22’あゆ





                       釣 行 記








2022年09月16日(金)



・・・桧木内川の群れ鮎はパワーを失いただ重いだけ、本日を以って納竿します・・・



台風14号が北東北を直撃する前に、思い残すことのないよう納竿の義をしておこうと桧木内川へ・・・。

             
            
落合野球場前の瀬には釣り人がズラ~ッと並んでいる

鵜ノ崎橋の上下と落合球場前は、結構な釣り人で賑わっている。
オラはドチャラに群れている落ち鮎狙い・・・チャラ広場に入るのは何年ぶりだすべ?

             
          
懐かしのチャラ広場は、すっかり小石底のドチャラに・・・

先日はメスのオトリ鮎を選んで買ったがイマイチ泳ぎが悪かったので、今日はオスを選んで買ってきたのだ。
しかし、オスもイマイチやる気がない。

ソリッド穂先で優しく刺激を与えながら無理矢理泳がせて、盛んに跳ねている群れ鮎の中に入れると、突然生き返ったように前後左右に凄いスピードで泳ぎ出す。
群れから外れないよう、張らず緩めずで必死に付いて行くと、ガサガサというアタリで掛かり鮎とオトリ鮎クルクル回っているのが見える。
竿を絞るパワーは無く、ただ重いだけの野鮎をよっこらしょっと引き抜くと思いの外良型で22~23cmはある。

                
              
群れ鮎はドテッとした良型でパワーは無い

オスは鼻カンを通しただけで忽ちオレンジ色のサイケ模様に変色するし、メスはザラザラのサメ肌、ドテッと底にへばり付いて頑として動かないのだ。
それでも、釣りたては元気に泳いでくれるけど・・・群れ鮎に馴染んでも中々掛かってくれず、チャラ広場は
3匹でギブアップ!




   
 
平水より大分水位が低いけど・・・         やっぱ水が走ってないと釣り辛くて・・・

ドチャラとはなんぼしてもお友達になれないので、中流部西明寺河川公園シモの若干水深のある瀬肩へ移動・・・。

                
            
ちょいと小振りだすども、瀬肩で漸く掛かってくれました

チャラ広場で働かせ過ぎたオトリ鮎たちは、いくらムチを打っても全然泳いでくれないのだ。
ダメだこりゃ!こ~なったら背バリを付けて水が走っている瀬肩を強引に引いてみませう。

一番流れの強い所で止めて、暫く待つと・・・漸く野鮎が絡んでくれた。
元気の良い野鮎を確保したので、泳がせでカミの平瀬の群れ鮎を狙います。

            
    
 群れ鮎は良型なのだ(22~23cm)        型は良いいけど釣り味がイマイチだす

ちょっとした掘れ込みに導いてやると、良型が絡み付いてくるも、ただ重いだけで全くパワーが無い。
この掘れ込みで更に2匹追加したところで、群れ鮎の跳ねも無くなり打ち止め。
ツ抜けならずの7匹しか釣れなかったすども、今日のところはこの辺で勘弁してあげませう。

【 竿 】8.5m(穂先:RSソリッド)
【仕掛け】水中糸:アーマード006号 、 鼻カン:6.5mm(ハリス0.8号)
【 ハリ 】フックK6.5号

すっかりパワーを失いただ重いだけの群れ鮎を相手にしていたら、何ともはぁ~虚しくなってきたので、今シーズンの鮎釣りは本日を以って納竿します。(キッパリ)

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2022年09月12日(月)


・・・上・中流部の鮎は下ってしまった桧木内川、バカ犬の散歩釣法で群れ鮎狙い・・・



鮎の道具とへらの道具の両方を車に積み込み、もし桧木内川を覗いてみて鮎がダメな雰囲気だったら、速攻で「玉川の池」へ向かうつもりの、鮎・へら二刀流の構えで家を出発。

西明寺河川公園の前を覗いてみると、水位はすっかり平水に戻っており垢付きもバッチシ!
時折、跳ねも見られるので鮎釣りをすること決めて、速攻でおとり屋さんへ・・・。
鮎竿を持つのは1ヶ月振りだす。

おとり屋さんに「上流部の鮎は下って居なくなったので、下流部(街中)に入った方がいいですよ」と言われたすども、跳ねのあった西明寺河川公園の前へ行ってみることにします。
んだって下流部は、鵜ノ崎橋の上下は釣り人が多くて入られる余地がないし、古城橋のシモの此処ぞと思しきポイントにはポツポツ入っているし・・・。

中流部の釣り人は赤平橋と西明寺の間に1人居ただけ。

   
 
単発的だけどトロ場で跳ねが・・・         瀬肩、ザラ瀬、荒瀬、好きな所に入り放題だすども

先ずは、ザラ瀬を軽くなぞってみるも、野鮎の気配は無いので、カミ飛ばしで瀬肩からカミのトロに居る群れ鮎を狙います・・・うむ~、養殖オトリは泳ぎが悪い。

回遊して来た群れ鮎に馴染んでくれれば、野鮎が絡んで来るのだが、釣れる釣れないは群れ鮎次第。
オラはオトリを弱らせないよう、ジッと拝み釣りに徹します・・・鮎釣りの醍醐味はありません。
まるで、リードを思い切り伸ばして好き勝手な方向へ歩かせるバカ犬の散歩みたいな釣り方なのだ。

