05'あゆ


 釣 行 記

2005年09月12日
・・・05’納竿・・・



9月10日(土)


早くも、街路樹のナナカマドが色付いてきている。
道端で勢力を誇示していたオオハンゴンソウに代わって、セイダカアワダチソウが巾をきかしてきた。
悪あがきをしても、植物からは否応なしに初秋を感じる。
今回は泣いても笑っても今シーズン最後の釣行、朱太川での納竿会なのだ。

3時頃までに朱太川に着けばいいので、途中、余市近辺で少しばかりのイタドリ虫を採取したりしながら、のんびりと車を走らせたら4時間も掛かってしまったわい。(やはり、遠いもんだ!)
札幌近辺は、抜けるような秋晴れだったが黒松内町に入ったら霧雨が・・・
3時頃には、吟papaさんご夫婦、中村さん、アブラビレさん、それに地元のY木田さんがおもむろ集合してきた。
台風で警戒水位をオーバーしていた水位は30cmほどの高水に収束しており釣りには支障がない。
しかし、この霧雨で竿を出す気にはならない。
いきなり寛ぎモードに入り込み、気持ちは黒松内温泉での「納棺の儀」に飛んでしまっている。

暇を持て余していた、中村さんはパワーゼロでヤマメを狙うもウグイの逆襲に遭う。
ほんじゃ〜、ちょっと早いけど温泉に行きますかぁ〜!

           
     トウモロコシを食べながら寛ぎモード!竿を出す気なんぞ全くない。

ひとっ風呂浴びて、今回のメインイベント「納棺の儀」の開始です。
mamaさんが沢山の手料理を作ってきてくれました。感謝、シェイシェイです!

 
「お疲れ様、乾杯ぁ〜い」・・・何が? 支障からのブツ!オラは嬉しくないもや。

       
  mamaさん手作り料理の数々!   百姓のゴンちゃんからのブツ!

           
           遅ればせながら、Y木田さんもやってきた。

いろんなバカ話をしたけど、Y木田さんの「密漁現行犯逮捕すっ裸写真撮影」が一番面白かったんだわ。




9月11日(日)


朝から快晴でぇ〜す!
10時頃まで寛ぎモード・・・俺達は川に何をしに来てるんだ?

 
北海道支部お約束公園での朝食。  デザートも沢山あるでよ。

            
          歯磨きが終わったら、そろそろ出発するかい。

ど〜せ鮎が釣れ出すのは3時過ぎからだべさ。
午前中はD山でヤマメ釣りを・・・

 
さすが、アブラビレさんと中村さんは本流竿とミミズを持ってきている。エライ!

 
papa&mamaさんは短竿浮釣法! ヨースケさん、鮎仕掛けで釣ったヤマメ。

昼食後は下流の鮎が付くポイントに移動しましょう。

おいおい、さっき昼食を食べたばっかしなのに今度は焼き肉かい?
タンハツミノジンギスカン、更にサンマまで焼くってが!
「お〜い、もう3時だぞ。そろそろ鮎を釣るべし。」
考えてみたら、昨日からこの時間まで鮎釣りをやっていないのだ。何しに来たんだべ?

           
          旨めぇ〜けど、体中が焚き肉臭せぇ〜っ!

午後3時、朱太川に着いて24時間後にやっと竿を出したのだ。

 
瀬肩狙いだよ!              papaさんは、順調に掛けています。

アブラビレさんと中村さんは引き抜きで大苦戦。釣れる度に笑わしてくれる・・・あんたらバレーダンサーかい?
極めつけはアブラビレさんのダイビングキャッチ!・・・大爆笑を演じてくれました。
引き抜いた鮎と一緒に自分も飛ぶって、そりゃ〜、ゴールキーパーだべさ。
ずぶ濡れになりながらもシッカリ掛かり鮎はタモに入っていたもんね。

    
オットットット。なかなか掬えないかい。    ヨースケさんのカニ!

今年の鮎は、本日でオシマイ。
冷水病でイマイチ鮎が少なかったけど・・・天候には恵まれた年でした。

             
             今年の締めくくりは67匹。鮎が少ない!



2005年09月04日
・・・嘘つき弔行・・・


9月3日(土)


暖かい空気と詰めたい空気が入れ替わり、パキッと澄んだ爽やかな秋空になった。
ど〜だこれでもかぁ〜!というくらい遠くの山並みや家々がクッキリ見える。
視力が良くなったんだべかと勘違いしそうになるくらいの透明感だ。
雷電海岸に打ち寄せる波からは夏の軟らかさが消え、波飛沫に刺々しさを感じるようになってきた。

朱太川は8月13日以来、久々に訪れた。
お盆の頃に発症した冷水病の影響か、底石に輝きが見られないし鮎の気配が感じられない・・・やべぇ〜、不吉な予感。

比較的底石が輝いているM山橋の下に入るも・・・ダメ!
D達山の堰堤上の吸い込みを丹念に探るも・・・ダメ!
釣り人はヨースケさんの他に、槍が降っても嵐でも必ずやって来る常連の3人しか居ない。
鮎が居ないんだもの、鮎釣りに来るヤツの方が絶対おかしいんだわ。賢い人は来るわけないべさ。

          
          M山橋の下・・・空しい時が流れただけ

昼食を食べ昨年の納竿会でバカ釣りした場所へ・・・
ありゃぁ〜、川の流れがすっかり変わってしまっている。最高に良かったポイントが・・・消えている。
トロ場に群れ鮎が見えるのだが・・・
買ってきたオトリは2匹とも動くもんでない。テコでも動かない腐れ鮎なのだ。
仕方なく、瀬の中に突っ込んではみたものの・・・当然ダメ!
papaさんが来るまで、柳の枝の即席竿立てに竿を立て掛け、ラジオを聴きながらお昼寝置き竿釣法

今回、papaさんは吟ちゃんの喪に服して来ないものと思ってた。
しかし、家に居れば悲しみが込み上げ泣けてくるから・・・傷心弔行なのだ。

 
群れ鮎は見えるのだが・・・        お昼寝置き竿釣法

3時前、papaさんが到着。
300mほど下の瀬で竿を出すも、papaさん2匹、ヨースケさん1匹のみでギブアップ!今日のところは勘弁してやる。(ガクッ!
mamaさんは短竿職人釣法でヤマメをバンバン掛ける。・・・ヤマメ泥棒だよ!

 
鮎がいねぇ〜                ヤマメ泥棒!

アブラビレさんから「状況はどう?」と電話が入った。
勿論、「釣れないから来ない方がいい〜よ。」と自信を持って伝えたもんね。

夕方になると一気に冷え込んでメチャメチャ寒い。昨日までの暖かさは何だったんだべ?こりゃ〜、が降っても納得するんでないかい。
温泉嫌いのヨースケさんがタップリ時間を掛けて湯船に浸かり、体を洗ってから再度湯船に浸かって「極楽極楽」って言うくらい体が冷え切ったんだもの。
ヒーターで車内を十分に暖め、重ね着をしてシュラフに入ったけど・・・凍死するんでないかと思うくらいさみかった!
後で聞いたところによると、最低気温は一桁だったそ〜だ。





9月4日(日)


うんこがしたくて目覚めた・・・寝起き一番で、あんなにぶっ太いの出るとは、我ながら嬉しくなる。(見せたかったなぁ〜)

昨夜はあんなに寒かったのに、日が昇った途端ポカポカになる。遠赤外線ってスゴイね。太陽はエライ!

           
           ポカポカ陽気に車内の虫干し中!

おもにむろに川へ出向き、遅い朝食を摂る。
どうせ、鮎が釣れ出すのは夕方の3時過ぎだからとpapaさんは流し毛鉤でヤマメ釣り、ヨースケさんは写真撮影で暇潰しを・・・。

 
掛かるのはウグイばかり・・・     なかなかいい〜被写体が見つからない。

下流に移動し、竿を出してみたものの反応はないが、夕方になれば差して来そ〜な気配がある。
・・・釣れなかったら、今日で納棺しようと覚悟を決めた。
3時過ぎから勝負!と決め込み、短竿浮き釣法でヤマメ釣りで時間潰し。
どんなに頑張っても、mamaさんには敵わないのだ。・・・参りました!

 
ひとり一瀬、閑散としている朱太川   「餌くれ」「いちいちうるさいこと」・・・

3時頃、瀬に鮎のキラメキが見え始めてきた。予想通り差してきたのだ。
最初のうちはポツリポツリの状況だったが、だんだんペースが上がり6時の納竿時は入れガカリに転じた。
これからという時だが、寒さと薄暗くなってきたので止む無く納竿。3時間で50の釣果である。

アブラビレさんには「釣れないから来ない方がいい〜よ。」と嘘を付いてしまった状況になってしまって本当に申し訳ない。ゴメン!
釣れる鮎はサビが出ているものの真っ黒クロ助になっていない(舟に入れておくと真っ黒になるけど)ので、まだいけるよ。
パターンは判った。来週は絶対来た方がいい〜よ!キッパリ!

