07’渓流・他(波止)


        


釣 行 記









2007年12月1日(土)


・・・アジの逆襲・・・



お天気はあまり良さそうではなかったけど、とりあえず秋田県民の務めとしてを狙いに・・・さて、何処へ行こうか?

天王町の釣具さんに立ち寄り、男鹿磯での釣り方マキ餌の配合を教えてもらい、バラケ2種類とオキアミ3kg1枚、サシ餌としてオキアミのLを購入。
今、入道崎方面はフグがうるさくて釣り辛いので、南男鹿の方が間違いないと薦められる。

そ~か、椿漁港の先の館山崎がいいのね。
あれぇ~、小雨がパラついてきたよ・・・まっ、いい~か!

            
    
右側の岩場を先端まで歩いて行くのだ       おお~っ、結構な人出だね

館山崎の磯にはクロ狙いの釣り師が30人程竿を出している・・・さすがに、サビキやぶっ込みをやっている人は居ないのね。
正面に浮かぶ三繰島(父島、母島、子島)全てにも釣り人が乗っている。
ほんじゃ~、教えてもらったとおりにマキ餌を作ってと・・・やっぱり、かき混ぜるのって腕が疲れるもんだよ。

            
    
お~し、マキ餌完了!              正面に浮かんでいるのが三繰島

ありゃぁ~っ、雨が本降りになってきたわい。
したけど、せっかくマキ餌を作ったんだから撤退する訳にはいかないっしょ。
底取りをしてみたら結構深いのね・・・7ヒロくらいあるんだわ。
あいやぁ~、マキ餌を撒いた途端、水面が波立つくらいバシャバシャとはしゃいでアジの群れが浮いてくるってが・・・不吉な予感。
なんぼなんでも、そこにサシ餌を打つのは勇気がいるべさ。
そこで賢いヨースケさん、足元にマキ餌を撒いて、すかさず沖目に振り込む・・・が、いきなり浮子が消しこみ、アジが釣れてきた。
ほんだば、もっとバンバン足元にマキ餌を撒いてアジを十分に引き付けておいて、すかさず沖目へ。
やっと、3ヒロくらいまで沈んだところで、いきなり浮子が横に走り・・・アジ
鉛色だった空が少しずつ明るくなり、雨はすっかり上がったのだが、その後も、アジアジアジアジ ・・・。

      
  
バカタレのエサ取りアジ!  メバルの引きはまあまあだよ   雨が上がって釣り日和にはなったけど

ダメだ、したらの浮子を2Bの浮子に交換し、サルカンの所に、ハリスの中間に2号のガン玉を付けて ・・・これだら、ど~だ!
なんとか、底の方まで沈んで行くようになったけど、やっぱりアジが掛かってくるのね。
それでも、アジ5回につき、メバルが1回の割合で釣れてくるようになった。

            
    
悠長に竿の撓を写真に収めていたら・・・     エチゼンクラゲの三縦列

浮子が斜めに大きく消し込んだの思い切りアワセをくれる!
グイグイ底の方に絞り込みながら足元の方に突っ込んでくる・・・竿が大きく弧を描いている。
周りの人たちが一斉にこっちを見ている・・・ここはひとつ、余裕がある振りをしなければ。
大きなクロダイ?それとも真ダイ?ハリスが1号だから無理は禁物なんて頭を過ぎりながら、竿の撓りを写真に収めたりしていたら、グワンと動かなくなってしまった・・・バカだね。
あやっ、根に突っ込まれたんだべか?
違う違う、魚信はなくなったけど微妙に沖の方に動いて行くのだ。
なんと、エチゼンクラゲに引っ掛かったのだ・・・このバァ~たれめっ!

その後、すっかり調子を崩しアジの逆襲を力いっぱい喰らったままだけど、ついに餌切れ、今日のところは勘弁してやるわい・・・ガクッシ。
でもね、オラの見える範囲では、竿を絞った人が誰もいなかったのす・・・「ボッ」みんなで喰らえば怖くないってが!

            
 
あのゴロゴロ転がっている石の下に岩ガニがザックザク  なるべく小さいを3~40匹確保

帰り道、前打ち用の岩ガニを獲って行こうっと。
石をひっくり返すと、2~3匹は必ず隠れているのね。
大きいやつはパスして、なるべく甲羅の柔らかい小さいヤツを選んで・・・あっという間に3~40匹は獲れたもんね。
釣具店で買うと@30円/匹もするから、900円~1,200円分も獲ったのだ。














2007年11月25日(日)


・・・後悔先に立たず・・・



昨夜、浮子フカセ釣りの道具を一式揃えたもんだから、先日入れガカリを見せつけられたポイントへ勇んで向かったのだ。
出勤時間と同じ時間に出発したんだから、エライべ!
いい~ねぇ~、今日は風も穏やかで寒くもないし、絶好の釣り日和だよ。

            
           
とっても穏やかで釣り日和なのだが・・・?

アミエビのブロック(3kg)と特大チヌパワー1袋をバッカンに入れ、水を少しづつ加えながらギザギザの付いた鉄のへら(コマセミキサー)でかき混ぜる・・・ぺっぺっ、チヌパワーの粉が舞い上がってサナギ臭せぇ~こと。
お~し、これでマキ餌は完了!・・・結構腕が疲れるもんだよ。

次は仕掛けだ。
まず、浮子止めを結び付けてシモリ玉とBの浮子を通し、さらにシモリ玉を通してカラマン棒をセット。
その下に、Bの水中浮子とクッションゴムを通してサルカンに結び付ける。
ハリスはフロロの1.5号を1ヒロ半、ハリはチヌ鈎3号。
お~し、仕掛けも完了!案外簡単だっちゃ・・・ただ、シモリ玉やクッションゴムの穴が小さくてちょっと難儀したけど。

次に、鈎のところに2号のオモリを付けて水深を測って、浮子止めの位置を決定。
これで、棚は底トントン・・・ここまでは、完璧だったのだ。

柄杓でバッカンの壁に押し付けるようにしてコマセを掬って、サイドスローで第一投目!
・・・緊張したけど一応狙った所に飛んでいくのね。(いかった!)

サシ餌は生アミエビ。
ところで、浮子仕掛けの振込みが案外難しいのだ。
とりあえず、へっぴり腰のアンダースローでヒョイッと・・・ちょいとずれたけど、誤差の範囲ということでセーフ!
水面の糸を軽くメンディングしながら仕掛けを沈めてやる。
あれぇ~、やっと浮子止めまで仕掛けが沈んでいった頃には、かなり左の方へ流されて行ってしまうのね。
何回やってもポイントを外れてから仕掛けが馴染むってことは、潮の流れに対してオモリが軽すぎるのだ。
したら、ハリスに2号のガン玉を打って・・・これで、ど~だ!
なんと、今度は浮子が水没するってが。

            
        
浮子は左にどんどん流されていく・・・釣れない日は写真もない

おっ、隣に本格的な磯釣りの格好をした青年が釣り座を構えたってことは・・・やっぱり、ここは釣れる場所なんだな。
そ~か、竿掛けってもんがあれば、仕掛けをセットしたり餌を付けたりするのが楽なんだね。
お隣さんも、完全に底狙いだからオラの棚も間違ってないってことだ。

ほんじゃ、今度は浮力のある浮子に交換して、水中浮子は5Bだ。
しかし、中通し式の仕掛けってもんは、全て通し直ししなければならないから面倒臭いもんだね。
お~し、今度は仕掛けがスルスル棚まで落ちていくからバッチシだよ。

マキ餌もバッチシキマって仕掛けもいい感じで漂っているんだけど・・・アタリは皆無。
エサ取りすら居ない。
お隣さんも完全に沈黙しているし、サビキでアジを狙っている人たちも全く釣れない。
3時間、頑張ったけどアタリは1回もなし。
お隣さんはついに諦めて納竿、サビキ釣りの人たちも「今日は全くダメだ。頭さきた~、もうやってられねぇ~」などと悪態をついて次々帰っていく。
オラもやめたくなってきたけど、マキ餌がまだ残っているし・・・もう~こ~なったら、半分ヤケクソだ。竿操作とマキ餌の練習だい。
さらに2時間、マキ餌を使い切るまで頑張ったけど、ついに、アタリは1度もなかった。

            
         
この人たちは最後まで頑張っていたけど・・・釣果なし

水汲みバッカンで海水を汲み上げバッカンや柄杓、コマセミキサー等をバッカンブラシでゴシゴシ洗い流す。
足場が良いからまだマシだけど、なんと後片付けの面倒臭い釣りだこと。
ひとつ関心したのは、水汲みバッカンね。
片側にオモリが付いているから、すごく簡単に水が汲めるんだわ・・・目からウロコだよ!

