモリが2Bガン玉では向い風に押し戻され足元にしか落下しないのだ。
手が悴んで言うことを効かなくなってきた・・・これだけ寒風がに吹き付けられるとネオプレーンの手袋なんて全く役に立たないのね。
それでも、あと一匹と頑張り抜いてようやく上がりアイナメ(またまた20cm強)をゲット・・・ひえぇ~寒みぃ~!今日のところはこのへんで勘弁して下さい。

お~し、今晩の夕食はアイナメの塩焼きだ。
今日は寒風にめげて惨敗したけど、穏やかな日(暖かい日)に遠投の効く長竿(磯竿)に細ハリスでリベンジすっからなっ!














2008年11月29日(土)


・・・大正池・参りました・・・



忘年会の集合時間までに、軽くへら釣りをして時間潰しをしようと大正池へ向かった。
su-sanI藤氏もこちらへ向かっている。

               
        
この大正池はすっかり公園化整備が進み、昔とすっかり変わってしまったのね

昼過ぎ大正池に着くと、7~8人のへら師が竿を出していたが・・・一向に竿が絞られる気配はない。
su-sanが到着するまでの間にようやく一人が竿を絞ったのを篤と拝見させてもらったが、掌大(チンチンクラス)のへらなのね。
その方は、朝から頑張っていてようやく2枚目がきたらしく「へっへぇ~、2枚目だもんね」と得意げにアピールしていたら、他の人たちが一斉に「いいなぁ~、オラたちは未だオデコだよ」だって・・・こりゃ~、かなり渋いのね。

               
                
三人並んで、仲良し釣り談義

とりあえず、9尺の竿に段差の宙の仕掛けをセットし浮子の調整をし始めた時、su-sanが到着。
水深を測ると一本ちょっとしかない・・・ってことは、気温の変化(寒気の影響)をまともに受け、活性が下がってしまったんだべか?
釣れないんだべなぁ~と不安を抱きつつ、バラケとグルテンのチョイ付けセット釣りでスタート。
程なくして、新品のへら台と座布団を携え遥々秋田から駆けつけて来たI藤氏もようやく到着し、オラを真ん中に三人並んで竿を出す。

               
            
関東では冬になるとハエ釣りシーズンなんだよなぁ~

サワリが出始めるも、こりゃぁ~へらのサワリじゃないぞ・・・この時期になってもジャミが湧くってが?
食わせのグルテンをシッカリ咥えて釣れてきたのは一見ワカサギ?
いや、光が当たると虹色の縦縞が見えるし、臭いも生臭いもや・・・こいつはオイカワだよ。
その後も一向にへららしきサワリが出てくる気配は感じられぬまま、時々ハリ掛かりしてくるのはオイカワだけなのだ・・・今日は「ボッ」を喰らうかも?と不安が過ぎる。

そ~かいそ~かい、宙は完全にオイカワに占領されてるんだったら、仕掛けはそのままで段差の底釣りに変更するもんね。
おろっ、程なくして一節入るきれいなアタリが出てへらがスレた・・・やっぱ、へらは底に居るんだっちゃ。
お~しきた!チンチンクラスだけど待望の一枚だよ。
あらっ、証拠写真を撮ろうとハリを持ってモタモタしていたら逃がしてしまった。

           
    
お~し、きたーっ!              あれっ残念、アッパーでした。

           
   
今度こそちゃんと口に掛かってるかな~?     はい、セーフセーフ!

へらが底に居ることを確認したsu-sanも浮子下を底まで下げると、程なくして竿を絞る・・・あいや~惜しい、残念ながらアッパーでアウトでした。
しかし、その後また竿を絞り今度こそセーフ!・・・ここでsu-sanは1.5枚といきなりトップに躍り出た。

その後のオラは再度スラしたのみでとうとう追加はならず・・・とりあえず「ボッ抜けということで納竿。
依って、本日の竿頭はsu-sanの頭上に燦然と光り輝いたのでした。

               
  
餌を打ち込んでいるだけで、釣れなくても満足しているなんて・・・なんと幸せな人なんでしょう

そ~だ、I藤氏の存在を忘れていた。
I藤氏は竿を絞ることなんてことは一切眼中にないらしく、ひたすらペトペト餌の打ち込みに励んでひとりで納得していた3時間でした。

ポカポカ陽気の下、三人並んでお話友の会をしながらの竿振は十分楽しかったけど・・・もう~、この池は沢山だな。














2008年11月27日(木)


・・・三本松のへらはおかゆ嫌い?・・・



とっても穏やかなお天気だから、昨日見事にクロダイをゲットしたsu-sanを誘ってみよ~っと。
誘ってはみたものの、もし疲れが残っていたら申し訳なかったかな?・・・何しろご老体だし。
オラがもたもたと仕掛けのセットしていたら、オラの大好物干し柿を携えてsu-sanが現着・・・あらっ、早いこと!

               
           
穏やかでポカポカ陽気だから、su-sanを呼び出そう~っと

su-sanは両ダンゴ、オラはおかゆセット釣り・・・それぞれの釣り方で並んで竿を出す。
程なくしてサワリが出るも、これがまた釣れないのよ・・・なんぼしても食いアタリが出ないのだ。
ここのへらは、ど~やらおかゆが気に入らないようなのだ。

     
 
バラケを食ってくるってが 両ダンゴでシッカリ釣るsu-sanはスゴイ  ただ、ハリ外しは苦手なようで

試しに、おかゆの代わりに小さく丸めたダンゴを付けたら一発で食ってきやがんの・・・んなろ~っ、何がなんでもおかゆは食わねぇ~ってが。
そこまで頑固なら仕方がない、食わせをグルテンに替えてみるもんね。
何のことはない、今まで全く口を使わなかったくせしてグルテンに替えた途端、順調に釣れ出した。
su-sanは、この時期には難しい両ダンゴでシッカリ食わせているんだからスゴイよね!

               
              
su-sanのあがりべら・・・神憑り的アワセ?

二人でお話友の会をしながら楽しんでいると、時間が経つのがたまげて早い。
あっという間に西の山に日が陰り、急激に冷え込んできた・・・早い、もう3時だよ。

やっぱ一人で黙々と釣ってるより、気の置けない仲間とお話しながら楽しむのが至福だね。
出来れば今内にもう一回、みんなと竿を並べる機会を作らないと。














2008年11月26日(水)


・・・三本松は日の入りが早いこと・・・



朝から高気圧に覆われる一日という予報に誘われ、三本松池へ・・・。
周りの空は青空なんだけど、悔しいことにこの池の上空にだけ西の山からポコポコ雲が湧いてきて日差しを遮るのよ。

            
    
三本松と言うけど、松の木は2本なのだ   竿が立たないところをみると、かなり渋いんだべか?

まずは両ダンゴの底釣りからスタート。
20分ほどでサワリが出て、ゴトゴトと竿を絞ったのが9寸ほどのでっかいキンブナだもんね・・・鯉かと思ったよ。
不思議なことに、なじみ際にだけモゾッというアタリが出て、なじみきってしまうとアタリ返しがないのだ。
そ~かいそ~かい、したらなじみ際のモゾッというアタリに絞ると9寸クラスのメタボな古いへらだよ。
飽きない程度に釣れ続くも、底に枯葉が堆積しているもんだからなじみ幅は安定しないし、時々でっかい葉っぱが釣れたりしてイマイチ気に食わないのだ。

                  
            
底で掛かるのは古いへらだけど、メタボのこんなんばっかなのだ!

底釣りは1時間半ほどで勘弁してやり、深宙のセット(おかゆ)釣りを試してみるのだ。
セットの釣りも底と一緒で、食わせのおかゆがなじんでいく途中にしかアタリが出ないのだ・・・それも、半節だけモゾッとだよ。
それでも底釣りに比べると宙の方が釣れるペースが速いし、しかも、一回り小さいけど全部きれいな新べらなのだ。
ただ、タモを持ってなかったから写真が撮れないのよ。
ハリスが02号なもんだから、カメラを向けてモタモタしていると首をプイッと振られて軽くプッツ~ンだもんね・・・何回もだからハリス交換が面倒くさくってだんだん腹が立ってくるのだ。

                  
              
深宙で掛かるのはきれいな新べらばっかしだよ!

3時近くになってきたら、西の山に陽が陰り急激に寒くなってきた・・・手が冷てぇ~こと。
風邪をひかないうちにサッサと撤収しよ~っと。

今の時期は型を狙うんだったら、新べらの数釣りは深宙のセットだよ!
三本松池は日の入りが早いから3時までには納竿しないと、一気に寒くなって後片付けが辛くなる池なのだ。
・・・明日も天気が良かったらまたこよ~っと!














2008年11月16日(日)


・・・アイナメの巣PartⅡ・・・



昨日はあんなにポカポカ陽気だったのに・・・今日は小雨がパラつき、少し湿気寒いもんね。
向浜のテトラ帯でフィールドアスレチックの前打ちをしたかったのだが・・・このお天気が本格的な雨に変わったら、車まで戻るのが大変だもんなぁ~。
仕方がない、今週も秋田港でお気楽小物五目釣りで誤魔化すしかねぇ~か。

            
     
西の方には鉛色の空が広がっている       あの青い雨合羽の人は先週も居たね

製氷工場前の防波堤には、先週も居た人が落とし込みをやっている・・・今日はイガイを使ってるのね。
オラは五目釣りだからアオイソメなのだ。

     
 
小振りなメバルの猛攻      これはシロメバル?クロメバル?  時々小振りなソイも・・・

んん~?今日は12~3cmのメバルの入れ掛かりから始まり、時々ソイがエサをひったくる。
防波堤の先端に探り進んで行くと、ようやく穂先が水面に突き刺さる強烈なアタリが出て竿を絞り込む・・・この首振りはアイナメだす。
先週より明らかに一回りは大きくなっている絞込みだ・・・ヤバイ!タモは車の中だし、このまま抜いたらハリス(1号)が切れるかも。
意を決して、ヨイショと抜き上げた・・・は優に越えているサイズなのだ。
このサイズが3連発!続き、その後は25cm前後のお手頃サイズが飽きない程度に釣れ続く・・・やはり、ここはアイナメの巣に間違いなかったのね。

  
ハリスが切れるかと思ったよ  アイナメの巣を直撃し、こんなんが3連発! コッパは横に走りまくるのだ

今度は、防波堤の内側を攻めてみる・・・コツコツとエサを突付かれ、小ソイの入れ掛かり。
こっち側はダメだこりゃ~、なんて思っていた矢先に猛烈に沖に突っ走るアタリで25cmほどのコッパが掛かった。
お~し、そろそろ、チンチンもお出ましかな?・・・なぬっ、本格的な雨になってきたってが。
仕方がない、今日のところはこれで勘弁してやるわい。

次回来る時には、アイナメが40cmオーバーになってるかも?














2008年11月15日(土)


・・・やぶれ沼・写真を撮るなら玉網持参・・・



やべぇ~、寝すぎた!・・・もう10時かい。
今日は緊急呼び出しがあっても事務所まで10分で駆けつけられるやぶれ沼へら釣りで決めてみるのだ。

  
穏やかなポカポカ陽気       へらの活性も穏やかみたい?  皆さんあんなに着込んで暑くないの?

曇りの予報だったけど、風も穏やかでポカポカ陽気の秋晴れだす。
モコモコのへら用ダウンと綿入りのスカートまで準備して行ったけど・・・そった物などいらねぇ~のだ。
フリースを脱ぎ捨て、ペラペラのウインドブレーカーだけでも汗ばむ陽気だもの。

            
     
この池の主・・・シロネコ君          1時間半もエサ打ちして、これだよ

まずは底釣りから・・・。
水位が1.5mほど減水しているので、長竿(18尺)でなるべく水深のあるポイントを狙ってみるのだ。
水深は2本半、底ダンゴを上ずらせない程度のスピードで打ち返し続けるも・・・サワリも何ん~もナシ。
エサを打ち返すこと1時間半、ようやくモヤモヤして釣れたのが・・・ワカサギかい。
ダメだこりゃ、底釣りはキッパリ諦め、昼飯を食べて段差の宙に変更だ。


           
  
 ヤバイ、切れる・切れる!    バラケを食ってきました     こらこら、暴れるな!

