06'渓流・他
    



釣 行 記







2006年10月09日


・・・太糸の方が釣れるってが?・・・



今朝は9時過ぎまで寝ていたにもかかわらず、昨夜の繁華街「すすきの」カルチャーショック疲れが残っているのか、頭が何となくボンヤリしている。
アブラビレさんは、天気が良ければ千歳川に行ってるとのことだったので・・・オラも行くのだ。

大暴れした低気圧が去って天気は回復したのだが、北から吹き付けてくる風は初冬の冷たさを帯びている。
富良野方向に遠く聳え立つ芦別岳は5合目より上がすっかり雪に覆われ、陽射しを浴びて燻し銀のように輝いている。

千歳川で釣を終えた後は、ヘアーサロン「Family's」で散髪して帰らなくちゃ・・・あそこのオバチャンは感じが良いからね。
頭頂部がかなり薄くなってきたオラの髪の毛でも、一丁前に伸びてくると頭が重たくなってくるんだもの。

お昼過ぎ千歳川に到着、アブラビレさんは既に着替えも済み釣を始めようとしているところだった。
オラがもう少し遅く着いたならば、アブラビレさんは大物が入っているポイントで竿を出す筈だったのに・・・オラのために申し訳なかった。
そのポイントに行くには結構歩かなければならず、尚且つ、枝が張り出しているのでものぐさなオラのことを気遣って釣りやすいサンポール橋へ行こうと言ってくれたのだ。

     
サンポール橋 上流にFLYマンが一人    あっ、やっぱり竿を逆に担いでる

あれぇ〜?風が冷たいからシャツの上にジャンバーを着ようをしたら・・・なんぼ捜しても、ない!
ああ〜っ、そういえば、思い出した。
先週、中村さんと浜益川でサケを釣っていた時、暑くなってきたのでジャンバーを脱いで中村さんのザックに入れさせてもらってたんだっけ。
そのまま、すっかり忘れてた。

  
ここから、バンバン出る筈なんだけどなぁ〜?  絞ってる・絞ってる・・・ウグイ退治

  
対岸の葦際・・・良型狙い         流心で釣れるアベレージサイズの小ブラウン

さすがに、サンポール橋は激戦区だけあって魚は一丁前にスレている。
魚が小さいからと餌のミミズをカットしたり、ちょっとでも齧られた餌は極端にアタリが出なくなる。
流心からは小型のブラウンウグイだけで、良型が出るのは、葦の根元からだけなのだ。
ぎりぎりのところをトレースして良型ブラウンに餌を食わしても、悲しいことにマスターゼロに01号の糸なもんだから葦の脇から引きずり出すことが出来ないのよ・・・そのまま、葦に潜り込まれてプッツ〜ンだもの。
ベストのポケットに02号の糸も入れてくるんだった・・・だからといって、車まで獲りに行くのが面倒くさいんだもの、ことごとくブチ切られました。
寒さに耐えなら、2時間半ほどやって二人で引き舟に入ってた小ブラウンはたったの31匹だけ・・・ガクッ

        
   たいして釣れなかったなぁ〜    二人分併せて、いっぱい釣れたようにしてパチリ!

「そろそろ移動しますか、次は高速道路の下1時間ほどやりましょう」「はいはい、んじゃ〜オラは04号でぶち抜くべ」
面倒くさいし大して釣れないべと、もう引き舟なんて車に置いてきたもんね。
さっきまで、01号で丁寧に釣ってたけど今度は釣れなくてもいいのす、04号で伸び伸び釣るんだから。

  
おっ、きたかな?              そして、返し抜き・・・

ところで、不思議なもんでバンバン釣るぞと勇んで引き舟を持参すると釣れなくて、引き舟を置いてくれば釣れるのね。
オラはで腱鞘炎になった右肘が痛いから、左手での返し抜きの練習だい。
型が小さいから余裕だもんね・・・ただ、ワックス掛けした竿がツルツルして、返した左手からスッポ抜けそうなのだ。
なんぼブラウンだからって、細糸(01号)よりも太糸(04号)の方が釣れるなんて、なんとも不思議なもんだ?
へっへぇ〜、日に焼けたヤマメも釣れたよ。

  
あれっ、アブラビレさんが左手に竿を・・・   日焼けしたヤマメです

さて、帰りしな床屋さんで散髪して・・・あれ〜っ、定休日だってが!北海道で月曜定休日は反則だべさ。

帰宅後、立ったり座ったりする度に「あだだだ〜っ」って・・・なんだか腰からケツ(大腿筋)にかけて痛いのね。
久々に押しの強い流れに立ち込んでたから筋肉痛になってしまった。













2006年10月01日


・・・浜益川サケ有効利用調査(その2)・・・



中村さんと6時に浜益川河口のサケ有効利用調査管理棟で待ち合わせなのだ。
今日も4時に起きて、4時40分には出発したんだよ・・・またまた信じられないべ!

濃厚な晴れ霧(ガス)がかかってて視界が数十メートル程度、いったい何処を走ってるのか分からない。
まるで、海の上を走っているようでナビだけが頼りなのだ。
山間部を下り切り、浜益川河口が近づいてきてようやく視界が開けた・・・おお〜っ、ピーカンだっちゃ!
早朝、晴れ霧がかかってる日はお天気が良いとされている・・・まさに、そのとおりの秋晴れだよ!

            
            午前6時 浜益川河口

実のところ、中村さんは今日がサケ釣り初体験なのだ。
受付の爺っちゃまは相変わらず訳が分からなかったけど、早々に受付を済まし、第2駐車場へ向かう・・・。
先週と同じく、駐車場から200〜300mほど下流に入ることにする・・・やっぱり、遠い。

あややや〜、先週より更に水がなくなっているし、川幅はますます狭くなっており、トロ場は止水状態で水が死んでいる。
完全に古いサケばっかしで、サビを通り越し魚体はボロボロでコケが生えているものもいる。
おまけに、サケの数は更に少なくなっている。
中村さんは、この情けない惨状を目の当たりにして「想像してたのと全然違う」と愕然としたようだ。

せっかく中村さんがリキを入れて、ダイワの最強スペック本流竿「遡パワージャンキーMV」を携えて来たというのに・・・限定先行発売で北海道には1本しか入ってこなかったという竿だよ。
へぇ〜、真っ赤なこの竿は、ちょうど鮎竿のメガトルクそっくりで凄くカッコイイじゃん!
しかし・・・この惨状での筆下ろしはまことに申し訳ない。

  
本流用メガトルク?             ヨースケさんの竿で掛ける中村さん

  
ルアーマンがずらりと並ぶ 我々が釣っていたポイントより200m程下流のトロ場

どれどれ、ちょっと貸してみて・・・。
いい〜ね・いい〜ね!持ち重りがしなくてね、魚が掛かるとバット部からきれいに曲がり胴でタメるからのされ難くて、本当に良い竿だわ。

  
「遡パワージャンキーMV」・・・元竿からきれいな弧を描く

こんな最悪な状況でも、オスは他のオスが近づいてくると威嚇して追廻し、背ビレに噛み付くのだ。
捕食行動ではないけど、餌を顔の前に流してやると煩そうに威嚇するから、口に掛かるのはオスだけなのだ・・・メスは口掛かりしない。
オスはボロボロでも体長が80cm程で、体高もあるのでそこそこにファイトを楽しむことができる。
当然メスはスレでしか掛からない・・・その、メスを午後1時までやって、中村さんが3匹、ヨースケさんは1匹しか獲れなかったもや。

       
  ふぅ〜っ、ウデが疲れる・・・はいポーズ! オスはそこそこのファイトを・・・

とりあえず、中村さんの「遡パワージャンキーMV」に魂が入り、この竿の素晴らしさを実感できたから良かったね?
川の状況と魚のコンデションに不満が残ったけど、ヨースケさんの今シーズンのサケ釣は、本日を以って勘弁してやります。



  
(オマケの写真)浜益海水浴場  札幌から来ていたというグループが焼肉を・・・













2006年09月23日


・・・浜益川サケ有効利用調査(その1)・・・



このオラが4時に起きて、4時30分には出発したんだよ・・・信じられないべ!
アブラビレさんが4時に札幌の自宅を出発し、6時には浜益川河口のサケ有効利用調査管理棟で受付をするというので、オラも頑張ったもんね。
今朝はこの秋一番の冷え込みで、大雪山「朝日岳」では初冠雪を観測したんだもの、ど〜りで寒かった訳だよ。
岩見沢から浜益川の河口までは、月形から当別川沿いの山道を通ってちょうど80kmの距離がある。
真っ暗で、靄のかかった早朝の山道を快調に突っ走しったら、浜益川河口の管理棟にアブラビレさんよりも早く着いてしまった。

