08'ワカ様マネターズin「しのつ湖」 イベント・他 今年のツアーも例年の如く、何時の便で飛び立ち何というホテルに泊まりどんな行程で行動し、何時の便で帰ってくるのやら、皆さん良く分からずいい加減なまましのつ湖へ向けて出発したのだ。 とりあえず、2月15日(金)から18日(月)までの3泊4日の旅だかんね。 【第1日目】2月15日(金) 16時、岩手の鮎釣り仲間5人がいわて花巻空港へ集合した。 欠航が心配されるほどの強風が吹き荒れていたけど、どうやら定刻どおり発着しているようだ。 ゆみさんは「この寒さでも飛行機は飛べるんだべか?」なんて、わけの分からない心配をしている。 さて、搭乗手続き・・・今回は誰が引っ掛かるんだべか? su-sanは靴底のスパイクでピンポ~ン!と引っ掛かり靴を脱がされている。 ヨースケさんも搭乗券を見せて、いざ金属探知機へ・・・「あのぉ~、この搭乗券はまだ搭乗手続きがなされていませんので、搭乗カウンターで搭乗手続きをしてから来て下さい」と、キッパリ検査を却下されたのだ。 いやいや、お恥ずかしいことに早速恥をかいたわい。 オラの隣の席に座っていた我侭婆、いや老婦人に気を使っているうちに、JAL2836便は定刻どおり16時25分に新千歳空港へ向け離陸を開始した。 左手に望む一際美しい岩手山の雄姿を写真に収めているうちに、いつのまにやら眠りに落ちた。 飛行機の窓から岩手山の雄姿を望む 程なくして、ドスン!と尾骶骨に響く着陸の衝撃で思わず目覚めた。 新千歳空港までたったの55分とは早過ぎるんでないかい、もう少しゆっくり寝ていたかったんだから。 それにしても、この飛行機のパイロットは着陸が下手クソだよ。 新千歳空港から今夜の宿、札幌市南9条のホテルまではちょいと頼りないけどヨースケさんが案内役なのだ。 みんなは安心してオラのとおりについて来ているけど、本当は良く知らないんだかんね・・・迷子になったらゴメンよ。 札幌までの快速エアポートは、スピードが速い分揺れること揺れること、そして車内はなんたら暑いこと! ゆみさんとゴンさんは札幌駅の人の多さに東京みたいな大都会だとたまげているけど、先日東京に行ってきたばかりのヨースケさんは免疫が出来ているから余裕だもんね。 札幌駅で地下鉄南北線に乗り換え、中島公園駅で降りる。 雪が降り頻る中、どうやら迷わず目的地のホテルサンセリテ札幌に到着。(ホッ、いかった!) なかなか豪華なホテルだこと(ツインルームだよ) 吟papa&mamaさんたちはまだだべか 程なくして、アブラビレさんが相変わらずのハイテンションでホテルへやって来た・・・久々の再会のご挨拶を交わす。 どうやら、吟papa&mamaさんは札幌の街に入ってから道に迷っているようで、8時頃になってようやくホテルに辿り着いた・・・またまた、久々の再会のご挨拶を交わします。 みんなの到着が予定より遅れたため、7時に予約している飲食の儀を7時30分に変更、更に遅れて7時45分に変更、ようやく3回目の正直で8時の開始になってしまった。 羊々亭 ゆみさんが、北海道の人は毎日食べていると思ってるジンギスカン 明日は沢山釣れるといいねぇ~! ねっねっ、su-sanも食べて食べて こんなに美味しい肉は食べたことがねぇ~ すすきのの「羊々亭」で皆さんとの再会を祝し乾~杯! アブラビレさんが、みんなに美味しいジンギスカンを食べてもらいたいからと、この「羊々亭」を段取りしてくれたのだ。 本場のジンギスカンを食べ、その美味さに感激したゆみさんは「北海道の人たちは毎日こんなに美味しいものを食べられていい~ね」って・・・なんぼ北海道の人でも、毎日ジンギスカンを食べる人は居ないと思うよ。 だんだんアルコールがすすむにつれ、ゴンさん節が絶好調になってくる。 ワカ様釣りの話から始まって、ヤマメ釣り、そしてお約束のアユ釣りの話で盛り上がり止まることがない。 やがて、閉店を知らせる「蛍の光」が流れるまで居座った我々一行が一番最後のお客さんになった。 