23’あゆ





                       釣 行 記








2023年09月15日(金)


・・・鮎が下ってしまった米代川(鹿角地区)、本日を以て2023年の竿納めとします・・・



昨夜、道の駅「かづの」で車中泊をしながら、何やら怪しいTVアンテナのテストをしていたTマンと落合って・・・

             
              
雨上がりで雲を纏った岩手山

街裏と用野目橋を覗いて見るも、底石はすっかり輝きを失っているし、野鮎のハネは全く見られない。

             
             
 瀬には見向きもせず、ヘチ&チャラ狙い

高屋橋の上から覗くと、左岸のヘチに良型の遊び鮎が確認出来たので此処で竿を出してみることにします。

1匹だけの貴重なオトリをなるべく弱らせないよう立て竿で優しく泳がせても、群れ鮎と一緒になって泳いでいるだけで一向に掛かる気配がない。
仕方がない、ちょっと強引だすどもカミにゆっくり引き上げると、いきなり良型の野鮎が絡んできて、良型(24cm)がタモに飛び込んだ。

             
            
  体格は立派だすどもイマイチ馬力が足りないのだ

左岸のヘチの遊び鮎は諦めて右岸のチャラ瀬をカミ飛ばしで泳がせていると、ヘチ際の超浅場から良型(24cm)が飛び出してきたけど、恥ずかしながらタモ受けの瞬間、勢いが付き過ぎて、オトリの鼻カン結び糸を飛ばしてしまって・・・鼻カン仕掛けから外れたオトリはちゃんとタモに入っていたから良かったけど、ヤバかった!

新しい鼻カン仕掛けを繋いでチャラ瀬を扇引きして、更に1匹追加したが・・・その後が続かず、THE END!

橋の上からオラの釣りを見ていたTマンが、よそ見をしている時に限って釣れるのだ。
そんなTマンが帰って行った途端、ピタッと釣れなくなってしまって・・・お昼まで、完全ノーアタリ!

             
              
今シーズン最後に釣った3匹!

もうこれ以上、どんなに頑張っても釣れそうにないので、2023年の鮎釣りはこの辺で勘弁してあげることにして、本日を以て納竿と致します。
・・・午前中で釣果は3匹だけだすども、鮎釣りが嫌いになる前に鹿角を後にします。

竿:小太刀S80-85(8.5mで使用)
仕掛け:アーマード008号
鼻カン:6.5mm(ハリス08号)
ハリ:7号3本イカリ ⇒ 7.5号3本イカリ

今年、鹿角には終盤に2回しか来れなかったので、来年に足繁く通います。(キッパリ!)


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2023年09月11日(月)


・・・2年ぶりの米代川(鹿角地区)たんぽ鮎の強烈なアタリを嘗めていました・・・



車のエアコンが漸く直ったので、今更だすども早速米代川鹿角地区へ・・・終盤で釣れないのは覚悟の上ですから。

             
              
2年振りの街中は相変わらずで変わっていない

平日なのに、要所要所にキッチリ釣り人が入っているけど・・・竿が立つ気配は感じられない。

用野目橋で流れにオトリ缶を浸けていると、目の前でとてつもない数の群れ鮎が蠢いていて、良型の鮎がボンボン跳ねている。
米代オトリ店で、釣れるのは午後からだとの情報を頂いたけど、あんなに目の前で良型のハネを見せ付けられたら居ても立っても居られなくなり、速攻で着替えをして川に立ち込む。

   
 
流芯からは全く反応が貰えません          群れ鮎なのに25cmの良型

瀬肩のヨレにオトリを通すと、初っ端から空中バレ!
その後、目印の周りでギラギラ、ボンボン跳ねるも反応なし。
流心の瀬に入れてみるも全く反応が無く釣れる気配がないので、長老直伝の岸辺の竿抜け狙いに徹して、午前中2時間で3打数2安打・・・群れ鮎にすっかり騙されました。






ゆっくり昼食タイムを取って、午後の部は高屋橋に場所移動。
午前中竿を出していた方たちは、皆な居なくなっていたので、釣れなかったってことだすべか?

   
 
午前中竿を出していた方たちは居なくなってガラ空き   流芯を外して竿抜け狙いに徹します

此処でも、鮎はギラギラしながらハネているのに、瀬や流芯の追い気のある鮎は釣り切られて全く反応が無いと思われるので、へち際の竿抜け狙いに徹します。
こんなに広い川なのに、何が悲しくて反対側を向いてチマチマ岸辺を釣らねばねんだべと悲しくなるけど、背に腹は代えられませんから。

チャラい流れでガガッゴゴンと超烈なアタリが手に伝わってくるも、悉くフッと軽くなる!
8号のハリが折られるわ、鼻カンハリスが飛ばされるわ、ハリのハリスは2回も飛ばされるわで・・・たんぽ鮎を嘗めていました。
たんぽ鮎は、閉伊川や桧木内川の良型と寸法的には大して変わりないけど、アタリは強烈なのだ。(日本海から遥々鹿角まで遡上してきた天然鮎ですから)

   
 
筋肉質のパワフルたんぽ鮎             10打数5安打・・・仕掛を考え直さないと

そんなこんなで、空中バレは1回しかなかったけど、ハリスが飛ばされたりして10打数5安打の貧果。
・・・型は判で押したように25cm。

竿:トリプルフォース90(早瀬) ⇒ グラスリⅢ90
仕掛:アーマード008号
鼻カン:6.5mm(ハリス06号)
ハリ:マルチ7.5号3本イカリ ⇒ 8号3本チラシ ⇒ 8号3本イカリ

あんなに夥しい数の鮎は近年見たことがない・・・20年前の桧木内川みたいだす。
この鮎たちがしっかり産卵してくれれば、来年の米代川はフィーバーするかも?


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2023年09月07日(木)


・・・軟弱違法改造竿で良型の鮎に手古摺るもそれなりに面白い終盤の閉伊川・・・



Kさんと小国川との合流点で待ち合わせ。
水が冷たいので、流石にライトスタイルはやめて1.0mmタイツでキメてみます・・・それでも、かなり冷たさを感じます。

                
              
合流点シモのチャラ瀬の底石も曇っている

垢腐れで、ハミ後が見当たらないのが気になるけど、取り敢えずKさんが来る前に軽く竿を出してみませう。
チャラ瀬からなぞってみるも、野鮎の反応は感じられない。
チャラがダメならと合流部のどん深にオトリを突っ込むと、いきなりゴクンッ!というショックと共に仕掛けが穂先から外れてアッという間に仕掛けもオトリもロスト!・・・やっぱ、ダイワの穂先のメタカラマンは大嫌いだす。
此処はキッパリ諦めて、涸川へ移動します。





             
   
 水は良い感じに走っているけど・・・?       Kさんも竿を出してみるも反応なし

坂本橋に入って、実績のある瀬を残り一匹のオトリで軽く引いてみるも、野鮎の気配は全く感じられない。
Kさんが合流して、元気なオトリを通してみるも、やはり反応が無いので場所移動を決意。

             
     
段々の瀬肩からなぞってみます          Kさんが早速掛けている




川井小学校の下に移動します。
坂本橋で引き摺り回したヨレヨレのオトリに背バリを付けて段々の瀬肩をなぞってみるも、オトリが尻尾を振ってくれないので野鮎がアタックして来る気配が感じられない。


                
            
首の皮一枚でオトリが繋がったけど・・・大き過ぎだべ!

こ~なったら、絞り込みの一番荒い筋をボル引きで強引に引き上げると・・・違法改造竿がグワンと引っ手繰られる。
やべぇ~っ、この違法改造竿は元々中硬中の軟らかいヤマメ竿だから、左右に振られて中々寄って来ないし、オトリも出て来いない。
手古摺りながらも、時間を掛けて強引に抜き上げると25.5cmの良型のメスで、なけなしのヘロヘロオトリが首の皮一枚で野鮎に繋がったのだ。
その良型を瀬肩で泳がせて22cmの良型を掛けるも、腸が露出してオトリに使えないってが!

             
  
昼食を食べているとネコが物欲しげに寄ってきた    シカの親子は近付いても逃げる気なし





昼食後は、午前中二人組が竿を出していたシモの瀬を攻めてみます。
午後は偏東風(やませ)の冷たい風が吹き抜けて寒い!