竿は18尺のままで棚は1本半、上ハリス20cm(バラケ)、下ハリス(02号)60cm(オカユ)でエサ打ちを始めると、初っ端からへらのサワリがある・・・ってことは、この冷え込みでもへらはまだ宙層に居るのね。
サワリの中からスパッと消し込むアタリに絞ってアワセると良型(尺上)が竿を絞り込む。
入れ掛かりとまではいかないが、良型が順調に18尺の竿を絞り込み大きな満月を描く・・・始めから宙釣りをやってればいかった。
ただ、だんだん調子づいてビシバシアワセをくれるもんだから、ハリスが飛ぶこと。
尺べら02号のハリスだから強いアワセは禁物なんだけど・・・つい力が入って!
それに、写真を撮ろうとしてハリスを軽く押さえただけで簡単にプッツ~ン!だもんね。
今度この沼に来る時は、玉網を忘れずに持ってこないと。

                 
           
今日はシロダイに遊んでもらい、明日はクロダイに遊んでもらう?

納竿時、「今日の竿頭は〇〇さんの13匹だすな」、「今日みたいな渋い日は、5匹も釣ったら大満足だすべ」なんて会話が周りから聞こえてきたけど・・・ぐふっ!したらオラって天才だべか?














2008年11月09日(日)


・・・アイナメの巣発見!・・・



朝9時、「今日は何をして遊ぶ?」とI藤氏に電話を掛けたら、寝床の中からかすれ声で「ダメだ風邪をひいたみたいで起きられない。喉が痛てぇ~」と悲痛な返事が返ってきた。
あいやぁ~、昨日の寒風修行が原因だね。
オラは駱駝の股引を履いてシッカリ防寒対策をとっていたからなんともないよ。
仕方がない、今日は一人で遊びます。

風が穏やかなので今日こそへら釣りに行きたいと思っていたのだが、時々時雨模様の生憎のお天気。
おしっ、向浜でクロダイ狙いだ・・・タモに魂を入れてI藤氏に悔しい思いをさせてやるのだ。

カニを下さい」と勇んでマンボウ釣具店に立ち寄ったものの、なんと「昨日で全て売り切れてしまいました。今年のカニはもうお終いです」だって・・・ガクッ!
「あいやぁ~、ほんじゃアオイソメを下さい」と心倣か声のトーンが落ちてしまった。

  
まずはお約束の船をパチリ!    20cmほどのアイナメ        小ソイ

時折小雨の舞う中、セリオン前の岸壁をササッと移動しながら落とし込むも、小フグの猛攻に遭い早々にパス。

セリオン裏に移動し、I藤氏ポイント狙い撃ちするも20cmのアイナメ小ソイが竿を絞っただけで、やはり此処も小フグの猛攻
ダメだこりゃ・・・パラソルを差してでもへら釣りの方がいかったべか?と後悔の念が脳裏を過ぎる。

  
始めてやって来た製氷工場前    南側は小さな漁港になっている   小雨の中を落とし込みの人

今日の釣りは諦め、部屋の掃除でもするべと車を走らせ製氷工場の前までやって来くると・・・おろっ、釣り人が竿を出しているじゃん。それも落とし込みだべさ。
そ~いえば、此処では一度も竿を出したことがなかったのだ・・・もしかしたら?
とりあえず、昼飯を食べながら雨が止むまで様子を眺めよ~っと。

落とし込みの人はオキアミをエサにしており、時々アワセをくれているが竿が曲がることはない。
堤防兼岸壁の突端で二人のルアーマンが一生懸命ルアーを引いているが、虚しいキャスティングに終わり早々に引き上げていく。
製氷工場の前の岸壁でぶっ込みと、遠投してのウキ釣りと、サビキの一人で3本も竿を出している欲張りオジサンにはイワシすら掛からないようだ。
うむ~、やっぱ此処もダメなんだべか?

昼飯を食べ終えるのと同時に雨も上がった。
此処を軽くやってみて、ダメだったらエサを海に放してサッサっと帰るべ。

  
曲がり角から突端に向かって進みます 一投目にきたアイナメ     こんなんばっかし、入れ掛かり

なんと!一発目から穂先が水面に突き刺さるようなアタリがあり、25cmほどのアイナメが釣れてきた。
その後は、2~3投に一匹のペースで25cm前後アイナメが掛かってくるのだ・・・もしかしたら、この堤防はアイナメの巣だべか?
でもね、時々いい当たりがあるんだけどきれいにエサを取られたり、ハリスがスパッと切られるんだわ。
そして、カチカチと金属的なアタリで釣れてくるのはラフランスみたいなフグなのよ。

             
     
突端から製氷工場を望む           最後のエサにようやくきた上がりチンチン

適度に竿を曲げながら1時間ほどでエサが無くなってきた・・・此処には、クロダイは居ないのかい?
エサはいよいよ最後の一匹、「ラフランスフグは来るなよ」と願いつつ慎重に壁際を狙うと・・・んっ?この引きはアイナメとちゃうよ!
最後の最後でやっと掌大のチンチンが掛かった・・・お~し、今日のところはこれで勘弁してやりませう。

このまま帰るにはまだ早いから、カメラのキタムラに寄ってE-3でも眺めて帰ろう~っと。














2008年11月08日(土)


・・・寒風修行・・・



タイヤ交換を終え(殆どI藤氏にやってもらったんだけどね)、寒風吹きすさむ中I藤氏と二人で船川港を目指した。
おろっ!途中の海岸は強風が荒れ狂い波の花が舞っているんでないかい。
船越の釣具屋さんに立ち寄りエサのカニを仕入れてっと・・・なぬっ、カニはもう置いてないってが。
仕方がない、虫エサ(アオイソメ)でやりませう。

            
  
船川港は穏やかなのだ・・・釣り人は突端に2人だけ   釣れそうな気配がしねぇ~べ?

へぇ~、船川港は風は強いものの海面は信じられないくらい穏やかじゃん・・・アタリも負けず劣らず穏やか過ぎるけど。

  
小メバルの猛攻        小ベラ・・・いつ見ても気持ちわりぃ~こと  こいつもウルサイこと

小フグ&小メバルの猛攻と小ソイ、小ベラが掛かるだけで大物の気配が感じられない・・・ダメだこりゃ
30分ほどで見切りをつけ「風当たりは強いけど確実に釣果が期待できるセリオン裏へ戻るべ」と簡単に意見がまとまる。

  
なっ、落とし込みは短竿の方が楽だべ  お約束の船の写真をパチリ!  オラには小ソイかい

この強風下でも、しっかり駱駝の股引を履きへら用頬被りネックウォーマーを被っているから体の寒さは感じないんだけど、指先が・・・。
ネオプレーンの手袋を嵌めて(北海道・青森では履いてという)いるんだけど、人差し指と中指が切れているもんだから指先が悴んでエサ付けが・・・イソメって冷たいんだもの。

  
初めチョロチョロ         中パッパ            アイナメもと絶好調のI藤氏だす

初めのうちこそ小フグのエサ取りに悩まされていたものの、I藤氏の竿に本格的アタリが出始め小チンチンから普通のチンチンへと少しづつ型が良くなってくる。
I藤氏の竿は絶好調なのだが、悔しいことにオラの竿は散発的なのだ。
この勢いで20cmオーバー更には、30cmオバーのクロダイと呼べるものをと意気込んだ時には、残念ながらエサも残り少なくなりオラのタイムオーバーが迫ってきた。

            
     
上がりチンチンだよ~ん          ほれっ、上がり・・・指きり軍手が泣けるね

今夜は「新川向南町竿燈会創立30周年記念式典・祝賀会」に出席しなければならないので4時までには宿舎に戻ってシャワー&髭剃りをしないとヤバイのだ。
上がりチンチンもシッカリ釣って「面白かった」と上機嫌のI藤氏と対照的に、イマイチ地合を作れなかったオラ・・・今夜の記念式典に出席するのが億劫だなぁ~。














2008年11月1日(土)


・・・風にも負ケズ、小フグにも負ケズ・・・



東京では木枯らし1号が吹き荒れているようだが、ここ秋田市内も負けず劣らず北西の風が吹き荒れている。
今日は休日当番に当たっているから、秋田市内から出ることは御法度なのだ。

まずは前打ち用の餌のカニを釣具屋さんに買いに行ったのね。
したら、なんと売り切れで明日入ってくるんだと。(残念)
仕方がない、前打ちを諦めアオイソメ波止釣りに変更だ。

                
               
北光金属前の風当たりは半端じゃないのだ

秋田港北光金属前はメチャメチャ風が強く、さすがに釣り人も疎らだ。
常連のジモティー達も釣れないらしく、口々に「今日は魚が休みだ」とか「先日全部釣り切ってしまったから魚が居なくなった」などと訳のわからない言い訳をしてる。
そ~か、昨日大分雨が降ったから濁りがキツくゴミもかなり浮いてるもんなぁ~。

            
雄物川河口両岸にはスズキ狙いのルアーマンがズラーだよ  オラはこの港の内側を探るも速攻でパス!

したら、風を避けられる雄物川河口新屋浜に行ってみよ~っと。
河口ではスズキを狙うルアーマンが立ち並び、強風に向かって根性の虚しいキャスティングをしている。
軟弱釣り師のオラは全く風の当たらない港で竿を出すもんね。
ここも昨日の雨で運び込まれたゴミが港一杯に浮いている。
そのゴミを避けながら探ってみること10分・・・ダメだこりゃ、アタリもサワリも何~もなし。
うむ~困った。したら、風は我慢することにしてゴミの浮いていないセリオン裏へ行ってみるべ。

                
            
強風は避けられないが、背中から受けるから何とかなるべ

この強風だもの、やはりセリオンの裏も釣り人が疎らなのね。
今日は本当に釣れないんだべか?サビキでアジを狙っている人もぶっ込み釣りをやっている人も全く竿を絞る気配がない。
オラはダメ元で小物はパス!チヌ鈎2号のチモトにガン玉3号を噛ませ、ぶっ太いアオイソメの一匹掛けで岸壁の縁に沿ってフワフワ落とし込む。
落下の途中でコツコツとアタリが感じられる・・・んん~、こりゃ~不吉な予感。
案の定、底まで落下するまでにエサはボロボロに齧られすっかり短くなっている・・・小フグの仕業なのだ。
大物が寄って来て小フグを蹴散らしてくれるのを期待して、めげずにエサを落とし続けるも冷たい風に指先が悴んでエサ付けに難儀する。

            
    
ようやくきたチンチン(お前はエライ!)    時々、一丁前にこの小ソイが喰ってくる

ようやく、ココ~ン・ギュ~ンというアタリが出て小振りのチンチンが喰ってきた。
その後、小ソイ混じりでようやく順調にチンチンが釣れ出した。
やっぱチンチンってスレているんだかして、一旦齧られたエサには見向きもしないのね・・・生意気なんだから。

            
    
一人前の面構えだけど23cmしかないのだ    最後のエサはこいつが・・・上がりアイナメ

オオ~ッ!強烈な絞込みを見せたのは掌より一回り大きいチンチンだ・・・勇んでメジャーで計ってみたけど23cmしかないのね。
こ~なってくると現金なもんで、手が冷たいことなんぞすっかり忘れ、今度こそは正真正銘のクロダイをばと気合を入れて頑張ったけど、普通のチンチン数枚と20cmオーバーのアイナメでエサ切れゲームオーバー!

夕方のニュースで「本日はとても良いお天気に恵まれまれた一日でした」なんて能天気なことを言ってるけど、嘘こけって!・・・あんたは外に出てみたのか?
冷たい強風が吹き付け、良いお天気でなんかなかったもや。














2008年10月19日(日)


・・・初体験(廻戸池)・・・



あれぇ~っ、4日も前のことだから何をしたんだか忘れてしまったわい。
てなことなので、初めにお断りしておきます・・・この釣行記はいい加減だす。


芋煮会御一行は車を連ねて廻戸池にやって来た。
「見学しているだけでいい」と言ってたsu-sanをオラのお座敷(釣り座)に強引に座らせた・・・せっかくの機会だもの、ど~しても体験してもらいたいのだ。

※オラは竿を持たずにsu-sanの指導にあたるんだから!

  

シロダイ(へら鮒)もクロダイの釣り方に通ずるところがあるようで、エサの付け方、振り込み方、アワセ方などをひと通り教えてあげただけなのに、今日がへら釣り初体験とは思えないほど堂に入ってるんだわ。
時々強い向かい風に煽られ振込みが儘ならないこともあるのだが、へらに口を使わせしっかり竿を絞るところなんぞはさすがに年の功のなせる業かも?