餃子がまだ残ってるぞ ねぇ~、もう一杯食べようか その後、仕上げのラーメンを食べホテルに辿り着いたのは、既に日付が替わろうとしている時間だった。 すすきのの街でも、人の多さに札幌は大都会だとたまげていたゆみさん。 ほんじゃ~、明日の朝の出発は8時だかんね・・・おやすみ~! 支障は絶好調にゃぁ~! ホテルサンセリテ札幌 【第2日目】2月16日(土) 朝7時朝食・・・みなさん一様に「水が一番旨い!」だと。 アブラビレさんは仕事に行く前、わざわざホテルに立ち寄り銀マットを届けてくれた・・・感謝・感謝、相変わらずマメなお人です。 水が一番んめぇ~! 釣りの朝は、一杯の水から・・・ 出発時間の8時には、中村さんもホテルに到着。 昨夜から吹雪に見舞われている札幌市内の雪は朝になっても止みそうな気配がない・・・しのつ湖方面は大丈夫だべか? おお~っ、papaさんが来た来た このお天気はヤバくない? いくらかマシになってきたべか? 吟papaさんの車と中村さんの車に分散し、しのつ湖へ向け、いざ出発! 当別まで来たら、まずまずのお天気だね スポーツドリンクが、んめぇ~! これがでっかい道の大地だい!とばかりに主張している真っ平らな石狩平野が懐かしい。 新篠津村が近付くにつれ雪は小降りになり、しのつ湖に着いた頃には薄日が射すほどになった。 しのつ湖北側駐車場・・・意外と空いてるね それぞれ、自分の荷物を持ってね 今日は思ったより暖かく、氷の上に積もっている雪が緩んでいる。 札幌方面が吹雪で、電車の運休や高速道路の通行止め、飛行機の欠航など交通機関が乱れている影響か、ワカサギ釣りのお客さんは少なく閑散としている。 予約してある小屋は6番と8番の2棟で、6番の小屋にsu-san、ゴンさん、ゆみさんと中村さん。8番の小屋には吟papa&mamaさん、支障とヨースケさんの4人づつに分かれて入った。 遊魚料は一人@400円だよ 露天のご家族 露天組みも結構いるんだね ここは6番の小屋ね・・・入った入った おいおい、支障が雪かきをしてるよ・・・写真・写真 ありゃぁ~っ、しのつ湖のワカ様は超激シブでかなり手強いんでないかい?・・・サワリやアタリはあるのだが、なかなか鈎ガカリしないのだ。 岩洞湖や八郎潟のワカ様を見慣れているせいか、ここしのつ湖のワカ様はやけに小さく感じる。 こっちは、ちょっと小振りな8番の小屋 支障は、もう釣り始めたよ さすがに慣れたもんで、順調に釣ってるね なかなかノラねぇ~ はい、釣れた! 6番の小屋 調子はど~ですか~?・・・釣れねぇ~! どないだす? 岩洞より難しいじゃ 相変わらず寡黙です 紅サシが気持ちわりぃ~ バリバスの仕掛けはどないだす? またオマツリした~、ゴメンね中村さん 午前中、6番の小屋に入ったゴンさんが一人順調に釣果を伸ばしていたが・・・午後になったら、失速してしまったみたい。 近くの物が人一倍見えないというハンデを背負ったsu-sanは、集中力を切らすことなく段々仕掛けからバリバスの仕掛けへ張り替えたりして頑張ってはいたのだが・・・相変わらず、ズボンは順調に掛けている。 su-sanに果敢に勝負を挑んでいたゆみさんは、一刻の時間も無駄に出来ないと寸暇を惜しんで頑張るも???・・・気持ちが悪いと言ってた紅サシも、摘めるようになって良かったね。 闘志を内に秘め、物静かに黙々と釣っている寡黙なセーネン中村さんは、何故かワカ様に嫌われているようで、とうとう最後までお友達になりきれなかったようだ。 さすがに吟papa&mamaさんは手馴れたもんで、この激シブでも順調に数を伸ばし、余裕の束越え。 支障は、午後になったら俄然真面目に釣りだし束まであと一息。 ヨースケさんは、2時30分まで意地を張って「紅雪」で頑張っていたがとうとう反則いや半束に届かず、ついに降参・・・その後、紅サシに替えようやく束越え。 そんなこんなで、8人で4時まで釣っての釣果は600匹強!・・・今日のところは、こんなもんで勘弁してやろう。 ヨースケさんの釣果(ズコッ) 8番の小屋の釣果 全員の釣果・・・600匹超! 