  
シモの瀬肩も真面な所は反応なし  段々の瀬も竿抜け狙い       これ位のサイズで良いんですけど

この瀬は、午前中二人組が浚ってしまったので、まともなポイントからはアタリが貰えない。
瀬脇の抉れやキツい流れの吸い込みなどの竿抜けと思しきポイントだけをピンスポットで攻めるも、これまたエラ掛かりの血だるま即死や腹掛かりの腸露出、更にはハリス飛ばされ2回と苦戦を強いられ、おまけに竿が軟弱だから飴の様に曲がって引き抜きに手古摺るのだ。

             
    
Kさんもキッチリ辻褄を合わせました        何とかツ抜けをしました

寒さに堪えながら、良型の手古摺りを楽しんで(マゾか)、辛うじてツ抜けで10匹の釣果。

竿:ゼロドライブⅡ ⇒ 原点流80中硬中(違法改造)
仕掛け:アーマード006号 ⇒ アーマード008号 ⇒ アーマード006号
鼻カン:6.5mm
ハリ:マルチ7.0号3本イカリ ⇒ 8号3本イカリ ⇒ マルチ7.0号3本イカリ

                
                 
クーラーの中は良型揃い

終盤にきて、急に型が良くなったので違法改造竿(原点流80中硬中)では、上手く対処しきれなくなってきたけど、野鮎に引き摺り回されるのも楽しいもんだす。
(知らない人に見られたら、あのヘタクソ何やってんだと笑われそうだすども)
メスは未だピカピカだすどもオスはサビが出始めたので、あと何回竿を出せるか・・・?


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2023年09月04日(月)


・・・豪雨に見舞われた桧木内川、オトリ替えが出来ただけでヨシ!としませう・・・



猛暑による疲労が蓄積しているからなのか、夏バテ気味で、朝、中々起きられないのだ。
それでも、オトリ替えに出掛けないといけない衝動に駆られる鮎師の悲しい性で、徐に桧木内川へ・・・

   
 泥被りの底石にハミ痕はあるが・・・        カワガラスが目の前をウロチョロ

田沢湖経由で栃木橋から立ち寄ってみると、10時を回っているのに誰~れも居ない。
泥被りの底石に僅かなハミ痕を見付けたので、ダメ元で橋のシモの流れの走っている筋をなぞりながら釣り下るも・・・追い気のある鮎の気配がないので、早々にギブアップ!





下流部、落合運動公園の日陰で昼食を摂ってから、先日のSHIMANOジャパンカップ地区大会で寄って集って浚われただろう街中区間を覗いて見ると、落合運動公園前と藤枝さんの前は満員御礼!だったすども、鵜ノ崎橋のカミには誰~れも入っていない。

   
 此処が空いているのは珍しい            竿を引っ手繰るのは良型(22cm)

水はやや濁り気味、水温はまるでお湯の様に温かい。
高水温で垢は腐り気味になっているが、全体的にピカピカに磨かれている。
そんな堰堤のシモのチャラを立て竿で泳がせて、良型(22cm)を4匹掛け。

              
           
 ヒェ~ッ!バケツをひっくり返したような猛烈な豪雨!

水深のある左岸の早瀬にオトリを突っ込んで2匹掛けたところで、俄かに空が掻き曇り、いきなり猛烈な豪雨に見舞われ、避難する間もなく忽ち全身ずぶ濡れ!
這々の体で車まで辿り着いたら小降りになり、程なくして青空が覗いてきた。

             
   
オトリ替えが出来たのでヨシ!とします       角館漁協の組合長さん

頭上で轟いていた雷が遠ざかるのを待って、ずぶ濡れの服を着替えもせず、再び川に立ち込んだら思いの外寒くて・・・おまけに一度オトリを通した所は反応が無いのだ。

あまりの寒さに、竿を出していても気が入らなくなってきたので、6匹と情けない釣果だすども取り敢えずオトリを替えることが出来たので、今日のところはヨシ!としませう。

竿:原点流(違法改造)80
仕掛け:アーマード006号
鼻カン:6.5mm
ハリ:マルチ6.5号4本イカリ ⇒  マルチ7号3本イカリ

角館漁協の組合長(談)
先日のジャパンカップの入賞者は全て鵜ノ崎堰堤のシモに入った方達だそうです。


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2023年09月01日(金)


・・・久し振りの閉伊川は貧果で疲労困憊だったすども、それなりに楽しめました・・・



早朝の区界峠は気温21℃
エアコンが効かなくても快適だす。

久し振りの閉伊川、Kさんと腹帯のマスターズ会場で待ち合わせ。

   
 
一足お先に始めさせて頂きます           単発的だすども釣れるのは平瀬の一筋だけ

先着したオラは一足お先に始めさせて頂きます。
瀬や落ち込み等には、追う鮎は居ないようなので、平瀬になっている広い棚を泳がせで狙います。
アタリがあるのは一箇所の筋だけで、単発的に竿を絞るのは18~19cmのオトリ頃サイズ。(オラが知っている閉伊川の鮎と違う個体みたい)

             
    
 人懐っこいトンボ                プヨプヨして北海道の鮎みたい

遅れてきたKさんは瀬から瀬肩を攻めるもアタリは無い。
11時頃まで頑張ってみるも、オトリ頃サイズを4匹釣っただけ。
腹帯橋の上下の瀬を攻めている方たちの竿も全く立つ気配がないので、刈屋川に場所移動することに・・・。





   
 
こんなチャラ場でsu_sanはしっかり掛けている    R340号の橋のシモまで釣り下ったけどオデコ!

刈屋川、新里地区の日陰橋上下の何の変化もないつまらないチャラ場で、su_sanが03号フロロを使った長老の釣りで良型を掛けている。(オラだったら、バカにして絶対に竿を出さないようなポイントだす)
オラ達も、長老の釣りの御相伴に預かろうと勇んで竿を出すも・・・アタリもカスリもしないけど、su_sanだけはシッカリ釣っている。
掛かり鮎は良型だすども、冷水病に罹患しているようだとのこと。

日陰橋の下で昼食を摂った後、Kさんとオラはギブアップ!
此処でもう少し竿を出してみるというsu_sanと分かれて、閉伊川本流(涸川区間)に場所移動。





   
 
先客が2人居たけど、此処でやってみませう     瀬肩のチャラを執拗になぞって・・・

腹帯発電所の下に入ることに・・・!
Kさんは瀬肩の棚で入れ掛かりを繰り返したりして、此処に移動したのは正解だったみたい。

             
     
Kさんは瀬肩の棚で入れ掛かり          掛かるのは痩せた良型のパワフル鮎

オラは瀬肩のチャラを執拗になぞって良型(22cm)を3匹追加だけ。
此処で掛かるのはスレンダーな良型でパワフルな鮎なのだ。
そんなこんなで、17時まで頑張るも、滔々ツ抜けには至らず7匹の貧果。

             
     
貧果だったすども楽しめました          入れ掛かりを満喫したKさん

マスターズ会場の鮎は一回り小振りでぷっくり太って美味しそうな魚体(北海道の鮎のようだす)、反対に涸川の個体はスレンダーな良型でパワフルな魚体で、刈屋川の個体は良型だすども冷水病に罹患して、三者三様なのだ。(閉伊川の鮎は桧木内川の小町あゆやナマハゲ鮎と違って皮が軟らかくハリ掛はすこぶる良い)

竿:トリプルフォース90早瀬 ⇒ 小太刀S 80-85
仕掛:アーマード006号
鼻カン:6.5mm
ハリ:7.5号2本ヤナギ ⇒ ミニマム6号4本イカリ ⇒ 8号3本チラシ ⇒ マルチ7号4本イカリ

夕方になっても気温は一向に下がらないので、車の窓を全開にして帰宅したもんだから、トンネル内はこれでもかと言うほどの騒音地獄!
満足な釣果だば疲れも吹っ飛ぶんだろうけど・・・・肩をガックリ落とす貧果に疲労倍増。


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2023年08月30日(水)


・・・街中は満員御礼で入る場所がない桧木内川、オデコを喰らってオトリ替え失敗・・・



オトリ替えをしなければ不味い状況なので、エアコンの効かない車で急遽桧木内川へ・・・。
動画をアップしたからか、桧木内川の街中は(鵜ノ崎堰堤から落合運動公園まで)釣り人でビッシリ満員。
重役出勤のオラが入る余地などありません。

下流玉川の碇川原地区や下延地区の状況を確認するも、鮎の姿は見当たらないし、アオノロが生えていて竿を出す気にはならない状況。
川原にはとんでもない数の川鵜が屯し(コローニー)、頭上を盛んに飛び回っている。

   
 
底石は良く磨かれているけど・・・         群れ鮎自体が少なくなった?

てな訳で、川底が磨かれているチャラ広場で群れ鮎を狙ってみだけど・・・絡んで来る鮎は1匹も居ませんでした。

             
              
熊の注意喚起よりも川鵜対策を実施して下さい

したらば、中流部へ向かいます。
チョロチョロ流れで釣り場がないので釣り人は一人も居ません・・・川鵜が我が者顔で河原に屯している。

栃木橋のシモには3人竿を出しているのでパス。
その上流の採石場入り口にも釣り人が入っているので、更に上流、長瀞地区へ・・・

   
 
珍しく、誰~も入って居ない            鮎はすっかり抜かれてしまったようだす

長瀞橋のシモには誰~れも入っていなかったので、波立っている瀬にオトリを通しながら釣り下る。
鮎はすっかり抜かれてしまったようで、此処ぞという波立ちのポイントでも反応がない。
やっぱり、居ないんだと諦めかけた時、いきなり、ガガッゴーン!と雷に打たれたような強烈なアタリ!
直後、フッと軽くなってしまったので逆バリを確認すると、蹴られたのではなく8号3本チラシのハリス(1.2号)が飛ばされていたのだ。
気を取り直して、再度、丁寧にオトリを通してみるも、その後はカスリもしない。

             
              
こんなのが釣れただけで、オトリはヘロヘロ

ずっとシモの瀬肩まで釣り下って、ウグイ1匹とカジカが1匹掛かっただけで完璧なオデコ!