            

・・・さて、来週は北海道支部の納棺怪だかんね。



2005年08月25日
・・・小町鮎!・・・


昨日は草刈なんぞをして点数稼ぎしておいたから、今日は桧木内川へ・・・!
帰省したのに小町鮎にご挨拶をしておかないと非国民になるべさ。

10時半チャラ広場に到着!
爺ちゃんが6人いるけど全く竿が曲がっていない。
なして?川底全体がこれでもかぁ〜っていうぐらいピカピカに黒光しているし、ライズも沢山あって鮎がギラギラしてるべさ。
このチャラ広場でベタ引きはないと思うよ。

上飛ばしでそ〜っとオトリさんを放すと5mも行かないうちに目印が吹っ飛ぶ!
次も、その次も、20連荘ほど全く空振りなしの入れガカリだわい!
爺ちゃんたちがジリっ、ジリっと寄って来る。
1時間ほどで軽く30匹オーバー!
昼食を摂りながらゆみさんに状況報告「小町鮎は最高だよ!このままの勢いでいったら束釣りだい!」って。

 

オラの上にいた爺ちゃんがたまりかねて「なして釣れるんだ?」と聞いてきた。
「種鮎が弱ってしまってダメなのかなぁ〜?」・・・「どれどれ、貸してみて」「目印をこんなに上に付けたら役に立たないでしょう、ハリスも長すぎるから根ガカリが頻発するんだよ。」「このオトリさんでも大丈夫だよ、絶対引かないようにして自力で尻尾を振らしてあげれば掛かる筈だよ。」「こうやって、こうやって・・・ほ〜ら掛かったでしょう。」「オトリさんが変わったから、今言った事に注意して自分で釣ってみて下さい。」

「おおっ、掛かった掛かった!」、「いかった、いかった。」・・・なぬ〜っ!親子ドンブリだってが。
「んじゃ〜、今釣りたての鮎をあげるからこれで釣って下さい。」「絶対、オトリさんを引っぱたらダメだよ。」
この爺ちゃんに「13匹も釣れた。」「今日は最高に勉強になった。」とエライ感謝された。

その後も、ヨースケさんは上下から爺ちゃんに挟まれ、動く事が出来ないべさ。
幸いにして、野鮎が次々差して来るからペースは落ちたものの適度に釣れ続き77匹の釣果を得た。

試しに、別の爺ちゃんが去った後を泳がしてみたらバタバタと入れガカったもんね。
この辺一帯は何処でも釣れるんだっつ〜の。場所じゃねぇ〜んだから。
束釣りは逃したものの、全く移動無しでこの釣果は満足とするべ。

天然鮎の中でもこの「小町鮎」は最高だね。日本一の鮎だ!
目が吊り上った追星3っつのまっ黄々で、泳がしてもハズレなし。どこまでもギンギン泳ぐもの。
あんな小さいくせにアタリが激しいから、1号のハリスを3回も吹っ飛ばしたもの。
しかし、そんなの全く気にならないんだわ。寧ろ、高切れと違って気分がスカッとするもの。

 

・・・小町鮎バンザ〜イ!



2005年08月23日
・・・ぼっこちゃんの岩手観光・・・



8月22日(月)


ぼっこちゃんが豪雨と共に北東北遠征へやって来た。

9時22分着はやて1号に乗って来るぼっこちゃんを盛岡駅迎えに行く。
9時20分、ぼっこちゃんからの電話「今着いたんだけど、南口でいい〜の?」「いい〜よ、オラはあと2分で駅に着くから」・・・ふ〜ん、新幹線って早く着くこともあるんだ。
地元のヨースケさんなのだが、駅に行く道をシッカリ間違え大渋滞に嵌ってしまった。
「ゴメン道を間違え渋滞に嵌ってるから、もう少しまってってね。」と、言訳の電話を入れる。

昨夜の豪雨で、阿仁川をはじめ秋田県内の河川は何処も濁流化しており竿を出せる状況にない。
依って、吟papaさんご夫婦と支障ご夫婦との待ち合わせ場所を急遽ゴンさん宅へと変更したのだ。

ゴンさん宅で皆さんと久々の再会のご挨拶をし、su-sanとの打ち合わせで和賀(和賀中央橋下)を目指す事に・・・!
あらっ、なんと、目の前を走っているのはsu-sanの車ではないかい。

和賀川は若干の濁りがあるものの、普段からこんなもんだべさ。
ダムの放水で水位が高まりつつある流れに上流から支障、papaさん、ヨースケさん、ぼっこちゃんの順番に並んで竿を出す。
米代より一回り小振りの剣舞アユをなんちゃって剛竿にメタルの03を張って返し抜く。
ぼっこちゃんも瀬の中から米代サイズを返し抜きご満悦だ。

  
頂きまぁ〜す。     ビールはうめぇ〜なぁ〜、和賀川はこんなもんなのす。

対岸(右岸)の釣り人は入れガカリを演じている。
「あそこは、真っ黒な底石がビッシリ詰まってるんだもんなぁ〜」「絶対に掛かるポイントなんだよ」などと羨ましがりながら昼食を摂る。

昼食後もそれぞれ同じ場所に入るも雨がパラツキ雷鳴が轟く
su-sannは所用のため一足お先に帰宅・・・ありがとうございました
釣れる数は決して多くなかったが、まずまずのサイズに満足し早々に勘弁してやることにして納竿

   
本日の釣果、剣舞アユです。米代から持ってきたオトリさんは放流しました。

mamaさんがイタドリ虫を発見!ゆみさんも恐る恐るイタドリ虫捕りを手伝う。

        
  ほらほら、いるよ。           ゆみさん、ビビってるんでないかい?

んじゃぁ〜、ホテルに入るのも早いから「鬼の館」にでも行ってみるかい?
「ほったなどこに行かなくてもいい〜んだ」「オラ家に、こいつが居るから鬼の館だ」・・・おいおい支障、そこまで言うってが。

ああ〜っ、su-sanがせっかく冷やしててくれた西瓜を洗濯ロープごと水路に忘れてきた!

北上駅前のグリーホテルにチェックイン。
支障夫婦も泊まるってが、鬼の館(家)がすぐ傍なのに?
ほんじゃ〜、ゆみさんのご案内で万世橋方面に繰り出しましょう。

     
旨いねぇ〜、ワイワイがやがや・・・     デザートだよ〜ん!ピースピース!

一旦ホテルに戻ってから支障、papaさん、ぼっこちゃんの酔いどれ鮎師三人組はソバを食べに行くと称して再度万世橋近辺へ・・・・
三人は豪雨に打たれずぶ濡れになって帰ってきたとさ!




8月23日(火)


昨夜の豪雨で岩手県内の河川は何処を赤濁り状態だろうなぁ〜?
とりあえず、増水でも濁りに強い気仙川を目指してみるべかということに決定!
北上から107号線を遠野方面に向う。
途中の上猿ヶ石川も水量は大して多くはないものの真っ赤に濁っている。
鱒沢で右折し住田方面気仙川に・・・ありゃぁ〜、気仙川が濁るとはよほど強い雨が短時間で降ったんだろうなぁ〜。
この川が濁っているということは岩手県内の川は全滅だな。

まず、コンビニで朝食を買ってと・・・おいおい、早速駐車場で食べるってが!

           
       オラは朝食に全力を注ぐって、そんなに食べるの?

気仙川上流部へ・・・坂本川合流点より上流は笹濁り程度だよ。
ここはひとつ、米代川や和賀川で鮎釣りを見守っていてくれたゆみさんとmamaさんにヤマメを釣ってもらいましょう。
昨日、和賀川で捕ってきたイタドリ虫を使ってね。

   
どれどれ、んじゃぁ〜やってみるべ。 はいよ、ちっちゃいヤマメが釣れたよ〜!

ゆみさんは、su-san謹製盛岡毛鉤を模して作った毛鉤で・・・!
「ゆみさん、その一番上に着いている青くてキラキラした毛鉤は何なの?」、「へっへぇ〜、このキラキラでヤマメを誘うのよ。」

 
その毛鉤で落ち込みはキツイんでないかい?  ぼっこちゃん、難しいべ〜?

 
おおっ、良い型のヤマメだね。      どれどれオレに見せてみろ!