             
     
痩せこけて全く追い星がない         こいつも腹がペッタンコでサビが出ている

流石にオトリ鮎任せの拝み釣りは飽きるので、追い星のない群れ鮎を4匹確保したところで、シモの荒瀬へ・・・。

背バリと1号の玉を噛ませて、岩盤の荒瀬の三角波が立っている流芯に突っ込んで前アタリを感じた所で暫く待つと、ガガッガン!と強烈なアタリで竿が引っ手繰られ、グイッと絞り込んだ瞬間・・・プッシュ~ン!ヒラヒラヒラ!
あいや~、親子ドンブリだってが!
仕掛が飛んだのは、鼻カンハリスで水中糸との接続部、考えてみたら今シーズンの親子ドンブリの8割方は、このO社の出来合い鼻カン仕掛け(オレンジ色の08号のハリス)が切れて飛んでいるのだ。(お徳用6組パックが不良品だったのかも?)
気を取り直して、再度荒瀬に突っ込んで、ジッと待って漸く掛けたと思ったら・・・ロケットバラシ!
その後、荒瀬を隅々まで探り歩いたけど、後にも先にもこの2回のアタリのみで野鮎の気配がない。

                
              
追い星が出ていたのはザラ瀬で掛けた1匹のみ

ザラ瀬に戻って、追われたような気配があったポイントで待って待って漸く2匹掛けただけ・・・野鮎が薄過ぎる。
再び、瀬肩からカミのトロの群れ鮎をバカ犬の散歩釣法で狙って、2匹追加!
15時を過ぎてもゴールデンタイムは望めそうにないので、今日のところはこの辺で勘弁して上げることに・・・苦手な群れ鮎狙いで(拝み釣りって竿が重く感じて)グッタリ疲労困憊。

                 
                 
群れ鮎狙いは忍耐だす

結局、釣れたのは白い鮎ばっかしで(追い星が出ていたのは1匹だけ)ツ抜けには届かず(20~22cm)8匹!
・・・撃沈だす。
中流部にも野鮎が居なくなったのを確認できたので、今日で納竿にするべきか?あと1回下流部で竿度出してみるか?悩みどころだす。

【 竿 】8.5m
【仕掛け】水中糸:アーマード006号、鼻カン:6.5mm(ハリス08号)
【 ハリ 】マルチ6.5号4本イカリ ⇒ フックK6.5号4本イカリ

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2022年08月08日(月)


・・・辛うじて新調した7.0mの竿に魂は入ったけど鮎が消えた気仙川に撃沈・・・



桧木内川へ行く予定をしていたけど、秋田県内の天気予報が雨に変ったので急遽気仙川へ行先変更。
昨日から気仙川入りしているKさんが支流の大股川(世田米発電所のシモ)に入っているとのことなので、オラも合流させて頂きます。
大股川だば、狭い場所でも厭わず竿を出せるようにと購入した安価な短竿(7.0m)に魂を入れるのに丁度いいかも?

                
             
漁協の方が「鮎は消えた」と言ってたけど・・・

日釣り券を購入しながら漁協の方に状況を訊ねてみると・・・「もう釣れないよ」「鮎が消えたので、私もここ暫く竿を出していません」ですと。
遅ればせながら現着したのは正午(気仙は遠い)・・・Kさんも川から上がったところで二人で昼食タイム。

   
 
Kさんは上流へ・・・               オラは下流へ・・・狭い!

Kさんは午前中に引き続き上流へ、オラは下流へ釣り下ります。
7.0mの竿は軽くて取り回しは楽だすども、ツンツン突っ張らかってエライ釣り辛いもんだす。
それでも、鼻面を引き過ぎないよう優しく丁寧にポイントを探る・・・水量も多めで垢付きも申し分ないのに、釣れる気配がない。(鮎が居ない?)

                
               
漸く魂が入りました・・・良型(22.5cm)

どんどん釣り下り、堰堤下の段々瀬の壺で漸く良型(22.5cm)が竿を絞る・・・安価な竿でもパワーは十分だす。
これで新調した竿に魂が入ったすども、その後、荒い瀬で小振りな18.0cmを1匹追加しただけで後が続かない。

更に、気仙川本流との合流点まで釣り下るもアタリもカスリも貰えずギブアップ!

もう15時だからこれから釣れ出すのかも?と淡い期待を込めて、再度入渓地点付近をなぞってみるも・・・ダメ!釣れない。




大股川にはキッパリ見切りを付けて、気仙川の上流へ移動してみます。
入られる場所を探しながら上流下有住まで行ってみるも、此処ぞと思しきポイントには必ず釣り人が入っていて竿を出しているが、竹ノ原橋のカミがポッカリ空いていたので、そこでダメだったら今日はキッパリ諦めますから。

   
 
此処がポッカリ空いていたので・・・        薄濁りだすども垢付きは良い

薄濁りで若干水が高いけど垢付きは悪くない。
此処は若干広いので8.5mの竿を使います・・・やはり、安価な7.0mの竿に比べると段違いに引きやすく、感度もバッチシ!