           
      サケ有効利用調査管理棟 受付をした後はお約束のウ〇コ

まさか1時間で着くとは、先に受付を済ましてたオラを見てアブラビレさんが驚いていたが、オラだってたまげたもや・・・案外近いんだっちゃ。
この河口まで来るには浜益川沿いの道を上流から下ってくるのだ。
川の状況をチラチラ伺いながら運転してきたのだが、水が少なすぎるんでないかい。
果たして、釣りになるんだべか?・・・不吉な予感が過ぎる。
それでも、第2駐車場や管理棟前の駐車場はほぼ満杯になっている。

既に、第2駐車場の前のポイントはどこも満杯になっている。
仕方がない、我々は駐車場から200〜300mほど下流に入ることにする・・・げっ、遠いこと。

あややや〜、水がない 川幅がかなり狭くなっており、水深の深い所でも膝くらいまでしかないべさ。
数日前に遡上した古いサケばっかしで、数も極端に少ない。・・・昨年はウジャウジャ居過ぎて、仕掛けを振り込むとサケの背中に乗っかって釣りにならなかったのに、今日はサケの居る所を目掛けて振り込むのだ。
この川の常連さんのお話では先週は良かったとのことだったが、ここ一週間ほど雨が降っておらず、増水がなかったので新しいサケが遡上して来ないのだ。

アブラビレさんは、こんな最悪の状況下にダメを押すかのごとくハリを持ってくるのを忘れてきたんだと。
オラも威張る訳ではないが、去年の残りもんのサルモ13号を6本しか持ってないのだ。
ないもんはしゃ〜ない、とりあえずこの貴重な6本を二人で分け合って使うべさ。

  
おお〜っ、アブラビレさんが掛けた!  そして、ヨースケさんも・・何処までバックするの

                
     それぞれ、本日の第1号 ・・・ 記念撮影だからハイポ−ズ!

アブラビレさんは赤いタコベイトにソーダカツオの切り身、ヨースケさんは黒いタコベイトに紅イカの切り身(カツオの油と臭いが嫌なのだ)で釣り開始。
さすがに、ブナ模様が入った古いサケは、目の前に餌をチラつかせても見向きもしない・・・もう殆ど口を使わないのだ。
午前中一生懸命頑張ってやっと1匹づつ釣ったというのに、なんと隣にやって来た6歳の子供がバスロッドでルアーを正確にキャストしてガンガン釣るんだわ。
それが、大人でもキャスティングが難しいベイトリールでだよ。
あんなちっちゃい体で大物を掛けても、全然動じることもなく落ち着いてシッカリ取り込むんだから・・・ぶったまげたもんだよ。
クリスマスプレゼントはシマノのカルカッタが欲しいって言うくらいだから、将来は釣り名人当選確実だよ。

  
何と、ベイトリールでキャスト!   取り込みも落ち着いたもんだよ 大人たちより上手い

        
   ひえ〜、重てぇ〜!          お父さんと、はいポーズ!

6歳の子供にすっかり打ちのめされた我々は一旦昼上がりをし、浜益漁港の近くにある釣具屋へハリを買いに走った。


みんなあまり釣れてる気配はない。お昼を過ぎたら釣り人が一気に減ってしまった。
この有効利用調査は一人5匹まで捕獲可能だから、オラたちはあと4匹づつだ!・・・ハリも買ってきたことだし、気を取り直して頑張るべ。

  
お〜し、バレるなよ           竿がきしむ・・・こいつやる気あるんでないかい

午後になったら、釣る(獲る)コツを覚え順調に掛かるようになってきたもんね・・・バラシも多発だけど。
小さな群れの先頭に定位している小振りな魚体がメスなのだ。
それを狙って仕掛けを振り込むのだ・・・したけど、やっぱりバラシは収まらない。
朝から、長竿を振り、掛けては堪えて絞り、バラシ、また振込みの繰り返しで筋肉の疲労も限界に達してきた3時前、ようやく定量を確保することが出来た。
やれやれ、やっと5匹づつ獲れたよ・・・いかった、これでやっと帰れる。

      
午後から4匹づつ            重てぇ〜こと、ど〜やって車まで持っていくの?

        
水の中を引き摺って・・・これだら軽い   若いサケは居なかったけど・・・

メスだけをキッチリ狙って釣るところなんぞは、オラたちって凄いんでない?
・・・あっ、あの子供には負けました。













2006年09月22日


・・・新子ヤマメに敗北・・・



今日は、気負わず初心に返り純粋に原点の「釣りっこ」をするのだ。
千歳川に行く途中、国道234号の道端で餌のイタドリ虫を採取。
100匹もあればいい〜べ・・・へっへぇ〜、釣具屋さんで買ったら1パック25匹入りが350円だから、これだけで1,400円分だぞ。

  
蓋を開けると次々逃げ出すんだわ  イタドリの茎に付着していた蛹・・・何だべ?

そうそう、先週「カマンベールソフト」を食べ損なったけど、今日こそは何が何でも食べるんだから!
サーモンパーク千歳」の駐車場は五分の入り、余裕で車を停められる。
んん〜、ここも観光客の大半はタイや韓国からの団体さんに占領されてしまったか。

  
・・・shopイトウ                噂のカマンベールソフトクリーム

オラは「カマンベールソフト・カマンベールソフト」と唱えつつ、一目散にshopイトウへ・・・!
こいつが噂の「カマンベールソフトクリーム」だよ・・・こりゃ〜、衝撃的な味だね!まさに、塩味の利いたカマンベールチーズそのものなのだ。

    
何だかんだと毎年立ち寄るんだね    インデアン水車

ソフトを食べ今日の目的をひとつ達成し満足したところで、茹でトウキビをかじりながらインデアン水車を見に行ってみる。
あらっ、残念・・・思ったほどサケの遡上が多くないから橋の上から覗いても面白くないんだわ。

悠長に観光気分なんか浸ってたもんだから、千歳川高速道路下に着いた時は13時を回っていた。
バーベキューグループは一組も居ないし、釣り人はFLYマン一人しか見当たらない。平日の千歳川って寂しいほど閑散としているのね。

            
            閑散としている千歳川

ウェーダなんては履かず、偏向グラスも掛けない。勿論、帽子も被らない。
ジャージの上下に黒いゴム長という、ド素人的釣りっこファッションで決めてみる。
川には立ち込まず、陸っぱりで新子ヤマメを釣ろうという魂胆なのだ。
この出で立ちでビシバシ釣ったらカッコイイべさ、という思惑は見事に外れ・・・そう簡単には釣れなかった。
アタリは頻繁にあるものの、なかなか鈎掛かりしないんだもの。新子ヤマメを侮ってはダメだね。こいつら小さいくせして、結構手強いんだから。
コマメにすっかりバカにされたオラは、完全に自信喪失してしまったもや。
踏んづけるくらい魚影が濃いのに・・・4時までの3時間で42匹(時速14匹)しか釣れないんだよ。
・・・降参・白旗・ギブアップ・参りました・勘弁して下さい。     

            
            小さいのは下敷きになってしまって見えない


                          ・・・新子ヤメのバカヤロー!もう遊んでやんないもや・・・












2006年09月17日


・・・カマンベ−ルソフトを食べ損なった・・・



寝ても寝ても眠い・・・なしてだ?
秋晴れが眩しくて目覚めたら10時半になっていた。
さ〜て、今日は何をして遊ぶべ?
そ〜だ、天気も良いことだしデジイチを持ち出して「千歳サケのふるさと館」に行ってインディアン水車でも見てくるべ。
ついでに、カマンベ−ルソフトクリ−ムを食べてこなくっちゃ。

            
            秋晴れの石狩平野

なぬっ、「サーモンパーク千歳」に近付くにつれ渋滞してるってことは・・・もしかして?
やっぱり、今日明日の二日間は「インディアン水車まつり」だったんだ。
あややや〜、駐車場待ちの車が溢れかえってとてもじゃないが、オラはパスだじゃ。
幸い、釣り道具と餌のミミズは昨日から車に積みっぱなしにしてたから、このまま千歳川に・・・。

したらば、昨日と同じポイントサンポール橋のカミに入ってみる。
一応、01号の仕掛けを張り真面目にゼロ釣法で攻めてみる。
ひっきりなしにアタリが出て目印が左右に引っ張り回される。餌のミミズをくわええきれないコマメがちょっかいを出しているのだ。
そのコマメのちょっかいをかわしながら、20cm弱のブラウンをポツポツ掛かけるんだけど、これ以上の良型の気配は感じられない。
このバカブラウンは釣れる度に思い切りハリを飲み込んでてハリスを切るんだもの、ハリ結びが面倒くさくて仕方がない。
さすがに20匹程釣ったら、なんだか飽きてしまった。

  
お天気が良いとご家族連れが多い    今日は、これ以上の良型は望めない

ここはこれで勘弁してやる・・・次はダメ元覚悟で高速道路下へ行き長竿を振り回して遊ぶべっと。
鈎がサクラマスSP9号なのに、やっとこ釣れるのは20cmにも満たないブラウンウグイだもの、返す手に力が入らないべさ。

  
CJCさんは順調に掛けています・・・オラ?釣れない  引き舟には100匹ほどの釣果が

「あらっ、お久しぶり」、CJCさんがおニューの竿マスターゼロを携え、ここで朝から釣りをしていたのだ。
20cm弱のブラウンを筆頭にヤマメと合わせて、既に100匹くらい釣っていた。
良型なんていないのに、こんな大袈裟な仕掛けでやってると悲しくなってくるから、オラもゼロの釣りに切り替えるべ。

あいや〜、コマメのアタリはひっきりなしにあるんだが、ど〜しても鈎掛かりしないんだわ。
ミミズをカットして小さくすると途端にアタリがなくなるんだもの、とっても難しくてオラには釣れない。
イタドリ虫を使ってるCJCさんは順調に掛けてるのね・・・オラのウデは棚に上げて置き、ミミズでは無理なんだということにしておこう。

         
   釣果に思わず笑みがこぼれます   これだけ釣れば威張れます(キッパリ!)