支障とぼっこちゃんがんこをしている間に結構釣れたんでないかい。
それじゃぁ〜、ゴンさんの家に出発しましょう。休憩時間中(2時まで)に間に合うよう行かないと仕事の邪魔をして迷惑を掛けるからさっ。

「産直に寄ってね」、「はいはい、了解!」
遠野の道の駅「風の丘」でぇ〜す!
ヨースケさんはぼっこちゃんにお土産として「わさびビール」を買ってあげたのす。
「とにかく飲んでみろ、最高に不味いから・・・?」って

            
        えへへ〜、400円で野菜がこんなにも買えたよ〜。

ゴンさんは、パートの労働者を雇っているほど忙しいのにも拘らず、我々に快く付き合ってくれたもんね。
カモメ話ロン毛鮎の話は最高に笑えたもんね。
ぼっこちゃんとpapaさんはビームリフターが大いに気に入った様子。
・・・お仕事のお邪魔をして本当に申し訳なかった。

        
 ひぇ〜っ、こえ〜けど気持ちいい〜!   いい〜ね・いい〜ね!

ごんさんの家を後にし・・・師匠は今夜からお仕事、吟papaさんご夫婦は青森県の赤石川の金鮎を釣りに、ぼっこちゃんとヨースケさんはsu-san宅へとそれぞれの目的地へ散会した。

su-sanも忙しそうだったけれど、我々二人を歓迎してくれた。
ぼっこちゃんは庭先にキウイがたわわに実っているのを見てエライ感激していたもんね。
冷たいお茶とコーヒーをご馳走になり、ぼっこちゃんを盛岡駅まで送って行くことに・・・

街場が苦手なヨースケさんはナビに案内して貰っているにも拘らず、盛岡駅周辺で迷子になりそ〜になる。
なして、ぼっこちゃんに道順を教えて貰わねばねぇ〜の。ヨースケさんの地元だべさ。

今回の遠征も雨に祟られ、二日目は岩手の観光旅行になってしまったけれどこれに懲りず又来てね!



2005年08月21日
・・・2005鮎マネターズin米代・・・



8月20日(土)


早朝6時!・・・オラにとっては大変辛い時間だ。
支障ご夫婦吟papaさんご夫婦勝又先生、そしてヨースケさんの6名はマネターズ参戦のため鹿角八幡平インターに集合。
手短に挨拶を交わし、「上流鹿角地区の堤防沿いから川見をしながら米代川を下りましょう。」
「ほんじゃ〜、ヨースケさんの後ろを付いて来て下され。」

何と!・・・堤防に向う道路がいきなり、花輪まつりのための交通規制で通行止めになっているべさ。
仕方がない、狭い裏道をクネクネ。「あらぁ〜、佐藤オトリ店はどっちだっけ?」動物的感ナビで・・・「おっ、あった、ここじゃここじゃ。」
日釣り券とオトリさんを購入し、末広橋へ・・・

末広橋右岸、車を止めるスペース確保のため、吟papaさん得意のデリカ草薮なぎ倒しラッセル!
んん〜?・・・「臭っせ〜!」
papaさん・・・「んこをまともに踏んづけたぞ〜。」
「ダメだダメだ、ここは退散だ。」「ほんじぁ〜松ノ木に行くべ。」

松ノ木キャンプ場
papaさんの車がまだ少しんこ臭せぇ〜な。
あらっ、大変だよ!あの支障がサッサと釣り支度をして釣り始めちゃったよ。・・・不吉な予感。

 
あづい・あづい!              もう、支障が竿を伸ばしてる。

支障とpapaさんは正面の瀬に、ヨースケさんは瀬肩に、勝又先生はず〜っと上の深トロに・・・
それぞれ、パタパタと掛けるとアタリが一機に遠退く。こりゃ〜魚影が薄い。
それにしてもデカイなぁ〜、早瀬の竿がアメになり掛けてからが難儀するもの。

            
            支障は一目散に・・・不吉な行動?

鮎中組土深井に居るとの連絡を受け我々も合流することに・・・


土深井の右岸に鮎ドロボ〜(鮎中組)の車列を発見!
ここで、またまたpapaさんがネタを作ってくれました。
んこの次はドブ臭っせぇ〜の。
車を引き上げてから、みんなで軽く田植えをして誤魔化しておきました。田圃の持ち主の方ゴメンナサイ!
堤防に「鮎中毒」のステッカーを張った車が9台も並んだ絵は壮観なもんだね。

 
mamaさんが引っ張るの?        左岸を向いた鮎中組がズラ〜っと!

ここではpapaさんがトロ狙いで順調に掛ける。
ゆみさんは瀬肩脇で仕掛けを飛ばされている。・・・「鮎がデカくて掴めないし逃げられたもや〜。」
ヨースケさんは違法改造なんちゃって剛竿を引っさげ、車の正面の瀬に・・・パタパタっとツ抜けをして、はい終了。
支障は暫くお約束の見釣りに徹する。

    
鮎ドロボ〜KIKUちゃん、7.5Lの舟がヤバイ! 重くてタモが壊れる〜ぅ!

16時には大館市田代町オートピクニック広場に集合だよ〜。


 
カオス氏の進行で前夜祭のご挨拶! 皆さん赤銅色の肌で宴もたけなわ!

宴の詳細は05'鮎マネターズ(報告)を参照。




8月21日(日)【2005鮎マネターズ】


6時半集合(朝食)
カオス氏の進行で7時30分開会式!
では、集合写真を撮りましょう。「あらっ、セルフタイマーの使い方がわからねぇ〜・・・?」

            
        写真が傾いてないかい?いや、地面が傾いてるんだべさ。

勝負は数釣り3尾重量の2部門。

数狙いのグループは下流鷹巣へ、釣り易さを求める仲良し組は大館市周辺へ、大アユ狙いのグループは上流鹿角エリアへと・・・

勿論、我「チーポテ!」仲良し組は大館市新井田地区新井田端上流のチャラ瀬を選ぶのは至極当然のことなのだ。

 
オラは歩くのが面倒だから此処でいい〜よ。  そこの瀬が空いてるね。

なんちゃって剛竿を持ったヨースケさんはsu-sanと車の正面の瀬に入ったが・・・なんだ?このサイズは?
002でもお釣りがくるサイズだべさ。勿論、あれだばsu-sanの剛竿も泣いている。

 
支障とpapaさんは瀬落ちのトロを攻める。 ゆみさんは瀬肩のチャラで・・・

ゼロドライブを持った師匠は早々に見切りをつけ、見釣りに徹している。
既にヨースケさんも勝負は捨てている。移動するのが面倒くさいからこのまま此処で遊んでいるよ。
ゆみさんに「そこの瀬の三角波に入れれば、絶対に掛かるよ」と余計なお世話し、見事親子ドンブリを食らわしてしまった。・・・ゆみさんゴメンなさい。

 
su-sanの剛竿に掛かる鮎のサイズは?  su-sanの返し抜き!

掛かる鮎のサイズがあまりにも情けない。su-sanとpapaさんは大滝温泉裏に場所移動。
その対岸では爺ちゃまが入れ掛かりを演じていたそ〜だ。

HITTER君は上流を攻めるふりをしてみんなにフェイントを掛けながら、密かにkm程下流の深トロを攻め62匹の釣果をたたき出し、見事優勝の栄冠を勝ち取った。
やはり釣果は歩いた距離と真剣に取り組む姿勢(努力)に表れるもんだね。・・・んん〜、妙に納得。

14時までに大会本部(オートピクニック広場)に戻らねば・・・早々に着替えを済ましsu-san、papaさん、そしてHITTER君の帰りを待つ・・・真夏の陽射しがジリジリ、あづい。


表彰式(オートピクニック広場)

        【数釣り部門】              【3尾重量部門】

優  勝)    HITTER君  62匹          めのどく氏   520g
準優勝)    3本チラシ氏  40匹          カオス氏    425g
第 3 位)    KIKUちゃん  28匹          勝又先生    390g


       
   成績表・・・見たくもない。      めのどく氏 26cm

 
数釣り部門優勝のHITTER君と3尾重量部門優勝のめのどく氏・・・30kgのお米が重い。

表彰式の詳細は05'鮎マネターズ(報告)を参照。

釣果はともかく、最高に楽しい2日間だった。
またの再開を約束して、鮎中組は栃木へ、他の人たちもそれぞれ帰宅の途に着いた。
papaさんご夫婦と支障ご夫婦は座敷わらしが出そうな大滝温泉に宿泊して、明日のぼっこちゃんの到着を待つことに。
su-san、ゴンさん、ヨースケさんは東北道を盛岡に向け車を連ねて走らせた。

盛岡インターを流出した時・・・papaさんから電話が入った。
「ぼっこちゃんは明日の朝の新幹線で来る事になったので、盛岡駅へ迎えに行って米代川まで連れて来て」、「はいはい、了解」



2005年08月18日
・・・雫石川にご挨拶・・・

帰省したんだもん、地元の川にご挨拶しなとダメだべさ。
何の情報もないままに、家から10分の雫石川に向った。
午後から用事が待ってるので午前中だけの釣行で我慢しなければならない・・・2時間出来ればいいかな。

オトリ屋さんの爺っちゃまに状況を聞くと「昨日まで高水だったので釣れてな」とあっさり言い放った。
・・・そ〜ゆ〜ことは、日釣り券とオトリさんを買う前にゆってけれ。

まずは、雫石川本流の様子を見てみる。
垢飛びでやや白川状態である。それでも、釣り人は沢山入っている。
鮎のヒラは全く見えないし、誰ぁ〜れも竿が曲がっていない。んん〜、これだらダメだべな〜?