6匹持ってきたオトリ3匹をチャラ広場で使って、そのオトリを友缶に入れて車移動中に3匹は腹を出してひっくり返っていた。
此処で残りの3匹を引き摺り回したからもう使えるオトリは居なくなったので、今日のところはこの辺で勘弁して上げませう。
てな訳で、今季初のオデコを喰らってオトリ替えが出来ませんでした。

竿:ゼロドライブ ⇒ 小太刀S80-85
仕掛け:アーマード006号
鼻カン:6.5mm
ハリ:7.5号2本ヤナギ ⇒ パワーミニマム6.5号 ⇒ 8.0号3本チラシ

車外の温度計が日向で43℃、日陰で37℃、ライトスタイルだから流れに立ち込んでいる間は快適だすども、エアコンの効かない車は地獄だす。


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2023年08月28日(月)


・・・桧木内川で底バレが頻発したのは初代針金穂先竿のバランスの悪さかも?・・・



閉伊川か阿仁川、若しくは米代川(鹿角方面)に行きたかったけど、天気予報と台風10号の影響を鑑みて、近場の桧木内川へ・・・・。
水の少ない川は苦手だすども、竿を出すだけで満足ですから。

   
 
落合運動公園の前だけでは釣り人がズラ~ッと    武家屋敷通りのポケットパーク公衆トイレ

あらっ、鵜ノ崎堰堤から内川橋まで誰~れも竿を出していない。
内川橋の下流、落合運動公園の前だけでは、何故か釣り人がズラ~ッと並んでいる。
更に、合流点から下流、玉川、碇川原まで川見をするも釣れそうな気配はないし、当然人っ子一人居ない。

んだば、武家屋敷通りのポケットパーク公衆トイレで腹を軽くしてから、藤枝さんの前に入ります。
魚影は大分薄くなったように感じるが、オラ一人の貸し切りですから、飼育水槽に入れる分くらいは釣れるでしょう。

   
 
古城橋から横町橋まで誰~れも居ません       家康の釣りでジッと我慢の子

あいや~、買ってきたオトリはイマイチ元気がなく自力で泳ぐ気がないのだ。
仕方がないので、背バリを装着して流れの走っている所を引いてみるも・・・反応なし。

こ~なったら、長老の御狩場をジッと我慢の子で自力で泳ぎ出すのを待ちます。
「泳がぬなら泳ぐまで待とうオトリ鮎」の家康の釣りだす。

              
              
釣れれば23cmの良型揃い

漸く目印が飛んで、良型(23cm)の野鮎に変わった。
オトリが替われば、散発的だが良型(23cm)がポツポツ竿を絞る。
ただ、勿体ないことに、底バレが頻発するのだ。
ハリを7.5号2本ヤナギから8号3本チラシ、更にマルチ8号3本イカリ、パワーミニマム6.5号3本イカリなど、取っ替え引っ替え色々試しても、ギューンと目印を飛ばしたり、掛かり鮎とオトリの2匹がギランギランと絡みあっているのに、水中でバレるのだ。
そんなこんなで、午前中の釣果は辛うじてツ抜け。




午後も長老の御狩場で泳がせ釣りの練習だす。
なして今日は泳がせの微妙な操作が出来ないのだろうと思ったら、竿が初代針金穂先のグラスリだから穂先と穂持ちが強過ぎて、オトリが直ぐ浮いてしまって微妙なテンションを掛け辛いのだ。

相変わらず、底バレが頻発するのでハリを取っ替え引っ替えしながら頑張るも、次第に型が小さくなり4匹追加したところで、ギブアップ!

   
 
大鮎釣りみたいな写真の撮り方だすべ        小振りな群れ鮎はオトリ飼育水槽へ

竿のバランスにイライラしながら一日頑張って14匹(18~23cm)の釣果!
飼育水槽に入れる分のオトリ鮎は確保出来たので、ヨシ!としませう。

竿:グラスリⅢ90
仕掛:アーマード006号
鼻カン:6.5mm
ハリ:7.5号2本ヤナギ ⇒ 8号3本チラシ ⇒ マルチ8号3本イカリ ⇒ パワーミニマム6.5号3本イカリ

今日は、空中バレは2回しかなかったけど、底バレが頻発!・・・最後までハリを合わせられなかった。
底バレが頻発したのは、ハリが合わないというより、竿のバランスが悪いからなのかも?


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2023年08月24日(木)


・・・超渇水でチョロチョロ流れの桧内川、水通しの良い波立ちを狙ってやっとツ抜け・・・



今の時期は米代川(鹿角地区)で大鮎を釣りたいところだが、熱中症警戒アラートが発令されている時にエアコンの逝かれた車で鹿角まで行くのは自殺行為。
窓を開け放っても車内に入って来る風は熱風だし、騒音(風切り音)が半端ないのだ。
近場の桧木内川(1時間)へ行っただけでも、帰宅すると騒音が耳に残っていてテレビの音声や人の話し声が良く聞き取れなくなるのだ。

益々、渇水が進んでいる桧木内川
街中区間で他の釣り人の動向を伺いながら気を遣ってまでは釣りたくないので、今日は田沢湖を廻って桧木内川の上流部へ向かいます。

   
 
こんなに酷い渇水は見たことがない         全面チョロチョロの流れで底石は泥被り

なんと、10時なのに栃木橋には誰~れも居ません。
尤も、超渇水で流れは全面チョロチョロなので、釣れそうな気配はない。
取り敢えず、オデコ覚悟で竿を出してみませう。

水温が高いので、強引なオトリ操作をすると直ぐ色が変わって弱ってしまうので、優しく腫れ物にでも触るような操作を心掛けます。
瀬肩の鉄板ポイントから探ってみるも、カスリもしないので、そっと絞り込みの瀬に導き入れると、グワ~ンと竿をひん曲げるアタリで良型が掛かるも・・・初っ端から空中バラシ!

             
            
釣れるのは判で押したように同じ大きさの良型(23cm)

ハリをマルチ8号3本イカリから8号3本チラシに取り替えて、再び絞り込みに入れると、速攻で竿が絞られ良型を2匹ゲット!
超渇水なので、美味しそうな波立ちの瀬は直ぐ尽きてしまう。
そこで、再びハリマルチ8号3本イカリに取り替えて、先日、長老から教えて頂いた立て竿の泳がせを駆使して、ドチャラの縁の草脇やテトラ周り、護岸の脇などを丁寧に探るも野鮎の気配は皆無。
結局、その下の瀬(渇水でチャラ瀬に毛の生えた様な流れ)まで下って、2回目の空中バラシを喰らい、再度、8号3本チラシに取り替えて良型を3匹追加。
そのシモの、絞り込みの瀬に入れてみるも、全く反応なしで、午前の部は終了!




川を眺めながら昼食を食べていると、単発的だが小規模な群れ鮎のハネを確認。
午後の部は竿をトリプルフォース90早瀬に持ち替えて、試しに、チャラ瀬に向け立て竿で泳がせてみると(トリプルフォースでは不釣り合いな釣り)、速攻で群れに交わり小振り(18cm)な白い鮎が掛かった。
しかし、この1匹で群れは何処かに散ってしまい、打ち止め終了!

   
 
シモの絞り込みの瀬肩も優しい瀬に・・・      午後になっても判で押したように良型揃い(23cm)

この後は、午前の部に探ったポイントを再度探りながら下ります。
釣れるのは全て23cmの良型揃いなので、トリプルフォースに持ち替えたのは大正解!
ポイントに導くのも、引き抜きもトルクがあるのでとっても楽だす。

             
             
8号3本チラシを使うと10匹中脳天即死が4匹!

空中バラシを2回も喰らうも、良型を4匹追加して、本日の釣果は14打数10安打で辛うじてツ抜け!
群れ鮎(18cm)以外は、全て判で押したように同じ大きさの良型(23cm)揃い。
野鮎の皮が硬いので、チラシ鈎でがんじがらめにして引き抜けば空中バレは減るのだが、脳天即死が多発するのが玉に瑕だす。

竿:小太刀S80-85 ⇒ トリプルフォース90早瀬
仕掛け:アーマード006号
鼻カン:6.5mm ⇒ 6.0mm
ハリ:マルチ8号3本イカリ ⇒ 8号3本チラシ

今シーズン、初めてトリプルフォース(早瀬)を使ってみたけどバッチシだす。
今後、25cmを超えてきたら、メガトルク(急瀬)の出番になります。


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2023年08月22日(火)


・・・誰~れも居ない秘密の花園で撃沈、貧果でも荒瀬で目覚めた超渇水の桧木内川・・・



桧木内川は未曽有の大渇水だというのに街中区間は大入り満員!
強引に割り込む勇気は持ち合わせていないので街中区間に入るのはキッパリ諦めて、ここはひとつ7~8年ぶりに玉川の下延地区へ・・・。

   
 
もの凄い数の遡上鮎がギランギラン蠢いてる!    此処は誰~れも居ない秘密の花園だったりして!

