08'ワカ様


                       



                        釣行記








2008年02月09日(土)


・・・リベンジ・八郎潟東部承水路・・・


今日は、誰が何って言ったって1月の27日に惨敗した八郎潟東部承水路リベンジに行くもんね。
関東や西日本方面では南岸低気圧の影響で雪が降ってるみたいだけど、こちら北東北は穏やかで絶好のリベンジ日和なのだ。

               
           
あいや〜、停められるスペースはこのずう〜っと奥かい

東部承水路へ着いたのは10時・・・ワカ様釣りの車が農道にズラ〜ッと駐車してある。
あいや〜、停められるスペースはず〜っと奥の方しかない。
桟橋まで橇を引っ張って戻るにはあまりにも遠過ぎるべさ。
みんなが釣っているポイントより大分北側だけど、先行者の足跡を頼りに堤防をそのまま越えて入ることに決定!

       
  
みんなが釣っている場所よりだいぶ北側だよ    あの足跡を辿って行こう〜っと

            
    暖かいから露天でもいいかも?          オラもあそこで釣ろう〜っと

それでも、オラが釣り座を構えようとしている周りにはテントが6張りと露天が12人釣り座を構えている・・・もしかしたら、ここは釣れるってことかな?
テントを設営し終え、ようやく釣りを始めたのが10時30分
今日の仕掛けは、奮発して「F1みちのくワカサギ岩洞湖」だかんね。
それにしても、今日はあづい!
テントの天井と窓、出入り口を開け放っても、まだあづい!
防寒着とフリースを脱いでようやく一息ついた。

水深は3m強で、北から南へ川のように水が流れている。
ガン玉を2個付けしても、鯉のぼりのように吹き上げられ底が取れない。
今日はリベンジなのに・・・なんたら不吉な予感
参った、こ〜なったら何号だか分からないけどリール用の一番小さいオモリを付け、底にドンと落とし4〜50cm程糸フケを作ってアタリを取らねば・・・頼むからアタリが出てくれ〜!

始めのうちはこの流れに翻弄され、ど〜やってアタリを出していくか戸惑っていたけど・・・そこは、天才のヨースケさん!程なくコツを掴んだもんね。
オモリがドンと底に着き、道糸が流れに引かれると穂先がゆっくりシモるのね。そのシモリ方に微妙な変化が現れた時がアタリなのだ。
穂先がすっかりシモリきってしまうとアタリは出ないので、底にオモリが着いてからシモリきるまでの約3秒間が勝負なのだ。
アタリがなければ、ちょいと持ち上げ再度オモリをドン!でシモリの繰り返し。
へっへぇ〜、型はしのつ湖サイズでイマイチ小さいけど順調に釣れ出したもんね。
シッカリ地合を作って、昼過ぎには束釣り達成!・・・お〜し、これで攻略法は分かったのす。
 
  
いいお天気で気持ちいい〜こと!  あれは琴丘町の高岳山かな?  始めはきれいなお座敷だったんだけど

その後は、余裕をこいて「紅雪」なんぞを試してみたけど、全くダメ。
紅サシの1匹掛けも反応なしで、無駄に地合を崩してしまっただけだったのす。
やはり、紅サシの半分切りでないとアタリは出ないのだ。

なんだか、尻や足の裏が濡れて冷たくなってきたと思ったら、あまりの暖かさでテント内の氷が融け出してきて水浸しになってきたのよ。
穴の上まで水が上がってきて(氷が融けて、氷面が下がった?)だんだん釣り辛くなってきた。

この「F1みちのくワカサギ岩洞湖」は細仕掛けなもんだから、トラブルが多過ぎ使い辛いもんだね。
まして、水浸しの中で仕掛け解きやエサ交換をやってるもんだから、なおさら大変なのだ。
やっぱ、素早い手返しは「段々ワカサギ」が一番だよ・・・オーナーさんは偉い!

も〜ダメだ、こんな水浸しでは落ち着いてやってられない。
バケツも満杯になってワカ様が飛び出すようになったし、間もなく3束!・・・そろそろ、潮時かな?
ついに仕掛けがメチャメチャになったところで、304匹! 4時まではまだ時間があるけど、今日のところはこのへんで勘弁してやろう。

  
飛び出したワカ様が泳いで逃げる  304匹・・・リベンジ成功!    撤収の跡・・・ジャブジャブだよ

八郎潟は今日で終わりかな? 明日は更に気温が上がるそうだから、もう氷には落ち着いて上がってられないだろうなぁ〜。
攻略法も分かってまだまだ釣れるのに・・・明日は、何をして遊ぶべ?