オトリ屋さんから上流部で一番水深のある荒瀬には誰も入っていない。
おし、瀬脇の大石の垢は飛んでないだろうと読んで、竿を出してみた。
瀬脇を丁寧になぞり、さらには荒瀬の流心まで丁寧に泳がせてみたのだが・・・?あまい。鮎なんぞは居なかった。
やはり、ここはダメだ。さっさと勘弁してやり支流の葛根田川に行こ〜うと。

           
       何処のポイントにも釣り人がまんべんなく入っている

葛根田川も釣り人が犇めき合っている。
もうお盆休みは終わっただろうに、なしてこんなに釣り人が多いの?
新葛根田川橋上流の平瀬や瀬には入いられるような場所が空いてない。
時間は無いし、困った。
んん〜、絞込みの荒瀬にちょっとした空きを見つけた・・・たぶんダメだろうな〜と思いながらも2号玉を噛ませてオトリさんをぶち込む。
少しづつ引いてくると、グニュ〜ッという感触。底石を叩いた感触と明らかに違う?
アチャ〜やっぱり、底に沈んでいた木の枝に食べられた・・・水中糸(メタル01号)ごとロスト!

  
葛根田川の一級ポイントはシッカリ占領されていた。

あ〜あ〜、今日は「ボッ」かぁ〜と思いながらも仕掛を張替え終えた時、一番良いポイントにいた爺っちゃまが「釣れねぇ〜釣れねぇ〜」と言いながら諦めて川からあがった。
よし!とばかりにヨースケさんはゆっくり歩く振りをしながら急いでそのポイントに入った。
おっ、ヌメヌメッとヒラが見えるじゃん。
そっとオトリさんを放す、流心まで行った時オバセを掛けてカミに登らせる。
グッグッ、ギューン!目印が対岸へ3mくらいぶっ飛ぶ。お〜し、これだよこれ。気持ちいい〜!
放流鮎でもアタリは素晴らしい!
再度、流心をカミに登らせヨレの中に入った途端、ギューン!これが鮎釣りだよ。

            
         20cmチョイで釣りごろサイズの「雫石あねっこ鮎」

その時、携帯が・・・「今何処に居るの?もう私は家に帰って来て待ってるのよ」「はいはい、すぐ帰ります15分で家に着くから」

慌しい釣りで、2匹しか釣れなかったけど、雫石あねっこ鮎の強烈なアタリを味わうことが出来たので満足としておこう・・・「ボッ」も免れたし、まずはいかった。



2005年08月13日
・・・HHH違法改造鮎竿・・・


8月12日(金)


あらっ、普段は混雑している筈の小樽市街が妙にガラガラに空いている。
後になって気付いたのだが、巷ではもうお盆休みに入ってたのね・・・知らなかった。
その代わり、運転の下手クソなサンデードライバーお父さんの車が多いこと。
トロトロ運転で邪魔なんだわ。北海道の一般道は制限速度が80km/hなんだからね。(ウソウソ!)

寿都までは快晴のいい〜お天気だったのに、黒松内(朱太川)は霧雨が降ってるよ。
この霧雨は一日中シトシト降り続き夜まで止むことはなかった。
お陰で、楽しみにしていたペルセウス座流星群を見ることが出来なかったのだ。ザムネン!
それもさぁ〜、霧雨が降っていたのはここ黒松内だけだもなぁ〜、なしてさ?

もうお盆休みに入っていたとは知らなかったもんだから、何処のポイントも満員御礼状態なのを知って、なしてなしてと不思議に思ったヨースケさんであった。(どうせオラは能天気だもん)

先週試したスーパーゲームSPは鮎のパワーに全く太刀打ち出来きず失敗だった。
そこで今日は、モンスターSP HHHの穂先と穂持ちを惜しげもなく詰めてきたのよ。
もうサケ釣りには使用出来ない違法改造鮎竿じゃ〜!(アホか?)
あのね、持った感じはかなり重いけどダワンダワンが無くなりシャキッとしている。
メタルの008を張って試し釣り。おお〜っ、いい〜ねいい〜ね。
おし、掛かった!おそるおそる引き抜く。よし、竿の撓りもいい〜感じだわい。ただ、375gもあるから重い。
はいきた、次は返し抜きじゃい!・・・オリャ〜!プッシュ〜ン!あちゃ〜!親子ドンブリ!
うむ〜、竿が強すぎるから008では持たないのだ。したらば、015ではどうだい!・・・おし、今度はバッチシ決まった。

あいや〜、しまった!今日はデジカメを忘れてきたわい・・・という訳で、今回の釣行の画像はありませぬ。

それにしても、鮎が少ない。一箇所のポイントで2匹掛けたらもぬけの殻になる。
情けないことに、5箇所を移動してやっと「ツ抜け!」だよ。
ただ、鮎が少ない割には活性が高いのだ。綺麗に目印はぶっ飛ぶし、100%背ガカリなんだわ。

朝から霧雨に打たれていたので体がすっかり冷え込んでしまった。
3時には川からあがり、温泉に直行・・・極楽・極楽!

もう鮎は居ないもの、明日は釣れないだろうなぁ〜?
アブラビレさんに「明日はがっかりして来るように」と連絡しておこうっと。




8月13日(土)  【ボッ!】


7時半、アブラビレさんはハイテンションでやって来た。
今日は「ボッ」を覚悟しなければならない状況を説明し、D達山から攻めてみる・・・やはり、鮎の気配なんぞは全くない。【「ボッ」の予感】

次は、S墨・・・ここは遊び鮎のキラメキは見えるが掛かる気配なし。サラッと泳がして即ダメと判断。
トロ場の底に20cmクラスの死んだ鮎があちこちに沈んでいる・・・病気か?冷水病ではなさそうだが?【「ボッ」の覚悟は出来た】
10時、papaさんが到着。ボヤ〜っとして昨夜の飲み疲れが残っているような顔をしてる。

三人でM山橋下流に移動するも、ここもやはり、遊び鮎のキラメキは見えるが掛かる気配は全くなし。【「ボッ」当選確実】
アブラビレさんがまたまた笑いを取ってくれます。川のど真ん中で底石につまづき沈!
papaさんは「写真・写真」って騒いでたけれども・・・デジカメを忘れてきたんだもや。惜しかった。

    
丁寧にポイントを泳がしてるんだけど? papaさんとこも最高だよなぁ〜

            
   カメラを忘れてくると写して貰えるから、たまにはいい〜かも?

M橋下流で昼食を食べ、暫しお話友の会。
本日は「ボッ」が確実になってきたのが濃厚である。
底石に薄っすら靄がかかっているような感じで、何となく輝きがない。水の雰囲気が鮎という感じではないのだ。何となくヤマメの雰囲気なのだ。

最後に、ここをサラッと攻めてみるべ。たぶんダメだろうけどさ。
papaさんは竿出しを放棄し、着替えを済まして仕掛作りを始めた。
アブラビレさんとヨースケさんが探ってみるも・・・当然の如く気配すら感じられない。

            
      ここには必ず野鮎が付いてる筈なのだが・・・居ないなぁ〜?

ついに・・・「ボッ!」を食らってしまった。
しかし、これだけ鮎の気配が感じられないと悔しくもなんとも無いものなのだ。寧ろ、サッパリしたよ!
着替えを済まし、またまたお話友の会。
4時になったので、そろそろお開きにしましょう。

アブラビレさんは夕のぼりに期待し、もう一箇所攻めてみることに。更に、今夜はお泊りをして明日も頑張る予定。
papaさんは今夜一旦帰宅し、明日は・・・ど〜するかなぁ〜?
ヨースケさんは帰路に着いたのだが・・・お盆休みなのね。道路がメチャクチャ混んでやんの。失敗した。



2005年08月07日
・・・アユ竿はエライけど脆い・・・



8月6日(土)


もう〜、真夏日の予報に心が逸り、早起きしたもんね。
6時半に出発!・・・と、威張ってメールを送ったら、既にpapaさんご夫婦は5時に出発していた。(負けた!)