下延橋の上から川を覗いてみると、もの凄い数の遡上鮎がギランギラン蠢いており、あっちでもこっちでもワクワクするほど引っ切りなしにハネている。
もしかして、此処は誰~れも居ない秘密の花園だったりして!

そそくさと着替えを済ませて、勇んで河原に下り立つ。
左岸からオトリを扇状に送り出すと、瞬殺で13~14cmの小振りな白い鮎がタモに飛び込む。

             
             
やる気のない良型24cm

本当に秘密の花園だったりしてと、期待を持して次を送り出すも・・・反応なし。
目印の下でギランギラン煌めきながら、良型が頻繁にハネているのに・・・反応なし
ジッと我慢の子の拝み泳がせで、広範囲に探り歩くも・・・小振りな白い鮎が3匹と、24cmのドテーッとしてやる気のない良型が1匹掛っただけ。

             
             
ず~っとシモの瀬肩まで釣り下ってみるも・・・

昼食後、橋のシモの瀬肩まで釣り下るも一度もアタリを貰えないままギブアップ!
あれだけ、目の前でバンバンハネているのに、交通事故的に絡んでもくれないのだ。
誰~れも居ない秘密の花園だと思って、勇んで竿を出したけど・・・群れ鮎に散々弄ばれただけでした。




   
 
未曽有の大渇水で水は生暖かい           比較的水通しの良いチャラ瀬をなぞってみるも

午後になっても、街中区間は満員御礼のままで上がる気配が無いので、皆さん釣れているんだろうなぁ~?
やはり、入る隙がないので中流部、神代監視小屋から西明寺地区を覗いて見るも・・・
超渇水で何処も彼処もチョロチョロ流れのチャラ瀬になっている。
流石に、人っ子一人居なくて誰~れも竿を出していない。
此処こそ誰~れも居ない秘密の花園になるかも?と比較的水通しの良いチャラ瀬を丁寧になぞってみるも、反応は皆無・・・やっぱり、誰~れも居ない訳だす。(納得)




最後に、半分ヤケクソでもっと上流の栃木橋へ・・・。
橋のカミで竿を出している方が居たので、オラはシモへ入らせて貰います。

   
 
開始早々一発で良型が掛かるも・・・空中バレ!   瀬肩まで釣り下って良型(23cm)を1匹掛けただけ

下延で釣ってきた小振りな白い鮎を鉄板ポイントへ導き入れると、一発で良型が掛かるも・・・空中バレ!
一発で来たのでサラ場だと思ったら、その後ず~とシモの瀬肩まで探り下って、良型を1匹掛けただけだから散々浚われた後だったのね。

   
 釣れるのは全て良型(23cm)            貧果だったすども、荒い瀬の釣りで目覚めました!

最後はダメ元で、荒い絞り込みに突っ込んでみると、強烈なアタリで良型が竿を根元からひん曲げる!
この絞り込みで2匹しか釣れなかったけど、あの引っ手繰られるアタリと、竿を根元からグワンとひん曲げる強烈なパワーは堪りません・・・これこれ、この醍醐味を忘れていたよ!
そんなこんなで、下延で群れ鮎の騙されて4匹(14cm~24cm)、此処で3匹(23cm)の合計7匹。

数釣りは数釣りでそれなりに面白いけど、最近、荒瀬の醍醐味を忘れていました。
貧果だったすども
貧果だったすども荒い瀬の釣りで目覚めました。

竿:小太刀 S80-85 (8.5m ⇒ 8.0m)
仕掛:アーマード006号
鼻カン:6.5mm
ハリ:マルチ7.0号3本イカリ ⇒ パワーミニマム6.5号3本イカリ ⇒ マルチ7.5号3本イカリ ⇒ 8.0号3本チラシ

※未曽有の大渇水に加えて水温が高いのでオトリ鮎の扱いを注意しないと、昇天させてしまうので注意が必要だす。


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2023年08月18日(金)


・・・竿抜けの釣りをご教授して頂き泳がせ釣りにちょっぴり自信を持った桧木内川・・・



冷房の効かない熱中症車の窓を全開にして、髪をなびかせながら(丸坊主に毛が生えたような頭だすども)桧木内川へ向かいます。
途中、田沢湖町の銀行に立ち寄り所用を済ませてから、徐に角館へ・・・。

   
結構釣り人が入っているけどオラでも釣れるんだべか?    長老は余裕で釣れている様子

ツ抜けするのがやっとの状況下でも、40~50匹の釣果を確実に叩き出している長老(名手)が藤枝さん宅の前で竿を出しているというので、ここはひとつ、合流して竿抜け狙いの釣りをご教授して貰うことに・・・川に下り立ったのは10時30分。

竿抜けのポイントは皆さんが絶対に竿を出さないようなつまらないポイントを見極めること。
常にラインにテンションを掛け続けて泳がせること。
攻めるコースは斜め下流から扇状に沖出しをして、穂先よりも先でオトリを泳がせること、etc。

             
 
            見るからにつまらないポイントで入れ掛りの長老

長老(名手)の釣りを見ていると、えっ、あそこ!というようなポイントから次々良型を掛けるのだ。
オラも真似をしてみるも、中々上手くいくもんじゃない。

              オラも教育的指導を肝に命じながら・・・        
 少しずつコツを掴んで

オラを見兼ねた長老(名手)から、目印は水深の高さに設定して常にラインにテンションを掛け続けて泳がせるのだと教育的指導を受けると、どチャラでも根ガカリすることなくスイスイ泳ぐようになり、狙ったピンポイントを思い通りに通すことができるのだ・・・泳がれではなく、あくまでも攻める泳がせは目から鱗だす!

そんなこんなで、教育的指導を受ける前までは上手く泳がせられずストレスが溜まっていたけど、ちょっとしたアドバイスを色々頂いてからは思い通りにスイスイ泳がせられるようになり、良い感じで竿を絞る。

                 
         
釣れるのは平均22~23cmの良型ばっかしなので先調子の虹竿が悲鳴を上げる

ただ、掛かるのは思いの外良型(最大24cm)なので、5.5mmの鼻カンでは小さ過ぎるし、ビンビンの先調子の虹竿(H2.5)では引き抜く根性が足りない(胴が曲がらない)ので、ロケットが多発して循環が途切れる。

昼食後は、やや胴調子の小太刀80-85Sに取り替え、鼻カンを6.5mmにサイズアップ・・・この竿だば、シッカリ胴に乗って良型でも引抜きは楽勝だす。

             
   
泳がせ釣りがちょっぴり好きになったかも?      オラの倍以上は釣っている長老

そんなこんなで、16時過ぎまで泳がせ釣りを楽しみながら練習をして、良型(20~24cm)ばっかし21匹の釣果!
オラ的には十分満足だすども、長老(名手)の半分以下の釣果だす。

竿:リミプロ 90 H2.5 ⇒ 小太刀80-85S(85で使用)
水中糸:アーマード006号
鼻カン:5.5mm ⇒ 6.5mm
ハリ:マルチ7.5号3本イカリ

ポイントの見極め方・攻め方等を丁寧にご教授して頂いたおかげで、攻める泳がせ釣りのコツを知ることができ、とっても有意義な一日でした。(泳がせ釣りがちょっぴり好きになったかも)


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2023年08月07日(月)


・・・渇水と場荒れが進んで土用隠れ、ポイント剪定が決め手になる閉伊川(撃沈)・・・



明日、東京からやって来る孫たちに鮎の塩焼きを食べさせてあげると約束したので、Kさんと示し合わせて閉伊川へ・・・・。
4日にオトリ鮎を6匹確保していたけど、翌日の猛暑で飼育水槽の水温が30℃を超え、夕方までに4匹も昇天(煮えて)させてしまったのだ。
残りの貴重な2匹も高水温にならないよう、十分注意をしていたにも拘らず、昨夜の熱帯夜で今にも昇天してしまいそうになっていてパクパク状態。
てな訳で、残念ながらオトリ鮎を新たに購入する羽目になってしまったのだ。

茂市のオトリ屋さんで、丁度、仕入れて来たばっかしの元気オトリを2匹購入して、Kさんが待っている吉田橋へ・・・。

   
 
Kさんはオラがオトリを放つまでに3匹も掛けている  先客にご挨拶をしてシモの瀬に入らせて貰います

橋のシモに先客が入っていたので、オラたちはカミからスタート!
オラがすったもんだしながら仕掛けをセットしているうちに、Kさんは3匹も釣っている。

遅ればせながら、絶対釣れそうな一級ポイントにオトリを入れるも・・・
あれっ?この買ってきたオトリ鮎は全く尻尾を振らないってが!
ダメダコリャ、もう1匹のオトリ鮎に選手交代するも・・・
こちらも、グタっとして全く泳ぐ気配がないのだ。
もしかして、グッタリしているのはオトリ屋さんの冷たい水からいきなり水温が高い川の水に浸けたからだべか?