                
          
後にも先にもこの1匹だけ・・・やはり鮎は消えてしまったみたい

ハネは全くないけど、美味しそうなポイントにオトリを通すも・・・反応なし!
やっぱりダメか!かと諦めかけた時、石裏のヨレで目印が引っ手繰られ、小振りな18.0cmがタモに飛び込む。
しかし、反応があったのは後にも先にもこの1匹だけ。
釣れ出すのは15時過ぎからだと言ってたけど・・・嘘です!(キッパリ)

新調した7.0mの竿に魂が入ったけど、3匹しか釣れず撃沈だす。
漁協の方が言ってたとおり鮎が消えたみたいだす。

【 竿 】7.0m ⇒ 8.5m
【仕掛け】水中糸:メタコンポ007号 ⇒ アーマード006号
     鼻カン:6.5mm(ハリス1.0号) ⇒ 6.0mm(ハリス08号)
【 ハリ 】マルチ7.0号4本イカリ ⇒ マルチ6.5号4本イカリ


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2022年08月06日(土)


・・・エメラルドグリーンの桧木内川、徳川家康の心境でジッと待つ釣りに徹して・・・



先日の豪雨による高水が竿出し出来るまで減ってきたので、オトリ替えをしに桧木内川へ行ってみます。
飼育水槽に3匹入っていたオトリ鮎を友缶に移そうと水槽用のタモで掬ったら、1匹友缶に入れる前にショック死を起こして2匹になってしまったのだ。
そんな痩せこけオトリを2匹持って桧木内川へと車を走らせる。

角館の街中(玉川との合流点)から中流部赤平橋、西明寺の河川公園まで偵察を兼ねて車を走らせる。
土曜日だというのに釣り人は疎で、何処でも好きな所に入られる。
取り敢えず、上流部栃木も覗きに行ってみるも、何故か此処だけは大入り満員!
西明寺の河川公園へ戻ることにします。

   
 
垢が飛んでいて何たら歩きやすいこと        瀬肩を徳川家康の心境でジッと泳がせます

褐色だった岩盤や底石がエメラルドグリーンの白っ川になっているのでとっても歩きやすい分、釣れそうな雰囲気はない。
残り垢が残っていると思しき上流左岸の瀬と下流右岸の荒瀬には、きっちり先客が入っているので、オラは瀬肩をじっくり泳がせて交通事故的に掛かるのを待ちます。
「釣れぬなら釣れるまで待とう小町鮎」という徳川家康の心境で釣らせて頂きます。
待てば海路の日和ありですから。

                
                
掛かる鮎はサンマみたいにスレンダー

オトリ鮎まかせに泳がせること30分、ガッガッビューン!と目印が吹っ飛び、ちょっと痩せているけど良型の小町あゆがタモに飛び込む。
ジタバタしても縄張り鮎が居ないんだから、オトリ任せで30分に1匹の飽きるペースの釣りを続ける。

試しに、ちょっとだけ直ぐシモの瀬を引いてみるも全く反応がなかったので、大人しく瀬肩で徳川家康の釣りに徹します。

                
                
メタボは追い星の薄いこれ1匹だけ

たま~にしか掛からないのに、身切れバラシを3回も喰らってしまって、その内フックKのハリ先が折れてバラしたのが2回だもの・・・ストレート針(フックK)なんか嫌いだ!

                
               
無事オトリ替えは出来ました(ホッ!)

そんなこんなで、ツ抜けは出来なかったけど、白っ川でも徳川家康の心境でジッと待つ釣りに徹すれば釣れるということが分かったし、オトリ替えも無事できたのでヨシ!としませう。
因みに、下流右岸の荒瀬の残り垢を狙っていた方は羨ましいくらい掛けていました。

【 竿 】8.5m
【仕掛け】水中糸:アーマード006号 、 鼻カン:6.0mm(ハリス08号)
【 ハリ 】フックK76.5号4本イカリ ⇒ パワーミニマム6.5号4本イカリ


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2022年07月29日(金)


・・・今年の桧木内川の鮎は遡上量こそ少ないけど黄金色に輝く金鮎なのだ・・・



飼育水槽に残っていた、なけなしのオトリ鮎2匹を積み込んで桧木内川へと車を走らせる。
飼育水槽が空き家になるのだけは阻止するためにも、何がなんでもオトリ替えをしなければならないという使命を課して・・・。

朝からの暑さに一旦部屋で涼んでしまったら、外に出るのが億劫になり竿を出すのは午後からでいいやと、重い腰を上げて家を出たのは10時過ぎ。
始めに栃木橋を覗いてみると、3人竿を出しでいるのでパス!