畑ではヒマワリが満開に咲き誇り、道端にはオオハンゴンソウが負けじと咲き誇っている。
今の時期の北海道は黄色一色に埋め尽くされているのだ。その黄色い風景の中を軽快に飛ばす。
今日は、途中の余市川堀株川には目もくれずに朱太川へ行くもんね。
寿都の海岸線ではタチアオイがテッペンまで花を咲かせ、「見て見て、真夏が来たぞ〜!」と主張している。
本州では何処にでも咲いているタチアオイだが北海道では非常に珍しい。札幌、岩見沢近辺では見たことがないもの。

朱太川に到着したらpapaさんは入れガカリを演じていた。
おしおし、水位はまだ20cmほど高めなのだが、鮎の活性は高そうだ。

  
日本海の夏(タチアオイ)          papaさんは朝一から入れガカリ中!

へっへぇ〜、オラは今日、本流竿(スーパーゲーム9.2m)で鮎を掛けたらどんなもんだべ?と試してみるのだ。
竿を振ってみた感じは本流竿の方が早瀬クラスの竿よりも断然パワーが勝っているように感じられる。
アユを掛けるまでは、若干持ち重りするものの本流竿でも十分いける。
ところが、アユが掛かったら始末に負えないのよ。
胴から果てしなく曲がり、掛かりアユは左右に振られなかなか落ち着かない。抜きの体制が作れないのだ。
そのうちますます伸されてくる。「あややや〜、ヤバイヤバイ」なんて言いながら強引に抜くもんだから当然のごとくバレる。
バレた瞬間、オトリさんだけが空高くぶっ飛んでくるんだわ。
極めつけは、空中でバレた野アユがそのまま後方の藪に消え、キタキツネの餌にしてしまった。
ハリを4本、3本イカリ、チラシと取替えひっかえやってもバレは止まらなかった。

それではとアユ竿に替えたら、掛かりアユは簡単に落ち着き楽に抜けるからバレないのよ。
アユ竿はエライ!ダテに高価ではなかった。(実感)

本流竿で35cmクラスのブラウンなんかは余裕で抜けるのだが、たかが20cmほどのアユに翻弄されて太刀打ち出来ないなんて根性が足りないんでないかい。
うむ〜、アユ竿の偉さを再認識させられたんだわ。
と言いつつ、今度はモンスターゲームSPで試してみっかなぁ〜。

へっへぇ〜、ヨースケさんも密かにカニを釣ったのさ。
掌よりでっかいヤツで生意気にもハサミを振りかざして向ってくるんだわ。
傍に笑ってくれる人が居なかったの残念。一人でおっかなびっくり写真に収めました。

  
ハサミを振り上げ威嚇する!       ふぅ〜、なんとか釣りました。




8月7日(日)


6時に目覚めた。
papaさんは朝も早よからmamaさん用のイタドリ虫剥きをやっていた。・・・どれどれ、ヨースケさんもシコシコとお手伝い。

             
             朝のお仕事(イタドリ虫剥き)

7時半、予定時刻より早くアブラビレさん中村さんが到着した。
ど〜も、中村さんはお腹の調子が芳しくないようだ。
公園、コンビニ、野(叢)で数回しゃがみ込みmamaさんから下痢止めの薬を貰い、ようやく竿を出す頃に治まったようだ。いかったいかった。

今日は非常に活性が低い。なしてだ、昨日はあんなに良かったのに?
他の釣り人たちも「今日は全然釣れない」と嘆きながらあっちに移動、こっちに移動と右往左往している。釣れないのは我々一行だけではないようだ。

  
中村さん&papaさん             アブラビレさん、バラすなよ〜!

そんな中、中村さんはやります。シッカリ「ツ抜け」を達成したのだからすごい!
偏向グラスが良かったのかなぁ〜?それとも、下痢のため無駄な力が入らなかったのが幸いしたんだべか?・・・いやいや、ヨースケさんの指導がいいんだべさ、ってが?

              
             教育的指導中!(ゴチャゴチャうるせぇ〜)

         
     あららら、絡まった!        ナイスキャッチ!

アブラビレさんは相変わらず気前がいいんだわ。
掛けたアユの2/3は間違いなくバラすんだもの。資源に優しいノーキャッチ&リリースを実行中だってか。
アブラビレさんと虹竿の相性が悪いんでないかい?別なのを買いなさい。
その虹竿はヨースケさんが超格安にて・・・ダメ?

あちゃ〜、ヨースケさんはついに今年も恐れていたことをやっちゃいました。
チラシが鶏卵大の石を釣ってしまったのよ。
それを、「あいややや〜」って言いながら吊るし込むようにしてゆっくり手元に寄せてきたら、いきなり「パンッ」と音がして穂先が折れた!
アユ竿ってさ、なしてあんなに脆いの?腹が立つほど簡単に折れるんだもの。
G社競技SPだけが弱いんだべか?3本とも満遍なく代わりばんこに折れるっていうことは欠陥商品(設計ミス)なんでないかい?オラは疑ってるもんね。

  
アブラビレさんをローアングルで激写?   何とか帳尻を合わせました。

マネターズまでに穂先が入って来るかな〜?帰ったらすぐつり保険の手続きをしよ〜っと。



2005年07月31日
・・・中村さんの鮎デビュー!・・・


7月30日(土)

あららら〜、午前0時の時点で朱太川の水位は80cmの増水になっている。
こりゃ〜ヤバイ!明日の午前中は高水と濁りで釣りにならないべと判断した。
ほんじゃ〜、朝はゆっくり寝てましょうと決込んで床に就いた。

蒸し暑さと寝苦しさで、意外にも7時に目覚めてしまった。(珍しい事である)
朱太川の水位を確認すると、まだ50cm程高い。
あらっなんと、余市川はほぼ平水でないかい。
したらば、午前中余市川で午後は朱太川という行程で決めてみるべさ!

鮎見橋及び仁木大橋近辺をいい加減な態度で偵察。
うむ〜、なんとなく水に浸かりたくない濁り方をしているし、釣り人は誰〜れも居ないんだものとても竿を出す気にはなれない。

            
            鮎見橋から上流を望む

おし、堀株川を見てみることにして、余市川はあっさり勘弁してやった。
途中、仁木町のレストラン(ラックン・ル・ジュン)でオトリさんを調達したのだが・・・もう、二度と行くまいキッパリ!

  
ラックン・ル・ジュン             堀株川朝日橋の真下のFRYマン・・・

堀株川も一丁前に釣り人が多いこと。ここぞと思われるポイントには必ず釣り人が竿を出しているもの。
一昨年、ヤマメ狙いでチラッと竿を出したけど、鮎を釣るには貧弱過ぎる規模である。7mの竿でも十分過ぎる。
水深が2〜30cmで50m程の長さのチャラ瀬が空いていた。
早速、12cm程のチビオトリで一通りさらってみたが、同サイズの天然アユが3匹しか出なかった。
小規模河川だから釣り切られてしまったんだろうなぁ〜。サッサと諦め朱太川へ行こうっと!

昼食は食べた。さぁ〜てどうするべ?朱太川の水位はまだ40cm程高い。
下流部は濁りと高水でとても竿を出せる状態ではないのだ。
勿論、勇気のある釣り人なんぞは一人もいない。

しかし、黒松内川と熱郛川の合流点から上流は濁りもなく水位も20cm程高いだけだ。
よ〜し、これだばOKと喜んだのもつかの間、ポイントというポイントはことごとく大入り満員状態なんだわ。あいや〜、困った、入るところが無いべさ。
下流部の濁りと高水で釣り人はみんな中流部に集まってしまったのだ。

papaさんからメールで「東山の橋の下がいいよ」という連絡があったのを参考にして、チョットした隙間を見つけて入らせてもらう。
程なくして、チビッコオトリさんが18cmクラスの野アユを掛けてくれた・・・が、目ガカリで即死!アチャ〜!
再度、チビッコオトリさんの出番が回ってきた。
3匹程釣った時、papaさんが到着した。
その後も、ドンブリを食らったりと、舟の中の数が増えない。・・・こりゃまずい。最悪のパターンに嵌ってしまったわい。

明日の分のオトリさん確保をお願いしますだ!」と、情けないオトリさんを渡しpapaさんに期待を託す。
papaさんは橋脚の直ぐ下に入り順調に掛けている・・・頼む、頑張ってね!

ヨースケさんは、じっちゃまに一声掛けて100m程下流に入れて貰う。
プチ入れガカリなどもあり、やっとこ船の中の数を増やすことが出来た・・・いがった〜!