何れにせよ、優しく丁寧に引いてもグッタリしたまま全くやる気がないのだ。

こ~なったら奥の手、0.8号のオモリを噛ませて(鼻オモリ)優しく引いてあげる。
うむ~、ど~みても鮎ルアーを引いてる感覚だす。

                 
                 錘を噛ませて漸く野鮎に替わった

そんなこんなで、あちこち引き摺り回して、いよいよオデコを覚悟した時、ググっと穂先に重みが乗って漸く良型の野鮎に替わった。(ホッ!)

その野鮎をオトリにして、あちこち徘徊しても鮎の反応がない。
シモの荒瀬まで釣り下って、漸く1匹追加して午前中は2匹で終了!




   
 
午後は瀬肩からスタートして            荒瀬の開きまで釣り下るも・・・

昼食後、Kさんは開始早々掛けるもロケットバラシ、それでも直ぐさま掛けてシッカリ釣っている。
そんなKさんを羨ましく横目で見ながら、瀬肩を立て竿のカミ飛ばしで泳がせる。
ジッと我慢の子の泳がせ釣りも、いよいよ飽きてきたかな?という頃に、やっと目印が飛び、良型がタモに飛び込む。

                 
                
釣れれば型は悪くないんだすども・・・

その後、シモの荒瀬を釣り下るも全く反応なし。
再び瀬肩に戻り、水が走っている筋を引き、前アタリのあったポイントで止めて待つと、ガガッと竿が引っ手繰られ、良型を追加。
更に、同じ筋でもう1匹追加した後は気配も無くなり打ち止め。
Kさんも、午後は初っ端の1匹だけでその後はさっぱり。

             
     
お互い数える程でもなく暗算で充分    今後はドチャラの泳がせに挑戦します(キッパリ)

結局、オラはAM2匹・PM3匹で5匹、KさんもAM4匹・PM1匹で5匹の貧果。

竿:小太刀 S80-85
水中糸:アーマード008号
鼻カン:6.5mm
ハリ:マルチ7号4本イカリ

釣れないのは土用隠れのせいにしたけど、誰~れも見向きもしないようなドチャラに入った人はシッカリ釣果を出しているのだ。
渇水と場荒れが進んでいるので、リセットされるまでは苦手意識を捨てて、真面目に立て竿の泳がせ釣りに取り組まなければ、これ以上釣果は望めません。(キッパリ)


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2023年08月04日(金)


・・・またもや無駄なロストが多過ぎた閉伊川、オラ何か悪いことをしたべか?・・・



先日、桧木内川で群れ鮎狙いの泳がせ釣りをやったけど、イマイチ面白味に欠けて消化不良気味だったので、口直しに閉伊川へ・・・。

川井小学校前から下流に向かって、空いている場所を探しながら車を走らせる。
坂本橋の所が誰~れも居なくてポッカリ空いていたので、速攻で入川場所決定!

   
 
中州が無駄に広くて分流になっている        本流の右岸は所々樹木が覆い被さっている

右岸側の川幅が狭い100m程の瀬を釣り下ります。
初っ端から、瀬にオトリを入れた瞬間!・・・いきなり良型が竿を絞る。
その後も、野鮎が居れば瞬殺で掛かるのだ。
入れポンで掛からなければ、いくら丁寧になぞっても絶対に掛からないのだ。
こ~ゆ~釣りをしていると、釣りが雑になりそうで怖い。

             
     
23cmを筆頭に良型揃い              こらこら邪魔をするな

案の定、掛かり鮎を引き抜く時に岸から柳の枝が真横に張り出していたけど、居れば瞬殺の釣りに調子こいていたもんだから、エイヤ~ッ!っと勢いで引き抜いたら・・・水中糸が柳の枝にバチっと当たって親子ドンブリ!
これが、文(あや)の憑き始めで、仕掛けの張り直し1回目。

その後、同じポイントで間を置かずに掛かったけど、ハリス切れで空中バラシ!・・・仕掛けを張り替えて一発目だから、ハリも新品なのに。
更に、鋭く尖った底石に水中糸がガリッと擦れた瞬間、水中糸が鼻カン仕掛けの直ぐ上から切れたのが2回。

頭上の木に引っ掛けないよう気にしていたのに、ちょっと気が緩んだ瞬間、グチャグチャに引っ絡まってしまって2回目の仕掛けの貼り直し。

気を緩めたばっかしに痛い目にあったので十分注意していた筈なのに、またもや頭上の木に引っ掛けてしまって・・・
これは、ガチャガチャしていたら取れたんだけど、水中糸の一番上の目印付近に傷が付いたのね。
その直後、竿が引っ手繰られてグッと竿を矯めた瞬間・・・プッシュ~ン!
本日3回目の仕掛けの張り替えで、ロストした鮎は6匹だす。
自分の不注意とはいえ、舟残りが増えない(寧ろ、減っていく)のが悔しくて・・・。



昼食後は、川幅に合わせて竿を7.0mに持ち替える。
友鮎70はH2.75の硬さなんだすども、張がイマイチ弱くて22~23cmのオトリのコントロールが上手くできないのだ。

   
 
7.0mでピンスポット(竿抜け)を直撃するも     段々の壺にオトリを投げ入れて・・・

午前中、2往復なぞったポイントなので、さすがにアタリは貰えない。
瀬尻の段々(壺)に空中輸送でぶち込んで、3匹追加しただけ。

                 
              
プヨプヨして締まりのない魚体は泳ぎがイマイチ

瀬尻の段々のシモには釣り人が2人竿を出しているので、他に移動しようかとも思ったけど、面倒くさいので夕方まで床休めをして、夕方スイッチが入って差して来るのを待つことに・・・。
身体を休めながらの~んびり待っていると車が1台やって来て、空けていたポイントにちゃっかり入って来て竿を出されてしまったのだ。




   
 
涎もんの瀬なのだが垢付きがイマイチ        チャラ瀬は釣れそうだすども食指が動かない

仕方がない、ここは泣く泣く車で場所移動・・・。
小国川との合流点が空いていたので、瀬で竿を出すも、一回空中バレがあっただけで反応なし!
40分程で見切りを付けて、再度場所移動。




              
              
未だ白っ川で釣れそうな雰囲気はない

片巣橋のカミが空いていたけど、釣れそうな雰囲気に欠ける。
それでも、ダメ元で新垢が付いていそうなポイントを軽くなぞるも、20分でギブアップ!
今日のところはこの辺で勘弁して上げませう。

                  
                  
掛けている割には釣果が増えない

結局、今日の釣果は18匹!
仕掛けを張り替えたのが3本、鼻カン仕掛けは5組消費、ロストした鮎は6匹だよ!
最近、無駄なロストが(仕掛けも鮎も)多いってことは・・・オラ何か悪いことをしたべか?

竿:小太刀 S80-85 ⇒ 友鮎70
仕掛:アーマード006号
鼻カン:6.5mm
ハリ:マルチ7号3本イカリ

涸川区間はシッカリ垢が付いているけど、上流部は未だ白っ川気味。
新垢が付いているチャラをカミ飛ばしの泳がせ釣りで狙えば良いのだろうけど・・・
ストレスが溜まりそうで、ど~しても食指が動かないのだ。


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2023年08月02日(水)


・・・大勢釣り人で賑わってはいるけど群れ鮎に騙されて面白味に欠けた桧木内川・・・



桧木内川も新垢が付いているだろうと期待して、まずは上流部の栃木橋に行ってみると、入れ代わり立ち代わり橋の上から川を覗きにやって来るけど、誰~れも竿を出していない。

   
 先日の豪雨で川床はなだらかになってしまった    瀬肩の吸い込み付近にオトリを入れてみます

先日の豪雨で川床の形状が変わって釣れそうな雰囲気が失せているけど、折角だから竿を出してみませう。
あれっ、まだ新垢が付いてないので底石は全く滑らない。

黒い大石に囲まれて一番釣れそうな瀬肩の吸い込みにオトリを入れると、間髪入れず小振りで白い野鮎が目印を飛ばす。
次に瀬肩の波立ちに入れると、これまた瞬殺で小さな白い鮎がタモに飛び込む。
ヤバイ、これだば閉伊川仕様の6.5mmの鼻カンが大き過ぎる、5.5mmで良かった。

                
              
このサイズに6.5mmの鼻カンが大き過ぎるべ

しかし、初っ端の2連発の後、新垢を探しながらあちこち探ってみるも・・・釣れる気配がない。
そんなこんなで、1時間半ほど探‎り回って14.5cmから20cmの白い鮎を5匹釣ったところで昼食タイム。