サシ餌がまだ余っているから、落とし込み釣りをやってみよ~っと。
いや~、ヘチ竿に太鼓リールって、もの凄く扱い易いのね。
6Bのガン玉1個で岸壁の縁に沿って自由自在に落とし込めるんだから。
それに、アタリがバンバンあって入れガカリだもんね。
尤も、釣れてくるのは15~6cmのガシラだけだけど、改めて落とし込み釣りの威力を思い知ったのだ。

          
 
落とし込みでこいつが入れガカリ 「日本凧の会」の秋田支部の爺ちゃまたちが連凧を揚げていた

今日は、5時間も真面目に頑張ってパーフェクトな「ボッ」を喰らい、磯竿に魂のの字も入んなかった。
調子こいて、道具を一式を揃えてまで手を出すんもんじゃないね・・・後悔先に立たず!だよ。














2007年11月17日(土)


・・・思い切り見せ付けられました・・・


昼前に洗濯終え、徐に安床へ・・・。
髪を切り終えた頃には青空になっていたので、このまま秋田港へ直行だ!

秋田港へ向かうカーラジオから「秋田県沿岸に強風波浪注意報が発令されました」という情報が・・・なぬっ!
まっいい~か、とりあえず行ってみるもんね。
ひえ~っ、なんたら強い風だこと! 今日の風向きはいつもと逆で東寄りだよ。
したら、いくらかでも風が避けられるセリオンの西側へ行くしかないもんね。

  
今朝方まで時雨れていたお天気が、すっかり回復して青空です!・・・こんなに強風でも釣り人って多いのね

そこには、本物の磯竿に円錐ウキ仕掛け、エサはモエビを付けて本格的クロダイを狙って釣り座を構えている人がいた。
ちょっとお年を召しているけどマキ餌も慣れた手つきで正確に投入している。
おし、オラはその人の左側に陣取って釣り方をジックリ観察しながら竿を出そう~っと。

棚はだな・・・たま~にハゼが釣れてくるもの。
円錐ウキがススススーッと水没し、一呼吸間を置いてビシュッと大きくアワセると磯竿が大きく弧を描く。
タモをシューッと伸ばして取込んだのは、まぎれもなく35cmくらいの立派なクロダイだ!・・・上手い!

オラの釣りはというと、5.3m渓流竿(尺抜き)にフロロの1号通し、FLY用の超小型インジケーターを穂先近くに40cm間隔で6個付け、鈎はチヌの2号、オモリはガン玉4号、エサはアオイソメ。(それしか売ってないのだ)
・・・アレッ、なんか変だぞ?
なんと、5.3mでは底が取れないってが・・・くっそ~、渓流竿はパス、落とし込みの竿に仕掛けを通す。ハリスはフロロの1.5号、オモリはガン玉の
そうこうしているうちに、隣の人の磯竿がまたまた大きく弧を描いている・・・いい~なぁ~。

                
         
最初はセイゴだす           続いてカレイ

オラにもキターッ!・・・が違う、横に突っ走るもの。
残念ながら、20cm超のセイゴでした。
次も次もセイゴが続き、今度の引き方はちょいと違うけど?・・・カレイでした。

お隣さんはセイゴ真鯛の小さいのを上げながらも、立派なクロダイをキッチリ掛けている。
今日はこれで尺上が5枚目だ!ゴールデン・デーだす」って、ニコニコ顔してんの・・・いい~なぁ~。

      
  
サバチーニ         暴れバカサバ           オトーサンをつれて来なさい!

その後のオラは、セイゴ、ハゼ、ハゼ、サバ、サバ、セイゴと続き・・・ようやくチンチンがきた。
お隣さんの立派なクロダイに比べると、なんとも情け無いのだ。

お~し、今日はこの辺で勘弁してやろう。
潮が上層と下層では逆方向に流れているもんだから、軽いオモリでは太刀打ちできないのよ。
おまけに道糸が浮力のあるPEだからS字になって底取りが儘ならなかった。
なんだか、隣の人の上手い釣りを見せ付けられたら、本格的な磯竿とか、マキ餌を投げるヒシャクみたいな物が欲しくなってきたもや・・・むっ、ダメダメ、オラは鮎師だもの。














2007年11月4日(日)


・・・餌の量に不信感?・・・



今日は休日当番に当たっているので、有事が起きたら1時間以内に事務所に駆けつけなければならないのだ。
したがって秋田市内から出たらヤバイので、行き先は必然的に秋田港へ・・・。
汗をぶっ垂らしてタイヤ交換をしてきたもんだから、釣りをする前から何となくグッタリしている。

                
                
セリオンのすぐ傍「さざなみ釣具店」

今日は作戦を変えモエビなんぞで攻めてみようと、いつもの、さざなみ釣具店に立ち寄ったものの取り扱っておらず、結局アオイソメを調達・・・やはり、ワンパターンからは当分抜け出せそうもない。
うひょ~っ、港は凄い風じゃん!
さて、何処で竿を出すべか? と思案しながら、まずは昼食タイム。
出来れば車から出たくない状況なのに、冷たい北風が吹き荒む中、竿を出している人たちはエライねぇ~。
おっ、あの海王丸のシモが風除けになっていて風も当たらないし海面も穏やかだよ・・・丁度一人分のスペースが空いているもんね。

            
    
北風が強く、海面は波立っている         海王丸はいい風除けになっている

「こんにちは~、ここに入れさしてもらいます」と爺ちゃまにご挨拶をして、徐に仕掛けを作る。
ハリス1.5号(フロロ)1ヒロにチヌ鈎2号を結び、ガン玉4号をチモトに付ける。
岸壁に擦り付けるように落とし込むも、アタリがない?
落下速度が少し早すぎるような気がするのでガン玉6号に付け替える。
このガン玉6号が大正解!すぐさまアタリ出て掌チンチンが入れ掛かる。

  
チンチンが入れ掛かり       みんなこの型12~3cm      パクッパクッってエサを食べるのね

隣の爺ちゃまに「チンチンしか釣れねぇ~べ、夏だら40cmくらいのクロダイを釣っていく人がいるすども、水がしゃっこぐなったからいねぐなったすものな、ヒラメも最後のチャンスだ」なんて話を聞かされる。
そうこうしているうちに、隣の爺ちゃまのイワシ仕掛けサビキにセイゴが続けざまに掛かってきた。
オラもすかさず沖目に投入すると、仕掛けが沈みきらないうちにいきなり竿がひったくられる!
暫し、セイゴ(22~24cm)の入れ掛かりタイムが続くも、潮が逆方向に流れ始めるとアタリはパッタリ途絶えた。

        
  
セイゴ22cm       小さいけど一丁前にシーバスって形をしてるもんね   引きは強いのだ

             
     
時々、ちびっ子ソイも            アジも暴れまくって落ち着きがないのだ

うむ~、したら再度擦り釣りに変更するもチンチンのアタリも遠くなった。
その代わり、底で暫く待っているとコツコツとアタリが出る・・・アイナメなのだ。
一変、なんと今度は22~27cmのアイナメタイムだよ!

                 
      
27cmのアイナメ               25cmくらいがアベレージサイズ

あらっ、もうエサが無くなってしまった・・・そういえば、そこのさざなみ釣具店アオイソメって、他の店で買うより絶対に量が少ないような気がするんだけど、オラの気のせいだべか?
今度、他の店から買って確かめてみよ~っと。











2007年11月3日(土)


・・・一世風靡セピア・・・



今日はタイヤ交換でもするべと思ってけど、目覚めた時にとんでもなく強い雨が降っていたであっさりパス!
掃除・洗濯を終える頃には雨も上がり、薄日も射してきた。
もうお昼だけど、ふら~っと秋田港まで行ってみよ~っと・・・寒かったり、風が強かったりしたらビラビラ帰ってくるもや。

あらっ、セリオン中古車市をやってるよ。
展示してある車は圧倒的に軽自動車が多いけど、お客さんは案外閑散としているのね。
やっぱ秋田だからさぁ~、外車を展示すればお客さんが沢山集まって来るんでないかい?

  
ご家族連れはアジ狙い       セリオン中古車市        トイレはここ、秋田港振興センター

今にも降り出しそうな空模様だけど、風はないし結構暖かい。
このようにドロ~ンとした穏やかな海面の日って釣れるんだべか?・・・川だら何となく魚の気配を感じ取ることができるるけど、海ってさっぱりわからないもや。

  
su-sanが言ってたとおりオイルタンク並んでいました・・・気付かなかった   子供の加齢?ってが

アオイソメをチョン掛けにし、釣り開始!
エサ取りがめっきり居なくなって、あっさり底まで落下していく・・・なんだか、こ~ゆ~状況って釣れるような気がしないのだ。
んん~っ、きたっ?・・・ちっちゃいカレイだよ。
ダメだ、いくらかでも潮が動いている所を狙わないと・・・なぬっ、いきなりアジだってかい。
あややや~、お次はチビサバだよ・・・こらこら、暴れまくるなって!
お~し、このいい引きはやっとチンチンだな。
これを機にチンチンの食いが立ってきたのか5連荘!・・・しかし、だんだん型が小さくなっていく。

  
アジ               暴れチビサバ          チンチンこの後5連荘!