  

su-sanの左隣で竿を振っているI藤氏の方が、今日で3回目のへら釣りなのに上手くアタリがとれずタジタジになってる・・・その割には、su-sanがエサを打つたび「おお~いいね、今の振込みは最高だ!」なんて言ってたけど。

         

底釣りをやっているゆみさんは、初めのうちこそやもり君に遊んでもらっていたけど、へらが寄ってきてからは順調に竿を絞っている・・・底釣りはアタシに任せなさいってが。

  

離れた所に釣り座を構えている支障は、シッカリ馴染ませてからのアタリを取って密かに入れパクを楽しんでいる・・・オラはちゃんと見てるよ。

  

ゆみさんと漫才をしながら頑張っているI藤氏、その硬いエサではアタリが出ても絶対釣れないべ・・・エサ合わせは少しずつ柔らかくしていかないとダメなのよ。

  

そうこうしながら芋煮会御一行は陽が西に傾くまで、一日中ワイワイ楽しんだのであった。
こ~ゆ~お話友の会をしながらの釣りっていうのも、他の釣りとはまた違った楽しさがあるのだ。

  

これでsu-sanに嵌ってもらえれば今回の目的が達成し、鮎が終わった季節もみんなで一緒に遊べるってもんだよ。














2008年10月18日(土)


・・・小堤(後堤)・・・



10時、快晴無風のへら日和、芋煮会の前哨戦として、支障とI藤氏そしてオラの3人は小堤(後堤)へ集合した。

                
             
この堤、しっかり整備されてきれいになったのね

へら釣り2回目のI藤氏を二人で寄ってたかって指導しようという魂胆なのだ。
I藤氏もやる気満々で10尺のへら竿と竿掛け、万力、浮子等を買ってきて気合が入っているのだ。
ほんじゃまず、仕掛け作りからご指導して進ぜよう。

                
       
ウキ止めゴムを通す順番を間違えるなよ・・・仕掛けは一回作れば5年は使えるから

道糸06号を穂先にチチワで接続して、手尻は竿一杯だよ。
したら、ウキ止めゴムを通し、次にウキ止めを通すのね、そして更にウキ止めゴムの順番で通すんだかんね・・・間違うなよ。
そんで以って、ハリスを結ぶ極小スイベルを接続したら板オモリを丁寧にキッチリ巻くこと。
ハリスの段差は宙釣りの場合通常10cmだかんね。底釣りは5cm
そして、ウキをウキ止めに刺す・・・なぬっ!ウキの脚が細くてユルユルだってが!
したらしょうがない、テーパーが太くなっている所まで脚を切る。
うむ~、短足のウキになってしまったから立ちが遅くなってしまったけどしゃ~ねぇ~な。
あとは板オモリを少しづつカットしてウキのエサ落ち目盛を調整して完了だ。
なっなっ簡単だべ・・・おいおい、板オモリを一気に切り過ぎるなよ。

お~し完璧だ!お次はエサ作りだかんね。
まず、餌ボールにこの2種類の麩を2杯づつと水を1杯入れたら、熊手状にした指でガシガシと軽くかき混ぜ、しっかり水を吸うまで5分間放置するのじゃ。
それを餌ボールの縁に擦り付けるようにして少し練りこみ、粒子の細かい麩で締めればダンゴ餌の出来上がり!
あとは釣りながらベストタッチに調整すればいいんだから。
エサ合わせのコツはね、固めのエサから打ち始め、カラツンが出始めたら少しづつ手水を加えながら柔らかくしていくと調整しやすいのだ。
ほんじゃ~、あとは一人で頑張ってね!

  
エサ打ちが遅い          ヨースケさんの1枚目       うわ~っ、いい型だこと!

             
       
セーフだかんね・・・オラって天才だべ?     重てぇ~!

支障とオラの間に挟まれているI藤氏、両側の二人にバンバンエサ打ちされて煽られる。
エサ打ちのペースが遅いI藤氏の前から魚が両側に引っ張られアタリが遠いのは至極当然・・・それも修行なのす。
それでも頑張った甲斐があって「ボッ」だけは免れたもんね・・・いかった、いかった!

支障は芋煮会へ行くための仕度と準備のため、2時過ぎには一足先に早上がり。
オラたちも丁度エサ切れになったのを気に3時で納竿。
さて、途中のスーパーで今夜の食材の買出しをしながら夏油川の畔サンタハウスGETOさ行くべ。














2008年10月13日(月)


・・・降参、出直してきます・・・



バキバキの快晴、午後からの風とうねりを期待してアスレチックポイントへ向かった。
このお天気に誘われてか、駐車スペースは大入り満車だす。

            
     
なんたら良いお天気だこと           風車の回転もスローモーション

磯シューズのスパイクラジアルのソールに替えたら、足元が軽くてなんたら楽なこと・・・最初からラジアルソールのシューズを買えば良かったんだよなぁ~。
違法転用したFLYリールも糸ふけを取り除くのにバッチシで塩梅いい~もんだよ。

            
     
沖に向かってアスレチック開始        ここできたんだけど、取り込めなかった

テトラ帯を軽やかに?沖に向かって少しづつ探り進む。
30分ほど探り進んで来たとき、コツコツ・コツコツっという前アタリのあとグイ~ンを竿先が絞られた!
力一杯アワセをくれると一気に沖に走り出し、竿先が水中に引き込まれる。
竿なんて折れてもいいやと、渾身の力を込めて絞り込むと今度は一転手前のテトラに突っ込んでくる。
ヤベェ~ヤベベェ~と竿を立てて一生懸命リールを巻くが・・・巻取り速度が遅すぎる。
あちゃぁ~、足元のテトラに突っ込まれるぅ~・・・困った、一生懸命踏ん張っているんだけど糸鳴りしながらジリッジリッと奥の方に入っていく。
もう~ダメだと覚悟しながらも何分頑張っていたんだろう・・・プッシューン!ヒラヒラヒラ~。
テトラに擦れたハリスが1m程ボロボロに解れていた・・・ふぅ~。
この竿って、なんたら硬くてビンビンだとばっかし思っていたけど、クロダイが掛かれば飴だよ・・・根性なしなんだから。(根性がないのはオラだってが)


                 
               
鳥海山がオラに向かって「ヘタクソ!」だって。

気を取り直して、新しいハリスを結び再び探ること1時間。
先ほどの前アタリと同じくコツコツ・コツコツっという感覚が伝わってくるけど、一向に穂先が絞り込まれない。
あれぇ~、仕掛けを上げてみるとエサのカニがきれいサッパリ取られている。
再度、同じ場所にエサを落とし込む・・・あいや、またエサを取られたってが。
んなろぉ~今度こそ、まだ絞り込まれないけど早アワセだ・・・お~し、きたーっ!
竿が満月に絞り込まれる・・・テトラには突っ込ませねぇ~かんな!
こいつはさっきのヤツよりは小振りだよ。
水面まであと一息のところで・・・スカーッ!なんとバレたってが、ヘッタクソ!
これで完全に気が抜けてしまい戦意喪失、降参だす。
今日のところは勘弁してやり後日出直してきます。

                 
               
釣り人がぞろぞろ帰ってくる・・・日本海だねぇ~

取り込みができねぇ~とはなんたら情けない。
やっぱりこの竿には魂が入らないのね。
饅頭怖い・お茶怖い、お茶より怖い取り込みだ。














2008年10月11日(土)


・・・フグと低気圧・・・


朝方まで降っていた強い雨もすっかり上がり、変わって風がビュービュー唸りを上げている。
前打ちに行く予定をしていたけど、強風波浪注意報が発令されており波の高さが5mだもんねぇ~・・・この強風だらへらもまいねべじゃ。

何をして遊ぶべかとグズグズしていたら、もうお昼なのね。
そ~だ、雄物川河口左岸に小さな漁港があった筈、あそこだったらちょっとした谷間になっているから風除けになるかも?

            
    
雄物川河口も強風に波立ち逆流している     予想通り漁港内は穏やかなのだが・・・

ダメ元でへち竿を一本だけ持ってその漁港へ・・・予想通りバッチシ風が避けられ、漁港内の海面は穏やかだ。
土地の爺っちゃまが一人、鯉でも釣るようなぶっ太いリール竿を出している。
「こんにちは。ど~です釣れますか?」と声を掛けたら、わざわざフラシを引き上げて釣れた魚を得意そうに見せてくれた。
10cmほどのハゼが3匹と25cmくらいのウグイが1匹入っていた。

                
                
此処には小ハゼしか居ないのかい?

とりあえず、オラもハリスに2Bのガン玉を噛ませチヌ鈎3号にアオイソメをチョン掛けにして竿を出してみた・・・間違って、スズキでも掛かってくれればいいんだけど。
ありゃ~、水深はひとヒロしかないのね。
小ハゼのアタリはバンバンあるんだけど、なにしろ鈎が大きいもんだからなんぼしてもハリ掛かりしないのね・・・水面までは上がってくるんだけどポロポロ外れるのだ。
ダメだこりゃ~、10分でこの漁港に見切りをつける。


            
    
セリオン裏も風当たりはハンパネェ~こと  バラ盛りのババヘラもパラソルを畳んでるのね

せっかく買ったエサが勿体ないから、背面から風を受けるセリオンの裏へ行ってみよ~っと。
さすがに、まともに風を受ける岸壁では誰~れも竿を出している人は居ないがセリオンの裏だけは大入り満員でビッシリ竿が並んでいる。
オラが到着した時、丁度オッチャンが竿を畳んだので一人分の場所が空いた。

  
今季、初のチンチン        こいつは体高のある20cm     此処ではソイとチンチンが対なのね

岸壁の縁に立っていると、背中から吹き付ける風でよろめきそうになる。
んだからみんな座って釣っているんだ・・・オラもしゃがんで釣ろ~っと。
仕掛けはさっきと同じで2ヒロのハリスに2Bのガン玉、チヌ鈎3号にアオイソメの一匹掛け。
岸壁の縁に沿ってユラユラ落下させるのだ。
あれぇ~?あいややや、5~6cmの小フグがエサの周りに纏わり付いているんだもの、着床するまでにエサがすっかり取られてしまうのだ。
オラはこの強風の中、わざわざフグにエサをやりに来たみたいだべさ。
それでもめげずにエサを打ち続けていると、ようやく明確なアタリが出て17~8cmのチンチンが釣れ始めた。
すっかり着床すると20cmほどのソイが当たりを出す。
そうして、入れガカリが始まり15~20cmのチンチン8匹と20cm程度のソイ4匹を釣ったところで、残念ながらエサ切れ。
せっかく地合ができたのに、打ち止めになるなんて・・・フグバカヤロウ!
1時間しか竿が出せなかったけど、まっ、今日のところは勘弁してやるべ。

次回こそは前打ち竿とタモに魂を入れに行くぞ~!














2008年10月05日(日)


・・・初心者へら釣り塾・・・



体力的に前打ち塾を勘弁してもらった軟弱釣師の二人は全身バキバキの筋肉痛。
今日はオラが塾長を務め初心者へら釣り塾を開催するのだ・・・塾生はI藤氏一人だけ。
ふくらはぎの筋肉痛を癒すべくあぐら釣りに決めたのだ。
晴れ微風で絶好のへら日和、道具と格好だけは一丁前だけど餌合わせなんてすっかり忘れてしまっているオラにスレッカラシのへらを釣ることができるんだべか?

                
       
例会開催でビッシリ満員の「やぶれ沼」・・・残念ながら入る余地がありません

疲れているから遠出はパス、近場の「やぶれ沼」へ向かったのだが・・・。
なんと!例会が行われており大入り満員、オラたちの入る場所なんてないべさ。
仕方がない、したら潟上市(旧井川町)の「ザ・遊魚池」に行ってみっかと言うことで話がまとまり、秋田南ICから昭和男鹿半島ICまで高速を飛ばす。

なぬっ、またまたなんと!「ザ・遊魚池」は工事のため今日は休業だって・・・ええ~っ、せっかく高速を飛ばして来たのによぉ~。
とにかくここまで来たんだから、このまま帰るわけにはいかないっしょ。
トガシ釣具店で「この辺でへらが釣れる場所がないですか?」と尋ねたところ、三種町森岳温泉下の「惣三郎沼公園」を教えてくれた。
「おしっ、行くど」ってことで、更に五城目八郎潟ICから琴丘森岳ICまで高速を北上したのだ。

                
     
「惣三郎沼公園」・・・大分くたびれてはいるけど、釣り桟橋が設けられているのだ

おお~っ、「惣三郎沼公園」って結構大きくてきれいな沼なのね。
ちょっと年季は入っているけど、へら釣り用の桟橋も設置してあるのだ。
ここでも例会が開催されているけど、あと100人は優に釣り座を構えられるくらいの余裕は十分ある。
11時、一時はど~なるかと思ったけど、ようやくオラたちはここにお座敷を構えることができたよ。
へらの活性はかなり低くそうで、例会参加者達は殆ど竿を絞っていない。
ただ、桟橋の先端付近に釣り座を構えている若者だけは、ただ一人入れ掛かっているのだ。

一応、初心者へら釣り塾だから竿掛けのセッティング方法から仕掛けや浮子の付け方、竿の構え方、餌の付け方をひと通り教示しながら準備完了。

            
     
あややや、両手をベタベタにして      いつまでも待ってないで10秒で餌を切るのよ

さて、いよいよ釣り開始!
「あいや~、そんなに手をベタベタに汚して」「餌はね、左手だけで付けるもんだよ」「ごちゃごちゃ・・・etc」
I藤氏が1投する間にオラは3~4投は打ち返している・・・「基本通りにやっていればそのうち慣れてくるよ。大半の初心者は餌付けができなくて挫折してしまうもんなのよ」

一定のリズムで餌を打ち返しているのだが、浮子はフワリとも動かず一向にへらが寄ってくる気配が感じられない。
「おかしいなぁ~?なしてへらが寄って来ないってよぉ~」
なんだか「ボッ」を喰らいそ~だよ・・・ぶつぶつ
それにしても悔しいことに、あの桟橋の先端付近に釣り座を構えている若者だけは、ただ一人入れ掛かっているのね。
桟橋の先端で釣っている爺ちゃまの話だと「昨日はすごく良かった」と言ってたけど・・・本当だべか?