午後は下流部街中へ車を走らせる。
桧木内川下流部で釣れ始めたという情報が流れたためか、平日だというのに大勢の釣り人が押し寄せ、鵜ノ崎堰堤から内川橋の下流まで満遍なく釣り人が竿を出している。
オラが入られる所なんぞ無いべさ。
仕方がない、先日オデコを食らったチャラ広場へ行きませう。

   
 
まだ新垢は付いてないのだ(底石はコキコキ)    なるべく流れの走っている所を狙って泳がせます

藪を漕いでポイントに辿り着き、苦手な泳がせ釣りで群れ鮎を狙う我慢の釣りだす。
誰~れも居ないので、もし野鮎が縄張りを持っていたら独り占めかな?なんて、捕らぬ狸の皮算用。
しかし、川に入ってみると、水が温かい割には底石はコキコキで新垢はまだ付いていないのだ。

                 
                 
憎き川鵜の群れ

200mほど離れた玉川の浅瀬に40~50羽の川鵜が屯して羽を休めている。
近付いて行く素振りを見せても、全く逃げる気配はない。

それでも、あちこちで群れ鮎が目視できるし、頻繁にハネているので釣欲はそそられる。

ジッと耐えるのを覚悟して、水が走っている所にオトリを泳がせる。
此処でも、間違って交通事故的に掛かるのは真っ白な小振りな鮎。

群れ鮎に騙されて、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしてこれでもかと泳がせまくって、釣果はたったの5匹のみ。

             
     
掛かるのは痩せこけた白い鮎           白い鮎ばっかしで面白味に欠ける

本日の釣果は二箇所合わせて、やっとツ抜けの10匹で、まだ縄張りを持ってない白い鮎ばっかしだす。
やっぱ、誰~れも居ない場所は釣果もそれなりでした。

竿:小太刀S 80-85 ⇒ リミプロ90 H2.5
水中糸:アーマード006号
鼻カン:6.5mm ⇒ 6.0mm
ハリ:マルチ7号4本イカリ ⇒ フックK6.5号4本イカリ ⇒ ミニマム6号4本イカリ

オラが諦めて帰る時には、あんなに居た釣り人が殆どいなくなっていたので、ポイントの潰し合いで、思ったほど釣れなかったんだべか?


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2023年07月31日(月)


・・・空中バラシと鼻カン仕掛けのロストに翻弄され舟残りが増えなかった閉伊川・・・



豪雨の後遺症も大分癒えたので、久し振りに本気釣りをするために閉伊川へ
・・・新垢はしっかり付いている。

涸れ川は大勢の釣り人で賑わっている。
暫く眺めていると、あちこちで竿が立っている。
したら、オラもご相伴に預からせて頂きます。

   
 
この瀬肩の開きの群れ鮎狙いからスタート!     少しずつ瀬を下って・・・

良型の群れ鮎が沢山見える瀬肩の開きに、Wチョウ6.5号を装着して苦手なん泳がせ釣りでスタートします。
群れに同化させてジッと我慢の子!
程なくして、20cm超の良型が絡んでタモに飛び込む。

                
                 
皮が硬くてハリが弾かれる

次も程なく竿を絞るも、脳天即死!
更に、続けざま空中バレの連発!
野鮎の皮が硬くて、ハリ先がしっかり刺さらないのだ。

オトリはヘロヘロになってしまったので、ハリをフックK6.5号4本イカリに取り替えて、再び養殖君に頑張って貰います。
ハリを4本イカリに替えても空中バレは止まらず、掛けても掛けても舟残りが増えないのだ。
ハリをキープ7号3本イカリに取り替えて、漸くバレが止まったのだ。

Kさんが元気なオトリを求めて来たので「舟の中から元気の良いヤツを選んで」と言ったものの、使い古しばっかしで申し訳ない・・・そんなヨレヨレオトリでも、直ぐに掛かってくれたので良かったす!
いやはや、タモからピョンと逃げられたり、引き舟に入れようとしてツルンと逃げられたり、無駄なロスト多くて舟残りが中々増えない日なのだ。




   
 
見覚えのある瀬まで下ってきました         転んで元竿を折損したKさん

午後はタモ網をカヤダモでキメてみます・・・たまには使ってあげないと。
300mほど下流まで下って、深瀬の絞り込みを攻めてみます。
何んと、この深瀬の底石は鋭利に尖っているのだ。
その底石に、鼻カン仕掛けの上の水中糸がガリッと触れると、何の抵抗も無く一瞬で道糸が飛んでしまうのだ。(鼻カン仕掛けと水中糸は付け糸なしで接続しているので擦れに弱いのだ)
底に入れれば釣れるので、仕掛けを飛ばす確率は高いけど釣れてなんぼだから勝負だす!
あちゃ~っ!と嘆きつつ、鼻カン仕掛けを5個もロストしてしまったのだ。(親子ドンブリではないけどオトリ鮎も無駄にロス)
そんなこんなで、遅々として舟残りが増えないもんだから、飼育水槽に入れる元気なオトリが確保できないかも?と不安が過る。

             
     
Kさんも良型を掛けています            本日一番の良型(23cm)

それでも、徐々に荒い瀬の流心に届くまで立ち込んで行き、吸い込みや三角波を直撃する得意のパターンが嵌ってきた。
最終的には荒い流心を攻めるパターンが決まって、何とか辻褄を合わせることができたのだ!(ホッ)

竿:小太刀 80-85S
水中糸:アーマード006号
鼻カン:6.5mm
ハリ:Wチョウ6.5号 ⇒ マルチ7.0号4本イカリ ⇒ フックK6.5号4本イカリ ⇒ マルチ7.0号3本イカリ

             
   
最終釣果は17匹!(無駄なロストが多過ぎ)   オトリをシッカリ確保し明日も連荘予定のKさん

午前中はハリが合わなくて空中バラシ祭り!・・・野鮎の皮が硬いのだ。
午後は水中糸が鼻カン仕掛けの上が鋭利な底石に擦れて一瞬で飛んでしまう鼻カン仕掛けロスト祭り!・・・こ~ゆ~ポイントでは、付け糸が必須だす。
今日は、朝から釣っても釣っても、一向に舟残りが増えない日だったので、一時はど~なるかと思ったわい。
25~26匹は間違いなく釣れたのに、無駄なロストで最終釣果は17匹!・・・それでも、飼育水槽に入れる分の元気なオトリは確保できたのでヨシ!としませう。


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2023年07月27日(木)


・・・白川の群れ鮎を攻略できずオデコを喰らってオトリ継ぎを失敗した桧木内川・・・



飼育していたオトリ鮎は、連日の猛暑で煮えてしまって残り1匹だけ。
なんとしても今日中にオトリ継ぎをしないとヤバイ状況になってきたので、未だ白川であることを承知の上で桧木内川へ・・・・。

中流部、西明寺の河川公園から川を覗きながら下流へ向かって車を走らせる。
水位は平水まで下がっているけれど、未だ白川状態で釣れそうな気配はない。

もしかして、チャラ広場だったら新垢が付き始めて群れ鮎が溜まっているかも?
落合公園に車を停め、歩いてチャラ広場を覗きに行ってみると、野鮎が頻繁にハネているので、ダメ元でここで竿を出してみることに・・・。

   
 
底石はコキコキでまだ新垢は付いていない      陸バミの痕はクッキリバッチシ!

昼食を食べてから着替えをして川に降り立つと、良型の陸バミの痕がバッチシあり、群れ鮎もあちこちでギラギラ光っている。

ハネている所を直撃するように瀬肩を引くと、ピラピラとタモに飛び込んだのは10cmにも満たないビリ鮎。
気を取り直して、再度広範囲に瀬肩を探るも野鮎はカスリもしない。

   
 
ハネのある瀬肩を隈なくなぞり           苦手なトロのカミ泳がせで群れ鮎狙い

瀬肩のカミの腰程の水深のトロ場で立て竿のカミ飛ばしで群れ鮎にじっと我慢の子で同調させるも、絡んでくる気配はなし。
悔しいことに、目印の周りでは群れ鮎がギラギラ光っているし、盛んにハネているのに・・・?

そんなこんなで、2時間も苦手な泳がせ釣りに挑んだのに、遂にオトリ継ぎができないままオデコを喰らって、ギブアップ!
こんな状況下で、オトリ鮎1匹だけで挑んだのは辛かった。
・・・鮎釣りがちょっとだけ嫌いになったもや。

竿:リミプロH2.5 9.0m
水中糸:アーマード006号
鼻カン:6.0mm(ハリス05号)
ハリ:Wチョウバリ6.5号


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2023年7月13日(木)


・・・野鮎は釣り切られており、おまけにアクシデントの連発で撃沈した閉伊川・・・



昨日・一昨日の豪雨で各河川は濁り高水の中、閉伊川だけは味噌汁状態だけど釣りは可能な水位。
Kさんとは現地で合流し、片巣橋の下流まで徒歩移動。

   
 
濁りで底石が見えない               最高のポイントだすども・・・鮎の気配はない

オラのカミの早瀬に入ったKさんはパタパタと掛けるも、オラが入った一級ポイントはヤマメは居たけど鮎の反応はなし!