カラスがゲコゲコと鳴きながら、隣で釣っていたおっちゃんをバカにしている。
おっちゃんが、本気になって怒れば怒るほどカラスはトコトコ近づいてきておちょくってるのには笑わしてもらいました。
ここは飽きてきたので、場所移動します。

      
3千トン岸壁寄りに移動して来ました   最初のソイや!・・・23cm   また、ソイヤー!

        
ソイヤー!              ソイヤー!            ソイヤー!


今度のポイントは潮の流れがかなり早く、ゴミも頻繁に流れてくる。
んん~!猛烈に底に引き込む・・・が、すぐ力尽きて浮いてきた。
まずまずのソイや!・・・計測したら23cm
その後も、次から次へとソイヤソイヤソイヤソイヤー!・・・って、一世風靡セピアかい? あっという間にソイの「ツ抜け!」
うむ~、どうやらソイの巣にぶち当たったみたいだ。

あれっ、雨が落ちてきた・・・まだ時間は早いけど、今日のところはこの辺で勘弁してやろう。
スーパーで「屋台十八番」を買って帰ろう~っと。
















2003年10月23日(火)


・・・ボッ!・・・


男鹿の船川港でイシダイが釣れていると同僚が言ってたので、すかさず休みを取ったもんね。
お天気はいいけど、何だいこの風は・・・強風注意報が出ているもや。

                
        左手になまはげ、正面には寒風山         なまはげの館・・・これって、いたい何だべ?

船川港ってきれいだね。立派な公園が整備されており、トイレや東屋などもきちんと設置されているからご家族連れなんかには最適な釣り場なのね。
ただ、ひとつ解せないのはトイレの入口に「多目的トイレ」って書いてあるんだよなぁ~?・・・普通トイレって、大・小便をしたり手を洗ったりする所だべさ、他に何の目的があるってよ。意図がわからん?

         
ここは風も当たらないが、魚もアタらない  このフグは歯をカチカチ鳴らしてるのよ  あらっ、ピントが外れた

ここでは、皆さんアジを狙っているのだが釣果の方はイマイチぱっとしないようだ。
みんな「今日は釣れない。魚が居なくなった」と異口同音にブツブツ呟いている。
当然オラはバカの一つ覚え、青イソメでへちの落とし込みなのだ。
まさしく、みんなが「魚が居ない」と言っているとおり殆どアタリがない。
時たまアタれば・・・フグ、若しくは底までエサが落ちるとハゼ
ピロピロって上がってくるから面白くない。ダメだここはパスして西側の防波堤に移動するもや。

                
       防波堤の先端寄りに、ダンゴ釣り師が二人      タナゴ・・・27cm

強風をまともに受ける防波堤の上には、クロダイのダンゴ釣りをしている人が二人。
時々竿を絞っているのだが、本命のクロダイではなく4~50cmのボラとか20cmクラスのタナゴだ。
ダンゴ釣りって浮子が頻繁に消し込むけど、コマセを両手でニギニギしてドボーンとキャストする釣りって、オラはパスだな。
オラはあまり釣れなくても、バカの一つ覚えの落とし込みでいいもや・・・仕掛け類はウエストバックひとつだし、何たって手が汚れなのがいいのす。

                
        アベレージサイズ(20cm)                寒風山を正面に・・・風が強い

一投目から、いきなり27cmタナゴがきた!
メジャーで寸法を測って、写真に収めていたらオバチャンがツカツカ駆け寄って来た。
「あんた、さっき公園の前で釣っていた人だよね。オラも釣れないからこっちさ来た」「昨日は雨が降っていたけどバンバン釣れたのに、今日はさっぱり釣れねぇ~」
「オバチャン、この魚いる?いらなければ放すよ」
「えっ、オラさその魚けるってが、待って、待ってちょっと待って今ビニール袋を持って来っから」
「この魚はタイが?」「いや、タナゴだよ」
その後も20cmクラスのタナゴをポツポツ釣りオバチャンに差し上げた。
「へぇ~、あんたのエサはオラだずのエサと違うの使ってんだな。何ていうエサだ?オモリは付けねぇ~のが?」
青イソメだよ。オモリはこれ、鈎にちょんと付いてるやつ」・・・ガン玉6号でエサをフワフワ落とし込んでいるのを不思議そうに見てたのだ。

  
カジカ(ガヤ)味のある魚体だよ       クジメ                   なんだろう?気持ちが悪い魚だこと

そのオバチャンも帰り、オラも飽きてきたから今度は岸壁の内側を狙ってみることに。
アタるアタる、少し送り込んでアワセると・・・カジカ(ガヤ)、クジメそれにサイケ模様のずんぐりした何だかわからない魚が掛かってくる。
ただ、大きいのが居ないので飽きるのも早いのだ。
お~し、船川港はこのへんで勘弁してやるべ。
エサがまだ残っているから、帰りしな秋田マリーナに寄ってみよ~っと。

                
        2本の煙突は火力発電所                マリーナではこいつが2匹だけ

うひゃぁ~、うねりで岸壁に打ち付ける波飛沫がドワァ~ン・ドワァ~ンと4~5mの高さまで跳ね上がっている・・・まるで豪快な噴水だよ!
やべぇ~っ、強風に道糸が吹き上げられエサが沈んでいかない。
オモリをワンランク重いガン玉4号に替えたけどまだ軽いかな?・・・まっいい~か、面倒くさいから。
吹き上げられてアタリが良く分からないけど、20cmクラスのタナゴ2匹、あとはフグばっかで降参。

今日は強風にもめげず頑張ったけど、クロダイどころかチンチンすら釣れなかった・・・ガックシ!
今度からはちゃんとイガイを採取して、正当なエサでクロダイを狙うぞ!
その前に、イガイを採取する網みたいなものを物色してこねばねぇ~な。












2007年10月17日(水)


・・・魂入れ?・・・



昨日、風邪気味だからと献血を却下され、残念賞のオレンジジュースで慰められるほど、ヨースケさんは仕事の疲れが溜まっているのだ・・・なぬっ?
このまま疲労が重なって病に伏したら大変べさ。
てな訳で、急遽お休みを取ったのだ・・・んだって、今日はお天気がいいんだもの。

ここはひとつ、気合を入れて秋田港へ・・・なんたって、へち竿に魂を入れないとね。
あいや~、せっかく家を早く出てきたのにJ州屋はまだ開店してないってが・・・もう、9時50分なのに開店してないなんてやる気がないんでないかい?
仕方がない、港の近くに行けば釣具屋さんくらいはあるべ。

おお~っ、あったあった!さざなみ釣具店
セリオンのすぐ傍だっちゃ・・・ここで、エサのカニ20匹購入。
セリオン前の岸壁には、写生会の小学生が陣取っているので邪魔するわけにはいかないもんね。

                
        一番良いポイントで写生会を・・・            アジ釣り・・爺ちゃまたちの社交場

したらば、5万トン岸壁へ・・・。
うっひゃ~っ、とてつもない強風だよ。不用意に車のドアを開けたら、強風に煽られドアが捥げそうになったもや。
ダメだ、ここはパス。

                     
           セリオンの裏側は風が弱い       でっかいクレーン船を曳いて来た働き者のダグボート

秋田港で風が避けられるのはセリオンの裏側(南側)しかない・・・けど、ここでクロダイなんて釣れるんだべか?
ここで釣ってる人たちは、籠にオキアミを詰め込んだサビキ仕掛けでアジを釣っているのだ。
カニをエサにしてへち釣りをしているのはヨースケさんだけだもの。
このカニってヘチぎりぎりに落としてやると壁面にシッカリ摑まって落ちていかない時があるのよ。
さらに、底まで落してやるとカツカツカツって底を這って歩くのが手に取るように伝わってくるのだ。
15分に1回の割合で生きの良いカニに交換しながら約1時間、アタリもサワリも何~んにもなし。
悔しいけど、カニで釣ることは無理と判断・・・ひとっ走り、さざなみ釣具店まで行って青イソメを買ってこよ~っと。
くっそ~、カニ20匹も買ってきたのに、4匹しか使わなかったもや。

                
        最初に掛かったチンチン                まずまずの型のチンチン

エサを青イソメに変えた途端、アタる・アタる・・・エサが盗られまくるんだわ。
尤も、鈎が落とし込み専用チヌ・スペシャルの3号だから10~12cmのアジは鈎掛かりしないのだ。
そのエサ盗りアジにもめげず頑張って落とし込んでいると、掌大のチンチンが時々掛かってくる。

                
        22.5cnのなんちゃってクロダイ!          こいつ(カジカっ子)も結構掛かってくるのだ

お~し、よ~やく骨のあるヤツが掛かかった!
1:1の太鼓リールで一丁前に軽くやりとりをして水面から顔を出し、一気に抜き上げる。
メジャーで計測したら22.5cmクロダイ?(この大きさではまだチンチンか?)
このなんちゃってクロダイは、隣で釣っていたご家族が「すご~い、縞鯛だ・縞鯛だ」と見に来たので差し上げました。

その後も、掌大のチンチンカジカっ子がポツポツ掛かっただけで、ついに納竿まで良型にお目にかかることは出来なかった。
まっ、いい~か。22.5cmなんちゃってクロダイ1匹で、メガトルク風の赤いへち竿にも魂が入ったことにしよう。

南南東の風2~3mという穏やかな予報だったから休みを取ったのに・・・北北西の強風とは、気象庁の予報はいったい何だったんだい?












