納竿の儀in「北の国から」
♪・・・北の国から・・・♪ 待ちに待った納竿の儀! 今年のテーマは「北の国から」、10月22日(土)〜24日(月)の2泊3日の行程で華々しく実施された。 今年はHITTER君ご夫妻も参加しているので真面目に鮎釣りに対する反省会が実施されるものと思われ・・・・(本当だべかや?) 【第1日目】 10月22日(土) 新千歳空港到着ゲートで吟papa・mamaさんと待ち合わせ。 花巻空港から到着(14:15)する支障とゆみさん、三沢空港から到着(14:45)するHITTER君とをお迎えするのだ。 ヨースケさんは到着Bゲートで待っていたのだが・・・待てど暮らせど誰〜れも来ない??? なんか変だなぁ〜と思いつつも悠長に喫煙室でタバコなんぞを吸っていたら、見知らぬオジサンから「Bゲートに到着する便を待っているんですか?」と聞かれた。「はい、花巻からの便を待っています。もう出てきてもいいんですけどねぇ〜。」、「花巻からの便はとっくに到着してますよ。Aゲートに!」、「げげッ、ありがとうございます。」 あららら、Aゲートには既に支障とゆみさんが到着しており吟papa・mamaさんと一緒に、このヨースケさんを待っていたのだ。・・・いや〜、すまぬすまぬ。 ゆみさんはゴンさんから差し入れして貰ったリンゴを大事そうにしっかり抱えている。 それにしても、たった2泊3日なのに大した荷物だこと。中身は全部着替?よっぽど、去年の「パンツ1号・2号事件」が堪えたらしい。 HITTER君ご夫妻が到着するまでにはまだ30分ほど時間があるのでコーヒーでも飲みながら待ちましょう・・・ HITTER君ご夫妻も無事到着。軽くご挨拶を交わし、レンタカーの手続きを・・・ ニッポンレンタカーのおねぇ〜さんからシッカリ新千歳空港営業所の地図を描いて貰った筈なのに・・・ヨースケさんは、またまたとんでもない方向に?(わりいわりい、また間違えたもや。) 車種は10人乗りのハイエースである。助手席にはナビ役のヨースケさんが座る・・・この人のナビで大丈夫だべかや? papaさんの運転でいよいよ「北の国から」の舞台、富良野に向け・・・! 出発時間が大分遅れたこともあり、最短コース(長沼〜岩見沢〜三笠〜桂沢湖〜富良野)で本日の宿「ホテル・エーデルヴェルメ」へ向かいます。 岩見沢を通過する頃には、辺りが薄暗くなりはじめ、三笠を過ぎた時には真っ暗になっていた。 桂沢湖〜富良野間は紅葉が素晴らしい区間なのだが、残念ながら真っ暗闇で何も見えない。暴走ハイエースは富良野に向け突っ走る。 18時、予定時間どおり本日の宿「ホテル・エーデルヴェルメ」に到着した。 うむ〜、我ら一行にはとても似つかわしくない、お洒落なホテルなのだ。 富良野市の西側丘陵に位置するこのホテルの窓からは、富良野市街地の夜景が一望できる。 夕食は、おフランス料理のコースである。ますます、我ら一行には似つかわしくない。 支障やゆみさんたちは箸を貰ってたっけ。正直に言うと、オラもおフランス料理っていうもんはあまり・・・? 食事の後は、支障の部屋に集まり小宴会!やっぱりさ〜、mamaさん手作りのヤマメのマリネとか、ゆみさんが漬けた漬物なんかの方が口に合っているんわ。 ・・・そして、訳のわからない話で夜は更けてゆく 【第2日目】 10月23日(日) このハイカラなホテルの前で記念撮影をし、いよいよ「北の国から」ツアーの開始である。 まず始めは、富良野駅前にある「北の国から」の資料館からだ。 純と蛍そして五郎さんが布部の駅に降り立ったところから「第1回廃屋」(1981年)が始まり、「遺言」(2002年)まで21年間の壮大なドラマだもんなぁ〜。 そのドラマで使用した小道具や倉本聡のシナリオ、当時の写真なんかを見ると涙が出てきそうになるんだわ。 純と蛍の可愛いかったこと。