                
                 
kさんはパタパタと掛けている

一番美味しいポイントで1匹掛けたものの、2連荘でヤマメを掛け、オトリをヘロヘロにしてしまい早々にギブアップ!
下流は諦め、片巣橋の上流に移動します。


             
          
一級ポイントだすどもすっかり釣り切られている感が否めない

竿を担いで移動中、仕掛けが突風に煽られてグジャグジャに絡まって解けなくなってしまったので、泣く泣く新たな仕掛けに張り替える。
ヘロヘロのオトリで深トロまで釣り下ってやっと1匹掛け、その後ヘロヘロのオトリでやっと掛けた貴重な野鮎はタモから逃げられてしまうし。
さらに、ガガッ!とアタって、フッと軽くなったので蹴られたのかと思って引き寄せてみたら、何と、鼻カンハリス(0.5号)が飛ばされているし。





午後は、アクシデントの止めとして竿が破損したりするのを恐れ、破損しても悔しくない違法改造竿「なんちゃって友鮎」のテストをすることにします・・・釣果はさて置いて。

             
         
kさんも苦戦しているんだすもの、オラが釣れないのは当たり前だすべ

味噌汁状態の濁りも薄くなったので、野鮎の活性が高まることに期待して、丁寧になぞるも・・・
鮎の反応は皆無に等しく、釣れる気がしないので竿の引き具合のテストに集中!
違法改造竿は穂持ちが若干柔らかいので、慣れるまで時間を要したけど、なかなか面白いアクションで気に入りました。

  
掛れば良型だすども        オトリの入れ替えは出来ました   kさんはオラの3倍は釣ってるべ

ツ抜けすらできない情けない釣果だすども、違法改造竿のアクションを確認できただけでヨシ!として、今日のところは勘弁して上げることにしませう。

竿:小太刀 80-85 S ⇒ 違法改造「なんちゃって友鮎」80
水中糸:アーマード 0.06号
鼻カン:6.0mm
ハリ:フック K6.5号 4本イカリ ⇒ マルチ7号 3本イカリ

ポイント的には最高なんだけど、解禁から2週間近く経過して野鮎はすべて浚われてしまったので、今後は魅力のなさそうなポイントの残り鮎狙いが鍵になるのかもしれません。


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2023年07月10日(月)


・・・豊沢川経由で雨の桧木内川へ行き違法改造竿とゼロドライブの使い勝手を検証・・・



今日は、解禁日の豊沢川経由で桧木内川へ行き、違法改造のなんちゃってリミプロのテストとゼロドライブの使い勝手を検証してきました。(釣果は二の次ですから)

友人のKさんが今日解禁日の豊沢川へ行く予定とのことなので、オラもそれに合流することにし、豊沢川へ・・・。

コカコーラ前の上根子橋の下で竿を出しているKさんと合流。
暫く竿を出しているけど鮎の気配は全くないみたい。
それでもKさんは折角だから、オトリを1匹潰すまで頑張るとのこと。
オラは竿を出すことなく、下流部の様子見に車を走らせることに・・・。

            
            
 釣り人の直ぐ傍に川鵜が逃げずに居座っている

平成橋上下には数人の釣り人が竿を出していたが、誰も竿を絞る様子はない。
釣り人の近くの岩の上には川鵜が居座って全く逃げる気配もないので、鮎が居なくなったのは川鵜の食害によるものと確信。

豊沢川での釣りを諦めたオラは、桧木内川へと向かうことにしました。
途中、Kさんから「熊と鉢合わせした」との連絡が入った。
そんな熊騒動に驚きながら、仙岩峠に差し掛かると雨が降り出してきた。

桧木内川に到着した頃には、雨脚はかなり強くなっていた。
それでも、オラのお目当てのポイントには悉く釣り人が竿を出しており、オラの入る余地はない。
空いている場所を探しながら上流へと車を走らせる。
栃木橋には誰も入っていないけど、雨が強いので車の中で待ちます。

   
若干高水で薄濁りだすどもコンディションは悪くない  川面には幻想的な靄が立ち込めている

雨が小降りになったタイミングで、雨具を着て靄が立ち込める幻想的な川面の河原に降り立つ。
せっかく来たので、オデコ覚悟で違法改造のなんちゃってリミプロのテストを行います。
薄濁りの川底にオトリを送り出すも、穂先と胴のバランスが悪くて、荒い瀬の底波にうまく入れることができず、釣りにならないのだ。
結局、違法改造のなんちゃってリミプロは使い物にならない失敗作の竿だったす。

             
     
支障のゼロドライブ               釣れたのは後にも先にもこれ1匹!

なんちゃってリミプロを使うのはキッパリ諦め、竿を支障から預かっているゼロドライブに取り替える。
ゼロドライブは全体的にグニャグニャして締まりがないため、瀬の筋やピンポイントにオトリを誘導するのが難しく、引き加減が非常に難しい竿だす。
優しく引けばオトリは動かず、強く引きすぎるとビヨ~ンと変な動きをして、なかなか言うことを聞かないのだ。
感度もイマイチで、なんぼしても友達にはなれない竿だす。
しかし、チャラ瀬で自由奔放に泳がせる機会があれば、もう一度使ってみる価値はあるかも?

結局、追い気のある鮎の気配はなく、釣れたのは間違えて掛った1匹だけの情けない釣果。(オデコだけは免れた)
平瀬に釣りの対象にならないサイズの群れ鮎の煌めきが見えるので、一旦高水が出てのリセット待ちだす。


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2023年07月07日(金)


・・・七夕釣行、放流鮎が溜まっている場所の探り合いの桧木内川・・・



             
         
人っ子一人居ない雫石川・・・このまま死の川になってしまうんだべか?

9時過ぎ雫石川を覗いてみるも、釣り人が見当たらない。
当然、遠目に見ても底石が腐っているのが確認できる。
このまま死の川になってしまったら、一軒しかないオトリ屋さんも店を畳んでしまう運命になるかも?
感傷に浸っていても始まらないので、今日も桧木内川へ走ります。

雫石川がダメで桧木内川に釣り人が流れて来たのか結構な人出だす。
中流部に入ろうと思って来たのに、オラの入る余地は全くない。
10時過ぎに来て、良いポイントに入ろうだなんて虫が良すぎたかも?
桧木内川も釣りの対象になるサイズの遡上鮎が殆ど居ないので、放流鮎が溜まっている場所の探り合いなのだ。

下流部は、鵜ノ崎橋上下の瀬だけは多くの釣り人が竿を出しているが、古城橋から下流街中は人っ子一人居ない。

   
 
おろっ、川原にキジのオスが居た          昔と違って平坦な流れになってしまった

昼食タイムの後、ダメ元で下流玉川碇川原地区へ行ってみると、一人竿を出していた。
流れを覗いて見ると無数のハミ痕があるし、小さいが遡上鮎の煌めきが確認できたので、取り敢えず此処で竿を出してみませう。
先客の方の邪魔をしないよう、300m程下流の早瀬に入ったら、先客の方はオラと入れ代わりる様に竿を畳んで川から上がって行った。(やっぱ、ダメなんだべか?)
下流部を一通りなぞって反応が無かったので上流部のザラ瀬へ移動するも、鮎の反応は貰えず無駄にオトリを弱らせただけ、早々に勘弁して上げることにします。

   
 
幸い此処がポッカリ空いていました         この狭い一角でパタパタと釣ったら忽ち打ち止め

こ~なったら、ゴールデンタイム狙いだす。
何としてもオデコだけは回避したいので、空いている場所を探しながら車を上流へ走らる。
幸運にも栃木橋がポッカリ空いて居たので(午前中はシッカリ釣り人が入っていたのに)、ダメ元で此処に賭けることにします。

最初から大きめの石が入っている一番のポイントをヨレヨレのオトリでなぞります。
程なくして小気味良いアタリで 18cmのオトリサイズがタモに飛び込む・・・ホッ!これでオデコ解消だす。
その後、狭い一角でパタパタと掛けてしまったら・・・8匹で打ち止め。

             
     
オトリに丁度いいサイズ           オトリ飼育水槽に入れる分は確保できました

もう少ししたらゴールデンタイム!
黄色い鮎が差して来るのを待ったが、待てど暮らせど野鮎が差して来る気配はなく釣り返しも効かないので、今日のところはこの辺で勘弁して上げませう。

竿:小太刀80-85 S
水中糸:アーマード006号
鼻カン:6.0mm
ハリ:フックK6.5号

危うくオデコを喰らいそうだったけど、幸い栃木橋がポッカリ空いていて飼育水槽に入れる分の元気オトリは確保!
今後、釣りの対象になるサイズの鮎が遡上して来るんだすべか?