2007年10月13日(土)


・・・五目釣り・・・



今季一番の寒気が入り込み、北海道の旭川や稚内では平地に初雪が降ったようだが、秋田市内はまずまずのお天気だよ。
このお天気に誘われ、渓流竿を一本持って秋田港へ・・・エサは青イソメを1パック買えば十分でしょう。

  
岸壁の彼方に先日登ったセリオンが・・・  結構な強風が吹いている      旧雄物川河口

なぬっ、海って結構風が強いのね。
竿はがま渓流尺抜き5.3m、道糸フロロの04号に鈎はスーパーヤマメ6号、シモリ浮子代わりの目印は25cm間隔で8個を結び付ける。
エサを自然に落下させるためオモリはガン玉7号を鈎のチモトに付ける。
この仕掛けでは、風と波が避けられる内側に面した岸壁でないと上手く沈んでくれないもんね。

青イソメをチョン掛けにし、岸壁の縁に沿って第一投目!
フワフワゆっくりと3m程沈んだところで目印が僅かに振れる・・・半信半疑でアワセると元気に引きまくるチンチンが釣れた。
二投目、三投目、四投目・・・12~15cmチンチンが入れ掛かる。

       
   一投目にきたチンチン     15cmのチンチン・・・早く大きくなれよ  強風の中、海上保安庁の職員も大変だね

チンチンに飽きてきたので、今度はちょいと沖目に振り込んでみると、エサが2mも沈まないうちにいきなり目印がひったくられた・・・この強烈な引きの主は27cmセイゴだよ。
中層でアタらず約4mの底までエサが沈みきると10cmくらいのハゼが入れ掛かる。
時たま、中層で12~3cmセイゴが食ってくる。

       
27cmのセイゴ・・・強烈な引きでした  ハゼはどんなエサでも食ってくるのね  オラの友達にスズキセイゴっていたよ

これも飽きて、またまた岸壁の縁に沿ってフワフワ仕掛けを落とすと順調にチンチンが掛かってくる。
こちらは中層でアタらないと底でカサゴが食ってくる。
そのうち、中層で盛んに目印が引っ張りまくられるようになってきた・・・手にもアタリがゴンゴン響いてくるけどなかなか鈎掛かりせず、エサだけがバンバン食い千切られる。
その正体は12~3cmアジなのだ・・・青イソメの一匹掛けでアジを釣るのはなかなか至難の業なのだ。
アジの群れがやってくるとチンチンはパタっと釣れなくなるのね。
ここのチンチンは生意気にも一丁前にスレていて、エサがちょっとでも齧られたりちぎられたりすると絶対に食ってこないのね。
ズタズタのエサでも果敢に食ってくるのはハゼだけだす。

  
このアジが邪魔するんだわ        フグはこの一匹だけでした     カサゴは鈎を肛門付近まで飲み込むのよ

そろそろ3時、なんだか急に冷え込んできたみたいだから、今日のところはこの辺で勘弁してやるべ。
最後にオモリをガン玉に付け替え、外海に面した岸壁のスリットに沿わせてゆっくりと仕掛けを沈めていく
・・・うひょ~、なんたら風が強いこと。
目印が微妙に横ブレしたような気配がしたので、力強くアワセる!
うぉ~っ、尺抜きが満月になってグングン底に引き込まれる。
竿は折れることはないだろうけど、糸が04号だから・・・ヤバイ!
ダメだ~もう限界だと思った時・・・ふと、su-〇〇nの顔が過ぎったんだんだよね。
そのまま、プッシューン!・・・ヘナヘナと気が抜けてしまったのだ。

あれは、絶対良型のクロダイだったもや、キッパリ!
あの強烈に絞り込むクロダイ?の感覚が、帰ってからも腕にシッカリ残ってるのよ。
なんだか真剣に、落とし込みの道具一式を揃えようとしているオラがだんだん怖くなってきた。












平成19年06月24日(日)


・・・ちょっとロクでなし?・・・



昨日亡くなった叔父の通夜仙台に行かなければならないのだ。
へっへぇ~、車には喪服と一緒にドライタイツもシッカリと積んであるのです。
とりあえず今日は、夕方までに小岩井へ着けばいいんだから時間はあるのだ?
岩見川2時間ぐらい竿を出してもバチが当たらないべさ・・・鮎解禁前の最後のヤマメ釣りだもの。

太平川でクロカワ虫を採取し、入川の楽な野崎新橋のカミを目指した。
先日の雨で水位が上がったろうから、ヤマメの付き場がリセットされたべか?

へぇ~、この辺はマタタビの群生地なのね。
猫にお土産を採っていってやるべ。
あらっ、キイチゴも熟してるんでないかい・・・ついでにビタミンCも摂取してっと。

  
三内川と岩見川の分岐点        この辺はマタタビの群生地なのだ    やっとオラに気付いたカモシカ君

おやっ、カモシカがノコノコやって来たよ。
なしてオラさ気付かないってや?
指笛を鳴らしたら、やっとこっちを見てくれた・・・はい、パチリ!
おいおい、オラはいつまで道草を食ってるってよ、早く釣りをしねば時間が無くなるべさ。
・・・ヤマメ釣りは今日で最後なんだから。

                  
        野崎新橋のカミの平瀬                   少しだが、クッキリと鮎のハミ痕も・・・

野崎新橋のカミに入って、008の仕掛けをセット!
一流し毎にアタるアタる・・・したけど、バレるバレる
くっそ~っ、だんだんカリカリしてきた。
バレを防ぐためにハリを大きくするとアタリは激減するし、小さくすればバンバンアタるけどバレるってが。
困ったもんだけど、アタリがなければつまらないもんね。
こうなったら、3打数1安打でいい・・・3割バッターに徹すもんね。
実際は5打数1安打の2割が良いとこだったけど、ここの平瀬一箇所でどうにか27匹!
今期のヤマメはこれで勘弁してやろう。

  
小さいわりには重量がある        パワーは最高なのだ!         本日の釣果27匹!(12進法から脱却)

さてと、ほんじゃ~桧木内川小町鮎にご挨拶をしながら自宅へ帰るべ・・・。

            
       融ける・融ける、ババヘラ・・・決して不味いんではないよ。美味しくないだけ。


・・・チャラ広場!・・・

                
       小町鮎は何時間見てても飽きないね          もうすぐ解禁日・・・待ってろよ!

先週より水位が下がってるんでないかい。
先週は鮎の数が減ったように思われたけど・・・なんもなんも!
一回り大きくなった小町鮎は完全にシマを張っており、縄張りに他の鮎が侵入して来ると1mくらいぶっ飛んで行って追い回すのね。
そんな光景が川底全面で繰り広げられているのだ。
オラが近づいても目もくれず、逃げもせず縄張りを死守してんのね。
小町鮎はもう完全に目が吊り上がっていて、追星クッキリ!・・・見ているだけで嬉しくなり、ニヤけてくるのだ。
これだら、解禁日は三桁続出間違ないべ・・・キッパリ!

おっ、やべぇ~・やべぇ~、思ったより時間を食ってしまった。
・・・急いで、帰らねば怒られる。














2007年06月17日(日)


・・・事実上の川止め状態?・・・



鮎の解禁まで、あと2週間!
まずはお約束の桧木内川小町鮎に御挨拶をしないとね。

         
      エサ採りをしながらチャラ広場を望む・・・底石は5分目くらい磨かれている

漁協の爺っちゃんから「マスを釣りに来たのか?」と声を掛けられた。
「うんにゃ、鮎を見に来たの」と答えたら、「おめぇも好きだな、解禁日の前の晩から泊り掛けか?今年は鵜ノ崎堰堤までビッシリ遡っているから大丈夫だ。桜並木んとこはハミ跡でビカビカだど」だって。
・・・嬉しいことを言ってくれるね。
あと2週間で川底全体がピカピカに磨かれてくれることを願いながら、川虫(クロカワ虫)を採取し、11時ごろチャラ広場をあとにした。
したっけ、オラと入れ替わりに支障ゆみさんが年券を買いながらチャラ広場にやって来たのね。
来ることが分かってれば、ここで待っていたのにぃ~・・・残念。

               
               岩見川と山内川の合流点・・・渇水なのだ

岩見川山内川の合流点の河原で昼食タイム!(お約束の冷やし中華と福田パン)
渇水気味で水深が気になったが、目の前の瀬で竿を出してみた。
おっ、アタリはあるっちゃ。
しかし、ここぞと思う最高の流れで掛かるのは良型のサイケばっかし。
浅いところを流すと小マメがエサを突っつきまわす。
ダメだこりゃ、小ぶりなヤマメを2匹釣って10分でパス!

  
23cm・・・流石に008では抜けなかった  20cm・・・こいつは抜きました      ここでの釣果

次に向かったのは脇袋地区、水量はまずまずなのだがここも小マメがハバを利かしている。
ようやく、23cmの良型をゲットするも後が続かず5匹のみ。
40分ほど頑張ったけどパス!