ひっきりなしに釣り人が入っているこの川で、CJCさんのようにこれだけ釣ってる人っていないべさ・・・ゼロ釣法、恐るべし。
今度機会があったら、mamaさん短竿ペシペシ釣法と勝負してみたら面白んでないかい?















2006年09月16日


・・・アウトドアかぶれは嫌いだ・・・



昨日の通夜は、ほんとに悲しかったなぁ〜。
今日のお天気は分厚い雲に覆われて芳しくないし、体調もイマイチすぐれない。
鮎釣りの疲れはもう取れている筈だから、もしかしたら、通夜帰りに車の冷房をまともに浴びていたから風邪をひいたのかも?

千歳川に行くのは6月25日以来、約3ヶ月振りだ。
あらっ、土曜日だというのに釣り人が意外に少ないんでないかい・・・なしてだ、魚がいないんだべか?
おまけに、水位が思い切り低い。こ〜ゆ〜水位状況の時って、ゼロ釣法でのヤマメや小ブラウンが狙い時で、良型は難しいもんなぁ〜。

  
耐震補強工事が終わってきれいになった橋脚   一発目できた38cmのブラウン

初めに、高速道路の橋脚周りを攻めてみる・・・とりあえず、ダメ元で良型狙いだもんね。
竿はスーパーゲームH85-92に道糸フロロの04、鈎サクラマスSP9号、オモリ4B、餌はミミズで尺ブラウンを返し抜くのだ。
おろっ、一投目から掛かった・・・が、のた打ち回って抜けない!
クッソー、仕方がない。寄せて取り込んだのは38cmの良型ブラウンだ。
なんと、良型はその一匹で終わりだってが、ガクッと型が落ちて、20cm前後のブラウンばっかしだ。
その後、お約束の12〜3cm子マメが餌を齧り、22〜3cmウグイの逆襲にギブアップ!・・・1時間弱でここのポイントは勘弁してやったもや。

昼食の菓子パンを頬張りながら、次のポイントサンポール橋へ向かう・・・。
水位が低いので、良型狙いは諦めた。
サンポール橋カミに入って真面目にゼロ釣法だもんね。
んでも、間違って良型が掛かるかもしれないので、竿マスターゼロ00に道糸は015号を張る。
20cm前後のブラウンが飽きない程度に掛かる。ヤマメは12〜3cmクラスの子マメがたま〜に掛かる程度だ。
尺ブラウンとまずまずの型のヤマメも取り込み、細糸にも慣れ調子が出てきたので道糸を01号に張り替える。
納竿の3時までの移動距離は竿一本分(7m)だけ・・・入れ掛かりにはならなかったけど、この一箇所だけで38匹だからまずまずだべ。

  
尺ブラウン(これは015号で)       サンポール橋カミでの釣果    本日一番良型のヤマメ

本日の釣果は高速道路下の分を含めると50匹は軽〜くクリアーしてるんだけど、イマイチ満足感がないのはの感触が残っているからなんだべなぁ〜。

オラの対岸と後ろ側をエッサマン4人、ルアーマン3人、FLYマンが2人釣り下って行ったけど・・・移動しなくても十分釣れるのに。

  
上手そうなFLYマンだが・・・    この二人組みはちゃんと「すみませ〜ん」って通って行った

そ〜だ、ひとつ気に食わないことがあったのよ・・・カヌーで下ってきたアウトドアかぶれの二人組みの格好付けオヤジ!
「こんにちは〜」って声を掛けてきたから「こんにちは〜、ど〜ぞ〜」って言ったら、オラの前を通って行きしな「ありがとう」だって、その言い種が(上手く表現できないけど)人を小バカにしたような言い回しだったのよ。
オラ、おめぇ〜らより年長者だぞ!「すみませ〜ん」だろうが。
ふ〜んとに、だから気取って格好ばっかし付けてるアウトドアかぶれって、ますます嫌いになったもや・・・に乗ってねじり鉢巻で下って来てみろ。したら思わずひれ伏してやるから。













2006年06月25日


・・・瀬釣りのシュミレーション・・・



の解禁まで残すところあと一週間だい!
オラの頭は三重追星真っ黄々!ヤマメだのブラウンだのってもう眼中にはないのだ。
鮎の仕掛けや鈎巻きの準備は完璧!・・・今すぐにでも鮎釣りに行けるんだから。

したけど、こんなに良いお天気なのに何もしないで過ごすことは非国民になるし〜・・・。
だからといって、こんな追星頭でヤマメのゼロ釣法なんてできるもんじゃない。
そ〜か、ここはひとつ、大きいオモリを使って瀬釣りのシュミレーションをしながら興奮を紛らわせばいいのだ。

・・・てなことで千歳川にやってきた。
蕎麦屋裏ではIKさんが竿を振っていたが、水位が20cmほど高く苦戦している。
ここで1時間ほどIKさんの釣りをみてあげる。オモリ合わせ、目印の位置、流す筋等・・・。
しかし、悲しいかな一生懸命攻めてもここにはウグイしか居ないようだ。

  
波目に入れるのが難しいべ        IKさん、高水に苦戦中!

ヨースケさんは高速道路橋下に大型ブラウンを狙いに・・・。
ここ高速道路橋下の駐車場で車上荒らしがあったようで、パトカー2台と警察官数人が被害車両の指紋を採取したり写真を撮ったりしていた。
被害にあった車両はカヌーで川下りをしていた若者グループのワンボックスカーだ。
あんなに人目があるところなのに、それでも車上荒らしがあるんだね。

オラはあくまでもシュミレーション、釣るのが目的ではないから仕掛けは04号にガン玉5B(オラにしてはかなり大きいのだ)、鈎はサクラマスSP10号でエサはジャンボミミズ。
狙いはあくまでも一番流速の早い筋・・・強瀬・急瀬のイメージだ。
正面に振り込んで、竿を上竿にしたままドラグドリフトで流す・・・鋭角釣法のイメージ。

  
ニジマス35cm シッカリ返し抜き    尺オーバーのブラウンがアベレージサイズ

この釣り方が功を奏したのか、35cmニジマスを筆頭に30cmオーバーブラウンがバンバン掛かってくる。
勿論、一旦下流に走らせてから竿を矯め、シッカリ返し抜きもイメージング!
普段やっている軽いオモリを使って無理やり底波にねじ込む釣り方より、このデカオモリ鋭角釣法の方が断然楽に底波を捉えることができるのだ。
瓢箪から駒・・・新しい釣り方の発見!っていうかデカオモリによるドラグドリフトってとこかな?

  
流心に着いているのは皆尺オーバー! 千歳川もいよいよ本番だね

橋の下をひと通り釣り切った頃、CJCさんが川虫を捕りにやってきた。
おおっ、カッコイイ!Zero帽子Zeroベストプロバイザースリムウェーダーと上から下までビシッと決まっている。
CJCさんの奥様もこの勇姿を見たら絶対惚れ直すよね・・・馬子にも衣装ってが(CJCさんゴメンなさい)。
早速、CJCさんもクロカワをエサにを振る。
まずまずのヤマメブラウンを掛ける。

  
Zeroのベストってカッコイイんだわ    CJCさんが掛けたヤマメ!