       
 
あの先端付近の若者だけが入れパク   ようやくオラにきた1枚目      8寸クラスがアベレージ

昼食を挟んで餌を打ち続けること3時間・・・ようやくサワリが出始め8寸クラスが竿を絞った!(ホッ、これでようやく「ボッ」を免れたわい)
その後、少ないサワリの中からアタリを見極め、ポツポツだが竿が曲がるようになってきた。
こんなに難しい状況だと、初心者塾生には難しすぎるんだ。

            
  
「やったやった~!生まれて始めてのへらだぁ~」   小振りだけど、記念撮影(証拠写真ね)

そろそろ勘弁してやろうかという4時過ぎ、ついにI藤氏に待望の1枚がきた!
「小振りでもいいんだ、いかったいかった」「はいはい、写真・写真!」

釣り座から立ち上がる度に、二人で脚を擦りながら「あだだ・あだだ」だもんね。
昨日はアスレチック釣り、今日は座禅釣りで脚がボロボロだす。

納竿の時、I藤氏は「オラにはあんなタッチの餌作りや餌合わせなんてとっても無理だわ」と言ってたけど・・・今日みたいに渋いのは特別だし、慣れれば誰でもできるようになるって、お天気の良い日にまた一緒にやるべし。














2008年10月04日(土)


・・・前打ち塾・・・



I藤氏と二人で釣り東北のAPCをやっている同僚A氏から本格的に前打ちの手解きを受けることに。
クロダイの活性が高まるのは寒冷前線が通過した後、風が強まってきてからが良いとのことで12時30分の待ち合わせ。
オラの感覚すれば、風が吹いたら微妙な竿操作に支障をきたすのではないかと心配なのだが・・・?

            
 
    前打ち竿のライン通しって大変なのよ     ふむふむ、ガン玉はハリに噛ませるのね

前打ちについては全く無知のオラたちは、仕掛けから餌の付け方、アプローチ、探り方、そしてアワセから取り込みまでひと通り、「ふむふむ」とうなずきながら神妙に説明を受ける。
仕事の重要会議でもこんなに真剣に耳を傾けることなんてないもんね。

            
    
このテトラ帯の外海側がポイントなのだ    こんな感じでテトラの縁を落下させるのね

いよいよ実釣開始なのだが、テトラの上を歩くのってエライ大変なのよ。
ピョンピョン飛んでスタスタ移動する熟長A氏にはとっても付いていけないんだわ・・・オラは足が短いのじゃ!(I藤氏は体が重い)

  
カニがテトラにつかまるんだわ   波が払い出す時に落とし込むのよ  さっきバラシたのは惜しかったね

前打ちってアタリはないし、根掛かりはするし、たま~に波飛沫の洗礼まで受けるわでとんでもない釣りなのね。
オマケに竿が5.3m170gしかないのに、鮎竿よりも圧倒的に重く感じて腕がパンパンになってくるんだから。
こんなに難しくて大変釣りだとは思わなかったよ。
それでもめげずに神経を集中し、カニが底をカツカツ歩くのを引き剥がしながら頑張りましたよ。

  
アタリある?・・・アタらねぇ~  うむ~、こんなに渋いとは・・・ 道糸が見辛くなってきたら納竿です

脚はガクガク、腕はパンパン疲労困憊、それでもなんとか一枚だけでもと日が西に傾くまで頑張ったんだけど、とうとう型を見ることができなかったのだ・・・勿論、I藤氏も「ボッ」だよ。
A氏は良型を掛けるも痛恨のバラシと、真ダコを掛けたがタモ入れの時に逃げられて終了。

ここには連荘で来るつもりでいたけど・・・もうダメ!疲労が癒されるまではテトラ帯の釣り、前打ち塾は勘弁させてもらいます。
明日は脚休めとしてあぐらをかいて釣るへらに予定変更だ。














2008年08月20日(水)


・・・お気楽波止釣り・・・



またまたI藤氏と連んで夏休みを取得し、桧木内川で束釣りをする筈だったのよ。
しかし、昨日から断続的に降り続く大雨で北東北の河川はどこも増水濁流で釣りにならないのだ・・・オラたちは何か悪いことをしたべか?

暇を持て余している二人は、それぞれの車にお泊りセットのシュラフやタープなんかを積み込んだりして、23日に開催される08'集う会in「米代川」の準備に余念がない。

            
  
お泊りセット(家出セット?)を積み込んで  あららら、これから出発しようというのに土砂降りだよ

さて、これからど~するべ?
「したら、秋田港に行ってさぐり釣りでもやってみるか。アオイソメだけ買えばサンダル履きでい~んだから」
「ところで、今の時期は何が釣れるんだべ?」「はて?」

あららら、いざ出発しようとしたらいきなり土砂降りだよ。
途中J州屋に立ち寄りアオイソメを購入し、秋田港に着いた時には雨もすっかり上がり青空になっていた。
港内には旧雄物川からの濁流が流れ込み薄茶色に濁っている・・・ありゃっ、この濁りで釣れるべか?

  
秋田港にやって来たら、青空で~す  I藤氏は海釣りが上手いね    本日、一番大きかったコッパ

なにはともあれ、ガン玉2Bをチヌ鈎のチモトに付けてアオイソメの1匹掛けをゆっくり落とし込む。
ギュンギュン引き摺りこむアタリがあるのだが、これがなかなかハリ掛かりせずエサだけが食い千切られる。
そんな状況でもI藤氏は的確に合わせ15~6cmのセイゴの赤ちゃんコッパをシッカリ釣り上げているけど、オラは相変わらず遊ばれ放題でハリ掛かりに苦慮させられている。
そ~かそ~か、I藤氏の竿は軟調でオラのはビンビンに硬い超先調子だもんなぁ~。
したら、アタリを十二分に送り込んでから合わせよ~っと・・・まるでヒラメ釣りだべさ。
オラもようやくコツを掴んで順調に釣れるようになってきたものの、さすがにコッパばかりだと飽きてくるのだ。
おろっ、隣のオッチャンの竿が満月に撓っている!
「なんだなんだ、あのオッチャンはタモを持ってるんだべか?」なんてオラたちの心配をよそに、タモに納まったのは遠目に見ても十分でっかいスズキなのだ。
「オラたちもあ~ゆ~のを釣りてぇ~なぁ~」なんて言いながら頑張ってみるも、あいかわらずコッパっばっかし。
・・・場所移動しようか。

        
  
セリオンタワー     地上100mの展望台で昼食タイム    バラ盛りのババヘラアイスだよ~ん

セリオンタワーの展望台でコンビニ弁当を食べ、デザートはババヘラアイスでキメてみた。

              
              
エサが落下しないんだよなぁ~?

今度は、秋田マリーナへ行ってみようか。
「何か変だなぁ~、エサが落下しないよ」なんて言ってたら、水深が1ヒロしかなかったのだ・・・ここはダメ!パス、セリオンタワーの裏さ行くべ。

            
 
流れが早くてエサを底まで送り届けるのが難しいのだ   おいおい、大粒の雨が降ってきたよ

ありゃりゃりゃ~、「んん~?ここはアタリがねぇ~ぞ」なんて言ってるうちに空が俄かに暗くなり大粒の雨が降ってきた。
車に非難し、北京オリンピックの卓球の試合を観戦しながら雨が止むのを待つ。
20分ほどで雨も上がり、釣りを再開。

               
     
ひえ~っ、どんでもない土砂降りで周りが霞んできたよ・・・竿が片付けられませ~ん

ここでもパタパタとコッパを掛けるも、またしても暗雲が立ち込め大粒の雨が落ちてきた・・・今度はのオマケ付きだよ。
バケツをひっくり返したような土砂降りで、岸壁に放り出してきた竿を片付けることも儘ならないのだ。
またまたオリンピック観戦をキメ込む。
ようやく小降りになった頃合を見計らってワタワタと竿を片付け、今日のところは勘弁してやることにしたのだ。

いくらお気楽釣りとはいえ、落ち着いて竿を出していられなかったし、コッパだけしか釣れないっていうのは納得がいかないもんね。
鮎シーズンが終わる頃にはクロダイなんかも釣れ出すかも?・・・それまでリベンジはお預けじゃ。














2008年06月21日(土)


・・・猛暑の釣り(あゆ遡上確認状況)・・・



今日は当番日に当たっていて秋田市内から離れられないから、岩見川(戸島~和田)の鮎の遡上状況確認をするのだ・・・本当は桧木内川が気になって仕方がないんだけど。

                
              
中の橋シモ・・・激しい追いを見せていた

戸島の堰堤で大量に取水しているもんだから、渇水に拍車が掛かり情けない流れになっている。
そんな情けない流れでもよ~く目を凝らして見ると、大きめの石周りに17~8cmはあろうかと思われる鮎が着いているのが確認できる・・・しかし、数があまりにも少なすぎる。

中の橋のシモでは17~8cmクラスの鮎が激しい縄張り争いを繰り返してはいるが、ここも数は疎らで昨年の1/5程度しか見当たらない。

式田橋のカミも目を凝らして捜さないとなかなか見つからないほど数が少ないのだ。

更に上流、国道13号のカミ諸井のトロ場は数的には一番多いように感じられるが、昨年に比べると大幅に少ないのだ。

さら~っと岩見川下流部を偵察してきたけど、ただただ不安を募らせただけの結果に終わってしまった・・・今年はヤバイかも?



さて、ヤマメの道具も積んでることだし、鯉クラブの堰堤のシモ(分流)を軽く攻めてみっかな。
ヒェ~ッ、7~8cmのコマメがバンバン掛かってくるのだ・・・おめぇ~ら邪魔だ。
竿にグ~ッと重みが乗って喜ぶもウグイだもんね・・・くっそ~っ。
ここで30分ほど粘って、まともなヤマメはたった1匹だよ・・・やめた・やめた。

            
   
おいおい、なしてオラに向かって来るのよ      前半30分でこの1匹!

んっ、分流の合流部のシモも良さそうな流れだからもう一度竿を伸ばしてみるべ。
やっぱりなぁ~、ここもコマメの逆襲だよ。
んでも悔しいから、30分ほど根性で粘りようやく2匹の釣果・・・もう~やってらんねぇ~、今度は本当にやめた!
鮎の遡上は少ないし、ヤマメも釣れないだもの・・・ガックシ!