                
       最高の平瀬なんだけどなぁ~              サイケしか居ないのかい!

次は新川稲作集団ライスセンターの裏へ。
ここでも、サイケの逆襲を喰らい10分でパス!

                
       河辺農林漁業資料館                   この平瀬は下流へ行くほど深くなる

                
       22cm・・・パワーは凄かった               釣れたのはこれだけ・・・ガクッ

そして次は河辺農林漁業資料館前の深瀬狙い。
ベストのポケットを水没させながら立ち込んで頑張ったのに、小マメのアタリばっかしで22cmの良型を筆頭に3匹のみ
ここもダメだってが、ってことで30分でパス!

最後は野崎新橋の下流の瀬へ。
ここでも小マメの逆襲に遭い、まともなヤマメは2匹だけ!
10分ほどでパス!
もう~ダメだ、写真を撮る気力もなくなってしまったもや。
今日のところはこの辺で勘弁してやろう。

5箇所も移動して、サイケと小マメに苛められ釣果は12匹だけだよ。
ヤマメを釣るためにわざわざダムの上流まで行く根性もないし・・・。
本格的な雨が降って魚が移動するまでは、秋田の川も事実上の川止め状態ということで暫くはお預けだなぁ~。













2007年06月10日(日)


・・・ストレス解消?・・・



最近、何となく体がダルくていくら寝ても倦怠感が取れないんだわ。
こ~ゆ~症状って、更年期障害なんだべか?
昨夜だって11時前には床に就き、今朝は8時過ぎまで9時間以上はシッカリ寝たのに・・・何だべ、この眠気倦怠感は?

気持ち的にはヤマメを釣りに行きたいんだけど・・・ボケーっとして動きたくないのだ。
ウダウダしてるうちに10時を過ぎてしまった。
そうだ、桧木内川に行ってチャラ広場ででも眺めながらお弁当を食べれば元気が出るかも?

あれぇ~、先週は川底一杯に遡上鮎が犇き合ってキランキラン光っていたのに・・・今日は、あんまり見当たらない?
あんなに居た大きなサイケも全く見当たらない、どこさ行ったんだべ?
階段に腰を下ろして、冷やし中華を食べながらジーっと川底を見つめているとだんだんが見えてくるのね。
黒っぽく磨かれている石を見ていると、6~7cm放流鮎が盛んに苔を食んでいる。
それも、あちらこちらでだよ・・・一旦、が見え始めると現金なもんで、急に元気が出てくるのね。
お~し、昼飯を食べたらヤマメ釣りに行こう~っと!

                        
                  チャラ広場シモのチャラ瀬・・・クロカワ虫がザクザク採れるのだ

エサの川虫はチャラ広場のシモの小砂利の瀬で採るのだ。
川に入って、よ~く見ると小砂利が結構通りバミで磨かれている。
大き目の石には矢絣模様ハミ跡が・・・川虫採りをしてるんだかハミ跡探しをしてるんだか分からなくなってきたけど、とにかく面白いもんだ!

何だか、秋田方向の空から真っ黒が雲がこちらに向かってだんだん進んで来る。
雨の降ってる様子が縦筋になって見えるのよ。
クロカワ虫もタップリ採れ、車に乗り込んだ瞬間にボタッボタッときた・・・間一髪セーフ!

  
雨の中を一路、岩見川へ・・・    エサ箱をエアコンの噴出し口で冷やしながら   秋田県の中心地点です

雨の中を岩見川へ・・・!
岩見山内の部落に付いた頃には雨は上がってきたが、その代わりに風が強まってきた。
南よりの風だから地区に行けば風が避けられるな・・・んん~?その前に大〇をもよおしてきたよ。
まずは「へそ公園」に行ってスッキリしてから勝負だい。
何時になったら、釣りを始めるのや?もう2時を過ぎたべさ。

                
     東橋の下流の平瀬・・・もう少し水位が高いと一級ポイント    釣果は2匹のみでした

東橋下流の平瀬を狙うも、渇水ぎみで水深がイマイチ足りない。
ここでの釣果はヤマメ2匹のみ・・・早々に見切りをつける。

                
          野崎新橋のカミの平瀬               鮎が居れば、垂涎もんのポイントなのだ

風はすっかり止んだ。
次に向かったのは、先週魚影が濃かった野崎新橋のカミの平瀬。
ここも渇水の影響で先週より水位が大分下がっている。
その分、歩きやすいので人には優しいけど何となく不吉な予感が過ぎる。

  
抜いてから驚いた22cm・・・水中糸008  20cm・・・こいつは根性があった    良型混じりで22匹!

それでも、22cmヤマメを筆頭にポツリポツリ掛けることができ、22匹の釣果を得たのだ。
不思議なもんで、東橋下流での2匹を合わせると24匹、丁度2ダース!なのだ。
言っておくけど、ゼッタイに数えながら釣ってたんではないからね・・・あくまでも、偶然ですから。

大して釣れなかったけど、なんだか楽しくて体調不良のことなんてすっかり忘れてしまったもんね。
眠気と倦怠感が抜けなくて更年期障害でねぇ~かなんてほざいて、ユンケルだのチオビタだのっていう栄養ドリンクを飲むよりも、川に浸かっているのが一番の疲労回復剤だね!(キッパリ)
オラの倦怠感って疲労のためじゃなくて、仕事のストレスだったのかなぁ~?
とにかく、オラにとっての一番のストレス解消法は、川に浸かればいいんだってことを実感したのだ。

                
          ワイパー全速!                   うひゃぁ~、何にも見えねぇ~!

着替えを終えて帰り道、強烈なスコールに遭遇!・・・ワイパー全速、何も見えないべさ。
オラ、こ~ゆ~のって大好きだもんね、面白れぇ~!












2007年06月04日(月)


・・・・12進法?数合わせの天才!・・・



今日はただ仕事を休みたくなったという理由で休みを取ったのだ。
なんだか休みたくて休みたくて、オラも人並みに5月病になったのかな?
てなわけで、お天気もいいことだし、ここはひとつ岩見川ヤマメ釣りに行くべ。

岩見山内の集落のすぐ上流、野崎新橋のカミの平瀬を軽く攻めてみてから、上流の風が当たらない場所に行ってみる予定なのだ。
ここ岩見川本流では、川虫が殆ど採れないのよ。
抜かりのないヨースケさんは、ここに来る途中の小さな川(何という名前の川か分からない)でマダラカゲロウクロカワ虫を採ってきたのだ。

            
    野崎新橋のカミ 典型的な平瀬です        水深50cm程で適度に押しのある流れなのだ

ありゃっ、風がだんだん強くなってきた。
マダラカゲロウをエサにして、風が弱まるのを見計らって第一投目・・・あれっ、アタリがない?
二投目?三投目?・・・最高のポイントなのにアタリどころか触りもないってが?
マダラカゲロウは気に入らないのかな?したら、エサをクロカワ虫に取替えて・・・お~し、きたっ!小振りだけどパワフルなヤマメだね。
エサをクロカワ虫に替えてからは、丁寧に筋をなぞってやるとアタリが途切れることなく順調釣れてくる。
しかし、この風には困ったもんだ。
風が弱まるのを待っているうちに、仕掛けがあっちこっちに吹き上げられ、目印んところにグチャグチャに絡まったりして、仕掛けが何回もパーになってしまうのよ。
強風の中、よく見えない目での仕掛け張りは大変なんだから。
おまけに、オラのこの毛深い腕に008号の糸が絡み付いてなかなか取れないんだもの。
細糸を扱う時には長袖を着ないとダメだね。

            
    オラに全然気付いていないのね            やっと気付いたか

おっ、タヌキがやって来た。
こいつ、下ばっかし見て歩いてるから目の前に居るオラに全然気付かないのよ・・・アホだね。
どれどれ、写真を撮ってやりましょう。
あいや~、写真を撮ってるうちにまた仕掛けがメチャメチャになってしまったよ。
くっそぉ~、考えてみたら釣ってる時間よりも仕掛けの張替えをしている時間の方が長いんでないかい?
んだかといって風が当たらない所へ場所移動しようかと思っても、このポイントはまだまだ釣れるんだもの。

                   
                   本日の釣果は3ダース!

何回も仕掛けの張り替えに追われ、疲れてしまったもや。
ということで、今日はこのポイントから全然移動しなかったのだ。
野崎新橋のカミ一箇所での釣果は36匹(3ダース)!
けっして数えて釣っているわけではないんだけど、最近の釣果はキッチリ12進法なのね。
・・・オレって数合わせの天才だべか?












2007年06月03日(日)


・・・小町鮎・遡上確認!・・・



今日はゼッタイに降らないべさ!
オラは意地でもKIRINの帽子を被るんだから。

まずは、雫石川の放流鮎の状況確認からだい。
の姿は全く見当たらないけど、所々ポツン・ポツンとピカピカに磨かれている底石は確認できた。
なんだか良くわかんないけど、第一段の放流だからこんなもんだべ?

