2005年07月24日
・・・阿仁川釣行記・・・
「
24日(月)は、どごさ釣りにいぐ?」と支障に聞いたら、「
気仙川」と一言、「チエッ! 気仙川かぁ」内心私はそう思った。
今時期の気仙って、何となく気が進まない。
土曜日夕方のIBCの釣り番組を聴いたら、「冷水病の鮎が上流からどんどん落ちている」との気仙川情報。
チーポテにその事を何気なくカキコミしたら、su-sanから阿仁川へのお誘いがあり、24日は阿仁川釣行が決定した。
【7月24日】
阿仁前田でテントを張っている「鮎中毒」遠征組の皆様。
そこで朝7時、su-sanと合流の予定だったが、su-sanには急用が出来て来られなくなったとの事になり、その日私達が到着したのは、8時頃だった。
カネヤンさんの車で、そのテントはすぐに発見。
懐かしいドン玉さん、カネヤンさん、なべちゃんさんとご挨拶。
何気なくテントを見て、目が‥に、、、、、。
大きなメインテントは、キッチン&リビングの設定。
一人用のテントは寝室。キッチンには殆どの台所用品が揃っており、見るからに快適生活がおくれそう!やるもんだなぁと感心してしまった。
早速、今日のポイントへいざ出発。
地元の人でもわからないであろうと思われる細い道、曲がり切れないような急カーブの崖道、道がすっかり草で覆われている場所さえもカネヤンさんの車はスイスイ先導して下さる。
いきなり広い川原に出た。ここが今日のポイント。
トロあり、瀬あり、チャラありと絶好のポイント。
「鮎中」の方達は下流の瀬に出発、オトリを頂き支障と私はトロとチャラに・・・
最初は、あまり立ち込まず、オトリを送り出したが、思ったより流れの押しが強く、カミトバシも泳がせも出来ない。
30分経過しても、アタリすらナイ・・・・・「ボッ」が頭をかすめた頃、それは突然やってきた。
ガッガッガア〜ン! 目印が2メートルもカミに吹っ飛んだ。
「ヒャーッ ついに来たあぁぁぁ 」強烈な引き 「負けないけんネッ」と必死で踏ん張った。(支障の薦めで今日はナイロン02だもんね・ウフッ )
時間はかかったけれど何とかタモにキャッチ、20センチ程のマッキッキの背掛かりだった。
「オーオ 阿仁まで来た甲斐があったよォ 涙」オトリが野鮎に変わったら、竿が急に軽くなり、苦労しなくても一人でどんどん沖に行ってくれる。
ここぞと思った所で次々掛かり、ギュルルーンと銀色にもつれるのまでも見えてシビレた。堪能した。
お昼上がりしてきたカネヤンさんに「どうでした?」と聞かれ、ありのままを話したら「それは良かったね!」と喜んで下さった。
しかし・・・
午後からは、パタッとアタリが途絶え、全然釣れない。
ハネはあるのに追い鮎はもういなくなったのか、、。
その頃、カネヤンさんは仕掛けが底をついたと川原で仕掛け作り。
ナベちゃんさんも、几帳面に整然と仕切られた仕掛け道具一式を出し、同じく中ハリス作り。右手をひらひら使って糸を巻き込むその器用さには又々目が点になる。
お話友の会 ドン玉さんはお昼寝・・・?
真剣に仕掛け作りの励むkaneyanさん
仕掛けを作りながらのお話友の会。
バカトルクさんのHNの由来とか、ダイエットでスリムになったドン玉さんはこの頃、リバウンドを期待して大食漢になっているらしいことで、話がどんどん盛り上がる。
夕方、下流の瀬から上がってきたドン玉さんが私の見切ったチャラでバタバタ3尾掛けた。
釣れなくなって飽きてしまい、毛鉤を振ったりして遊んでいた私、ネバリのなさを反省・・・・した。
飽きて・・・あたしゃ毛鈎で遊んでるもんね
明日は支障も私も休みではなかったが、午前中2時間でも釣りが出来たらと今晩は阿仁にお泊り決定。
「鮎中」テントに近い旅館に飛び込みで交渉、OK.旅館の人の薦めもあり、内風呂よりもすぐそばの温泉施設に私は出かけ、支障は「鮎中」テントに遊びに。
無色透明な綺麗な温泉、お客も2,3にんしか入っておらず、ゆっくり浸かり、極楽極楽!
旅館に戻り、温泉の成分なのか汗が滝のように出たので、宿の浴衣に着替えたところ、何だかとってもイヤアな匂いがする。
浴衣を脱いで点検したら、襟の辺りから強烈なオヤジの匂い(脂っぽいような独特の匂い) 糊もキッチリ利いてあるのに不思議!
気持悪くなりマクラや布団の匂いも嗅いでみたらやはりオヤジの匂いがする。絶えられないけれど眠い!どうしよう!
仕様がない、ユカタは絶対使用したくないし汗まみれの自分のTシャツの方がまだマシだ。それに乾いたら気にならないし。
マクラには持参のタオルを掛け、布団はお腹の辺りまでかけよう。
匂いで眠れないかなと思ったけれど、いつの間にか深い眠りに落ち、支障がテントから帰った事すら知らない。余程疲れていたらしい。
【7月25日】
朝、7時前に旅館を出て「鮎中」テントにご挨拶に。
su-sanの車、発見!
su-sanが来てた。・・・朝のご挨拶
急用を済ませたsu-sanは、今朝早く出発したとの事。
「鮎中」の方達は夕方、お帰りになるのでテントの撤収作業。
su-sanとお話している間にも、沢山のアウトドア用品がキッチリ仕分けされ、整然と車に積み込まれた。その慣れた手際良さに感心しきり。
そして、su-sanのご案内で今日のポイントへ。
「鮎中」の皆様と支障は瀬へ、su-sanと私はトロへ。
瀬では間もなく次々と鮎が掛かり初めたが、トロのsu-sanと私は苦戦。
鮎は結構見えているのに、掛からない。カミにトバシて我慢の釣りをしても全然ダメ。
やっと1尾、ボ抜けした所で帰宅時間になり、瀬に移動のsu-san や、「鮎中」の皆様に別れも告げず、(さようならと叫んだけど、川では声も届かず)阿仁川を後にした。
su-sanや、「鮎中」の方達が阿仁川を愛している理由がチョットだけわかったような・・・・。
阿仁川は日本の原風景、故郷の川、山が深いからこその清流変化に富んだポイント、そして元気な鮎(私の好きなチャラ広場の小町鮎とは、パワーが違う)
今シーズン、又行けたら・・・
su-san ドン玉さん カネヤンさん なべちゃんさん本当にお世話になりました。有難うございました。