                
               
後半の30分で2匹!・・・1時間で3匹の釣果

この猛暑の中、4m/m厚のウェーダーを履いてたもんだから、中に履いてたパンツもタイツも汗が絞れるくらいグッチョリ・・・気持ちわりい~。
OWNERのジップシャツなんて汗で体にへばり付いてなかなか脱げないんだもの。
この時期になったら、ウェットタイツでないとダメだね・・・熱中症になるかと思ったもや。

パンツの替えを持ってこなかったから、ジャージだけを履いてノーパンのまま涼しい顔でお買い物をして帰えろ~っと。














2008年06月15日(日)


・・・気楽な釣りっこ(波止場釣り)・・・



岩見川はコマメが煩くてとっても釣り辛くなってしまったので、今日の暇つぶしは波止釣りでキメてみようと秋田港へ・・・。
ジャージにトレーナーを着て足元はサンダル履きだから、どっから見てもただの釣り好きな素人兄ちゃんの格好なのだ。

  
久しぶりの秋田港        この辺の一角は爺ちゃまの社交場なのだ   オラはこっち端で我慢だ

岸壁の一等地にはぶっ太いグラス竿がズラ~ッと並んでいて、オキアミをそこいらじゅうにふっ散らかしながら爺ちゃまたちの社交場と化している。
その竿の列に並ぶのはさすがに憚りを覚え、オラはず~っと離れた所に釣り座を構えた。
あの爺ちゃまたちはな~んにも釣れてないけど・・・魚が居ないんだべかと不安が過ぎる。

         
アイナメ                 ソイ           メバル

仕掛けは道糸PEの2号に1.5号のハリスを一ヒロ、ハリはチヌの2号、ガン玉3号をチモトのところに付け、エサは青イソメの一匹掛け。
岸壁のヘチに沿ってユラユラ落下させる。
底近くまでエサが落下すると、必ずコツコツとかギュ~ンと引っ張っていくアタリがあるがハリ掛かりしない・・・くっそ~、オラをバカにしやがって!
お~し、したらエサを5~6cmにカットしたらど~だ!・・・それが大正解!
コツコツというアタリがあったらエサを送り込まず、逆に糸フケを取り竿に重みが乗った瞬間鋭くアワせると一発でハリに乗ってくる。
15~20cmの小振りなアイナメソイメバルが交互に釣れる三目釣りなのだ。
本当はクロダイ(チンチンだけど)やセイゴタナゴを狙いに来たんですけど・・・本命はまだ居ないみたい。

            
    
おまけでハゼも釣れました        口が大きい割りにはハリを飲み込まないのがエライ!

オラの隣にアベックやご夫婦が入れ替わり立ち代りやって来てはぶっ込み釣りをやるんだけど、全くアタリが無いもんだから2~30分でめげて帰ってしまうのね。
「あのね、オモリを付けないでユラユラ落下させるとアタリが出るよ」と教えてあげたいんだけど、誰~れも訊きに来ないんだもの。
エサを底に着けて待っててもアタリは出ないのよ、殆ど落下の途中でアタるんだから。

冷たい海風がだんだん強まり、寒くなってきた。
ここはひとつ「新婚さんいらっしゃい」でも見ながら、車の中でぬくぬく昼食タイムとキメこむ。
しかし、一旦温もりに浸ってしまったら寒風吹き付ける外に出る元気が無くなってしまったもや。
海釣りはヤマメ釣りよりも断然釣れるから、もう十分満喫したもんね。
お~し、今日のところはこのまま仕掛けを片付けて帰るべ。

次回の海釣りは、鮎シーズンが終わる9月下旬までのお預けだな・・・そん時は、本命の良型が釣れるべ。














2008年06月14日(土)


・・・大規模地震があったのね・・・


なんだか今にも雨が落ちてきそうな怪しいお天気だこと。
雨が降ってきたらワラワラ帰ってくるつもりだから、今日はいつもより早め(8時40分ごろ)に出発したのだ・・・ど~だ、早いべ!

途中でエサの採取を終えると、いきなり「地震は大丈夫だったか?」という電話が入れ替わり立ち代り掛かってきたのよ・・・はぁ~?地震って何のこと?オラここに来るまで何事も無かったもや。
どれどれ、ラジオのスイッチを入れたら8時43分ごろ岩手県内陸部を震源とする大規模地震が発生したとかで大騒ぎをしてるのね。
なんと、奥州市や栗原市では震度6強だって! 秋田市も震度4なのだ。
慌てて事務所の防災対策室へ電話を入れると「管内の最大観測震度は3.8だから対策本部は立ち上げません。念のために特別巡回を出動させました。とりあえず連絡体制とします」とのこと・・・「了解・了解!何かあったらすぐ飛んで行くから」

               
         
久しぶりに竿を出した野崎新橋は・・・コマメに占領されていた

久しぶりに、岩見川野崎新橋のカミで竿を出してみるのだ。
コツコツとひっきりなしにアタり続け目印を左右に引っ張っていくけどなかなかハリ掛かりしない・・・こいつはコマメの仕業だな。

            
    
岩見川では今季初のイワナ            ヤマメと呼べるのはこれ1匹のみ

案の定、時々間違ってコマメがハリ掛かりする・・・ここにヤマメの稚魚放流でもしたんだべか?参った。
ようやく手ごたえのある引きで釣れてきたのはイワナだよ・・・一瞬、ウグイかと思ったもや。
その後も続けざまコマメの逆襲に遭い、ここのポイントは諦めようと思った頃に小振りだけどようやくヤマメが掛かってきた。
でも、ここはキッパリ見切りをつけます。


したら、三内川の三内段部落の裏へ・・・。
良いポイントが続いているんだけど、堤防の藪が深くて川に降りられる所がないのだ。
お~し、こ~なったら吟papaさん仕込みの鎌で草刈をしながら道を造って降りるもんね。

            
    
三内段部落裏のつり橋              鎌で刈って川まで道を造ったもんね

あいや~、ようやく川に降り立ったら土砂降りになるってかい。
苦労して降り立ったんだからオラは根性で釣るよ。

            
 
ポイントは良い感じだったんだけど・・・落ち着かない    ツ抜けならずの9匹!

良型のヤマメがポツポツ掛かり始めたら同僚から安否確認の電話が掛かってきた。
「はいはい、被害等はないし元気ですよ」・・・まさか、川に浸かってるっては言えないもんね。
暫くして、今度は部下から電話だ。「我々は出動しなくてもいいんですか?」
「管内の被害等はないとのことだし、連絡体制だから出動しなくてもいいですよ」
雨は益々強くなってくるし、電話は掛かってくるわでど~にも落ち着いて釣ってられない。
ここはひとつ、一旦川から上がるべ・・・あらっ残念、ここでの釣果はツ抜けならずの9匹!


雨も小降りになってきたから、今度はちょいと上流脇袋部落の裏を攻めてみよ~っと。

            
    
脇袋部落裏・・・ここにもコマメが        掛かればこのサイズなのだ

あいやぁ~、ここもコマメが煩いってが。
それでも、なんとかコマメの攻撃をかわしながらもポツポツ良型ヤマメを掛ける。
おろっ、また電話だよ・・・「管内全てで異常のないことを確認しました。依って、現時点を以って連絡体制解除いたします」、「はいはい、了解!お疲れ様でした」
お~し、これで落ち着いて釣りに集中できるけど、コマメが煩いし、雨が降ったり止んだりだもんなぁ~。

            
  
こいつだ、仕掛けをグジャグジャにしたのは      またまた、ツ抜けならずの9匹!

なんと!ピックアップした仕掛けのエサを目掛けてギンヤンマが突進してきたのね。
あ~あ~っ、バカバカ!空高く舞い上がってグルグル旋廻するもんだから仕掛けがグジャグジャになってしまったべ、このぉ~!
まるで、鮎釣の爺ちゃまがウミネコを釣ったみたいだべさ・・・お恥ずかしい~。
もう~ダメ、これで集中力がすっかり切れてしまったもんね。
今日のところはこのへんで勘弁してやるべ・・・うむ~、ここでの釣果もツ抜けならずの9匹!だってが。


車を停めていた所に戻ると・・・あややや~仔猫が2匹!
オラに纏わりついてくるんだもの、なんたらめんこいこと。
このまま家に連れて帰りたくなるけど・・・我慢我慢。
また来っからね、バイバイ~!

  

本日の釣果は2匹+9匹+9匹=21匹!(イワナ1匹込み)
なんたら釣れねぇ~こと、明日は海釣りに行ってみっかなぁ~。














2008年06月01日(日)


・・・祝・解禁!那珂川あゆ&秋田サクラマス・・・


今日は待ちに待った那珂川あゆ解禁日!
実はここ秋田県も、本日がサクラマス解禁日なのだす。
オラ那珂川の解禁には行けないから、地味にサクラマスの解禁を楽しむもんね。

サクラマスを狙うんだったら、エサは当然ドバミミズでしょう・・・早速、釣具屋さんへ。
あれっ、宿舎の傍にあった釣具屋さんは潰れてもうなくなってしまったってが。
他に秋田市内の釣具屋さんというと大町のオリムピック釣具店なんだけど、街中は車が混んでるから行きたくないしぃ~、あとは、海岸沿いにしか釣具屋さんはないもんなぁ~。
仕方がない「雨も降っていることだし普通のヤマメで我慢すっか」と、あっさり予定変更・・・オラって、柔軟なんだべか?それとも優柔不断なんだべか?

御用達のエサ取り場に着いた途端、いきなり雨脚が強くなってきたので車の中で暫く待機するハメになってしまった。
タバコ2本目を灰にした頃、ようやく雨脚が弱まってきたので勇気を出して・・・ひと網で丁度いい大きさのクロカワが20匹以上入ってくる。

            
    
オラの大好きな押しの強い平瀬      水深1m、頭大の底石がビッシリ敷き詰められている

今日もエサだけは潤沢だ。
雨は一向に止みそうにはないけど、風がないのがせめてもの救いだよ。
この雨の影響で若干水位が上がり、流れが早くなっているからポンイトが限られてくる。
ここの小町ヤマメは必ずハリを肛門付近まで飲み込むのでハリ外しが効かない。
一匹釣る毎にハリ結びをするのは覚悟のうえで第一投目・・・案の定、いきなり飲み込んできた。
次も、次も・・・雨でベタつく糸に難儀しながら、毎回ハリ結びの繰り返し。
今日はアマゴ鈎の6号を使っていたんだけど、考えてみたらアマゴ鈎って鮎のイカリ鈎みたいな型だからハリ外しを突っ込んでやっても効き目がないのね。
試しに、ゼロの5号を使ってみたらハリ外しは効くけど・・・悲しいかなバレるのだ。

            
   
ちょっと小指が立ってるんでないかい?     サクラマスの予定が小町ヤマメに・・・型揃い

空が暗くなって、また雨脚が強くなってきた。
なんだか夕方みたいになってきたし、これ以上ハリ結びばっかししていると釣りが嫌いになるからこの辺で勘弁してやるべ。
本日の釣果は2ダース(24匹)でした。
勘定奉行を終え腕時計を覗いたら・・・あれっ、まだ1時30分だったのね、ど~りで疲れない筈だよ。

那珂川に浸かってる連中はど~だったんだべ? 
気になって気になって、とってもヤマメ釣りに集中できねかったもや。














2008年05月25日(日)


・・・ハリがなんぼあっても足りねぇ~・・・



今日は、次第にお天気が回復に向かうという予報を信じて午後からの出陣となった。
岩見川に着いても、体の芯まで突き刺さってきそうな小糠雨は一向に止みそうない。
こんなお天気の日は、実績のあるポイントをサッサッと浚って早上がりをしないと釣が嫌いになってしまうもんね。

ってなことで、三内川の脇袋地区へ・・・。
急いで仕度をして2時から釣り始めれば、4時までの2時間は釣れるもんね。
あれぇ~っ、雨が降ってる割には先週より更に減少してるんでないかい・・・このまま推移したらば、ヤマメのポイントがなくなってしまうことなんかより、鮎の遡上が心配になってくる。

            
 
悪コンデションの日は、勝手知ったるポイントなのだ  この橋のシモから釣り始め・・・活性は高い!