蕎麦屋裏からIKさんが移動してきた。
いつの間にやら釣り教室に・・・
振り込む場所や流し方、アタリの出し方、引抜き方などを実際に見てもらい、引き続きIKさんが竿を握りマンツーマンで指導。
まずは基本から・・・竿の持ち方、構え方、振込み方、目印をブラさない流し方のコツ・・・etc
納竿時には素人っぽさもなくなり、結構エキスパートらしくなってきたんでないかい。

千歳川も今頃になって、魚の活性が高くなりやっと流心に良型が着くようになってきた。
やはり、今年は季節が2〜3週間遅れてんだなぁ〜。
これからがバンバンだけど、オラはこれにて春の本流釣りをお終いにいたします。


・・・鮎モードに完全移行!









2006年06月18日


・・・「チャラ速報」・・・



アブラビレさんからお誘いの尻別川釣行を断わったオラは・・・体調というより体状が芳しくないのだ。
暇を持て余さないようヘラ釣りで誤魔化して今日一日を過ごさねばせっかく誘ってくれたアブラビレさんに申し訳ない。

まずは、ふれあい公園を覗いてみた。
池の畔にはアヤメが咲き誇り、2人づつのグループが3組竿を出しており時々竿を絞っている。
この池の周囲の芝生にテントが5張りほど張ってあり、夫々のご家族がテーブルセット出してアウトドアごっこに興じている。
今日、この場所はいやにアットホームな雰囲気が漂いすぎてジャージ姿のオラには似合わないべさ。・・・パス。

            
           アウトドア公園化していた「ふれあい公園」

ほいじゃ、お隣のへらぶな公園へ・・・
こちらでは、10人くらいと15人くらいの2グループがささやかな例会を行っている。
あれぇ〜?かなり渋いのかなぁ〜、誰〜れも竿を絞っていない。
おし、ここで釣ろ〜っと。いくら渋くてもここの魚は何処にも逃げられやしないんだから、釣れなくても魚は居るんだ。

  
適度な間隔に並んで例会中        あれ〜?誰〜も竿を絞らねぇ〜ぞ。

コンビニの真裏に空きを見つけ、釣り台をセット。
例会の人たちからは離れているから竿は9尺をセットし、両ダンゴの宙で釣り開始。
ジャミのモヤモヤだけでヘラのサワリが全く感じられない・・・んん〜???
硬ボソから柔ペト軽いのから重いのまで一通りエサのタッチを変えても状況に変化なし、ヘラのサワリが全く感じられない。
1時間30分ほどで、何の前触れもなく消しこんで釣れたのが3枚、スレガカリ2枚・・・ヘラはエサの周りに間違いなく寄っているのだが口を使わないだけなのだ。

     
ふぅ〜、やっと食ってきた            居るんだったら口を使ってけろ

背後の消防署からけたたましい正午のサイレンが鳴り響いた。
お〜し、ダメだ、コンビニで弁当を買ってくるべ。
昼飯を食べながら対策を考えよ〜っと。

             
           背後の消防署からのサイレンが喧しいのよ

あらっ、ゆみさんから「チャラ速報」のメールだ・・・!
どれどれ「今、チャラ広場です。見た限り、石はくすんでいてハミ跡なし。 しかし、天然とみられる10cmもないチビが時折跳ねています。 これから多数遡上するのでしょうか。遅すぎる気もするのですが・・・
んん〜やっぱりなぁ〜、2〜3週間の遅れは予想していたけど、そのような状況だとは・・・ガックリ
このメールを読んだら軽いショックを受け、オラは今ヘラ釣りをしてたことなんぞ頭からすっかり吹っ飛んでしまった。
解禁までまだ2週間あるんだから状況はいくらかでも良くなるべさ、と自己暗示を掛けながら幕の内弁当を頬張った。

ヘラは超渋いし、「チャラ速報」でガックリきた。もう片付けて帰ろうかなぁ〜。
でも、この真夏の空にカッコーの鳴き声が響き渡り実に気持ち良い。
やっぱ、こんな良いお天気なのに帰るのは勿体ない。もうひとボールだけエサ打ちしてみよ〜っと。

この暑さだからトロロが効くような気がするが、持ってないし〜・・・仕方がない、時期外れだけどここはひとつ即席ウドンの段差を試してみるか。
上バリ:関スレ6号・ハリス04号20cm、下バリ:関スレ1号・ハリス02号50cm
クワセの即席ウドンは終戦当時の「即」・・・へらのエサには賞味期限なんてないべな。でも、こいつ大丈夫だべか?

  
おっ、「即」を食ってる!          これも「即」、大正解だっちゃ!

何と、これが大正解だったのだ!
きれいなサワリが出てスパッと消しこむ。もう、教科書通りのアタリの出方だもんね。
2〜3投に1発の入れガカリが続いた。
オラんとこが俄然騒がしくなったもんだから、例会の人たちの注目が集まる。
オラって天才だべ。聞きに来なっ、大正解の答えを教えてあげっから・・・また、すぐ調子込む、バカなんだから。
アベレージサイズは7〜8寸と小振りなのだが太ってて体高があり、糸鳴りさせるほどパワーがあるからハリス02号はスリル満点なのだ。

       
アベレージサイズ7〜8寸             小振りなくせしてハイパワー!

面白れ〜!現金なもんで入れガカリが続いたら「チャラ速報」のことなんぞすっかり忘れてしまったもや。
気分がいい〜、終わり良ければ全て良しだい。
遡上鮎も2〜3週遅れになるだろうけど全盛期並みに復活するべ!・・・と、楽観的な気持ちに持ち直し納竿したもんね。











006年06月03日


・・・解禁したけどヤマメは居ない・・・



今朝は間違えて早起きしてしまった。
でも、たまにはいいもんだね、間違えてもいいから早起きはしてみるもんだ。
朝日が実にすがすがすく気持ちがいいね・・・こ〜ゆ〜のって、普通の釣り人にとっちゃ当たり前のことか。
せっかく早く起きたのだから有意義に一日を楽しまないとバチがあたるもんね。
・・・さて、何処へ行くべか?

             

明日
4日(日)は「第26回千歳JAL国際マラソン大会」が開催される。
千歳市内の青葉公園をスタートし支笏湖林道を通り支笏湖で折り返し千歳川河畔を通って千歳市スポーツセンターまでのフルマラソン、ハーフ、10km、3kmの4種目である。
参加者が7,001人(昨年実績)のランナーが犇めき合って千歳川河畔の遊歩道を走るので、とても釣どころではない。
コースのすぐ脇で釣などやっていたら、真剣に走っているランナーに申し訳ないし思いきり恥ずかしいもんね。
てな訳で、明日釣行する勇気は持ち合わせていない、今日のうちに6月1日に解禁したばかりの道産子ヤマメの顔を拝みに行くことに決定!・・・ってことで千歳川

久しぶりのお天道様だよ、これだら洗濯物もやっと乾くってもんだい。
お約束の御用達は長沼町のさわやか公園のトイレを拝借。
ここ長沼町には2箇所の公衆トイレがあるがどちらもきれいに整備されておりとても清潔である。

           
           さわやか公園にはこんな碑が・・・

さっぽろライラックまつり」は2週間前の5月21日(日)で既に終わっている。
その甘〜い香を放つ薄紫色のライラックは今ごろになってやっと八分咲き、これからが見ごろなのだ。
先々週は真っ盛りだったタンポポは、すっかり白い綿帽子に変わり果てている。
ツツジリンゴの花もやっと咲き始めた。そしてヤマメがバンバン・・・ってが。

  
ライラック                   仲良し綿帽子

  
ツツジ                     リンゴは咲き始め

あれぇ〜?クロカワムシがイマイチ捕れない。
ここぞと思う場所を数箇所移動しても・・・カジカ網に2〜3匹しか入らないのだ。
大体にして、底石がクロカワの巣で固められておらず浮子石状態になっている。
先々週は簡単にザクザク捕れた筈なのだが・・・なしてだ?今頃の時期なのにキンパクがやたら多いのだ。

  
北海道名物!バーベキュー・BBQ    千歳川、今はウグイの川

始めに、貴重な川虫でゼロの釣をしました。
その後スーパーゲームに竿替えし、手にマメが出来るまで返し抜きをしました。
・・・はい終わり、あとは書きたくないもや。
とにかくねっ、ヤマメは居ない!早い話が「ボッ」を食らってしまったのよ。

「ボッ」の内訳・・・特別だよ。
    ヤマメ:0匹
  小ブラウン:8匹(12〜5cm)
    ウグイ:全て銀ピカ(25〜尺オーバー)オラの周りに居たヤツを全部