   
 良い感じの水量だが・・・水は冷たそう       磨かれている底石は確認できたが、肝心の鮎は・・・?

今日は小町鮎遡上状況を確認するのが第一の目的なのだ。
道の駅「雫石あねっ子」でお約束の排便を済ませます。
ありゃぁ~、仙岩トンネルを抜けたら抜けるような青空だよ。
気温が25℃だもの、あづい!・・・エアコンのスイッチON
ひと山越えただけで、曇り空の岩手県とはまるっきり別世界なのね。

小町鮎遡上状況確認はあとのお楽しみとして、桧木内川の上流部でヤマメを狙のだ。
まずは、院内川で川虫を採取。
ちょっと渇水ぎみだけど、西明寺裏の河川公園の岩盤でスーパーヤマメを狙わしてもらいます。
あらっ、先行者がいた・・・暫く眺めていたけど、ヤマメは一向に掛かる気配はない。
良型のサイケのみが虚しく竿を絞るだけなのだ。
その先行者のおっちゃんはオラに向かって、手を振りながら「ダメダメ、今日はウグイしか掛からねぇ~」と言いつつ、それでも頑張るのね。

              
     サイケに苛められていたおっちゃん           ・・・それでも頑張ります

ほんじゃ~、小マメ狙いに変更するべく栃の木橋へ・・・。
あいやぁ~、ここにも橋の上下に釣り人が入ってるってが。

              
     栃の木橋カミ・・・その後オラが入りました       シモの左岸にも釣り人

橋のカミでがまの竿を振っていた人を暫く眺めていたら、やめるような仕草を始めた。
「そこのシモに入らしてもらっていいですか」と声を掛けたら「どうぞどうぞ」と快い返事。
水深のあるポイントから流し始めたら、いきなり良型のサイケが・・・ヤバイヤバイ!オラの仕掛けは008だから慎重にイナさねば。
したらば、流心を流してっと・・・きたきた、20cmヤマメです。
ちょっと油断をするとすぐサイケの餌食になりながらも、根性で12匹(1ダース)ゲット!
ついにアタリも無くなったことだし、このポイントは勘弁してやりましょう。

   
上竿でジックリ矯めてから抜くのだ   体高があるヤマメ 20cm         栃の木橋カミでの釣果(1ダース)

昼食(福田パン2個)の後は採石場裏へ・・・。
あらっ、ダメだ。さっきのがまの竿の人が入ってるっちゃ。
仕方がない、更に上流の長瀞へ・・・。
一番良いポイントには数人のFLYマンが散らばって、しっかり占領してるのかい。
オラの場合は、車を停めた場所から20m以内のポイント釣ることを信条としてるもんだから、ここぞというポイントが限られてしまうんだよなぁ~。
もうひとつ上流の大台野橋のシモにちょっとしたポイントを見つけた。
ここでもサイケに邪魔されたけど、小振りのヤマメ6匹(半ダース)ゲット!

  
大台野橋シモ               その下流の瀬で竿出し          大台野橋シモでの釣果(半ダース)

お~し、飽きた。
今日はこの辺で勘弁してやり、本来の目的小町鮎遡上状況を確認しに行くべ。

※実は、今日始めて釣聖GS008を使ったのね・・・これはね、とってもいいよ!
  釣聖01よりも断然使い易いし、強度があるもの。





      
  久しぶりにやって来ました                 夥しい数の稚鮎が川底いっぱいにキランキラン!

おお~っ、チャラ広場に行くときに越える堤防の崩れた道がしっかりコンクリートで固められて補修してあるじゃん!
いぃ~ね・いぃ~ね・・・角館漁協も力が入ってるね。やる気あるじゃん。

チャラ広場にやって来ました。
底石はまだ若干くすんでいるけど、夥しい数の小町鮎だよ!
5~6cm稚鮎が川底いっぱいにキランキラン光って遡っているのだ。
ちょっと大き目で7cmクラスのヤツは一丁前にちっちゃな追星を付けて盛んに苔を食んでるもんね。
オラは、もうすっかり嬉しくなって時間を忘れて眺めていたもんね。
考えてみたら、ヤマメを釣っていた時間よりも小町鮎を眺めていた時間の方が長かったもの・・・めんこくて何時まで観てても飽きないんだから。


【報告】今年の小町鮎の遡上状況は良好です・・・キッパリ!












2007年05月26日(土)


・・・「大袈裟に矯めて待つのがコツなのね」・・・



おっ、強風注意報が出ているけどいいお天気だっちゃ。
シーツとタオルケットを洗濯しながら、朝のお勤め・・・お~しっ、立派なブツが出た!
さて、今日は岩見川下流部での遡上状況を確認しながら、スーパーヤマメでも狙ってみっかなぁ~。

んん~?ダメだ、トイレトイレ・・・腹の調子がと言うより肛門の筋肉を緩めると漏らしそうだよ。
こんなに緩い便なんて何年振りだべ?
もしかしたら、昨夜の食べ合わせが悪かったんだべか?
うなぎの蒲焼梅干を食べたからかなぁ~?そういえば、うなぎ梅干ってダメな食べ合わせのひとつだったんでなかったっけか?
ああ~っ、ダメ・ダメまたトイレトイレ・・・困ったもんだ、何時になったら出発できるんだべ。

腹具合に若干の不安を残しつつ、岩見川戸島の堰堤下流に着いたのは11時を回っていた。
うひゃ~っ、とてつもない強風だもの下流部での竿出しはとても無理だわい。
和田の新幹線高架下まで川見をしながら遡って来たけど、この笹濁り状態ではとうとう遡上鮎を見つけることはできなかった。
ってな訳で、今日も風避けポイントを探すべく岩見川上流部へ・・・。

岩見山内までやって来たら、さすがに濁ってはいないが、ここもかなり強い風が吹いている。
もうチョイ上流の岨谷峡の手前、新川稲作集団ライスセンターの裏に風除けポイントを見つけた。
いい感じの区間は20~30mしかないけど、ここ一箇所の平瀬で20~30匹は出る筈。
スーパーヤマメは諦めて、008の釣りに変更だ。

            
    新川稲作集団ライスセンターの裏          この平瀬で2~30匹は釣れるでしょう

あいや~、今週も着替えて川に下り立った途端に、お約束のが降り出すってが!
(はいはい、KIRINNの帽子は懲りずに被ってますよ)

ここは、入りやすいポントだから激戦区だもんね・・・案の定、思い切りスレてやんの。
水深が1m程で押しも強いからと、初め2号のオモリを使っていたのだが全然アタリがないのよ。
あれぇ~、このポイントに居ないわけねぇ~べさ・・・したら、オモリを4号に付け替えてと。
アタる・アタる!ひと流し毎にアタるのはいいんだけど、川虫の頭だけ齧り取られて鈎ガカリしないんだわ。
そ~か、そしたら目印が止まった時にチョイと送り込み一呼吸置いてからアワセてみたのね。
これが大正解でシッカリ鈎ガカリするようになったもんね・・・オラって天才だべか!
がっ!・・・問題は取り込みなんだわ。

  
4号のオモリに変えたら・・・バッチシ!  上竿でジ~ッと待つのじゃ       ヘトヘトに疲れきってるから大人しい

鮎の癖で竿を立てるのが早いんだね。すぐに抜こうとするもんだから立て続けに空中バラシよ!
そうかいそうかい、逸る気持ちを押さえ、竿は片手で持ち上竿のままヤマメが疲れて首を振らなくなるまでジックリ矯めて待つのじゃ。
そして抜けば、ほ~らね!・・・簡単だっちゃ。
しかしさぁ~、たかが20cmクラスのヤマメにいちいちジ~ッと矯めてるのって面倒臭し大袈裟だべさ。
んだかといってすぐ抜けば、やっぱりバレるし・・・ゼロ釣法って大袈裟に矯めてジッと我慢する釣りなのね

空中バラシの連発で情けない釣りだったけど、雨がますます強くなってきたから、今日はこの辺で勘弁してやるべ。
1時から3時までの2時間で引き舟の中に入ってたのは18~20cmヤマメがたったの14匹!だよ。
掛けたのはその倍以上だから、オラってヤマメ釣りの才能がないんだね。
・・・いい~もや、オラはに掛けてるんだから!