一投目からエサのクロカワを肛門付近まで思い切り飲み込みやがって・・・ゼロの鈎ハズシでもフォーセップでも外れないべさ。
結局、ハリを結び直して・・・なぬっ、またもや肛門付近まで飲み込むってが。
面倒臭いこと、したらヤマメ鈎の7号ではど~だ!・・・なんと、こいつも飲み込むってが。
お~しわかった、したらば何号だかわからないけどスーパーヤマメ鈎ではど~だ?・・・ええ~っ、こいつらはこのハリまで飲み込むのかい。

ハリを結ぶ、振り込む、掛ける、抜く、ゼロの鈎ハズシでジクジク(ダメ)、フォーセップでジクジク(ダメ)、ハリスを切る、そしてまたハリを結ぶの繰り返しなのだ。
どんなに早アワセをしても、必ず肛門付近まで飲み込まれるんだものハリがなんぼあっても足りないべさ。
だいたい、釣っている時間よりもハリ結びをしてる時間の方が圧倒的に長いのだ・・・雨が降ってるから、ハリスが指先に纏わりついてなおさら大変なんだから。

            
    
ここまで釣り下って丁度2時間          良型揃い(食欲旺盛なやつらなのだ)

あらっ、もう4時だよ。
ハリ結びをしていると、時間が経つのがエライ早いもんだね。
ハリも底をついてきたことし、たいがい飽きてきたから今日のところはこのへんで勘弁してやるべ。
えっ、釣果は21匹だけ? 結構、順調に掛けていたつもりなんだけど、ハリ結びに時間を取られていたから実質仕掛けを流してた時間は短かったのね。

ヤマメの活性が高いのはいい~んだけど、必ず肛門付近まで飲み込まれて鈎ハズシが効かないのには参りました・・・ハリがなんぼあっても足りねぇ~もや














2008年05月18日(日)


・・・リベンジ・・・



今日も初夏のようないい~お天気だこと。
日曜日は部屋の掃除と洗濯をして、クリーニング屋さんに洗濯物を出しに行って、スーパーでお買い物・・・オラって主婦の鑑みたいだべさ。
悪天候の日だったら、ゆっくり家事をしながら空模様を眺めつつ、釣りっこさでも行ってみっかなぁ~と除に行動を開始するんだも、こうも朝からピーカンだと早く川さ行かねばと焦るじゃ。

三内川の昨日のポイント脇袋地区に着いたのはお昼ちょっと前だもんね。
今日は大バリリベンジするんだから、エサはクロカワのみ。

まずは、昨日買ってきたイクラSP6号のハリを結んで釣り開始。
んん~、昨日バンバンアタリが有ったポイントなのに・・・アタリがない?
手前の筋から丁寧になぞりながら釣り下るのも・・・アタリがない。
20m程釣り下ったところでようやくアタリがあるもハリに乗らないのだ・・・オラは何がなんでもこのハリで釣らねば気が済まないのだ。
もう~、こ~なったら意地だもんね・・・数回のアタリでようやくタモが濡れたよ。

               
        
やっと釣れたのがこれ・・・貴重な一匹になるかもしれないのでパチリ

やっぱ、イクラSPはダメなのね・・・ヤマメでは使い物にならねぇ~から、海で使うべ。
したら、ゼロの5号ではど~だ?
やはり、アタれば確実にハリ掛かりするもんね・・・たまにバレるけど。
それにしても、魚が少ない。
昨日、すっかり浚ってしまったから居なくなったんだべか?・・・ここに全部リリースしたんだけどなぁ~?
結局、昨日良かったこの平瀬からは3匹しか釣れないってが。

            
    
この平瀬で暫しの入れガカリ        型は結構揃っているのだ・・・コマメは居ないよ

したら、そのシモの瀬の開きの平瀬を攻めてみるべ・・・そこがダメだったら、速攻で場所移動だ。
おっ、さすがに手付かずのポイントはアタリがバンバンある。
殆ど動かず20匹程引き舟に入れたところで、アタリが遠退いてきた。

               
  
ここでは強引な釣り・・・飽きてきたのか?     友舟ショックアブソーバーは優れものなのだ

次はそのシモの瀬の開きの平瀬だ。
ここの平瀬は流心の流速が早過ぎるので、流心を外したところを流すと必ずアタリがある。
流れがきついので半分伸れながらも強引に引き抜くから、バレが多発する・・・それでもオラは何がなんでも引き抜くんだもんね。
3回高切れされたけど、面白れぇ~!

実は今日、マスターゼロじゃなくSHIMANOのウルトラゲームSPを使ってるのだ。
数年振りに使ったウルトラゲームSPはSHIMANO独特の超先調子なもんだから、ズームして使ってるとまるで鮎竿感覚なのね・・・抜くのは至極当然だべさ。

引き舟もかなり重くなってきたから、もう50匹は超えたでしょう・・・リベンジ達成!
アタリも遠退いてきたことだし、今日のところはこの辺で勘弁してやるべ。

なぬっ、引き舟から出して釣果を勘定したら・・・43匹だってが! 7匹足りなかった。(愛嬌だね)

            
  
50匹以上は釣ったと思ったのに・・・43匹!   三内川に架かる歩道橋・・・誰が渡るんだろう?

車に戻る時、田植えをしていたオッチャンに会釈をしたら「オラだず、脇の田んぼでやがますぐすてたから魚釣れなかったすべ」と言ってきた。
「なんもなんも、釣れましたよ」と返事を返したら「んだばいがったすな」と言ってくれたのだ。
帰り際に優しい言葉を掛けていただき、ありがとうございます・・・お陰様で充実感が倍増いたしました。














2008年05月17日(土)


・・・・岩見川水系は大バリだす(キッパリ)・・・



今日は初夏のような穏やかなお天気だ!
例年より10日ほど早いけど、岩見川の雪代もそろそろ治まり活性が上がってきたかな?
まずは、岩見川の活性の指標になる野崎新橋のカミで竿を出してみるのだ。
上流域へ入ってた釣り人の四駆が続々戻ってくるが、この辺中流域で竿を出している人って居ないのね。

年に一度だけ納屋から引っ張り出される早苗ちゃん(オラから見れば、田植え機はなんでも早苗ちゃんなのだ)は、あんなに車輪が細いのに、なんで田んぼに嵌らないのか不思議だよ?
家族総出で苗運びをしている脇に車を停めて、能天気に釣竿を担いで川に降り立つのって結構気が引けるもんなのよ。

            
  
雪代は治まっているが渇水気味なのが・・・      ヤナギの木の下では時折ライズが

雪代は完全に治まってるけど、寧ろ渇水気味なのが気になる。
一つの筋から何匹も出てくる状態ではないが、居れば一発で掛かってくる・・・が、ゼロの3号のハリではバレが多発する。
ゼロの5号にしたらバレはだいぶ治まったが、手持ちのハリが心許無い。
ハリケースには5号2本4号3本
3号だけは馬に食わせるほどあるのだが・・・やべぇ~なぁ。

  
オラの方に向かって来るなって   真夏のような入道雲!      ここでは7匹だけ・・・魚影は薄い

おお~っ、対岸から鎌首をもたげて青大将が泳いでくるよ。
なして・なしてオラの方さ向かってくるのさ・・・シッシッ!
あれっ、なんだか北東の空に積乱雲がもくもくと湧き上がり雷鳴が・・・。
なぬっ、突風まで吹いてきてとっても仕掛けを流せる状態じゃないべさ。
ここは魚影が濃いわけではないのでキッパリ見切りを付けて、いくらでも風を避けられる三内川へ・・・。

脇袋地区、この辺にも釣り人の姿が見当たらない。
こんなに良い感じのポイントなのに、なしてみんなは上流へ上流へと向かうんだろうね・・・勿体ないこと。
水の質感は、ダムからの水が流れる岩見川よりも、ここ三内川の方がサラサラしていて水温も高そうだし、ヤマメの気配がムンムンしている。

            
   
橋のカミの瀬よりシモの平瀬が狙い目だ       アベレージサイズ・・・20cn前後

予想通り、膝位の水深の平瀬で20cm前後のぷっくり肥えた幅広ヤマメが入れ掛かる・・・が、バレバレバレバレ!んなろ~っ。
優しく丁寧に寄せて来ても途中でバレるし、んだばと間髪入れず速攻で抜いても空中でバレるのだ。
ハリケースの5号4号はすっかり底をついてしまったし、バレを承知で3号を使い続けるのってストレスが溜まるもんだよ。
キャッチ率2~3割ってことは、野球の打率並みだっちゃ・・・こんなにバンバン掛かってるのに、引き舟の中のヤマメは一向に増えないのだ。

  
この平瀬は最高だが・・・タモまで届かず  強面の幅広ヤマメ    ここでの釣果は21匹・・・ガクッ!

とりあえず、50mほど続くい~い感じの平瀬はひととおり浚ったから、今日のところは勘弁してやろう。
あれだけ掛けても引き舟残りは、岩見川7匹三内川21匹28匹だもんね・・・ガクッ!

お~し、明日はリベンジだ!・・・これから釣具屋に走って大っきいハリを買ってこなくっちゃ。














2008年05月11日(日)


・・・逃がした魚は大きかった・・・



昨日のような失敗を招かぬよう015の天井糸をシッカリ2組準備したもんね。
まだ早いだろうけど、岩見川の中流部から下流部を攻めてみる予定なのだ・・・?

初めに向かったのは、寺田部落の岩盤と平瀬と絞込みの荒瀬で構成された鮎の好ポイントだ。
川に降り立って仕掛けをセットし始めたら、途端に冷たい突風が吹き出すってが・・・南西の風なのに、なしてこったに冷たいのや?

  
広大な平瀬のカミが岩盤になっている  瀬肩から荒瀬へと・・・    垂涎もんの荒瀬が50mほど続く

まず、瀬肩から攻めてみるも・・・アタリもサワリもな~んにもなし。
続いて、オモリをBに替え絞込みの荒瀬を丁寧に探りながら少しづつ下って行くも・・・これまた全く反応なし。
瀬尻の開きまで下ってきてようやく小さなアタリがあり・・・勇んでアワセをくれると、ウグイだもの。
(ガクッ)
気を取り直して再度・・・お~し、今度は間違いなくヤマメだよ!
これに気を良くして瀬尻の開きを隅々まで丁寧に探るも・・・ど~やら、ここにはあの1匹だけしか居なかったみたい。

            
    
釣果は、小振りなこの1匹だけ          こんなんが釣れました

次は、まだ早いと思われる平瀬をサラッと探ってみるも・・・当然、反応はない。
続いて、岩盤の溝に仕掛けをぶち込んでみると・・・変なアタリで釣れたのはカジカ
引き続き、オモリを替えエサを替えながら探り続けること10数投目、ようやくヤマメのアタリ・・・強風に翻弄されながらも時間を掛けてイナシ続け、やっと魚体が見えてきた。でっ、でかい!
心臓がバクバクした途端!・・・バッ、バレた!(バレたというよりハリの結び目のところから切られたのだ)
も~うダメ、ショックですっかり気落ちしてしまったもや。
やっぱこの辺は、まだ早いんだなぁ~・・・例年、ヤマメの活性が高くなるのは5月25日過ぎだもの。

次に向かったのは、岩見川三内川の合流点だが・・・一度は仕掛けをセットしてみたものの、あまりの強風に速攻で竿をたたんでしまった。

            
    
例年より渇水ぎみの岩見川            この下が三内川との合流点

このまま帰るのも癪だから、淀川にでも行ってみっか。
前から気になっていた沢内(さわない)部落へ・・・。
堤防に車を停めて川を眺めていると、木の枝を担いだ第一村人(爺ちゃま)が「釣れたか?」と言いながら近寄ってきた。
そしてオラの車を見て「わざわざ岩手から来たのか?」と聞いてきたので、「いや、秋田から来ました」と答えると、「ああ~そ~か、この車は岩手から買ってきたんだな」と、勝手に納得して再び木の枝を担いで去って行ったのだった・・・うむ~???