  
小ブラウン・・・舟に入れる大きさじゃないべ   掌にもシッカリ出来てた

※今頃キンパクが取れるということは水の中の季節が1ヶ月程遅れてるんでないべか?
 今の時期になってもヤマメが居ないのは絶対ヘンだもん。

 ヤマメを釣りたければ、あと2〜3週間待つことをお勧めします。










006年05月27日


・・・暑づがった・・・



今日は夏日の予報で暖かそうなのだ。
明日から、天気が荒れるみたいだから、日向ぼっこがてらの〜んびりへら釣りをすることに・・・。

まずは、北村のへらぶな公園を覗いてみる。
20数人が竿を出している。あまり上手そうな人は居らず、竿も絞られていない。

  
あまり上手そ〜な人は居ないね     奥の方にもポツポツ釣り座を構えている

オラが入れる場所は無い訳ではないのだが、この辺の釣り人たちは本州と違い見ず知らずの者が近くに来るのを嫌うのだろうと察し、このへらぶな公園は見るだけで勘弁してやり皆楽公園に・・・。



ここ皆楽公園は広い。2〜300人が竿を出しても、まだまだ余裕のよっちゃんイカなのだ。
5〜6人づつのグループがあちこちに固まって竿を出している。

  
皆楽公園は広いよ             まだまだ、何人でも入れる

オラは釣り台を水に漬けたり、足場がグジャグジャした所は嫌だから通称ステージ(玉石を水平に積んで護岸してある所)に釣り座を構えた。
勿論、車からは10mと離れていない。
オラの両隣はがら空きで、左右とも隣のグループまで50mは離れている・・・何となく寂しい。

  
通称ステージ                カップルの乗ったボートが・・・羨ましいね

オラは日向ぼっこをするつもりでやって来たのに・・・それにしても今日は暑づすぎる
汗がボタボタ垂れてきてとても直射日光には当たっていられない。ダメだこりゃ、日陰だ日陰!パラソルを出さなくちゃ。

  
日陰は極楽だよ               掌サイズ

さて、ラジオの日高晤郎ショーを聴きながら、「軽グル」+「速攻かっつけ」でエサ打ちを始めた。棚は1m。
エサ打ち10分後、浮子が活発に動き始めた・・・早い話がジャミの猛攻が始まったのだ。
鈎に乗ってくるのは20cmオーバーの腹ぱんぱんウグイマブナそして掌クラスの小べらである。
軽くて微粒子のエサではジャミに叩き落とされ、良型のへらがいる棚までエサが持たないのだ。

     
これくらいのサイズまでは何とか写真に収められるのだが・・・

そっかそっか、したらば重くて粒子の粗い配合で勝負だ。
ペレ匠ダンゴ」+今はなき「ふまつげん」で硬ボソ・・・「ふまつげん」だなんて何年前のエサだべ?(オラは物持ちはいいべ。)
早いアタリは見送り、十分馴染ませてからの力強いアタリに的を絞った・・・これが、ピタリと決まった!
尺前後の良型が連発!だもんね・・・オラって天才だべか?ってつい思っちゃう悪い癖が出てくるのだ。(マグレなんだから。)
問題は写真撮影なのだ。ハリスを持って吊るす訳にもいかず、顔をこちら向きにしようとあれこれやっていると簡単にハリスを切られる。
鈎を持って持ち上げたら、重くて関スレのフトコロが開き逃げられる始末で、なかなか写真に収められない。(なかなか手強いのだ。)

  
こらこら、暴れるな!            尺上の撮影は助手が欲しい

くっそ〜、写真は勘弁してやる。

やはり、たまにはへら釣りもやってみるもんだね。の〜んびりはやっているけど、これでも結構を使うんだなぁ〜。
欲を言うなら、ここの池の水がもう少しきれいで、数人でお話友の会(鮎の話)をしながら釣ったら最高だね。
それにしても、今日は暑づがった!・・・7月中旬の気温だったんだもの。










2006年05月20日


・・・釣行とはとても言い難いけど・・・



今朝9時過ぎ、吟papaさんから「今何しているの?フラ〜っと千歳川に行ってみようと思うのだが・・・」との電話が入った。「んじゃぁ〜、オラも行くから・・・これから、顔を洗ってからね」
・・・歯磨き、洗顔、ウ○コを2回して徐に出発したのは10時を過ぎていた。

はいつの間にか咲いて何だか訳が分からぬうちに散ってしまった。
札幌の大通り公園では「ライラック祭り」が開催されているが、はて、この辺ではライラックの花のの字も開花していないぞ。
今の時期の北海道はタンポポ一色、これしかない!道端から原っぱ、田んぼの畦まで何処を見ても全てタンポポたんぽぽ蒲公英なのだ。

  

吟papa&mamaさんと千歳川で合流したのは正午少し前、嬉しいねぇ〜オラの大好物のスイカを携えてきたのだ。
3月5日のワカ様の納竿日以来だから丁度2ヶ月半ぶりの再会。
しかし、久しぶりだという感じは全然しない、先日の「やまめマネターズ!」に一緒に参加していたような気がするんから不思議だ。

とりあえず蕎麦屋裏のポイントで竿を出してみる・・・
着替えもせず普段着のまま、どうみても素人の釣りっこだ。
あれっ、papaさんたちはまだ四十九日が過ぎてないんでないかい?・・・それは、むにゅむにゅ・・・
アタリはあるのだがエサだけを齧られ鈎ガカリしない、時折掛かるのは小さなウグイだけだ???

  
「あいや〜、ウグイだ」このやる気のない取り込み。   ・・・のどかな休日の釣りっこだね

釣れない釣りは諦め、スイカを食べようスイカを!
川縁でスイカを食べながら「やっぱり、川はいい〜ねぇ〜」なんぞとお話友の会に耽っていると・・・
おやっ、アブラビレさんがやってきた。

  
今年の初物!東の空を向いて笑うのを忘れた。     やっぱ、川っていい〜ねぇ〜。

暫しお話友の会をし、再び蕎麦屋裏で竿を出してみることに・・・。
やはり、アタリはあるのだがエサだけを齧られ鈎ガカリしないのだ???
おやっ、今度は中村さんがやってきた。
全然打ち合わせなしで、チーポテ!北海道支部の連中が千歳川に揃い踏みしたのね。
中村さんは千歳に転勤してきた知人に千歳川の案内をしており、このポイントは既に中村さんたちが0125ですっかり浚った後だったのだ。
合点!ど〜りで釣れない訳だよ。

吟papa&mamaさんたちが千歳川を後にした後、アブラビレさん、中村さん、ヨースケさんの3人はせっかくだからとポイント移動をして竿を出してみることに・・・

シラカバのポイントを攻めてみる。
ここもアタリは頻繁にあるのだがかなり渋い。
何だか急に気温が下がり寒くなってきた、水に濡れた手が冷たくで悴む。
根性で釣れてくるのは、中途半端(20cm前後)なブラウン小ブラウンで、相変わらずエサだけを齧られなかなか鈎ガカリしない。
そこでヨースケさん、クロカワを採取し試してみた・・・あらっ何と、スパスパ鈎ガカリするんでないの。
そっかぁ〜、先週までは圧倒的にミミズに分があったけど、今日の当たりエサはクロカワだったのね!気付くのがちょっと遅かった。

中村さんは沈してずぶ濡れ、アブラビレさんもこの後お子さんと約束があり早上がりするというので、今日はこのへんで勘弁してやろう・・・実のところ、ヨースケさんも寒くてギブアップなのよ。








2006年05月19日


・・・苦あれば楽あり・・・



やっぱりへラブナにもご挨拶をしておかないと昔ヘラをやってましたって威張っても口先だけになるべさ。てなことで、今日は市内北村のふれあい公園ヘラブナ公園に足を向けてみた。
というのは言い訳であって、本音は先日の徒歩点検の疲れと、筋肉痛が残っており千歳川までの1時間の運転が億劫なだけなのだ。
・・・だって、北村までだったら10分もあれば行くんだもの。

天気は薄曇で風がとてつもなく強い。いかった、この強風だらとっても千歳川での釣りは無理だったなぁ〜、と自分を納得させコンビニで菓子パンとゆで卵を買ってふれあい公園に行ってみた。

  
ふれあい公園のロケーションはバツグンだね・・・したけど、魚はどこさ行ったんだ?

あれぇ〜?釣り人は誰もいない。テントを張ってキャンプをしているご家族が2組いるだけだ。
なんとなく嫌な予感がするが、ロケーションは抜群だ。とりあえず、風が避けられるポイントに釣り座を構えた。
11時エサ打ち開始・・・期待に胸膨らませだんだん気持ちが盛り上がってきた。
30分経過・・・んん〜?アタリもサワリも無し。ジャミのサワリすら無い。何して、なして、ナシテ?納得のいかない叫びが胸中を駆け巡る???
消防署から正午を知らせるサイレンが鳴った・・・1時間ボール一杯分のエサをひたすら打ち続けたのだが、ついに魚の反応が無かったのだ。
釣り人が一人もいないということは、魚もいないという絵に書いたような図式は定石だべさ。・・・気付くのが遅いっつぅ〜の、ほんとバカなんだから。



気を取り直し、お隣のヘラブナ公園に・・・

おろっ、こっちは強風にもめげず釣り人が十数人。それも、入れ替わり立ち代り竿を絞っているんでないかい。
くっそぉ〜、したら最初からこっちの池に来るんだった。

  
ひぇ〜、風が強い!             おっ、時折竿を絞ってるっちゃ!