「明日こそは」てなことで、今夜の宿しんしのつ温泉「たっぷの湯」へ・・・ 我々一行が宿に入るとすぐ、アブラビレさんがやはりハイテンションでやって来た。 今日の釣果の1/3程をレストランで天ぷらにして貰うよう宿のフロントに依頼した。 今までこれだけの量のワカサギを持ってきたお客さんはいないらしく「このワカサギは買ってきたのですか?」と聞かれ、「いや、釣ってきたのです」と答えると「こんなに沢山ですか」と驚いていた。 どうやら、普通のお客さんが天ぷらにしてほしいと持ち込む量は精々10匹程度らしいのだ。 まずビールでも飲めじゃ ハイカラな料理だけどお味の方は? は~い、こっち向いて・・・パチ! 焼きアワビ・・・直視できないのはオラだけ? これが天ぷらだす。遠野の旅館とは別物でしょう 夕食には、アワビの何ちゃら焼きとかスープカレーなどハイカラな物が出てきたが、なんたってワカサギの天ぷらが一番美味かったのだ。 ねっ、遠野の旅館で食べたワカサギの天ぷらとは似て非なる物だべさ。 さ~て、次は何を飲む? 実は浮子釣りってドラグドリフトなのよ ZZZZZZ・・・! 夕食(飲み会)の後は、部屋に戻って恒例のお話友の会。 真っ先に、昼間真剣に釣っていた支障がダウン。 続いてゴンさんが、「今日は絶好調だから全然眠くなんねぇ~ぞ」と言ってる先からダウン。 そして・・・日付が替わる頃まで、お話友の会は続くのであった。 【第3日目】2月17日(日) みなさん、和食なのね。洋食はヨースケさんだけなのね たっぷの湯・・・お世話になりました お~し、今日は爆釣するかんなぁ~! 真っ平らな地平線が石狩平野なのだ 小屋の振り分けは昨日と同じで、アブラビレさんがチョット大き目の6番の小屋に入る。 アブラビレさんが買ってきてくれた「紅サシ」は、妙に毒々しい赤色をしており、サシを摘んだ指先が色落ちして赤く染まるのだ。 今日も同じ小屋に同じメンバー? 穏やかなお天気だねぇ~ 6番の小屋にアブラビレさんが加わり 今日も小屋の中はあづい! おろっ、支障が朝から珍しく真剣に釣ってるんでないかい・・・もしかしたら、密かに束釣りを狙ってるんだべか? どうやらmamaさんは風邪をひいたらしく、鼻をグズグズさせながらもマイペースでしっかり浅棚をキープしている。 今日の吟papaさんはイマイチ調子に乗りきれていない様子・・・原因は昨夜の飲み過ぎしか考えられない。 ゴンさんは「今日は調子が悪い」と言いながらもシッカリ釣っているんだから、さすがに岩洞湖に入れ込んでいるだけのことはあるのだ。 su-sanは良く見えない目で苦戦しているも、ここの気難しいワカ様にだいぶ慣れてきたみたいで、まずまずの釣果を出している。 寡黙なセーネン中村さんは、昨日と打って変わり(ゴンさんマジックの効果?)口数も釣果も順調である。 ゆみさんは、昨日に引き続きsu-sanに果敢に真剣勝負を挑んでいる様子だったが・・・? アブラビレさんは、相変わらずのハイテンション・オーバーパワー・アワセで床を揺らしているので、6番の小屋に入っていた人たちは、その振動に翻弄されアタリが取り辛そ~だ。 昨日学習したヨースケさんは「紅雪」で意地を張ることはいたしません。「紅サシ」で勝負をするのだ。 昼食までに目標の束超えを果たし、6番の小屋にコーヒーをご馳走になりに行く。 昼食を食べながらゆっくり寛いでいたら、腰が重くなってしまった。 その後、密かに2束超えに挑戦するも集中力に欠け(集中力って2時間で使い切ってしまうもんなのね)イマイチ調子が乗らぬまま沈没。 んん~?吟papaさんは、イビキをかいてお昼寝タイム・・・この人、完全に戦意喪失。 mamaさんは、鼻をグズグズいわせながらも相変わらずのペースで順調に釣っている。 驚いたことに、支障は集中力を途切らすことなく頻繁にエサ交換を行い、束超え達成! 真剣に釣っているだけで、みんなを驚かせることができる人は支障だけだもんね。 菜魚湖(ななこ)で8束釣りを果たしたゴンさんも、束には僅かに届かず無念の涙で4時の納竿を迎えたのだった。 