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2023年07月05日(水)


・・・雫石川の解禁日だすども遅ればせながら桧木内川の解禁をしてきました・・・



今日、7月5日は大谷君の誕生日だすども、地元雫石川の鮎解禁日でもある。
いくら地元の川でも、解禁日は激混みが予想されるので早めの出勤をしたところまでは良かったけど・・・

   
 
解禁を待ちわびていたのに悪態を吐きながら次々帰宅   30分程なぞるも鮎の気配は皆無

鉄板ポイントを30分程なぞるも、鮎の気配なんぞ全く感じられずカスリもしないのだ。
目の届く範囲で10人ほど竿を出していたけど、誰一人竿が立つことなく、悪態を吐きながらポツポツ川から上がって帰って行く。
今年も雫石川の年券は幽魚券だす。(雫石川は終わった)




てなことで桧木内川へ走り、藤枝さんにご無沙汰のご挨拶。
なんと、桧木内川のオトリも値上げされていて1匹800円ですと!

            
        
組合員のおっちゃんに此処に入ると良いよと薦められて入ったけど・・・?

オラは中流部に入り、雫石川で引き摺り回したヨレヨレのオトリで瀬肩からチャラ瀬をなぞることお昼まで2時間・・・鮎の反応が貰えずオデコ!

             
     
左岸の荒い三角波を集中的に攻める        5.0mmの鼻カンがキツイ

半分ヤケクソ気味で三角波の立つ荒い瀬にぶち込んでみると、いきなり竿を引っ手繰くられて20cmの良型がタモに飛び込んだ。
噂では、今年の桧木内川の鮎は小振りだというけど良型だすべだ。
05号の鼻カン仕掛けが心許ない。



その後、速攻で良型を追加し、調子込んで荒い三角波を攻めていたら、ガガガーンと竿が引っ手繰られて目印の下から水中糸がぶっ飛んで親子ドンブリを喰らう。
気を取り直して仕掛けを張り直し、再び荒い瀬に突っ込むと、すかさず良型が竿を絞るも、これまた空中鼻カンバレ(なんと!オトリが鼻カンから外れたのだ)
そんなこんなのアクシデント続きで、遅々として釣果が伸びない。

             
  
黄色い鮎に替わってこれからだと思うけど・・・    腹が減って泣く泣く川から上がります

それでも、短区間の荒い瀬でパタパタと掛けて良型19匹の釣果。
追い星クッキリの黄色い鮎に替わってきたので、まだこれから釣れそうな気がするけど、あまりにも腹が減って気持ち悪くなってきたので、今日のところはこの辺で勘弁して上げませう。

竿:小太刀80-85S
水中糸:アーマード006号
鼻カン:5.5mm ⇒ 6.0mm
ハリ:フックK6.5号4本イカリ ⇒ マルチ7号3本イカリ

今日は解禁の雫石川で引き摺り回したヨレヨレのオトリで辛うじて野鮎に替えることができて、遅ればせながら桧木内川の解禁も無事迎えることが出来ました。
今年の鮎は思いの外良型なので、トリプルホース&メガトルクの出番が増えるかも?


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2023年07月01日(土)


・・・今年もあゆ釣りは閉伊川で幕開け、困った時のKさん頼りで大満足の解禁日!・・・



閉伊川は昨夜までの豪雨で赤だし味噌汁状態。
茂市の簗場のオトリ屋さんに着いたら、丁度Kさんも現着したところでグッドタイミング!
(電話を掛けなくて済みました)
えっ・・・何と、今年からオトリ鮎は700円/匹ですと!
年券にしようか迷いながらも日釣り券を購入し、Kさんのご案内で上流部片巣橋へ入川。

   
 
ず~っと上流まで釣り人がズラ~ッと並んでいる   見た目が悪い此処だけポッカリ空いている

赤だし味噌汁状態も徐々に薄くなってきているようなので、底石はハッキリ見えないけど2023年のあゆ解禁スターティン!

             
  
チャラをジックリ泳がせてポツポツ掛けるKさん     オラは左岸の平瀬へ・・・

Kさんは入川場所の右岸のザラ瀬からスタート!
オラは、左岸の平瀬に良い石が点在していると教えて貰ったので、対岸へ漕ぎ出します・・・水が冷てぇ~っ!
この平瀬のシモには涎もんの荒い瀬が待ってるので、まずは野鮎の確保に専念します。
竿は違法改造8.0m、水中糸アーマード006号、鼻カン6.0mm、ハリはフックK6.5号4本イカリ

Kさんはスタート直後からポツポツ掛けている。
オラの周辺は砂地底なので底石が点在してポイントを外さないよう丁寧になぞる。
程なくして、前アタリの後、心地良い引きで竿を絞りタモに飛び込む・・・2023年の初鮎は16cm程のオトリサイズだす。(記念写真をパチリ!)

             
     
2023年の初鮎だす!               水深のある所は型が良い

その後も、前アタリを感じたポイントを外さないよ竿を鋭角気味に構えて、飽きないペースで竿を絞る。
水深&流速に比例して型は良く、19.0cm前後の良型が揃う。
このポイントでもう少し拾えそうな気がするけど、背釣り好きの悲しい性、オラの足は自然にシモの荒い瀬に向きます。

勇んで荒い瀬にオトリ鮎を突っ込むも・・・
あれ?シッカリ底波に入っているのに反応がない、ましてサラ場なのに。
漸く掛かったと思ったら、良型にヤマメだったりして、何とか釣れたのは白い鮎が2匹だけ。

                
            
違法改造竿(なんちゃってグラスリ)の穂先が折れた!

まだ瀬に入ってないんだべかと、ガックリ肩を落とし平瀬に戻ろうと、竿を担ぎ仕掛を口に銜えて河原を移動していたら、頭上でパッキーン!と軽く乾いた音と共に穂先が3分割に折れてオラの頭に降ってきたのだ。
・・・・えっ、オラ何にもしてないし、全く何の力も加えていないのにぃ~、なして?
20年以上前に違法改造した竿だから劣化していたのかも(何しろ穂先はガラスの脆さのG社の競技SPですから)・・・くっそ~っ、お気に入りだったのに残念!

竿を取り替えに車に戻り、小太刀80-85Sに(何を血迷ったのか)ソリッドの穂先をセットする。
オラが朝一で攻めた正面の平瀬にオラと入れ替えに入っていた人が上がったので、今度はオラが入ります。

鮎は居るような気配を感じるけど、ソリッド穂先はイマイチ前アタリがわからないので気が散ってしまうし、オトリ操作も儘ならないし(オラが下手なだけだすども)、掛かってもムニュ~ッと竿が撓るだけだから、手に響く感触が無く、何となく釣れたという感覚で全く面白味に欠けるのだ‎。
・・・オラ、ソリッド穂先は苦手だす。
ついでに、ハリを小針のパワーミニマム5.5号4本イカリを試したのね。
したら、水中バレ2回と空中バレ2回も喰らって・・・再び、フックK6.5号4本イカリに戻したらバレはピタッと止まったのだ。





昼食後、道の駅「やまびこ館」へ行って一旦腹を軽くしてから、午後の部スタート!
Kさんは午前中と同じく右岸のザラ瀬で竿出している。
オラは穂先を標準チューブラー(エキサイトトップⅡ)に付け替えて、さて、何処に入ろうか・・・。
カミにもシモにも釣り人がズラ~ッと並んでいるけど、オラが朝一で入った左岸の平瀬だけがポッカリ空いていたので必然的にその平瀬に入ります。

             
    
他の河川の漁協でも実施して貰いたい        混雑してきて入る所がない

オトリを底石がある所へ送り出すと、すかさず前アタリが出て一呼吸おいてガガガッと心地良いアタリが手に響き、アワセをくれると竿がグワ~ンと撓る・・・これだよ、これ!やっぱ標準チューブラー(エキサイトトップⅡ)は超面白れ~っ!

             
 
写真では穏やかに見えるけど涎もんの荒い瀬なのだ    こんなんサイズばっかし!(19.5cm)

飽きないペースでジックリポイントを攻めてポツポツ釣果を稼ぐ。
野鮎の追い星がクッキリしてきたので、もしかしてシモの荒い瀬に野鮎が着き出しているかも?と試しに一番荒い流心にオトリを入れてみると・・・間髪容れず、ガガガーン!とアタッてギューンと竿が引っ手繰られる!
一時、追い星クッキリの良型が入れポン・出しポンの入れ掛かり、したけどシモに釣り人が入っているので釣り下れない。
荒い瀬はちょっとの区間しか出来なかったけど、入れ掛を十分楽しませて貰って、満足して竿を畳ませて頂きました。

             
 
 久し振りに立ちっぱなしだったので疲れたみたい    悪条件での40匹は大満足の解禁日でした

釣り人が多くて移動が儘ならない状態だったすども、限られたポイントを丁寧になぞって心地良いアタリを堪能。
飼育水槽に入れるオトリ鮎は十分過ぎる釣果に大満足!
やっぱ、困った時のKさん頼りの解禁日でした。


40/40