2008年02月02日(土)


・・・しのつ湖仕様では歯が立たず(岩洞湖)・・・



今朝はシッカリ4時起き、5時には岩洞湖に向け出発したのだ・・・我ながらエライ!

夜明け前の真っ暗な坂道を車が列を成して岩洞湖まで続いてる・・・ワカ様釣りに向かう車でこんなに混んでるとは、たまげた!
途中、工藤酒店で遊漁券と紅サシを購入・・・紅サシが一袋@130円とは秋田よりも高いんでないかい?

            
 
岩洞湖に向かう車の列・・・テールランプが美しい   工藤酒店・・・店の人は早朝から大変だね

6時、まだ薄暗い小石川の駐車場は既に満車で駐車するスペースが無い。
仕方がない、急な坂を下りるのに難儀するけど、その先の駐車場へ・・・。

急斜面をへっぴり腰でようやく湖面に降り立ち、馬の背になっているだろうと思われる地点に釣り座を構える。

  
小石川方面はテントがびっしり  対岸びっしり、オラの周りはガラガラ 下り口近辺(釣れてるらしい?)

ここの西側、小石川方面にはカラフルなテントがびっしり並んでいる。
オラの周りには5〜6張り程度のテントしか見当たらないってことは、この辺ってあまりいいポイントではないんだべか?

辺りがすっかり明るくなった7時、いよいよ釣り開始。
あれっ、深い? 馬の背で浅い所と見当を付けたつもりなのに、底まで11ヒロもあるじゃん。
ダメだ、軽いオモリでは底まで落下するのに気が遠くなる程時間が掛かるもや。
手持ちで一番重いガン玉に付け替える・・・それでも、暫く掛かる。
テントの中でも道糸が凍り付いてしまうところなんかは、恐るべし藪川

             
    
さすが藪川、道糸が氷付くってが!       こいつらだけは連荘なのだ(バカモノ)

・・・んん〜?アタリがない。
道糸がもたれるような微妙なアタリで、ようやく1匹目。
この深さから、えっちらおっちら手繰り上げるのは辛いんだわ・・・電動リールが欲しいね。
しかし、後が続かない・・・10分に1回程度しかアタリがないんだもの。
時々連発するのはウグイとモツゴみたいな魚だけ・・・強烈な引きをされた瞬間はガックシ!よ。
隣のテントから電動リールを巻き上げる音が聞こえてくるのも、オラとペースは変わらない。

20匹程釣った時、監視員の爺ちゃまがやって来て「この辺は釣れない場所なんだ。 駐車場からの下り口のすぐ脇と8番と9番の看板の前、それと対岸側が釣れてるぞ」だって。
そ〜ゆ〜ことは、釣り座を構える前におせぇ〜て!・・・悔しいけど、オラはここで頑張るからいい〜もや。

            
    
藪川では熱いコーヒーが進みます       役に立たない携帯トイレ・・・実は子供用だった

正午までの4時間で丁度30匹の釣果ってことは、時速7.5匹だよ・・・ガクッ。
実際は、もう少し掛けてるんだけど、この深さから手繰ってくると半分ほど途中でバラしていまうのよ。
しのつ湖で使っていた残り物の秋田狐1.5号の仕掛けでは小さ過ぎる。
水深のある岩洞湖では袖鈎の2号以上を使わないとキープ率を上げられないし、文明の利器電動リールの必要性を強く感じるのだ。

午後からは益々アタリが遠のいた分、途中バラシが3/4に増え、3時の納竿までにたった15匹を追加しただけだよ。
岩洞湖のポイントも良く知らず、手繰り竿と小鈎仕掛けのしのつ湖仕様でナメて掛かったオラの自業自得・・・本日の釣果は45匹と完敗だす。

  
3時、ついにヒーターの燃料切れ  見せたくないカウンター      釣果はど〜でも良型です

橇に積んだ荷物を駐車場まで引き上げ終えた時には、息も絶え絶え疲労困憊。
・・・岩洞湖のワカ様釣りには、助手もゼッタイに必要だね。














2008年1月27日(日)