「初恋」で純が中学校卒業と同時に定期便のトラックに乗って東京に向かう時、五郎さんが運転手さんに渡した泥の付いた1万円札がそのまま展示されていたりして、涙もんだよ。 ゆみさんは、蛍が東京に帰る母親令子(石田あゆみ)が乗った電車を涙を流しながら必死になって土手を走りながら見送った場面が一番泣けるって・・・んん、確かに分かる分かる。 オラはさ〜、純と蛍が吉野(伊丹十三)に新しい靴を買って貰ったとき、今まで履いていた靴を店員によって段ボール箱に無造作に捨てられ、翌日、純と蛍がその捨てられた靴を拾いに行く場面なんかは・・・もうダメだ!その靴も展示してあったもんね。 ゆみさんは支障用にTシャツを買い、mamaさんは何故か「優しい時間」のCDを買ってた。 オラもすっかり五郎さんになりきり「うさぎ印の帽子」と「北の国から」のCDを買ったもんね。 ただ、五郎さんの土方ジャンバーを買わなかったことが、今でも心残りなんだわ。(失敗) HITTER君とむっちゃんは、なして俺たちオヤジやオバサンが熱くなって嵌りきっているか分からないのも当然だよね。考えてみりゃ〜、純や蛍より若いんだもの。 記念館を出て、買ったCDをゆみさんに見せたら、「オラも買ってくるって」すかさず買いに戻ったっけ。 では、今買った「北の国から」のCDを聴きながら、八幡丘を通って麓郷へとロケ地巡りに参りませう・・・ ハートヒルパーク展望台で富良野の街を眺め(師匠はウ○コをし)、草太兄ちゃんの牧場、中ノ沢小学校分校、八幡丘、大里れいの家、そして中畑材木店をチラッと横目に素早く眺めて通り過ぎ「五郎さんの石の家」に・・・ 次は2番目の家と3番目(丸太小屋)のある麓郷の森へ・・・ 紙コップでも、外のテラス?で飲むコーヒーは何故か美味く感じるんだわ。たぶん、この森の空気で美味いんだべなぁ〜。 その次は、「拾ってきた家」・・・ ここでは、HITTER君が一番興味をそそられていたみたいだった。 ゆみさんは、「こうゆう家は惨めになりそうで嫌だ。」って・・・んん〜、オラの家も似たようなもんか。 最後は、第1話で五郎さんと純、蛍が降り立ってドラマ始まった場所「布部駅」に行きます・・・ さて、ここで「北の国から」とはお別れし、空知川沿いを上流に南下し南富良野、金山峠を通り占冠(しむかっぷ)へ・・・ 産直の女王ゆみさんは、何故か今回は「日高こんぶ」に燃えている。 この占冠の道の駅が大失敗!昼食はラーメンでもと、食堂に入った途端に間違いに気付いたもんね。 店内は焼肉の煙でモンモン。換気扇を付けてないんだべさ!案の定、ラーメンは激不味! 気を取り直して、日高へ・・・ 「道の駅日高」ここはいい〜!お客さんも沢山立ち寄って活気がある。美味いそば屋もある。しかし、あとの祭り。残念! ここからは、石勝樹海ロードを通って穂別〜夕張へと暴走ハイエースを飛ばす・・・ やっと、夕張だ。ちらっと、夕張物産センターに立ち寄る。ここでも、産直の女王は「日高こんぶ」に燃えている。そんなに買ってど〜すんの? 夕張に来たのだから「幸福の黄色いハンカチ」のロケ地に立ち寄らない手はないべさ。 支障は炭鉱長屋の写真を撮るのにゆみさんが入ると邪魔だと言って邪険にしている。 ・・・HITTER君は「幸福の黄色いハンカチ」なんていう映画は全く知らない。 この夕張からは、真っ直ぐ西へ向えば、夕張トンネルを抜け栗山を通って由仁町だ。 今夜の宿「ユンニの湯」まであと少しだから、今日は明るいうちに着くべさ・・・ ありゃりゃりゃ〜、「ユンニの湯」はメチャクチャ混んでいるんでないかい。 実は、この温泉って札幌近郊ではナンバーワンの人気を誇っているのだ! この混雑だから、夕食は7時からになるとのこと。仕方がない・・・了承 夕食の時間までは2時間半もある。風呂は芋の子洗い状態なのだ。 てなことで、支障の部屋に集まり、夕食までの間軽く?お話友の会・・・試飲ちゃう暴飲の会だべ! 今夜は、和食だもんね。