            
    18~20cm 14匹の釣果!               青大将・・・頭隠して尻隠さず

おお~っ、びっくりした!
雨が降ってるのに、青大将が伸びてるよ。
どけどけ、オラが今からそこで着替えをするんだから。












2007年05月13日(日)


・・・秋田の川とはお友達になれないの?・・・



くそ~、今日も天気予報はあまり芳しくないってが。
したけどヨースケさんは、先週の「ヤマ・マネ!」ではまともに竿を出してなかったから、今日こそ何がなんでも釣りっこをするんだもんね。
コンビニでカツ丼弁当菓子パンの昼食を買ってと・・・オラ気合が入ってるんだから。
雨も上がってるし、雪代もだいぶ収まり水位も下がってきたようなので桧木内川だな。

                       
                       お~し、なんぼか小降りになってきたな

なぬっ、西明寺の河川公園前に着いた途端・・・雨が降り出すってが。
い~いもや、雨合羽を着てやるもんね。
この辺では川虫が取れないのでミミズを使います。

  
ちょっと濁りが入っているけど、岩盤の深場がいい感じなんだなぁ~     カモシカ・・・オラの釣りをを暫く見つめてた

岩盤の深みを狙い丁寧に流すと、毎回微かなアタリを感じのね・・・エサを点検してみると確かに齧られているのだ。
んなろ~、サワリを感じたときに竿先を送り込んでやってからアワセても、魚信は感じるけどハリ掛かりしないのだ。
そうかいそうかい、こうなったら奥の手だい。
ミミズをちょん掛けにしてハサミで4~5cmにカット・・・これだだらど~だ。

お~し、きた!20cmの丸々太ったヤマメです。
次も20cmヤマメ・・・いいぞいいぞいいぞ。
このまま入れ掛かりか?との喜びもつかの間・・・その後は20cmクラスのウグイの逆襲!
ポイントを変えても、ガンガン瀬に突っ込んでも、尽くウグイ・ウグイ・ウグイ・・・。
ダメだ、ここは勘弁してやろう・・・最初の2匹だけがヤマメだったのね。
 
                    
        ぶっ太いヤマメだべ                       この2匹で打ち止めでした

川から上がってきたら、ルアーマンから「su-sanと全く同じ車だね」と声を掛けられた。
雫石在住で鮎釣り大好き、「北の奔流」愛読者でsu-sanとは阿仁前田でお逢いしたとがあるのこと。
暫し釣り談義をし、ヨースケさんは車で上流栃の木橋へ、雫石の方はオラが釣ったポイントへと降り立って行った。

ありゃぁ~っ、栃の木橋に着いた途端、これまた風雨が強まってきあがった。
ダメだこりゃ、今日は桧木内川とはお友達になれないってことかぁ~、ほんじゃ~岩見川方面に行ってみるべ・・・。

岩見川は雨こそ上がっているけど、強風が暴れまくっている。
車から降りようとしたら、強風に煽られドアが捥げそうになるんだから。
ダメだ、山影の風が当たらないような所を捜さねば。

山内川丸舞川との合流点に風除けポイントを見つけた。水量もいい感じだ。
川虫はマダラカゲロウと大き目のヒラタがザクザク取れる。
一投目から小型ならがヤマメが来て3連発!魚は濃いっちゃ。
・・・ん?トラクターがやって来た。
「すみません・すみません」と頭を下げながら車をどかしたら・・・何と、そのトラクターはオラが釣ってた最高のポイントにガボガボ突っ込んで行きタイヤ洗いを始めたのだ。

                          
                          この3匹でポイント明け渡し

あ~あ、戦意喪失。やっぱ秋田の川とはお友達になれねぇ~のかなぁ~
今日のところは勘弁してやることにし、来週から一生懸秋田の川に媚を売ってお友達になってもらおう~っと。















2007年04月08日


・・・やっぱり呪われてるKIRINの帽子・・・



今日は統一地方選挙の日である。
朝からお天気もいいし、暖かい・・・絶好の釣り日和だね。

8時前に自宅を出て岩手県知事県議の投票を済ませ、その足で角館に向い桧木内川院内川ヤマメを釣るのだ。
道の駅「雫石あねっこ」に立ち寄り、ウォシュレット付きトイレで腹の中を軽くする・・・お~し完璧、いっぱい出た!
秋田県側の国道46号沿いでは「ばばへら」がパラソルを広げている・・・この風景を目にすると、もう冬は終わったんだなぁ~と実感するもんね。

      
一日中座ってる立会い人って大変だね     道の駅「雫石あねっこ」

9時、角館漁協の年券を購入するため藤枝さん宅に・・・
いつものごとく「まず、家さ入ってお茶っコ飲んで・・・」って言われてからが長いのだ。
「これから釣りをするんだったらお昼のおにぎりを作ってあげるから」と言うのを丁重にお断りして、藤枝さん宅にお暇を告げたのは11時半だった。

  
院内川・・・以前は良いポイントだったんだけど   河原にはノビルが・・・    このチャラ瀬がエサ捕り場

桧木内川は雪代の影響で流速が強すぎヤマメは無理と判断し、院内川へ・・・。
なんともはぁ~、ポカポカ陽気だこと・・・したけど、ライズは見当たらない。
とりあえずヒップブーツを履いてエサ捕りだ。
クロカワ、ヒラタ、ピンピンを採取し、ベストを羽織り仕掛けをセットし終わった途端に・・・なぬっ、突然土砂降りが襲ってくるってがっ!
大慌てで仕掛けを巻き取ったもんだから、仕掛けがメチャクチャに絡まってしまってパーになってしまったよ・・・くっそ~!まだ一度も振込みをしてないのにぃ~。

                
                呪いの土砂降り攻撃!

車に非難したついでに昼食タイム。
やっぱりさぁ~、KIRINの帽子を被れば雨が襲ってくるんだよなぁ~、呪われてるんだべか?
30分ほど待っても雨は上がりそうにない。寧ろ、風が強くなってきた。
こ~なったら、角館地区は諦めて岩見川の方にでも行ってみるべ・・・移動開始

      
小さな堰堤下・・・良いポイントなのだ       下流に続く平瀬・・・ここも良い

協和を流れる淀川の支流船岡川を覗いてみたら・・・あらっ、水量は若干多めだけどいい流れだっちゃ。
クロカワを付けて一投目、手前の筋からいきなりヤマメが釣れてきた。
二投目・・・い~いねい~いね!釣りはこうでなくちゃ。

      
うわ~っ、ビックリした!(シマヘビ)        サビヤマメ22cm

ヒカリ混じりで15~6匹ほど釣れ、22cmのヤマメが釣れた時・・・またまた土砂降りが襲ってきた!
こりゃぁ~やっぱり、KIRINの帽子の呪いだな!・・・間違いない。
10分ほど車に非難してたけど、雨は止みそうにない。
久々に使うゼロの竿の操作にも慣れ、目印が水面にトロ~ッと馴染むように流せるようになり調子が出てきたのに、ここで止めるには勿体ない。
小振りになったのを見計らい、雨合羽を着込み勇気を出して車から飛び出した・・・ヨースケさんはエライ!のだ。

      
きれいなヤマメです                 イワナ24cm

小雨に濡れた手が寒くて悴むけど、ヤマメは順調に釣れる。
川岸の葦に突っ込もうとする妙な引きだったのは、24cmのきれいなイワナだった・・・4年ぶりで、イワナとのご対面です。
そうこうしているうちに・・・大粒の雨? いや違う、今度はが叩きつけてきたのだ。
流石のヨースケさんも今度こそギブアップ!この辺で勘弁してやりましょう。

              
              本日の釣果27匹!

ヤマメはまだサビが残っており痩せこけていたけど、本日の釣果はヒカリ3匹イワナ1匹混じりで27匹!
魚影は然程濃くはなかったけど、移動なしの一箇所のポイントでの釣果だからまずまずだね。
ところで、ここは何ていう所だ?・・・また来るから、ナビにマーキングしておこう~っと!

落ち着いて釣りをするためにも、何とかしてKIRINの帽子から雨の呪いを解く策を考えないとダメだすな・・・!














2007年03月25日(日)


・・・歓迎会?・・・



3月24日(土)【一日目】



秋田転勤の歓迎会?と称して遠野の徳田旅館(一泊5万?)に北東北連合の仲間たち6人が集合した。

・・・ど~もヨースケさんはダシに使われているような気がするんだけど?
夕方5時、こ~ゆ~ときってみんな遅れないでキッチリ時間通りにやって来るもんなのね。

この旅館は鉄筋コンクリート3階建ての建物なのだが、以前は何に使われていた建物なんだろう?・・・なんとも不思議な造りの部屋なのだ。

 遠野高校正門前 徳田旅館

そのうちの約3名は、この部屋で6時半の夕食まで大人しく待ってられる人たちではない・・・さっそく本来の目的に突入するのは至極当然の行為である。

    
泡盛はストレート?それとも水割り?  これが小岩の美人ママのお隣の噂のデカから揚げ・・・なかなかうめぇじゃ~

各自持ち込んだアルコール類(ビール、泡盛、清酒各種)、小岩の美人ママのお隣のデカ唐揚げ、ショートケーキ、焼き芋、揚げドーナッツ、漬物各種、お菓子類(ゼリー、甘納豆)、ソフトドリンク(ダイエットコーラ、カルピスウオーター、りんごジュース)・・・こんなにも沢山食べ物があるんだったら、素泊まりでも良かったんでないかい。
当然、みんなの口が滑らかになるのに時間はかからない。
    
紅金時の焼き芋         Tチャンマンの在郷(じぇご)訛りが炸裂! こうやって・・・???サッパリわがらねじゃ

チャンマンがHPを立ち上げるというので、オジサンたちが雁首を揃えて「あ~でもない、こ~でもない」と始まった。
その会話を黙って聞いているだけで、とにかく笑えるのだから面白い・・・誰かが「この会話を録音してたら絶対笑える」って言ってたっけ。