野鮎は先週より一回り大きくなってパワフルになったし、今回の大雨でリセットされ、やっと鮎釣りらしくなってきたかな?
内緒の話だが・・・くわえタバコが付け糸に触りオトリさんが何の抵抗も無く彼方に消えていったりもしたのだ。あちゃ〜さよ〜なら〜ってね。

        
 上飛ばしで入れガカリ!         明日のオトリさんは確保出来た。

公園の駐車場や消防署下の駐車場はアユ釣師たちの車中泊で満員御礼だ。
こりゃ〜、やばいんでないかい。明日は中村さんの鮎デビューだよ。入るところがなくなるんでないかい。
ということで、中村さんとアブラビレさんはなるべく早く来るよう電話連絡をした。




7月31日(日)

さて今日は、メインイべント中村さんの鮎デビュー!です。

朝靄の中、アブラビレさん中村さんは8時少し前に到着した。
アブラビレさんの車はキレイすぎるんでないかい?ど〜見ても釣師の車には見えないべさ。

既に、他の釣り人は思い思いのポイントに散っていった。いつものことであるが、駐車場に残っているのは我々だけである。これでも、普段よりは早いのだ!・・・エライ!

案の定、何処へ行っても先客が入っており我々一行が竿を出せる場所がなかなか見つからない。
数箇所廻って、ようやくG九郎に入いった。

まず、ヨースケさんは竿を出さず、マンツーマンで中村さん指導を担当します。
友カンからオトリさんを引き舟に移すことから教え、ハナカンの通し方、逆バリの打ち方、送り出し、オバセ、竿操作、ETC・・・???
オトリさんはなかなか沖へ出て行かない。どれどれチョト貸してみて、いいこうやってこうやって・・・はい、掛かったでしょ〜!
今度は、今釣った野鮎に自分でハナカンを通して釣って下さい・・・違う違う、こうやって・・・あちゃ〜、オトリさんがグロッキーに・・・そのオトリさんはもう使えないので、それでハナカン通し逆バリ打ちの練習して・・・お〜しそうそう、なんとか出来るようになったね!

竿操作やオバセの掛け方なんかは、すぐに理解した。普段から長竿を振っているから上手いものだ。始めてとは思えないほど目印が安定している。
そのうち、間違って掛けてしまい良く分からないうちに取り込んだ。
本人は、何だか分からなかったけど重くなったので取り込んだと・・・いいんだ、いいんだ!釣れればいいのす。

  
マンツーマンで講習中!          中村さんが始めて釣った鮎です!

アブラビレさん始めは手こずっていたが、「ツ抜け」を目標に掲げ頑張っています。
・・・が、相変わらずバラシが多過ぎます!循環が途切れるから勿体ないべさ。
機会があれば上手い人の引抜きをジックリ観察してみましょう。・・・たとえば、ースケさんをってが?

中村さんが一人で出来るようになったので、ヨースケさんは肩にタモを差し深瀬狙い!
おっと〜、調子込んでたらデジカメが危なかった!ティッシュはグジョグジョになってしまったけど。

  
相変わらずバラシで苦戦中!       タモを肩に差し深瀬狙い!

papaさんは下の瀬から攻め始め、100m程下流の深トロで入れガカリを演じ、お昼になってもなかなか戻って来ない。・・・携帯で「おお〜い戻って来〜い、お昼だよ〜!」

  
この後、トロ場まで釣り下り入れガカリを・・・   昼食後のお話友の会!


昼食後は下流M橋付近のポイントに移動します。
papaさんY木田さんはM橋の上流へ・・・
ヨースケさん初級チームはM橋の下流へと分かれて入ります。

さて中村さん、次は完全上飛ばしの釣りを経験してもらいます。
まずはヨースケさんが見本として2〜3匹パタパタと・・・!
では、中村さん一人で釣って下さい。ハナカン通しも大丈夫だよね。
いやいや大したもんだ!シッカリとオバセをコントロールしてるところなんぞは、ど〜見ても今日始めて鮎釣りをしている人には見えないもの。
残念なことは、鮎の活性が低いため微かなアタリしか出ないのだ。
それに、上飛ばしだからアタリがあってもすぐ竿に重さが伝わってこない。
「お〜し、ほらほら掛かったよ」と教えてあげても・・・???半信半疑で竿を立てていたもんね。
それでも、掛かり鮎を暴れさせずにシッカリ取り込むセンスなんかも大したもんだわ。
そうそう、ひとつ準備するよう言うのを忘れていました。
逆光で目印を失っている場面が見受けられたし、底石が良く見えてない感じだったので次回は偏光グラスを用意しておいて下さいな。
鮎が少ない中でのデビュー戦で5匹の釣果は賞賛に値するものであります。
アナタはすぐ上手くなります!間違いない。【折り紙貼付】

            
            始めてとは思えない竿捌き!

アブラビレさんはシッカリ笑いを取ってくれました。
掛ければバラす(キャッチアンドリリースがすっかり身についているもや)し、お笑いネタのカニを釣ってしまうところなんぞ、まさにエンターテイナーだね?
それでは足りないとばかりに、浮石に乗ってコケてまで見せてくれるところなんぞは、北海道支部のムードメーカーの役割をキッチリわきまえているね。アンタはエライ!
しかし、自分の使命を果たすことに精力を傾け過ぎたのか、釣果の目標「ツ抜」に一歩及ばなかったのはザムネン!

ヨースケさんは、中村さんが一通り出来るようになったのを確認し、アブラビレさんに野鮎の付くポイントを示して、一人で100mばかり下流の深トロへ向ったのだ・・・
そして、良型を混じえた野鮎を一通りさらい、早々に川から上がり納竿。

  
ヨースケさんは良型を・・・         エンターテイナー?・・・カニ!

アブラビレさんと中村さんはなかなか納竿しようとはしない。
ヨースケさんは、半ズボンとTシャツに着替え二人を待っていた。
その間ブヨの猛攻を受けとんでもなかったのよ!もう〜、ブツブツ刺されまくり足首やら腕、耳の裏までかゆいこと、かゆいこと・・・もう〜ダメよ、勘弁してけろ〜!

  
お〜い、いつまで釣ってんの〜帰るゾ〜!   お約束の釣果をパチリ!

今夜は小樽の「潮まつり」(花火大会)が開催されている。
渋滞を覚悟して帰路に着いたのだが・・・気抜けするほど空いていたんだわ。ッキ〜!



2005年07月24日
・・・真っ赤なオヤジ・・・


18時30分から札幌市内のホテルで行なわれた華燭の祭典(結婚披露宴)に出席し、お開きと同時に速攻で朱太川に直行!
・・・黒松内に到着したのは、24時を回っていた。
papaさんご夫婦は白川夜船でオラが到着したことなんぞ全く気付いていない。

       
AA氏ことベロ助氏のユーモア溢れる結びのお言葉はまことに素晴らしいものでした。オラもシッカリ肝に銘じて教訓にいたします。



7月24日(日)


目覚めた時に靄がかっていた天気も、朝食が済んだ頃には青空がのぞき暑くさえ感じるようになってきた。
・・・お〜し、今日は快晴だい!

このところ、ヨースケさんの出立ちに異変が起きている・・・?
超短髪に今までは着たことなんかない真っ赤なシャツ!・・・ど〜したってや?
がまかつカラーの真っ赤なシャツは結構お気に入りなのだが・・・mamaさんから「老けて見える」とキッパリ言われた。
車の窓に姿を映してみた・・・確かに、そのとおりかも知れない。
ど〜も、歳をとると派手なものを着たがるらしい・・・オラも、ついに来たかな?

お天気に恵まれたせいか、何処のポイントにも人が入っている。
我々は、まずG九郎の深トロで泳がせから始めてみる。
放流モノと思われる野アユはモゾモゾと絡みつくようなアタリで8割は口の周りの掛かってくる。勿論、力強いヒキなどない。ただ重いだけなのだ。
こいつらはまた、やる気など微塵もない。中層とも底ともつかないところで、ただただボ〜ッとして泳ごうという気持ちなんぞ持ち合わせていない。
オバセをかければ水中糸に体を預けたままズリズリと下がる。チョットでも引こうもんなら中層に浮いてくる。
そのくせ、タモの中では暴れまくる・・・バカタレこの!
そんなバカタレ鮎をなだめたりすかしたり、刺激を与えたりしながらようやく
瀬の中も一通り攻めてみたのだが、抜かれた後なのかシマを張っている野アユなんぞは残っていなかった。

  
上手いヘタは別にして釣り人は多い。 バカタレ鮎には少々手こずっています。

午後は最下流のM橋のシモを攻めてみることに・・・
ここまでは放流が行き届いていないのだろう。掛かってくるのは100%天然道産子鮎だ!
解禁当初は10cm程度だったものが15〜8cmに成長している。
ひったくるようなアタリで目印が飛ぶ、小型ながら引きも強い。深瀬だろうが早瀬だろうがなんのその、目印を背負って力強くバンバン泳ぐ!・・・やっぱ、鮎釣りはこうでなくっちゃ〜!
ただ、居付きのポイントが限定されているため釣り切ってしまうのも早いのが残念だ。

昨年に比べて、鮎の数が少ないと言いながらも二人でキッチリ40匹以上の釣果を上げているのだから、満足と言わざるを得ないのかなぁ〜?

  
海岸線に聳え立つ風車がすぐそこに・・・     下流部での釣果!