まずは、車の中で昼食を摂り、徐に比較的風当たりの弱い所に釣り座を構えた。
おおっ〜!頻繁にヘラのもじりがある。水面に背中を盛り上がらせるようなもじりはヘラが浮いている状態と見た。
お〜し、ここはひとつ「軽グル」+「速攻かっつけ」で浅棚狙いしかない。期待に胸膨らませ即座に気持ちが盛り上がってきた。

           
           ここは、比較的風当たりが弱いのだ

案の定、2〜3投エサ打ちしただけでジャミを蹴散らし8寸級のヘラが食ってきた!
こんなに短時間で決まっていい〜の?オラって天才でねぇ〜べかとすぐ勘違いする癖があるんだからさっ。
アタリもふわふわ・スパーッ!と消し込むので簡単で分かりやすい。

  
短竿(9尺)の操作は楽チンだね・・・左手で竿を持って右手でパチリ!

  
あらっゴメン、目玉だ!     はい、今度はしっかり口ガカリ  デッカイのをこうやって何回もハリスを切られた。

こんなに活性が高く、楽な釣りをしたのは何年振りだべ?・・・実に楽しいね。
PM4時までの3時間で餌ボール3杯分、8寸級のヘラを力一杯釣らして貰いました。

・・・久々に楽白かった。ブイブイ・ピースピース!







2006年05月13日


・・・01号の威力・根こそぎ竿・・・



もチラホラ咲き始めてきたので、今日は春の被写体を求めて一眼レフを持ち出してきたのだが・・・
春霞なのか黄砂なのかはたまたシラカバ花粉なのか、ぼんやり霞んで遠くに望む山並みや微かに色付いてきた大地の地平線がよく見えない。
・・・うむぅ〜、残念だが本日の写真撮影は勘弁してやろう。

           
           牧草畑の農薬散布

昨夜、「ヨースケさんが千歳川に着くのは10時頃になるでしょうから、近くまで来たら電話を下さい。」というメールがアブラビレさんから入っていた。
・・・ゴホッ、オラの行動パターンが完全に読まれてる。
案の定、アブラビレさんに電話を入れたのは、ちょうど10時であった。
下流部でひと釣りを終え、蕎麦屋裏で待っているとのこと・・・はいはい、了解!

あれっ、車はあるがアブラビレさんの姿見当たらない。
おやっ、サッカーボールを2個抱えて対岸を歩いているのはアブラビレさんでないかい?
子供たちが遊んでいるうちに流してしまったものらしい。そのボールが、壊れたえん堤の対岸に引っかかっていたのを拾ってきたのだ。
その中の1個は、アブラビレさんの知っている子供の物なのだ。

  
そのまま進んで来ると深いよ。もっと上流、上流だよ。    ブラウン52cm

アブラビレさんは朝早く来て、下流部で52cmブラウンを釣ったりして、もう十分満足気なのだ。
まずは、蕎麦屋裏の壊れたえん堤上下で竿を出すことに・・・
35〜6cmのブラウンが出るだろうと想定して、02号の仕掛けにエサはヨースケさんがクロカワオニチョロ、アブラビレさんはミミズで攻める。

  
ここの魚は、かなりスレてるね。      お〜し、きたぁ〜!

ここのポイントは連休中に中村さんと二人で連日苛めぬいていたらしく、北海道の魚のくせして一丁前にスレているのだ。
それでも、二人で27cmブラウンを筆頭に銀毛ヤマメ2匹含みで10匹を釣り上げた。
それも、ウグイの猛攻をかいくぐっての釣果だからヨシ!としよう。

  
今シーズンもやはり、勘定奉行だい。  スレている割りには、まずまずの釣果

次は、高速道路カミのシラカバのポイントへ・・・
ここで、アブラビレさんの教え子さんと合流、一緒に楽しむことに・・・
なんと、ここの魚は生意気でヨースケさんのクロカワオニチョロには全く見向きもせずアタリもカスリしない。
ところが、アブラビレさんのミミズにはバクバクなのよ。
ヨースケさんも、とうとう我慢できずスーパーゲームに持ち替えアブラビレさんからミミズを貰ったのだが・・・時既に遅し、ウグイの猛攻に遭う。
こ〜なったらヤケクソだい。27〜8cmのウグイをブンブン空高く跳ね上げ、返し抜きの刑に処したもんね。参ったか!

  
ミミズのアブラビレさんだけが・・・     何とか釣ってほしいねぇ・・頑張って

  
お〜し、抜いた・・・雨さんキャッチ!     殆どアブラビレさんの釣果


どりゃ〜ぁ!千歳のウグイは男の顔を変える・・・

次は、サンポール橋へ・・・
ここでは、最初からミミズを使ったのだが、まだ魚影が薄く最高のポイントをトレースしても良型のウグイしか掛からない。
あっ、アブラビレさんが14〜5cm小ブラウンを1匹掛けたね。
水量が多く、流速も早過ぎる。この辺のポイントは、もう少し先にならないと魚が付かないだろう。
アブラビレさんの教え子さんにも何とか釣らしてあげないと・・・

  
真面目に流してるんだけど、アタリがねぇ〜な    ここは、魚がいないべ

  
お〜し、きたきた!             でへぇ、やっぱウグイだ


てな訳で、再び蕎麦屋裏へとやって来た・・・
あらっ、先客(2名)が入っているけど、釣りっこってな感じだから体制には影響なさそうだ。
先刻も苛めぬいたばっかしだから、今度は01号で丁寧に攻めてみたら果たして・・・!
いやいや、01号の威力は実に素晴らしいものがあるんだわ。
殆ど空振りなしで鈎ガカリ。ただし、取り込みは下流まで運動会をしたりしてエライ難儀したけど。
これぞ、正に根こそぎ竿!・・・どうだ参ったかぁ〜!

  
うわぁ〜っ、やべぇ〜吸い込まれる〜ぅ  ふぅ〜、取ったぜ!手尻が長すぎ?

               
          つっ、釣れました・・・そっか〜、いかった・いかった

アブラビレさんの教え子さんもブラウン数匹釣ったみたいで、イカッタ・イカッタ。

今日の天気予報では暖かいって言ってたのにウソこけって、エライ寒かったもや・・・オラ、鼻水が出てたゾ!









2006年04月23日


・・・魚は何処に消えたの?・・・



早朝6時、既にアブラビレさんと中村さんは千歳川に出発している。
オラか・・・いつもの時間に決まってるっしょ。
ところで今にも雨が降り出しそうなお天気だけど大丈夫だべか?
天気予報では「昼頃からはお日様が顔を出すでしょう。」と言ってたからその言葉に期待しよ〜っと。
すでに鯉のぼりを掲げている家がチラホラ見受けられる。

    
    金ピカ太郎鯉だぞ!

そっか〜、あと10日もすりゃ〜端午の節句だもんなぁ〜。
オラ的には端午の節句のかしわ餅より、桃の節句のさくら餅の方が断然好きなんだけど・・・ほったなこと釣には関係ねぇ〜べと言われても、これだけは言っておきたかったのだ。


長都大橋に着いた時、アブラビレさんと中村さんが橋の上下流をひと通り釣り終え車に戻ってきた。
今日は水位が大分下がっており、おいしいポイントだった所がいまいち魅力に欠ける。
釣果は芳しいものではなく、アブラビレさんが尺オーバーのアメマスと小振りなニジマス。中村さんは銀ピカのウグイを掛けただけなのだ。

  
アメマス                   小振りなニジマス             銀ピカウグイ

ライズも無いみたいだし、先週あんなにいたアメマスはいったい何処に消えたんだろう?
てなことで、ちょっと上流の高速道路(道東道)の下に移動しましょう。

やはりこの場所(高速道路(道東道)の下)も御多分に漏れず、おいしいポイントがいまいち魅力に欠け、釣れる気配がしない。
チョコチョコっと竿を出してみるも、勿論アタリなんぞあるわけない。・・・はいパス!こうなったら、蕎麦屋の裏に行ってみるべ。


実はここ蕎麦屋の裏は昨日、アブラビレさんが強風を避けながら竿を出したところ、まずまずのブラウンを3匹掛けているのだ。

    
まず、中村さんから・・・             丁寧に流してもアタリはないかい?