・・・2008年初釣行(惨敗)・・・



オラだって普通の釣り人みたいに早起きをして、夜明けと共に(早朝7時頃から)釣ろうと思い、昨夜は早寝をしたんだよ・・・あれっ、目覚めたら8時を過ぎていた。

途中の釣具屋さんでエサの紅サシを買ったら、一袋@105円だって・・・高けぇ〜! 確か、北海道では@68円くらいで買ってたような気がするけど。
その分、オトリ鮎は一匹@900円〜1,000円だけどさ。

  
ありゃぁ〜、吹雪いてきたよ    八郎潟町の繁華街を通って   新篠津村のようなな平らな景色なのだ

ひぇ〜、八郎潟へ近付くほど風が強くなり、吹雪いてるってが。
昨日下見をしておいた八郎潟東部承水路の駐車場(堤防下の農道だけど)に着いた時には既に10時を回っていた ・・・2008年は改心したつもりなんだけど、やはり重役出勤はそう簡単には治らないもんなのね。

            
    
日曜日でも釣り人はあまり多くない        設営完了・・・強風でテントが軋む!

ここの釣り場の人出はこんなもんなんだろうか? 駐車スペースの確保も、釣り座の確保も余裕なのだ。
広い釣り場で空いているんだから、水深のある中央部まで行けばいい〜のに、つい面倒くさいのが先立ち、下り口のすぐ傍に釣り座を構えてしまうところなんぞ、どこが改心したってよ。
・・・その時は、これが撃沈した一番の原因になろうとは思いもよらなかったのだ。

             
    吹雪は治まったかな?              露天で釣っている人はエライね!

氷は案外柔らかく、アイスドリルはものの5〜6秒で貫通・・・あ〜ら、気が抜けるくらい楽勝なのだ。
それでも、氷の厚さが15cm位はあるから怖くはないけどね。
風が強く、テントの設営に難儀する・・・テントが飛ばされないよう押さえながらのペグ打ちは傍目から見れば笑える格好だもんね。(やはり、家来が必要だよ!)
時折、強風に煽られギシギシ軋むがテントの中は極楽だよ!

10時30分、いよいよ八郎潟東部承水路での釣り開始です・・・予定時間より3時間半遅れだけどね。
仕掛けは段々ワカサギの1.5号、オモリは極小のカミツブシ、エサは紅サシの半分切りで、まずは底取りから・・・あれっ、水深は1m40cm位しかない。
今更、場所移動するのは嫌だよ・・・こうなったら、根性でこの場所で頑張るもんね。

            
    
本日は超ミニ下向き45度穂先を使用        やっと、3匹釣れたよ(型は良い)

しかし、アタリもサワリも何〜んにもない・・・???
おっ、ようやく気配がし、穂先が微かにお辞儀をした・・・お〜し、ようやく1匹!
しかし、後は続かない。 忘れた頃に何となく気配を感じ、穂先が微かにお辞儀して釣れるパターンなのだ。
ここのワカ様は素直だから、気配さえ感じればその後必ずアタリが出て空振りはないんだけど、なにしろ魚影が薄い・・・ワカ様がやって来るのは5分に一匹だもの。

12時頃しのつ湖で釣っている吟papaさんから電話が入った・・・「ど〜だい、釣れてる?」
「全〜然ダメ、10時半からやっていてたったの17匹!だよ。 魚が居ねぇ〜から暇で飽きてきた」

しのつ湖も大荒れの天候で釣果の方もイマイチのようだが、50匹以上釣れているんだったらこっちよりだいぶマシだべさ・・・贅沢だよ。

            
    
公開したくないけど・・・本日の釣果       惨敗・・・56匹だけだけど良型だす

この5分に一匹回遊してくるパターンは最後まで崩れず、とうとう納竿の3時まで時速12匹のペースを固持。
・・・2008年の初釣行は56匹!惨敗してしまった。

オラの後ろの方で釣っていた子供連れのご家族は、でっかいバケツを用意してきたのにオデコ・・・その硬いリール竿ではアタリが取れないと思うよ。
釣ったワカ様をそのご家族に差し上げ、強風に煽られながらテントを撤収・・・バッグへ収納するのは設置する時よりも難儀すること。

ここのワカ様は良型で喰いは素直なのだが、アタリの出方はしのつ湖のスレワカよりも微妙で0.1mmの世界なのだ。
魚影さえ濃い場所を見つければ、神経を集中して微妙なアタリを取っていく面白い釣りができる釣り場だね。
次回からは面倒くさがらず、水深のある中央部まで頑張って橇を引っ張って行こう〜っと。