  
職人技・・・短竿浮球ペシペシ釣法!  papaさん、鮎竿を肩にヤマメ釣り。

オラの垢抜けない顔にはど〜にも似合わない派手な色・・・この、身のほど知らずってが!
でもね、不思議な事に真っ赤な服を着ていると、やる気がみなぎってくるような感じがするんだよなぁ〜・・・気のせいだべか?



2005年07月19日
・・・天国なんて夢のまた夢・・・


7月18日(月)

豪雨で釣りはど〜なることかと心配された天気も、竿を出す頃(10時)には雨合羽を着ようか着まいか悩む程度の小降りになってきた。
もっとも、ヨースケさんはその時間を見計らったように朱太川に到着したんだけどね。

      
 お〜い、そこのお二人さん。何やっての早く釣りなぁ〜!

鮎の姿は全然見えないねぇ〜?
今朝方の豪雨の影響で、若干水位が上がり少し濁りぎみで水温も下がってきたようだが・・・
mamaさんから「あんた達鮎釣りに来たんでしょう?だったら、早く釣りな〜」の声で「じゃ〜、やってみましょうか」と重い腰を上げたのであった。

papaさんは上流の瀬尻の開きを狙いに・・・
アブラビレさんとヨースケさんは車を停めたまん前のトロ場に竿を出す。

      
 アブラビレさん。1年振りの泳がせで緊張してんでないかい?
 肩にだいぶ力がはいってるよ。

ヨースケさんは程なくしてポンポンと掛け、一時間もしないうちにツ抜けを達成!
しかし、その後はガックとペースが落ちる。・・・魚が少ないので釣り返しが効かないのだ。
アブラビレさんはようやく掛けるもバラシ!
竿操作がマズイのだ。掛けアユを落ち着かせず水面でバシャバシャ暴れさせながら引きずり寄せるからどうしてもバレが生じる。
それでも、数回のバラシを交えながらも3匹ゲット!
ヨースケさんは小堰堤上の吸い込みに無理矢理ねじ込み、バラシもあったが3匹追加。午前中15匹のみの釣果。(ガク!)
papaさんは「バレが多発だ」と言いながらもツ抜けを達成していたみいだ。
mamaさんは名人芸短竿浮釣法でヤマメをシッカリ50匹以上釣っていました。・・・mamaさんだけが「天国モード」でないかい。

      
 ヨースケさん、吸い込みに無理矢理ねじ込んだのだが・・・
 思った程数は出なかった。

昼食を食べていると黒松内の友人(Y木田さんご夫妻)がやって来た。
実は、富良野のラベンダー祭りに行ってきたY木田さんご夫妻と、昨夜はヨースケさんと岩見沢で夕食を共にしているのだ。
・・・お話友の会なんぞを悠長にしていると、3時になってしまった。

午後の部はG九郎で・・・
     
 papaさんとアブラビレさんは深トロ狙い。 papaさん順調に掛けています。
 ヨースケさんは瀬で引き釣り。

ここでは、押しが強く水深があるのでアブラビレさんは少々手こずっているようです。
ようやく掛けるもやはりバラシです。何とか3匹釣り、本日の釣果は6匹!・・・目指せツ抜け!
ヨースケさん、ここでもツ抜けまではパタパタと掛けるも、やはりその後は釣り返しが効かずペースダウン。13匹釣って、本日の釣果は28匹で納竿。

  
 ヨースケさんの釣果。

papaさんは腰まで立ち込んで釣っていたから、すっかり体が冷え切ったみたい。「寒くて震えが止らない」って言いながら帰宅の途につきました。(風邪などひかねば良いのだが・・・?)
アブラビレさんは、ヨースケさんの翌日のオトリ分を残し、生かしたままお土産に・・・「んん〜んん〜」と唸り声を発しながら帰路につきました。
ヨースケさんは、黒松内温泉へ・・・日本vs中国のバレーボールを観戦しながら車中泊。



7月19日(火)

今日は、朝から快晴〜!・・・強風のオマケ付き。
連休明けだから「何処のポイントも貸切状態だい!」との思惑は見事に打ち砕かれ、何処に行っても満員御礼状態なのだ。
なして?皆さんはいったいどんな仕事をしてるんだい?正しい日本人は仕事をしている日だべさ。・・・そ〜ゆ〜自分はど〜なのさ?

野鮎のヒラ打ちは全く見えない。・・・不安が過ぎる。
何処を見て歩いても一緒だべ。とりあえず、気配は気にせず上流部から1時間くらいづつ探ってみることに・・・
やはり、一通りさらわれてしまったのか、何処に行っても6〜7匹パタパタっと掛けると打ち止めになってしまう。
昨日より確実に野鮎は少なくなっているのが感じられる。

サルの腰掛に座って昼食を食べていたら、苫小牧からこの朱太川の鮎を食べたくて通っているというT氏が「どうやったら釣れるようになるのですか?」と話しかけてきた。
来年は定年を迎えるので、毎日鮎釣りが出来るようになるから楽しみなのだそうだ。
「野鮎が小さい今の時期は、細糸仕掛けに小鈎を使い、なるべくオトリさんに負担を掛けないすることが大事でうんぬん・・・。」と、上手い振りして講釈をたれたら「私は、泳がせ釣りや引抜きが出来ないので釣り方を見せて下さい」と、お願いされた。

数人入っても余裕があるG九郎に場所を移動し、深トロで上飛ばし泳がせをやって見せた。
パタパタと6匹釣れた。・・・いかったぁ〜!釣れなかったら、それこそ”口派”だもんね。
T氏は下の瀬に竿を出していたのだが「ボッ」のまま諦め、最上流部にヤマメを釣りに行くと言う。
親切なヨースケさんは気の毒だったので、オトリさんを少しだけ残し、釣った鮎をT氏に差し上げた。

さっきまでT氏が竿を出していた瀬にオトリを放すと、あっさり7匹釣れた。
しかし、悪夢がぁ〜・・・!
強風に煽られた仕掛は、対岸の木の枝に天井糸から食べられてしまいグジャグジャになりパァ〜!
気を取り直し、真っサラの仕掛をセットし、一発目!竿を立てて矯めていたら・・・プッシュ〜ン!
ありゃぁ〜、天井糸と付け糸だけが穂先でヒラ〜ヒラ〜なびいてやんの。
強風に煽られ竿を押え付けているだけで疲労がピークに達し、このプッシュ〜ン!で集中力が完全に途切れてしまった。
本日の釣果は4箇所釣って24匹、納竿には少し早いような気がしたが、この辺で勘弁してやろうと曳き舟の中の鮎を放流した。

引いたり、泳がせたりして追い気の少ない野鮎を広範囲に探って掛けるのも構面白いもんだね。
ただ、8割方口掛りというやる気のない鮎には少し物足りなさが残ったが・・・。
・・・あらっ、今日は写真を1枚も撮っていなかった。

帰り道、前を走っている車が非常にトロイ。50km制限のところをシッカリ50kmで走ってるんだもの。
しかし、疲れきっていて追い越しを掛ける気力がない。菓子パンを食べながらボ〜ッと追従していた。
いかったぁ〜!歌棄町の少し先でマル速(ネズミ捕り)をやってたんだわ。
パンをかじったまま、警察官とシッカリ目が合ったもや。
いつもだったら、追い抜いてかっ飛んで行ってるのに気力がなくてセーフ!だった。

写真がなく、文章だけの釣行記ってぇ〜のはつまらんね。すまぬ、すまぬ。次回からは忘れないようにいたします。



2005年07月09日
・・・道南遠征・・・

お〜し、行くどぉ〜!仕事が終わって速攻で出発・・・!
21時、黒松内に到着し、勝手知ったる公園で一夜を明かす。

翌朝(9日)朝靄の中、目覚めのコーヒータイムと洒落込んでいたら、キタキツネの排便を見せつけられた・・・?
菅原自転車屋さんにオトリさんを買い求めに行ったけど、店の扉は固く閉ざされ、誰も起きてくれないのよ・・・6時に伺ったオラが非常識なんだろうなぁ〜?失礼しました。
オトリさんの調達は諦め、papaさんご夫婦との待ち合わせ場所国縫ICに・・・

思いの他早く到着してしまったヨースケさんは、ICのおトイレで朝のお勤めを済まし、papaさんご夫婦を待つこと30分。
予定時間(7時)にご夫婦はやってきた、挨拶も早々にpapaさんはトイレに駆け込む。
それでは、道南厚沢部川に向け出発しましょう・・・平均時速80km!