まずは中村さんから壊れたえん堤に乗って吸い込み口を狙うも、いまいちアタリがない。
ヨースケさんはえん堤下の吐き出しを狙って、34cmの中型ブラウンを掛ける。

         
  へっへぇ〜、シモで釣ったよ。      こらこら、暴れるとゴミだらけになるべ。

中村さんと場所交代をしたアブラビレさんが40cmは楽にオーバーしているブラウンを掛け、根くらべをしている。
なにしろ柔らかい竿に道糸02号を張っているもんだから無理は出来ない。
一時は上流に往なしたりして魚体も確認できたが、反転、一気に吐き出しまで下られ荒い瀬の中でテコでも動かなくなった。
・・・ああああ〜っ!残念、02号では無理なんだ。

    
お〜し、きた!でかいぞ。           あははは〜、バレた。

どれどれ今度はヨースケさんが、オラは04号を張ってるから任せろ。・・・お〜し、掛けた。さっきのブラウンと全く同寸の34cm、これもきれいな魚体だね。
その後はアタリもピッタリ途絶えたので、更に上流サンポール橋へ移動します。

    
丸々太ってる34cm               なっなっ、きれいな魚体だべ。


ここサンポール橋はいやでも腰まで立ち込まないとダメなので、ヨースケさんはそれまで履いていたちょい釣り用ヒップブーツから真面目なウェーダーに履き替えた。

             
            ウェーダーに着替えたのに・・・気配はなし。

しかし魚の気配は全くない。やはり、ここはまだ時期尚早なのだ。てなことで軽く流して即パス。


昼食後はスポーツセンター裏へ・・・
アブラビレさんと中村さんは腰まで浸かって丁寧に流してみるも魚の気配は全くない。

    
ど〜だ、アタリはあるかい?          ショートタイプのジャンバーが欲しい。

魚の気配を感じられなかったヨースケさんは結局、竿は出さずじまい。朝一に探った長都大橋へ戻ることに・・・。
この頃から時々日が射すようになってきたが冷たい風が強まってきた。


長都大橋下流に戻って来た時には、強風に煽られ竿操作が儘ならぬ状況で寒さも増してきた。

            
            先週あんなにいたアメマスは・・・?

縁の駆け上がりを流していると何かが触る?気合を入れて流し、アタリを取ると釣れてきたのは12〜3cmウグイだ。
それから暫くは猛攻とまでは行かぬもののウグイをポツポツ掛けて遊ぶ。
違う違う、オラはウグイと遊びに来たのではないアメマスを釣り来たのだ。

  
お〜し、きた〜っ!            こりゃ〜デカイ!       腕が疲れてきた。04号の仕掛けに後悔。

少しシモに下り、沖目を流すと目印が止まった。お〜し、きたぁ〜!でかいど。
スーパーゲームのが大きく弧を描く。ドシンと底にへばり付いたままテコでも動かない。
時々、沖目に行ったり上下に移動はするが大きく移動することはない。
あいや〜困った、ど〜するべ。実は、仕掛けが04号なんだわ。無理が出来ないのよ。
アブラビレさんが「焦らないで、ゆっくり時間を掛けて」って言うけど、だんだん腕が疲れてきたもや。
突然、ブルブルっと首を振って沖目に動いたと思った瞬間・・・ああああ〜っ!

「あれはゼッタイ60cmオーバーブラウンですね。これでボクが1.2号を使っている理由が分かったでしょう。」ってアブラビレさんに言われた。・・・はい!しかと分かりました。
そういえばアブラビレさんは1.2号を張ってたもんね、04号を張っていたオラは舐めてかかっていました・・・猛省(シュン)。

    
フードをスッポリ被って強風に立ち向かう。 魚は何処に消えたんだべ?

その後は強風に煽られ竿操作も儘ならぬまま3人ともアタリもカスリもなし。
魚は何処に消えたんだべ?と首を傾げながら納竿。それにしても、寒みぃ〜かった。

川底をジーっと見てると、ウグイが列をなしてギラギラ遡って行くのが確認できる。
んん〜、あれが遡上アユだったらなぁ〜。









006年04月16日


・・・氷雨の千歳川・・・



昨夜、「明日は中村さんと、7時出発で千歳川へ釣りに行ってますので!」とアブラビレさんからのメールが入ってた。
「はいはい、起きたら電話を入れます。」と返信してはいたものの、今日の天気は全道的にまたはの予報だよ。
道東方面は吹雪だし、岩見沢は雨こそ降っていないが唸りを上げた風が吹いており枯れ葉やゴミが渦を巻きながら飛んでいる。
あいや〜、こんなだもの今日の釣りはご破算だべと決めこんで9時過ぎまで悠長に寝ていた。
起きたのと同時にアブラビレさんからの携帯が鳴った。「今、長都大橋の下流にいます。ボクと中村さんはそれぞれアメマスを1匹づつ掛けたよ。魚の気配がムンムンしているから早く来てね。」「はいはい、顔を洗ってすぐ行きます。」

昨日、タイヤ交換を済ましたので走りが実に快適なのだ。調子づいてついアクセルを踏み過ぎる。ヤバイヤバイ!
11時過ぎ長都大橋に到着。アブラビレさんと中村さんは100mほど下流の右岸側で竿を出している。
あいや〜、風はかなり強い。とりあえず釣り支度はせず二人の所へ・・・カメラマンなのす。

    
腰まで立ち込んでいる中村さん。       アタリはあるのだが・・・?

    
アブラビレさんのアメマス。           ボッキリ逝った、遡UP-4

あららら、気の毒なことにアブラビレさんの遡UP-4の元竿がボッキリ!逝ってる。
この竿はネット・オークションで購入したばかりで今日が筆下ろしなのだ。
それも、魚を掛けてではなく、振込みで折れたのだ。やっぱさ〜、大物用本流竿はシ○ノに限るね。
まっ、アブラビレさんは本流竿の展覧会ができるくらい持っているから体制には影響ないだろうけど・・・でも、悔しいよね。
風が強くてアタリも遠のいてきたことだし下水処理場合流点に場所を移動しましょう。

    
中村さん、ICポイントは苦手なのだ。     アブラビレさん、ここで掛けるも・・・!

            
         ヨースケさん、アブラビレさんの竿で掛けました。(ブラウン)

ここは、狭いポイントなので一人づつしか竿を出せない。
まずは、中村さんからどうぞ・・・。実は中村さんって、このようなICポイント攻略が苦手なのだ。
程なくして仕掛けを絡めてしまいグジャグジャになりリタイヤ。
次は、アブラビレさん・・・。お〜しきた!40オーバーのブラウンだ。アチャ〜、バレた
はい次はヨースケさん、アブラビレさんの竿を借りて・・・。お〜しきた!「仕掛けは何号?」「1号だよ。」「なぬっ、ほんじゃ〜強引に取り込むよ。」
はい、交代。アブラビレさんの竿で中村さんどうぞ・・・。数投流すもアタリはなし。ここのポイントには2匹しか入っていなかったみたい。
まだ、ちょっと早いんだね。雨も降ってきたことだし、ラーメンでも食べに行くべ。オラは朝飯も食ってないから腹減った。

    
写真を撮るまで取り込みは待ってて      中村さん、49cmのアメマス

昼食を摂った後は再び長都大橋の下流へ・・・今度は左岸側に陣取る。
この雨と寒さで、アブラビレさんとヨースケさんは車の中で中村さんの釣りを眺めることに。
程なくして、中村さんが掛けた!おお〜、掛かった。パワーゼロが大きく弧を描いている。カメラを持って二人して車から飛び出す。良型のアメマスだ。

    
中村さんの竿を借り・・・お〜し、きた!    きれいなアメマスだね。

続いて、中村さんの竿を借りたアブラビレさんも大きく弧を描いた。これも、良型のアメマスだ。
どれどれ、オラにも貸して・・・お〜しきた!アチャ〜、バレた
時折、目の前で40オーバーのアメマスがライズをする。なんか、食いが立ってきたんでないかい。
こうしてはいられない。こんな不謹慎な釣りをしてたんではアメマスさんに申し訳ないもんね、しっかり支度をして釣らねばと、アブラビレさんとヨースケさんは車に戻る。

    
アブラビレさんは腰まで立ち込んで・・・!   アメマス48cm

アブラビレさんは、スーパーゲームSP-HHに仕掛けは1号
ヨースケさんは、ゲームSP-SULに仕掛けは02号・重りは2号
「ゼロの竿で釣るなんて馬鹿にしてない」ってアブラビレさんに言われたけど、オラなんぼまで取れるかやってみたいんだもの。

    
よ〜し、取り込んだ。              へっへぇ〜、良い型でしょう。

    
ゼロの竿はきれいな満月だよ!        ど〜だ!02号で獲ったよ!
                           (この後、三連荘のハリス切れをしたけど)


50オーバーこそでなかったものの、中村さんの49cmを筆頭に40オーバーのアメマスが飽きない程度に釣れたもんね。
この寒い氷雨の中、シーズン最初にしてはまずまず楽しめた。