やはり、淀川は田んぼの排水でドロ~ンと濁っているが、ヤマメが沢山居るような気配が伝わってくる。
ヤマメが着いて居そうな瀬は両岸が高い葦で覆われているので、振込みをせず下流に向かって仕掛けをただ流してやる釣り方だ。(別名:乞食釣り
そんな釣り方をしていても、時折強風に煽られた道糸が葦に絡まり、外しに行く度にポイントを潰してしまうのが難点だ。
そんなこんなで、苦労の割には2匹しか釣れなかった。(魚影は濃かったのに、勿体ない)

               
             
ポイントを潰してしまって、たった2匹の釣果

帰る前にもう一箇所、下流の大芋台部落の下流へ・・・。
ここも、瀬の両岸が葦で覆われているので当然乞食釣りになる・・・恥ずかしくて、とっても他人に見せられる釣ではありません。
当然、強風に煽られた道糸を葦に絡めながらのイライラした釣りになり、たった4匹しか釣れず終い。
止めた・止めた、こ~ゆ~のは釣って呼べないもんね。

            
    
両岸の葦が邪魔なのだ              苦労が報われず、たった4匹の釣果

結局、今日はツ抜けならずの7匹!・・・逃がした魚は大きかった。














2008年05月10日(土)


・・・天井糸の予備は必ず持参しましょう・・・



天気予報があまり芳しくないからと油断して寝てたもんだから、目覚めた時にはもう昼近くになっていた。
あれっ!予報に反して、風はちょっと冷たいけど結構いいお天気だっちゃ。
そろそろ、岩見川の雪代も治まってるかもしんないから、チラッとご挨拶してくっかなぁ~。
黄砂だか花粉症だかどっちの原因かは分からないけど目玉はゴロゴロするし、鼻水はジュルジュル出るし困ったもんだ。

秋田では今盛んに代掻きが行われているが、もう田植えを始めている気の早い田んぼもある。
途中、ピンチョロが取れそうな小さな里川を覗いて見て廻るも、どの川も田んぼからの排水でドロ~ンと濁ってるのね。
仕方がない、ピンチョロは諦め小さめのクロカワとオオマダラカゲロウで勘弁してやるか・・・ヒラタは3匹しか取れないのだ。

岩見川もご多分にもれず、下流部は田んぼからの排水でドロ~ンと濁っている。
中流部、野崎新橋付近でも水深が30cm以上になると底石が全く見えないほど濁りが入っているけど、釣りはなんとかできるでしょう。
寧ろ気になるのは濁りより、この強風だよ。
車を停めた脇にはタラの木が群生している。
丁度採り頃の二番芽が沢山なってたけど、天ぷらをすると台所が油塗れになってしまうから採取するのは勘弁してやろう。

            
    
タラの芽の群生・・・採りません       ドロ~ンとした濁りの野崎新橋カミの平瀬

この濁りだばエサはクロカワに分があると察し、流心脇から1投目・・・あれっ、反応なし。
2投目・・・あれっ、3投目、4投目、したら流心を慎重にトレースするも全く反応がない。
んん~、魚が居ないんだべか?
したら、試しにクロマダラカゲロウではど~だ。
なんと!一発目で20cmの丸々太ったヤマメがきたべさ。
そ~かそ~か、エサはクロマダラカゲロウなのね。
強風に翻弄されながらも6匹までは順調に引き舟に入ったが、次が大物だった!
騙し騙しイナシながら浅場まで誘導し、水面から頭を出し十分空気を吸わせたところで・・・?!
そのまま寄せてくればなんなく取り込めたものを、何を思ったのか竿が弧を描いたまま抜いてしまったのだ。
当然、プッシューン!・・・考えてみたって008だもの切れるのは当たり前だべさ、ほんとバカなんだからと思いながら穂先に目をやると、からまん穂先から先にはな~んにも残ってないってが。
あいや~、投げ輪結びで止めていたところからスッポ抜けたんだちゃ。
言い訳するわけではないんだけど、んだからオラはDaiwaのからまん穂先つぅ~もんが嫌いなんよ。
くっそ~、予備の天井糸は作ってきてないし・・・困った。
そういえば、車の中にパワーゼロ用の04で作った天井糸があった筈。

            
  
オオマダラカゲロウに替えて一発目で出た幅広20cm   アクシデント前の釣果・・・6匹!

04の天井糸008のアンバランスな仕掛けで再開するも・・・?!
あのね、04の天井糸は下流から吹き付ける強風をまともに受け仕掛けが流れに乗ってくれないのよ。
それからは、風邪が弱まった頃合を見計らっては仕掛けを流し根性で4匹追加し、ようやくツ抜けしたのだ。ほんじゃ~、サッサと帰って015で天井糸を作ろ~っと。

               
               
04の天井糸を使用し、根性の4匹!


教訓:天井糸の予備は必ず持参しましょう・・・(猛省)














2008年04月27日(日)


・・・KIRINの帽子って・・・



小岩井農場の一本桜を見るために、早朝5時頃から既に1kmくらい渋滞してるんだって!
そろそろ桧木内川の様子も見ておかないと、ホームグランドだなんて大きい顔をしてられないもんね。

まずは、院内川でエサを取って・・・こんなにザクザク取れるってことは、不吉な予感が過ぎる?
今までエサがザクザク取れたときに限って、風雨が吹き荒れてまともな釣りをしたことがないのだ。

            
    
赤平橋から上流を望む             堰堤のシモ・・・いいポイントなのだが

まずは、桧木内川赤平橋のシモの堰堤のシモから様子を見てみることに・・・んん~、この流れはまだ早いかな?
とりあえず、岩盤の絞込みの吐き出し(一等地)から丁寧にエサを流すも、反応なし・・・まだ早いってことを確認するのに5分と掛からない。
桧木内川でのヤマメ釣りはあっさりと諦める。

古城橋のシモには成魚放流のヤマメを狙う人たちの竿がズラ~っと並んでいるが、オラは放流魚には興味がないのでパス!
チャラ広場へ行く河川敷の道は、その後ど~なっているのか見てみなくちゃ。

            
   
河川敷きへの降り口(堤防から川が丸見え)     河川敷の道からも川が見えるのだ

ありゃ~っ、河川敷に入る堤防を登ると、川がすっかり見渡せるほど藪がスカスカになってしまったのね。
更にチャラ広場に向かって進むと、途中流木が溜まり通行不可になっていた所はそのままの状態だ。
四駆をLOCKに切り替え根性で脇を回り込んでどうにか通過することが出来た。(ホッ!)
そこから、チャラ広場までは難なく行ける。

  
ここからチャラ広場まではすんなり行ける   護岸付近もチャラ広場も川底は大丈夫です

川底は、以前より若干平らになったように感じるが、大きな変化は見られない。
これだら鮎の着き場は大丈夫だべ。
ただ、流木が溜まっている所を通過するにはかなり勇気が必要だし、りっぱな車では通行不可だよ。
お陰で、車はすっかり泥パックをしたような状態になってしまったけど、それを洗い流してくれるかのような強烈な雨が降ってきた。
へっへぇ~、これで車はきれいになるもんね・・・んっ待てよ、オラはこれから釣りをするんだからこのまま降り続けられたらまずいじゃん。

淀川野田集落付近までやって来たら、雨はだいぶ小降りになってきた。
お~し、釣りは可能だだ。
ただ、西の空が真っ黒になってるから、また強烈な雨が来るんだろうなぁ~。
水量は先週より更に落ちているけど、大丈夫だべか?

            
   
強烈な風雨に引き舟を川に残して避難中       よさげなポイントからはサイケだけ

案の定、水深のあるよさげなポイントからはオレンジ色のサイケが連荘!
ヤマメは、浅くても流心の泡の中からしか出てこない。
そうこうしているうちに、突風が吹き荒れ雨脚が強くなってきた。
ヤマメが掛かっても突風に竿が煽られ抜くことも寄せることも出来ず、風が弱まるのを待っているうちにバラしてしまう。
ダメだこりゃ、まだツ抜けもしないけど退却します。
 
  
こんなん(タナゴ?)が釣れました   良型(23cm)         ツ抜けならず(7匹)

車に戻れば雨が上がるとは、なんたら根性の悪いお天気だこと。
今度は、上流の大芋台へ・・・。
また、西の空が真っ暗になってきたから急いで釣って、せめてツ抜けをしないと面目が立たないもんね。

            
    
上流部はすっかり新緑なのだ         これでツ抜け・・・サッサと仕掛けを仕舞います

トントント~ンと丁度3匹釣ったところで、またまた突風と共に強烈な雨が降ってきた・・・なんでこうなるの? KIRINの帽子だべか?
そして、車の中に非難した途端、またまた晴れてくるってが・・・なんぼ陽が射してきたって、もう釣りはしねぇ~もや。

            
    
川岸の土手にはコゴミ、タラの芽、わらびの宝庫なのだ

そこの土手に生えてるタラの芽コゴミわらびを採ったら、さっさと帰って一人で山菜パーティーをしよ~っと。














2008年04月19日(土)


・・・強風との戦い・・・


強風で新幹線こまちを含むJR各線が運休や遅れが出ている。
また県内各地で、屋根が飛ばされたり看板が倒れるなどの被害が出ているほどの強風が吹き荒れているのに、ヨースケさんは果敢にもヤマメ釣りに出かけたのだ。
ソメイヨシノは葉桜に変わり、ヤマザクラやコブシが満開になってきた・・・秋田市内のお花見も今日、明日で終わりかな。

  
既にソメイヨシノは葉桜になり   ボケは満開です          ユキヤナギも満開だすなぁ~

風の当たらない所を捜さねば・・・
ひぇ~っ、岩見川の中流部から下流部にかけては何処へ行っても風の通り道で、水面から水飛沫が吹き上げられているのだ・・・やっぱり、岩見川はダメだこりゃ。
ゼロの仕掛けしか持ってきてないから、上流部の沢に逃げ込む訳にもいかないし・・・今週も、また淀川かいな。

淀川沿いに上流から下流に車を走らせ、風が避けられそうなポイントを探す。
宗谷橋近辺はまともに風が吹き付けおり、水飛沫が上がってるからパス・・・そこから1kmほど下流の両岸を高い山で囲まれている所なら、なんとか竿を出せそうだ。

            
   
水量はバッチシだけど底石は垢腐れだよ      一生懸命頑張って、この釣果だもんね

小さめのクロカワを付けて一投目、いきなり小気味良い引きで良型のヒカリがきた・・・が、後がなかなか続かない。
風が弱まった頃合を見計らいながら広範囲にポイントを探ること30分、一生懸命頑張っても5匹しか釣れなかったもや・・・ここは魚が薄いんだべか?

  
エサ箱の中で羽化しそうになっていた  だいぶ脱げてきたよ  もう少しだ  お~し、頑張った!

更に、風除けポイントを探しながら下ってみる。
広域農道の橋のカミのS字に大きくカーブしている所が幾分風当たりが弱そうだし、風も背中から受けるようだから何とか竿が出せそうだ。
遠目に見た時は広くて良さそうなポイントに見えたのだが、川に降り立ってみると水深がハリス分とちょっとしかないのだ・・・ど~見ても、ドライFLYで狙うようなポイントだよ。
この強風下でも辛うじて竿が出せるポイントだから贅沢は言えないもんね。
・・・おろっ!ライズもあるんでないかい。

            
   
見るからにドライFLYのポイントなのだ       散発的にライズもある

オモリから20cmのところまで目印を下げ、ヒラタを付けて振り込むとギラッと魚影が走り、ハリ掛かりするも痛恨のバラシ。
気をとり直して再度・・・なんと、またもやバラシ。
くっそー!したらハリをゼロの5号にUPしてと・・・なぬっ、それでもバラシの3連荘だってが。
うむ~、エサが合わないんだべか?ほんじゃ~、クロカワではど~だ!・・・お~し、きた。まずまずの型のヤマメだっちゃ。
その後も、クロカワではしっかりハリを飲み込んで順調に釣れるのだが、ヒラタを使うとやはりバレるのだ。
こ~ゆ~浅瀬のポイントって、ハリ掛かりする前にギラッと魚影が走り、アワセるともんどり打って左右に走るのが見えるから結構面白いもんだね。
ありゃぁ~っ、肝心のクロカワが無くなってしまった。
ここでの釣果は16匹、まだまだ釣れそうだけど、今日に限ってクロカワを少ししか取ってこなかったもんなぁ~・・・だって、先週はヒラタの方が断然良かったんだもの、大失敗。
この辺でも、ちゃんとクロカワが取れる場所を探しておかなくっちゃダメだすな。

            
  
ここでヒラタは取れるけどクロカワは居ないのだ    まだまだ釣れそうだけど、残念ダス














2008年04月12日(土)


・・・春雨は天井糸の天敵・・・



ありゃ~っ、目覚めたら10時を過ぎていた。
たまには真面目に起きて釣り人らしい行動をとろうと思っていたのに・・・春眠暁を覚えず。

期待を持して、岩見川方面へ・・・コンビニで菓子パンを買ったりしてモタモタしてたらお昼を過ぎてしまったわい。
いつものように、太平川で川虫を取って・・・なぬっ、雨が降ってきたってが。

うむ~、やっぱり岩見川は雪代でまだ早いのね。
したら、今回も淀川へ・・・。

               
               
宗谷橋カミ・・・エサはヒラタ限定

まず始めに、先々週良型が連発した宗谷橋のカミから竿を出してみるのだ。
それにしても、この春雨っていうもんはなんたら寒いんだべ。
小さめのクロカワを選んで、第一投目・・・あいや~、いきなりサイケだってが。
気を取り直して、またまたクロカワで二投目・・・今度は、尺近いサイケだよ。

            
   
白泡の払い出しが良型のポイントなのだ       オレンジ色のヤマメ

ダメだこりゃ、したらヒラタではど~だ!
一瞬、またもやサイケかと思ったら、やけにオレンジ色の濃い居着きヤマメだよ。
その後、ヒラタでヤマメをポツポツ掛け、ここのパターンはわかったわいと鼻息が荒くなってきたのも束の間だんだん雨脚が強くなり指先が悴んで我慢が出来なくなってきた。
もう~ダメ、ここは一旦退却し車で暖を取らねばヤマメ釣りが嫌いになりそうだもや。

あっちゃ~っ、仕掛け巻きに仕掛けを巻き取っていたら、雨でベタついている竿に天井糸が絡み付いてグジャグジャになってしまった。
指先が悴んで糸を解く根性なんて持ち合わせていないもんね。ブチッと切ってマナーケースへ直行・・・クッソ~!