岩見沢から300km強!やはり、遠い。
厚沢部町内の自動車整備工場でオトリさんを調達・・・なんと、一匹1,000円だよ!ボッタクリもいいところ、絶対悪徳商売だべさ!
下流部から川見をして行くも、河川工事の濁りが入っているためか釣り人の姿は殆ど見当たらない・・・うむ〜、不安が過ぎる。
とりあえず、濁りが気になったけど、ちょっとした絞込みがあり良さそうなポイントを見つけ竿を出してみることに・・・
朱太川と違い、水が温い。道南の河川は北東北並みなのだ・・・これだら、鮎が良く育つんだわ!

            
    橋の上流にpapaさん、下流にヨースケさんが入ったものの・・・

papaさんは瀬の中からオトリに出来そうもないチビ鮎4匹とオトリサイズ1匹
ヨースケさんは瀬肩で立派なウグイを掛けたのみ「ボッ」・・・不安的中!
ここは早々に勘弁してやり、支流の鶉川(うずら)に移動するべと意見が一致。

鶉川は濁りが全くない。底石はビカビカに磨かれここぞと思うポイントにはキッチリ釣り人陣取っている。
何処か入れる場所はありませんかと、川見に奔走している間にお昼を過ぎてしまった・・・まずは、昼食にするべさ。
昼食後も川見に奔走し、既に2時半を過ぎた。

橋の上から見ていると、底石はビカビカに磨かれ盛んに食んでいるのが見えているのに爺っちゃまったら、全く掛かる気配がない。
「何処に行っても空いている所がないので、あの爺っちゃまの下流に入り、諦めて帰ったらオラたちが入りましょう。」ということで、やっと竿出し開始。

  
まずは爺っちゃまの下流へ・・・      mamaさんは黙々と釣ったヤマメの処理中です。

papaさんは瀬尻のトロ場、ヨースケさんは絞込みでそれぞれ竿を出す。
papaさんは順調にに掛けている。ヨースケさんも親子ドンブリをしながらもポツポツ掛ける。
爺っちゃまが諦めた。ヨースケさん、すかさずその平瀬に入らせて貰う・・・何と、入れガカリでないかい!あっという間にツ抜けクリアー!型も良い。
papaさんは上の瀬に移動したもののバレ、ケラレに苦戦しているようだ。
ひと通りさらってしまったら、型が小さくなった。おし、今日はこのへんで勘弁してやるべ。
短時間で大した釣果では無かったが、久々に鮎釣りの感触を楽しめたので満足!

  
アベレージサイズ!             ヨースケさんの釣果(ゴメン、papaさんの釣果を写すのを忘れてしまったね)

ほんじゃ〜、寒いので温泉で体を温めて夕飯を食べましょう・・・
農業活性センター宿泊研修施設「うずら温泉」はアルカリ単純泉なので癖が無く、ヨースケさんには好ましい。

           
        うずら温泉。お風呂の後はレストランで夕飯を・・・

明日も、この川で釣ろうか迷ったが・・・天気予報が芳しくないので黒松内まで戻ることに決定。
雨の中、フロントガラスに当たった虫の油でギラギラして前が良く見えないのだが、帰り道は更にスピードアップ!
北海道での運転は非常に恐ろしいもんだわ。・・・そういえば、「室蘭ナンバーの車はヤバイから近付くな」って会社の人達に言われてたっけ!

翌日になっても、雨は上がらない。冷たい霧雨が降っており異常に寒い。
オトリさんを浸けておいた朱太川の水は手が切れる程冷たい・・・これだら鮎は無理なんだ。(そんな条件でも竿を出している人を一人見掛けた)

蘭越方面は雨が降っていないだろうと推測し尻別川へ・・・
まずは、道の駅「トワ・ウェール・ドゥ」(えらいハイカラな名前なのよ)に立ち寄りモーニングセットで朝食タイム。
建物の裏手には立派なパークゴルフ場まで整備されており、ド田舎の黒松内にはとても似つかわしくない施設なのだ。

  
トワ・ウェール・ドゥ              モーニングセット

尻別川(蘭越)は予想通り雨は降っていない。黒松内に比べるとすごく暖かく感じる・・・しかし、鮎の気配はない。
一瞬、鮎師が5人程川に入ってると思ったが、よーく見ると鮎タイツを履いて長竿を持った本流釣り師だった。

  
昔マスターズ全国大会会場、今は死んだ川。    papaさんは双眼鏡で川見。

中村さんから「良型のヤマメが釣れている」との情報があったが、昨日の鮎の感触が残っている我々には、どうしてもやる気が起きない。(鮎中毒患者の悲しい性だべ?)
やがて、此処にもポツリポツリ雨が落ちてきた。

「では、此処で解散しましょう。」papaさんは黒松内のお友達の所へオトリさんを届けることに、ヨースケさんは札幌の釣具屋で鮎用小物を買いながら、それぞれ帰宅の途に着いた。
・・・お疲れ様でした。
※今回の釣行に要した走行距離は丁度700km、改めて北海道の広大さを実感!



2005年07月03日
・・・年券を買いに行っただけ?・・・

・・・7月2日(土)

papaさんの下見では底石は磨かれていないし、まだ釣りの対象にはならないとの情報だったが・・・
オラは秋田河川絶好調!の報に接し、ウキウキ気分で朱太川を目指した。

鮎が解禁したらばシッカリ早起き、5時に起床し6時に出発!(エライ!)
終点小樽で高速を降り、R5号稲穂峠手前のトイレで朝のお勤めを済ます。
余市までは快晴のお天気だったのだが、岩内を過ぎた辺りからどんよりと雲が厚くなって気温も下がってきた。

      
     10ヶ月振りの朱太川です。

9時、朱太川実橋に到着!
あいや〜、ワイパーの使用を悩む程度の霧雨が降っており、ムチャムチャ寒いべさ。
丸山、ジンクロウ、ダテヤマ等主要ポイントの見釣りをしながら消防署裏に到着。
papaさんの見立てどおり、鮎が釣れる気配など全く無い・・・困った!
上流に来るほど霧雨は強くなり、冷気に包み込まれた典型的なヤマセなのだ。

papaさんから連絡が入った。鮎は期待薄だが3時頃までには到着する旨、それまでの間ヤマメで時間潰ししていることに・・・

雨合羽を着て、papaさんの指示通り学校下のポイントに入る。
ウグイの逆襲に遭いながらも、辛うじてヤマメ(30cm弱)4匹と小型のニジマス1匹、なんと、極めつけはスレで8cmほどのが掛かってしまった!
・・・今期第一匹目の鮎は友釣りではなく、ゼロ釣法で釣ってしまったのだ。

  
ウグイよりパワーがない放流ヤマメ!  小型のニジマス

             
          今期第一匹目の鮎・・・ゼロの鈎にスレガカリ

papaさんにオトリさんの購入をお願いし、最下流実橋下で到着を待つ。
予定通り3時に無事合流し、早速今年初の友釣り開始!です。・・・釣れそうもないけど?

風は強いが少し陽が射し、水温も若干高くなってきた。
深場のカケアガリを上飛ばしでしつこく攻め、辛うじて12〜3cmのやっとオトリなるサイズを6匹!
ガガッガガ〜ン!目印ぶっ飛び!・・・なるわけない。「あれぇ〜、かかったかなぁ〜?」なのだ。
でも1回だけありました。ガガッガガ〜ン、目印ぶっ飛び・・・なぬぅ〜尺ウグイ!バ〜ロ〜!

  
実橋下のポイント!             情けない初釣果(12〜3cm)6匹!


・・・7月3日(日)

今日は朝から快晴なのだ!
釣れそうな予感はするのだが・・・?
papaさんとあちこち下見をしたが、見れば見るほど釣れる気がしない。
10時頃、papaさんは今日は諦め帰ることに・・・的確な判断であった。
ヨースケさんは、帰るのも悔しいので午前中は昼寝を決め込んで、水温が上がる午後からやってみることにして・・・

  
消防署裏でお昼寝(全て鮎師の車なのだ)  天気はいい!さあ〜釣るぞ〜!

昼過ぎ快晴の中、期待を持して張り切ってジンクロウに入ったのだが・・・釣れない。
泳がせ、上飛ばし、引き釣り、ドライタイツでぎりぎりの所までの立ち込みもやった。
釣れない。真面目にやったけど釣れない。
オオ〜ッ、いらっしゃいました。チャラ気味の早瀬で辛うじて1匹!15〜6cmの追星くっきりでデブっとした典型的道産子鮎!。(養殖オトリさんと同等サイズ)
しかし、「ボッ」は免れたものの、後にも先にもこの1匹でTHE END!

・・・帰りは、小樽〜銭函間が事故通行止めで大渋滞。岩見沢まで4時間も掛かった。
「バ〜ロ〜!クソタレ朱太なんかには暫く行くもんか!」と意気消沈していたけど、夕飯を食べ終えた頃にはすっかり復活し、「来週こそは何とか釣ってやる。待ってろよ道産子鮎!」とリベンジに燃えるヨースケさんであった。


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