西明寺の河川公園のシモには4人が竿を出している。
先日までは、公園の前の底石はピカピカに光っていて野鮎のヒラ打ちが見えたのだが、今日は底石がくすんでヒラ打ちも全く見えないのでパス!

赤平橋の直ぐカミで竿を出しているけど、堰堤下流には誰~れも入ってないので、此処に入らせて頂きます。

丁度お昼になったので、着替える前にまずは腹ごしらえをば・・・。
川を眺めながら昼食を摂っていると、「午前中、上流部でやってきたけど、全く釣れなかった」とか、「下流でオデコを喰らってきた」とか言いながら、入れ替わり立ち替わり川を覗きに来た人たちが話しかけてくる。
しかし、不思議なもんで、誰も此処に入るという人は居らず、上流部から来た人は下流部へ、下流部から来た人は上流部へと立ち去って行くのだ。

   
 
チャラ瀬の瀬肩から泳がせ釣りでスタート!     水が詰まり過ぎ、あと10~15cm増えれば

徐に着替えを済ませ、堰堤のシモのチャラ瀬の瀬肩からスタート!
平水よりかなり水が詰まっているので、平瀬がチャラ瀬になってしまっているが不安だすども、ジッと待つ釣りを実践してみるのだ。

                
                
プリプリの小町あゆならぬ金鮎

オトリ任せで泳がせていると、ゴキッ!という穂先が折れた様なショックのアタリで18cm程の小振りな黄金の小町あゆがタモに飛び込む。
今年の桧木内川の鮎は大半が黄金色に輝いているので、小町あゆと言うより金鮎なのだ。

この瀬肩でカミ飛ばしと引き泳がせで2匹追加してから、ザラ瀬を釣り下るも反応なし。

             
  
水深のある強い流れからは良型が竿を引っ手繰る     良型のナマハゲあゆも金鮎なのだ

シモの岩盤地帯に移り、水が走っている岩盤の深い溝にオトリを導き入れると、良型(20~21cm)が竿を引っ手繰る。
しかし、連発することはなく岩盤の溝や強瀬の深みからは1匹ずつしか釣れないので、とにかく足で稼がなければならないのだ。
不思議なもんで、岩盤以外の瀬や荒瀬では全く掛からず、岩盤絡みの瀬(深溝)でしか掛からないのだ。

                 
            
 何とか使命(オトリ替え)を達することが出来ました

そんなこんなで、15時半まで300~400mほど釣り歩いて、辛うじてツ抜けをして10匹(18~21cm)の釣果。
何とかかんとか、オトリ替えという使命を達成できたので、まずはホッと一安心!
それにしても川が干上がってしまっているので、もう少し水が増えてくれないことにはヤバイんじゃない。

今日は、4回目のコロナワクチンの接種をしたオッカーが高熱を出して寝ているので早めに帰ります。

【 竿 】8.5m
【仕掛け】水中糸:アーマード006号 、 鼻カン:6.0m(ハリス0.8号)
【 ハリ 】フックK7.0号4本イカリ ⇒ 8.0号3本チラシ


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2022年07月27日(水)


・・・踏んだり蹴ったりだどもヨレヨレ囮のお陰で引出しが一つ増えた桧木内川・・・・



閉伊川へ行くつもりだったすども、まだ高水なので、ダメ元で桧木内川へ・・・。

上流部、長瀞地区の目論んでいたポイントにはしっかり先客が入っているし、2番目に狙っていたポイントにも2名の先客が竿を出している。
仕方がないので、先日入ったポイントへ行ってみると、新しくタイヤで草が踏み固められた跡が付いているから、抜かれてしまった後かも?
それでも、誰も居なかったので、先ずは此処に入ってみませう。

あいや~、インナータイツとドライジップシャツそれと靴下を忘れてきたわい。
たまたまライトスタイルの装束を積みっぱなしにしてあったので、強制的にライトスタイルでキメてみます
・・・梅雨も明けたことだし。

             
   
ハネている瀬肩を隅々までなぞるも反応なし      瀬に突っ込んでみるも無反応

相変わらず、底石はピカピカに磨かれているしハネもあるけど・・・追い気のある鮎は居ないのか、掛かる気配は無い。
1時間ほど、オトリの動きを止めることなく隈なく探ってみるも、1匹も掛かることが無いままギブアップ!で昼食タイム。




                
          
夥しい数の群れ鮎、ハネ、遡上中の天然鮎にワクワクするも・・・?

午後、栃木橋から川を覗くと、夥しい数の群れ鮎が右往左往しているし、ヘチ際を列を成して遡上している天然鮎も確認出来る。
お客さんは橋の上下に1人ずつしか入ってないので、此処で竿を出してみませう。

             
     
瀬の芯を集中的になぞって           飛び付いてきたのは思いの外良型(21cm

群れ鮎がウジャウジャ居て盛んにハネている瀬肩を泳がせ気味になぞってみるも・・・掛かる気配は無い。
シモの瀬を扇上に探りながら下るも、オトリを無駄に弱らせただけで、オラに釣れる鮎は居ません。
半分諦め気味でオトリを動かし続けて、たまたま良型の飛び付き鮎を2匹掛けるも・・・その後が続かない。

                
               
漸く掛かったと思ったらヤマメだってが!