                
             
まだまだ釣れるけど・・・7匹で勘弁してもらった

十分に暖もとったこだし、さて次はどこへ・・・?
いつものポイントは釣れるのはわかっているけど、今日は別のポイントを開拓してみよ~っと。
この川は、両岸がコンクリートの護岸でキッチリ囲まれているもんだから階段で川に降りられる所を捜さなければならないのが難点なのだ。

            
何という所だかわからないけど良いポイントは無数にある   パタパタと8連荘して打ち止め

ここは、何処だかわからないけど階段を見つけたので竿を出してみよ~っと。
小振りのヒカリが順調に釣れるも、なにしろポイントが狭いもんだからパタパタと8匹掛けたらパッタリっとアタリが途絶えてしまった。
あれっ、もう釣りきってしまったってっが、更に雨脚が強くなってきたから今日のところはこのへんで勘弁してやるべ・・・寒い!

                
                
15分でヒカリ8匹

あいや~、なんと! 仕掛けを巻き取っていたら、またもや仕掛けが天井糸からグジャグジャになってしまったもや。
雨の日の天井糸は、フロロの015だとベタついて使いものにならないのね。

            
 
まほろば唐松「わんぱくの森」前 鮎のレリーフ   このカミの瀬は良型鮎が居着くところです

今日は、2箇所を釣って1時間弱しか竿を出してなかったのに仕掛けを2組もダメにしてしまったわい・・・ガックシ!
さっさと帰って、02で天井糸を作ろ~っと。

            
   
 帰ってきたら雨はすっかり上がってた       宿舎のソメイヨシノ














2008年03月30日(日)


・・・洟ったれ釣行・・・



なんたら寒いこと、先日までの暖かさは何処に行ってしまったんだ?
途中、太平川寿橋の下で川虫を採取して岩見川へ・・・。

  
お約束、フキノトウをパチリ!   ポイントが雪代で潰れている    はい、ここは3投で諦めました

新川稲作集団ライスセンターの裏を覗いて見たけど・・・この水の色と流速では、まだ無理なのす。
里を流れる太平川は雪代も収束し平水に戻っているが、岩見川はそう甘くはないんだすもの、とばかりに先週同様、雪代ガンガン状態なのだ。
しかし、万が一ってことがあるかもしれないからとりあえずエサを流してみることに・・・はい、3投であっさりパス!

今週も岩見川は潔く諦めることにし、ひと山越えて淀川へ移動します。
淀川は先週に比べだいぶ雪代が治まっており、平水に近い状態になってポイントが現れてきた・・・これだら釣れるかも?
             
     
略平水になってきたよ             この早瀬からもヤマメが飛び出した

あれっ、008号にガン玉4号で流すもアタリがない・・・ポイントはいい感じなのに?
したらばと、ガン玉を6号に落としたらようやくアタリが出てポツリポツリとヒカリ混じりで小振りな山女釣れてくるが、ひと通り釣り切ったらぱったりアタリが止まってしまった。
そ~かいそ~かい、こうなったらガン玉を7号まで落とすもんね。
したけど、今日は寒くて寒くて鼻水は垂れるし、指が悴んで7号のガン玉がなかなか摘めないんだわ。
7号に落としてからは今までが嘘のように順調に入れ掛かる。
こ~ゆ~時に限ってポケットティッシュを忘れてくるんだもの・・・手洟をかみかみ釣り続けたのだ。
ついに、サイケが釣れ始めたのを機にここのポイントは勘弁してやることに・・・釣果は小振りなヤマメとヒカリが21匹!

             
     
典型的な里川なのだ               ここでの釣果、小振りなのが21匹!

暫し、車で暖を取ったらいくらか精気が戻ってきたのでもう一箇所竿を出してみることにするべ。
昨年、サイケの逆襲を喰らった宗谷橋のカミへ・・・。

             
   
宗谷橋のカミ・・・ポイントはここ一箇所のみ     尾ビレの立派な居着き山女

洟を垂らしながら、小さな堰堤のシモの白泡の払い出しを集中的に攻めると、20cmオーバーの居着きヤマメが順調に釣れてくる。
ヒラタの方が喰いが良いのだが、何しろ指先が悴んでるもんだからやっとこさエサを付け終わった時には手足が捥げてるんだもの、ダメだこりゃ。
仕方がない、時々手洟をかみながらクロカワのなるべく小さいのを選んでハリ付けする。
アタリは若干遠退くけど、何とか釣れるもんね。
サイケが釣れ始めたので今日のところはこのへんで勘弁してやろう、いや勘弁してもらおう。寒みぃ~!
ここでの釣果は良型揃いで11匹!

             
     
ヤマメらしいヤマメ11匹!            何というキノコなんだべ?

ここ淀川は、岩見川の雪代が治まるまでが狙い目で、水量が少なくなってサイケが幅を利かせるようになったら終わりになる早期狙いの川なのだ。














2008年3月23日(日)


・・・釣り日和は雪代真っ盛り・・・



暖かいねぇ~!
もう冬タイヤを脱いでもいいんでないかい?と思わせる陽気だすな。
引越しの準備をしなければいけないんだけど、こ~ゆ~お天気の良い日は外に出ないと勿体ないもんね。
まずは、部屋を開け放って掃除・洗濯を済ませてから、徐に岩見川へ向かったのだ。

                
                
快晴の空、正面に太平山を望む

途中、太平川で川虫を採取・・・今年は、大き目のヒラタがザックザック獲れるけど、クロカワは小さいのばっかしだし、キンパクは僅かしかカジカ網に入らない。

予想はしていたけど、岩見川は雪代真っ盛り。ポイントを潰して滔滔と流れている。
釣り人はポツポツ見掛けるけど・・・みんなダメみたい。

            
    
野崎新橋から上流を望む         頭大の底石が敷き詰められていて、鮎には最高の瀬肩

11時、ダメ元で野崎新橋のカミへ降りてみた。
おろっ、小振りだが一投目からヒカリが掛かってきた。
なぁ~んだ、釣れるべさとぬか喜びをしたのは一瞬だけ・・・その後、タルミや流れの緩い深場を丁寧に探りながら釣り下ること1時間、とうとうアタリもサワリも一回もなかったのだ。

            
    
この下流まで釣り下ったのだが・・・       一投目にきた貴重な一匹

こんな状況だと、下流へ行っても雪代の影響は避けられないし、当然上流もダメだろうし、かといってこのまま帰るのも癪だしぃ~。
ここはひとつ、ひと山超えて淀川へ行ってみてダメだったら諦めて帰るべ。

案の定、淀川も雪代が滔滔と流れている。
低い堰堤の吐き出しにちょっとしたタルミが出来ている。
水深5~60cmで典型的なICパターンになっているから、もしかしたら・・・?
普段、この堰堤のシモは全面がポイントになっているのだが、雪代のこの時期はエサを流せる部分は巾1mで長さが4~5m位だけ。
そこを外すと流れがキツすぎ、当然釣にはならないのだ。

            
    
白泡の手前だけがポイントなのだ         銀毛?

お~し、一投目からヒカリ混じりでヤマメがポツポツ掛かってくる。
エサはヒラタが一番食いが良く、次にクロカワ、キンパクはようやくアタリが出ても尻尾だけ残してきれいに食い千切られる。
もしかして、足跡が沢山残っているからこんな川でも一丁前にスレてるんだべか?
この狭いポイントを執拗に攻め続けているもんだから、さすがにヤマメのアタリが遠のいてくる。
そのヤマメと入れ替わりに、腹がぷっくり膨れて鮮やかに色付いたサイケが釣れるようになってきた。
このバカサイケは掛かる度にハリを思い切り飲み込んでいるし、暴れまくって仕掛けをメトメトしてくれるもんだから、も~やってられねぇ~もや。
この狭いポイント一箇所での釣果は18匹!・・・今日のところは、このへんで勘弁してやるわい。

               
               
上の写真の狭いポイントから18匹

ところで、オラのゼロ釣法はそろそろ限界かも?
ハリ結びやエサ付けが難儀だもの・・・手元が見えねぇ~のす。














2008年03月09日(日)


・・・アクセル踏んで気仙川・・・




昨日、強風のため初釣行を断念したので、今日は何がなんでも気仙川に行くぞ、オオッー!。
とは言うものの、来客のため14時までには自宅に戻らないといけないのだ。 12時には納竿しないと間に合わない。
意を決して早出(7時発)をしたもんね・・・エライべさ。

                
         
道の駅「紫波」・・・ウォシュレットのトイレだといいんだけどなぁ~

なんだか、車の調子がヤバイのだ・・・緩い上り坂でもセカンドにシフトダウンをしないと登れないんだもの。
お約束の朝のお勤めは道の駅「紫波」で軽く済ませる。
体は軽くなったけど、車は益々重くなり、荷沢峠の下り坂でもアクセルを踏ん付けていないと、止まりそうになるくらい減速してしまうのだ。
 
            
    
800円也                 竹の原橋カミ・・・深みが砂利で埋まってしまってた

9時、お~し住田町に着いたぞ・・・12時まで3時間!
昨日ラジオで伊藤稔さんが大股川より上流の方が水温が高くて良いと言ってたから、まずは竹の原橋へ・・・。

あれっ?橋の上下で数人が竿を出しているけど、誰の竿も曲がらないのかい?・・・かなり渇水だもんなぁ~。
とりあえず川虫を採取し、オラも橋のカミから順次シモの住田生コンの裏まで丁寧にエサを流すも、アタリもカスリも何~んもなし。
ここは諦め、上流上有住まで偵察に行ってみるも、昨日の伊藤稔さんのコメントの影響かここぞと思われるポイントは尽く満員御礼状態である。

                
      
大渡橋シモ・・・ジモティーが対岸の大岩の上にどっかり腰を下ろして浮子を流してた

仕方がない、ほんじゃ~下流の大渡橋のシモへ
ここにも、4人の釣り人が竿を出しているけど・・・???
オラも空いてるポイントに入れさせてもらい竿を出すもアタリもカスリも全くなし・・・10分でパス。
あいや~、もう10時30分だよ・・・焦るじゃ、時間がなくなるよ。
お~し、こ~なったらダメ元で町裏へ

            
    
単発的にライズはあるけど・・・風が強い     マスター・ゼロの二人組み

ここは単発的にライズがあり、釣り人も頑張っているけど???
おやじグループが「オラたちの腕では無理だ」、と言いながら諦めて川から上がってきたのを見て、オラはシメシメとばかりにすかさず入らしてもらったのだ。
風が強くて仕掛けが舞い上がるので、オラにしては珍しく重い2号のガン玉に付け替えるも、竿が風に煽られど~にもならない。
挙句に、川底にあった杉の葉っぱが仕掛けに絡まったりしてメゲそうになる。

おろっ、11時30分頃になって風がピタリと止んだ・・・チャンス!
神経を集中して大石周りにエサをトレースしてやると、今季初のアタリが出て待望のヒカリが釣れた・・・ほっ、これで「ボッ!」は逃れたよ。

  
風が止んで、チャンス到来?時、既に遅し ヒカリ・・・こんなん  なんともはぁ~、情けない初釣果だす

その後ポツリポツリと5匹掛けたところで、「種山ヶ原に~・・・♪」と正午を知らせる音楽が流れてきた。
くそ~、風も止んでこれからだっていうのに・・・この辺で勘弁してやらねば怒られるし、ザムネン。
川岸の草原に竿を置き、少しばかりの釣果を写真に収め速攻で着替えて帰宅の途に・・・。

ブレーキの掛かった状態に逆らってエンジンを唸らせながら荷沢峠を登り切り小友まで来た時、何気なく「あれっ、竿を車に積んだっけか?」と気付いた。
あいややや、ヤベェ~忘れてきたよ・・・Uターン。
あそこには結構人が居たからなぁ~、無くなっていなければい~けどと祈りつつ、重たい車のアクセルを踏ん付ける。

                
        
いかった!・・・この枯れ草の中に、オラの竿が燦然と光輝いていたのだ

あった!
枯れ草に同化していたから、誰も竿だと気付かなかったのね・・・いかった。したけど、これで往復1時間のロス。
遅れた言い訳を考えながら、またもやアクセルを床まで踏ん付け荷沢峠に立ち向かったヨースケさんでした。