6時30分、ミーティング会場を食堂に移し、家庭的な夕食を食べながらも  ・・・お話友の会は続く。

ここでもチャンマンとさんの絶好調節・・・
既に、この二人は40度の泡盛を一本空けてしまったんだもの。




 泡盛派2名・清酒派2名・コーラ派2名

  
この二人、絶好調だよ!S障は・・・ZZZ  Tチャンマンって本当に技術者なの? やっぱり最後はカルピスウォーター

8時、再び部屋に戻った仲間たち・・・面白ミーティングのボルテージは益々上がるのであった。
残念ながら、気の置けない仲間たちとのお話友の会というものは時間が経つのが早いものである。
腹を抱え大笑で盛り上がりのミーティングは夜更けまで続き、気付いた時にはもう日付が変わっていた。
外は、本降りである・・・明日の気仙川は濁ってるだろうなぁ~?
てなことで、ほんじゃ~寝ましょうか。




3月25日(日)【二日目】


いきなり、Windowsのオープニングメロディーがピロピロ~ン♪と鳴ったもんだから、強制的に目覚めさせられた。
なんだナンダ、何事だ?・・・まだ5時だよ。
早起きお百姓のさんは既に朝風呂を済ませ、チャンマンのHP作りの続きを始めたのだ。
眠てぇ~、ヨースケさんはお風呂に入ってきまぁ~す。

  
この人、寝ながら笑ってるよ      ページを作ってあげても・・・本人は???  みんな、眠くねぇ~のかなぁ~?

は朝のうちで上がるという予報だが、止みそうな気配ではない。
気仙川の水位を確認したら、+20cmということだから濁りが気になる。
朝食を食べ終えからもまたまたミーティング・・・あららら、もう9時を過ぎてるよ。
ほんじゃ~、出かけましょうか。


障は、みさんがお仕事をするのでこのまま一緒に帰ります・・・気仙川の濁りが取れることを期待して、明日は釣りに来るから。
さんは、これから帰って剪定作業の遅れを取り戻します・・・だって、まだ1町歩も残っているんだもの。
チャンマンは、家に帰ってHP作りにチャレンジします・・・手順を覚えているかい?くれぐれも全部削除してしまわないようにね。
さんとヨースケさんは、とりあえず気仙川の状況を確認しに行きます・・・雨が上がらないかなぁ~?



上有住付近は濁りも水量的にも釣りには支障がない状況だが、釣り人が2人とその上下流に1人づつ竿を出している。
下有住新切川合流点から下流は、キツイ濁りが入っているため釣りにはならない状態だ。
それでは、まず濁ることのない坂本川合流点の上流八日町裏に行ってみましょう。

  
雨でも絶対に濁らないけど、まだ時期尚早の八日町裏・・・一昨年の夏、ぼっこちゃんも竿を出しました

濁りは入っていないぶん釣り人がチラホラ竿を出している。
この辺は水温が低いからまだ早いと思われるが、短靴のまま護岸の上から竿を出せるポイントなのだ。
どう見ても、水深が足りず釣れそうもないが、とりあえず竿を出してみましょう。
雨はまだ降り止まない。
雨合羽を着て、さんが昨日採取してきたという川虫を貰って、とりあえず竿を出してみた。
2~30mの区間をサッサッと探ってみたが・・・やっぱり、サワリカスリもしないのね。
ダメだ、魚の気配なんぞ全くない。
仕方がない、今日は「ボッ」っということで勘弁してやるわい。

その後、さんとは柏木平の三叉路で別れたヨースケさん・・・理容ポテトへ寄って髪を切って帰ります。

              
                青空に岩手山がクッキリ映える

悔しいことに、家に帰り着く頃には、雨もすっかり上がり快晴になっていた。
やっぱり、KIRINN・BRREの帽子を脱げば晴れるんだべか・・・?












2007年03月21日(水)


・・・秋田渓流解禁・ずぶ濡れ釣行・・・



渓流釣りをやる同僚は「秋田の解禁って4月1日だべ」と言ってたけど、今日3月21日解禁日なんだかんね。

秋田市内は時々薄日が差してはいるものの、風が強く吹いており結構寒い
このお天気で釣りになるんだべかと不安が過ぎったが、とりあえず釣り師の勤めとして解禁の川を覗くだけでもと、行動開始!

市内大町にあるオリンピック釣具店に立ち寄り、岩見川の幽魚症(年券NO.98)オマケでも釣ることができるやつを購入した・・・7,000円也!
ついでに、01号の糸も購入しておくべと店内を探し回ってもらったけど、一番細い糸は015号までしかなかった。
まっいい~か、今日はベストに入ってる分で間に合うべ。
どうせこんなお天気だから釣れねぇ~だろうし。

最初に、戸島の堰堤下流(豊成橋カミ)を覗いてみる・・・約7~8年ぶりの岩見川だ。
右岸の川原はすっかり整備されており広い河川公園になっているし、川底は小石底で平らになってしまったような気がする。
雪代は出ておらず水量もまあまあだが風が冷たく車の外に出るのに勇気がいる。
まずは、コンビニ弁当で昼食じゃ・・・腹が減っては戦は出来ぬってが。

      
  戸島の堰堤下流・・・釣り人が一人いた    豊成橋カミの流れ・・・風が強い

釣り人が入れ替わり立ち代りやっては来るが、暫く眺めてはすぐ帰って行く。
昼飯を食べている間に、この寒風にもめげず4人程竿を出した人がいた・・・どうなんだべ?と興味津々で期待していたのだが、竿はついに曲がらなかった。

      
  豊成橋カミ・・・ここでエサ捕り          肥満児のカジカが獲れた

一瞬、日が射したのを見計らってカジカ網でエサ捕りをやったのだが・・・ありゃっ、クロカワ虫ゴリらしき魚はザクザク捕れるが、肝心のキンパクヒラタが殆ど捕れないのだ。
そうこうしているうちにみるみる空が暗くなり、あっという間に雨に近いミゾレが下流側からビシバシ吹き付けてきた。
ヒェ~、逃げろや逃げろ、ほうほうの体で車に避難・・・くっそ~、エサ捕りだけでずぶ濡れだってが。

ダメだこりゃ、ほんじゃ川見をしながら上流和田方面に行ってみるべ。
途中、中の橋下流で盛岡毛鈎の釣り人(2人組み)を見かけたけど、そそくさ川から上がってくるところだったから釣果の程はわからないが、ガックリ肩を落としていたように見えた。

      
  中の橋下流・・・盛岡毛鈎の2人組み     七曲橋から上流を望む

和田の河川公園近辺には釣り人の姿は一人も見当たらなかったが、川縁の残雪にはシッカリ釣り人の足跡が残っている。
新幹線の鉄橋下までやってきたら、青空が顔を出してきた・・・おっ、チャンス!今、竿を出さなかったらいつ出すってよ。

      
  鉄道橋下の瀬・・・寒そ~!          左岸の鉄道橋橋脚のシモのトロ場狙い

この寒さだと早い流れには着いていないだろうから、流れを漕いで行って対岸の橋脚のシモのトロ場を狙うのだ。
エサは豊成橋カミで捕ってきたクロカワ虫だ。
ちょっと大きいけど仕方がない、ゼロの鈎では無理だからヤマメ鈎の一番ちっちゃいヤツを結ぶ。
オモリは風に吹き上げられないよう2号を使う・・・ヨースケさんにしては大きいんでないかい。

クロカワを付けて第一投目・・・モゾモゾという違和感にアワセるとエサが齧られている。
魚はいるんだっちゃ・・・したらば、なるべく小さいクロカワを選んで・・・。
なんだか、また空模様が怪しくなってきたような気がするんだけど、ヤバイみたい?

第二投目・・・お~しきた、ちょいと送り込んでアワセをくれる。
あいや~、ピラピラとした魚信でタモに飛んできたのはちびっ子ヒカリだよ。
とりあえず、今シーズンの初物だから写真に収めませう・・・恥ずかしいサイズだけど、記念だからス。

               
           今シーズンの初物だから、東を向いてワッハッハッハ!

なぬぅ~!またまた大粒の風雨が強烈に吹き付けてきた!
うわぁ~、大急ぎで仕掛けを仕舞い車に逃げ込んだけど、時既に遅し、フリースはドップリ水分を吸ってグッチョリ。
寒みぃ~、もう完全に戦意喪失・・・今日はこの辺で勘弁してやるべ。
だいたいさぁ~、この時期に雨合羽(防寒着)も手袋も持たずに釣りに来るヨースケさんがバカなんだべね。
・・・反省、これからは気温が10度以下の日の釣りはパスします!

帰り道、ラジオのアナウンサーが「今日は穏やかなお天気に恵まれ、お墓参りで賑わってます」なんて行ってるけど、どこが穏やかなお天気だってよ・・・あんたらスタジオの中で放送してるんだから、この寒さがわかんないんだべさ。






                           釣 行 記