弱ったオトリを騙し騙し瀬の芯に突っ込み、浮かないようにジッと抑え付けるように止めておいて、漸く掛けたと思ったらヤマメで益々オトリを弱らせ、別のよろよろオトリに選手交代。
今度こそ良型鮎だべと確信して抜きに掛かったら・・・・何と、身切れのロケットバラシ!

次の弱っている控えのオトリに選手交代して、同じ瀬の此処ぞという底石の前に止めてジッと待つと・・・
程なくして、ガガガ~ン!と竿が引っ手繰られ、今後こそはと慎重に竿を矯めていたら、またもや身切れのロケットバラシ!

身切れロケットバラシ2連荘ですっかり心が折れてしまい、使えるオトリも尽きてしまったので強制的にストップフィッシング!踏んだり蹴ったりで泣けてきたもや。
保持力の弱いストレートの早掛けバリを使っていたのが間違いだったす。

                
          
オトリ替えは失敗したけど、ヨレヨレオトリのお陰で目から鱗!

それと、オラが追い気のない鮎を釣るのが下手な理由が少し分かったような気がします。
オラは何がなんでも、オトリを動かし続けていないと掛からないもんだと思って、常に無理矢理動かし続けていたけど、今日、弱ったオトリを瀬の芯に入れて、ここぞと思しきポイントから動かそうとせず優しく抑え付けるようにしてジッと待っていると、痺れを切らした野鮎が勝手に突っかかってくるということを、遅ればせながら知ったのだ。
そんな当たり前の事を今頃分かったのかと言われると恥ずかしいけど、気が短いもんで待ってられなかったのだ。

今日は無駄にオトリを弱らせただけで釣れなかったけど、よれよれオトリのお陰で引出しが一つ増えました。
竿を畳みながら足元を見ると、凄い数の鮎が列をなしてどんどん遡上して行く・・・今年は今盛んに遡上してるのね。

【 竿 】8.0m ⇒ 8.5m
【仕掛け】水中糸:アーマード006号 メタコンポ005号 、鼻カン:6.0mm(ハリス06号)
【 ハリ 】パワーミニマム6.5号4本イカリ ⇒ フックK7号4本イカリ


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2022年07月25日(月)


・・・底石ピカピカ、ハミ跡ビシバシ、ハネもあるのに釣れない桧木内川・・・



本当は閉伊川に行きたかったんだすども、今日はダメ元で桧木内川へ行ってみませう。

             
     
上流部の底石はイマイチ曇っている        監視員の爺ちゃまが鮎は居ないって

6.5mの違法改造短竿を積み込んでいるので、最上流部の橋の上から川を覗いていると、監視員の爺っちやまから「今年はこの辺に鮎は居ねぇ~ぞ」とダメ出しされたので、もう少し下流へ・・・。

長瀞周辺の主要ポイントにはしっかり釣り人が入っていたけど、小さいポイントだすども一箇所だけポッカリ空いていたので此処に入らせて頂きます。

             
   
底石ピカピカ!ハミ跡ビシバシ!なのだが       瀬の中からはバラした1匹だけ

11時半、入渓地点の直ぐ正面が荒瀬になっているので、ご挨拶がてらオトリを入れてみる。
程なくしてガガガッと竿が引っ手繰られるも、頭上に大きな木が張り出しているので竿を立てるに立てられないのだ。
竿一本分下って此処だらいがべと強引に抜いたら・・・いきなり空中バレ!
なんと、今日は親子ドンブリではなく空中バレからのスタートだす。

             
    
ちょっと小振りだけど漸く釣れました        釣れれば良型なんだすども

その後、1時間半ほど瀬肩を丁寧になぞって、良型(19~20cm)を4匹釣ったところで打ち止め。(取り敢えず幽魚券に魂が入って遊漁券になりました)

底石はピカピカに磨かれ、大きなハミ跡がビシバシあるのに・・・なして、釣れないんだべ?
まずは、昼食を食べてから中流部へ行ってみませう。




栃木橋の下には沢山の群れ鮎が確認できるけど、釣り人も沢山入っていてオラが入られる余地は無い。
西明寺の河川公園周辺も大勢の釣り人が立ち込んでいる。
うむ~、中流部で竿を出すのは諦め、先程の場所に戻ってゴールデンタイムに差し込んで来るのを期待して拾い釣りをしませう。




  
ゴールデンタイムを期待して    優しく優しく丁寧に        鮎が居ることは確認しました

昼飯前よりも更に丁寧にポイントをなぞるも・・・釣れません!
ゴールデンタイムは無いし、差し込ん来る気配も無い。
1時間ほど頑張って1匹追加しただけでギブアップだす。

最上流部の底石はどんより曇っていたけど、この辺の底石はピカピカで大きなハミ跡がビシバシ、ハネもあるのに釣れないのはなしてだべ?