あづいなぁ~ あたしゃ、腹減った ゴンさんどっちの小屋もアタリは同じだべ この人、やる気なし? 支障が一番真面目だったのだ 今日は昨日より渋いな 腹が減っては戦が出来ぬ こっちの小屋は場所が悪いんでねぇ~か? んだからいい~か、こ~やって どれどれ、なして釣れねぇ~ってや? ヨースケさんのバケツ ヨースケさんの釣果 全員の釣果 本日も600匹超! 釣果的にはイマイチ納得できなかったけど、超喰い渋りの中、なんだかんだと2日連続で600匹オーバーの釣果だったからヨシ!としよう。 しのつ湖のワカ様はあれだけ魚影が濃いのに・・・やはり強敵だわい。 お~し、荷物を積んで、忘れ物はねぇ~か? は~い、記念写真を撮るぞ どれどれ、もう一枚ね ここで、送り迎えなどいろいろお世話になった中村さんとはお別れし、アブラビレさんにバトンタッチ・・・今夜のお泊り場所、千歳市内のホテルまで送ってもらいます。 アブラビレさんの車で、吟papaさんの車に追従して行くのだが、怖いっつ~の!・・・圧雪路面なのに飛ばし過ぎだべさ。 ホッ! 無事、エアポートホテル・アネックスに到着したよ。 ここで、遠征初日からお世話になったアブラビレさんとお別れです・・・秋田へ鮎釣り遠征に来るのを待ってるからね。 エアポートホテル・アネックス いい~から、まずカニのワタを食べてみろ リンゴ農家は大変なんだから コーラを飲み過ぎたかなぁ~ なに、和賀川で鮎を釣りたいってが 夕食(飲み会)は、このホテルの1階の味の舞處「村まつり」・・・あれっ、昨年の遠征時と同じ店だっちゃ。 まる2日間、お座敷胡坐釣り修行をしてきたもんだから、座敷の席はパスします。椅子席にして下さい。 ま~ず、この酒を飲めじゃ ジミヘンのギターなど上手くねぇ~のす 部屋に戻ってからも引き続きお話友の会は続くのだ・・・お約束だもんね。 ゴンさん節は相変わらず絶好調だし、何より今夜は支障が眠くならず釣りから音楽まで多岐に渡った話題で絶好調なのだ。 それでも、連日のお話友の会(飲み会)で疲れがピークに達しているせいか、今夜は早目の10時30分でお開きとなった。 考えてみたらさぁ~、釣りの疲れというよりお話友の会の疲れ(飲み疲れ)だもんね・・・間違いない(キッパリ!) 【第4日目】2月18日(月) やはり、洋食はヨースケさんだけなのね 朝食の後、9時01分発のシャトルバスで新千歳空港へ・・・。 いわて花巻行きJAL2835便は14時45分発だから、ど~やって時間を潰すかが問題だ。 ゆみさん、空港ロビーでアイヌ物産店をやってるよ 外人がぞろぞろやって来た ゆみさん、なに買ってきたの? papaさんはビールを買いに行ったの? うわ~外人だ!写真を撮ろうっと ゆみさんはジャンボジェット機のパイロットは誰でもキムタクに見えるらしいく操縦席を盛んに写真に収めているし、外国人も珍しいのか「外人だ外人だ」言いつつ携帯のカメラを向けている。 みなさん思い思いのお土産を漁り、空港内を探検し、まったりしながら時間を潰す。 孫へのお土産をしっかりゲットしたsu-sanは「昼頃までには家に帰り着くから」と言い残してきたらしいのだが、帰りの飛行機は午後の便だかんね。 場所を替え、まったりと時を過ごす (昼食)空港だからこんなもんだな 支障は一人で荷物番です 離陸したところを上手く撮れたよ! ゆみさん、キムタクの飛行機だよ ジャンボで帰りたいなぁ~ さて、帰りは誰が金属探知機に引っ掛かるんだ?などと他人事のように余裕をこいていたら、ポケットにデジカメを入れたまま通過しようとしたヨースケさんがピンポ~ン!だって・・・くっそ~!帰りも引っ掛かってしまったわい。 オラたちってさぁ~、今回のツアーも何時の飛行機に乗って、どんな行程で、何処に泊まるのか、誰~れもよく知らないまま参加してるのね。 こ~ゆ~ふうに、何ともいい加減な仲間ってところが気楽でとってもいいんだなぁ~。 帰りの機内から苫小牧を望む ワカサギ釣りはあづい! 二日分の遊魚券 |