アブラビレさんは「遡上タイミングと合ったようで、千歳川でこれだけまとまってアメマスを釣ったのは初めてだ。」と語ってた。
これから徐々に良くなるような気がするので、次週からの千歳川は楽しみだね









2006年04月10日


・・・偵察釣行・・・



えっ、まだ寒いから本流釣りにはまだ早すぎるべと油断していたら、アブラビレさんから「次週から本格的に本流釣りを開始しますので!」と力強く宣言された。
おお〜っ、ヤバイ!がまかつの4mmウエーダーを小岩の美人ママに注文していたけど、まだ届いてないのよ。
小岩のオバチャンに忘れられているのは今に始まったことではない。・・・オラ、慣れっこだもや。
早速、電話を入れた。オラがまだ何も言ってないのに「ああ〜、いつもいつもど〜もすみませ〜ん。店には入ってきてたから、すぐ送るから〜」って、蚊の鳴くような声で言われると・・・「急がせてすみませんねぇ〜、宜しくお願いします」って応えてしまうもんね。
毎回忘れられたって、ど〜しても、小岩のオバチャンは憎めない。切羽詰って注文する、こっちが悪いんだからと思わせてしまう魔力を持ってるのだ。

今日は、曇天無風穏やかな釣り日和だ。
まだ、1〜2週間ほど早いんじゃないかと思われるが、オラは暇な身。何も予定がないから、千歳川の偵察にでも行ってみっか!
クリーニングに出す衣類を持って家を出発をしたのは、10時30分過ぎになった。
くっそーッ!せっかく怪しいオババのクリーニング屋経由で来たのに、店が閉まってるってが・・・このオババの店、アテにならないのは今始まったことではない。小岩のオバチャンといい勝負なんだから。

長都川合流点付近には、5〜6人の釣り人が腰まで立ち込んで竿を振っている。
あれだけ、釣り人が集まってるってことは、釣れるのかな?
でも、ど〜う見ても川面からは魚の生命感がイマイチ感じられないんだけどな〜?

期待するのを少し押さえ気味にして、根志越の下水処理場合流点に向かった。
ここは、岸から竿を出せるから着替える必要がない。モノグサなオラのためにあるような釣り場だよ。
ルアーマンが一人、キャステイングをしているけど・・・反応なし、間もなく移動して行った。
魚の気配はないが、とりあえず偵察ということでミミズを流す・・・?!
数投丁寧に流してみるも、全くアタリすらない・・・はい、パス!いないのはわかった。

次は、蕎麦屋の裏に・・・
さすがに、ここは短靴ではマズイのでヒップブーツを履く。
仕掛けはウルトラゲームSPにフロロの015号、鈎はヘラ用関スレ2号、オモリはBで試してみる。
壊れたえん堤の上では、これでもか〜というくらい真面目に丁寧に流したのに、アタリもカスリも何〜の反応もなし・・・ガクッ!

    
    壊れたえん堤の下

半分諦め気味にえん堤の下を流して2投目に、魚が触った気配を感じた・・・んん〜?
3投目、逸る気持ちを押さえ丁寧に底波に入れた。
おお〜し、きた!・・・へっへぇ〜、今期初物だよ!
ビデオカメラを持ったお散歩爺ちゃんがオラにレンズを向けている。
初物をバラすわけにはいかぬ。まして、ビデオにシッカリ撮られてるんだもの・・・慎重・慎重!
イナシながら、下流の緩い所まで誘導し辛うじてネットイン・・・ふぅ〜!
爺ちゃんが近寄ってきて「魚が居るんだね〜、ここで魚を釣った人をはじめて見たわ。何と言う魚なの?」、「ブラウントラウトです」と得意げに応えたけど、内心はバレるなバレるなとハラハラもんだったんだから。
今期第1号のブラウンは35cm、サイズ的には大したことはないが、015号で獲ったから少し威張ってもいい〜かな!

    
    今期初モノ!ブラウン35cm

その後は気を良くし、力をみなぎらせ頑張って流したけど・・・アタリもカスリも何〜の反応もなし
今日は、この辺で勘弁してやろう・・・いかった。いくら偵察といってもあやうく「ボッ」を食らうところだったよ。

・・・来週からは案外期待できるかも?






2006年03月25日


・・・シーズンイン!見釣り・・・



ラジオの天気予報では、朝から「今日一日は春の陽気です。雪が降るようなことは絶対ないでしょう。」と自信満々に言い放っているけど・・・
嘘こけ!勇んで家を出発したけど、ボワボワ吹雪いて、路面は薄いシャーベットだわい。

長沼近辺まで来たら、吹雪もすっかり上がり青空が覗いてきた。
さすがにこの辺まで来ると畑や田んぼもかなり雪融けが進んでおり地面が出ている。んん〜、を感じるね。
正面には雪の冠を輝かせた恵庭岳が標高1,320mだかんねぇ〜って精一杯自己主張しているのが見える。
これが、初夏になると申し訳ないけど殆ど霞んでしまってどこにあるのかわからなくなってしまうのよ。

    
春だ!畑の雪が解けている。         恵庭岳が威張ってる!

    
南の空から次々やって来る。         オガナガガモのV字編隊。

オナガガモが編隊を組んで次から次へと南の空から飛ん来る。
こいつらは白鳥と違い、時折クウクウと小さな鳴き声を上げる程度なので大群でやって来ても全然喧しくないからいい。
静かに飛び去って行くもんね。

    
田んぼで翼休め。                コハクチョウも混じってる。

雪融けの田んぼで翼休めをしながら、餌を啄ばんでいる一行もいる。
しかし、たま〜にその静寂を破るかのように、パオパオってひとしきり喧しい編隊もやって来る。
白鳥(コハクチョウ)の北帰行先発隊なのだ。・・・おめぇ〜らよ、黙って飛べねぇ〜のか?喧しいっつぅ〜の。

    
根志越小学校裏                 フキノトウにご挨拶!

千歳川の川縁は雪も殆ど融けており、既にポツポツとフキノトウが顔を覗かせている。
若干風が吹いているものの、お天気が良くポカポカ陽気で、まさにだね。
ただ、ひとつ気になるのが、水位はベストなのだが水温が低いのか水の色が黒っぽい・・・水から生命感が感じられない。まだ、早いのかも?
根志越小学校の裏には釣り人(ルアー&フライ)が3人竿を振っているが・・・釣れそうもないな。

大和公園の裏には餌釣り師が2人・・・ここの人たちも釣れてない。
釣れそうもない水の色だけど、せっかく来たのだからダメ元で竿を出してみるべ。
釣り支度をし、チャラ瀬にカジカ網を突っ込むとクロカワ、オニチョロ、ピンチョロがザクザク捕れる。
・・・これだけ取れれば十分だい!
車に戻り・・・お〜し、狙うポイントは深トロしかないな。
あれっ、なぬっ、なんと、ガ〜ン!・・・竿を忘れてきたぁ〜!

    
寒くないし・・・                   水位も申し分ないが・・・

くっそっぉ〜!・・・菓子パンでも食べながら川見をして帰るもや。
蕎麦屋の裏には釣り人(ルアー)が2人。その上に3人(餌、FLY)・・・釣れそうな気配なし。

     
高速下は立ち入り禁止!            好ポイントには矢板が・・・!

              
              対岸の深場がチョイと気になる。

高速下にも5〜6人(餌、FLY)、その上にも2人竿を出しているが・・・まだ、早いんだ。
高速道路の橋脚周りは最高のポイントだったが、耐震補強工事の矢板が打たれており完全に潰されている。・・・勿体ないこと。
バーベキューのメイン会場も完全に立ち入り禁止になっている。
ただ、濁りが出ていたり底石が泥を被ったりしていないので、その近辺での釣には全く支障がないのがせめてもの救いだよ。

    
川底の水草はまだ色付いてない。    水位等の状況は最高なのだが、水の色が・・・!

サンポール橋の上流に2人(FLY)・・・空しいキャスティング。
お〜し、状況は十分わかった。・・・まだ早いんだな。
ひとつ、ど〜しても気になるのは、誰も流れの緩いトロ場とか葦際を狙ってないんだよなぁ〜、流心に付くのはまだ早いってことにみんなは気付かないんだべか?

             
             この辺には誰〜れも居なかった。

あ〜あ〜、今日はここに何しに来たんだべ?悔しいから散髪して帰ろうっと。
・・・確か、レストラン「桂木」の隣にヘアーサロン「Family's」っていうのがあった筈だ。

このヘアーサロン「Family's」は、とってもいい〜よ。すごく親切でオラは気に入ったもんね。次回の散髪もここに来よ〜っと。

             
   帰り道、長都大橋のところからは夕張岳が屏風のように聳り立って見えた。




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