【 竿 】8.0m
【仕掛け】水中糸:メタコンポ005号 ⇒ アーマード006号、鼻カン:6.0mm(ハリス0.6号) 
【 ハリ 】パワーミニマム6.5号4本イカリ


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2022年07月21日(木)


・・・強瀬の釣りを存分に楽しんだすども、やはり親子ドンブリが悔しい閉伊川・・・



今日は所により雨が降り、明日から再び大雨に見舞われるという予報なので、今日は少々雨が降っても何がなんでもオトリ替えをしに行きます。
10日間の断食ですっかり痩せ細ってしまったオトリ鮎を積み込んで、閉伊川へと車を走らせる。
道の駅「やまびこ館」でお約束のBig便をしている時、Kさんから「今、腹帯に着きました」とのLINEが入った。

上流部のポイントを偵察しながら、Kさんが竿を出している腹帯に着いたのは10時過ぎ。
Kさんは「型が小さい」と言いながらもチャラ瀬でポツポツ竿を絞っている。

                
                
Kさんはチャラ瀬で順調に掛けている

徐に着替えをして、漸く河原に下り立ったのは11時。
ほんじゃ~、オラはシモの荒い瀬に向かいます。
あれっ?いざ瀬の目の前に立ってみると、底石の垢が飛んでいる。
折角だから、三角波が立つ一番荒いポイントに痩せこけオトリを突っ込んで暫く待つと・・・良型(20cm)が竿を引っ手繰る。

             
     
オラはシモの右岸の荒い瀬へ・・・        良い型じゃん!

その後1匹追加したら、アタリはピッタリ遠退いてしまった。
オトリを引き寄せてハリを確認してみると・・・何んと言うことでしょう、逆バリからハリスがすっぽ抜けてハリが付いてなかったのだ。
新たにハリを装着して再度荒瀬に突っ込むも・・・全くカスリもしないのだ。
再度ハリを点検してみると、またまたハリスがすっぽ抜けているってが。

                
           
根ガカリ外しが折れたらオラの心まで折れてしまったわい

気を取り直してハリスを二重に通して止めたので今度は大丈夫だすべと、瀬に突っ込むと・・・あちゃ~っ、一番荒い底石のゴミに根ガカリ!
根性で立ち込んで行って根ガカリ外しを突っ込んでオトリ鮎は無事救出したども、代わりに根ガカリ外しが根ガカリしてしまって・・・。
力任せに押したり引いたりして漸く外れたと思ったら、根ガカリ外しの先端近くが〝く〟の字に曲がってしまって、真直ぐに戻したらポロンと捥げたのだ。

根ガカリ外しが折れたらオラの心まで折れてしまって、丁度、正午になったので一旦川から上がって昼食タイム。
Kさんはツ抜けの勢いで釣ってるのに、オラは2匹だけと相変わらず情けない釣果。




午後はカミの強瀬へ、Kさんはず~とカミの段々瀬へ・・・。
瀬尻で1匹捕って、それを荒い瀬に突っ込むと、ガッガガッ!と竿が引っ手繰られ、ギュ~ンと絞りながらいざ抜こうと竿を立てた瞬間!・・・穂先から仕掛けがすっぽ抜けてバイバイって(投げ縄結びがすっぽ抜けたってが)

             
     
このカミの強瀬を攻めてみませう   一丁前なアタリを出した手乗り鮎(オトリに使えました)

しかし、不思議なもんで、親子ドンブリを喰らうといきなりエンジンが掛かって、順調に竿を絞り始めるのが今シーズンのお約束のパターンになってしまったのだ。
水深のある強瀬を行ったり来たりしながら、オトリを強引に底波に入れての拾い釣り。(19~20cmの良型が揃う)

             
     
水深のあるポイントは型が良い          上がり鮎を掛けたKさん

そんなこんなで(一時、山の中に分け入ってキジ撃ちをしている時、頭上を列車が通過して行ったりして)、この30m程の区間の強瀬だけで14匹を追加して、本日の釣果は16匹(19~20cm、手乗り鮎が1匹))
Kさんは「段々瀬には鮎が沢山居て、棚に突っ込めば一発で掛かってくる」とウハウハしながら戻って来て31匹の釣果!

             
     
オトリ替えは無事成功!             ウハウハしながら勘定するKさん

強瀬で竿をひん曲げる釣りを存分に楽しみながら無事オトリ交換は成功したけど・・・毎回のことだすども、やはり親子ドンブリが悔しいもんだす。
結局、夕方まで雨は降らなかったけど、午後も気温は上がらず腰の部分にポンチで無数の穴を開けた1.0㎜タイツでの立ち込みは寒かった。

【 竿 】8.5m(8.5mの仕掛けが親子ドンブリで消失したので) ⇒ 8.0m
【 仕掛 】水中糸:メタコンポ005号 ⇒ アーマード006号(背バリ使用)
     鼻カン:6.5mm(ハリス0.6号)
【 ハリ 】フックK7.0号4本イカリ ⇒ 8号3本チラシ ⇒ パワーミニマム6.5号4本イカリ