次から次と手の込んだ料理が運ばれてくる。値段の割には豪華である。ここの温泉は気に入った! 宿泊部屋はログハウスでpapaさんは大いに気に入ったようだ。オラちょっとだけ欲を言わせてもらえば、ベッドでなければ満点なのだが? と、言いつつも風呂上がってきた途端、バタンキューで記憶が飛んでしまったけんど・・・ 【第3日目】 10月24日(月) なんと、6時半に目覚めてしまった。 この温泉嫌いなヨースケさんが朝風呂に・・・それも、露天風呂やら泡風呂、ラベンダー風呂までハシゴをしたもんね。 更に、完全に日本人モードに入ってしまったのか、朝食はしっかり納豆ご飯なんぞを食べてしまった。 案の定、汗が止まらない。朝風呂なんぞに浸かったもんだから、体が火照って仕方がないのだ。 このまま火照り続けると間違いなく風邪をひいてしまうべや〜。なんとなくヤバイなぁ〜。 今日は、11時までに新千歳空港に着かないと、昼食を食べたりお土産を買う時間がなくなるのだ。 ローカル空港行きは、夕方発の便がないというのが非常に残念だ。 とういことで急いで、千歳市内の「さけのふるさと館」へ・・・ まだ、10時前なので売店も開いていない。 既にサケの遡上のピークは過ぎたらしく、お目当てのサケの姿が見えない。 みんなにサケの大群を見せてやりたかったのだが、じつに残念!代わりに、ウグイの大群で我慢してけろ。 新千歳空港に着いた。では、お土産を・・・ しかし、すごい荷物だねぇ〜! ゆみさんは、箱に「北海道」って書いてないとダメだって拘っているし、支障は、キャラメルを売るくらい買ってたもんね。 北海道のお土産(特に洋菓子類)は、何でも確かに美味いんだわ。外れがないもの。 おまけに「北海道限定!」だの「空港限定!」だのってアピールしているもんだから、ついつい釣られて買ってしまうんだよなぁ〜。 昼食は、今流行の「スープ・カレー」を食べたのだが・・・はっきり言わせて貰えば、ここのはイマイチだなぁ〜。 三沢行きは12時35分発、再開を約束しHITTER君とむっちゃんを見送った・・・順調に搭乗し、問題なし! 花巻行きは13時15分発だったのだが13時35分発と勘違いしており、余裕でコーヒーなんぞを飲んで寛いでいたらば・・・あわや乗り遅れ!支障だけが13時15分発ということを認識しており、ぎりぎりセーフ!しかも、凶器準備集合罪の容疑で厳重取り調べに遭い、飛行機を待たせておった。 最後の最後でドタバタやっていたもんだから、お別れの挨拶もヘッタクレもなかったもや。 でも、無事に飛び立ったからメデタシメデタシだったのす。 絶対ヤバイ!まだ火照りが治まらないべさ。汗が止まらない。やっぱ、温泉って体に悪いんだべなぁ〜! 注)健康を考えるなら、温泉ではなるべく温まらないようにいたしましょう。 「北の国から番外編」 10月28日(金) 密かにひとりで富良野に行ってきたのよ・・・「北の国から」CDを聞きながら。 先週はメジャーなロケ地を駆け足で見てきたので、今回はマイナーな所を一日かけてゆっくり堪能してきたんだわ。 ※「北の国から番外編」photoへ・・・・・! 「北時計」、「朝日ヶ丘公園」(純と蛍が五郎さんと夜景を見た所)、「ニングルテラス」(雪子おばさんが働いていた所)、「時計回りの丘」・・・etc いかったぁ〜!紅葉もバッチシで泣けてくるくらい素晴らしいんだから。 麓郷なんかに比べて、断然感動もんだよ!マイナーであまり知られていないけど最高にいかったぁ〜! ただ、鳥沼公園だけはイマイチだったな・・・岩見沢公園の方がマシだわ。 それから、ドラマ「優しい時間」だけど「森の時計」は雰囲気が最高だね!そして、コーヒーがこれまた美味いんだわ! ドラマと全く一緒で自分で豆を挽くのさ。味・香り・適温の三拍子揃って二重丸!ケーキは普通だった。 同じく、「北時計」も雰囲気は良いけれどコーヒーは普通かな! ・・・お〜し、また行くぞ〜!