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2022年07月11日(月)


・・・釣れない時のKさん頼みで正しい鮎釣りの快感を味合わえた閉伊川・・・



昨日、桧木内川でオデコを喰らってアユ釣りが大嫌いになってしまったけど、今日は釣れない時のKさん頼りで、閉伊川のオラでも釣れるポイントを案内して貰います。

             
     
平日でも釣り人が多い閉伊川           遅ればせながら現着したの11時

先着しているKさんが竿を出している場所に現着したのは11時。
Kさんはチャラをカミ飛ばしでポツポツ掛けている。

             
   
Kさんはカミ飛ばしでポツポツ掛けている      当然、オラは瀬に一目散

オラ、今シーズンは積極的にチャラを攻めると宣言しておきながら、一目散に上流の瀬に足が向きます。
三角波の流芯にオトリを入れると秒殺で竿が引っ手繰られ、良型(20cm)がタモに飛び込む・・・堪らねぇ~!これが本当の鮎釣りだす。

             
    
こいつはこの後、親子ドンブリを喰らう       瀬尻の深場は歩き辛いこと

水深のある瀬で掛かるのは、20cm程の良型揃い。
そんなこんなで順調に掛け、「おおっ、でかい!」と言いながら「よいしょ!」と強引に抜いたら
・・・プッシュ~ン!と悔しい親子ドンブリ

このドンブリを機に一旦川から上がり昼食タイム。
親子ドンブリが悔やまれるけど、午前中の1時間で6匹の釣果だから掛かるペースは悪くない。

             
     
やっぱり鮎の面白さは瀬釣りだすべ        こんなのが竿を引っ手繰るんだから

仕掛けを補修し、午後も引き続きやり残した瀬を丁寧に探ります。
一度探ったポイントは釣り返しが効かないので、次第に竿を絞るペースがダウンする。
下流を探って戻ってきたKさんはチャラ瀬の皺をなぞって順調に掛けている。

             
   
久し振りに鮎釣りの快感を味合わいました     Kさんのお陰ですありがとうございました

納竿前の1時間はすっかりペースダウンして1匹しか釣れなかったけど、久しぶりに竿が引っ手繰られる強烈なアタリと強い引きを堪能できたので大満足。
釣果的には21匹(17cm~20cm)と大したことはなかったけど、久し振りに鮎釣りの快感を味合わえたのは、ひとえにKさんのお陰です・・・・現金なもんで、鮎釣りが好きになりました。

【 竿 】8.0m(ソリッド)
【仕掛け】水中糸:アーマード006号、鼻カン:6.0mm ⇒ 6.5mm
【 ハリ 】フックK6.5号4本イカリ


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2022年07月10日(日)


・・・解禁の雫石川をパスして桧木内川でオデコを喰らう(鮎釣りなんか大嫌い!)・・・



昨日の夕方、明日はいよいよ雫石川のあゆ解禁日だというのに、飼育水槽に入っていたオトリ鮎が熱中症に陥り泳ぎが緩慢になってしまったのだ。
種鮎の任務を果たすのは無理なので、可哀そうだけど氷水で一思いにシメてしまったのだ。

今朝は町内会の草刈り作業を終えてから、速攻でオトリ屋さんに走りオトリ鮎を購入してから雫石川(竜川)へ・・・・何と!雫石川のオトリ鮎は@650円/匹に値上げですと。

             
    
雰囲気的に去年同様鮎が居ないみたい        誰~れも竿を絞らない

春木場橋の上にギャラリーがビッシリ並んで川を眺めている。
皆さん、「ダメだ!今年も鮎は居ねぇ~」「20分以上見てるけど、誰~れも竿を絞らねぇ~!」と愚痴をこぼしている。

上流高圧線の下を覗いて見るも、釣り人の車がはビッシリ並んでいる割には、竿を出しているのは数人のみ。
此処でも皆さん、川から上がって堰堤上にズラ~ッと並んでギャラリー化、「鮎が居ねぇ~」「梁川へ行ってみっかなぁ~?」とか「閉伊川さ行くべ」と相談し合っている。

オラも竜川で竿を出すのはキッパリ諦め、桧木内川へと車を走らせる。
藤枝さんでお茶をご馳走になりながら、暫しお話友の会。
街中でも15cm前後の遡上鮎が少しずつ釣れるようになってきたとのことなので、玉川の碇川原地区へ行ってみる。

                  
             
ハミ痕がビッシリで群れ鮎も沢山確認できるのに・・・

小さいながらハミ痕がビッシリで、10cm程の群れ鮎が移動していてハネもある。
群れ鮎でも良いから絡んでくれることを期待して、カミ飛ばしやらシモ泳がせを駆使するも・・・時折、群れに同化して上下に移動するだけで、ハリ掛りには至らない。
そんなこんなで、1時間ほどで勘弁してあげることに・・・。

                  
         
気温33度の下、ベストポケットが濡れるまで立ち込んでると気持ちが良い

川原で昼食を食べた後は、空いているポイントを探しながら車を上流部へ走らせる。
西明寺の河川公園の前の瀬が空いていたので、1号の玉を噛ませてなぞるも・・・30分でギブアップ!
瀬では掛からなかったけど、シモの開きの瀬肩(チャラ)で竿を出している人はポツポツ掛けている。

                  
                 
瀬の開きで掛けている人が居ました

オトリ鮎をヘロヘロにしてしまったのでチャラを釣るのは無理だと判断して、ダメ元で下流部古城橋のシモの瀬に1号の玉を噛ませて突っ込んではみたけど、20分でギブアップ!もう、帰ります・・・鮎釣りなんて大嫌いだもや!

帰りしな、葛根田川でワラビを採って帰ったら・・・「もう~、ワラビは要らないと言ったでしょう」ですと!

【 竿 】8.0m(ソリッド)
【仕掛け】水中糸:アーマード0.06号 ⇒ メタコンポ0.05号、鼻カン:6.0mm(ハリス0.6号)
【 ハリ 】ミニマム5.0号4本イカリ


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2022年07月01日(金)


・・・日本海側の河川は濁り増水、大西洋側に釣り人が集中した解禁日!・・・



待ちに待った解禁!
日本海側(秋田県内)の河川は軒並み濁り増水で竿を出すことが出来ないので、釣り人は太平洋側の河川に一斉に集まって混雑するだろうと予測はしていたものの・・・・凄い!

             
   
閉伊川へ行く時には必ずお世話になります       待望の2022年鮎釣りの幕開けです!

8時前、茂市のやな場に着いた時には、既に人・人・人で大混雑!
オトリを販売している方は「秋田が釣りにならないお陰で、今日一日で一年分を稼いだようなお祭り騒ぎだ!」と嬉しい悲鳴を上げているし、漁協の監視員も「こんなに混んでいる川は、今まで見たことがないなぁ~」と驚いている。
いやはや、空いているポイントは勿論、駐車スペースを見付けるのが至難の業だす。

 
皆さん、早朝5時ごろから竿を出しているんだすべな  渇水のチャラは比較的人が少ない

あちこち探し回って、漸く車を停めることが出来たのは10時。
空いていたポイントは見渡す限り苦手なチャラ瀬!
川から上がって来た方に状況を訊ねてみると、「上手い人は沢山掛けていました」と過去形で言うってことは、一番鮎はすっかり抜かれてしまって祭りの後だすべだ。

川に立ち込んで竿を伸ばし始めた時、「何処に居ます」との電話入り、遅ればせながらK氏が現着・・・此処はK氏のお狩場だったのだ。

今年のテーマは〝チャラを征すること〟だから、臆することなく丁寧に且つ果敢に攻めるも・・・・野鮎はかすりもしない。
ポイントを精通しているK氏はシモの水が走っている所に入り、ポツポツのペースだが5~6匹掛けている。

苦しい時のK氏頼りとばかりに傍にすり寄って行き、やっと今シーズンの初鮎を掛けたと喜んだのも束の間、直ぐに親子ドンブリを喰らう・・・何と!新品の出来合いの鼻カンのハリスが飛んだのだ。
そんなこんなで、午前の部はプラス・マイナス・ゼロ!という、悲惨な幕開けだったのだ。

             
  
K氏の釣りをジックリ眺めてヒントでも掴めれば    待望の初鮎だすども直ぐ居なくなりました

あんなに優しく丁寧に操作しているのに、何でオラはチャラで釣れないんだべ? K氏との違いは何だべ?
ヒントでも掴めればと、K氏の釣り方をジックリ観察してみると、シモに送り込んだ立て竿でオトリを左右にフラフラさせて釣っているのだ。
なるほど、オラは寝かせたカミ竿で水中糸を流れに並行を保っているから、オトリは振れることがなく、ピタッと静止したまま大人しくカミに付いてくるのだ。
そ~か、荒瀬じゃないんだからシモ竿気味にしてオトリを左右に振らせるのね。




てな訳で、0匹スタートの午後の部はヨレヨレになった養殖オトリを弱らせないよう、穂先をソリッドに替えてフラフラ作戦を試してみる。

  
〝フラフラ作戦〟できました    オトリ水槽に入れる分は確保    今後も釣技を盗ませて頂きます

ヨレヨレの養殖オトリでもシモ竿にすると左右にフラフラ動き、皆さん入れ替わり立ち替わり散々浚った所でも3匹掛けたのだ。
しかし、そう簡単には後が続かず打ち止めになり、今日のところはこの辺で勘弁してあげることにしませう。
何となく解りかけてきたので、今季のテーマ〝チャラを征すること〟と共に〝フラフラ作戦〟を徹底的に試してみるべ。

【 竿 】8.0m(チューブラー ⇒ ソリッド)
【仕掛け】水中糸:アーマード0.06号、鼻カン:6.0mm(ハリス0.6号)
【 ハリ 】ミニマム5.5号4本イカリ


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